JP2003085515A - Rfid用タグの設置構造及び該タグを備えたrfidシステム - Google Patents

Rfid用タグの設置構造及び該タグを備えたrfidシステム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】金属等の導電部材にタグを埋め込んでもデータ
の交信が可能なタグの設置構造及び該タグを備えたRF
IDシステムの提供。 【解決手段】内蔵されたアンテナにより、リーダ2との
間でデータの交信を行うRFID用タグ1を金属部材4
等の導電性部材内に設置するに際し、金属部材4に、タ
グ1に内蔵されたアンテナが形成する平面と略直交する
面であって、タグ1の少なくとも一部と交差又は接する
面に沿って、アンテナ平面の法線方向に貫通する1μm
以上の幅のスリット5を少なくとも一つ備えるものであ
り、アンテナから発生する磁束がスリット5を通過する
ことにより、タグ1とリーダ2との交信が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タグに実装された
ICに対して、非接触でデータの読み書きを行うRFI
D(Radio Frequency Identification)システムに関
し、特に、金属等の導電性部材にタグを設置する構造及
び該タグを備えたRFIDシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ICチップを備えたタグとリーダ
(又はリーダ/ライタ)との間でデータの交信を行うR
FIDシステムが普及している。このRFIDシステム
は、タグ及びリーダの各々に備えたアンテナを用いてデ
ータの交信を行うため、タグをリーダから数cm乃至数
十cm離しても通信可能であり、また、汚れや静電気等
に強いという長所から、工場の生産管理、物流の管理、
入退室管理等の様々な分野に利用されるようになってき
ている。
【0003】このRFIDシステムは、カード状、フィ
ルム状、コイン状、スティック状等の任意の形状に加工
された小型のタグと、タグに電力を供給し、タグから受
信した信号を処理するリーダとから構成され、例えば、
RFIDシステムを工場の生産管理、物流の管理に用い
る場合には、タグを管理対象となる任意の部材の表面に
取り付け、タグから送信された信号に基づいて部材の処
理が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにRFIDシ
ステムは、タグに設けたアンテナとリーダに設けたアン
テナとの間で電磁結合、電磁誘導等を利用してデータの
交信を行うものであり、電磁波を透過する人体、ガラ
ス、プラスチック、木材、コンクリート等の非導電体が
タグとリーダの間に入っても交信することができるとい
う特徴を有するが、タグを金属等の導電部材の近傍に設
置すると、金属表面に生じるうず電流により磁界が弱め
られてしまい、安定したデータの交信ができなくなると
いう問題がある。
【0005】一方、RFIDシステムを工場の生産管理
や物流管理に用いる場合には、タグは金属を含む部材に
貼り付けて使用される場合が多い。そこで、このような
場合には、タグと金属部材表面との間に透磁率の高い物
質を挟み、うず電流の発生を抑制したり、アンテナを特
殊な鉄系複合材料を用いて形成したタグ(例えば、本願
出願人が開発したオンメタル(登録商標)等)を用いる
等の処置が施される。
【0006】上記方法によって、金属部材表面にタグを
設置することは可能であるが、この方法ではタグは金属
表面に露出した状態であり、タグを設置した金属部材を
用いて作業を行う場合などは、作業の途中にタグがはず
れてしまったり、金属部材との接触によりタグが破壊さ
れてしまうという問題が生じる。また、金属部材の構造
によってはタグを設置する領域が確保できなかったり、
タグを設置すると部材の表面形状が変化してしまい、そ
の後の処理に支障が生じる場合もある。このような不具
合を防止するには、金属部材の内部にタグを埋め込む構
造とすればよいが、タグの周囲が金属で覆われると電磁
波が遮断されて通信が不可能になってしまう。
【0007】このように、RFIDシステムはタグとリ
ーダを離した状態で使用することができるという特徴が
