JP4424710B2 - 伝動ベルト用布、その突合わせジョイント方法及び突合わせジョイント装置並びに伝動ベルト - Google Patents

伝動ベルト用布、その突合わせジョイント方法及び突合わせジョイント装置並びに伝動ベルト Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、伝動ベルトに用いられる布、そのベルト用布の突合わせジョイント方法及び突合わせジョイント装置、並びに伝動ベルトに関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、伝動ベルトとしての例えばVリブドベルトの背面布に使われるゴム付きの布の端部同士をジョイントする場合、その布のジョイント部分の段差をなくしてベルトの高級化及び高品質化を図る目的で、布の端部同士をオーバーロックミシンにより突合わせ縫合した後に、その縫合部分を突合わせ状態に開いてジョイント部分の段差をなくすことは知られている(例えば特開平10―295967号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のジョイント方法では、ベルト本体に使われる原材料のポリマーの種類が例えばクロロプレンラバーであるときにはさほど問題は生じないが、水素添加NBRやEPDM等の比較的粘着性の少ないポリマーに変わると、オーバーロックミシンでの突合わせ縫合のみによる突合わせ状態の保持が難しく、その後のベルトの成形時に布の縫合部分がしばしば重なる現象が現れるのは避けられない。
【0004】
すなわち、ベルトの原材料でありかつ布に付与されるポリマーとしてクロロプレンラバーを用いると、このクロロプレンラバーに粘着性があるため、その布をオーバロックミシンのメスでカットしたカット面に粘着性が生じ、そのカット面を突合わせ状態にしても、カット面同士がその粘着性により縫い糸と共に突合わせ状態を保持する作用がある。
【0005】
ところが、布のゴムが水素添加NBRやEPDM等であると、これらは粘着性が低いので、上記のように布をオーバロックミシンのメスでカットしたカット面の粘着性が低下し、そのカット面を突合わせ状態にしても、カット面同士を突合わせ状態に保持することができない。
【0006】
具体的には、Vリブドベルト用の背面布となる円筒形状の円筒縫合布を作る場合、まず、通常の平織り布に接着処理やゴムの塗布処理を施した後、その平織り布を45°にカットしてバイアス布とする(図2(a)参照)。そして、これら複数枚のバイアス布の非カット端部同士を順次オーバーロックミシンで突合わせ縫合した後、その縫合部分を開いて長尺バイアス布を作る(図2(b),(c)参照)。
【0007】
そのとき、図6及び図7に示すように、長尺バイアス布14における複数枚のバイアス布13,13,…のジョイント部分での縫い糸10のテンションが適正であれば、バイアス布13,13の非カット端部13b,13b同士が正常な突合わせ状態になるが、このジョイント部分の縫い糸10に緩みがある場合には、ジョイント部の継ぎ目が開いたり、或いは図8に示す如くジョイント部の非カット端部13b,13bがそれに沿った45°方向にずれたりする(このずれには単にずれるか又は重なってずれる形態がある)。反対に、縫い糸10のテンションがきつくて強過ぎる場合には、図9に示すように、非カット端部13b,13b同士が重なる現象が発生する。
【0008】
そして、この後、図10(a)に示す如く、上記のように45°縫いされた長尺バイアス布14を、その長さ方向に対し直角の直角カット線C2にて一定長さにカットして定寸布15を形成した後に、その定寸布15のカット端部15a,15a同士を縫合することで、円筒形状の円筒縫合布7を形成する(図3参照)。
【0009】
