JP4425787B2 - ユニットトリガ作動 - Google Patents

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Description

本願は、2002年1月10日に出願された米国特許出願第10/044,867号明細書の一部継続出願であり、この出願は、1990年12月8日に出願された米国特許出願第09/457,908号の一部継続出願であり(現在、米国特許第6,338,320号)、この出願は、米国特許出願第09/152,497号の一部継続出願である(現在、米国特許第6,044,815号)。
本発明は、直線状並進可能部材、例えばエンジンバルブの作動に関し、特にカムレス(カム無し)エンジンバルブの作動に関する。
エンジン業界では、燃焼プロセスを高度に制御する必要がある。かかる制御の目的は、燃料を効率的に用いながら適度の動力出力を得ることにある。加うるに、望ましくないエミッションを最小限に抑える必要があり、かかるエミッションとしては、燃焼プロセスの毒性副生物や騒音が挙げられる。騒音としてのエミッションの軽減は、圧縮着火エンジンにとって特に重要である。
上述の目的を達成するのに必要な制御の少なくとも一部を達成する一方法は、カム作動式エンジンバルブからカムレス技術に切り換えることによってである。カムレス技術は、少なくとも理論的には、ドエル、弁の開き具合又は開度(パーシャル又は全開)、弁開閉の積極性、及び、他のエンジンバルブ関連パラメータの直接的な制御を可能にする。かかる制御は、上述の目的を達成する上で非常に有利である。
可変カムレス技術の設計は、容易な仕事ではないことが判明している。カムレス技術の有用性における1つの大きな関心は、エンジンバルブの運動を制御できることにある。エンジンバルブに連結され、代表的なカムエンジンバルブリフトに代わる手段を必要とするアクチュエータは、エンジンバルブの運動を制御するため、典型的にはセンサ及び複雑精巧なフィードバック制御システムを必要としている。これは、バルブに直接連結されたアクチュエータでは、かかるカムレス技術が種々の源から生じるバルブラッシュを計算に入れることが必要であるということに起因している。かかるシステムは、FEV社、シーメンス社、フォード社、スターマン社その他によって実験が行われた。かかるシステムは、大型コンピュータプロセッサを必要とするが、かかるプロセッサに必要な制御盤のシアーサイズ及びコストにより、エンジンバルブの近くに必要な空間とプロセッサそれ自体の費用の両面及び内燃機関の設計に対する妥協点に関してかかるプロセッサは使えないものとなった。エンジンバルブ動作に影響を及ぼすエンジンバルブの近くの物理的空間は極めて制限されており、このために、カムレス技術と関連した装置は、非常に小型であると共に信頼性が高く、動作が速くしかも正確であり、それと同時にかかるコンポーネントの費用を制限することが必要である。
本発明のユニットトリガアクチュエータ(UTA)は、この業界の上述の要望に実質的に応えている。UTAは、カム作動方式及び従来技術のカムレス作動方式と同等のエンジンバルブ行程を維持しながらアクチュエータの行程を1/2〜1/3にすることを利用している。これらの比に関し、UTAの行程の範囲の減少は、非常に制御しやすくなっている。さらに、UTAアクチュータをエンジンコンポーネントから切り離す独特のラッシュ制御手段によりセンサ又はフィードバックループが無くても制御に影響を及ぼすことができる。開ループ動作の利点は、コストを著しく減少させると共に信頼性を著しく高めることにある。重要なこととして、エンジン装置の組立体の部品の大きな公差(長さ、バルブ毎のばらつき、上下発火デッキ内のヘッドの機械加工公差、バルブシートの公差)は、UTAのトリガ作用から切離し状態になる。UTAの内部部品は、ラッシュアジャスタに許容される遊びによりエンジン部品から切り離される。ラッシュアジャスタは更に、熱的効果に起因するエンジンバルブの膨張を考慮に入れている。
本発明は、直線状に並進できる部材、例えばエンジンバルブを作動させるアクチュエータであり、ユニットトリガアクチュエータを含み、このユニットトリガアクチュエータは、電気的に作動できるトリガと、選択的に並進できるコンポーネント油圧キャリジを備えた油圧キャリジとを有し、油圧キャリジは、トリガに作動的に連結されていて、これからの作動指令を受け取るようになっており、ユニットトリガアクチュエータは、開ループシステムである。ピボット要素が、並進可能コンポーネント及びエンジンバルブに作動的に連結され、ピボット要素は、エンジンバルブでのピストンの並進運動によりピボット要素に与えられる運動を増幅する。ラッシュアジャスタが、ピボット要素に作動的に連結されていて、油圧キャリジを複数のコンポーネント及びエンジンバルブ構造の組立体に固有のラッシュから引き離す(との連結を解く)ようになっている。本発明は更に、その作動方法を提供する。
