JP4092680B2 - Rfid用タグの設置構造及び該タグを備えたrfidシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タグに実装されたICに対して、非接触でデータの読み書きを行うRFID(Radio Frequency Identification)システムに関し、特に、金属等の導電性部材にタグを設置する構造及び該タグを備えたRFIDシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ICチップを備えたタグとリーダ(又はリーダ/ライタ)との間でデータの交信を行うRFIDシステムが普及している。このRFIDシステムは、タグ及びリーダの各々に備えたアンテナを用いてデータの交信を行うため、タグをリーダから数cm乃至数十cm離しても通信可能であり、また、汚れや静電気等に強いという長所から、工場の生産管理、物流の管理、入退室管理等の様々な分野に利用されるようになってきている。
【0003】
このRFIDシステムは、カード状、フィルム状、コイン状、スティック状等の任意の形状に加工された小型のタグと、タグに電力を供給し、タグから受信した信号を処理するリーダとから構成され、例えば、RFIDシステムを工場の生産管理、物流の管理に用いる場合には、タグを管理対象となる任意の部材の表面に取り付け、タグから送信された信号に基づいて部材の処理が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようにRFIDシステムは、タグに設けたアンテナとリーダに設けたアンテナとの間で電磁結合、電磁誘導等を利用してデータの交信を行うものであり、電磁波を透過する人体、ガラス、プラスチック、木材、コンクリート等の非導電体がタグとリーダの間に入っても交信することができるという特徴を有するが、タグを金属等の導電部材の近傍に設置すると、金属表面に生じるうず電流により磁界が弱められてしまい、安定したデータの交信ができなくなるという問題がある。
【0005】
一方、RFIDシステムを工場の生産管理や物流管理に用いる場合には、タグは金属を含む部材に貼り付けて使用される場合が多い。そこで、このような場合には、タグと金属部材表面との間に透磁率の高い物質を挟み、うず電流の発生を抑制したり、アンテナを特殊な鉄系複合材料を用いて形成したタグ(例えば、本願出願人が開発したオンメタル(登録商標)等)を用いる等の処置が施される。
【0006】
上記方法によって、金属部材表面にタグを設置することは可能であるが、この方法ではタグは金属表面に露出した状態であり、タグを設置した金属部材を用いて作業を行う場合などは、作業の途中にタグがはずれてしまったり、金属部材との接触によりタグが破壊されてしまうという問題が生じる。また、金属部材の構造によってはタグを設置する領域が確保できなかったり、タグを設置すると部材の表面形状が変化してしまい、その後の処理に支障が生じる場合もある。このような不具合を防止するには、金属部材の内部にタグを埋め込む構造とすればよいが、タグの周囲が金属で覆われると電磁波が遮断されて通信が不可能になってしまう。
【0007】
このように、RFIDシステムはタグとリーダを離した状態で使用することができるという特徴があるが、タグを設置する部材の材質や設置場所に制限が生じるため、金属部材にタグを設置する場合には、コンテナ等のように表面にタグを貼り付けても問題のない金属物の管理にしか適用することができず、また、金型等の管理に使用する場合、金型だけでなく、金型を使用する機器の設計変更も必要になる場合が生じるという問題があった。
【0008】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、金属等の導電部材にタグを埋め込んでもデータの交信が可能なタグの設置構造及び該タグを備えたRFIDシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のRFID用タグの設置構造は、内蔵されたアンテナにより、リーダ/ライタとの間でデータの交信を行うRFID用タグを導電性部材に設置する構造であって、前記タグは前記導電性部材内に設置され、前記導電性部材には、前記タグに内蔵された前記アンテナが形成する平面と略直交する面であって前記タグの少なくとも一部と交差又は接する面に沿って、前記アンテナ平面の法線方向に貫通するスリットが形成されており、前記タグが、前記アンテナ平面に略平行な表裏面を有する形状をなし、該表裏面の少なくとも一方が、前記導電性部材表面又は該導電性部材に設けた孔の表面に露出するように、前記タグが設置されているものである。
