JP4427063B2 - データキャリア装着体及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、対象物に螺着可能なデータキャリア装着体とその製造方法に関し、特に衝撃、紫外線、腐食ガス等に対する耐久力のあるデータキャリア装着体とその製造方法に関するものである。
工具や部品或いは機械等の物品、或いは建物等の構造体の生産、流通、メンテナンス等の管理を行う際には、物品に関する仕様、製造者、製造年月日、メンテナンス履歴等の情報が必要になる。従来から、この情報を例えばパーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」という)等の管理装置に記憶しておき、必要に応じて管理装置から情報を読み出す方法が採用されてきた。
しかし、この方法は物品に関する情報を大量の記憶内容から検索する必要があり、手間と時間がかかっていた。そのような手間や時間を低減するには、物品に関する情報を物品自体に保有させておくことが望ましい。
そこで、近年、物品等にRFIDタグ(Radio frequency Identification TAG)等のデータキャリアを取り付け、そのデータキャリアに物品等に関する情報を記憶させる方法が普及してきた。データキャリアはリーダライタ等の通信装置との間で非接触による電磁波通信可能な機能を有している。
図7に一般的なデータキャリア8の制御系のブロック図を示す。データキャリア8は電磁波通信用のアンテナ8aとIC(Integrated Circuit)回路8bを有し、該IC回路8bに同調回路を構成する送受信部8c、制御部8d、書き込み可能な記憶部8e及びコンデンサからなる電源部8fを備えており、極めて小型に形成することが出来る。
データキャリア8はリード・ライト型タグの利用により情報の書き込み及び読み出しが可能であるが、その一方で、リード・オンリー型タグの利用により、該タグに記憶されたID(Identification)番号を読み取り、そのID番号に関連付けて携帯端末装置やパソコン等に記憶された情報を引き出す方法も採用されている。
リード・ライト型タグでは、ICチップの容量によりデータの書き込み容量に限界があることや、タグの破損によるデータの損失や、不法者によるデータの漏洩等の問題があることや、データのメンテナンスが大変で、タグのコストも高くなるという問題がある。
一方、リード・オンリー型タグを採用して最新の通信機能(例えば高速通信)を利用すれば、パソコン等に保管されているあらゆるデータの入手が可能となり、リード・ライト型タグでのデータ保管が容量的に困難な画像や音声データの入手も可能となり、タグのコストも安くなるといった利点もある。
例えばICカードによるキャッシュカードやJR(日本旅客鉄道)各社で利用しているスイカカード(商品名)等の用途によってはリード・ライト型タグでなければならないものもあるが、物品管理等においては、今後はリード・オンリー型タグに記憶されたID番号だけを利用する方法も今後主流となると思われる。
従来、物品等にデータキャリアを装着する方法として、データキャリア付きボルトを対象物に螺着する方法が特開平5-107352号公報(特許文献1)に提案されている。特許文献1に記載されたデータキャリア装着体としてのボルトは、その頭部の上面に溝を穿設し、その溝内にデータキャリアを接着剤で固定して収容したものである。
一方、データキャリアとリーダライタ等の通信装置との間に薄い金属層を配置し、金属層の電磁誘導作用を利用して電磁波通信を行う方法が特開2003-208588号公報(特許文献2)に記載されている。
特開平05−107352号公報 特開2003−208588号公報
しかしながら、前述の従来例において、特許文献1のボルトはその頭部に溝加工する必要がありコスト的に不利であり、強度低下の虞もある。また電磁波通信のために溝内に収容したデータキャリアの表面側は開放されているので、例えその表面側を樹脂層などでカバーしても、外力や衝撃による物理的な損傷を受け易く、腐食性ガスや紫外線等の外部環境による樹脂やデータキャリアの劣化の虞もある。更に、特許文献1の方法では対象物に取り付けられた状態のボルト(既存ボルト)にデータキャリアを追加的に設置するには手間と費用がかかり、商用的に実施するには困難性を伴う。
