JP4426558B2 - 熱陰極蛍光ランプ - Google Patents

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Description

本発明は、主に液晶表示装置のバックライトに用いられる熱陰極蛍光ランプに関する。
近年、液晶表示装置の中でも、液晶テレビ受像機等に対して大型化の要求があり、この要求に応じてバックライト用の低圧放電ランプに対しても大型化の要求がある。
当該大型化の要求に対し、冷陰極蛍光ランプと比べて発光効率が高く、また1本あたりの光量が多くてアセンブリの手間が省ける等の利点から、発明者らはバックライトに熱陰極蛍光ランプを採用することを検討している。
熱陰極蛍光ランプでは、一般に、電子放出物質が被着されたフィラメントコイルを採用しているが、点灯中に電子放出物質がスパッタされ、冷陰極蛍光ランプに比べて寿命が短いという課題があり、当該スパッタを抑制する技術が特許文献1に開示されている。具体的には、フィラメントコイルの巻回部分を金属スリーブで覆うことによって、点灯中にイオンのフィラメントコイルへの衝突を抑制し、当該スパッタを抑制することができる旨、記載されている(段落番号[0019]を参照)。
特開2005−235749号公報
しかしながら、上記従来の熱陰極蛍光ランプでは、フィラメントコイルの巻回部分とこれを覆う金属スリーブとの間で短絡が発生するおそれがある。当該短絡が発生すると、フィラメントコイルが十分に予熱されないままランプが点灯を開始し、十分に予熱された状態でランプ点灯が開始する場合と比べて電子放出物質が過剰にスパッタされて損耗速度が高まり、ランプの寿命が縮むという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、上記巻回部分とこれを覆うスリーブとの間で短絡が生じることを防止して、ランプ寿命が縮むことを抑制することのできる熱陰極蛍光ランプを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る熱陰極蛍光ランプでは、電子放出物質が被着された巻回部を有するフィラメントコイルが、ガラスバルブ内の各端に配された熱陰極蛍光ランプに対し、上記巻回部を耐熱性スリーブで覆い、上記耐熱性スリーブの内周面の少なくとも一部領域に絶縁性を与えた。
本発明に係る熱陰極蛍光ランプでは、上記耐熱性スリーブの内周面の少なくとも一部領域に絶縁性を与えたので、ランプ点灯時に上記耐熱性スリーブと上記巻回部との間で短絡が発生することを防止することができ、上記巻回部に被着された電子放出物質が過剰にスパッタされて過剰損耗することを抑制でき、ランプ寿命が縮むことを抑制することができる。
(実施の形態1)
以下、図面を用いて本実施の形態における熱陰極蛍光ランプについて説明する。
図1(a)は、本実施の形態における熱陰極蛍光ランプの概略断面図であり、(b)は(a)の要部断面図である。図1(a)では、バルブ2およびバルブ2の内面に成膜された蛍光体膜2aのみを断面で示している。図1(b)では、バルブ2、蛍光体膜2a、スリーブ7のみを断面で示しており、一方の電極ユニット3の周辺部分の断面を示しているが、他方の電極ユニット3の周辺部分も同様の構成である。
図1(a)に示すように、本実施の形態における熱陰極蛍光ランプ1では、例えば、内径が5.0[mm]以上数10[mm]以下の範囲に設定された、ガラス製の円筒状バルブ2に電極ユニット3が内包され、バルブ2の両端部側にそれぞれ配されている。
バルブ2の内面のうち、バルブ2両端側を除くほぼ全域に蛍光体膜2aが成膜されている。蛍光体膜2aは、例えば、赤(Y:Eu)、緑(LaPO:Ce,Tb)および青(BaMgAl1627:Eu,Mn)発光の3種類を用いている。バルブ2内には、アルゴン(Ar)、ネオン(Ne)等の希ガスと発光物質である水銀(Hg)が封入されている。