本発明のユニットトリガアクチュエータ(UTA)は、図面において全体が符号10で示されている。図1を参照すると、UTA10は、ヘッドバルブキャリヤ内に設けられた他のエンジンコンポーネントとの関連で示されている。かかるコンポーネントとしては、UTA10によって作動される直線並進可能部材、例えばエンジンバルブ12(多数のエンジンバルブ12については図8参照)及びエンジンバルブ12と同一の燃焼室を受け持つ燃料インジェクタ14が挙げられる。ヘッドボルト16は、ヘッドバルブキャリヤ18をエンジンヘッド(図示せず)に連結している。カバー19は、ヘッドバルブキャリヤ18の側壁相互間の距離にわたって設けられている。比較的高圧の作動流体を運ぶカムレスレール20が、UTA10に隣接して設けられている。作動流体は好ましくは、約450〜3,000psiの間の圧力状態にあるエンジン潤滑油である。
エンジンバルブ12は、従来型エンジンバルブであり、吸気バルブ又は排気バルブのいずれであってもよい。図1(及び図8)に示すものは、4バルブヘッドである。UTA10を2バルブヘッド及び1シリンダ当たり他の多数のバルブ、例えば3又は5バルブに用いることができる。4バルブ構成では、バルブ12は代表的には、中央に配置された燃料インジェクタ14の周りに対称に設けられる。バルブ12は、弁ステム24の長手方向軸線からずれたオフセット作動パッド22を有している。オフセット作動パッド22は、図8に示すように真の意味で2つのエンジンバルブ12相互間のブリッジであり、2つのエンジンバルブ12を同時に作動させるようになっている。単一のエンジンバルブ12の作動のためには、作動力を好ましくは弁ステム24と同軸に加える。バルブスプリング25は、弁ステム24と同心状に設けられている。弁フェース(弁当たり面)27(図8及び図9参照)が、弁ステム24から垂下しており、閉鎖位置にあるとき、燃焼室の上縁部の一部を形成する。加うるに、UTA10をバルブシートが固定バルブに対して動くことができるエンジンバルブに用いることができる。
インジェクタ14は、現在用いられている任意形式のインジェクタであってよい。かかるインジェクタとしては、例えばロバート・ボッシュ製の高圧燃料レールによって補充されるインジェクタや油圧作動式電子制御式ユニットインジェクタ(HEUI)が挙げられる。HEUIインジェクタは、高圧作動流体レールによって補充される。本発明の好ましい実施形態では、カムレスレール20は、この機能を実行する。図1に示す実施形態では、カムレスレール20は、インジェクタ14がHEUI型のインジェクタである場合、高圧作動流体をUTA10とインジェクタ14の両方に供給するよう構成されている。
ヘッドバルブキャリヤ18は断面が全体としてU字形であり、好ましくは、列状に配置されたシリンダ全体を横切って延びている。好ましい実施形態では、ヘッドバルブキャリヤ18は、垂下したウェル26を有している。カバー19が、ヘッドバルブキャリヤ18内に位置するエンジンコンポーネントを包囲し、ヘッドバルブキャリヤ18のシールとなっている。
カムレスレール20は好ましくは、列状に配置されたシリンダ全体を横切って延びる細長いレールである。レール20は代表的には、作動流体をレール20に供給する高圧ポンプ(図示せず)と流体連通状態にある。好ましくは、作動流体は、約450〜3,000psiの高圧状態にあるエンジンオイルである。他の作動流体を用いてもよく、かかる他の作動流体としては、エンジン燃料が挙げられる。レール20は、作動流体をUTA10とHEUI型インジェクタ14の両方に提供する細長い実質的に円筒形のアキュムレータ28を有している。一体形UTAレシーバ30が、図1及び図2の実施形態においてはレール20の一部として形成されている。図2に示すように、レール20は、隣接の燃焼室と関連した第2の組をなすエンジンバルブ12(一方の組は、吸気バルブであり、他方の組は、排気バルブである)と関連のあるUTA10を収容する第2の一体形UTAレシーバ30を有している。
本発明のUTA10は、4つの主要コンポーネント、即ち、ソレノイド(又はトリガ)40、油圧カートリッジ42、ピボット要素44及びラッシュアジャスタ46を有している。注目されるべきこととして、ソレノイド40及び油圧カートリッジ42の動作原理についてのそれ以上の理解を得るには米国特許第6,044,815号明細書及び第6,263,842号明細書を参照されたい。かかる特許文献は、本願の譲受人に譲渡されており、これら米国特許明細書の記載内容を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。
