JP4430756B2 - パチンコ機用玉計数払出方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、貸し玉と賞玉をパチンコ機の玉受け皿に払い出すパチンコ機用玉計数払出方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
貸し玉と賞玉をパチンコ機の玉受け皿に払い出すパチンコ機用玉計数払出装置は、遊戯中に遊戯者が貸し玉の払い出しを受ける場合に賞玉と混在して払い出されるため、遊戯者が所定量の貸し玉が払い出されたか否かを確認できない。そこで従来は共通の払出装置を用いていたのを改め、それぞれ別個の払出装置を用いることが求められている。しかし別個の払出装置を用いるとモータ等の動力装置も2個必要となり、装置の大型化やコストアップとなるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記のような従来の問題を解決し、単一の動力装置により、貸し玉と賞玉とを分けて払い出しができるパチンコ機用玉計数払出方法及び装置を提供するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するためになされた請求項1の発明のパチンコ機用玉計数払出方法は、パチンコ機の裏面に設けられた玉タンクに貯留された玉を、賞玉用と貸玉用とに区分しながら玉整列レール内で2列に整列させて玉計数払出装置に供給し、玉計数払出装置は単一の動力装置の回転方向を正逆切り替えることにより、賞玉用の玉送出部材と貸玉用の玉送出部材とのいずれか一方を選択的に駆動して賞玉又は貸玉を選択的に払出すパチンコ機用玉計数払出方法において、
2列の玉の流れを玉整列レール及び玉計数払出装置内で左右対称にしたことを特徴とするものである。
【0005】
また前記の課題を解決するためになされた請求項2の発明のパチンコ機用玉計数払出装置は、回転作用により導入部より玉を受け入れ、その玉を導出部へ移送し導出する玉送出部材と、該玉送出部材に回転作用を与える動力装置と、玉送出部材により導出された玉を計数する計数装置からなるパチンコ機用玉計数払出装置において、玉送出部材を2組設け、一方の玉送出部材は一方の回転作用により玉を払出し、他方の玉送出部材は前記一方の玉送出部材とは逆方向の回転作用により玉を払出す構造とし、それぞれの玉送出部材には、動力装置の回転トルクをそれぞれの玉の払出し作用が可能な方向のみ受入れ、他方の回転トルクは受け入れない一方向回転伝達手段を設け、正逆回転可能な1組の動力装置により駆動することを特徴とするものである。
【0006】
また前記の課題を解決するためになされた請求項3の発明のパチンコ機用玉計数払出装置は、回転作用により導入部より玉を受け入れ、その玉を導出部へ移送し導出する玉送出部材と、該玉送出部材に回転作用を与える動力装置と、玉送出部材により導出された玉を計数する計数装置からなるパチンコ機用玉計数払出装置において、正逆回転可能な単一の動力装置と、同方向に回転して玉を移送する2組の玉送出部材とを設け、それぞれの玉送出部材には回転トルクを、それぞれの玉の払出し作用が可能な方向のみ受入れ、他方の回転トルクは受け入れない一方向回転伝達手段を設けるとともに、この動力装置と一方の玉送出部材との間には回転方向逆転手段を設け、動力装置の正逆回転により2組の玉送出部材のいずれか一方のみを回転させることを特徴とするものである。
【0007】
本発明によれば、単一の動力装置により、貸し玉と賞玉とをそれぞれ別個の玉送出部材により払い出すことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面により説明する。
図1はパチンコ機の裏面を示す図であり、91は玉タンク、92は玉整列レール、93は玉計数払出装置である。この玉タンク91には図示を略した補給樋から玉が供給され、図2に示される平面形状を持つ玉整列レール92の内部で賞玉用と貸玉用とに2列に区分しながら整列させたうえ、玉計数払出装置93に供給する。なお、2列の玉の流れは玉整列レール92内で左右対称にされており、また以下に述べるように玉計数払出装置93内でも左右対称として、各々の玉払出特性を同一とすることが好ましい。
【0009】
