JP2004149977A - 筒状織物の切断及び打抜き方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】筒状織物を切断したり、打抜く際に、扁平状に折り畳んだ状態で、熱溶断やレーザカットしても、溶断箇所が融着によって塞がれることはなく、筒状に保たれる筒状織物の切断方法を提供することにある。
【解決手段】筒状織物1を扁平状に折り畳み、筒状織物1の内面を接合した状態で、その筒状織物1を溶断する際に、筒状織物1の溶断箇所1aの近傍を真空吸引カップ3a,3bによって真空吸引して溶断直後に前記筒状織物1の内面が離間する方向に引き離すことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】筒状織物1を扁平状に折り畳み、筒状織物1の内面を接合した状態で、その筒状織物1を溶断する際に、筒状織物1の溶断箇所1aの近傍を真空吸引カップ3a,3bによって真空吸引して溶断直後に前記筒状織物1の内面が離間する方向に引き離すことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、消防ホース等のジャケットのような筒状織物を所定の長さに切断したり、打抜きする、筒状織物の切断及び打抜き方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、消防用ホースは、筒状織物(ジャケット)と、この筒状織物の内周面にライニングされたライニング層とからなるホース本体が構成されている。通常は、ホース本体の一端部に雌型の接続金具が装着され、他端部には雄型の接続金具が装着され、雌型と雄型の接続金具を接続することにより複数本の消防用ホースを延長できるようになっている。また、一端部に送水ノズルを有したホース本体においては、その他端部に雌型の接続金具が装着され、前記延長した消防用ホースの先端部に接続できるようになっている。
【0003】
ところで、前述した筒状織物は、円筒織機によって連続的に織成される長尺物であり、この筒状織物を所定の長さに切断した後、その筒状織物の内面にライニング層が形成される。従って、筒状織物を所定の長さに切断する必要性がある。しかし、織物は刃物で切断すると、横糸が解れ、切断面が安定しない。そこで、従来においては、筒状織物の切断の際には、筒状織物を扁平状に折り畳んだ状態でカッターによる熱溶断やレーザビームによって切断している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、筒状織物を構成する縦糸及び横糸は、ポリエステル等の合成繊維で形成されているため、熱溶断やレーザカットした際、扁平状に折り畳んだ上下面が融着し、開口が塞がれた状態となってしまう。そこで、従来においては、筒状織物を扁平状に折り畳んだ状態で、その内面間に融着を防ぐ紙を挟んだり、筒状織物を心棒等に嵌合し、その形状を保った状態で切断することが行われているが、作業性が悪いという問題がある。
【0005】
また、筒状織物の熱溶断時に、筒状織物にテンションをかけた状態で、湾曲させながら切断することにより、上下面が融着しない技術も知られているが、直線状の切断に限られる。
【0006】
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、筒状織物を切断したり、打抜く際に、扁平状に折り畳んだ状態で、熱溶断やレーザカットしても、溶断箇所が融着によって塞がれることはなく、作業性に優れた筒状織物の切断及び打抜き方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記目的を達成するために、請求項1は、筒状織物を扁平状に折り畳み、筒状織物の内面を接合した状態で、その筒状織物を溶断する際に、筒状織物の溶断箇所の近傍を真空吸引して溶断直後に前記筒状織物の内面が離間する方向に引き離すことを特徴とする筒状織物の切断方法にある。
【0008】
請求項2は、請求項1の前記筒状織物の内面が離間する方向に引き離す手段は、前記筒状織物の溶断箇所を挟んで両側に少なくとも一対ずつ設けられた真空吸引カップであり、互いに対向する真空吸引カップを離間して引き離すことを特徴とする。
【0009】
請求項3は、前記溶断は、カッターによる熱溶断またはレーザカットであることを特徴とする。
【0010】
請求項4は、筒状織物を扁平状に折り畳み、筒状織物の内面を接合した状態で、その筒状織物を溶断打抜きする際に、筒状織物の溶断打抜き箇所の近傍を真空吸引して溶断打抜き直後に前記筒状織物の内面が離間する方向に引き離すことを特徴とする筒状織物の打抜き方法にある。
【0011】
請求項5は、請求項4の前記筒状織物の内面が離間する方向に引き離す手段は、前記筒状織物の溶断打抜き箇所の近傍に少なくとも一対設けられた真空吸引カップであり、互いに対向する真空吸引カップを離間して引き離すことを特徴とする。
【0012】
前記構成によれば、筒状織物を溶断する際に、筒状織物の溶断箇所の近傍を真空吸引して溶断直後に前記筒状織物の内面を離間する方向に引き離すため、溶断箇所が融着することなく硬化し、筒状織物の横糸が解れることはなく、安定した切断面が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1は消防用ホースのジャケットとしての筒状織物を切断する態様を示し、(a)は側面図、(b)はA−A線に沿う断面図、図2は筒状織物を切断した直後の態様を示し、(a)は側面図、(b)はB−B線に沿う断面図である。