一方、特許文献2には対象物に容易に螺着出来るデータキャリア装着体についての記載がなく、対象物にデータキャリアをどのようにして取り付けるかが課題であった。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、対象物にデータキャリアを容易に取り付けることが出来、外力や衝撃による物理的な損傷を受け難く、腐食性ガスや紫外線等の外部環境による劣化にも耐えられるデータキャリア装着体及びその製造方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するための本発明に係るデータキャリア装着体の第1の構成は、外側にネジ部を形成した軸部と、該軸部に連続する頭部とを有する装着体と、前記頭部の外側を覆う金属製の保護キャップとを備え、前記保護キャップは上板と前記頭部の外周面に整合する周板とを有して構成され、前記装着体に装着した保護キャップを外側から把持して回転することにより前記軸部のネジ部を対象物に螺着でき、前記上板の内側にデータキャリアが配置され、前記上板は、該上板を介して前記データキャリアが外部の通信装置との間で電磁誘導作用により電磁波通信が可能な材質及び厚さを有していることを特徴とする。
また、本発明に係るデータキャリア装着体の第2の構成は、前記第1の構成において、前記装着体がボルトであることを特徴とする。
また、本発明に係るデータキャリア装着体の第3の構成は、前記第1の構成において、前記保護キャップの少なくとも上板はオーステナイト系ステンレス、チタンまたは白銅で作られていることを特徴とする。
また、本発明に係るデータキャリア装着体の第4の構成は、前記第1の構成において、前記データキャリアは弾性を有する接着層により前記上板の内側に固定されていることを特徴とする。
また、本発明に係るデータキャリア装着体の第5の構成は、前記第1の構成において、前記上板の内側に配置された前記データキャリアの表面に非導電性材料で作られた表面層が形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るデータキャリア装着体の第6の構成は、内側にネジ部を形成した装着体と、前記装着体の外側を覆う金属製の保護キャップとを備え、前記保護キャップは上板と前記装着体の外周面に整合する周板とを有して構成され、前記装着体に装着された保護キャップを外側から把持して回転することにより前記装着体のネジ部を対象物に螺着でき、前記上板の内側にデータキャリアが配置され、前記上板は、該上板を介して前記データキャリアが外部の通信装置との間で電磁誘導作用により電磁波通信が可能な材質及び厚さを有していることを特徴とする。
また、本発明に係るデータキャリア装着体の第7の構成は、前記第6の構成において、前記装着体がナットまたは袋ナットであることを特徴とする。
また、本発明に係るデータキャリア装着体の第8の構成は、前記第6の構成において、前記保護キャップの少なくとも上板はオーステナイト系ステンレス、チタンまたは白銅で作られていることを特徴とする。
また、本発明に係るデータキャリア装着体の第9の構成は、前記第6の構成において、前記データキャリアは弾性を有する接着層により前記上板の内側に固定されていることを特徴とする。
また、本発明に係るデータキャリア装着体の第10の構成は、前記第6の構成において、前記上板の内側に配置された前記データキャリアの表面に非導電性材料で作られた表面層が形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るデータキャリア装着体の製造方法は、上板と周板とを有して構成される金属製の保護キャップの該上板の内側にデータキャリアを固定して配置し、その際、前記上板は、該上板を介して前記データキャリアが外部の通信装置との間で電磁誘導作用により電磁波通信が可能な材質及び厚さを有しているものを選択し、次いで外側にネジ部を形成した軸部と、該軸部に連続する頭部とを有する装着体に対し、その頭部を覆うようにして前記保護キャップを固定し、または内側にネジ部を形成した装着体に対し、その装着体を覆うようにして前記保護キャップを固定することを特徴とする。
