JP4431373B2 - 駆動連結機構及びその駆動連結機構を備えた真空ロボット - Google Patents

駆動連結機構及びその駆動連結機構を備えた真空ロボット Download PDF

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Description

本発明は、固定された位置で回転駆動される駆動回転軸の回転駆動力を移動可能な受動回転軸に伝達する駆動連結機構及びその駆動連結機構を備えた真空ロボットに関するものである。
半導体製造装置等においては、減圧又は真空下で処理を行う複数の工程があり、これらの工程のなかには、真空容器内で基板を搬送することが行われている工程がある。真空容器内で基板を搬送する装置として、例えば特許文献1に開示されている真空ロボットが知られている。
この真空ロボットは、真空容器内に搬送部が収納され、大気側の機台内に駆動部が収納されているものである。この真空ロボットでは、駆動部のモータを駆動させることによって、モータの回転駆動力を真空容器内で2つのプーリとこれらプーリに掛け渡されたベルトとによりアームやハンドに伝達させることが行われている。
特開2002−66976号公報
ところで、真空中で使用するベルトとしては、スチールベルトやディップ付スチールベルトが知られている。しかし、スチールベルトは、プーリの外周に掛け渡されてその摩擦力により駆動されるため、スリップが起こる可能性がある。また、スチールベルトは、安全率を考慮して十分な応力を有するベルトを使用しても、例えば取付精度が悪かったりすると、応力が異常に集中する箇所が生じてベルトが破損したり切断されたりすることがあり得る。また、ディップ付スチールベルトは、ピンピッチと孔ピッチとが正確に形成されていないと、その誤差をピンで修正することになりベルトを傷つけるために、ベルトの破損や切断の原因になることもあり得る。
本発明は、前述した問題を解決するためになされたものであって、その目的は、スリップや切断することがなく動力を伝達することができる駆動連結機構及びその駆動連結機構を備えた真空ロボットを提供することにある。
前記の目的を達成する駆動連結機構は、固定された位置で回転駆動される駆動回転軸の回転駆動力を、該駆動回転軸の軸と平行に延びると共に駆動回転軸に対して直交する面に沿って移動する受動回転軸に伝達する駆動連結機構であって、
前記駆動回転軸に対して直交する方向に延び、一端部が前記駆動回転軸の軸を中心に回転可能に取り付けられている第1アームと、
前記駆動回転軸に対して直交する方向に延び、一端部が前記受動回転軸の軸を中心に回転可能に取り付けられている第2アームと、
前記第1アームの他端部及び前記第2アームの他端部に回転可能に取り付けられている中間軸と、
前記駆動回転軸に対して直交する方向に延び、一端部が前記駆動回転軸の偏心位置に該駆動回転軸と直交する方向に回転可能に軸着されていると共に、他端部が前記中間軸の偏心位置に該中間軸と直交する方向に回転可能に軸着されている2つの第1リンクと、
前記駆動回転軸の軸に対して直交する方向に延び、一端部が前記中間軸の偏心位置に該中間軸と直交する方向に回転可能に軸着されていると共に、他端部が前記受動回転軸の偏心位置に該受動回転軸と直交する方向に回転可能に軸着されている2つの第2リンクとを備え、
前記第1リンクの各両端部の間には、前記駆動回転軸の軸及び前記中間軸の軸を中心として回転する前記第1クランク及び前記第2クランクがそれぞれ配置されており、
前記第2リンクの各両端部の間には、前記中間軸の軸及び前記受動回転軸の軸を中心として回転する前記第3クランク及び前記第4クランクがそれぞれ配置されており、さらに、
前記第1アームが取り付けられた前記駆動回転軸の上部には、該駆動回転軸に取り付けられている第1回転部材と、該第1回転部材の偏心位置の第1偏心軸にはその一端部が回転可能に軸着する前記第1リンクの一方と、該第1リンクの一方に軸着した前記第1偏心軸の前記第1回転部材の反対側に回転可能に軸着する第1クランクと、該第1クランクの前記第1偏心軸と位相がずれた偏心位置の第2偏心軸にその一端部が回転可能に軸着する前記第1リンクの他方と、がその順で取り付けられており、
前記中間軸は、前記第1アームと互いに回転自在に支持された第1中間軸及び前記第2アームと互いに回転自在に支持された第2中間軸を有し、当該第1中間軸の上部には、該第1中間軸に取り付けられている第2回転部材と、該第2回転部材の偏心位置の第3偏心軸にその一端部が回転可能に軸着する前記第1リンクの一方と、該第1リンクの一方に軸着した前記第3偏心軸の前記第2回転部材の反対側に回転可能に軸着する第2クランクと、該第2クランクの前記第3偏心軸と位相がずれた偏心位置の第4偏心軸にその一端部が回転可能に軸着する前記第1リンクの他方と、該第4偏心軸の上部に回転可能に軸着する第3回転部材と、がその順で取り付けられており、かつ、当該第3回転部材上に取り付けられた前記第2中間軸の上部には、該第2中間軸に取り付けられている第4回転部材と、該第4回転部材の偏心位置の第5偏心軸にその一端部が回転可能に軸着する第2リンクの一方と、該第2リンクの一方に軸着した前記第5偏心軸の前記第4回転部材の反対側に回転可能に軸着する第3クランクと、該第3クランクの前記第5偏心軸と位相がずれた偏心位置の第6偏心軸にその一端部が回転可能に軸着する前記第2リンクの他方と、がその順で取り付けられており、
前記受動回転軸は、前記第2アームと互いに回転自在に支持されており、当該受動回転軸の上部には、該第受動回転軸に取り付けられている第6回転部材と、該第6回転部材の偏心位置の第7偏心軸にその一端部が回転可能に軸着する前記第2リンクの一方と、該第2リンクの一方に軸着した前記第7偏心軸の前記第6回転部材の反対側に回転可能に軸着する第4クランクと、該第4クランクの前記第7偏心軸と位相がずれた偏心位置の第8偏心軸にその一端部が回転可能に軸着する前記第2リンクの他方と、該第8偏心軸の上部に回転可能に軸着する第7回転部材と、がその順で取り付けられており、さらに、
固定された位置で前記駆動回転軸が回転したとき、前記第1リンク及び前記第2リンクを介して、当該駆動回転軸の軸と平行に延びると共に駆動回転軸に対して直交する面に沿って移動する前記受動回転軸が回転駆動することを特徴とする。
この発明によれば、駆動回転軸が回転されると、駆動回転軸の偏心位置に回転可能に取り付けられた第1リンクを介して中間軸が回転される。中間軸の偏心位置に回転可能に取り付けられた第2リンクを介して受動回転軸が回転されて駆動回転軸の回転駆動力が受動回転軸に伝達される。また、受動回転軸が移動すると、第1アーム及び第2アームがそれに伴って回転して中間軸が移動するが、中間軸は常に第1アーム及び第2アームに回転可能に支持されているため、受動回転軸が移動しても駆動回転軸の回転駆動力を受動回転軸に伝達することができる。従って、本発明の駆動連結機構は、ベルトを用いることがないので、切断やスリップなどなく回転駆動力の伝達を行え、信頼性が高いものである。また、バックラッシュなどなく、駆動伝達精度も高いものである。