【0010】
また、本発明のRFID用タグの設置構造は、内蔵されたアンテナにより、リーダ/ライタとの間でデータの交信を行うRFID用タグを導電性部材に設置する構造であって、前記タグは前記導電性部材内に設置され、前記導電性部材には、前記タグに内蔵された前記アンテナが形成する平面と略直交する面であって、前記タグの少なくとも一部と交差又は接し、かつ、前記導電性部材の一つの側面に達する面に沿って、前記アンテナ平面の法線方向に貫通するスリットが形成されているものである。
【0011】
また、本発明のRFID用タグの設置構造は、内蔵されたアンテナにより、リーダ/ライタとの間でデータの交信を行うRFID用タグを導電性部材に設置する構造であって、前記タグは前記導電性部材内に設置され、前記導電性部材には、前記タグに内蔵された前記アンテナが形成する平面と略直交する面であって、前記タグの少なくとも一部と交差又は接し、かつ、前記導電性部材の側面に達しない面に沿って、前記アンテナ平面の法線方向に貫通するスリットが形成されているものである。
【0012】
また、本発明のRFID用タグの設置構造は、内蔵されたアンテナにより、リーダ/ライタとの間でデータの交信を行うRFID用タグを導電性部材に設置する構造であって、前記タグは前記導電性部材内に設置され、前記導電性部材には、前記タグに内蔵された前記アンテナが形成する平面と略直交する面であって前記タグの少なくとも一部と交差又は接する開曲面に沿って、前記アンテナ平面の法線方向に貫通するスリットが形成されているものである。
【0013】
また、本発明のRFID用タグの設置構造は、内蔵されたアンテナにより、リーダ/ライタとの間でデータの交信を行うRFID用タグを導電性部材に設置する構造であって、前記タグは前記導電性部材内に設置され、前記導電性部材には、前記タグに内蔵された前記アンテナが形成する平面と略直交する面であって前記タグの少なくとも一部と交差又は接する閉曲面に沿って、前記アンテナ平面の法線方向に貫通するスリットが形成されているものである。
【0015】
また、本発明のRFIDシステムは、上記記載のRFID用タグの設置構造を、金属からなるネジ、又は、金属からなる鍵に適用することを特徴とするものである。
【0016】
このように、本発明は、タグを金属等の導電部材内部に設置する場合であっても、タグ内部に備えるアンテナにより形成される面に対して略直交する面であってタグの少なくとも一部に交差又は接する面に沿って、該導電部材を貫通するスリットを設けることにより、アンテナから発生する磁束の一部が該スリットを通過し、リーダとのデータの交信が可能となる。従って、金属部材にタグを埋設することが可能になるため、従来設置が困難であった金型やネジ、鍵等の任意の部材に対してもRFIDシステムを適用することが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明に係るRFID用タグの設置構造は、その好ましい一実施の形態において、内蔵されたアンテナにより、リーダとの間でデータの交信を行うRFID用タグを導電性部材内に設置する構造であって、導電性部材に、タグに内蔵されたアンテナが形成する平面と略直交する面であってタグの少なくとも一部と交差又は接する面に沿って、アンテナ平面の法線方向に貫通する1μm以上の幅のスリットを少なくとも一つ備えるものであり、アンテナから発生する磁束がスリットを通過することにより、タグとリーダとの交信が可能となる。
【0018】
【実施例】
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0019】
[実施例1]