本発明に係るデータキャリア装着体の第1の構成によれば、外側にネジ部を有する装着体の頭部に溝等の切削加工をする必要がないので、コスト的に有利であり、装着体の強度低下の虞もない。またデータキャリアが金属製の保護キャップの内側に配置されているので、外力や衝撃により損傷を受ける虞がなく、外部環境の影響を受ける虞れもない。
そして保護キャップを外さなくてもその外側から工具や手で把持して回転することにより、装着体の軸部を物品等の対象物に容易に螺着または離脱出来る。さらに装着体を樹脂製とした場合には、金属製の保護キャップでその樹脂製の頭部を保護して強化出来る。
また本発明に係るデータキャリア装着体の第2の構成によれば、装着体をボルトで構成することにより、市販されている標準のボルトをそのまま用いることが出来る。例えば、バルブに関する情報を記録したデータキャリアをバルブに取り付ける場合、バルブに設けたハンドルに取り付けてあるボルトを装着体とすることにより、バルブに対してデータキャリアを容易に装着することが可能となる。
本発明に係るデータキャリア装着体の第3の構成によれば、外側にネジ部を有する装着体用としての保護キャップを、強度の確保と高い通信感度での電磁波通信を兼ね備えたものとすることが出来る。
本発明に係るデータキャリア装着体の第4の構成によれば、弾性を有する接着層により保護キャップからデータキャリアへの衝撃を緩衝してデータキャリアの破損防止が出来る。
本発明に係るデータキャリア装着体の第5の構成によれば、表面層により外側にネジ部を有する装着体とデータキャリアとの間の衝撃緩衝作用が得られる。更に、前記装着体とデータキャリアとの間に非導電性材料で作られた表面層による隙間が形成されるので、前記装着体が導電性材料で作られている場合でも、データキャリアのアンテナを貫通する磁束が導電性部材からなる前記装着体に吸収されることを抑制し、データキャリアの通信感度の低下を防止することが出来る。
本発明に係るデータキャリア装着体の第6の構成によれば、内側にネジ部を形成した装着体の頭部に溝等の切削加工をする必要がないので、コスト的に有利であり、装着体の強度低下の虞もない。またデータキャリアが金属製の保護キャップの内側に配置されているので、外力や衝撃により損傷を受ける虞がなく、外部環境の影響を受ける虞れもない。
そして保護キャップを外さなくてもその外側から工具や手で把持して回転することにより、装着体を物品等の対象物に設けられたボルト部に容易に螺着または離脱出来る。さらに装着体を樹脂製とした場合には、金属製の保護キャップでその樹脂製の頭部を保護して強化出来る。
本発明に係るデータキャリア装着体の第7の構成によれば、装着体をナットまたは袋ナットで構成することにより、市販されている標準のナットまたは袋ナットをそのまま用いることが出来る。そのようなナットまたは袋ナットとしては、例えば対象物に装着されたボルト用のナットまたは袋ナットがある。
本発明に係るデータキャリア装着体の第8の構成によれば、内側にネジ部を有するデータキャリア装着体用としての保護キャップを、強度の確保と高い通信感度での電磁波通信を兼ね備えたものとすることが出来る。
本発明に係るデータキャリア装着体の第9の構成によれば、弾性を有する接着層により保護キャップからデータキャリアへの衝撃を緩衝してデータキャリアの破損防止が出来る。
本発明に係るデータキャリア装着体の第10の構成によれば、表面層により内側にネジ部を有する装着体とデータキャリアとの間の衝撃緩衝作用が得られる。更に、前記装着体とデータキャリアとの間に非導電性材料で作られた表面層による隙間が形成されるので、前記装着体が導電性材料で作られている場合でも、データキャリアのアンテナを貫通する磁束が導電性部材からなる前記装着体に吸収されることを抑制し、通信感度の低下を防止することが出来る。