本発明の駆動連結機構において、前記2つの第1リンクは、平行に配置されていると共に、前記クランクに30〜150°(330〜210°)の位相差で取り付けられ、前記2つの第2リンクは、平行に配置されていると共に、前記各クランクに30〜150°(330〜210°)の位相差で取り付けられていること、前記2つの第1リンクは、平行に配置されていると共に、前記各クランクに90°の位相差で取り付けられ、前記2つの第2リンクは、平行に配置されていると共に、前記各クランクに90°の位相差を隔てると共に前記第1リンクより180°の位相差で取り付けられていること、が好ましい。
この発明によれば、リンクがクランクに30〜150°(330〜210°)特に90°270°)の位相差で取り付けられているため、駆動回転軸の回転力を中間軸に、及び中間軸の回転力を受動回転軸に少ない駆動力で伝達することができ、効率がよい。
本発明の駆動連結機構において、前記クランクには、当該クランクの重心を回転する軸上に位置させるバランスウェイトが設けられていること、が好ましい。この発明によれば、バランスウェイトによりクランクの重心が回転する軸上に位置されるので、回転するときの振動の発生を抑制することができる。
本発明の駆動連結機構において、前記駆動回転軸が、前記受動回転軸が直線上を移動するとき、当該受動回転軸が移動する直線の近傍又はその直線上に配設されていること、前記中間軸が、前記第1アームの他端部及び前記第2アームの他端部にそれぞれ正面組合せ形アンギュラベアリングを介して回転可能に支持されていること、及び、前記第1アームの両端部の回転する軸間の長さと、前記第2アームの両端部の回転する軸間の長さとが異なること、が好ましい。
この発明によれば、受動回転軸が直線上を移動するときに、第1アームと第2アームとがクロスすると、第1アームと第2アームとの移動がスムーズに行われる。また、正面組合せ形アンギュラベアリングで第1アーム及び第2アームを支持することにより、第1アームと第2アームとが重なったときの精度誤差を吸収することができ、第1アームと第2アームとの移動がよりスムーズに行われる。また、第1アームの両端部の回転する軸間の長さと第2アームの両端部の回転する軸間の長さとが異なることにより、第1アームと第2アームとが重なったときに第1アームと第2アームとの移動がより一層スムーズに行われる。
また、本発明の真空ロボットは、前記の駆動連結機構を備えたことを特徴とする。この発明の真空ロボットは、前記の本発明の駆動連結機構を備えたので、信頼性が高く、かつ、駆動伝達精度も高いものである。
以上説明したように、本発明の駆動連結機構によれば、駆動回転軸が回転されると、第1リンク及び第2リンクを介して受動回転軸が回転されて駆動回転軸の回転駆動力が受動回転軸に伝達され、かつ、受動回転軸が移動しても第1アーム及び第2アームによって駆動回転軸の回転駆動力を受動回転軸に伝達することができるので、切断やスリップなどなく回転駆動力の伝達を行え、信頼性が高い。また、バックラッシュなどなく、駆動伝達精度も高い。また、本発明のロボットは、前記の本発明の駆動連結機構を備えたので、信頼性が高く、かつ、駆動伝達精度も高いものである。
以下、本発明の駆動連結機構及びその駆動連結機構を備える真空ロボットを添付図面に基づいて詳述する。
(真空ロボット)
図1、図2及び図4は本発明の真空ロボットの一例が示されている図である。図3は本発明の真空ロボットの搬送部本体の一例を示す図である。本発明の真空ロボットは、図1乃至図4に示すように、真空容器2(図8参照)内に配置される搬送部3と、真空容器2外に配置される駆動部4とから構成されている。搬送部3は、搬送部本体11と、基板等を積載するフォーク部12と、搬送部本体11を直線往復移動可能に支持するガイド部13とから構成されている。
搬送部本体11は、真空容器2内に立設されている。搬送部本体11は、重力方向に延びると共に、水平断面略矩形状に形成されている。搬送部本体11内には、図3に示すように、その高さ方向(重力方向)に延びるボールネジ15が設けられている。
ボールネジ15の上部が上部軸受16に回転可能に軸着されていると共に、下部が下部軸受17に回転可能に軸着されており、ボールネジ15が回転可能に支持されている。上部軸受16及び下部軸受17は、ボールネジの軸受として一般に知られているものであれば特に限定されず、例えばボールベアリング等が挙げられる。
ボールネジ15の上部軸受16及び下部軸受17の間には、移動部18が軸着されており、この移動部18はボールネジ15が回転駆動されるとボールネジ15に沿って上下に移動するようになっている。移動部18にはフォーク部12が取り付けられている。
フォーク部12は、図1、図2及び図4に示すように、移動部18に取り付けられる取付体20と、その取付体20に取り付けられるフォーク21とからなる。取付体20は、水平方向に延びる細長の矩形箱状に形成されている。この取付体20の上下には、水平方向に延びると共に所定の間隔で複数例えば上下6個合計12個のフォーク21が取り付けられている。
搬送部本体11の底部は、搬送部本体11を直線往復移動可能に支持するガイド部13が設けられている。真空容器2の底部には、移動モータ23が配設されており、この移動モータ23の駆動により、搬送部本体11がガイド部13に案内されて移動するようになっている。ガイド部13は、真空容器2の底部にフランジ24を介して固定されている。ガイド部13のほぼ中央部の近傍の真空容器2の底部には、駆動部4が設けられている。
駆動部4は、図8に示すように、駆動回転軸31を回転駆動させる駆動モータ(図示せず)を備えている。この駆動モータは、正逆回転可能なモータであり、真空容器2の底部の外側に配設されている。駆動モータの駆動により回転駆動される駆動回転軸31は、真空容器2の底部を貫通して真空容器2内で垂直方向に延びている。具体的には例えば、真空容器2の底部に例えば円筒状の貫通孔33が設けられ、この貫通孔33には、真空容器2の高さ方向に延びる壁部34が取り付けられている。
壁部34は、例えば、外径が貫通孔33の径より小さな寸法の円筒状に形成されている。壁部34の下部には駆動ボックス35がボルト36等の締結部材により着脱自在に取り付けられており、この駆動ボックス35には、駆動モータ等が収納されている。