玉計数払出装置93は、賞玉用の玉送出部材と貸玉用の玉送出部材とを単一の動力装置3によって選択的に回転させるようにしたもので、その詳細は以下に説明する通りである。玉整列レール92から賞玉用として玉計数払出装置93に供給された玉は、動力装置3が特定方向に回転したときに賞玉用の玉送出部材により払出され、玉整列レール92から貸玉用として玉計数払出装置93に供給された玉は、動力装置3が反対方向に回転したときに貸玉用の玉送出部材により払出される。このように、単一の動力装置3を正転あるいは逆転させることによって、賞玉と貸玉とを別個に払出せるようになっている。
【0010】
このように単一の動力装置3を正転あるいは逆転させることによって、賞玉と貸玉とを別個に払出せる玉計数払出装置93として、請求項3の構造のものと、請求項4の構造のものとが挙げられる。請求項3の玉計数払出装置は、賞玉用の玉送出部材と貸玉用の玉送出部材とが逆方向に回転し、請求項4の玉計数払出装置は、賞玉用の玉送出部材と貸玉用の玉送出部材とが同方向に回転する。以下に各玉計数払出装置について、詳細に説明する。
【0011】
図3から図10は請求項3の玉計数払出装置の第1の実施の形態を示すものであり、図3は中央縦断面図、図4は図3のA−A矢視図、図5は図3のB−B矢視図である。
図中、1はパチンコ機用玉計数払出装置の本体、2、2は本体1内に設けた2組の玉送出部材であり、各玉送出部材2、2は正逆回転可能な1組の動力装置3により駆動される回転作用により導入部4より玉を受けいれ、その玉を導出部5へ移送し導出して計数装置6により計数したうえ、玉受け皿に送出するものである。また、各玉送出部材2は回転体2aの外周に玉を受け入れる玉保持部2bを複数設けて玉を回転の半径方向に出し入れするいわゆるローター型としたものである。なお玉保持部2bは単数であってもよく、また、両玉送出部材2、2の少なくとも一方の玉保持部2bを複数として、賞玉と貸玉との間で払出し速度に差を与えることもできる。
【0012】
この両玉送出部材2、2は回転体2aの軸孔2cを動力装置3により駆動される1本の軸7に軸支して、両玉送出部材2、2と前記軸7との間に設けた一方向回転伝達手段8、8により一方の玉送出部材2は一方(右方)の回転作用により玉を払出し、他方の玉送出部材2は前記一方の玉送出部材2とは逆方向(左方)の回転作用により玉を払出す構造となっている。すなわち、前記一方向回転伝達手段8、8は動力装置3の回転トルクをそれぞれの玉送出部材2、2の玉の払出し作用が可能な方向のみ受入れ、他方の回転トルクは受け入れない自由回転クラッチ又は一方向クラッチと言われているものである。
【0013】
このように構成されたものは、玉送出部材2が正逆回転可能な1組の動力装置3により駆動される回転作用により導入部4より玉を受けいれ、その玉を導出部5へ移送し導出して、計数装置6により計数したうえ玉受け皿に送出するものである。本発明に係るものは玉送出部材2を2組設けたものであるので、一方の玉送出部材2を貸し玉払出し用とし、他方の玉送出部材2を賞玉を払出し用とすることができる。この両玉送出部材2、2は回転体2aの軸孔2cを動力装置3により駆動される1本の軸7に軸支して、両玉送出部材2、2と前記軸7との間に設けた一方向回転伝達手段8、8により一方の玉送出部材2は一方(右方)の回転作用により玉を払出し、他方の玉送出部材2は前記一方の玉送出部材2とは逆方向(左方)の回転作用により玉を払出す構造となっているので、貸し玉払出し時に動力装置3が駆動しても、一方の玉送出部材2のみが回転して他方の玉送出部材2は回転しないので、貸し玉のみが払い出されこととなる。また、逆に、賞玉払出し時に動力装置3が駆動しても、他方の玉送出部材2のみが回転して一方の玉送出部材2は回転しないので、賞玉のみが払い出されこととなる。なお、遊戯中に遊戯者が貸し玉の払い出しを求めたときに入賞玉があった場合には、貸し玉の払い出しを優先させておくことが、所定量の貸し玉が払い出されたか否かを確認するために便利である。
【0014】
続いて、一方向回転伝達手段8の具体例を図6から図10により説明する。先ず、図6、図7に示すものは、弾性体の附勢による回転、又は爪自身の撓みによって作動する係止爪が相手部品の爪摺動部に設けられた凸又は凹状の係合部に、一方向には係合し一方には逸脱するようにしたいわゆるラチエットクラッチである。図6はその1例を示すもので、軸7に嵌合固定する回動筒体31の周面に先端を外周に向けて爪自身の撓みによって附勢する係止爪32を設けた爪車30を、玉送出部材2の基端側に張設したドラム部21に嵌合して、係止爪32の先方側に向け爪車30が回転した場合に係止爪32の先端面が該ドラム部21の内面に形成した爪摺動部22に設けた凸状の係合部23に係止して玉送出部材2が回転トルクを受入れて軸7を中心に回転して玉の払出し作用を行うものである。また、係止爪32の基端側に向け爪車30が回転した場合には係止爪32は爪摺動部22を摺動するのみでドラム部21内で自由回転して玉送出部材2が回転トルクを受入れないものであって、玉の払出し作用を行わないものである。