あるが、タグを設置する部材の材質や設置場所に制限が
生じるため、金属部材にタグを設置する場合には、コン
テナ等のように表面にタグを貼り付けても問題のない金
属物の管理にしか適用することができず、また、金型等
の管理に使用する場合、金型だけでなく、金型を使用す
る機器の設計変更も必要になる場合が生じるという問題
があった。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その主たる目的は、金属等の導電部材にタ
グを埋め込んでもデータの交信が可能なタグの設置構造
及び該タグを備えたRFIDシステムを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のRFID用タグの設置構造は、内蔵された
アンテナにより、リーダ/ライタとの間でデータの交信
を行うRFID用タグを導電性部材に設置する構造であ
って、前記タグは前記導電性部材内に設置され、前記導
電性部材には、前記タグに内蔵された前記アンテナが形
成する平面と略直交する面であって前記タグの少なくと
も一部と交差又は接する面に沿って、前記アンテナ平面
の法線方向に貫通するスリットが形成されているもので
ある。
【0010】本発明においては、前記タグが、前記導電
性部材内部に埋設されている構成、又は、前記タグが、
前記アンテナ平面に略平行な表裏面を有する形状をな
し、該表裏面の少なくとも一方が、前記導電性部材表面
又は該導電性部材に設けた孔の表面に露出するように、
前記タグが設置されている構成とすることができる。
【0011】また、本発明においては、前記タグがコイ
ン状又はスティック状に形成されている構成とすること
もできる。
【0012】また、本発明においては、前記スリット
が、前記アンテナ平面方向に延在し、前記導電性部材の
端面まで形成されている構成とすることもできる。
【0013】また、本発明においては、前記スリット
が、複数本形成されている構成とすることもできる。
【0014】また、本発明においては、前記スリットの
隙間が、略1μm以上に設定されていることが好まし
い。
【0015】また、本発明のRFIDシステムは、上記
記載のRFID用タグの設置構造を、金属からなるネ
ジ、又は、金属からなる鍵に適用することを特徴とする
ものである。
【0016】このように、本発明は、タグを金属等の導
電部材内部に設置する場合であっても、タグ内部に備え
るアンテナにより形成される面に対して略直交する面で
あってタグの少なくとも一部に交差又は接する面に沿っ
て、該導電部材を貫通するスリットを設けることによ
り、アンテナから発生する磁束の一部が該スリットを通
過し、リーダとのデータの交信が可能となる。従って、
金属部材にタグを埋設することが可能になるため、従来
設置が困難であった金型やネジ、鍵等の任意の部材に対
してもRFIDシステムを適用することが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係るRFID用タグの設
置構造は、その好ましい一実施の形態において、内蔵さ
れたアンテナにより、リーダとの間でデータの交信を行
うRFID用タグを導電性部材内に設置する構造であっ
て、導電性部材に、タグに内蔵されたアンテナが形成す
る平面と略直交する面であってタグの少なくとも一部と
交差又は接する面に沿って、アンテナ平面の法線方向に
貫通する1μm以上の幅のスリットを少なくとも一つ備
えるものであり、アンテナから発生する磁束がスリット
を通過することにより、タグとリーダとの交信が可能と
なる。
【0018】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0019】[実施例1]まず、本発明の第1の実施例
に係るRFID用タグの設置構造及び該タグを備えたR
FIDシステムについて、図1乃至図12を参照して説
明する。図1は、RFIDシステムの全体構成を示す図
であり、図2は、タグの形状、図3は、タグの設置構造
を示す図である。また、図4は、本実施例の構造で設置
したタグの通信性能を評価する方法を示す図であり、図
5は、評価に用いるサンプルの構造、図6は評価結果を
示す図である。また、図7乃至図12は、本実施例のタ
グの設置構造のバリエーションを示す図である。