壁部34の下方の外周が真空容器2の底部に密閉状態で取り付けられている。この壁部34と真空容器2の底部との密閉構造は、特に限定されないが、例えば、ベローズ41とOリング42、43、44を用いて行われている。具体的には例えば、貫通孔33を形成する真空容器2の底部の内側には、固定体45がボルト46等の締結部材により取り付けられている。固定体45は、外径が貫通孔33の径より大きな径で、内径が貫通孔33の径より小さな径のリング状に形成されており、貫通孔33と略同軸上に取り付けられている。この固定体45と真空容器2の底部との間には第1のOリング42が設けられてその間がシールされている。
真空容器2の外側の固定体45には、第1取付体47がボルト48等の締結部材により取り付けられている。第1取付体47は、外径が貫通孔33の径より小さいと共に固定体45の内径より大きな径で、内径が固定体45の径より小さな径のリング状に形成されており、この第1取付体47と固定体45との間には第2のOリング43が設けられてその間がシールされている。第1取付体47には、ベローズ41の一端部が取り付けられている。
真空容器2内に位置される壁部34の外周には、その径方向外方に延出するフランジ部49が設けられ、このフランジ部49の下面には、ボルト51等の締結部材により第2取付体50が取り付けられている。第2取付体50は、外径が固定体45の内径より若干小さな径のリング状に形成されており、この第2取付体50とフランジ部49との間には第3のOリング44が設けられてその間がシールされている。この第2取付体50には、ベローズ41の他端部が取り付けられており、第2取付体50と第1取付体47との間がシールされている。このベローズ41と前記3つのOリング42、43、44によって、壁部34と真空容器2の底部との間がシールされている。壁部34のフランジ部49は、そのフランジ部49の上面が取付板55の下面に当接した状態でボルト52等の締結部材により取付板55に取り付けられており、この取付板55は、例えばガイド部13のフランジ24に固定されている。
壁部34の内部には、駆動モータにより回転駆動される駆動回転軸31が略同軸上に設けられている。駆動回転軸31(壁部34)は、ボールネジ15が直線移動するほぼ中間部であってその直線に対してほぼ直交する線上に配置されており、壁部34内に設けられた軸受56により回転可能に支持されている。
壁部34の上部は、取付板55より真空容器2内に延び、この壁部34の内部には、壁部34と駆動回転軸31との間をシールするシール部材57が設けられている。シール部材57としては、シールすることができれば特に限定されず、例えば磁気シール等が用いられる。これにより、駆動ボックス35内と真空容器2内とがシールされている。駆動回転軸31の上部は、外径が大きな段状のストッパ部31aが形成されている。この駆動回転軸31の回転駆動力が駆動連結機構60を介してボールネジ15に連結されている受動回転軸61に伝達される。ボールネジ15の下部には、図10に示すように、カップリング58、59を介して同軸上に受動回転軸61が連結されている。
(駆動連結機構)
図5乃至図7は本発明の駆動連結機構の一例が示されている図である。本発明の駆動連結機構60は、図5乃至図7に示すように、固定された位置で回転駆動される駆動回転軸31の回転駆動力を、駆動回転軸31の軸と略平行に延びると共に駆動回転軸31に対して略直交する面例えば直線上に移動する受動回転軸61に伝達するものである。
本発明の駆動連結機構60は、一端部が駆動回転軸31の軸を中心に回転可能に取り付けられている第1アーム62と、一端部が受動回転軸61の軸を中心に回転可能に取り付けられている第2アーム63と、第1アーム62の他端部及び第2アーム63の他端部に回転可能に取り付けられている中間軸64と、一端部が駆動回転軸31の偏心位置に該駆動回転軸31と略直交する方向に回転可能に軸着されていると共に、他端部が中間軸64の偏心位置に中間軸64と略直交する方向に回転可能に軸着されている2以上の第1リンク65と、一端部が中間軸64の偏心位置に該中間軸64と略直交する方向に回転可能に軸着されていると共に、他端部が受動回転軸61の偏心位置に受動回転軸61と略直交する方向に回転可能に軸着されている2以上の第2リンク66とを備えたものである。
第1アーム62は、駆動回転軸31に対して略直交する方向に延びており、第1アーム62の一端部が駆動回転軸31の軸を中心として駆動回転軸31に対して略直交する面に沿って回転可能に取り付けられている(軸着されている)。第1アーム62は、駆動回転軸31の軸に対してほぼ直交する面に沿って回転するならば、その一端部の回転支持構造は特に限定されず、駆動回転軸31に直接回転可能に取り付けてもよいが、図8に示すように、壁部34に回転可能に取り付けてもよい。
具体的には例えば、第1アーム62の一端部には、図8及び図11に示すように、壁部34の外径とほぼ同じか若干大きな寸法の内径の貫通孔62aが設けられており、この貫通孔62aに壁部34が挿入されている。これらの互いに対向する壁部34の外周及び貫通孔62aには、第1アーム62を回転自在に支持するための軸受70を収容する凹状の軸受収容部37、62bがそれぞれ設けられている。これらの軸受収容部37、62bを形成する側部(取付板と反対側の側部)38、62cは、ボルト39、71等の締結部材により壁部34の上部又は第1アーム62の側端部に着脱可能に取り付けられており、第1アーム62を壁部34に取り付けた(貫通孔62aに壁部34が挿入された)状態で軸受70を軸受収容部37、62bに装着することができるようになっている。この軸受70としては、第1アーム62を回転可能に支持できれば特に限定されないが、第1アーム62を壁部34で支持する場合には、クロスローラベアリング等が好ましく、第1アーム62を駆動回転軸31で支持する場合には、正面組合せ形アンギュラベアリング等が好ましい。
第2アーム63は、駆動回転軸31に対して略直交する方向に延びており、第2アーム63の一端部が、図10及び図12に示すように、受動回転軸61の軸を中心として受動回転軸61に対して略直交する面に沿って回転可能に取り付けられている(軸着されている)。第2アーム63は、受動回転軸61の軸に対してほぼ直交する面に沿って回転するならば、その一端部の回転支持構造は特に限定されず、搬送部本体11に回転可能に取り付けてもよいし、図示するように、受動回転軸61(下部受動回転軸61a)に直接回転可能に取り付けてもよい。