UTA10の第1のコンポーネントは、ソレノイド40である。以下の説明に関しては図3〜図5を参照する必要がある。ソレノイド40は、アーマチュアガイド50内に並進可能に設けられたアーマチュア48を有している。アーマチュアガイド50は、アーマチュア48の外縁部の少なくとも一部と同心状におり、アーマチュア48の並進中、アーマチュアを拘束する円筒面を備えている。したがって、アーマチュアガイド50の円筒面は、案内ボア52を構成する。
ニードル支承面54が、アーマチュア48の底縁部の一部を構成している。ニードル支承面54は、アーマチュア48の底面縁部に設けられた凹部56内に位置している。
アーマチュア48の上縁部58は、アーマチュアストップを構成している。上縁部58は、アーマチュア48が引っ込み位置にあるとき、シム60によって停止させられる。シム60は、図5を参照して以下に詳細に説明するように選択された深さ寸法Bを有している。
油圧ベント62が、シム60に設けられている。油圧ベント62は好ましくは、カバー66に設けられた油圧ベント64と位置が合っている。カバー66の頂部の下側縁部68は、シム60をカバー66とアーマチュア48の上縁部58との間に拘束している。
カバー66は、カバー66の下縁部の近くに形成された保持溝70を更に有している。保持溝70は、カートリッジ42の周縁部と係合する。ボア72が、カバー66の側部まで突き出たフランジ74に設けられている。ボルト76をボア72に挿通させてレール20に設けられたねじ山付きボアにねじ込むのがよい。かかる手段により、カバー66は、ソレノイド40とカートリッジ42の両方をレール20に設けられている一体形UTAレシーバ30内に固定し、シム60を定位置に保持する。
カバー66は、アーマチュア48と関連したコイル78用の保持要素を更に備えている。コイル78は形状が全体として円筒形であり、アーマチュア48の外方に位置している。アーマチュアガイド50は好ましくは、コイル78とアーマチュア48との間に設けられている。適当な電気リード線(図示せず)が、コイル78を外部制御装置(図示せず)に連結して作動指令をUTA10に与えるようになっている。
UTA10の第2のコンポーネントは、油圧カートリッジ42である。油圧カートリッジ42は、カートリッジ本体80を有している。アクチュエータボア82が、カートリッジ本体80の中央に設けられている。アクチュエータボア82は、カートリッジ本体80を完全に貫通し、多数の様々な直径を有している。第1のかかる直径は、カートリッジ本体80の頂縁部のところで始まり、アーマチュアレシーバ84を構成している。アーマチュア48が作動伸長位置にあるとき、アーマチュア48は、図1Aの引っ込み位置から図1Bの伸長位置まで下方に並進し、一部がアーマチュアレシーバ84によって包囲されている。
アーマチュアレシーバ84の真下のアクチュエータボア82の部分は、アーマチュアレシーバ84よりも直径が小さく、スプリングケージ86を構成している。スプリングケージ86の底縁部のところに形成された段部は、スプリングシート(弁座)88を構成している。
ピストンネックレシーバ90を構成するアクチュエータボア82の部分は、スプリングケージ86の下に位置し、直径がスプリングシート88を形成する段部よりも大きい。油圧ベント92が、ピストンネックレシーバ90から半径方向外方に延びており、ピストンネックレシーバ90を油圧カートリッジ42の外部の周囲条件に流体連結している(特に図4参照)。ピストンストップ94が、ピストンネックレシーバ90の上縁部のところに形成されている。好ましくは、ピストンストップ94は、これまたスプリングシート88を形成する段部によって形成され、ストップ94は、段部の下縁部であり、シート88は、段部の上縁部である。
アクチュエータボア82の最も大きな直径は、アクチュエータボア82の最も下に位置する部分を構成する。この部分は、パワーセクションレシーバ98を構成する。油圧入口100が、カートリッジ本体80を貫通して設けられ、パワーセクションレシーバ98をレール20によって得られる圧力下にある作動流体に流体連結する。これについては特に図4を参照されたい。リテーナ溝102が、カートリッジ本体80の下縁部の近くでパワーセクションレシーバ98に設けられている。リテーナ104、好ましくはスナップリングをリテーナ溝102内に設けるのがよい。
ピストン106及びニードル(場合によってはスプールと呼ばれる)108が、アクチュエータボア82内に位置し、リテーナ104によって定位置に保持されている。