まず、本発明の第1の実施例に係るRFID用タグの設置構造及び該タグを備えたRFIDシステムについて、図1乃至図12を参照して説明する。図1は、RFIDシステムの全体構成を示す図であり、図2は、タグの形状、図3は、タグの設置構造を示す図である。また、図4は、本実施例の構造で設置したタグの通信性能を評価する方法を示す図であり、図5は、評価に用いるサンプルの構造、図6は評価結果を示す図である。また、図7乃至図12は、本実施例のタグの設置構造のバリエーションを示す図である。
【0020】
図1に示すように、本実施例のRFIDシステムは、金属部材4等の導電部材に埋設され、内部にアンテナを備えるタグ1と、タグ1からの信号を処理するリーダ2と、リーダ2を制御する上位システム3とからなり、リーダ2は、更に、タグ1への電力供給と信号を受信するためのアンテナ部2aと、受信信号を変換するための受信回路部2bと、受信信号をデコードするためのCPU部2cとから構成される。また、タグ1を設置する金属部材4には、本実施例の特徴であるスリット5が所定の位置に設けられている。
【0021】
一般に、タグ1を金属等の導電部材内部に完全に埋設すると、タグ1内のアンテナにより生じる磁束が遮断されてリーダ2との間でデータの交信を行うことができない。しかしながら、金属部材4に所定の間隔、所定の形状のスリットを設けると、磁束の一部はスリットの隙間を通過することができ、データの交信が可能となる。そこで、本実施例のRFIDシステムでは、金属部材4の表面と磁束発生面(すなわち、タグ1内部のアンテナ1cの形成する平面)とが平行になるようにタグ1を金属部材4に埋め込み、かつ、磁束発生面に略直交する面であってタグ1の少なくとも一部に交差又は接する面に沿って、金属部材4にスリット5を設けている。なお、微小な間隔のスリット5を設けることによりデータの交信が可能になるという知見は、本願発明者の実験により得られたものである。
【0022】
以下、具体的なスリット5の形状及びタグ1の設置方法について説明する。なお、以下の説明にあたって、図2(a)に示すようにタグ1の径Dが高さLよりも大きい形状のタグをコインタグ1aと呼び、図2(b)に示すようにタグ1の径Dが高さLよりも小さい形状のタグをスティックタグ1bと呼ぶことにする。また、コインタグ1a又はスティックタグ1bの内部には、円柱状の筐体の円周方向に巻回されたアンテナ1cが設けられているものとし、アンテナ1c内部には必要に応じてロッド1dが設けられているものとする。
【0023】
上記コインタグ1a又はスティックタグ1bが、スリット5を設けた金属部材4に埋め込まれた状態を図3に示す。図3は、円筒状のタグ1の上面及び下面が金属部材4の表面に露出するように埋設されている状態を示しており、金属部材4にはタグ1の長手方向に縦断するスリット5が形成されている。図3(b)は(a)の上面から見た拡大図であり、タグ1は金属部材4に設けた孔に埋め込まれ、タグ1の外周の一部がスリット5に接している。なお、本願発明者の実験によれば、スリット5の隙間の間隔は1μm程度以上であればよく、1μm程度以上の隙間で十分な通信性能を確保することができることを確認している。
【0024】
上記構造を実現する方法としては、レーザ加工機、放電加工機、ワイヤー放電加工機、マシニングセンタ(多機能切削加工NC工作機械)等の加工機を用い、金属部材4にタグ型の孔とスリット5を形成し、タグ型の孔にタグ1をはめ込めばよい。なお、金属部材4とタグ1との間に接着剤等の樹脂を充填してタグ1を固定することが好ましいが、タグ1を取り外す必要がある場合等は必ずしも固定する必要はない。
【0025】
また、図3のように金属部材4をスリット5によって完全に分断する場合には、上記加工機を用い、一旦金属部材4を切断した後、再び張り合わせるだけでよく、一旦切断することによって両断片を嵌合させても両者の間には通常1μm以上の隙間が生じる。また、スリット5によって金属部材4を完全に分断しない場合は、上記加工機を用いて加工すれば、通常、必然的に1μm以上の隙間が形成される。従って、特殊な加工を必要とすることなく、一般的な加工方法によって所望の間隔のスリット5を形成することができる。なお、図3の構造の場合、スリット5の隙間に樹脂等の非導電部材を充填して金属部材4の断片を固定してもよいし、スリット5は空洞とし、例えば、ネジや金具を用いて断片を固定してもよい。