図1(b)に示すように、電極ユニット3は、フィラメントコイル4、スリーブ7、スリーブリード8および接続部材5a,5bからなる。フィラメントコイル4は巻回部4a、第1リード部4b、第2リード部4cからなり、スリーブ7には、螺旋状に巻回された巻回部4aが内包されている。
スリーブ7は、例えばニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)等で形成されている。スリーブ7の軸が上記巻回部4aの巻回軸と略平行となっている。
スリーブ7の内径は、上記巻回部4aの外径より大きく、内包された上記巻回部4aが接触しないように設定されている。スリーブ7の外径は、バルブ2の内径より小さく、バルブ2と接触しないように設定されている。
上記巻回部4aは、例えば外径が数[mm]以上5[mm]未満に設定されている。当該巻回部4aの一端から近い側のバルブ2の端部に向けて第1リード部4bが延出され、同様に当該巻回部4aの他端から近い側のバルブ2の端部に向けて第2リード部4cが延出されている。
フィラメントコイル4には、例えば、タングステン(W)あるいはレニウムタングステン(Re−W)等を主成分とする素線が用られている。レニウムタングステン(Re−W)はタングステン(W)に比べて加熱時の強度が高いので、本実施の形態では、レニウムタングステン(Re−W)を主成分とする素線をフィラメントコイル4に採用している。
フィラメントコイル4の素線の直径は、25[μm]〜70[μm]のものを用いることができ、二重巻き(ダブルヘリカル)構造の場合、巻きやすさおよび強度の両立の観点から45[μm]〜55[μm]が望ましい。
フィラメントコイル4の巻回部4aは、素線が略一定の間隙で螺旋状に巻回されてなる一重巻きコイルが、さらに螺旋状に巻回されて二重巻きの状態となっている。当該一重巻きコイルは、例えば、外径が0.15[mm]、ピッチが0.07[mm]に設定され、当該巻回部4aの外径が1.3[mm]、ピッチが0.6[mm]に設定されている。
フィラメントコイル部4の巻回部4aの表面には、電子放出物質3aが被着されている。電子放出物質3aは、バリウム(Ba)、ストロンチウム(Sr)、カルシウム(Ca)からなる3元アルカリ土類金属の酸化物を主成分とする。電子放出物質3aの材質はこれに限定されず、二元のバリウム酸化物、あるいはアルカリ土類金属の酸化物に酸化ジルコニウムを1〜5重量%程度添加したものを主成分としても良い。
スリーブ7がフィラメントコイル部4の巻回部4aを覆っており、スリーブ7の外周面から近い側のバルブ2の端部に向けてスリーブリード8が延出されている。スリーブリード8は、例えばステンレス(SUS304)等で構成されている。
スリーブリード8、第1リード部4bおよび第2リード部4cはそれぞれの延出端側で板状の接続部材5a,5bに固定されている。板状の接続部材5a,5bは、例えばステンレス(SUS304)を主成分とし、縦5[mm]、横2.5[mm]、厚み0.2[mm]に設定されている。また、接続部材5a,5bには、バルブ2両端を貫通し、かつ第1リード部4b、第2リード部4cに通電する導入線6a,6bが、バルブ2に内包された側の端部で固定されている。
上記のように、接続部材5a,5bは、第1リード部4b、第2リード部4cと導入線6a,6bとを接続するので、導入線6a,6bに電圧が印加されたとき、フィラメントコイル4への給電部材として機能する。
本実施の形態では、板状の接続部材5aにおいて、一方の主面にスリーブリード8、第1リード部4bがそれぞれ固定され、他方の主面に導入線6aが固定されており、同様に板状の接続部材5bにおいて、一方の主面に第2リード部4cが固定され、他方の主面に導入線6bが固定されている。