ピストン106は好ましくは、様々な直径の全体として円筒形の外縁部を備えた一体形装置である。ピストン106は、図面で見て上から下へ、ネック110、パワーセクション114及びアクチュエータロッド138を有している。盲ニードルボア111が、ピストン106の中央に設けられており、このボアは、パワーセクション114とアクチュエータロッド138の接合部の辺りまで下方に延びている。ニードルボア111は、盲ボアであり、底部124のところで閉じられている。ニードルボア111は、上縁部112によって形成された頂部開口部126のところで開口している。
ピストン106のネック110は、好ましくは、カートリッジ本体80のピストンネックレシーバ90内に並進可能に位置している。ピストン106が引っ込みガス抜き位置にあるとき(図7及び図7A参照)、ネック110の上縁部112は、カートリッジ本体80のアクチュエータボア82に設けられたピストンストップ94によって止められる。
ピストン106のパワーセクション114は、1対の互いに間隔を置いたランド117相互間に設けられた環状溝116を有している。環状溝116は、好ましくは、油圧入口100と位置が合っており、したがってレール20によって得られる作動流体と流体連通状態にある。アニュラス部又は環状域118が、環状溝116と実質的に位置が合った状態でニードルボア111内に構成されている。流体通路122が、環状溝116をアニュラス部118に流体連結している。以下に詳細に説明するように、アニュラス部118の上縁部120は、ピストン106及びニードル108の作動の際重要なインタフェースとなる。
ピストン106及びニードル108の第2の重要なインタフェースは、密封肩128である。密封肩128は、ニードルボア111の直径の増大した段部によって形成されている。ニードルボア111の直径の増大により、アニュラス部129が形成され、このアニュラス部は、少なくとも一部がカートリッジ本体80の油圧ベント92と位置が合っている。
高圧流体通路132が、ニードルボア111とピストンヘッド134との間に延びている。ベント通路136が、段部128の上方のニードルボア111の拡径部によって形成されたアニュラス部129とベント92との間に延びている。
アクチュエータロッド138は、図1〜図1Bに示すようにパワーセクション114から垂下している。アクチュエータロッド138の遠位端部140は、ピボット要素44に当接している。
ニードル(スプール)108は、ソレノイド40のアーマチュア48に作動的に連結されており、ピストン106のニードルボア111内に並進可能に設けられている。ニードル108は、アーマチュア48の凹部56内に形成されたニードル支承面54に当接したヘッド142を有している。ヘッド142の下側縁部は、スプリングシート144を構成している。コイルリターンスプリング145が、スプリングシート144と、カートリッジ本体80に設けられたスプリングケージ86の底部のところに形成されているスプリングシート88との間に捕捉されている。リターンスプリング145は一般に常時圧縮状態にあり、上向き付勢力をニードル108に及ぼしている。
リターンスプリング145は、ヘッド142から垂下したシャンク146と同心状に設けられている。シャンク146は、上側ランド148と下側ランド150との間に形成されたスプール溝152を有している。以下に詳細に説明するように、上側ランド148及び密封肩128の下縁部149とアニュラス部118の上縁部120を備えた下側ランド150の上縁部151との位置的相互作用は、ピストン106及びニードル108の作動にとって重要である。
UTA10の第3のコンポーネントは、ピボット要素44である(図1及び図2並びに図8〜図10参照)ピボット要素44は、アーム154で構成されている。全体として中央のピボット箇所のところで繋留され、その回りに回動する従来型ロッカーアームとは異なり、アーム154は、3つの箇所相互間に捕捉され、アーム154の作動中、並進(回転)運動が、種々の作動段階で3つ全ての捕捉箇所のところで生じる。第1の捕捉箇所は、ラッシュアジャスタ46がアーム154に作動的に連結されているカップ156である。第2の捕捉箇所は、アクチュエータロッド138の遠位端部140がアーム154に当接しているロッド支承箇所158である。第3の捕捉箇所は、アーム154がエンジンバルブ12のオフセット作動パッド22に作動的に連結されているバルブ支承箇所160である。
UTA10の第4のコンポーネントは、ラッシュアジャスタ46である。これについては特に図8〜図10を参照されたい。ラッシュアジャスタ46は、ヘッドバルブキャリヤ18のウェル26内に位置している。ラッシュアジャスタ46は、低圧作動流体レール166と流体連通状態にある。レール166は、作動流体を圧力下で運ぶ内部アキュムレータ168を有している。作動流体は好ましくは、エンジン潤滑圧力、代表的には50psi程度の圧力状態にあるエンジンオイルである。
