JP4433301B2 - 習字練習用紙 - Google Patents

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Description

本発明は、毛筆習字や硬筆習字、特に、文字を習い始める幼児や児童、書道の初心者が習字の際に文字手本として使用する習字練習用紙に関する。
習字教室などで毛筆習字や硬筆習字の練習をする際は、半紙と呼ばれる用紙に文字を書くようにしている。習字の基礎は、まず、手本をまねることであると言われている。文字を習い始める幼児や書道の初心者は、手本を下敷きにし、その上に半紙を重ねて透けて見える手本をなぞるようにして書き、それを繰り返すことで、文字の形や筆順、筆使い等を習得する。習字の教師は、書かれた文字を採点、評価し、さらに指導する。これにより、生徒は書くことの楽しみと意欲を覚え、さらに上達するように練習を重ねていく。
初心者が手本を繰り返しなぞり書きするのに便利なように、手本用紙に印刷された文字の上に透明シートを重ね、透けて見える文字手本をなぞるかたちで透明シートに文字を書く練習具が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1には、字画が明示された吸水性の少ない紙または親水性プラスチックシートからなる手本用紙と、手本用紙に重ねて字画を透視して筆書できる透明の親水性プラスチックシートからなる練習用シートを組み合わせた習字練習具が開示されている。この習字練習具を使用すれば、手本の字画を透視しながら筆書できるので、習字の練習が容易となり、基本を正確に習得することができる。また、練習用シートは繰り返し使用することができる。
また、特許文献2には、習字用下敷きに手本を記入した書道習字用下敷きが開示されている。
さらに、特許文献3には、文字手本に重ねて習字練習を行うために、半紙大の透明な合成樹脂シートの一面に、文字手本の文字の配置位置に対応する位置に、円形の枠とその枠の中心を示す十文字状の線を印刷した習字練習用シートが開示されている。
実開昭55−123970号公報 特開平9−237033号公報 特開2002−49300号公報
しかしながら、特許文献1および3に記載の習字練習具では、練習用シートが透明のプラスチックシートであるため、何度でも使用できる反面、練習の成果として保存しておく場合や、指導者が採点するには不便である。
また、特許文献2の書道習字用下敷きは、特定の文字については練習できるが、別の文字には別の下敷きが必要となり、数多くの文字を練習するためには、現実的ではないという問題がある。
そこで本発明は、練習の成果として保存したり、指導者が採点や評価を記入することができ、また毛筆で書いた文字と手本の文字との相違箇所の判別が容易であり、それにより習字の上達を促すことのできる習字練習用紙を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の習字練習用紙は、用紙の表面に、墨をはじく油性インクを用いて、かつ網点により文字手本が印刷されていることを特徴とする。
本発明においては、用紙の表面に印刷されている文字手本の上から筆で文字をなぞると、その運筆の通りに墨で文字が描かれる。
本発明の習字練習用紙において、文字手本は油性インクで、かつ網点で印刷されているので、墨は網点の部分ではじけて網点と網点の間の油性インクが乗っていない生地部分から用紙に付着する。そうすると、用紙の上で、文字手本上に倣っている部分は網点が存在するために用紙に対して墨が付着する密度が小さくなり、見た目上、墨の濃さは薄くなる。一方、網点がない領域である文字手本からはみ出た部分においては、墨がはじかれる要素が無いため、墨は濃く見える。このように、網点で印刷されている文字手本の部分と、それ以外の部分とでは、墨の付き具合が異なり、それが肉眼で見えるため、書いた本人も、指導者も、その書いた文字と文字手本との相違部分を認識および評価でき、学習効果が向上する。
前記文字手本の色は朱色とすることが好ましい。朱色は、習字の採点や指導のために用紙に記入する朱墨の色として古くから用いられており、抵抗感がない。他の色、例えば真っ赤では目にどぎついし、青や緑などの寒色系の色も違和感があるので好ましくない。黒や灰色では、墨の黒色との区別が付きにくい。なお、「朱色」とは、黄味を帯びた赤色のことであり、橙色などの近似色も含む。
本発明によれば、下記の効果を奏する。
(1)文字手本は油性インクで、かつ網点で印刷されているので、用紙の上で、文字手本上に倣っている部分は墨の濃さは薄く、文字手本からはみ出た部分の墨の濃さは濃く見えるため、書いた本人も、指導者も、その書いた文字のいい部分、悪い部分を評価でき、学習効果が向上する。