そのとき、上記バイアス布13,13同士のジョイント部分である45°の縫い部分の糸による縫いが正常にできていたとしても、図10(b)に示す如く、カット後に上記45°の縫合部分の非カット端部13b,13b同士が45°方向にずれて直角カット線C2が途中でずれる現象が現れる。従って、この直角カット線C2のずれたままで、上記円筒縫合布7の形成のために定寸布15のカット端部15a,15a同士を直角縫合をしたとき、45°線の縫い部分(バイアス布13の非カット端部13b,13b同士の縫い部分)と直角のカット端部15a,15a同士の縫い部分との交差部分で、図11に示すように縫い部分が部分的に重なったり、図12に示す如く開いて隙間ができたりすることとなる。
【0010】
以上のことから、ベルトの製作上、背面布のラップによる段差や孔開き等がなくて、本来突合わせ状態でなければならない制約が守れなくなり、所期の目的が達成できない不都合が発生する。
【0011】
したがって、上記バイアス布13の非カット端部13b,13b同士の45°縫いの完了後も突合わせ状態を保持し、長尺バイアス布14の直角カット時も45°縫い部分のずれの発生を防止し、定寸布15の円筒縫いの終了後も縫い部分の突合わせ状態の保持が必須となる。
【0012】
本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので、その目的は、上記のようにベルト用布となる未加硫ゴム付き布の端部同士をオーバーロックミシンにより突合わせ縫合してジョイントする場合に、そのジョイント方法に改良を加えることで、布の端部同士の縫合部分の突合わせ状態を安定して保持できるようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成すべく、この発明では、クロロプレンラバー付きの布の縫合部分はゴムの粘着性によって突合わせ状態を保持しており、水素添加NBRやEPDMゴムであっても所定温度への加熱により容易に同様の粘着性が現れる点に着目し、その布の縫合部分を加熱状態で加圧して突合わせ状態に保持するようにした。
【0014】
具体的には、請求項1の発明では、伝動ベルト用布として、水素添加NBR又はEPDMからなる未加硫ゴムが接着又は塗布されてなる未加硫ゴム付き布の端部同士がオーバーロックミシンにより突合わせ状態で縫合され、かつ該突合わせ部分が、上記ゴムの加硫温度未満の温度への加熱により粘着性の生じた該ゴムを加圧により縫い糸に融着させた状態で接合されていることを特徴としている。また、請求項の発明は伝動ベルトの発明であり、この発明の伝動ベルトは、上記請求項の伝動ベルト用布を備えたことを特徴とする。
【0015】
これら発明の構成によると、未加硫ゴム付き布においてオーバーロックミシンにより突合わせ縫合された突合わせ部分がゴムの加硫温度未満の温度への加熱により粘着性の生じた突合わせ部分のゴムを加圧により縫い糸に融着させた状態で接合されているので、このゴムの縫い糸への融着により突合わせ部分に粘着性が生じて、この粘着性により縫合部分の突合わせ状態が安定して保持される。
【0016】
請求項の発明は伝動ベルト用布の突合わせジョイント方法の発明であり、この発明では、水素添加NBR又はEPDMからなる未加硫ゴムが接着又は塗布されてなる未加硫ゴム付き布の端部同士をオーバーロックミシンにより突合わせ縫合した後、その縫合部分を突合わせ状態に開いて上記ゴムの加硫温度未満の温度への加熱により該ゴムに粘着性を生じさせながら加圧することで、突合わせ部分をゴムが上記粘着性によって縫い糸に融着した状態で接合して縫合部分の突合わせ状態を保持することを特徴とする。この発明によっても上記請求項1及び2の発明と同様の作用効果が得られる。
【0017】
請求項の発明は、オーバーロックミシンにより突合わせ状態で縫合された未加硫ゴム付き布の縫合部分を突合わせ状態に開いてゴムの加硫温度未満の温度に加熱しながら加圧することで、突合わせ部分をゴムが縫い糸に融着した状態で接合して縫合部分の突合わせ状態を保持するようにした伝動ベルト用布の突合わせジョイント装置の発明であり、上記未加硫ゴム付き布の縫合部分を突合わせ状態で受ける受け部と、この受け部に対し、受け部上の布の縫合部分に沿って相対移動可能に配設された支持体と、この支持体に受け部と接離可能に設けられ、受け部への接近動作により布の縫合部分を受け部との間に挟持して加圧する加圧ロールと、上記受け部又は加圧ロールの少なくとも一方を加熱する加熱手段と、上記支持体を受け部に対し相対移動させる駆動手段とを備え、加圧ロールを受け部に接近させて両者間に布の縫合部分を加圧しかつ加熱手段により布の縫合部分を加熱した状態で、駆動手段により加圧ロールを受け部に対して相対移動させることで、布の縫合部分の突合わせ状態を保持するようにしたことを特徴としている。また、請求項の発明では、上記ゴムは水素添加NBR又はEPDMとする。