ラッシュアジャスタ46は、3つの主要なサブコンポーネント、即ち、シリンダハウジング170、ピストン172及びチェックバルブ組立体174を有している。シリンダハウジング170は、形状が全体的に円筒形であり、シリンダ壁177によりハウジング170の内部に構成されたシリンダ176を有している。シリンダ176は、盲状態であり、閉鎖底部178及び頂部開口部180を有している。アニュラス部182が、シリンダハウジング170の外縁部に形成されている。アニュラス部182は、アキュムレータ168と流体連通状態にある。作動流体入口184が、アニュラス部182とシリンダ176を互いに流体連結している。
ラッシュアジャスタ46の第2のサブコンポーネントは、ピストン172である。ピストン172は、シリンダハウジング170内に構成されたシリンダ176内に並進自在に設けられている。ピストン172は、内部流体キャビティ188を構成するピストン壁186を有している。流体キャビティ188は、ピストン壁186の底縁部192によって周辺方向に周囲に形成された底部開口部190を有している。
ピストン172は、ピボット要素44のカップ156内に回転自在に位置するよう寸法決めされたドーム状頂縁部194を更に有している。潤滑ポート196は、ドーム状頂縁部194に設けられていて、ドーム状頂縁部194とカップ156との間のインタフェースを潤滑する潤滑流体の上向きの流れを受け入れるようになっている。
入口ポート198が、ピストン壁186を貫通した状態で設けられている。入口ポート198は、シリンダハウジング170の作動流体入口184と位置が合っている。ピストン172はシリンダ176内で並進するが、かかる並進の範囲は、入口ポート198が常時作動流体入口184と位置が合い、したがって流体キャビティ188が常時、低圧作動流体レール166のアキュムレータ168と流体連通状態にあるように制限される。
ラッシュアジャスタ46の第3のサブコンポーネントは、チェックバルブ組立体174である。チェックバルブ組立体174は、アクチュエータ200を有している。アクチュエータ200は、シリンダハウジング170のシリンダ176内に並進自在に設けられている。アクチュエータ200は、内部流体キャビティ204を構成するアクチュエータ壁202を有している。アクチュエータ壁202は、外縁部205とシリンダ176との間に既知の寸法のアニュラス部207を構成するようシリンダ176から非常に僅かに間隔を置いて位置した外縁部205を有している。
流体キャビティ204は、アクチュエータ壁202の頂縁部208により周囲に形成された頂部開口部206を有している。オリフィス210は好ましくは、アクチュエータ壁202の底縁部211の中央に設けられている。
面取りボールバルブシート212が、オリフィス210と流体連通状態にあり、オリフィス210から下方且つ外方に延びている。ボールバルブ214が、ボールバルブシート212に近接してシフト自在に設けられている。ボールバルブ214は、ケージ216によって定位置に保持されている。ケージ216は、作動流体を通過させることができるよう穴あけされている。したがって、ボールバルブ214がバルブシート212から離れて開放位置にあるとき、作動流体は、オリフィス210を通り、ボールバルブ214の周りを通ってケージ216から自由に出ることができる。
スプリング218が、スプリングウェル220内に捕捉されている。スプリング218の上縁部は、アクチュエータ200の下面に当接している。スプリング218は常時圧縮状態にあり、したがってアクチュエータ200に上向きの勢力を及ぼす。アクチュエータ200は、この付勢力をピストン172に伝える。というのは、アクチュエータ200の頂縁部208がピストン172の底縁部192に当接しているからである。以下に詳細に説明するように、スプリングウェル220は、作動流体で満たされる。ピストン172及びアクチュエータ200の圧縮下において、既知の量の作動流体がスプリングウェル220からアニュラス部207を通って抜き出される。