【0015】
次に、図7に示すラチエットクラッチの他の例のものは、軸7に嵌合固定する回動円盤34の周面に係止爪35の基端を枢支したうえ、該係止爪35の先端を外周に向け附勢する押しバネ35aを前記回動円盤34と係止爪35間に介在させた爪車30を、玉送出部材2の基端側に張設したドラム部21に嵌合して、係止爪35の先方側に向け爪車30が回転した場合に係止爪35の先端面が該ドラム部21の内面に形成した爪摺動部22に設けた凹状の係合部23に係止して(図7(A)参照)玉送出部材2が回転トルクを受入れて軸7を中心に回転して玉の払出し作用を行うものである。また、係止爪35の基端側に向け爪車30が回転した場合には係止爪35は爪摺動部22を摺動するのみで(図7(B)参照)ドラム部21内で自由回転して玉送出部材2が回転トルクを受入れないものであって、玉の払出し作用を行わないものである。
【0016】
図8、図9に示す一方向回転伝達手段8は、いわゆるバネクラッチと称されるもので、軸7の外径にコイルスプリング36のコイル部36aを巻きつけ、コイルスプリング36の一端を被駆動側である玉送出部材2の基端面に係合したものであり、コイルスプリング36は軸7の一方方向の回転即ちコイルスプリング36の一端を引きつける方向(図9(A)参照)への回転により軸7に巻きつけたコイル部36aが軸7を締めつけて該軸7の回転に伴い回動して玉送出部材2が回転トルクを受入れて軸7を中心に回転して玉の払出し作用を行うものである。また、軸7をこれとは逆方向に回転した場合(図9(B)参照)はコイル部36aが軸7を締めつけることがないので軸7は自由回転して玉送出部材2が回転トルクを受入れることがないものである。
【0017】
図10に示す一方向回転伝達手段8は、いわゆるボールクラッチ式とロールクラッチ式と通称されるもので、軸7に固定した回転体37の外周面と玉送出部材2の基端側に張設したドラム部21の内周面との間に僅かなクリヤランス38を隔てて相対する回転面の一方即ちドラム部21に、面の回転方向に向かってクリヤランス38が拡大又は縮小する空隙39を設け、この空隙39にボール又はローラー状の係止作用体40を挿入しこの係止作用体40が回転体37の回転により空隙39のクリヤランス38が減少する方向へ附勢した場合(図10(A)参照)に玉送出部材2が回転トルクを受入れて軸7を中心に回転して玉の払出し作用を行うものであり、回転体37がこれとは逆に回転した場合には係止作用体40が空隙39のクリヤランス38が拡大する方向へ附勢した場合(図10(B)参照)には回転体40は自由回転して玉送出部材2が回転トルクを受入れないものであって、玉の払出し作用を行わないものである。なお、これらの一方向回転伝達手段8は2組の玉送出部材2、2に同一のものを使用することが製造上、部品管理上好ましいが、それぞれ異なるものを使用してもよい。
【0018】
図11から図13は請求項3の玉計数払出装置の第2の実施の形態を示すもので、2組の玉送出部材2、2と一方向回転伝達手段8、8を、それぞれ別個の軸7、7で支持して、両軸7、7の基端に設けた歯車9、9に動力装置3の回転軸3aに設けた歯車10と噛み合わせてなる動力伝達手段を介して動力装置3の回転力を両軸7、7に伝達したうえ、一方向回転伝達手段8、8を介してそれぞれの玉送出部材に伝えるようにしたものであり、その他の構成は前記第1の実施の形態と同様である。
【0019】
また、図14は請求項3の玉計数払出装置の第3の実施の形態を示すもので、玉送出部材2を回転体2aの外周に螺旋状の玉送り溝2dを設けたいわゆるスクリュー型としたもので、その他の構成は前記第2の実施の形態と同様である。さらに、図15に示す第4の実施形態のものは、回転体2aの外周に螺旋状の玉送り溝2dを設けたいわゆるスクリュー型としたほかは第1の実施の形態と同様であり、これらの第2〜4の実施形態の玉計数払出装置は、第1の実施形態のものと同様に貸し玉と賞玉とを分けて選択的に払い出しができるものである。
なお、両玉送出部材2、2の少なくとも一方の玉送り溝2dを例えば2条ねじ等として、賞玉と貸玉との間で払出し速度に差を与えることもできる。
【0020】
次に図16以下に、請求項4の玉計数払出装置の実施形態を示す。