また本発明に係るデータキャリア装着体の製造方法によれば、装着体の頭部に切削加工をしなくても、単に金属製の保護キャップを用意するだけで外力や衝撃により損傷を受けず、外部環境の影響を受ける虞れのないデータキャリア装着体を容易に製造することが出来る。この方法が適用される装着体は新品だけでなく、既に機械等に取り付けてあるボルト、ナットまたは袋ナット等の装着体への取付けが可能であり、既設の対象物にデータキャリアを簡単に装着することが可能となる。
本発明に係るデータキャリア装着体の第1実施形態の構成を示す断面説明図である。 第1実施形態のデータキャリア装着体の分解側面図である。 (a)〜(d)は上板の内側にデータキャリアが配置された保護キャップの構成を示す平面図、側断面図及び裏面図である。 第1実施形態のデータキャリア装着体を対象物に装着して外部の通信装置との間で電磁波通信する様子を示す模式図である。 本発明に係るデータキャリア装着体の第2実施形態の構成と、対象物に装着したボルトとの関係を示す断面説明図である。 データキャリア装着体と外部の通信装置との電磁波通信の原理を説明する図である。 データキャリアの制御系の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…装着体
2…ネジ部
3…軸部
4…頭部
5…保護キャップ
6…上板
7…周板
8…データキャリア
8a…アンテナ
8b…IC回路
8c…送受信部
8d…制御部
8e…記憶部
8f…電源部
9…接着剤
10…データキャリア装着体
11…接着剤
12…対象物
12a…取付孔
12b…挿通孔
13…通信装置
14…ネジ部
15…ボルト
15a…軸部
15b…ネジ部
16…表面層
図により本発明に係るデータキャリア装着体及びその製造方法の一実施形態を具体的に説明する。
図1及び図2において、10は第1実施形態のデータキャリア装着体であり、外側にネジ部2を形成した軸部3と該軸部3の先端に連続するように一体的に設けた頭部4とを有する装着体1を構成するボルトと、装着体1の頭部4の外側を覆う金属製の保護キャップ5とを備えている。
装着体1は市販の金属製または樹脂製の標準ボルトの中から適当な寸法のものを選択して用いることが出来る。本実施形態の装着体1の頭部4の外周面は六角形に形成されている。尚、装着体1の頭部4の外周形状は六角形以外にも三角形、四角形等の他の多角形であっても良いし、円形、楕円形等の他の種々の形状であっても良い。
保護キャップ5は、図3に示すように、上板6と、装着体1の頭部4の外周面に嵌合して整合する周板7とを有して構成され、本実施形態における周板7の内面は装着体1の頭部4の外周面に適合する形状と寸法を有する六角形を形成している。
上板6の内側、具体的にはその内面に全体が円板状に形成されたデータキャリア8が配置され、弾性を有する接着剤9により上板6の内面に接着することにより固定されている。接着剤9は弾性を有しないものを用いることも出来るが、弾性を有する接着剤を用いると、保護キャップ5の外側からデータキャリア8へ衝撃が加わる虞のある場合に、その衝撃を緩和する緩和層として機能するので、データキャリア8が衝撃により損傷を受けることを防止出来る。
弾性を有する接着剤9は固化しても弾性を失わない接着剤であり、例えば一般に市販されているシリコン系弾性接着剤またはウレタン系弾性接着剤がある。更にデータキャリア8の表面には非導電性材料で作られた弾性層または非弾性層からなる表面層16を形成することも出来る。図3(b)は表面層16を有さない場合の一例であり、図3(d)は表面層16を有する場合の一例である。
図1に示すデータキャリア装着体10には、図3(b)に示す保護キャップ5の代わりに図3(d)に示すようなデータキャリア8の表面に表面層16を設けた保護キャップ5を装着することが出来る。このように、データキャリア8の下側に表面層16を設けたことにより、保護キャップ5を装着体1に装着したとき、データキャリア8と装着体1の頂部間に適当な間隙を形成することが出来、この間隙によりデータキャリア8が装着体1のボルト頭部に直接接触することを防止出来る。