組み立てにあたり、ニードル108を図5に示すようにピストン106に対して位置決めする。図1A、図7及び図7Aの引っ込み位置では、上側ランド148の下縁部149を図5に示すように天井の肩128から距離Aを置いて配置する。これと同様に、スプール溝152の上縁部151をアニュラス部118の上縁部120の上方に配置し(重ね合わせ)、それによりアニュラス部118を封止して高圧作動流体の流入を止める。オーバーラップの量は、図5に距離A′で示されている。距離A,A′は、好ましくは等しい。 油圧カートリッジ42とソレノイド40を組み立てると、シム60をアーマチュア48の上縁部58に当接した状態でカバー66の下に配置し、シム60の厚さは、図5の寸法Bで示され、この厚さは、開度A及びオーバーラップA′の大きさを上述したように設定する。重要なこととして、開路A及びオーバーラップA′(引っ込み位置にある)の大きさは、UTA10の作動全体を通じ一定のままである。これは、ソレノイド40及び油圧カートリッジ42が以下に説明するように種々のエンジンコンポーネントに固有のラッシュから切り離されているからである。好ましくは、寸法A,A′は、0.4〜1.2mmであり、好ましくは約0.7mmである。ニードル108の動作範囲は好ましくは、3.0〜4.5mmである。ピストン106の動作範囲は、約2.5〜3.5mmである。最も好ましくは、ニードル108は、3.7mm動き、ピストン106は、3.0mm動き、その差は寸法A,A′である。エンジンバルブ12の移動量とピストン106の移動量の比は、1.5:1〜3.5:1である。最も好ましくは、この比は、2.2:1であり、これはエンジンバルブ12について6.6mmの動作範囲を生じさせる。注目されるべきこととして、図6に示す伸長開放位置では、シム60の寸法Bによって定められた場合、寸法Aは、オーバーラップになり、寸法A′は、開度になる。
作動にあたり、エンジンバルブ構造中の組立体における部品の大きな公差(バルブ毎の長さのばらつき、上側及び下側発火デッキ内のヘッドの機械加工公差、バルブシートの公差等)は、UTA10のトリガ作用から切り離される。即ち、ソレノイド40及び油圧カートリッジ42の内部コンポーネントは、ラッシュアジャスタ46により得られる遊びによりエンジンコンポーネントに固有のラッシュから切り離される。
エンジンバルブ12が休止又は閉鎖位置にあるとき、ラッシュアジャスタ46は、上向きの付勢力をピボット要素44に及ぼし、ピボット要素44をピストン106及びニードル108が図5、図7及び図7Aに示すように完全に引っ込められるよう持ち上げる。ラッシュアジャスタ46内の持ち上げ量は、UTA10のエンジンバルブ12とアクチュエータ(ピストン106及びニードル108)の相対位置に応じて様々である。ラッシュアジャスタ46の動作原理(以下に詳細に説明する)は、エンジンバルブ12の運動中におけるアニュラス部207(図9及び図10)を通る少量のオイルの連続漏れ及びエンジンバルブ12を着座させた(閉鎖した)ときにおけるラッシュアジャスタ46のエンジンオイル補充を利用している。ラッシュアジャスタ46のこのエンジンオイル補充により、ラッシュアジャスタ46は、ピボット要素44に加わる持ち上げ付勢力を再適合させ(連続的に調整し)、それによりエンジンコンポーネントに固有のラッシュを無くす。エンジンバルブ12の開閉運動中、ラッシュアジャスタ46内のオイルは、「油圧的にロックされる」。これは、ピボット要素44によりラッシュアジャスタ46に及ぼされる圧力が或る特定のレベルを超えると、ラッシュアジャスタ46からのオイルの外向きの流れを止めるボールバルブ214によって影響を受ける。ラッシュアジャスタ46へのエンジンオイルの補充は、エンジンバルブ12を引っ込めている(着座させている)期間の間、ラッシュアジャスタ46中のチェックバルブ124を介して生じる。
トリガ(ソレノイド40)がUTA10内のスプール(ニードル108)を作動させると、エンジンバルブ12は、閉鎖(着座)位置から開放位置にシフトする。ソレノイド40の作動時とエンジンバルブ12の運動時との間のエンジンバルブ12の作動の遅れだけが、ニードル108を図5に示す寸法A,A′並進させるのに要する時間の長さである。 ソレノイド40の作動に先立って、ピストン106及びニードル108は、図5に示すようなこれらの引っ込み位置にある。流入する高圧作動流体は、オーバーラップが寸法A′で示される場合に止められる。スプール152は、寸法Aで示されるように開かれると、作動流体は、スプール152からベント通路136を通って上方に流れ、そして油圧ベント92から自由に出ることができる。これについては図4も参照されたい。
ソレノイド40の作動時、アーマチュア48は、コイル78に生じた磁力により下方に引っ張られ、リターンスプリング145の付勢力に打ち勝つ。アーマチュア48は、ニードル108を同伴して運ぶ。ニードル108は、ピストン106に対し下方に並進する。かかる運動により、寸法Aによって示された開きが閉じ、それにより作動流体の流出が止められる。それと同時に、寸法A′により示されたオーバーラップが無くなり、それにより図4〜図6Aに示すように、スプール152がアニュラス部118に向かって開き、スプール152内への高圧作動流体の流れが生じる。高圧作動流体は、高圧流体通路132を通って半径方向外方に流れてピストンヘッド134に対し下向きに作用する。
