JP4422795B2 - 製袋充填包装機におけるエンドシール時間の制御方法 - Google Patents

製袋充填包装機におけるエンドシール時間の制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、ボックスモーション型エンドシールを行う縦型もしくは横型製袋充填包装機において、エンドシール時間をなるべく長く取るための制御方法に関する。
例えば縦型製袋充填包装機においては、図1に示されるように、包装フィルムをフォーマー9に導いて製品充填筒2を包むように折り曲げてフォーマーの前側で合わせてから縦シール装置3または3’により縦シールして包装筒Hとするとともに、製品充填筒の側面に設けられたフィルム送り装置4により包装筒Hの引き下ろしを行って製品充填筒2の下方へ垂下し、その後エンドシール(横シール)・カッター装置5でエンドシール(横シール)すると共に包装筒Hをカットして完成品Jを排出する構成となっている。このエンドシール部分は固定位置でシールするものもあるが、シール時間を長くするためイに示す如くボックスモーションを行うものが知られている。該ボックスモーションとは包装筒の流れを止めずに、(ロ)の直線部分で包装筒の流れと同期してエンドシール・カッター装置5を下方に一緒に移動させるための動作である。すなわち、(ロ)の直線部分でヒーターによるシールが継続されるので、包装筒の流れを止めずにシール時間を長くすることができる。また、包装筒に入れられるお菓子等の内容物は、該エンドシールのボックスモーションにおける戻りの期間ハの時に製品充填筒2の中を通って上から投入される。
上記エンドシール(横シール)・カッター装置5の動作は以下のとおりである。前記ボックスモーション(ロ)の直線部分上部(ニ)において、包装筒Hの被カット位置に合わせてエンドシール(横シール)用ヒータを閉じていき、エンドシール用ヒータが閉じる前に、左右のエンドシール用ヒータの上側と下側にエンドシール用ヒータよりも互いに相手側に接近した位置に張り出して弾持してある対向する二対のシャッターを先ず閉じて包装筒を偏平に挟持し、その後にエンドシール用ヒータが閉じられて製品充填筒を通して落下充填された被包装物の上側の際と、次に落下充填される予定の被包装物の下側の際に横二条を同時にシールを行い、かつカッターが該横二条の中間の被カット位置をカットする。
前記ボックスモーション型エンドシールカット装置は、一対のエンドシール用ヒータの動作が描く軌跡が円の一側面を直線で截断した様な一対のカム曲線を向かい合わせた二つの円弧ループ(イ)である。よって、その動作は一対のエンドシール用ヒータが閉じ合って横二条シールしつつ下降し、その後エンドシール中にカッターが横二条シール間の包装筒の被カット位置をカットした後、引き続き被包装物に干渉しないように大きく開いて上昇復帰する動作を繰り返す対称なボックスモーションを連続して行うことになる。ボックスモーション型エンドシールカット装置5に付設される二対のシャッターは、ボックスモーション型ではない従来のエンドシールカット装置に付設される二対のシャッターと同一の構成であり通常のものである。すなわち該シャッターは、エンドシールカット装置5がボックスモーションを行い一対のエンドシール用ヒータが閉じていくと、一対のエンドシール用ヒータよりも先に閉じ合って包装筒を偏平に挟持する役目を担っている。
縦型製袋充填包装機は、一対のエンドシール(横シール)用ヒータが横シールする際に被包装物が高く嵩ばったり被包装物が落下してから跳ね上がったりすることにより、被包装物を噛み込んでしまう包装不良を起こす場合がある。このため、エンドシール・カット装置に一対のしごき板を備えた製品噛み込み防止装置を付設して、該一対のしごき板で一対のエンドシール用ヒータが開いている間に包装筒の被カット位置の上方から下方までの距離をしごいて被包装物を強制的に押し込むことが行われている。従来の縦型製袋充填包装機におけるエンドシール・カット装置の製品噛み込み防止装置としては、以下の文献等がある。