【0026】
次に、上記方法により形成したスリット5の効果を確認するために、図4に示すように、金属部材4にタグ1を設置し、タグ1の長手方向に沿ってスリット5を形成した試料の磁束発生面上方に評価用のアンテナ6を設置し、該アンテナ6とタグ1との間におけるデータの交信の可否を測定した。
【0027】
具体的には、測定用試料として図5に示すような3種類の試料、すなわち、スティックタグ1bをむき出し状態で設置した形態1(図5(a)参照)と、Fe板8上にスティックタグ1bを設置し、周囲もFe板8で囲んだ形態2(図5(b)参照)と、更にスティックタグ1b上部にもFe板8を設け、スティックタグ1bをFe板8で包囲した形態3(図5(c)参照)とを形成し、形態2及び形態3では各々のFe板8の間がスリット5として機能するようにした。また、スティックタグ1bは直径1mmΦ、長さ8mmのものを用い、Fe板8は長さ49mm、幅50mm、厚さ2.1mmの平板を用い、各々のFe板8は接着剤で固定せずに重ねて設置した。この状態ではFe板8間の隙間(スリット5)の間隔は数十μm程度と考えられる。
【0028】
なお、本形態では、スティックタグ1bの磁束発生面の前方及び後方にもFe板8を設け、スティックタグ1bがFe板8内部に埋設された状態としており、図2又は図3の形態よりも磁束が遮断されやすい状態としている。そして、各々の形態のサンプルについて、100回アンテナ6との交信を行い、IDの認証、読み込み、書き込みの成功率が99%以上確保できる距離(図5中のR/W距離)を想定した。その時のスティックタグ1bの共振周波数(kHz)とR/W距離との関係を図6に示す。
【0029】
図6より、スティックタグ1bがむき出しの形態1(丸マーカー)に比べて、下面及び周囲にFe板8を設けた形態2(三角マーカー)、スティックタグ1bの周囲全面にFe板8を設けた形態3(四角マーカー)では、磁束発生面の前面に設置したFe板8により磁束が遮断され、通信可能距離(R/W距離)はやや減少した。しかしながら、スティックタグ1bの磁束発生面前方のFe板8の厚み(2.1mm)に比べて、Fe板8間に形成される隙間(〜数十μm)が微小であるにも関わらず、通信距離の減少割合は約1/2程度と小さく、通信距離はスリットの断面積に単純に比例するものではなく、隙間が微小であっても所定の方向、位置にスリット5を設ければ十分実用可能な通信状態を確保できることが確認できた。また、形態2と形態3とでは通信可能距離に大きな差はなく、磁束発生面前方にスリット5が形成されていれば、金属内にスティックタグ1bを埋設しても通信可能であることが分かる。
【0030】
このように、コインタグ1aやスティックタグ1bを電磁波を遮断する金属部材に埋設する場合であっても、タグ1内のアンテナ平面(磁束発生面)に略直交する面であってタグ1の少なくとも一部と交差又は接する面に沿って、金属部材4を貫通するスリット5を設けることによって、スリット5を通過する磁束により、リーダ2との間でデータの交信を行うことが可能となる。従って、金型等の部材であってもタグ1を埋設して使用することができ、RFIDシステムの使用上の制限を大幅に緩和することができ、幅広い分野でRFIDシステムを利用することが可能となる。
【0031】
なお、上記説明では、スリット5を金属部材4を分断するように形成した例について示したが、タグ1とリーダ2との通信を可能とする構造としては他にも種々の形態が考えられる。以下、図7乃至図12を参照してそのバリエーションについて説明する。
【0032】
まず、タグ1としてコインタグ1aを用いる場合には、磁束発生面の面積が大きいため、図7(a)に示すように、コインタグ1aの一方の表面が露出していれば他方は金属部材4中に埋設していても通信可能である。また、図7(b)に示すように、コインタグ1aが金属部材4に設けた空洞9の中に配置される場合には、コインタグ1aの高さをL、その上の空洞9の深さをtとすると、2L>tの条件を満たすように空洞の深さtを調節することによって通信が可能である。なお、上記タグの高さLと空洞の深さtとの関係は本願発明者の実験によって得られた関係式である。