例えば装着体1が金属ボルトのような導電性材料で作られている場合、データキャリア8と導電性の装着体1が直接接触すると、データキャリア8のアンテナ8aを通る磁束が装着体1に吸収され、データキャリア8の通信感度を低下させる虞がある。しかし前記のように非導電性材料で作られた表面層16を設けることにより、そのような直接接触を回避してデータキャリア8の通信感度が低下することを効果的に防止出来る。また表面層16が弾性層、即ち、弾性を有する層であると、上記間隙形成機能に加え、データキャリア8と装着体1との間に衝撃緩衝作用(機能)を持たせたデータキャリア装着着10を構成することが出来る。尚、上記のように通信感度低下防止のための間隙を形成する表面層16の厚さは、0.1mm〜5mm、好ましくは0.5mm〜3mm程度とされる。
表面層16を構成する弾性層としては、前記弾性を有する接着剤9と同様な材料を用いた接着層、弾性を有するゴムシート、繊維シートまたは軟質プラスチックシートなどの非導電性のシート材や、シリコン系またはウレタン系の非導電性の弾性塗料層がある。例えば、セメダイン社製の変性シリコーン樹脂を主成分とする「一液型弾性接着剤 PM155(商品名)」が適用可能である。
また、表面層16が間隙形成機能だけ要求され、衝撃緩和機能(クッション作用)が要求されない場合は、非弾性層、即ち、弾性を有しない層を用いることが出来る。そのような非弾性層からなる表面層16としては、弾性を有さない硬質プラスチックシート等の非導電性シートがある。
また、装着体1が導電性材料で作られている場合に、表面層16の他の例としてアモルファスシートのような高透磁性層が適用出来る。表面層16をアモルファスシートとすることでデータキャリア8のアンテナコイルを通る磁束がアモルファスシートに沿って導かれ、装着体1に吸収もしくはバイパスされる磁束を大幅に減少させることが出来るので、データキャリア8の通信感度の低下を防止することが出来る。アモルファスシートはアモルファス単一シート以外にも樹脂バインダにアモルファス磁性粉を混合したものでも良く、樹脂バインダーとしてシリコン系樹脂やウレタン系樹脂を用いることにより前記のような弾性層としての表面層16を形成することが出来る。
円板状に形成されたデータキャリア8は、円形の空芯コイルからなるアンテナ8aと、それに接続されたIC回路8bを有して図7に示して前述したと同様に構成され、且つ全体が薄い円板状になっている。そのため、装着体1に対して極めて小さい占有スペースで容易に装着することが出来る。
尚、データキャリア8は空芯コイルからなるアンテナ8aを用いて全体を円板状に形成したものに限らず、全体がロッド状(もしくはスティック状)に形成されたものでも良い。このようなロッド状のデータキャリア8は例えばロッド状のフェライトコアにコイルを巻いて形成したロッドアンテナと、それに接続されたIC回路8bで構成される。ロッド状のデータキャリア8は、例えば直径が2.12mm、長さが12mm程度の極めて小型に形成したものが市販されており、そのような小型のものは本発明に好ましく適用出来る。尚、ロッド状のデータキャリア8は保護キャップ5の上板6の内面にその軸方向を平行にして接着剤等で固定することが出来る。
保護キャップ5は金属製とされ、特にその上板6はオーステナイト系ステンレス、チタン、白銅などの金属で作られており、上板6は、該上板6を介して外部の通信装置13との間で電磁誘導作用により電磁波通信が可能な材質及び厚さが適宜選択される。
一方、周板7は上板6と同じ金属材料により一体的に作ることが出来るが、選択された上板6の金属材料よりも強度の大きい別の材料で作ることも出来る。上板6と周板7とを同じ材料で作る場合は、例えばプレス加工や絞り加工により両者を一体的に作って保護キャップ5に形成することが出来る。
また、上板6と周板7とを別体として作る場合は、それぞれ別に加工した上板6と周板7とを溶接や接着等により接合して保護キャップ5に形成することが出来る。