図16は中央縦断面図、図17は分解斜視図である。この実施形態では、正逆回転可能な単一の動力装置3により回転される共通の軸50上に、同方向に回転して玉を移送する2組の玉送出部材60a、60bが軸50に対して回転自在に設けられている。左側の玉送出部材60aの一方向回転伝達手段8aは、軸50の非円形部51に嵌合されているため軸50と同一方向に回転し、図示の例では動力装置3が矢印で示す時計方向に軸50を回転させたとき、左側の玉送出部材60aを時計方向に回転させることができる。
【0021】
しかし、右側の玉送出部材60bの一方向回転伝達手段8bは、軸50には固定されておらず、軸50上を自由回転できる歯車52に固定されている。この歯車52は図18に示すように軸50と平行な軸53上で回転できるアイドル歯車54とかみ合い、このアイドル歯車54は別の軸55上で回転できるアイドル歯車56とかみあっている。更にこのアイドル歯車56と一体化されたアイドル歯車57が、動力装置3により回転される軸50に固定された歯車58とかみあっている。
【0022】
これらの各歯車により構成される歯車列は、図17に示したように軸50の回転方向を反転して、右側の玉送出部材60bの一方向回転伝達手段8bを回転させる。従って、動力装置3が矢印で示す時計方向に軸50を回転させたとき、一方向回転伝達手段8bは反時計方向に回転することとなり、このときには右側の玉送出部材60bに回転力は伝達されない。しかし動力装置3が反時計方向に軸50を回転させると、一方向回転伝達手段8bは時計方向に回転され、右側の玉送出部材60bは時計方向に回転される。なおこのとき、左側の玉送出部材60aの一方向回転伝達手段8aは反時計方向に回転されるため、左側の玉送出部材60aには回転力は伝達されない。
【0023】
この玉計数払出装置は、動力装置3の正逆回転により2組の玉送出部材60a、60bのいずれか一方のみを同一方向に回転させることが可能となる。これによる利点は、図19に示すように玉送出部材60a、60bの同一側に玉を排出することができることである。なお、請求項4の玉計数払出装置においても、請求項3について述べた各種の一方向回転伝達手段を用いることができる。
【0024】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば単一の動力装置を正逆回転させることにより、貸し玉と賞玉とを分けて払い出しができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施形態を示す背面図である。
【図2】玉整列レールの平面図である。
【図3】請求項3の発明の第1の実施の形態を示す断面図である。
【図4】図3のA−A矢視図である。
【図5】図3のB−B矢視図である。
【図6】一方向回転伝達手段のラチエットクラッチの1例を示す図である。
【図7】一方向回転伝達手段のラチエットクラッチの他例を示す図である。
【図8】一方向回転伝達手段のバネクラッチの1例を示す側面図である。
【図9】一方向回転伝達手段のバネクラッチの1例を示す正面図である。
【図10】一方向回転伝達手段のボールクラッチとロールクラッチの1例を示す正面図である。
【図11】請求項3の発明の第2の実施の形態を示す正面図である。
【図12】請求項3の発明の第2の実施の形態を示す横断面図である。
【図13】請求項3の発明の第2の実施の形態を示す縦断面図である。
【図14】請求項3の発明の第3の実施の形態を示す横断面図である。
【図15】請求項3の発明の第4の実施の形態を示す横断面図である。
【図16】請求項4の発明の実施の形態を示す中央縦断面図である。
【図17】請求項4の発明の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図18】図16のC−C矢視図である。
【図19】図16のD−D矢視図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機用玉計数払出装置の本体
2 玉送出部材
2a 回転体
2b 玉保持部
2c 軸孔
2d 玉送り溝
3 動力装置
3a 回転軸
4 導入部
5 導出部
6 計数装置
7 軸7
8 一方向回転伝達手段
21 ドラム部
22 爪摺動部
23 係合部
30 爪車
31 回動筒体
32 係止爪
34 回動円盤
35 係止爪
35a 押しバネ
36 コイルスプリング
36a コイル部
37 回転体
38 クリヤランス
39 空隙
40 係止作用体
50 軸
51 非円形部
52 歯車
53 軸
54 アイドル歯車
55 軸
56 アイドル歯車
57 アイドル歯車
58 歯車