【0020】図1に示すように、本実施例のRFIDシ
ステムは、金属部材4等の導電部材に埋設され、内部に
アンテナを備えるタグ1と、タグ1からの信号を処理す
るリーダ2と、リーダ2を制御する上位システム3とか
らなり、リーダ2は、更に、タグ1への電力供給と信号
を受信するためのアンテナ部2aと、受信信号を変換す
るための受信回路部2bと、受信信号をデコードするた
めのCPU部2cとから構成される。また、タグ1を設
置する金属部材4には、本実施例の特徴であるスリット
5が所定の位置に設けられている。
【0021】一般に、タグ1を金属等の導電部材内部に
完全に埋設すると、タグ1内のアンテナにより生じる磁
束が遮断されてリーダ2との間でデータの交信を行うこ
とができない。しかしながら、金属部材4に所定の間
隔、所定の形状のスリットを設けると、磁束の一部はス
リットの隙間を通過することができ、データの交信が可
能となる。そこで、本実施例のRFIDシステムでは、
金属部材4の表面と磁束発生面(すなわち、タグ1内部
のアンテナ1cの形成する平面)とが平行になるように
タグ1を金属部材4に埋め込み、かつ、磁束発生面に略
直交する面であってタグ1の少なくとも一部に交差又は
接する面に沿って、金属部材4にスリット5を設けてい
る。なお、微小な間隔のスリット5を設けることにより
データの交信が可能になるという知見は、本願発明者の
実験により得られたものである。
【0022】以下、具体的なスリット5の形状及びタグ
1の設置方法について説明する。なお、以下の説明にあ
たって、図2(a)に示すようにタグ1の径Dが高さL
よりも大きい形状のタグをコインタグ1aと呼び、図2
(b)に示すようにタグ1の径Dが高さLよりも小さい
形状のタグをスティックタグ1bと呼ぶことにする。ま
た、コインタグ1a又はスティックタグ1bの内部に
は、円柱状の筐体の円周方向に巻回されたアンテナ1c
が設けられているものとし、アンテナ1c内部には必要
に応じてロッド1dが設けられているものとする。
【0023】上記コインタグ1a又はスティックタグ1
bが、スリット5を設けた金属部材4に埋め込まれた状
態を図3に示す。図3は、円筒状のタグ1の上面及び下
面が金属部材4の表面に露出するように埋設されている
状態を示しており、金属部材4にはタグ1の長手方向に
縦断するスリット5が形成されている。図3(b)は
(a)の上面から見た拡大図であり、タグ1は金属部材
4に設けた孔に埋め込まれ、タグ1の外周の一部がスリ
ット5に接している。なお、本願発明者の実験によれ
ば、スリット5の隙間の間隔は1μm程度以上であれば
よく、1μm程度以上の隙間で十分な通信性能を確保す
ることができることを確認している。
【0024】上記構造を実現する方法としては、レーザ
加工機、放電加工機、ワイヤー放電加工機、マシニング
センタ(多機能切削加工NC工作機械)等の加工機を用
い、金属部材4にタグ型の孔とスリット5を形成し、タ
グ型の孔にタグ1をはめ込めばよい。なお、金属部材4
とタグ1との間に接着剤等の樹脂を充填してタグ1を固
定することが好ましいが、タグ1を取り外す必要がある
場合等は必ずしも固定する必要はない。
【0025】また、図3のように金属部材4をスリット
5によって完全に分断する場合には、上記加工機を用
い、一旦金属部材4を切断した後、再び張り合わせるだ
けでよく、一旦切断することによって両断片を嵌合させ
ても両者の間には通常1μm以上の隙間が生じる。ま
た、スリット5によって金属部材4を完全に分断しない
場合は、上記加工機を用いて加工すれば、通常、必然的
に1μm以上の隙間が形成される。従って、特殊な加工
を必要とすることなく、一般的な加工方法によって所望
の間隔のスリット5を形成することができる。なお、図
3の構造の場合、スリット5の隙間に樹脂等の非導電部
材を充填して金属部材4の断片を固定してもよいし、ス
リット5は空洞とし、例えば、ネジや金具を用いて断片
を固定してもよい。
【0026】次に、上記方法により形成したスリット5
の効果を確認するために、図4に示すように、金属部材
4にタグ1を設置し、タグ1の長手方向に沿ってスリッ
ト5を形成した試料の磁束発生面上方に評価用のアンテ
ナ6を設置し、該アンテナ6とタグ1との間におけるデ
ータの交信の可否を測定した。