【0033】
また、図8(a)に示すようにコインタグ1aの片面上に金属部材4が配設されていても該金属部材4にコインタグ1aに接するスリット5が形成されていれば通信可能であり、また、図8(b)に示すように、コインタグ1aが金属部材4中に埋め込まれ、かつ、その表面に別の金属部材4が配置される場合でも、上部の金属部材4にコインタグ1aと接するスリット5を設ければ通信可能となる。
【0034】
一方、タグ1として、スティックタグ1bを用いる場合には、図9(a)、(b)に示すように、スティックタグ1bの一部からスリット5を1本又は複数本直線的に延ばす構造(図示していないが、複数本のスリット5が異なる方向に延在する構造でもよい)や、図9(c)、(d)に示すように、円弧状のスリット5の一部がスティックタグ1bと交差又は接する構造としてもよい。すなわち、スリット5は平面である必要はなく、タグ1内のアンテナ面に略直交する面であれば曲面であっても構わない。また、コインタグ1aと同様に、スティックタグ1bの一表面に金属部材4を配置する場合には、金属部材4にスティックタグ1bと交差又は接するスリット5を設けることにより通信が可能となる。
【0035】
また、その他の構造として、図10(a)、(b)に示すように、スティックタグ1bの一部と交差又は接し、金属部材4のスティックタグ1bの露出面の内部で閉じた形状のスリット5を設けることによっても通信は可能となる。このような形態の場合は、スリット5を金属部材4の外周まで形成しないため、金属部材4の機械的強度の劣化を抑制することができる。また、図10(c)乃至(f)に示すように、スティックタグ1bが金属部材4中に埋め込まれる場合でも、スリット5がタグ1のアンテナ面に略直交する方向に貫通する形状であれば通信が可能となる。
【0036】
なお、上記した各構造は金属部材4の加工の容易性を考慮して例示したが、複雑な加工が可能であれば、図11(a)に示すように、スティックタグ1bの一部から外周に向かってジグザグ状に蛇行するスリット5を設けることもでき、スリット5を複雑な形状とすることにより、加工が不可能又は好ましくない領域を避けてスリット5を形成することができる。
【0037】
また、図11(b)に示すように、スティックタグ1bの一部から所定の距離だけスリット5を形成したり、図11(c)に示すようにスリット5に代えてスティックタグ1bに接する貫通孔5aを設けてもよい。このように金属部材4の外周まで達しない形状のスリットとすることにより、金属部材4の機械的強度を確保することができると共に、金属部材4外周の表面形状の変化等を防止することができる。なお、スリット5の長さや貫通孔5aの径は、タグ1の通信性能を考慮して適宜設定することができる。
【0038】
更に、図11(d)に示すようにタグ1のアンテナ面に対して斜めに傾斜したスリット5を設けることもできる。この場合、スリット5を通過可能な磁束は減少し、通信距離は短くなることが予想されるが、金属部材4の構造上、垂直方向にスリット5を形成することができない場合には有効である。
【0039】
また、タグ1の断面形状が円形の場合には、タグ1が回転して金属部材4との固定が困難な場合もある。その場合には、タグ1の一部に所定の突起10a(図12(a)参照)や窪み10b(図12(b)参照)を設け、一方、金属部材4側にもタグ1の突起10aや窪み10bに対応する凹部や凸部を設けることにより、タグ1の固定をより確実にすることができる。
【0040】
なお、図7乃至図12に示した構造は一例であり、タグ1内のアンテナにより形成される平面に略直交する面内であってタグ1の少なくとも一部と交差又は接し、かつ、磁束の方向(アンテナ平面の法線方向)に貫通する所定の間隔(1μm以上)のスリット5を有する任意の構造とすることができる。また、スリット5や貫通孔5aは空洞であっても非導電性の接着樹脂等を充填してもよく、接着樹脂等を充填することによってスリット5や貫通孔5aからの水分等の侵入を防止することができ、また、接着樹脂を選択することにより金属部材4の強度も維持することができる。
【0041】