特定の金属材料で作られた周板7の厚さは、その機械的強度の観点から適宜設定される。即ち、データキャリア装着体10を対象物に装着し、またはそこから離脱する場合には保護キャップ5の周板7をレンチなどの回転工具で把持して回転するが、その際、回転工具による把持力またはそれによる回転力で周板7部分が損傷を受けない程度の強度を確保出来るようにその厚さを設定する。
次に図6を参照して、金属製の上板6を介して外部の通信装置13との間で電磁誘導作用により電磁波通信を行う原理について説明する。例えば、通信装置13のアンテナコイルからデータキャリア装着体10に読み出し信号を電磁波Hとして送信すると、その電磁波Hにより金属製の上板6の内部に表皮電流Iが発生し、その表皮電流Iにより保護キャップ5の内部に電磁波Hが発生する。
即ち、通信装置13から送信された電磁波Hは金属製の上板6を通しての電磁誘導作用によりデータキャリア8に電磁波Hを伝送することが出来る。逆にデータキャリア8のアンテナコイルからの応答電磁波も金属製の上板6を通しての電磁誘導作用により通信装置13に伝送される。
通信に使用される電磁波の周波数は数十Hz〜十数MHzの範囲で種々選択されるが、そのような高周波の電磁波が金属製の上板6に照射されると前記のように上板6中には表皮電流Iが発生するが、その表皮電流Iの厚さdは(πfμρ)の1/2乗に反比例することが分かっている。ここでfは電磁波の周波数、μは金属製上板6の誘電率、ρは金属製上板6の抵抗率である。
そして、金属製の上板6を通しての電磁誘導作用により通信を行うには上板6の厚さtをt≦dとする必要があり、dを一定とすればtの値がそれより小さいほど通信感度が向上することが分かった。
しかし、上板6の厚さtの値が小さいほど(即ち、薄いほど)、その強度が低下し、ある限界に達すると、データキャリア8を保護する機能が果たせなくなる。そこで実用的な保護強度を達成しながら電磁誘導作用で通信可能とするには、表皮電流Iの厚さdを大きく出来る金属材料を選択する必要がある。
そこで、本発明者等は種々の金属材料を用いてデータキャリア8を保護する上板6を種々の厚さで形成し、電磁誘導作用による通信を行なった実験によれば、金属製上板6の材質として、オーステナイト系ステンレス、チタン、白銅等がそのような目的に適合していることが判明した。また、真鍮等も使用可能である。
一方、鉄、アルミニウム、銅、ニッケル等は表皮電流Iの厚さdの値が小さく、上板6を箔程度まで薄くしなければ通信が困難であることが分かった。
以下に示す表1は金属製の上板6としてオーステナイト系ステンレス板(SUS301,SUS304,SUS316)及びフェライト系ステンレス板(SUS430)を用いたデータキャリア装着体10について非接触での通信可能距離を測定した実験結果である。
実験に使用したデータキャリア8は空芯の円形状のアンテナコイルにIC回路を接続した株式会社ハネックスから市販されている商品名「クリア・ディスク・タグ」で、通信周波数が125kHzのもので、外径直径50mm、同じく20mmの2種類のタグ1、2について行い、通信装置13として、株式会社ハネックスから市販されている英国のid Systems社製のRFID用ハンディー型リーダライタ「Multiscan Reader rdr-130」(最大動作電流240mA)を使用して情報が正確に読み取れる読取距離(各データキャリア8と通信装置13との離間距離)を測定した。
尚、外径直径50mmのタグ1を空中において上記の通信装置13で測定した通信距離は83mmであり、外径直径20mmのタグ2を空中において上記の通信装置13で測定した通信距離は44mmであった。
尚、表1において、各種金属板の板厚に積層枚数を乗じた値を上板6全体の層厚として示しており、各金属板の寸法は端部から磁束が漏洩しない十分な大きさとした。また、読取距離において「×」は読取出来なかった場合を示す。
Figure 0004427063
上板6の厚さを変えるため、薄い金属板を複数重ねる方法も採用して種々実験したが、同じ層厚の場合、単層より積層のほうが通信距離は小さくなった。この原因は積層の場合には金属板間に空気層が介在するので、電磁誘導作用が多段階になるため電磁波の減衰が大きいためと推定される。