特開昭58−195101号公報 米国特許第5203145号 米国特許第4947618号 米国特許第4663917号 特開平9−12003号公報 特開平5−330504号公報
上記しごき板の構造によって前記ボックスモーションの動作に若干の相違が出てくる。
特開平5−330504号公報は、同じ出願人の提案に係わるもので、このような製品噛み込み防止装置の一例である。図19を参照して特開平5−330504号に係るボックスモーション型エンドシール(横シール)・カット装置を備えた縦型製袋充填包装機における製品噛み込み防止装置を説明する。ボックスモーション型エンドシール・カット装置は、一対のエンドシール(横シール)用ヒータ5a,5bがカム曲線により拘束された一対の対称なボックスモーション(m1、m2)を行う。また、製品噛み込み防止装置は、エンドシール・カット装置5とは切り離された構成であり、一対のしごき板が二つのスライドストロークによって拘束された対称一対の縦長なボックスモーション(m3、m4)を行う。一対のエンドシール用ヒータ5a,5bが大きく開いて上昇復帰する間に、一対のしごき板6a,6bが開いたまま一対のエンドシール用ヒータ5a,5bの内側近傍を上昇し包装筒を挟持しない限度に近接して包装筒を偏平にする。一対のエンドシール用ヒータ5a,5bが上昇復帰した位置から下降しながら互いに接近していくと、一対のエンドシール用ヒータ5a,5bが閉じ合わないうちに、一対のしごき板6a,6bがエンドシール用ヒータに干渉しない位置まで下降して包装筒を偏平にする位置を包装筒の被カット位置の上側から下側へ移行させ被包装物を包装筒の被カット位置よりも下側に強制的に押し込むしごき動作を行う。そこで、二対のシャッター7a、7aが閉じて包装筒を偏平に挟持した後、一対のエンドシール用ヒータ5a,5bが閉じて包装筒の被シール位置の上側近傍と下側近傍を横二条シールし、カッター5cが被カット位置をカットする。一対のエンドシール用ヒータ5a,5bは一定寸法下降すると離れてから復帰上昇していく。この時の前記ボックスモーションを行わせるためのカムの形状は図21の(b)に示され、しごき板6a、6bを備えていない従来のボックスモーションのカムと同様である。同図において、Iよりエンドヒータのシールが始まり、IIでシールが完了する。このI〜IIがシール区間となる。そして、IIからIへの外周区間を経て、Iのシールの始まりへ復帰する。
図20は、上記装置のエンドシールカット装置と包装筒偏平装置との相関する動作を説明するための工程図である。エンドヒータ5a,5bと押し切りカッター5cとシャッター7a,7aと揺動フィンガー64a,64bとしごき棒6a、6bの位置は(a)→(b)→(c)→(d)→(e)→(f)の順に変化し循環する。(a)において、m1 ,m2 はエンドヒータ5a、5bの挟着面が描くボックスモーションの軌跡である。m3、m4は揺動フィンガー64a,64bの揺動と昇降によってしごき棒6a、6bが描くボックスモーションの軌跡であり、pは押し切りカッター11の後端部が描くボックスモーションの軌跡である。(a)では、エンドヒータ5a、5bが開いて上昇ストロークの中間に位置した上昇途中にあるとともに、揺動フィンガー64a,64bが開いた状態で上昇し、しごき棒6a、6bがエンドヒータ5a、5bの内側を近接して通りシャッター7a,7aよりも高く位置した上昇途中にある。(b)では、揺動フィンガー64a,64bが高位置において、2本のしごき棒6a、6bが包装筒を挟んで偏平にし、エンドヒータ5a、5bは高位置に開いている。(c)では、しごき棒6a、6bが包装筒を挟んで下降ストロークの略中間に位置までフィルム送り速度よりもはるかに高速に下降し、その際に袋内に空気を取り入れるとともに高位置に分布して落下充填される被包装物をしごき落とし、その後、シャッター7a,7aが閉じてしごき棒6a、6bと共同して包装筒のエンドシール箇所の偏平を確保し、さらにエンドヒータ5a、5bが包装フィルムに印刷されたレジマークに合わされ閉じて二条に横シールを開始したところである。