(2)文字が書かれた習字練習用紙を、練習の成果として保存したり、採点や評価を記入することができる。
(3)文字手本の色を朱色とすることにより、墨の黒色との差異が明確になり、また、他の色と比較して、習字用の用紙として抵抗感がない。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る習字練習用紙の正面図、図2は文字手本の網点を示す拡大図、図3は文字手本の網点を示す拡大断面図である。
これらの図に示すように、本実施の形態に係る習字練習用紙(以下、単に「練習用紙」という)1の表側の面に、印刷用の油性インクを用いて、かつ網点2aにより文字手本2を印刷する。印刷方法としては、オフセット印刷やシルクスクリーン印刷など、通常の印刷方法を用いることができる。練習用紙1の表面には、文字手本2のほか、文字手本2の筆順を示す数字3−1〜3−4,4−1〜4−3、円形の枠5、枠5の中心を示す十文字状の線6、円形の補助枠7、名前を書く位置を示す枠8を印刷する。
これらの印刷の色は、習字の添削の色として抵抗感のない朱色とする。文字手本2以外の印刷部分は、網点でも、ベタでもよい。
文字手本の筆順を示す数字3−1〜3−4,4−1〜4−3は、単なる筆順だけではなく、各字画ごとに筆が入る方向を示す位置に配置されている。これにより、どの方向から筆先を入れるかを知ることができ、癖のない素直な文字を書くことができるようになる。
従来においても、文字手本の筆順を数字で印刷したものはあるが、習字、特に毛筆の場合、どの方向から筆先を入れるかを指導することが、上達する上で重要である。そこで、その筆順を示す数字3−1〜3−4,4−1〜4−3を、筆が入る方向を示す位置に配置することで、癖のない素直な文字を書くことができるようになる。
円形の枠5,十文字状の線6,円形の補助枠7は、文字を書く上で、配置やバランスの指標となるものである。
このような円形の枠5と中心線を示す十文字状の線6,円形の補助枠7により、文字を構成する点や線の配置のバランスや書体、文字の中心等を効率的に習得することが可能である。とくに円形の枠5は、平仮名や片仮名等の基本的な文字を練習する幼児や初心者にとっては、従来下敷きに表示されていた正方形の枠に比べて合理的である。
本実施の形態においては、文字手本2は油性インクで、かつ図2,図3に示されているように、網点2aで印刷されているので、墨は網点2aの部分ではじけて網点2aと網点2aの間の油性インクが乗っていない生地部分2bから練習用紙1に浸透する。そうすると、練習用紙1の上で、文字手本2上に倣っている部分は墨の濃さは薄く、文字手本2からはみ出た部分の墨の濃さは濃く見える。そのため、書いた本人も、指導者も、その書いた文字のいい部分、悪い部分を評価でき、学習効果が向上する。
なお、練習用紙1の種類としては、墨が滲みにくいもの、少し滲むもの、滲みが大きいものがあり、それぞれに異なる書の味わいを出すことがあり、いずれでも使用することができる。この中で、特に幼児の文字練習用としては、図3に示すように、裏面が難滲面1aであるものが、墨が練習用紙1の裏面に滲みにくいので、取り扱いに便利である。難滲面1aは、練習用紙1の製造工程において、フェルト面といわれる側であり、そこに蝋(ワックス)、ロジン等の薬剤を塗布することにより形成することができる。
裏面を難滲面1aとすることにより、墨は裏面からは滲み出にくい。これにより、墨が乾いていない状態で机や床、畳の上に直接練習用紙を置いたり、別の紙の上に置いたりしても、下の面に墨が付着して汚れる可能性が低くなる。
ただし、本発明における練習用紙の材質としては、このような難滲面1aを有するものでなく、通常使用される半紙であれば、利用できることは言うまでもない。
本発明は、毛筆で書いた文字と手本の文字との相違箇所の判別が容易であり、それにより習字の上達を促すことのできる習字練習用紙として利用することができる。
本発明の実施の形態に係る習字練習用紙の正面図である。 文字手本の網点を示す拡大図である。 文字手本の網点を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 習字練習用紙(練習用紙)
1a 難滲面
2 文字手本
2a 網点
2b 生地部分
3−1〜3−4,4−1〜4−3 数字
5 枠
6 十文字状の線
7 補助枠
8 枠

Claims (2)

  1. 用紙の表面に、墨をはじく油性インクを用いて、かつ網点により文字手本が印刷されていることを特徴とする習字練習用紙。
  2. 前記文字手本の色は朱色であることを特徴とする請求項1記載の習字練習用紙。
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