また、金属部材4の使用温度や使用条件等により、樹脂を用いることができない場合には、分断した金属部材4をネジ等によって接合することも可能である。両部材をネジ止めすることによりスリット5の隙間が1μm以下となってしまう恐れがある場合には、隙間に1μm以上の大きさの球状又は円柱状のスペーサを挟んで結合すれば通信に必要な隙間を確保することができる。
【0042】
[実施例2]
次に、本発明の第2の実施例に係るRFID用タグの設置構造及び該構造を用いたRFIDシステムについて、図13乃至図15を参照して説明する。図13乃至図15は、本実施例のタグの設置構造例を示す図であり、図13はタグをネジに埋め込んだ場合、図14及び図15はタグをキーに埋め込んだ場合を例示している。なお、本実施例は、前記した第1の実施例で記載したタグの設置構造の応用例について記載するものであり、スリットの形状、製造方法等については前記した第1の実施例と同様である。
【0043】
前記した第1の実施例に示すように、タグ1内のアンテナ面に略直交する面であってタグ1の少なくとも一部と交差又は接する面に沿って、金属部材4を貫通するスリット5又は貫通孔5aを設けることによって、タグ1を金属部材4に埋設してもリーダ2との間で通信することが可能となる。そこで、本実施例では、上記性質を利用したRFIDシステムの具体例について記載する。
【0044】
まず、図13は、上記タグの設置構造をネジに応用したものである。第1の実施例では金型等の金属部材4にタグ1を設置する孔やスリット5を設けたが、この構造では金属部材4にタグ1を固定するために、金属部材4が消耗品である場合には、設置したタグ1が無駄になってしまうという問題がある。また、金属部材4の形状によっては加工が困難な場合や、スリット5等の切れ込みを入れることが好ましくない場合もある。そこで、金属部材4に直接タグ1を設置するのではなく、金属部材4に取り付けるネジやボルト、ナット等の金具に小型のタグ1を埋め込み、これらの金具を金属部材4に取り付けることによって取り外しを可能とするものである。
【0045】
具体的には、図13に示すように、ネジ11の所定の位置、例えば先端部にタグ1を埋め込み、ネジ11の側面に第1の実施例で示した各種のスリット5を設けることにより、ネジ11そのものをRFIDタグとして用いることができる。そして、このネジ型タグ1を任意の材質の部材に取り付けると、スリット5及びネジ11のかみ合わせ部分を通して磁束が通過してリーダ2との交信が可能となる。このような構造とすることにより、消耗品に対してもタグ1を用いることができ、又、金型等の大きな部材を加工するよりも簡単にタグ1を設置することができる。また、カード型やフィルム型のタグを設置する場所がない部材やタグの取り付けが困難な部材に対しても有効である。
【0046】
更に、タグ1を貼り付けたり、表面に設置する方法では、タグ1の所在が外部から見て明らかなために、タグ1を取り外したり、複製する等の不正行為が行われる危険があるが、上記構造であればタグ1を取り付けていること自体を秘匿することができるため、セキュリティ面においても効果を発揮する。なお、図13に示すオスネジに限らず、メスネジやロック/ナット等、任意の金具に適用することができる。
【0047】
また、図14及び図15に示す構造は、タグ1をキーに埋め込んで使用する場合の例について記載するものである。近年、キーのセキュリティを確保するために種々の形状のキー12やシリンダが開発されているが、キー12そのものが複製されてしまうと施錠の効果がなくなってしまうため、キー12の形状以外でキー12を識別することが重要である。そこで、前記した第1の実施例に記載した設置構造のタグ1を金属のキー12に埋め込み、一方、キー12を差し込むシリンダ側にリーダ2を設置すれば、特定のキー12のみを識別することが可能となる。
【0048】
具体的には、図14(a)、(b)に示すように、キー12の先端部分にタグ1を埋め込み、かつ、第1の実施例で例示した形状のスリット5を設けることにより、スリット5と、キー12とシリンダとの隙間を通して磁束が通過し、シリンダ側に設けたリーダ2との間でデータの交信することができ、特定のキー12を識別することが可能となる。
【0049】