接続部材5a,5bで第1リード部4b、第2リード部4cと導入線6a,6bとを各々接続すると、ランプ1を組み立てる際、接続部材を用いずに第1リード部、第2リード部を各導入線と接続する場合と比べて、フィラメントコイル4の位置決め精度を高めることができるとともに、第1リード部4b、第2リード部4cと各導入線6a,6bとの接続を容易にすることができる。
スリーブリード8の支持部材は接続部材5aに限らず、接続部材5bであっても良い。
本実施の形態では、フィラメントコイル4の巻回部4aは、二重巻き(ダブルヘリカル)構造を採用しているが、これに限定されず、三重巻き(トリプルヘリカル)構造の他、一重巻き(シングルヘリカル)構造を採用しても良い。
フィラメントコイル4の巻回部4aに多重巻き構造(高次構造)を採用すると、一重巻き(シングルヘリカル)構造と比べて、当該巻回部4aをコンパクトにすることができ、ランプ1における設計自由度を向上させることができる。
具体的な本実施の形態に係る熱陰極蛍光ランプの駆動方法について概説すると、電極ユニット3を構成する第1リード部4bと、第2リード部4cとの間に電圧を印加するため、導入線6a,6bのそれぞれの間に例えば5[V]の電圧を印加し、フィラメントコイル4で電子放出物質3aを加熱する。
そして、電極ユニット3同士の間に例えば300[V]の電圧を印加することにより、電子放出物質3aから電子を放出させて電極ユニット3同士の間でアーク放電を発生させる。電極ユニット3同士の間でアーク放電が発生した後は、電極ユニット3同士の間に100[V]の電圧を印加するとともに、各電極ユニット3に例えば2[V]の電圧を印加する制御を行う。既述した2[V]の電圧の印加は、しなくても良いが、当該電圧印加をすると、ランプ寿命がより長くなる。
図2は、電極ユニットの概略構成図であり、図3(a)ないし(c)は、図2で示した仮想平面での各バリエーションを示した矢視断面図である。図3(a)ないし(c)では、スリーブのみ断面で示し、フィラメントコイルの巻回部に被着された電子放出物質を省略している。
図2に示すように、本実施の形態では、スリーブ7は、両端が開口された筒状のニッケル製基体19とこの基体19の内周面に成膜された絶縁膜20とからなる。
図3(a)に示すように、本実施の形態では、絶縁膜20が均一な厚みt1で、例えば0.002〜1[mm]で成膜されている。
本実施の形態では、絶縁膜20が基体19の内周面全体に亘って成膜されているが、これに限らず、基体19の内周面のうちフィラメントコイル4の第1リード部4b,第2リード部4c側に偏在するように成膜されていても良い。
絶縁膜20は、酸化アルミニウム(Al)、シリカ(SiO)あるいは酸化チタン(TiO)等の酸化物、または窒化ホウ素(BN)などの窒化物を主成分とする釉薬を基体19の内周面に塗布して、これを約1200[℃]で約10分間、焼成することにより当該内周面に被着させることができる。なお、当該釉薬による絶縁層形成方法では、絶縁層を形成する基体19が酸化しないように、酸素欠乏雰囲気下で行うことが望ましい。
例えば、シリカ粉体とホウ酸とを混合した釉薬を上記条件下で塗布、焼成すると、焼成によって融解したホウ酸にシリカが包み込まれたような絶縁膜20を形成することができる。
絶縁膜20は、窒化ホウ素(BN)、窒化珪素(Si)等の窒化物または炭化珪素(SiC)等の炭化物、あるいはこれらを2種類以上組み合わせた混合物を主成分とする粉体を石油系炭化水素やカルボン酸エステルやアルコール類などの分散媒に所定の粘度となるように分散させ、ペースト状あるいはスラリー状としたものを基体19の内周面に塗布し、これを分散媒の沸点および飽和蒸気圧に応じた温度で乾燥させることにより当該内周面に被着させることができる。