【0027】具体的には、測定用試料として図5に示す
ような3種類の試料、すなわち、スティックタグ1bを
むき出し状態で設置した形態1(図5(a)参照)と、
Fe板8上にスティックタグ1bを設置し、周囲もFe
板8で囲んだ形態2(図5(b)参照)と、更にスティ
ックタグ1b上部にもFe板8を設け、スティックタグ
1bをFe板8で包囲した形態3(図5(c)参照)と
を形成し、形態2及び形態3では各々のFe板8の間が
スリット5として機能するようにした。また、スティッ
クタグ1bは直径1mmΦ、長さ8mmのものを用い、
Fe板8は長さ49mm、幅50mm、厚さ2.1mm
の平板を用い、各々のFe板8は接着剤で固定せずに重
ねて設置した。この状態ではFe板8間の隙間(スリッ
ト5)の間隔は数十μm程度と考えられる。
【0028】なお、本形態では、スティックタグ1bの
磁束発生面の前方及び後方にもFe板8を設け、スティ
ックタグ1bがFe板8内部に埋設された状態としてお
り、図2又は図3の形態よりも磁束が遮断されやすい状
態としている。そして、各々の形態のサンプルについ
て、100回アンテナ6との交信を行い、IDの認証、
読み込み、書き込みの成功率が99%以上確保できる距
離(図5中のR/W距離)を想定した。その時のスティ
ックタグ1bの共振周波数(kHz)とR/W距離との
関係を図6に示す。
【0029】図6より、スティックタグ1bがむき出し
の形態1(丸マーカー)に比べて、下面及び周囲にFe
板8を設けた形態2(三角マーカー)、スティックタグ
1bの周囲全面にFe板8を設けた形態3(四角マーカ
ー)では、磁束発生面の前面に設置したFe板8により
磁束が遮断され、通信可能距離(R/W距離)はやや減
少した。しかしながら、スティックタグ1bの磁束発生
面前方のFe板8の厚み(2.1mm)に比べて、Fe
板8間に形成される隙間(〜数十μm)が微小であるに
も関わらず、通信距離の減少割合は約1/2程度と小さ
く、通信距離はスリットの断面積に単純に比例するもの
ではなく、隙間が微小であっても所定の方向、位置にス
リット5を設ければ十分実用可能な通信状態を確保でき
ることが確認できた。また、形態2と形態3とでは通信
可能距離に大きな差はなく、磁束発生面前方にスリット
5が形成されていれば、金属内にスティックタグ1bを
埋設しても通信可能であることが分かる。
【0030】このように、コインタグ1aやスティック
タグ1bを電磁波を遮断する金属部材に埋設する場合で
あっても、タグ1内のアンテナ平面(磁束発生面)に略
直交する面であってタグ1の少なくとも一部と交差又は
接する面に沿って、金属部材4を貫通するスリット5を
設けることによって、スリット5を通過する磁束によ
り、リーダ2との間でデータの交信を行うことが可能と
なる。従って、金型等の部材であってもタグ1を埋設し
て使用することができ、RFIDシステムの使用上の制
限を大幅に緩和することができ、幅広い分野でRFID
システムを利用することが可能となる。
【0031】なお、上記説明では、スリット5を金属部
材4を分断するように形成した例について示したが、タ
グ1とリーダ2との通信を可能とする構造としては他に
も種々の形態が考えられる。以下、図7乃至図12を参
照してそのバリエーションについて説明する。
【0032】まず、タグ1としてコインタグ1aを用い
る場合には、磁束発生面の面積が大きいため、図7
(a)に示すように、コインタグ1aの一方の表面が露
出していれば他方は金属部材4中に埋設していても通信
可能である。また、図7(b)に示すように、コインタ
グ1aが金属部材4に設けた空洞9の中に配置される場
合には、コインタグ1aの高さをL、その上の空洞9の
深さをtとすると、2L>tの条件を満たすように空洞
の深さtを調節することによって通信が可能である。な
お、上記タグの高さLと空洞の深さtとの関係は本願発
明者の実験によって得られた関係式である。
【0033】また、図8(a)に示すようにコインタグ
1aの片面上に金属部材4が配設されていても該金属部
材4にコインタグ1aに接するスリット5が形成されて
いれば通信可能であり、また、図8(b)に示すよう
に、コインタグ1aが金属部材4中に埋め込まれ、か
つ、その表面に別の金属部材4が配置される場合でも、