また、キー12の先端側に溝や凹凸が形成されており、タグ1を設置することが困難な場合には、図15(a)に示すように、取っ手側にタグ1及びスリット5を設置することもできる。この場合、タグ1とリーダ2との距離は多少離れるが、第1の実施例で示した実験から、通信可能な距離は6乃至8cm程度見込めるため、取っ手側にタグ1を設けても問題はない。また、図15(b)に示すような内溝式のキー12の場合には、キー12そのものの厚みが確保しやすいため、タグ1やスリット5の形成が容易である。
【0050】
このようなタグ1が埋め込まれたキー12を用いることにより、キー12の外観形状が複製された場合であっても個々のキー12を識別することができるため、安全性の高いセキュリティシステムを構築することができる。また、RFIDシステムを適用することにより、施錠/解錠したキー12を記憶したり、キー12毎に施錠/解錠可能な錠を限定したり、施錠/解錠可能な時間を特定する等の高度なセキュリティ管理も可能となる。
【0051】
なお、上記説明では、タグ1をネジ11等の金具又はキー12に設置する場合について示したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、金属部材4にタグ1を設置可能な任意のシステムに応用することが可能である。また、上記実施例では、コインタグ1aやスティックタグ1b等の円筒形のタグ1について示したが、タグ1の形状は円筒形に限られず、直方体、楕円体等任意の形状のタグに適用することができる。また、タグを埋設する部材としては、炭素工具鋼や合金工具鋼等からなる金型に限らず、導電性を有する任意の材料に適用することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のRFID用タグの設置構造及び該タグを備えたRFIDシステムによれば、下記記載の効果を奏する。
【0053】
本発明の第1の効果は、タグを金属等の導電性部材に埋め込んで使用する場合であっても、リーダとの間でデータの交信を行うことができるということである。
【0054】
その理由は、タグ内のアンテナ面に略直交する面であってタグの少なくとも一部と交差又は接する面に沿って、金属部材を貫通するスリットを設け、スリットを通して磁束を通過させることができるからである。
【0055】
また、本発明の第2の効果は、タグを取り外し可能に設置することができるということである。
【0056】
その理由は、タグをネジやロック、ナット等の金具に埋め込むことにより、直接タグを部材に固定しなくてもタグを設置することができるからである。
【0057】
また、本発明の第3の効果は、RFIDシステムを利用することにより安全性の高いセキュリティシステムを構築することができるということである。
【0058】
その理由は、キーの内部にタグを設置することにより、キーが複製された場合であっても個々のキーを識別することができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るRFIDシステムの全体構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るRFIDタグの構造を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係るRFIDタグの設置構造を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は上面図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係るRFIDタグの性能試験の方法を示す斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係るRFIDタグの性能試験に用いるサンプルの構造を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例に係るRFIDタグの性能試験の結果を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例に係るコインタグの設置バリエーションを示す図である。
【図8】本発明の第1の実施例に係るコインタグの設置バリエーションを示す図である。