例えば、分散媒が酢酸ブチルである場合、粘度0.2〜2.0[Pa・秒]のスラリーを塗布し、約40[℃]の熱風を2分間当てることにより絶縁膜20bを形成することができる。
また、上記酸化物、窒化物、炭化物等を予め焼成して、両端が開口された円筒状の絶縁部材を形成しておき、これを耐熱性の接着剤で基体19の内周面に被着させて絶縁膜20としてもよい。
例えば、シリカ粉体とホウ酸との混合物を鋳型に入れ焼くことによって予め絶縁部材11a,11bを形成しておき、これを耐熱性の接着剤で接続部材5a,5bの近接辺部に被着させる。
本実施の形態では、例えば耐熱温度1000[℃]以上の耐熱性無機接着剤例えば、朝日化学工業(株)製のスミセラム(登録商標、商標登録番号第1269142号)あるいは日産化学工業(株)製のボンド・エックス(登録商標、商標登録番号第2598133号)などで接合する。
上記蛍光体膜2aと同様の成分を含む蛍光体懸濁液を基体19の内周面に塗布し、分散媒の沸点および飽和蒸気圧に応じた温度で乾燥させることにより当該内周面に当該蛍光体を主成分とする絶縁膜20を被着させることができる。
<バリエーション1>
図3(b)に示すように、バリエーション1の絶縁膜21は、巻回部4aの折り返し端側に比べて第1リード部4b,第2リード部4c側が厚い。
例えば、絶縁膜21において、上記折り返し端側の基体19開口端での厚みt2が0.05[mm]、当該リード部4b,4c側の基体19開口端での厚みt3が0.15[mm]に設定されている。
絶縁膜21の厚みは、例えば、釉薬、スラリー状材料を用いる場合、基体19の内周面全体に亘って釉薬、スラリー状材料を塗布し、焼成工程中において基体19をその軸を中心にして回転させかつ基体19軸を、鉛直下向きを基準に、直角に維持し、徐々に鈍角に変化させることによって、上記のように調整することができる。釉薬とスラリー状材料とでは、粘度が異なるので、焼成中における上記角度変化期間、焼成温度等を調整することによって絶縁膜21を上記のような構成とすることができる。
また、基体19の内周面の全体に亘って釉薬、スラリー状材料を塗布し、均一な厚みの絶縁膜を成膜し、円錐台の形状を有するブラシの円錐軸を基体19の軸と一致させ、当該ブラシをその円錐軸を中心に回転させて均一な厚みに成膜された絶縁膜を削り、絶縁膜21を形成することができる。
<バリエーション2>
図3(c)に示すように、バリエーション2の絶縁膜22では、バリエーション1の絶縁膜21に対し、スリーブ7の軸方向に延出されたスリーブリード8に近い側に比べてスリーブリード8から遠い側が厚くなっている。
例えば、絶縁膜22において、スリーブリード8に近い側では、巻回部4aの折り返し端側の基体19開口端での厚みt4が0.05[mm]、リード部4b,4c側の基体19開口端での厚みt5が0.10[mm]に設定されており、スリーブリード8から遠い側では、巻回部4aの折り返し端側の基体19開口端での厚みt6が0.10[mm]、リード部4b,4c側の基体19開口端での厚みt7が0.15[mm]に設定されている。
絶縁膜22の厚みは、例えば、釉薬、スラリー状材料を用いる場合、基体19の内周面全体に亘って釉薬、スラリー状材料を塗布し、焼成工程中において基体19をその軸を中心にして回転させかつ基体19軸を、鉛直下向きを基準に、直角に維持し、徐々に鈍角に変化させ、焼成完了前に基体19の回転を止めて焼成を完了させることによって、上記のように調整することができる。釉薬とスラリー状材料とでは、粘度が異なるので、焼成中における上記角度変化期間、焼成温度、基体19の回転停止のタイミング等を調整することによって絶縁膜22を上記のような構成とすることができる。
また、基体19の内周面の全体に亘って釉薬、スラリー状材料を塗布し、均一な厚みの絶縁膜を成膜し、円錐台の形状を有するブラシの円錐軸を基体19の軸に対して偏心配置し、当該ブラシをその円錐軸を中心にして回転させて均一な厚みに成膜された絶縁膜を削り、絶縁膜22を形成することができる。