上部の金属部材4にコインタグ1aと接するスリット5
を設ければ通信可能となる。
【0034】一方、タグ1として、スティックタグ1b
を用いる場合には、図9(a)、(b)に示すように、
スティックタグ1bの一部からスリット5を1本又は複
数本直線的に延ばす構造(図示していないが、複数本の
スリット5が異なる方向に延在する構造でもよい)や、
図9(c)、(d)に示すように、円弧状のスリット5
の一部がスティックタグ1bと交差又は接する構造とし
てもよい。すなわち、スリット5は平面である必要はな
く、タグ1内のアンテナ面に略直交する面であれば曲面
であっても構わない。また、コインタグ1aと同様に、
スティックタグ1bの一表面に金属部材4を配置する場
合には、金属部材4にスティックタグ1bと交差又は接
するスリット5を設けることにより通信が可能となる。
【0035】また、その他の構造として、図10
(a)、(b)に示すように、スティックタグ1bの一
部と交差又は接し、金属部材4のスティックタグ1bの
露出面の内部で閉じた形状のスリット5を設けることに
よっても通信は可能となる。このような形態の場合は、
スリット5を金属部材4の外周まで形成しないため、金
属部材4の機械的強度の劣化を抑制することができる。
また、図10(c)乃至(f)に示すように、スティッ
クタグ1bが金属部材4中に埋め込まれる場合でも、ス
リット5がタグ1のアンテナ面に略直交する方向に貫通
する形状であれば通信が可能となる。
【0036】なお、上記した各構造は金属部材4の加工
の容易性を考慮して例示したが、複雑な加工が可能であ
れば、図11(a)に示すように、スティックタグ1b
の一部から外周に向かってジグザグ状に蛇行するスリッ
ト5を設けることもでき、スリット5を複雑な形状とす
ることにより、加工が不可能又は好ましくない領域を避
けてスリット5を形成することができる。
【0037】また、図11(b)に示すように、スティ
ックタグ1bの一部から所定の距離だけスリット5を形
成したり、図11(c)に示すようにスリット5に代え
てスティックタグ1bに接する貫通孔5aを設けてもよ
い。このように金属部材4の外周まで達しない形状のス
リットとすることにより、金属部材4の機械的強度を確
保することができると共に、金属部材4外周の表面形状
の変化等を防止することができる。なお、スリット5の
長さや貫通孔5aの径は、タグ1の通信性能を考慮して
適宜設定することができる。
【0038】更に、図11(d)に示すようにタグ1の
アンテナ面に対して斜めに傾斜したスリット5を設ける
こともできる。この場合、スリット5を通過可能な磁束
は減少し、通信距離は短くなることが予想されるが、金
属部材4の構造上、垂直方向にスリット5を形成するこ
とができない場合には有効である。
【0039】また、タグ1の断面形状が円形の場合に
は、タグ1が回転して金属部材4との固定が困難な場合
もある。その場合には、タグ1の一部に所定の突起10
a(図12(a)参照)や窪み10b(図12(b)参
照)を設け、一方、金属部材4側にもタグ1の突起10
aや窪み10bに対応する凹部や凸部を設けることによ
り、タグ1の固定をより確実にすることができる。
【0040】なお、図7乃至図12に示した構造は一例
であり、タグ1内のアンテナにより形成される平面に略
直交する面内であってタグ1の少なくとも一部と交差又
は接し、かつ、磁束の方向(アンテナ平面の法線方向)
に貫通する所定の間隔(1μm以上)のスリット5を有
する任意の構造とすることができる。また、スリット5
や貫通孔5aは空洞であっても非導電性の接着樹脂等を
充填してもよく、接着樹脂等を充填することによってス
リット5や貫通孔5aからの水分等の侵入を防止するこ
とができ、また、接着樹脂を選択することにより金属部
材4の強度も維持することができる。
【0041】また、金属部材4の使用温度や使用条件等
により、樹脂を用いることができない場合には、分断し
た金属部材4をネジ等によって接合することも可能であ
る。両部材をネジ止めすることによりスリット5の隙間
が1μm以下となってしまう恐れがある場合には、隙間
に1μm以上の大きさの球状又は円柱状のスペーサを挟
んで結合すれば通信に必要な隙間を確保することができ
る。
【0042】[実施例2]次に、本発明の第2の実施例