シャッター7a,7aが閉じると、次の被包装物がシャッター7a,7aの上に落下してくる。(d)では、シャッター7a,7aとエンドヒータ5a、5bとしごき棒6a、6bが閉じて下降途中にあり、エンドヒータ5a、5bが下降ストロークの略中間に位置した時点で押し切りカッター5cが二条の横シールの間をカットしているところである。(e)では、シャッター7a,7aとエンドヒータ5a、5bとしごき棒6a、6bが閉じて下降位置にきたところであり、押切りカッター5cは押し切りを完了して後退している。(f)では、シャッター7a,7aとエンドヒータ5a,5bとしごき棒6a,6bが開いて上昇復帰に転ずるところである。
また、特開平9−12003号公報は、同じ出願人の上記特開平5−330504号公報の改良に関して提案されたもので、他のボックスモーションを行うものである。これは、しごき板が従来のシャッターと略同一の構成、同一箇所に装着されるものであり、エンドシール用ヒータと一体的にボックスモーションを行いつつ包装筒を扁平に挟持するものである。この構成により、しごきストロークを必要最小限度に短くすることができ、しごき時に袋内の空気圧が異常に上昇するのを抑えられて袋の破裂を回避できる。従って、上記発明は上記構成により高速包装が実現できる縦型製袋充填包装機におけるボックスモーション型エンドシール・カット装置の製品噛み込み防止方法を提供したものである。
次に、上記特開平9−12003号公報の縦型製袋充填包装機の動作を例にとって、従来例の欠点を図2以下を用いて説明する。図2は、前記図1の縦方向の断面図である。従来の前記ボックスモーションは、図2のカム曲線m1、m2に示されるようにモーターの円運動で回転する円盤上に設けられた上記カム曲線m1、m2を旋回レバー17、18のカム係合桿がなぞることにより形成されていた。前記ボックスモーションの直線部分(図1のロ)は長ければ長いほどシール時間が長く取れるので有利となるが、この直線部分(ストローク)が長くなるとこれに関するメカ部分の容積が増えると共に、ストロークの直線運動から円運動、あるいはその逆の箇所において機械的振動が生じ好ましくない。従って、上記ストロークの長さには限界があり、従来のシール時間にも限界があった。
この発明は、上記直線部分(所定ストロークのシール距離)を一定とした場合でもボックスモーション型エンドシールを行う縦型もしくは横型製袋充填包装機におけるエンドシール時間をなるべく長く取るための制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、包装フィルムのフィルム両縁を縦シールして包装筒を形成するとともに、該包装筒をフィルム送り装置により下降してボックスモーション型エンドシールカット装置により包装筒に充填された被包装物の上側の際と次に落下充填される被包装物の下側の際を横二条シールし中間をカットする製袋充填包装機において、該ボックスモーションを形成するサーボモータを制御して、所定ストロークのシール距離に対する所定時間の1サイクル中の前記シール時間が相対的に長くなるように制御したものである。すなわち、図1におけるボックスモーション(イ)において、直線部分(ロ)の部分をゆっくり動かしてできるだけ時間を長く取り、戻りの部分(ハ)を相対的に早く動かして1サイクルの時間を一定にしたものである。
この発明は、以下に説明するように、ボックスモーション型製袋充填機において、サーボモータを適宜制御することにより1サイクル中のシール時間を長くすることができ、同じストロークの中でシールに費やされる時間が増えるので従来より強固なシールが可能になる。また、シール時間を一定と考えれば同じシール強度に対して包装筒の下降速度を上げることが可能となり、生産性を向上することができるという効果を有する。