《実施の形態1における熱陰極蛍光ランプの効果》
本実施の形態では、スリーブ7において基体19の内周面全体に亘って絶縁膜20が均一な厚みで成膜されているので、導入線6a,6b(図1(b)参照)からフィラメントコイル4に対して電圧を印加した場合、スリーブ7と、フィラメントコイル4のうちスリーブ7と最も近接する部分とでアークが飛び、短絡が発生することを防止でき、フィラメントコイル4の巻回部4aに被着された電子放出物質3aが過剰にスパッタされ過剰損耗することを抑制でき、ランプ寿命を縮めることを抑制することができる。
フィラメントコイル4に対して電圧が印加されたとき、巻回部4aのうち第1リード部4b側、もしくは第2リード部4c側とスリーブ7との間で最も電位差が大きくなると考えられる。
既述のように、絶縁膜20が基体19の内周面のうちフィラメントコイル4の第1リード部4b,第2リード部4c側に偏在するように成膜されていると、スリーブ7の内周面のうち当該電位差のもっとも大きくなる領域に絶縁膜20を配することができるので、上記短絡の発生を防止することができ、フィラメントコイル4の巻回部4aに被着された電子放出物質3aが過剰にスパッタされ過剰損耗することを抑制でき、ランプ寿命を縮めることを抑制することができる。
絶縁膜20が基体19の内周面全体に亘って成膜されていると、上記短絡の発生を防止する効果がさらに確実になって、ランプ寿命を縮めることを確実に抑制できる。
巻回部4aのうち、スリーブ7の内周面との間における電位差は、折り返し端に比べて第1リード部4b側、あるいは第2リード部4c側が大きく、本実施の形態におけるバリエーション1では、絶縁膜21の厚みを、巻回部4aの折り返し端側に比べて第1リード部4b,第2リード部4c側で大きくしたので、スリーブ7内周面のうち上記短絡の発生しやすい領域での短絡発生を確実に防止することができると共に、スリーブ7内周面の他の領域での短絡発生を防止でき、フィラメントコイル4の巻回部4aに被着された電子放出物質3aが過剰にスパッタされ過剰損耗することを抑制でき、ランプ寿命を縮めることを抑制することができる。
本実施の形態では、フィラメントコイル4のうち電子放出物質3aが被着された巻回部4aの巻回軸がバルブ2の管軸と略平行であるため、放電中に生じたイオンを主に当該巻回部4aの折り返し端部に衝突させ、当該折り返し端部以外の他の大部分のイオンスパッタを抑制することができる。これによって、電子放出物質3aの枯渇を抑制でき、ランプ寿命が縮むことを抑制できる。
さらに、上記巻回部4aの巻回軸がバルブ2の管軸と略平行であることによって、フィラメントコイル4の長さを小さくすることなく、バルブ2の径を小さくすることができ、ランプ1の設計自由度を向上させることができる。
そして、バルブ2の径を小さくすると、輝度を向上させることができるが、上記巻回部4aの巻回軸がバルブ2の管軸と略平行であることによって、バルブ2の径を小さくしながらも、上記巻回部4aに電子放出物質3aが塗布できる領域が減少することを防止できるので、ランプ寿命が縮むことを抑制しながら輝度を向上させることができる。
本実施の形態では、フィラメントコイル4の巻回部4aにスリーブ7を被覆させたので、放電中に生じたイオンによるスパッタをさらに抑制することができ、ランプ寿命が縮むことをさらに抑制することができる。
フィラメントコイル4の巻回部4aが高次構造を有する場合、当該巻回部4aの最外郭の巻回軸がバルブ2の管軸と略平行であれば、上記効果と同様の効果を発揮することができる。