に係るRFID用タグの設置構造及び該構造を用いたR
FIDシステムについて、図13乃至図15を参照して
説明する。図13乃至図15は、本実施例のタグの設置
構造例を示す図であり、図13はタグをネジに埋め込ん
だ場合、図14及び図15はタグをキーに埋め込んだ場
合を例示している。なお、本実施例は、前記した第1の
実施例で記載したタグの設置構造の応用例について記載
するものであり、スリットの形状、製造方法等について
は前記した第1の実施例と同様である。
【0043】前記した第1の実施例に示すように、タグ
1内のアンテナ面に略直交する面であってタグ1の少な
くとも一部と交差又は接する面に沿って、金属部材4を
貫通するスリット5又は貫通孔5aを設けることによっ
て、タグ1を金属部材4に埋設してもリーダ2との間で
通信することが可能となる。そこで、本実施例では、上
記性質を利用したRFIDシステムの具体例について記
載する。
【0044】まず、図13は、上記タグの設置構造をネ
ジに応用したものである。第1の実施例では金型等の金
属部材4にタグ1を設置する孔やスリット5を設けた
が、この構造では金属部材4にタグ1を固定するため
に、金属部材4が消耗品である場合には、設置したタグ
1が無駄になってしまうという問題がある。また、金属
部材4の形状によっては加工が困難な場合や、スリット
5等の切れ込みを入れることが好ましくない場合もあ
る。そこで、金属部材4に直接タグ1を設置するのでは
なく、金属部材4に取り付けるネジやボルト、ナット等
の金具に小型のタグ1を埋め込み、これらの金具を金属
部材4に取り付けることによって取り外しを可能とする
ものである。
【0045】具体的には、図13に示すように、ネジ1
1の所定の位置、例えば先端部にタグ1を埋め込み、ネ
ジ11の側面に第1の実施例で示した各種のスリット5
を設けることにより、ネジ11そのものをRFIDタグ
として用いることができる。そして、このネジ型タグ1
を任意の材質の部材に取り付けると、スリット5及びネ
ジ11のかみ合わせ部分を通して磁束が通過してリーダ
2との交信が可能となる。このような構造とすることに
より、消耗品に対してもタグ1を用いることができ、
又、金型等の大きな部材を加工するよりも簡単にタグ1
を設置することができる。また、カード型やフィルム型
のタグを設置する場所がない部材やタグの取り付けが困
難な部材に対しても有効である。
【0046】更に、タグ1を貼り付けたり、表面に設置
する方法では、タグ1の所在が外部から見て明らかなた
めに、タグ1を取り外したり、複製する等の不正行為が
行われる危険があるが、上記構造であればタグ1を取り
付けていること自体を秘匿することができるため、セキ
ュリティ面においても効果を発揮する。なお、図13に
示すオスネジに限らず、メスネジやロック/ナット等、
任意の金具に適用することができる。
【0047】また、図14及び図15に示す構造は、タ
グ1をキーに埋め込んで使用する場合の例について記載
するものである。近年、キーのセキュリティを確保する
ために種々の形状のキー12やシリンダが開発されてい
るが、キー12そのものが複製されてしまうと施錠の効
果がなくなってしまうため、キー12の形状以外でキー
12を識別することが重要である。そこで、前記した第
1の実施例に記載した設置構造のタグ1を金属のキー1
2に埋め込み、一方、キー12を差し込むシリンダ側に
リーダ2を設置すれば、特定のキー12のみを識別する
ことが可能となる。
【0048】具体的には、図14(a)、(b)に示す
ように、キー12の先端部分にタグ1を埋め込み、か
つ、第1の実施例で例示した形状のスリット5を設ける
ことにより、スリット5と、キー12とシリンダとの隙
間を通して磁束が通過し、シリンダ側に設けたリーダ2
との間でデータの交信することができ、特定のキー12
を識別することが可能となる。
【0049】また、キー12の先端側に溝や凹凸が形成
されており、タグ1を設置することが困難な場合には、
図15(a)に示すように、取っ手側にタグ1及びスリ
ット5を設置することもできる。この場合、タグ1とリ
ーダ2との距離は多少離れるが、第1の実施例で示した
実験から、通信可能な距離は6乃至8cm程度見込める
ため、取っ手側にタグ1を設けても問題はない。また、