【0015】
筒状織物1は、例えば、ポリエステル等の合成繊維からなる縦糸と横糸を円筒織機等によって連続的に織成した長尺物であり、消防用ホースの製造工程において、長尺の筒状織物1を所定の長さに切断した後、筒状織物1の内周面、ガイ周面及び内外周面にゴムまたは合成樹脂からなるライニング層を施す。
【0016】
図1に示す、2は筒状織物1を所定の長さに切断する際に用いる発熱体を内蔵した切断手段としてのカッターであり、筒状織物1を扁平状に折り畳んだ状態で、筒状織物1の切断箇所1aにカッター2の鋭角な刃部2aを押し付けることにより熱溶断することができる。
【0017】
本実施形態においては、筒状織物1の切断箇所1aを挟んで両側には引き離し手段としての真空吸引カップ3a,3bが上下に対向して設けられている。この真空吸引カップ3a,3bは筒状織物1の上下面に密着するようになっている。これら真空吸引カップ3a,3bは真空吸引管路4a,4bを介して真空吸引源(図示しない)に接続されている。さらに、真空吸引カップ3a,3bは、真空吸引管路4a,4bを介して上下方向に移動自在であり、筒状織物1に対して接近及び分離可能である。
【0018】
次に、筒状織物1を切断する方法について説明すると、図1(a)(b)に示すように、筒状織物1の切断箇所1aを挟んで両側の真空吸引カップ3a,3bを筒状織物1の上下方向から挟持する。この状態で、真空吸引源(図示しない)を駆動すると、真空吸引管路4a,4bを介して真空吸引カップ3a,3bが真空吸引され、筒状織物1の上下面が真空吸引カップ3a,3bに真空吸着される。
【0019】
この状態で、加熱されたカッター2の刃部2aを筒状織物1の上面に押し付けると、筒状織物1は熱溶断される。熱溶断直後に、図2(a)(b)に示すように、互いに対向する真空吸引カップ3a,3bを離間する方向に移動すると、筒状織物1の上面は真空吸引カップ3aによって引き上げられ、下面は真空吸引カップ3bによって引き下げられる。
【0020】
従って、筒状織物1の切断面が溶融して硬化する前に強制的に分離され、切断面が融着することなく、扁平状に折り畳まれた筒状織物1が筒状に保たれる。また、筒状織物1の縦糸及び横糸はカッター2の熱によって融着されるため、切断面の糸が解れることなく、平滑な切断面が得られる。
【0021】
なお、前記実施形態においては、切断手段として発熱体を内蔵したカッター2によって筒状織物1を熱溶断するようにしたが、レーザビームによってレーザカットしてもよい。
【0022】
また、前記実施形態においては、筒状織物1をその軸方向と直交する方向に切断したが、真空吸引カップ3a,3bは、図3(a)に示すように、筒状織物1の軸方向に対して斜めの切断線5a,5bに切断する場合にも適用できる。さらに、図3(b)に示すように、筒状織物1の平面部及び縁部に、○や△あるいは◇に打抜き加工する場合においても適用できる。さらに、図3(c)は筒状織物1の縁部に切断あるいは打抜き加工によって切欠部6を設けた後、鏝等を用いて切欠部6の切断面処理を行なう場合においても適用できる。
【0023】
また、消防用ホースのジャケットとしての筒状織物を切断あるいは打抜き加工する場合について説明したが、消防用ホースに限定されず、あらゆる筒状織物の切断及び打抜きに適用できる。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、筒状織物を切断したり、打抜く際に、扁平状に折り畳んだ状態で、熱溶断やレーザカットしても、溶断箇所が融着によって塞がれることはなく、筒状に保たれる。従って、融着を防ぐために紙を挟んだり、筒状に保った状態で切断する必要がなく、作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態の筒状織物を切断する態様を示し、(a)は側面図、(b)はA−A線に沿う断面図。
【図2】同実施形態の筒状織物を切断した直後の態様を示し、(a)は側面図、(b)はB−B線に沿う断面図。
【図3】(a)〜(c)は他の実施形態を示す筒状織物の平面図。
【符号の説明】
1…筒状織物
2…カッター
3a,3b…真空吸引カップ
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、消防ホース等のジャケットのような筒状織物を所定の長さに切断したり、打抜きする、筒状織物の切断及び打抜き方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、消防用ホースは、筒状織物(ジャケット)と、この筒状織物の内周面にライニングされたライニング層とからなるホース本体が構成されている。通常は、ホース本体の一端部に雌型の接続金具が装着され、他端部には雄型の接続金具が装着され、雌型と雄型の接続金具を接続することにより複数本の消防用ホースを延長できるようになっている。また、一端部に送水ノズルを有したホース本体においては、その他端部に雌型の接続金具が装着され、前記延長した消防用ホースの先端部に接続できるようになっている。