【0018】
これらの発明によれば、受け部上に未加硫ゴム付き布の縫合部分が突合わせ状態で配置され、この状態で加圧ロールが受け部に接近して、この加圧ロールと受け部との間に布の縫合部分が挟持されて加圧される。この状態で、加熱手段により布の縫合部分が加熱されるとともに、駆動手段の駆動により加圧ロールが受け部に対し相対移動し、このことで布の縫合部分が突合わせ状態で加熱しながら加圧される。従って、この発明でも上記請求項1及び2の発明と同様の作用効果を奏することができる。
【0019】
請求項の発明では、上記加熱手段は、加圧ロールに内蔵されたヒータとする。このことで、望ましい加熱手段が容易に得られる。
【0020】
請求項の発明では、上記支持体には受け部に接離する方向の軸心を有するシリンダが取付固定され、このシリンダのピストンロッドに加圧ロールが回転可能に支持されている構造とする。こうすれば、加圧ロールを受け部に対し簡単な構造で接離させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図4は本発明の実施形態に係る伝動ベルトとしてのVリブドベルトBを示す。このベルトBは、心線3が埋設されたベルト本体1と、このベルト本体1の背面に一体に加硫接合された背面布5とを備えてなり、ベルト本体1はその底部にベルト長さ方向に延びかつベルト幅方向に並ぶように突設された複数(図示例では3つ)のリブ部2,2,…を有する。上記ベルト本体1は、比較的粘着性の少ないポリマーとして水素添加NBR又はEPDMからなる。
【0022】
上記VリブドベルトBは、公知の方法、つまり図1に示すように、上記背面布5となる円筒形状の円筒縫合布7(伝動ベルト用布)と、ベルト本体1及び心線3となるベルト材料とを成形型(図示せず)で加硫成形して円筒状のベルト成形体を形成し、それに各ベルトB毎のリブ部2,2,…となる部分を連続して研削した後に切断して製造される。
【0023】
上記円筒縫合布7の外周部には、図1に示す如く、軸線方向に平行に延びる直角ジョイント部8と、一端部がこの直角ジョイント部8と45°の角度で交差し、他端部が円筒縫合布7の一端部に交差する斜めジョイント部9とが形成されている。そして、円筒縫合布7は、上記各ジョイント部8,9において、未加硫ゴム付きのゴム引き布12の端部同士がオーバーロックミシンにより突合わせ状態で縫合され、かつ該突合わせ部分がゴムの加硫温度未満の温度への加熱及び加圧によりゴムを縫い糸10,10,…に融着した状態で接合されている。
【0024】
上記円筒縫合布7を作る方法について図2及び図3により説明すると、基本的には、まず、図2(a)に示すように、縦糸12a,12a,…及び横糸12b,12b,…が90°の交差角度で織られた平織りに、上記ベルト本体1と同じ水素添加NBRやEPDMからなる未加硫ゴムが接着処理され又は塗布されたゴム引き布12を、図外のバイアスカッタを用いて、その幅方向とのなす角度が所定角度θ=45°となるように斜めカット線CIに沿って斜めにバイアス状にカットしてバイアス布13,13,…を作る。
【0025】
次いで、図2(b)に示すように、これら複数枚のバイアス布13,13,…を各々のカット側端部13a,13aが直角になるように重ね、各々の非カット側端部13b,13b(ゴム引き布12の幅方向端部)同士を順に突合わせ状態でオーバーロックミシン(図示せず)によりオーバーロックの縫い目で縫合して開き、長尺バイアス布14を作る。
【0026】