図15(b)に示すような内溝式のキー12の場合に
は、キー12そのものの厚みが確保しやすいため、タグ
1やスリット5の形成が容易である。
【0050】このようなタグ1が埋め込まれたキー12
を用いることにより、キー12の外観形状が複製された
場合であっても個々のキー12を識別することができる
ため、安全性の高いセキュリティシステムを構築するこ
とができる。また、RFIDシステムを適用することに
より、施錠/解錠したキー12を記憶したり、キー12
毎に施錠/解錠可能な錠を限定したり、施錠/解錠可能
な時間を特定する等の高度なセキュリティ管理も可能と
なる。
【0051】なお、上記説明では、タグ1をネジ11等
の金具又はキー12に設置する場合について示したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、金属部
材4にタグ1を設置可能な任意のシステムに応用するこ
とが可能である。また、上記実施例では、コインタグ1
aやスティックタグ1b等の円筒形のタグ1について示
したが、タグ1の形状は円筒形に限られず、直方体、楕
円体等任意の形状のタグに適用することができる。ま
た、タグを埋設する部材としては、炭素工具鋼や合金工
具鋼等からなる金型に限らず、導電性を有する任意の材
料に適用することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のRFID
用タグの設置構造及び該タグを備えたRFIDシステム
によれば、下記記載の効果を奏する。
【0053】本発明の第1の効果は、タグを金属等の導
電性部材に埋め込んで使用する場合であっても、リーダ
との間でデータの交信を行うことができるということで
ある。
【0054】その理由は、タグ内のアンテナ面に略直交
する面であってタグの少なくとも一部と交差又は接する
面に沿って、金属部材を貫通するスリットを設け、スリ
ットを通して磁束を通過させることができるからであ
る。
【0055】また、本発明の第2の効果は、タグを取り
外し可能に設置することができるということである。
【0056】その理由は、タグをネジやロック、ナット
等の金具に埋め込むことにより、直接タグを部材に固定
しなくてもタグを設置することができるからである。
【0057】また、本発明の第3の効果は、RFIDシ
ステムを利用することにより安全性の高いセキュリティ
システムを構築することができるということである。
【0058】その理由は、キーの内部にタグを設置する
ことにより、キーが複製された場合であっても個々のキ
ーを識別することができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るRFIDシステム
の全体構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るRFIDタグの構
造を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係るRFIDタグの設
置構造を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は上面
図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係るRFIDタグの性
能試験の方法を示す斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係るRFIDタグの性
能試験に用いるサンプルの構造を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例に係るRFIDタグの性
能試験の結果を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例に係るコインタグの設置
バリエーションを示す図である。
【図8】本発明の第1の実施例に係るコインタグの設置
バリエーションを示す図である。
【図9】本発明の第1の実施例に係るスティックタグの
設置バリエーションを示す図である。
【図10】本発明の第1の実施例に係るスティックタグ
の設置バリエーションを示す図である。
【図11】本発明の第1の実施例に係るスティックタグ
の設置バリエーションを示す図である。