ピストンヘッド134に作用する高圧作動流体により生じる力は、ピストン106を下方に駆動する(スプール108の連続下向き移動と関連して)。ピストン106のこの下向きの並進により、下向きの圧力がピボット要素44に及ぼされる。かかる圧力は、ラッシュアジャスタ46を油圧的にロックするよう働く。ラッシュアジャスタ46を油圧的にロックすることにより、カップ156内におけるラッシュアジャスタ46のピストン172の上縁部194の接触箇所は、ピボット要素44のピボット箇所になる。ピストン106を更に下方に並進させると(注目されるべきこととして、ニードル108は、ピストン106と一緒になって下方に並進し続ける)、ピボット要素44は、カップ156回りに回転し、それにより下向きの力をエンジンバルブ12のオフセット作動パッド22に及ぼす。この力は、バルブスプリング25の対向する付勢力に打ち勝つのに十分であり、その結果、エンジンバルブ12の開放並進運動が生じる。ピボット要素44上のロッド支承箇所158とバルブ支承箇所160との間に距離が存在していることの結果として、ピストン106の下方並進運動が増幅される。上述したように、エンジンバルブ12の移動量とピストン106の移動量の比は、最も好ましくは2.2:1である。したがって、図示の実施形態では、閉鎖位置と開放位置との間の移動量は、約6.6mmである。
バルブ12の引っ込み又は閉鎖は、ソレノイド40に対する作動指令が撤回されたときに生じる。磁界が消失し、リターンスプリング145がニードル108を図4、図5、図7及び図7Aに示す引っ込み抜き出し位置に向かってピストン108に対し上方にシフトさせる。レール20のアキュムレータ168は、図5のオーバーラップA′だけ油圧カートリッジ42から封止される。油圧カートリッジ42内の作動油は、図4に示すように開度Aを通って油圧ベント92から逃げ出る。エンジンバルブ12のリターンスプリング25は、エンジンバルブ12を閉鎖位置に戻す。ピボット要素44は、カップ156のところのインタフェース回りに回動し、上向きの力がロッド支承箇所158のところでアクチュエータロッド138に加わる。ピストン106及びニードル108は、エンジンバルブ12が着座するまで閉鎖中のエンジンバルブ12と共に上方に運ばれる。エンジンバルブ12の着座は、ピストン106及びニードル108の完全引っ込み位置の直前で生じる。
次に、ラッシュアジャスタ44の動作原理の詳細を説明する。主として図9及び図10を参照されたい。上述したように、油圧カートリッジ42のピストン106の下方並進により、相当大きな下向きの力がロッド支承箇所158のところでピボット要素44に加わる。かかる力は、カップ156とバルブ支承箇所160の両方に伝えられる。カップ156のところで感知される力は、下向きの力をラッシュアジャスタ46のピストン172に及ぼす。この圧力により、ピストン172及びアクチュエータ200が僅かに下方に並進し、スプリングウェル220内の作動流体をアキュムレータ168及び流体キャビティ204内のアクチュエータ流体の圧力よりも高い圧力まで圧縮する。スプリングウェル220内の圧縮状態の作動流体は、上向きの付勢力をボールバルブ214に及ぼし、それによりボールバルブ214をボールバルブシート212上のその閉鎖着座位置に押しやる。この作用により、エンジンバルブ12の開放行程の持続時間の間、ピストン172が効果的にロックされる(チェックされる)。ピストン172がいったんロックされると、ピストン172のドーム状頂縁部194とカップ156との間のインタフェースは、ピボット要素44の回動の中心としての固定ピボット箇所になり、したがって、上述したようにピストン172の並進運動全体が増幅され、これがエンジンバルブ12に伝えられるようになる。
アニュラス部207を通る作動流体の上述した漏れは、エンジンが始動時における低温状態から通常の作動温度まで温まっているときのエンジンの作動温度の増大に起因するバルブ12の作用の増大に対応する。
エンジンバルブ12の閉鎖は、主としてバルブスプリング25の機能である。バルブスプリング25は、エンジンバルブ12を閉鎖すると同時に上向きの圧力をピボット要素44に及ぼす。ピボット要素44に加わるこの上向きの圧力は、カップ156のピボット要素44の回転運動を生じさせる。かかる回転運動は、油圧カートリッジ42のピストン106とニードル108の両方を部分的に引っ込め、油圧カートリッジ42内の作動流体は、上述したように抜き出されている。バルブ12は、引っ込み位置では、ピストン106及びニードル108の着座に先立って、1インチの数千分の一着座する。バルブ12が着座すると、ロッド支承箇所158と作動パッド22のインタフェースは、ピボット箇所になる。ピボット要素44は今や、ロッド支承箇所158を中心として回動できる。