以下に示す表2は鉄板、銅板、白銅板、ニッケル板、チタン板、アルミニウム板、真鍮板について前記表1と同様な方法で行った実験結果である。
Figure 0004427063
上記表1、2に示したように、上板6の材質として、オーステナイト系ステンレス、チタン、白銅等が本発明に係るデータキャリア装着体10に適していることが分かる。
上板6を上記のような好ましい金属材料から選択し、且つその適正な厚みを選択することにより、実用的な通信感度を有するデータキャリア装着体10を構成することが出来る。尚、本発明にいう「電磁誘導作用により金属製の上板6の表面側に配置される外部の通信装置13との間で通信可能な厚さに形成した上板6」とは、そのような通信機能を発揮出来る材料と厚みを有する金属製の上板6を意味する。
図1は図2に示すように、装着体1の頭部4を覆うようにして図3に示す上板6の内面にデータキャリア8が固定された保護キャップ5を取り付けて固定したデータキャリア装着体10である。保護キャップ5は装着体1の頭部4を周囲から覆うように取り付けられ、周板7の内面と頭部4の外周面が接着剤11により固定される。尚、接着剤11による接着式の代わりに保護キャップ5を装着体1の頭部4に嵌め込む嵌め込み式で固定しても良い。
図1のデータキャリア装着体10を製造するには、先ず図2に示すような装着体1と図3に示すような保護キャップ5とを用意し、次にその保護キャップ5の上板6の内側にデータキャリア8を接着剤9で接着して固定し、次に装着体1の頭部4を覆うように保護キャップ5を接着剤11で接着して固定する。他の固定方法としては保護キャップ5の周板7を外力によりカシメて固定する方法や、装着体1の頭部4の外周面に小さい穴加工をし、キャップの周板7にも穴を加工してネジやピンで固定する方法もある。
図4は本発明に係るデータキャリア装着体10を対象物12に装着した状態を示す図である。対象物12は金属、樹脂、木材、窯業材等で作られた物品や構造体であっても良い。対象物12には内ネジを形成した取付孔12aが形成され、データキャリア装着体10の保護キャップ5を把持して回転することにより取付孔12aの内ネジにデータキャリア装着体10の軸部3に形成したネジ部2を螺着してデータキャリア装着体10を対象物12に螺着して装着することが出来る。
そして、リーダライタ等の通信装置13との間で磁束φによる電磁波通信を行い、データキャリア8に記憶した対象物12の物品に関する情報を読み出したり、データキャリア8に新たな情報を記憶することが出来る。尚、データキャリア装着体10で複数の部材を互いに固定する固定具として利用することも出来る。その場合には物品等に関する情報が固定具部分に記憶されていることになる。またデータキャリア8に対象物12の物品に関する詳細データが記憶されていなくても、データキャリア8に特定のID番号を記憶しておき、データキャリア8に記憶したID番号を読み出して、外部のパソコン等に記憶され、該ID番号に関連付けられた情報を読み出したり新たな情報をそのID番号に関連付けて記憶することで物品の管理が容易に出来る。
次に図5を用いて本発明に係るデータキャリア装着体の第2実施形態について説明する。本実施形態では、図5に示すように、データキャリア装着体10を構成する装着体1が内側にネジ部14を形成した袋ナットであり、その袋ナットの外側を覆うように、図3に示して前述したようにデータキャリア8を取り付けた保護キャップ5が装着されている点に特徴があり、その他の構成は前記第1実施形態と同様に構成される。従って、図1に示して前述した第1実施形態と同じ部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
市販の金属製または樹脂製の標準袋ナットの中から適当な寸法のものを選択して用いることが出来る。本実施形態の装着体1の頭部4の外周面は六角形に形成されている。尚、装着体1の頭部4の外周形状は六角形以外にも三角形、四角形等の他の多角形であっても良いし、円形、楕円形等の他の種々の形状であっても良い。