具体的には例えば、受動回転軸61(下部受動回転軸61a)の下部近傍には、外径が大きな段状のストッパ部61bが形成されている。第2アーム63の一端部には、受動回転軸61のストッパ部61bの径とほぼ同じか若干大きな寸法の内径の貫通孔63aが設けられており、この貫通孔63aに受動回転軸61が設けられている。この貫通孔63aには、凹状の軸受収容部63bが設けられており、この軸受収容部63bに収容された軸受72が第2アーム63を回転自在に支持すると共に、第2アーム63の受動回転軸61からの抜出を防止するようになっている。軸受収容部63bを形成する側部(ボールネジ側の側部)63cは、第2アーム63の側端部にネジ73等の締結部材により着脱可能に取り付けられており、第2アーム63が受動回転軸61に取り付けられた(貫通孔63aに受動回転軸61が挿入された)状態で軸受72が軸受収容部63bに装着できるようになっている。この軸受72としては、第2アーム63を回転可能に支持できれば特に限定されないが、第2アーム63を受動回転軸61で支持する場合には、正面組合せ形アンギュラベアリング等が好ましく、第2アーム63を搬送部本体11で支持する場合には、クロスローラベアリング等が好ましい。
第1アーム62の他端部及び第2アーム63の他端部には、図7及び図9に示すように、中間軸64が回転可能に取り付けられている。中間軸64は、駆動回転軸31の軸と略平行に延びるように第1アーム62の他端部及び第2アーム63の他端部に互いに回転可能に支持されている。具体的には例えば、中間軸64(第1中間軸64a)の下部近傍には、外径が大きな段状のストッパ部64bが形成されている。第1アーム62の他端部には、中間軸64のストッパ部64bの径とほぼ同じか若干大きな寸法の内径の貫通孔62dが設けられており、この貫通孔62dに中間軸64(第1中間軸64a)が挿入されている。この貫通孔62dには、凹状の軸受収容部62eが設けられており、この軸受収容部62eに収容された軸受74が第1アーム62を回転自在に支持すると共に、第1アーム62の中間軸64(第1中間軸64a)からの抜出を防止するようになっている。軸受収容部62eを形成する上方の側部62fは、第1アーム62の側端部にネジ75等の締結部材により着脱可能に取り付けられており、第1アーム62が中間軸64に取り付けられた(貫通孔62dに中間軸64が挿入された)状態で軸受74が軸受収容部62eに装着できるようになっている。この軸受74としては、第1アーム62を回転可能に支持できれば特に限定されないが、正面組合せ形アンギュラベアリング等が好ましい。
また、中間軸64(第2中間軸64c)の中央部よりやや上方には、外径が大きな段状のストッパ部64dが形成されている。第2アーム63の他端部には、中間軸64のストッパ部64dの径とほぼ同じか若干大きな寸法の内径の貫通孔63dが設けられており、この貫通孔63dに中間軸64が挿入されている。この貫通孔63dには、凹状の軸受収容部63eが設けられており、この軸受収容部63eに収容された軸受76が第2アーム63を回転自在に支持すると共に、第2アーム63の中間軸64からの抜出を防止するようになっている。軸受収容部63eを形成する上方の側部64fは、第2アーム63の側端部にネジ77等の締結部材により着脱可能に取り付けられており、第2アーム63が中間軸64に取り付けられた(貫通孔63dに中間軸64が挿入された)状態で軸受76が軸受収容部63eに装着できるようになっている。この軸受76としては、第2アーム63を回転可能に支持できれば特に限定されないが、正面組合せ形アンギュラベアリング等が好ましい。これにより、第1アーム62と第2アーム63とがほぼ中間軸64の軸を軸心としてそれぞれ個別に回転するようになっており、受動回転軸61が直線移動しても第1アーム62及び第2アーム63がそれぞれの両端部で回転して常に駆動回転軸31と受動回転軸61とが第1アーム62及び第2アーム63を介して連結されている。
第1アーム62の長さ(第1アーム62の両端部の回転する軸間の長さ)及び第2アーム63の長さ(第2アーム63の両端部の回転する軸間の長さ)は、特に限定されないが、受動回転軸61が直線移動する最大の長さの1/4以上の寸法に形成されている。第1アーム62の長さ及び第2アーム63の長さは、駆動回転軸31の位置に応じて任意に決められる。駆動回転軸31の配置位置は、受動回転軸61が直線上を移動するとき、第1アーム62と第2アーム63とがクロスするような位置であることが好ましく、例えば、図18及び図19に示すように、受動回転軸61が移動する直線の近傍又はその直線上に配設されていることが好ましい。これは、受動回転軸61が直線上を移動するときに、第1アーム62と第2アーム63とがクロスすると、第1アーム62と第2アーム63との移動がスムーズに行われる理由からである。なお、図20に示すように、受動回転軸61が移動しても2つのアームが重ならないように駆動回転軸31が配置されていてもよい。
また、第1アーム62の長さ及び第2アーム63の長さは同じでもよいが、異なる方が好ましい。これは、2つのアームの長さが同じである場合には、第1アーム62と第2アーム63とが重なったときの精度誤差を吸収することが難しいが、このとき、正面組合せ形アンギュラベアリングで第1アーム62及び第2アーム63を支持することにより、第1アーム62と第2アーム63とが重なったときの精度誤差を吸収することができ、第1アーム62と第2アーム63との移動がよりスムーズに行われる。また、第1アーム62の両端部の回転する軸間の長さと第2アーム63の両端部の回転する軸間の長さとが異なることにより、第1アーム62と第2アーム63とが重なったときに第1アーム62と第2アーム63との移動がより一層スムーズに行われる。
第1リンク65は、駆動回転軸31の回転駆動力を中間軸64に伝達するものであり、一端部が駆動回転軸31の偏心位置に軸着されていると共に、他端部が中間軸64の偏心位置に軸着されている。第1リンク65の数は、特に限定されないが、2以上、例えば図5乃至図9に示す態様においては2である。2つのリンク(第1aリンク65a及び第1bリンク65b)は同一のものが用いられている。第1リンク65(第1aリンク65a及び第1bリンク65b)は、駆動回転軸31に対して略直交する方向に延びており、第1リンク65(第1aリンク65a及び第1bリンク65b)の一端部が駆動回転軸31に対して略直交する面に沿って回転可能に駆動回転軸31の偏心位置に取り付けられている(軸着されている)。
具体的には例えば、駆動回転軸31の上部に、第1回転部材81、第1リンクの一方のリンク(第1aリンク65a)(第1偏心軸84)、第1クランク82及び第1リンクの残りのリンク(第1bリンク65b)(第2偏心軸87)が順次取り付けられている。
第1回転部材81は、図16に示すように、細長の板状に形成されており、その一方の面の長手方向の略中央部には、図8及び図16に示すように、駆動回転軸31の上部が嵌合される軸嵌合凹部81aが設けられている。すなわち、駆動回転軸31の上部は、壁部34から突出しており、この突出した駆動回転軸31の上部に第1回転部材81が取り付けられている。