【0003】
ところで、前述した筒状織物は、円筒織機によって連続的に織成される長尺物であり、この筒状織物を所定の長さに切断した後、その筒状織物の内面にライニング層が形成される。従って、筒状織物を所定の長さに切断する必要性がある。しかし、織物は刃物で切断すると、横糸が解れ、切断面が安定しない。そこで、従来においては、筒状織物の切断の際には、筒状織物を扁平状に折り畳んだ状態でカッターによる熱溶断やレーザビームによって切断している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、筒状織物を構成する縦糸及び横糸は、ポリエステル等の合成繊維で形成されているため、熱溶断やレーザカットした際、扁平状に折り畳んだ上下面が融着し、開口が塞がれた状態となってしまう。そこで、従来においては、筒状織物を扁平状に折り畳んだ状態で、その内面間に融着を防ぐ紙を挟んだり、筒状織物を心棒等に嵌合し、その形状を保った状態で切断することが行われているが、作業性が悪いという問題がある。
【0005】
また、筒状織物の熱溶断時に、筒状織物にテンションをかけた状態で、湾曲させながら切断することにより、上下面が融着しない技術も知られているが、直線状の切断に限られる。
【0006】
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、筒状織物を切断したり、打抜く際に、扁平状に折り畳んだ状態で、熱溶断やレーザカットしても、溶断箇所が融着によって塞がれることはなく、作業性に優れた筒状織物の切断及び打抜き方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記目的を達成するために、請求項1は、筒状織物を扁平状に折り畳み、筒状織物の内面を接合した状態で、その筒状織物を溶断する際に、筒状織物の溶断箇所の近傍を真空吸引して溶断直後に前記筒状織物の内面が離間する方向に引き離すことを特徴とする筒状織物の切断方法にある。
【0008】
請求項2は、請求項1の前記筒状織物の内面が離間する方向に引き離す手段は、前記筒状織物の溶断箇所を挟んで両側に少なくとも一対ずつ設けられた真空吸引カップであり、互いに対向する真空吸引カップを離間して引き離すことを特徴とする。
【0009】
請求項3は、前記溶断は、カッターによる熱溶断またはレーザカットであることを特徴とする。
【0010】
請求項4は、筒状織物を扁平状に折り畳み、筒状織物の内面を接合した状態で、その筒状織物を溶断打抜きする際に、筒状織物の溶断打抜き箇所の近傍を真空吸引して溶断打抜き直後に前記筒状織物の内面が離間する方向に引き離すことを特徴とする筒状織物の打抜き方法にある。
【0011】
請求項5は、請求項4の前記筒状織物の内面が離間する方向に引き離す手段は、前記筒状織物の溶断打抜き箇所の近傍に少なくとも一対設けられた真空吸引カップであり、互いに対向する真空吸引カップを離間して引き離すことを特徴とする。
【0012】
前記構成によれば、筒状織物を溶断する際に、筒状織物の溶断箇所の近傍を真空吸引して溶断直後に前記筒状織物の内面を離間する方向に引き離すため、溶断箇所が融着することなく硬化し、筒状織物の横糸が解れることはなく、安定した切断面が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1は消防用ホースのジャケットとしての筒状織物を切断する態様を示し、(a)は側面図、(b)はA−A線に沿う断面図、図2は筒状織物を切断した直後の態様を示し、(a)は側面図、(b)はB−B線に沿う断面図である。
【0015】
筒状織物1は、例えば、ポリエステル等の合成繊維からなる縦糸と横糸を円筒織機等によって連続的に織成した長尺物であり、消防用ホースの製造工程において、長尺の筒状織物1を所定の長さに切断した後、筒状織物1の内周面、ガイ周面及び内外周面にゴムまたは合成樹脂からなるライニング層を施す。
【0016】
図1に示す、2は筒状織物1を所定の長さに切断する際に用いる発熱体を内蔵した切断手段としてのカッターであり、筒状織物1を扁平状に折り畳んだ状態で、筒状織物1の切断箇所1aにカッター2の鋭角な刃部2aを押し付けることにより熱溶断することができる。
【0017】
本実施形態においては、筒状織物1の切断箇所1aを挟んで両側には引き離し手段としての真空吸引カップ3a,3bが上下に対向して設けられている。この真空吸引カップ3a,3bは筒状織物1の上下面に密着するようになっている。これら真空吸引カップ3a,3bは真空吸引管路4a,4bを介して真空吸引源(図示しない)に接続されている。さらに、真空吸引カップ3a,3bは、真空吸引管路4a,4bを介して上下方向に移動自在であり、筒状織物1に対して接近及び分離可能である。
【0018】
次に、筒状織物1を切断する方法について説明すると、図1(a)(b)に示すように、筒状織物1の切断箇所1aを挟んで両側の真空吸引カップ3a,3bを筒状織物1の上下方向から挟持する。この状態で、真空吸引源(図示しない)を駆動すると、真空吸引管路4a,4bを介して真空吸引カップ3a,3bが真空吸引され、筒状織物1の上下面が真空吸引カップ3a,3bに真空吸着される。
【0019】