そして、図2(c)に示す如く、このようにして作られた長尺バイアス布14を、バイアスカッタによりその長さ方向と直角方向(幅方向)の直角カット線C2に沿って切断してベルト長さに対応する長さの定寸布15を作る。このとき、例えば上記バイアス布13,13同士の縫合部(斜めジョイント部9)を横切るように図2(c)のL1の範囲で上記長尺バイアス布14を切断する。このことで、図1に示すように、円筒縫合布7全体のジョイント部は、定寸布15内の縫合部分から形成される斜めジョイント部9と、定寸布15の切断部15a,15a同士の縫合部分からなる直角ジョイント部8とが交差して現れる。尚、バイアス布13,13同士の縫合部分を横切らないように図2(c)のL2の範囲で長尺バイアス布14を切断すれば、円筒縫合布7全体のジョイント部は、定寸布15内の縫合部分からなる斜めジョイント部9と、定寸布15の切断部15a,15a同士の縫合部分からなる直角ジョイント部8とが交差せずに現れる。
【0027】
しかる後に、図3に示すように上記定寸布15の両切断部15a,15a同士をミシン縫合して円筒縫合布7を形成する。すなわち、この定寸布15の両切断部15a,15a同士を縫合する場合、定寸布15を折り曲げてその両切断部15a,15aを重ね合わせ、その状態で両切断部15a,15a同士をオーバーロックミシン(図示せず)によりオーバーロックの縫い目で縫合し、その後に開く。
【0028】
本発明の実施形態では、(1)上記バイアス布13,13,…の非カット側端部13b,13b同士を順に突合わせ状態でオーバーロックミシンにより突合わせ状態で縫合して長尺バイアス布14を作るとき、及び、(2)定寸布15の両切断部15a,15a同士をオーバーロックミシンにより突合わせ状態で縫合して円筒縫合布7を形成するときに、いずれも、突合わせ縫合した縫合部分を突合わせ状態に開いてゴム引き布12におけるゴムの加硫温度未満の温度に加熱しながら加圧することで、突合わせ部分をゴムが縫い糸10に融着した状態で接合して縫合部分の突合わせ状態を保持する。
【0029】
尚、上記(1)の45°縫合部分は突合わせ融着するが、その方法は(2)の円筒縫合部を突合わせ融着する方法と同じで、用いるジョイント装置も同様であるので、45°縫合部分については図示しない。
【0030】
上記(2)の円筒縫合布7の直角ジョイント部8を形成するとき、上記の如く定寸布15の両切断部15a,15a同士をオーバーロックミシンにより突合わせ縫合した後、その縫合部分を突合わせ状態に開いてゴムの加硫温度未満の温度に加熱しながら加圧することで、直角ジョイント部8の突合わせ部分をゴムが縫い糸10に融着した状態で接合して縫合部分の突合わせ状態を保持するために、図5に示す突合わせジョイント装置20が用いられる。
【0031】
この突合わせジョイント装置20は、矩形枠状の台部21aと、この台部21aの右端部に立設された矩形枠状の側部21bとからなる略L字状の基台21を備え、この基台21の側部21b上端には台部21aと平行に水平に延びる円筒状の受け部22が一端部にて片持ち状態で取付固定されている。この受け部22は他端部から上記円筒縫合布7が外嵌合状態で装着されるもので、受け部22の外周面上端部には、受け部22に外嵌合されて装着された円筒縫合布7の直角ジョイント部8における縫合部分の内周面を上面にて受ける直線状の受け凸条22aが突設され、この受け凸条22a上面の幅は、直角ジョイント部8における縫合部分を均一に受け得るようにその幅(例えば5mm)よりも大きい大きさ(例えば10mm)に設定されている。
【0032】
上記基台21の台部21a後端部の左側には基台21の側部21bよりも高い柱部23が立設されている。一方、側部21bの後側部は上記柱部23の上端と同じ高さまで上方に延長され、この柱部23と側部21bの延長部分の上端部間には左右方向に延びる支持部24が掛け渡されている。この支持部24の前面には上記受け部22と平行に左右方向に水平に延びる略板状のガイドレール25が取付固定され、このガイドレール25には支持体としてのスライダ26が上下方向にスライド移動可能に係止状態で支持されている。これらガイドレール25及びスライダ26は例えばLMガイド(商品名)と呼ばれる公知のもので、スライダ26は、それに内抱されたボール(図示せず)をガイドレール25上で転動させながらスライド移動する。よって、スライダ26は受け部22に対し、受け部22上の円筒縫合布7における直角ジョイント部8の縫合部分に沿って左右方向に相対移動可能に配設されている。