軸嵌合凹部81a内には、その周方向に所定の間隔で8つの貫通孔が設けられている。これらの貫通孔のうち第1回転部材の中央線(長手方向に延びる中央線)上の2つの貫通孔は、第1回転部材を駆動回転軸31に取り付けるときの位置きめ孔81bである。残りの6つの貫通孔は、ボルト83等の締結部材により第1回転部材を駆動回転軸31に取り付けるためのネジ溝が設けられた装着孔81cであり、これらの装着孔81cには、ボルト83等の頭部が収容されるように段状に拡径された拡径部81dが設けられている。
第1回転部材81の一方の端部側には、軸嵌合凹部81a内の8つの貫通孔と略同じように配置された8つの貫通孔が設けられている。これらの貫通孔のうち第1回転部材81の中央線(長手方向に延びる中央線)上の2つの貫通孔は、第1偏心軸84を取り付けるときの位置きめ孔81eである。残りの6つの貫通孔は、ボルト86等の締結部材により第1偏心軸84を取り付けるためのネジ溝が設けられた装着孔81fであり、これらの装着孔81fには、ボルト等の頭部が収容されるように段状に拡径された拡径部81gが設けられている。この第1回転部材81の一方の端部側に第1偏心軸84が取り付けられている。
第1偏心軸84には、第1aリンク65aの一端部が回転可能に取り付けられている。すなわち、第1aリンク65aの一端部には、図8及び図13に示すように、貫通孔65aaが設けられており、この貫通孔65aaに第1偏心軸84が挿入された状態で第1aリンク65aの一端部が第1偏心軸84に取り付けられている(軸着されている)。この第1aリンク65aの貫通孔65aaと第1偏心軸84との間には、第1aリンク65aを回転可能に支持する軸受85が設けられており、この軸受85としては第1aリンク65aを回転可能に支持するものであれば特に限定されない。これにより、第1aリンク65aの一端部が駆動回転軸31の偏心位置に取り付けられていることになる。なお、図8において、第1偏心軸84及び第1aリンク65a等は通常図示されない位置にあるが、対応関係を分かり易くするために図面上に記載してある。
第1偏心軸84の第1回転部材81と反対側には、第1クランク82が取り付けられている。第1クランク82は、図14に示すように、四つの角部がRに形成された略正方形の板状に形成されており、中央部には中心を軸とする円形状の孔82aが設けられている。第1クランク82の四隅の1つには、第1回転部材81(の一方の端部側)の8つの貫通孔と略同じように配置された8つの貫通孔が設けられている。これらの貫通孔のうち2つの貫通孔は、第1偏心軸84を取り付けるときの位置きめ孔82bであり、第1クランク82を第1偏心軸84に取り付けたとき、第1クランク82の中心が駆動回転軸31の軸上に位置されるようにするためのものである。残りの6つの貫通孔は、ボルト86等の締結部材により第1偏心軸84に取り付けるための孔82cであり、これらの孔82cには、ボルト86等の頭部が収容されるように段状に拡径された拡径部82dが設けられている。
第1偏心軸84が取り付けられた箇所に隣接する一方の第1クランク82の隅には、第1偏心軸84が取り付けられた面と反対側の面に第2偏心軸87を取り付けるための8つの貫通孔が設けられている。これらの貫通孔のうち2つの貫通孔は、第2偏心軸87を取り付けるときの位置きめ孔82eである。残りの6つの貫通孔は、ボルト88等の締結部材により第2偏心軸87に取り付けるための孔82fであり、これらの孔82fには、ボルト88等の頭部が収容されるように段状に拡径された拡径部82gが設けられている。すなわち、駆動回転軸31の上部に取り付けられた第1回転部材81、第1偏心軸84、第1クランク82及び第2偏心軸87が、駆動回転軸31と共に一体的に回転駆動されるようになっている。
また、第1クランク82には、当該クランク82の重心を駆動回転軸31上に位置させるバランスウェイト82hが設けられていることが好ましい。バランスウェイト82hは、第1クランク82の重心を駆動回転軸31上に位置させることができれば特に限定されず、第1クランク82に一体的に設けてもよいし、個別に設けてもよい。
第2偏心軸87には、図8に示すように、第1bリンク65bの一端部が回転可能に取り付けられている(軸着されている)。すなわち、第1bリンク65bの一端部には、貫通孔65baが設けられており、この貫通孔65baに第2偏心軸87が挿入された状態で第1bリンク65bの一端部が第2偏心軸87に取り付けられている。この第1aリンク65aの貫通孔65baと第1偏心軸87との間には、第1bリンク65bを回転可能に支持する軸受89が設けられており、この軸受89としては第1bリンク65bを回転可能に支持するものであれば特に限定されない。これにより、第1bリンク65bの一端部が駆動回転軸31の偏心位置であって第1aリンク65aと略90°(略270°)位相がずれた位置に取り付けられている。2つの第1リンク65a、65bは、第1クランク82への取付位置に関しては特に限定されないが、好ましくは、略30〜150°(略330〜210°)の位相差で取り付けられていることがよく、特に好ましくは略90°(略270°)の位相差で取り付けられていることが好ましい。
なお、図示例の態様においては、第1リンクとして2つのリンクを用いたが、3つ以上のリンクを用いてもよく、この場合、第1aリンクの上にクランクを介して第1bリンクを取り付けた場合と略同様に3つ目以上のリンクを取り付けることができる。また、3つ以上のリンクを用いる場合には、これらのリンクは、位相差が等間隔になるように取り付けることが好ましい。例えば、3つのリンクを用いる場合には、120°の位相差で取り付けることが好ましい。
第1aリンク65aの他端部及び第1bリンク65bの他端部は、図7及び図9に示すように、第1アーム62と第2アーム63との間の中間軸64の偏心位置に取り付けられている。第1aリンク65aの他端部及び第1bリンク65bの他端部の中間軸64への取付は、駆動回転軸31への取付と略同様に行われている。すなわち、第1アーム62と互いに回転自在に支持されている第1中間軸64aの上部に、第2回転部材90、第1aリンク65a(第3偏心軸91)、第2クランク92、第1bリンク65b(第4偏心軸93)及び第3回転部材94が順次取り付けられており、この第3回転部材が第2アーム63と互いに回転自在に支持されている第2中間軸64cの下部に取り付けられている。すなわち、第2回転部材90、第3偏心軸91、第2クランク92、第4偏心軸93及び第3回転部材94が中間軸64の一部を構成していることになる。