本実施の形態では、フィラメントコイル4のうち電子放出物質3aが被着された巻回部4aの巻回軸がバルブ2の管軸と略平行であったが、フィラメントコイルのうち電子放出物質が被着された巻回部の巻回軸がバルブの管軸と直交する場合、当該巻回部がスリーブに被覆されていることによって、当該巻回部のうち近い方のバルブ封止端側および巻回端部に被着された電子放出物質が、放電中に生じたイオンにスパッタされることを抑制することができ、ランプ寿命が縮むことを抑制できる。
実施の形態1におけるバリエーション1では、スリーブ7内周面のうち上記短絡発生の可能性が高い領域に比べ当該可能性の低い領域において、絶縁膜21を薄くすることができるので、コスト低減を図ることができる。
巻回部4aにおいて、スリーブ7の内周面との間における電位差は、第1リード部4b側および第2リード部4c側のうち、スリーブリード8から遠い側が最も大きくなると考えられる。
実施の形態1におけるバリエーション2では、スリーブリード8が接続部材5aに支持されていることから、絶縁膜22を、スリーブリード8から近い側(第1リード部4b側)に比べて、スリーブリード8から遠い側(第2リード部4c側)で厚くしたので、スリーブ7内周面のうち上記短絡の最も発生しやすい領域での短絡発生を確実に防止できると共に、スリーブ7内周面の他の領域での短絡発生を防止でき、フィラメントコイル4の巻回部4aに被着された電子放出物質3aが過剰にスパッタされ過剰損耗することを抑制でき、ランプ寿命を縮めることを抑制することができる。
既述のように、スリーブリード8は接続部材5aに限らず、接続部材5bで支持されていても良いので、その場合、絶縁膜22を、第2リード部4c側に比べて第1リード部4b側で厚くすれば同様の効果を得ることができる。
バリエーション2の絶縁膜22では、バリエーション1の絶縁膜21に対し、スリーブ7の軸方向に延出されたスリーブリード8に近い側に比べてスリーブリード8から遠い側を厚くしているが、基体19の内周面全体に亘って均一な厚みで成膜された絶縁膜20に対してスリーブリード8に近い側に比べてスリーブリード8から遠い側を厚くしても同様の効果を得ることができる。
本実施の形態では、スリーブ7がニッケル(Ni)等の導電性基体19と絶縁膜20とで構成されていたが、スリーブ全体が絶縁部材で構成されている場合にも、同様に、当該スリーブとフィラメントコイル4のうちスリーブと最も近接する部分とで短絡が発生することを防止でき、ランプ寿命を縮めることを抑制することができる。
スリーブリード8の一端側を接続部材5a,5bに接続せず、他の部材、例えばバルブ2に挿設させて、接続部材5a,5bと電気的に独立した状態とすれば、スリーブ7と、フィラメントコイル4のうちスリーブ7と最も近接する部分との間の電位差を縮めるように調整することができ、既述のような短絡の発生を防止できて、ランプ寿命が縮むことを抑制することができる。
上記各絶縁膜20,21,22が、蛍光体で形成されていると、放電によって発生した紫外線を効率よく可視光に変換し、発行効率を向上させることができる。また上記各絶縁膜20,21,22が、酸化アルミニウム(Al)、酸化チタン(TiO)等の紫外線反射能を有する材料で形成されていると、放電によって発生した紫外線を反射して、これを効率よくバルブ2の内面に被着された蛍光体膜2aに照射でき、発光効率を向上させることができる。
バリエーション2の絶縁膜22の構成を採用すると、スリーブ7内周面のうち上記短絡発生の可能性が高い領域に比べ当該可能性の低い領域での絶縁膜22の厚みを薄くすることができるので、コスト低減を図ることができる。
絶縁膜20,21,22が基体19の内周面の全体に亘って成膜されている場合、スリーブ7とフィラメントコイル4の巻回部4aとが接触していてもこれら両者間の絶縁を確保することができるので、スリーブ7径の設計自由度を向上させることができ、バルブ2の設計自由度を向上させることができる。