保護キャップ5及びその内側に取り付けたデータキャリア8は図3に示すものと同じものであり、それを袋ナットに装着し、接着剤11で固定したものが図5に示す状態である。一方、機械や装置などの対象物12における接合部などを形成した挿通孔12bに接合用のボルト15の軸部15aが挿通され、その軸部15aの外側に形成したネジ部15bに袋ナットのネジ部14を螺着することによりデータキャリア8が対象物12に装着される。尚、図5に示した第2実施形態は、装着体1が袋ナットの代わりに頭部が開放された通常のナットにも同様に適用することが出来る。
本発明の活用例として、道路に設置してある街灯の基礎とのボルトやナット等の締結部、橋梁の主要なボルト締結部やナット締結部、電車等の車軸用軸受け固定ボルトや固定ナット、建設機械、水中ポンプ等のボルトやナットを使用する構造物に対して広く適用可能である。

Claims (11)

  1. 外側にネジ部を形成した軸部と、該軸部に連続する頭部とを有する装着体と、前記頭部の外側を覆う金属製の保護キャップとを備え、前記保護キャップは上板と前記頭部の外周面に整合する周板とを有して構成され、前記装着体に装着した保護キャップを外側から把持して回転することにより前記軸部のネジ部を対象物に螺着でき、前記上板の内側にデータキャリアが配置され、前記上板は、該上板を介して前記データキャリアが外部の通信装置との間で電磁誘導作用により電磁波通信が可能な材質及び厚さを有していることを特徴とするデータキャリア装着体。
  2. 前記装着体がボルトであることを特徴とする請求項1に記載のデータキャリア装着体。
  3. 前記保護キャップの少なくとも上板はオーステナイト系ステンレス、チタンまたは白銅で作られていることを特徴とする請求項1に記載のデータキャリア装着体。
  4. 前記データキャリアは弾性を有する接着層により前記上板の内側に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のデータキャリア装着体。
  5. 前記上板の内側に配置された前記データキャリアの表面に非導電性材料で作られた表面層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のデータキャリア装着体。
  6. 内側にネジ部を形成した装着体と、前記装着体の外側を覆う金属製の保護キャップとを備え、前記保護キャップは上板と前記装着体の外周面に整合する周板とを有して構成され、前記装着体に装着した保護キャップを外側から把持して回転することにより前記装着体のネジ部を対象物に螺着でき、前記上板の内側にデータキャリアが配置され、前記上板は、該上板を介して前記データキャリアが外部の通信装置との間で電磁誘導作用により電磁波通信が可能な材質及び厚さを有していることを特徴とするデータキャリア装着体。
  7. 前記装着体がナットまたは袋ナットであることを特徴とする請求項6に記載のデータキャリア装着体。
  8. 前記保護キャップの少なくとも上板はオーステナイト系ステンレス、チタンまたは白銅で作られていることを特徴とする請求項6に記載のデータキャリア装着体。
  9. 前記データキャリアは弾性を有する接着層により前記上板の内側に固定されていることを特徴とする請求項6に記載のデータキャリア装着体。
  10. 前記上板の内側に配置された前記データキャリアの表面に非導電性材料で作られた表面層が形成されていることを特徴とする請求項6に記載のデータキャリア装着体。
  11. 上板と周板とを有して構成される金属製の保護キャップの該上板の内側にデータキャリアを固定して配置し、その際、前記上板は、該上板を介して前記データキャリアが外部の通信装置との間で電磁誘導作用により電磁波通信が可能な材質及び厚さを有しているものを選択し、次いで外側にネジ部を形成した軸部と、該軸部に連続する頭部とを有する装着体に対し、その頭部を覆うようにして前記保護キャップを固定し、または内側にネジ部を形成した装着体に対し、その装着体を覆うようにして前記保護キャップを固定することを特徴とするデータキャリア装着体の製造方法。
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