第2回転部材90は、前記の第1回転部材81と同一のものが用いられる。この第2回転部材90の軸嵌合凹部90a内に第1中間軸64aの上部が嵌合されてボルト96等の締結部材により第2回転部材90が第1中間軸64aに取り付けられている。第2回転部材90の一方の端部側には、ボルト等の締結部材により第3偏心軸91が取り付けられている。この第3偏心軸91には、第1aリンク65aの他端部が軸受97を介して回転可能に軸着されており、第1aリンク65aの他端部が中間軸64aの偏心位置に取り付けられている。
第3偏心軸91の第2回転部材90との反対側には、中心が中間軸64の軸上になるように第2クランク92が取り付けられている。第2クランク92は、第1クランク82と同一のものが用いられる。第2クランク92には、第3偏心軸91と略90°(略270°)の位相差で第4偏心軸93が取り付けられており、第4偏心軸93には、第1aリンク65aと略平行に配置されるように第1bリンク65bの他端部が軸受98を介して回転可能に取り付けられている(軸着されている)。
第4偏心軸93の上部には、第3回転部材94が取り付けられている。第3回転部材94は、第1回転部材81と形状はほぼ同じに形成されているが、異なる点は、8つの貫通孔のうちの第3回転部材94の長手方向に延びる2つの側部の近傍の2つの貫通孔が位置きめ孔94a、94bとして形成されている点である。この第3回転部材94の一方の端部側に第3偏心軸93の上部がボルト99等の締結部材により取り付けられており、第2回転部材90と第3回転部材94とは互いに略直交するように取り付けられている。第3偏心軸93が取り付けられた面とは反対側の第3回転部材94の中央部には、第2回転軸64cの下部がボルト100等の締結部材により取り付けられている。こうして、中間軸64の間(第1中間軸64aと第2中間軸64cとの間)には、第2回転部材90、第3偏心軸91、第2クランク92、第4偏心軸93及び第3回転部材94が設けられており、駆動回転軸31が回転駆動されると、第1aリンク65a及び第1bリンク65bによって中間軸64が回転駆動されるように構成されている。
第2リンク66は、図5乃至図7、図9に示すように、中間軸64の回転駆動力を受動回転軸61に伝達するものであり、一端部が中間軸64の偏心位置に軸着されていると共に、他端部が受動回転軸61の偏心位置に軸着されている。第2リンク66の数は、特に限定されないが、第1リンク65の数と同じであることが好ましく、例えば2等である。
第2リンク66の中間軸64及び受動回転軸61への取付構造は、第1リンク65の取付構造と略同じように構成されている。すなわち、第2リンク66は、第2aリンク66aと第2bリンク66bの2つから構成されており、第2aリンク66a及び第2bリンク66bは、同一のものが用いられている。第2aリンク66a及び第2bリンク66bは、第1リンク65とその長手方向の長さが異なるだけでその他の形状は同じに形成されている。また、第2中間軸64cの上部には、第4回転部材101、第5偏心軸102(第2aリンク66a)、第3クランク103及び第6偏心軸104(第2bリンク66b)が順次取り付けられており、これら第4回転部材101、第5偏心軸102、第3クランク103及び第6偏心軸104が中間軸64の一部を構成していることになる。これら第4回転部材101、第5偏心軸102、第3クランク103及び第6偏心軸104は、それぞれ第1回転部材81、第1偏心軸84、第1クランク82及び第2偏心軸87と同じものが用いられている。なお、図9において、第3偏心軸91、第1aリンク65a、第5偏心軸102及び第2aリンク66a等は通常図示されない位置にあるが、対応関係を分かり易くするために図面上に記載してある。
第4回転部材101の軸嵌合凹部101a内に第2中間軸64cの上部が嵌合されてボルト106等の締結部材により第4回転部材101が第2中間軸64cに取り付けられている。このとき、第4回転部材101は、第2回転部材91とは第2aリンク66aの取付位置が中間軸64の軸を中心に対向した位置(略180°ずれた位置)になるように第2中間軸64cに取り付けられている。この第4回転部材101の一方の端部側には、ボルト等の締結部材により第5偏心軸102が取り付けられている。この第5偏心軸102には、第2aリンク66aの一端部が軸受107を介して回転可能に軸着されており、第2aリンク66aの一端部が中間軸64の偏心位置に取り付けられている。
第5偏心軸102の第4回転部材101と反対側には、中心が中間軸64の軸上になるように第3クランク103が取り付けられている。第3クランク103は、第5偏心軸102と略90°(略270°)の位相差で第6偏心軸104が取り付けられており、中間軸64と共に第4回転部材101、第5偏心軸102、第3クランク103及び第6偏心軸104が回転するようになっている。第6偏心軸104には、第2bリンク66bの一端部が軸受108を介して回転可能に軸着されており、2つの第2リンク66a、66bは、第1リンク65a、65bより略180°の位相差で、つまり、4つのリンク66a、66b、65a、65bは、略90°の位相差で配置されている。
第2aリンク66aの他端部及び第2bリンク66bの他端部は、図5乃至図7、図10に示すように、それぞれ受動回転軸61の偏心位置に取り付けられている。第2aリンク66aの他端部及び第2bリンク66bの他端部の受動回転軸61への取付は、第1aリンク65aの他端部及び第1bリンク65bの他端部の中間軸64への取付と略同様に行われている。すなわち、第2アーム63と互いに回転自在に支持されている下部受動回転軸61aの上部には、第6回転部材111、第7偏心軸112(第2aリンク66a)、第4クランク113、第8偏心軸114(第2bリンク66b)及び第7回転部材115が順次取り付けられている。これら第6回転部材111、第7偏心軸112、第4クランク113、第8偏心軸114及び第7回転部材115が受動回転軸61の一部を構成していることになる。これら第6回転部材111、第7偏心軸112、第4クランク113及び第8偏心軸114は、第2回転部材90、第3偏心軸91、第2クランク92及び第4偏心軸93と同じものが用いられており、第7回転部材115は、形状だけが異なるだけで機能は第3回転部材94と略同じものが用いられている。なお、図10において、第7偏心軸112及び第2aリンク66a等は通常図示されない位置にあるが、対応関係を分かり易くするために図面上に記載してある。
第6回転部材111の軸嵌合凹部111a内に下部受動回転軸61aの上部が嵌合されてボルト120等の締結部材により第6回転部材111が下部受動回転軸61aに取り付けられている。この第6回転部材111の一方の端部側には、ボルト等の締結部材により第7偏心軸112が取り付けられている。この第7偏心軸112には、第2aリンク66aの他端部が軸受121を介して回転可能に軸着されており、第2aリンク66aの他端部が受動回転軸61の偏心位置に取り付けられている。