本発明によれば、ランプ寿命が縮むことを抑制できるので、ランプ交換期間を延長させることができ、本発明に係るランプを採用すると、製品のライフサイクルとの関係で、メンテナンスフリーの照明装置を実現することができ、その産業上の利用可能性は非常に広く、かつ大きい。
(a)は、実施の形態1における熱陰極蛍光ランプの概略断面図であり、(b)は(a)の要部断面図である。 は、実施の形態1における電極ユニットの概略構成図である。 (a)ないし(c)は、実施の形態1において図2の仮想平面での各バリエーションを示した矢視断面図である。
符号の説明
1 熱陰極蛍光ランプ
2 バルブ
2a 蛍光体膜
3 電極ユニット
3a 電子放出物質
4 フィラメントコイル
4a 巻回部
4b 第1リード部
4c 第2リード部
5a,5b 接続部材
6a,6b 導入線
7 スリーブ
8 スリーブリード
19 基体
20 絶縁膜

Claims (8)

  1. 電子放出物質が被着された巻回部を有するフィラメントコイルが、ガラスバルブ内の各端に配された熱陰極蛍光ランプであって、
    前記巻回部が耐熱性スリーブで覆われており、
    前記巻回部の巻回軸が前記ガラスバルブの管軸と略平行であり、
    前記耐熱性スリーブは、両端が開口された筒状の導電性基体と、その内周面の少なくとも一部領域に被着された耐熱性の絶縁膜とを含み、
    前記絶縁膜は、前記導電性基体の内周面のうち電極に近いバルブ端の側に偏在して被着されていることを特徴とする熱陰極蛍光ランプ。
  2. 記導電性基体は前記フィラメントコイルへの給電部材に支持されており、
    前記絶縁膜は、前記フィラメントコイルに電圧が印加された場合に、前記導電性基体と前記巻回部との最短間隙における電位差が小さい領域に比べて当該電位差の大きい領域が厚いことを特徴とする請求項に記載の熱陰極蛍光ランプ。
  3. 記巻回部の一端から第1リード部が延出され、前記巻回部の他端から第2リード部が延出され、
    前記耐熱性スリーブのうち近方のバルブ端側から前記第1リード部および前記第2リード部が近方のバルブ端に向けて伸びており、
    前記絶縁膜は、遠方のバルブ端側に比べて近方のバルブ端側が厚いことを特徴とする請求項に記載の熱陰極蛍光ランプ。
  4. 記巻回部の一端から第1リード部が延出され、前記巻回部の他端から第2リード部が延出され、前記導電性基体にはそこからスリーブ軸方向に延出されたスリーブリードが取り付けられ、前記耐熱性スリーブが当該スリーブリードを介して前記第1リード部または前記第2リード部への給電部材に支持されており、
    前記絶縁膜は、前記スリーブリードに近い側に比べて前記スリーブリードから遠い側が厚いことを特徴とする請求項に記載の熱陰極蛍光ランプ。
  5. 前記巻回部の一端から第1リード部が延出され、前記巻回部の他端から第2リード部が延出され、前記耐熱性スリーブにはそこからスリーブ軸方向に延出されたスリーブリードが設けられており、
    前記スリーブリードは、前記第1リード部および前記第2リード部の双方から電気的に独立していることを特徴とする請求項に記載の熱陰極蛍光ランプ。
  6. 前記耐熱性スリーブは絶縁性材料からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の熱陰極蛍光ランプ。
  7. 前記巻回部は高次構造を有してることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の熱陰極蛍光ランプ。
  8. 前記巻回部では、素線が略一定の間隙を維持しながら二重螺旋状に巻回されていることを特徴とする請求項7に記載の熱陰極蛍光ランプ。
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