【0033】
上記スライダ26を受け部22に対し左右方向に相対移動させる駆動装置27が設けられている。この駆動装置27は、上記支持部24上面の左端部にブラケット28を介して回転可能に支持された前後方向の軸心を有する従動プーリ29を備えている。一方、支持部24上面の右端部には図外のインバータにより出力回転数が可変の電動モータ30が取付固定され、このモータ30の出力軸上に設けた駆動プーリ31と、上記従動プーリ29との間にはベルト32が掛け渡されている。そして、このベルト32の下側スパンには上記スライダ26に取付固定した連結部33が移動一体に連結固定されており、モータ30の正逆回転によりベルト32を正逆方向に走行させてスライダ26をガイドレール25に沿って左右方向にスライド移動させるようにしている。
【0034】
上記スライダ26(支持体)の前面下部には受け部22に接離する方向たる上下方向の軸心を有するエアシリンダ35が取付固定され、このエアシリンダ35のピストンロッド35aはシリンダボディ35bから下方に突出していて該シリンダボディ35bに対し回転不能に設けられている。このピストンロッド35aの下端には板部36が固定されていて、この板部36の下面には前後1対の軸受部37,37が突設され、これら両軸受部37,37間には前後方向の軸心を持つ加圧ロール38が回転可能に支持されている。よって、この加圧ロール38は、スライダ26に支持されていて、エアシリンダ35の伸縮作動により昇降して受け部22に対し接離可能となっており、エアシリンダ35の伸長作動により下降して受け部22へ接近したときに、その受け部22上の円筒縫合布7における直角ジョイント部8の縫合部分を受け部22の受け凸条22a上面との間に挟持して加圧する。尚、図示しないが、上記エアシリンダ35に接続されるエア配管の途中には圧力調整弁が接続されており、この圧力調整弁によりエアシリンダ35へのエア圧力を調整することで、直角ジョイント部8の縫合部分に対する加圧力を可変としている。
【0035】
さらに、上記加圧ロール38は十分な熱容量を有しており、図示しないが、その内部には、加圧ロール38を加熱する加熱手段としての電熱ヒータと、加圧ロール38の加熱温度を検出する温度センサとが内蔵され、これら電熱ヒータ及び温度センサは制御回路に接続されており、この制御回路において、電熱ヒータによる加圧ロール38の加熱温度を調整して円筒縫合布7の直角ジョイント部8におけるゴムの加硫温度未満の所定温度(例えば120℃〜140℃)へ保持するように制御する。
【0036】
よって、エアシリンダ35の伸長作動により加圧ロール38を下降させて受け部22に接近させ両者間に円筒縫合布7における直角ジョイント部8の縫合部分を加圧するとともに、電熱ヒータにより昇温した加圧ロール38により直角ジョイント部8の縫合部分を加熱した状態で、駆動装置27の電動モータ30によりベルト32を走行させ、そのベルト32に固定されているスライダ26をガイドレール25に沿って左右にスライド移動させて加圧ロール38を受け部22に対して相対移動させることで、円筒縫合布7における直角ジョイント部8の縫合部分を突合わせ状態にして加熱しながら加圧するようにしている。
【0037】
尚、上記支持部24の左端部前面には片持ち保持アーム40の上端部が左右方向の軸心を持って揺動可能に軸支され、この片持ち保持アーム40の下端部には受け部22の左端部に係合してそれを保持する係合部40aが形成されており、加圧ロール38により円筒縫合布7の直角ジョイント部8を加圧するときには、片持ち保持アーム40により受け部22の左端部を保持して受け部22を左右両端部にて支持するようにしている。
【0038】