【図9】本発明の第1の実施例に係るスティックタグの設置バリエーションを示す図である。
【図10】本発明の第1の実施例に係るスティックタグの設置バリエーションを示す図である。
【図11】本発明の第1の実施例に係るスティックタグの設置バリエーションを示す図である。
【図12】本発明の第1の実施例に係るスティックタグの設置バリエーションを示す図である。
【図13】本発明の第2の実施例に係るタグの設置構造を示す図である。
【図14】本発明の第2の実施例に係るタグの設置構造を示す図である。
【図15】本発明の第2の実施例に係るタグの設置構造を示す図である。
【符号の説明】
1 タグ
1a コインタグ
1b スティックタグ
1c アンテナ
1d ロッド
2 リーダ
2a アンテナ部
2b 受信回路部
2c CPU部
3 上位システム
4 金属部材
5 スリット
5a 貫通孔
6 アンテナ
7 磁束
8 Fe板
9 空洞
10a 突起
10b 窪み
11 ネジ
12 キー

Claims (7)

  1. 内蔵されたアンテナにより、リーダ/ライタとの間でデータの交信を行うRFID用タグを導電性部材に設置する構造であって、
    前記タグは前記導電性部材内に設置され、
    前記導電性部材には、前記タグに内蔵された前記アンテナが形成する平面と略直交する面であって前記タグの少なくとも一部と交差又は接する面に沿って、前記アンテナ平面の法線方向に貫通するスリットが形成されており、
    前記タグが、前記アンテナ平面に略平行な表裏面を有する形状をなし、該表裏面の少なくとも一方が、前記導電性部材表面又は該導電性部材に設けた孔の表面に露出するように、前記タグが設置されていることを特徴とするRFID用タグの設置構造。
  2. 内蔵されたアンテナにより、リーダ/ライタとの間でデータの交信を行うRFID用タグを導電性部材に設置する構造であって、
    前記タグは前記導電性部材内に設置され、
    前記導電性部材には、前記タグに内蔵された前記アンテナが形成する平面と略直交する面であって、前記タグの少なくとも一部と交差又は接し、かつ、前記導電性部材の一つの側面に達する面に沿って、前記アンテナ平面の法線方向に貫通するスリットが形成されていることを特徴とするRFID用タグの設置構造。
  3. 内蔵されたアンテナにより、リーダ/ライタとの間でデータの交信を行うRFID用タグを導電性部材に設置する構造であって、
    前記タグは前記導電性部材内に設置され、
    前記導電性部材には、前記タグに内蔵された前記アンテナが形成する平面と略直交する面であって、前記タグの少なくとも一部と交差又は接し、かつ、前記導電性部材の側面に達しない面に沿って、前記アンテナ平面の法線方向に貫通するスリットが形成されていることを特徴とするRFID用タグの設置構造。
  4. 内蔵されたアンテナにより、リーダ/ライタとの間でデータの交信を行うRFID用タグを導電性部材に設置する構造であって、
    前記タグは前記導電性部材内に設置され、
    前記導電性部材には、前記タグに内蔵された前記アンテナが形成する平面と略直交する面であって前記タグの少なくとも一部と交差又は接する開曲面に沿って、前記アンテナ平面の法線方向に貫通するスリットが形成されていることを特徴とするRFID用タグの設置構造。
  5. 内蔵されたアンテナにより、リーダ/ライタとの間でデータの交信を行うRFID用タグを導電性部材に設置する構造であって、
    前記タグは前記導電性部材内に設置され、
    前記導電性部材には、前記タグに内蔵された前記アンテナが形成する平面と略直交する面であって前記タグの少なくとも一部と交差又は接する閉曲面に沿って、前記アンテナ平面の法線方向に貫通するスリットが形成されていることを特徴とするRFID用タグの設置構造。
  6. 請求項1乃至のいずれか一に記載のRFID用タグの設置構造を、金属からなるネジに適用することを特徴とするRFIDシステム。
  7. 請求項1乃至のいずれか一に記載のRFID用タグの設置構造を、金属からなる鍵に適用することを特徴とするRFIDシステム。
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