【図12】本発明の第1の実施例に係るスティックタグ
の設置バリエーションを示す図である。
【図13】本発明の第2の実施例に係るタグの設置構造
を示す図である。
【図14】本発明の第2の実施例に係るタグの設置構造
を示す図である。
【図15】本発明の第2の実施例に係るタグの設置構造
を示す図である。
【符号の説明】
1 タグ 1a コインタグ 1b スティックタグ 1c アンテナ 1d ロッド 2 リーダ 2a アンテナ部 2b 受信回路部 2c CPU部 3 上位システム 4 金属部材 5 スリット 5a 貫通孔 6 アンテナ 7 磁束 8 Fe板 9 空洞 10a 突起 10b 窪み 11 ネジ 12 キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中里 稔 兵庫県三田市テクノパーク12−6−1339 三菱マテリアル株式会社三田工場内 (72)発明者 井上 泰治 東京都文京区小石川1−12−14 三菱マテ リアル株式会社RF−ID事業センター内 Fターム(参考) 5B035 BA03 BB09 CA01 CA23 5B058 CA15 KA24 5K012 AA01 AB03 AC06 BA02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内蔵されたアンテナにより、リーダ/ライ
    タとの間でデータの交信を行うRFID用タグを導電性
    部材に設置する構造であって、 前記タグは前記導電性部材内に設置され、 前記導電性部材には、前記タグに内蔵された前記アンテ
    ナが形成する平面と略直交する面であって前記タグの少
    なくとも一部と交差又は接する面に沿って、前記アンテ
    ナ平面の法線方向に貫通するスリットが形成されている
    ことを特徴とするRFID用タグの設置構造。
  2. 【請求項2】前記タグが、前記導電性部材内部に埋設さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のRFID用タ
    グの設置構造。
  3. 【請求項3】前記タグが、前記アンテナ平面に略平行な
    表裏面を有する形状をなし、該表裏面の少なくとも一方
    が、前記導電性部材表面又は該導電性部材に設けた孔の
    表面に露出するように、前記タグが設置されていること
    を特徴とする請求項1記載のRFID用タグの設置構
    造。
  4. 【請求項4】前記タグがコイン状又はスティック状に形
    成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の
    RFID用タグの設置構造。
  5. 【請求項5】前記スリットが、前記アンテナ平面方向に
    延在し、前記導電性部材の端面まで形成されていること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載のRF
    ID用タグの設置構造。
  6. 【請求項6】前記スリットが、複数本形成されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載のR
    FID用タグの設置構造。
  7. 【請求項7】前記スリットの隙間が、略1μm以上に設
    定されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
    か一に記載のRFID用タグの設置構造。
  8. 【請求項8】前記スリットの隙間に、比導電性の樹脂が
    封入されていることを特徴とする請求項1乃至7のいず
    れか一に記載のRFID用タグの設置構造。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8のいずれか一に記載のRF
    ID用タグの設置構造を、金属からなるネジに適用する
    ことを特徴とするRFIDシステム。
  10. 【請求項10】請求項1乃至8のいずれか一に記載のR
    FID用タグの設置構造を、金属からなる鍵に適用する
    ことを特徴とするRFIDシステム。
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