上記突合わせジョイント装置20を用いて円筒縫合布7の直角ジョイント部8を接合する作業について説明すると、片持ち保持アーム40下端部の係合部40aと受け部22の左端部との係合を外して、片持ち保持アーム40の下端部を上側に回動させた後、その受け部22に左端部から円筒縫合布7を外嵌合して装着し、その円筒縫合布7における直角ジョイント部8の縫合部分を上側に配置して受け部22上端の受け凸条22a上面に載置する。
【0039】
次いで、上記片持ち保持アーム40を下側に回動させ、その下端部の係合部40aを受け部22の左端部と係合させて受け部22を左右両端部にて支持すると、その後、加圧ロール38が内蔵の電熱ヒータによりゴムの加硫温度未満の所定温度に加熱されるとともに、エアシリンダ35の伸長作動により加圧ロール38が上昇位置から下降して受け部22上にある円筒縫合布7の直角ジョイント部8の縫合部分を受け凸条22aとの間で挟持して所定圧力に加圧する。この状態で電動モータ30の作動によりスライダ26がガイドレール25に沿ってスライド移動し、このスライダ26のスライドにより加圧ロール38が円筒縫合布7の直角ジョイント部8の縫合部分を加熱しながら加圧して転動する。スライダ26が移動方向の終端部に達すると、電動モータ30が逆転してスライダ26が逆方向にスライドし、加圧ロール38が同じ直角ジョイント部8の縫合部分を再び加熱しながら加圧して転動する。
【0040】
そして、スライダ26が元の位置に戻ると、電動モータ30の作動が停止してスライダ26が移動停止し、エアシリンダ35が収縮作動して加圧ロール38が元の位置に上昇し、円筒縫合布7の直角ジョイント部8の縫合部分の加圧が停止する。この後、上記片持ち保持アーム40を上側に回動させて、受け部22の左端部から円筒縫合布7を取り外す。以上で1つの円筒縫合布7の直角ジョイント部8の縫合部分についての接合が終了し、以後は各円筒縫合布7につき同様の作業を繰り返す。
【0041】
尚、上記(1)のバイアス布13,13,…の非カット側端部13b,13b同士をオーバーロックミシンにより突合わせ縫合したとき、その縫合部分(円筒縫合布7の斜めジョイント部9となる縫合部分)を突合わせ状態に開いてゴムの加硫温度未満の温度に加熱しながら加圧することで、直角ジョイント部8の突合わせ部分をゴムが縫い糸10に融着した状態で接合して縫合部分の突合わせ状態を保持するために、図示しない別の突合わせジョイント装置が用いられる。この別の突合わせジョイント装置の構造は図5に示すジョイント装置20と基本的に同じであり、両者を比較すると、例えば受け部22が円柱形状ではなくて板状である点、受け部22が片持ち構造でない点等が異なるだけで、その他の構造は同じであるので、説明は省略する。
【0042】
したがって、この実施形態においては、円筒縫合布7において、未加硫ゴム付きのゴム引き布12の端部をオーバーロックミシンにより突合わせ縫合して形成される直角ジョイント部8及び斜めジョイント部9の各突合わせ部分がゴムの加硫温度未満の温度へ加熱されながら加圧されるので、この突合わせ部分のゴムが縫い糸10に融着した状態で接合される。つまり、ゴム引き布12に接着又は塗布されたゴムがVリブドベルトBのベルト本体1と同じ、比較的粘着性の少ないポリマーである水素添加NBRやEPDMであっても、ジョイント部8,9の突合わせ部分の加熱及び加圧により突合わせ部分に粘着性が生じることとなり、この粘着性により縫合部分の突合わせ状態を安定して保持することができる。その結果、図1に示すように、各ジョイント部8,9で突合わせ端部の重なりやずれのない円筒縫合布7(伝動ベルト用布)が得られ、延いてはVリブドベルトBの品質を向上させることができる。
【0043】
尚、上記実施形態では、加圧ロール38にヒータを内蔵させてそれを作動させることで、円筒縫合布7のジョイント部8,9を加熱するようにしているが、逆に、受け部22の受け凸条22a内にヒータを設けて、円筒縫合布7のジョイント部8,9を受け部22側から加熱するようにしてもよく、さらには加圧ロール38及び受け部22の双方にヒータを設けるようにすることもできる。
【0044】