この状態で、加熱されたカッター2の刃部2aを筒状織物1の上面に押し付けると、筒状織物1は熱溶断される。熱溶断直後に、図2(a)(b)に示すように、互いに対向する真空吸引カップ3a,3bを離間する方向に移動すると、筒状織物1の上面は真空吸引カップ3aによって引き上げられ、下面は真空吸引カップ3bによって引き下げられる。
【0020】
従って、筒状織物1の切断面が溶融して硬化する前に強制的に分離され、切断面が融着することなく、扁平状に折り畳まれた筒状織物1が筒状に保たれる。また、筒状織物1の縦糸及び横糸はカッター2の熱によって融着されるため、切断面の糸が解れることなく、平滑な切断面が得られる。
【0021】
なお、前記実施形態においては、切断手段として発熱体を内蔵したカッター2によって筒状織物1を熱溶断するようにしたが、レーザビームによってレーザカットしてもよい。
【0022】
また、前記実施形態においては、筒状織物1をその軸方向と直交する方向に切断したが、真空吸引カップ3a,3bは、図3(a)に示すように、筒状織物1の軸方向に対して斜めの切断線5a,5bに切断する場合にも適用できる。さらに、図3(b)に示すように、筒状織物1の平面部及び縁部に、○や△あるいは◇に打抜き加工する場合においても適用できる。さらに、図3(c)は筒状織物1の縁部に切断あるいは打抜き加工によって切欠部6を設けた後、鏝等を用いて切欠部6の切断面処理を行なう場合においても適用できる。
【0023】
また、消防用ホースのジャケットとしての筒状織物を切断あるいは打抜き加工する場合について説明したが、消防用ホースに限定されず、あらゆる筒状織物の切断及び打抜きに適用できる。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、筒状織物を切断したり、打抜く際に、扁平状に折り畳んだ状態で、熱溶断やレーザカットしても、溶断箇所が融着によって塞がれることはなく、筒状に保たれる。従って、融着を防ぐために紙を挟んだり、筒状に保った状態で切断する必要がなく、作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態の筒状織物を切断する態様を示し、(a)は側面図、(b)はA−A線に沿う断面図。
【図2】同実施形態の筒状織物を切断した直後の態様を示し、(a)は側面図、(b)はB−B線に沿う断面図。
【図3】(a)〜(c)は他の実施形態を示す筒状織物の平面図。
【符号の説明】
1…筒状織物
2…カッター
3a,3b…真空吸引カップ
Claims (5)
- 筒状織物を扁平状に折り畳み、筒状織物の内面を接合した状態で、その筒状織物を溶断する際に、筒状織物の溶断箇所の近傍を真空吸引して溶断直後に前記筒状織物の内面が離間する方向に引き離すことを特徴とする筒状織物の切断方法。
- 前記筒状織物の内面が離間する方向に引き離す手段は、前記筒状織物の溶断箇所を挟んで両側に少なくとも一対ずつ設けられた真空吸引カップであり、互いに対向する真空吸引カップを離間して引き離すことを特徴とする請求項1記載の筒状織物の切断方法。
- 前記溶断は、カッターによる熱溶断またはレーザカットであることを特徴とする請求項2記載の筒状織物の切断方法。
- 筒状織物を扁平状に折り畳み、筒状織物の内面を接合した状態で、その筒状織物を溶断打抜きする際に、筒状織物の溶断打抜き箇所の近傍を真空吸引して溶断打抜き直後に前記筒状織物の内面が離間する方向に引き離すことを特徴とする筒状織物の打抜き方法。
- 前記筒状織物の内面が離間する方向に引き離す手段は、前記筒状織物の溶断打抜き箇所の近傍に少なくとも一対設けられた真空吸引カップであり、互いに対向する真空吸引カップを離間して引き離すことを特徴とする請求項4記載の筒状織物の打抜き方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002318689A JP2004149977A (ja) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | 筒状織物の切断及び打抜き方法 |
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Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CH710610A1 (de) * | 2015-01-14 | 2016-07-15 | Lässer Ag | Verfahren, um mittels einer Stickmaschine oder Nähmaschine flächige Materialstücke von gewünschter Form auf einem Stickboden zu applizieren, und entsprechende Vorrichtung für eine Stick- oder Nähmaschine |
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-
2002
- 2002-10-31 JP JP2002318689A patent/JP2004149977A/ja active Pending
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