スプリング218は、アクチュエータ200及びピストン172を上方に駆動する。かかる並進は好ましくは、約1mm以下であり、組み立て公差、エンジンの寿命全体にわたる部品の熱による膨張及びバルブトレイン(例えば、エンジンバルブシート)の摩耗を吸収するようになっている。この並進は、ロッド支承箇所158回りのピボット要素144の回転を生じさせ、ピストン106とニードル108の両方を引っ込み位置に着座させるよう働く。スプリング218がアクチュエータ200及びピストン172を持ち上げると、スプリングウェル220内の油圧圧力は、アキュムレータ168及び流体キャビティ204内の作動流体の圧力よりも低くなる。これに応答して、ボールバルブ214がボールバルブシート212から離れ、その結果、作動流体がスプリングウェル220に流入し、それによりスプリングウェル220を補充してエンジンバルブ12の開放中に生じたアニュラス部207を通る作動流体の漏れに対応する。
図2を参照すると、UTA10及び他のコンポーネントの斜視図が示されている。この図は、本装置がヘッドバルブカバー19の高さを増大させないで既存のエンジン形態内に納まるという事実を協調して示している。さらに、レール20を取り外すことなくインジェクタ14に接近することができる。加うるに、カムレスレール20は又、インジェクタ14がHEUI型インジェクタであるインジェクタ14の作動流体アキュムレータを構成するよう使用できる。
図11は、ソレノイド40の典型的な制御方式を示している。所与のエンジン速度では、単純な校正方式は、部分揚程、タイミング及びエンジンバルブ12の揚程閉鎖運動の積極性を含む種々のプロフィールを生じさせる。
図12は、校正方式のグラフ図である。電流の立ち上がり及び立ち下がりについてのタイミング及び傾斜が規定されている。これらパラメータを用いると、図示のようにカムプロフィールを模倣すると共にエンジンについての上述の目的を達成するようエンジン要件に従ってプロフィールを別々に調整することができる。
当業者であれば、本明細書に開示した実施形態に加え本装置及び方法の他の実施形態並びに用途が本願の請求範囲に含まれることは理解されよう。したがって、本出願人の意図によれば、本発明の範囲は特許請求の範囲の記載にのみ基づいて定められる。
UTAハンドレールが断面で示され、ヘッドバルブキャリヤ内の他のエンジンコンポーネントと関連して設けられた状態を示す立面図である。 図1のUTAを引っ込み(エンジン弁閉鎖)位置で示す図である。 図1のUTAを伸長(エンジンバルブ開放)位置で示す図である。 ヘッドバルブ内の他の構成要素と関連したUTAの断面斜視図である。 UTAカートリッジの断面立面図である。 作動流体の流れを含む図3に示すUTAの図である。 本発明のUTAの断面図であり、開度及びオーバーラップ長さを示す本発明のUTAの断面図である。 開放ストローク動作位置にあるUTAの油圧カートリッジの断面図である。 開放ストローク動作位置にあるUTAの油圧カートリッジの断面斜視図である。 閉鎖ガス抜き位置にあるUTAの油圧カートリッジの断面図である。 図7のA線に沿って取ったUTAの油圧カートリッジの断面図である。 UTAピボット要素及び2つのエンジンバルブを同時に作動させるよう位置決めされたラッシュアジャスタの斜視図である。 図8の9−9線に沿って取ったUTAピボット要素及びラッシュアジャスタの断面図である。 図9のUTAピボット要素及びラッシュアジャスタの拡大断面図である。 UTA性能を示すグラフ図である。 UTAの校正方法のグラフ図である。

Claims (1)

  1. 休止位置と並進位置との間で移動するようにエンジンバルブを作動させるためのカムレスアクチュエータであって、
    電気的に作動されるトリガと、
    ニードル及びピストンを備えた油圧カートリッジとを有し、前記ニードルが前記トリガに作動的に連結され、前記ピストンが高圧作動流体源と作動的に流体連通しており、前記トリガによって引き起こされる前記ニードルの並進により、高圧作動流体が、選択的に、前記ピストンに送られ、前記ピストンから抜き出され、
    前記ピストン及びエンジンバルブに作動的に連結されたピボット要素を有し、該ピボット要素は、前記ピストンの並進運動によって前記ピボット要素に与えられる運動を前記エンジンバルブのところで増幅し、
    前記ピボット要素に作動的に連結された、油圧カートリッジをエンジンバルブ装置に固有のラッシュから引き離すラッシュアジャスタを有していることを特徴とするアクチュエータ。
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