60a 玉送出部材
60b 玉送出部材
91 玉タンク
92 玉整列レール
93 玉計数払出装置
Claims (12)
- パチンコ機の裏面に設けられた玉タンクに貯留された玉を、賞玉用と貸玉用とに区分しながら玉整列レール内で2列に整列させて玉計数払出装置に供給し、玉計数払出装置は単一の動力装置の回転方向を正逆切り替えることにより、賞玉用の玉送出部材と貸玉用の玉送出部材とのいずれか一方を選択的に駆動して賞玉又は貸玉を選択的に払出すパチンコ機用玉計数払出方法において、
2列の玉の流れを玉整列レール及び玉計数払出装置内で左右対称にしたことを特徴とするパチンコ機用玉計数払出方法。 - 回転作用により導入部より玉を受け入れ、その玉を導出部へ移送し導出する玉送出部材と、該玉送出部材に回転作用を与える動力装置と、玉送出部材により導出された玉を計数する計数装置からなるパチンコ機用玉計数払出装置において、玉送出部材を2組設け、一方の玉送出部材は一方の回転作用により玉を払出し、他方の玉送出部材は前記一方の玉送出部材とは逆方向の回転作用により玉を払出す構造とし、それぞれの玉送出部材には、動力装置の回転トルクをそれぞれの玉の払出し作用が可能な方向のみ受入れ、他方の回転トルクは受け入れない一方向回転伝達手段を設け、正逆回転可能な1組の動力装置により駆動することを特徴とするパチンコ機用玉計数払出装置。
- 回転作用により導入部より玉を受け入れ、その玉を導出部へ移送し導出する玉送出部材と、該玉送出部材に回転作用を与える動力装置と、玉送出部材により導出された玉を計数する計数装置からなるパチンコ機用玉計数払出装置において、正逆回転可能な単一の動力装置と、同方向に回転して玉を移送する2組の玉送出部材とを設け、それぞれの玉送出部材には回転トルクを、それぞれの玉の払出し作用が可能な方向のみ受入れ、他方の回転トルクは受け入れない一方向回転伝達手段を設けるとともに、この動力装置と一方の玉送出部材との間には回転方向逆転手段を設け、動力装置の正逆回転により2組の玉送出部材のいずれか一方のみを回転させることを特徴とするパチンコ機用玉計数払出装置。
- 2組の玉送出部材と一方向回転伝達手段とを一軸上に設け、軸の回転力を、それぞれの一方向回転伝達手段を介して玉送出部材に伝えるようにし、軸に正逆回転可能な動力装置の回転力を伝えるようにした請求項2に記載のパチンコ機用玉計数払出装置。
- 2組の玉送出部材と一方向回転伝達手段とを、それぞれ別個の軸で支持するようにし、動力装置の回転力を、一方向回転伝達手段を介してそれぞれの玉送出部材に伝えるようにした請求項2に記載のパチンコ機用玉計数払出装置。
- 2組の玉送出部材と一方向回転伝達手段とを一軸上に設け、軸の正方向の回転力を一方の一方向回転伝達手段に伝え、軸の逆方向の回転力は歯車列により回転方向を反転して前記一方の一方向回転伝達手段と同方向回転としたうえ、軸に嵌合している他方の一方向回転伝達手段に伝達するようにした請求項3に記載のパチンコ機用玉計数払出装置。
- 少なくとも一方の一方向回転伝達手段を、弾性体の附勢による回転、又は爪自身の撓みによって作動する係止爪が相手部品の爪摺動部に設けられた凸又は凹状の係合部に、一方向には係合し一方には逸脱するようにしたいわゆるラチエットクラッチとした請求項2又は3に記載のパチンコ機用玉計数払出装置。
- 少なくとも一方の一方向回転伝達手段を、軸の外径にコイルスプリングを巻きつけ、コイルスプリングの一端を被駆動側に係合したいわゆるバネクラッチとした請求項2又は3に記載のパチンコ機用玉計数払出装置。
- 少なくとも一方の一方向回転伝達手段を、僅かなクリヤランスを隔てて相対する回転面の一方に、面の回転方向に向かってクリヤランスが拡大又は縮小する空隙を設け、この空隙にボール又はローラー状の係止作用体を挿入しこの係止作用体が空隙のクリヤランスが減少する方向へ附勢した構造のものとした請求項2又は3に記載のパチンコ機用玉計数払出装置。
- 玉送出部材を、回転体の外周に玉を受け入れる玉保持部を設けて玉を回転の半径方向に出し入れするいわゆるローター型とした請求項2〜9の何れかに記載のパチンコ機用玉計数払出装置。
- 玉送出部材を、回転体の外周に螺旋状の玉送り溝を設けたいわゆるスクリュー型とした請求項2〜9の何れかに記載のパチンコ機用玉計数払出装置。
- 少なくとも一方の玉送出部材の玉保持部あるいは玉送り溝を、複数とした請求項10または11に記載のパチンコ機用玉計数払出装置。
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