第7偏心軸112の第6回転部材111と反対側には、中心が受動回転軸61の軸上になるように第4クランク113が取り付けられている。第4クランク113には、第7偏心軸112と略90°(略270°)の位相差で第8偏心114軸が取り付けられており、この第8偏心軸114には、第2bリンク66bの他端部が軸受122を介して回転可能に軸着されている。
第8偏心軸114の上部には、第7回転部材115がボルト123等の締結部材により取り付けられている。第7回転部材115は、図17に示すように、第3回転部材94と形状だけが異なるだけで機能は第3回転部材94と略同じものである。第7回転部材115の一方の端部側には、第3回転部材94と略同様に8つの貫通孔が設けれているが、第7回転部材115の中央部には、ボールネジ15の同軸上にカップリング58、59により接続するための上部受動回転軸61cに取り付ける貫通孔115aが所定の間隔で8つ設けられている。この第7回転部材115が上部受動回転軸61cを介してボールネジ15に連結されることにより、受動回転軸61が回転されるとボールネジ15が回転されるようになっている。
次に本発明の駆動連結機構の作用を説明する。駆動モータが駆動されて駆動回転軸31が回転すると、この駆動回転軸31に取り付けられている第1回転部材81、第1偏心軸84、第1クランク82及び第2偏心軸87が回転する。第1偏心軸84及び第2偏心軸87は偏心回転し、これらの第1偏心軸84及び第2偏心軸87に取り付けられている第1aリンク65a及び第1bリンク65bを介して中間軸64が回転する。中間軸64が回転すると、この中間軸64(第2回転軸)に取り付けられている第4回転部材101、第5偏心軸102、第3クランク103及び第6偏心軸104が回転する。第5偏心軸102及び第6偏心軸104は偏心回転し、これらの第5偏心軸102及び第6偏心軸104に取り付けられている第2aリンク66a及び第2bリンク66bを介して受動回転軸61が回転され、ボールネジ15が回転駆動されてフォーク部12が上下いずれかの方向に移動する。これにより、フォーク部12によって基板等の積み下ろしが行える。
第1リンク65及び第2リンク66は、それぞれ2つのリンクからなり、これらリンク65a、65b、66a、66bが略90°(略270°)の位相差で取り付けられているため、駆動回転軸31の回転力を中間軸64に、及び中間軸64の回転力を受動回転軸61にそれぞれ少ない駆動力で伝達することができ、効率がよい。
また、第1クランク82、第2クランク92、第3クランク103及び第4クランク113には、バランスウェイト82hが設けられていることにより、クランク82、92、103、113の重心が回転する軸上に位置されるので、回転するときの振動の発生を抑制することができる。また、中間軸64では、4つのリンクを90°位相をずらして取り付けることにより、特に中間軸64での振動の発生をより一層抑制することができる。これにより、高速回転にも対応可能である。
また、移動モータ23の駆動により、搬送部本体11がガイド部13に沿って直線移動したとき、第1アーム62の一端部が壁部34に回転可能に支持されていると共に他端部が中間軸64に回転可能に支持され、かつ、第2アーム63の一端部が中間軸64に回転可能に支持されていると共に他端部が受動回転軸61に回転可能に支持されているので、第1アーム62及び第2アーム63がそれに伴って回転して中間軸64が移動する。中間軸64は移動しても常に第1アーム62及び第2アーム63に回転可能に支持されているため、駆動回転軸31の回転駆動力を受動回転軸61に伝達することができる。すなわち、中間軸64が第1アーム62及び第2アーム63によって回転可能に支持されていないと、中間軸64が回転せずに回転動力を伝達することができないからである。
従って、本発明の駆動連結機構60は、ベルトを用いることなく回転駆動力の伝達を行えるので、切断やスリップなどなく信頼性が高いものである。また、バックラッシュなどなく、駆動伝達精度も高いものである。また、平面上の任意な箇所に駆動力を出力することができるので、汎用性がよい。
また、本発明の駆動連結機構60は、アーム62、63やリンク65、66等を用いているため、ベルト例えばスチールベルトに比べて剛性も高いので、制御性も高くなり、かつ、遠い距離に動力を伝達することが可能となる。また、ベルトに比べて滑りがほとんどないことから、発塵がほとんどなくクリーンな環境を維持できる。また、アーム62、63やリンク65、66等の部材自体が屈曲したりして変形することがないので、高寿命で耐久性に優れたものである。
なお、本発明の形態では、第1アームと第2アームとの2つのアーム、及び第1リンクと第2リンクとの2種のリンクを用いて回転動力を伝達したが、さらに第3のアームや第3のリンクを用いて回転動力を伝達してもよいし、さらに第4、第5のアーム等を用いて回転動力を伝達してもよい。
本発明の真空ロボットの一例を示す側面図である。 本発明の真空ロボットの一例を示す平面図である。 本発明の真空ロボットの搬送部本体の一例を示す一部概略断面図である。 本発明の真空ロボットの一例を示す斜視図である。 本発明の駆動連結機構の一例を示す斜視図である。 本発明の駆動連結機構の一例を示す平面図である。 本発明の駆動連結機構の一例を示す構成図である。 図7中のAで示す部分の拡大断面図である。 図7中のBで示す部分の拡大断面図である。 図7中のCで示す部分の拡大断面図である。 本発明の第1アームの一例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 本発明の第2アームの一例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 本発明のリンクの一例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 本発明のクランクの一例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 本発明の第1回転部材の一例を示す図であり、(a)は断面図、(b)は(a)中のD−D線矢視図、(c)は(a)中のE−E線矢視図である。 本発明の第2回転部材の一例を示す図であり、(a)は断面図、(b)は(a)中のF−F線矢視図、(c)は(a)中のG−G線矢視図である。 本発明の第3回転部材の一例を示す図であり、(a)は断面図、(b)は平面図である。 駆動回転軸が直線移動したときの第1アームと第2アームとの軌跡を示す図である。 駆動回転軸が直線移動したときの第1アームと第2アームとの軌跡を示す図である。 駆動回転軸が直線移動したときの第1アームと第2アームとの軌跡を示す図である。