また、上記実施形態では、受け部22を固定し、スライダ26の移動によって加圧ロール38を転動させるようにしているが、加圧ロール38は移動不能に固定して、受け部22を移動させるようにしてもよく、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
【0045】
さらに、上記実施形態では、伝動ベルトをVリブドベルトBとし、その背面布5に用いるベルト用布を対象にしているが、本発明は、VリブドベルトB以外の伝動ベルトや、それに使用するベルト用布をジョイントする場合にも適用することができる。
【0046】
【実施例】
次に、具体的に実施した実施例について説明する。図5に示す突合わせジョイント装置20を用いて円筒縫合布7における直角ジョイント部8の縫合部分の突合わせ状態を保持する実験を行った。そのとき、加圧ロール38の加熱温度を110℃,120℃,130℃の3種類に、また円筒縫合布7の直角ジョイント部8に対する加圧力を0.196MPa,0.245MPa,0.294MPa,0.343MPaの4種類に、さらに加圧ロール38の移動速度を1000mm/分,1500mm/分,2000mm/分,2500mm/分の4種類にそれぞれ変更して、ジョイント部8の縫合部分の突合わせ保持状態を観察した。その結果を表1に示す。尚、室温は18℃であった。
【0047】
【表1】
Figure 0004424710
【0048】
表1に示す結果を考察するに、本装置でジョイント部8を接合させると、その突合わせ部分のゴム同士が融着することはなく、縫い糸10がゴムに半部程度埋まり、結果的に突合わせ部分の良好な保持を行うことができる現象が現れた。
【0049】
また、ジョイント部8の加圧力及び温度のいずれをも高くし過ぎた場合には、ゴム引き布12のゴムが縫い糸10に融着はするものの、ゴム部分の変形が大きくてゴムが流れる。
【0050】
さらに、加熱及び加圧の状態で時間が経つと、ゴムの加硫が起こるため、この接合時は可能な限り熱履歴が少ないのが好ましい。この点を考慮すると、加圧ロール38が通過した直後の円筒縫合布7のゴム部分の温度が重要であるが、上記の各例ではいずれも殆ど熱を蓄積せず、手で触わっても蓄熱があるようには感じなかった。
【0051】
そして、望ましい条件は、加圧ロール38の加熱温度を120℃、加圧ロール38の移動速度を2000mm/分、加圧力を0.294MPaとした条件であり、この条件でジョイント部8を接合した円筒縫合布7を元にVリブドベルトBまで試作して背面布5の縫合部分の品質(接着力)等を調べたところ、何等不具合は生じなかった。これらのことから、本発明による効果、特に上記実施形態の構成の突合わせジョイント装置20を用いることが有効であることが裏付けられた。
【0052】
【発明の効果】
以上説明した如く、請求項1〜の発明によれば、伝動ベルト用布となる未加硫ゴム付き布の端部同士をオーバーロックミシンにより突合わせ縫合してジョイントする場合に、布の端部同士の縫合部分を突合わせ状態に開いてゴムの加硫温度未満の温度への加熱により該ゴムに粘着性を生じさせながら加圧し、突合わせ部分をゴムが縫い糸に融着した状態で接合して、縫合部分の突合わせ状態を保持するようにしたことにより、未加硫ゴム付き布においてオーバーロックミシンにより縫合された突合わせ部分に加熱及び圧接により粘着性を生じさせて、縫合部分の突合わせ状態を安定保持することができ、伝動ベルト用布の段差や孔開き等をなくして、ジョイント部を突合わせ状態とする制約を確実に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るVリブドベルト用布としての円筒縫合布の全体構成を示す斜視図である。
【図2】 円筒縫合布の製造時において長尺バイアス布を形成する工程を示す図である。
【図3】 円筒縫合布の製造時において定寸布を突合わせ縫合する工程を示す図である。
【図4】 Vリブドベルトの部分斜視図である。
【図5】 円筒縫合布の突合わせジョイント装置の斜視図である。
【図6】 バイアス布の非カット端部同士を突合わせ縫合して形成される正常な斜めジョイント部を示す平面図である。
【図7】 正常な斜めジョイント部の拡大斜視図である。
【図8】 斜めジョイント部のカット端部がずれた異常状態を示す図6相当図である。
【図9】 斜めジョイント部のカット端部が重なった異常状態を示す図7相当図である。
【図10】 長尺バイアス布からの定寸布のカット後に直角カット線がずれる状態を示す図である。
【図11】 定寸布の直角カット線がずれたままで円筒形状に縫合をしたときに45°線の縫い部分と直角の縫い部分とが両者の交差部分で重なった状態を示す図1相当図である。
【図12】 定寸布の直角カット線がずれたままで円筒形状に縫合をしたときに45°線の縫い部分が開いた状態を示す図1相当図である。
【符号の説明】
B Vリブドベルト(伝動ベルト)
1 ベルト本体
5 背面布
7 円筒縫合布(伝動ベルト用布)
8 直角ジョイント部
9 斜めジョイント部
10 縫い糸
12 ゴム引き布(未加硫ゴム付き布)
20 突合わせジョイント装置
22 受け部
26 スライダ(支持体)
27 駆動装置
35 エアシリンダ
35a ピストンロッド
38 加圧ロール

Claims (7)

  1. 水素添加NBR又はEPDMからなる未加硫ゴムが接着又は塗布されてなる未加硫ゴム付き布の端部同士がオーバーロックミシンにより突合わせ状態で縫合され、かつ該突合わせ部分が、上記ゴムの加硫温度未満の温度への加熱により粘着性の生じた該ゴムを加圧により縫い糸に融着させた状態で接合されていることを特徴とする伝動ベルト用布。
  2. 請求項の伝動ベルト用布を備えたことを特徴とする伝動ベルト。
  3. 水素添加NBR又はEPDMからなる未加硫ゴムが接着又は塗布されてなる未加硫ゴム付き布の端部同士をオーバーロックミシンにより突合わせ縫合した後、
    その縫合部分を突合わせ状態に開いて上記ゴムの加硫温度未満の温度への加熱により該ゴムに粘着性を生じさせながら加圧することで、突合わせ部分をゴムが上記粘着性によって縫い糸に融着した状態で接合して縫合部分の突合わせ状態を保持することを特徴とする伝動ベルト用布の突合わせジョイント方法。
  4. オーバーロックミシンにより突合わせ状態で縫合された未加硫ゴム付き布の縫合部分を突合わせ状態に開いてゴムの加硫温度未満の温度に加熱しながら加圧することで、突合わせ部分をゴムが縫い糸に融着した状態で接合して縫合部分の突合わせ状態を保持するようにした伝動ベルト用布の突合わせジョイント装置であって、
    上記未加硫ゴム付き布の縫合部分を突合わせ状態で受ける受け部と、
    上記受け部に対し、受け部上の布の縫合部分に沿って相対移動可能に配設された支持体と、
    上記支持体に受け部と接離可能に設けられ、受け部への接近動作により布の縫合部分を受け部との間に挟持して加圧する加圧ロールと、
    上記受け部又は加圧ロールの少なくとも一方を加熱する加熱手段と、
    上記支持体を受け部に対し相対移動させる駆動手段とを備え、
    加圧ロールを受け部に接近させて両者間に布の縫合部分を加圧しかつ加熱手段により布の縫合部分を加熱した状態で、駆動手段により加圧ロールを受け部に対して相対移動させることで、布の縫合部分の突合わせ状態を保持するようにしたことを特徴とする伝動ベルト用布の突合わせジョイント装置。
  5. 請求項の伝動ベルト用布の突合わせジョイント装置において、
    ゴムは水素添加NBR又はEPDMであることを特徴とする伝動ベルト用布の突合わせジョイント装置。
  6. 請求項又はの伝動ベルト用布の突合わせジョイント装置において、
    加熱手段は、加圧ロールに内蔵されたヒータであることを特徴とする伝動ベルト用布の突合わせジョイント装置。
  7. 請求項のいずれか1つの伝動ベルト用布の突合わせジョイント装置において、
    支持体には受け部に接離する方向の軸心を有するシリンダが取付固定され、
    上記シリンダのピストンロッドに加圧ロールが回転可能に支持されていることを特徴とする伝動ベルト用布の突合わせジョイント装置。
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