符号の説明
1 真空ロボット
31 駆動回転軸
61 受動回転軸
62 第1アーム
63 第2アーム
64 中間軸
65 第1リンク
66 第2リンク
82 第1クランク
92 第2クランク
103 第3クランク
113 第4クランク

Claims (8)

  1. 固定された位置で回転駆動される駆動回転軸の回転駆動力を、該駆動回転軸の軸と平行に延びると共に駆動回転軸に対して直交する面に沿って移動する受動回転軸に伝達する駆動連結機構であって、
    前記駆動回転軸に対して直交する方向に延び、一端部が前記駆動回転軸の軸を中心に回転可能に取り付けられている第1アームと、
    前記駆動回転軸に対して直交する方向に延び、一端部が前記受動回転軸の軸を中心に回転可能に取り付けられている第2アームと、
    前記第1アームの他端部及び前記第2アームの他端部に回転可能に取り付けられている中間軸と、
    前記駆動回転軸に対して直交する方向に延び、一端部が前記駆動回転軸の偏心位置に該駆動回転軸と直交する方向に回転可能に軸着されていると共に、他端部が前記中間軸の偏心位置に該中間軸と直交する方向に回転可能に軸着されている2つの第1リンクと、
    前記駆動回転軸の軸に対して直交する方向に延び、一端部が前記中間軸の偏心位置に該中間軸と直交する方向に回転可能に軸着されていると共に、他端部が前記受動回転軸の偏心位置に該受動回転軸と直交する方向に回転可能に軸着されている2つの第2リンクとを備え、
    前記第1リンクの各両端部の間には、前記駆動回転軸の軸及び前記中間軸の軸を中心として回転する前記第1クランク及び前記第2クランクがそれぞれ配置されており、
    前記第2リンクの各両端部の間には、前記中間軸の軸及び前記受動回転軸の軸を中心として回転する前記第3クランク及び前記第4クランクがそれぞれ配置されており、さらに、
    前記第1アームが取り付けられた前記駆動回転軸の上部には、該駆動回転軸に取り付けられている第1回転部材と、該第1回転部材の偏心位置の第1偏心軸にはその一端部が回転可能に軸着する前記第1リンクの一方と、該第1リンクの一方に軸着した前記第1偏心軸の前記第1回転部材の反対側に回転可能に軸着する第1クランクと、該第1クランクの前記第1偏心軸と位相がずれた偏心位置の第2偏心軸にその一端部が回転可能に軸着する前記第1リンクの他方と、がその順で取り付けられており、
    前記中間軸は、前記第1アームと互いに回転自在に支持された第1中間軸及び前記第2アームと互いに回転自在に支持された第2中間軸を有し、当該第1中間軸の上部には、該第1中間軸に取り付けられている第2回転部材と、該第2回転部材の偏心位置の第3偏心軸にその一端部が回転可能に軸着する前記第1リンクの一方と、該第1リンクの一方に軸着した前記第3偏心軸の前記第2回転部材の反対側に回転可能に軸着する第2クランクと、該第2クランクの前記第3偏心軸と位相がずれた偏心位置の第4偏心軸にその一端部が回転可能に軸着する前記第1リンクの他方と、該第4偏心軸の上部に回転可能に軸着する第3回転部材と、がその順で取り付けられており、かつ、当該第3回転部材上に取り付けられた前記第2中間軸の上部には、該第2中間軸に取り付けられている第4回転部材と、該第4回転部材の偏心位置の第5偏心軸にその一端部が回転可能に軸着する第2リンクの一方と、該第2リンクの一方に軸着した前記第5偏心軸の前記第4回転部材の反対側に回転可能に軸着する第3クランクと、該第3クランクの前記第5偏心軸と位相がずれた偏心位置の第6偏心軸にその一端部が回転可能に軸着する前記第2リンクの他方と、がその順で取り付けられており、
    前記受動回転軸は、前記第2アームと互いに回転自在に支持されており、当該受動回転軸の上部には、該第受動回転軸に取り付けられている第6回転部材と、該第6回転部材の偏心位置の第7偏心軸にその一端部が回転可能に軸着する前記第2リンクの一方と、該第2リンクの一方に軸着した前記第7偏心軸の前記第6回転部材の反対側に回転可能に軸着する第4クランクと、該第4クランクの前記第7偏心軸と位相がずれた偏心位置の第8偏心軸にその一端部が回転可能に軸着する前記第2リンクの他方と、該第8偏心軸の上部に回転可能に軸着する第7回転部材と、がその順で取り付けられており、さらに、
    固定された位置で前記駆動回転軸が回転したとき、前記第1リンク及び前記第2リンクを介して、当該駆動回転軸の軸と平行に延びると共に駆動回転軸に対して直交する面に沿って移動する前記受動回転軸が回転駆動することを特徴とする駆動連結機構。
  2. 前記2つの第1リンクは、平行に配置されていると共に、前記クランクに30〜150°の位相差で取り付けられ、前記2つの第2リンクは、平行に配置されていると共に、前記各クランクに30〜150°の位相差で取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の駆動連結機構。
  3. 前記2つの第1リンクは、平行に配置されていると共に、前記各クランクに90°の位相差で取り付けられ、前記2つの第2リンクは、平行に配置されていると共に、前記各クランクに90°の位相差を隔てると共に前記第1リンクより180°の位相差で取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動連結機構。
  4. 前記クランクには、当該クランクの重心を回転する軸上に位置させるバランスウェイトが設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の駆動連結機構。
  5. 前記駆動回転軸が、前記受動回転軸が直線上を移動するとき、当該受動回転軸が移動する直線の近傍又はその直線上に配設されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の駆動連結機構。
  6. 前記中間軸が、前記第1アームの他端部及び前記第2アームの他端部にそれぞれ正面組合せ形アンギュラベアリングを介して回転可能に支持されていることを特徴とする請求項5に記載の駆動連結機構。
  7. 前記第1アームの両端部の回転する軸間の長さと、前記第2アームの両端部の回転する軸間の長さとが異なることを特徴とする請求項5又は6に記載の駆動連結機構。
  8. 前記請求項1乃至7のいずれか1項に記載の駆動連結機構を備えたことを特徴とする真空ロボット。
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