本発明の縦型製袋充填包装機におけるボックスモーション型エンドシール・カット装置の基となる基本動作について、実施の態様を図2ないし図9を参照して簡単に説明する。この実施の態様の縦型製袋充填包装機は、先願の特開平9−12003号公報記載のものと同様に以下の如くなされる。なお、後述するように、この発明のエンドシール時間の制御方法は前記特開平5−330504号公報のタイプのボックスモーションにも適用できる。
図1〜図3に示すように、包装フィルムFを製品充填筒2を包むように折り曲げてフィルム両縁を縦シール装置3により縦シールして包装筒Hとするとともに、製品充填筒2の側面に設けられたフィルム送り装置4により包装筒Hの引き下ろしを行って製品充填筒2の下方へ垂下する。同時に、ボックスモーションが一対のカム曲線m1 ,m2 (図2参照)によって与えられ、一対のエンドシール(横シール)用ヒータ5a,5bを下降しつつ閉じ合わせて横二条シールをする。該エンドシール時にエンドシール・カット装置5により、製品充填筒2に沿って下方へ垂下する包装筒Hの上記横二条シールの中間(カット位置C)をカットする。その後、エンドシール用ヒータ5a,5bは開いて上昇復帰する。なお、このボックスモーションを行わせるカムの形状を取り出すと、図21の(a)のようになる。以下に述べるように、同図においてIよりしごきが始まりIIでしごきが完了する。このI〜IIがしごき区間となり、続いてIII よりエンドヒータのシールが始まり、IVでシールが完了する。このIII 〜IVがシール区間となり、IV〜Iへの外周区間を経て、Iのしごきへ復帰する。
エンドシール用ヒータ5a,5bがエンドシール終了後開いて最上昇位置に復帰した時点から接近しつつ下降してエンドシール開始するまでの動作工程について、第一段階・第二段階・第三段階の動作に分けられる。第一段階の動作として、一対のエンドシール用ヒータ5a,5bの下面に水平かつ平行に弾持した一対のしごき板6a,6bが開いた状態から包装筒Hを通過可能に偏平させるように近接するとともに、一対のエンドシール用ヒータ5a,5bが開いた状態から前記偏平した包装筒Hに接触しない限度に近接し、かつ、一対のしごき板6a,6bが近接した時に、包装筒Hの被カット位置Cがしごき板6a,6bよりも所要下方に位置するように包装筒Hの下降が減速中か停止する。第二段階の動作として、一対のしごき板6a,6bと一対のエンドシール用ヒータ5a,5bのそれぞれの前記近接状態を維持したまま、エンドシール・カット装置5が包装筒Hに対して相対的に大きな下降速度で下降することによりエンドシール・カット装置5のカッター5cが包装筒Hの被カット位置Cへ相対的に近づいていくようにエンドシール・カット装置5が下降する。第三段階の動作として、包装筒Hの下降速度の増速とエンドシール・カット装置5の下降速度の変速の中、少なくとも包装筒Hの下降速度の増速を行うことにより包装筒Hの下降速度と一対のエンドシール用ヒータ5a,5bの下降速度が同期していって包装筒Hの被カット位置Cがエンドシール開始位置に到達したときに、速度同期が完了しかつエンドシール・カット装置5のカッター5cが包装筒Hのカット位置に一致する。
以下、さらに詳述する。図2及び図3はボックスモーション型エンドシール(横シール)・カット装置の製品噛み込み防止方法を採用した上記縦型製袋充填包装機を示す。図3は、図2の矢印IIに関する横断面図である。図2〜図3に示すように、この縦型製袋充填包装機は、製品充填筒2の上端にホッパー9が設けられ、製袋器1の筒部1aが製品充填筒2の上部を取り巻いており、製品充填筒2の前側に縦シール装置3が備えられ、製品充填筒1の両側にフィルム送り装置4が備えられている。製品充填筒2の下方に一対のエンドシール用ヒータ5a,5bとカッター5cを有するボックスモーション型エンドシール・カット装置5が備えられており、一対のエンドシール用ヒータ5a,5bの下側に一対のしごき板6a,6b、及び上側に一対のシャッター板7a,7bが備えられ、シャッター板7a,7bには受け板10a,10bが付設されている。
図2に示すように、製品充填筒2は、上端のフランジ部がブラケット11を介して機械フレーム12の上面に支持され、筒内を間欠して落下供給される所定量の被包装物を通して包装筒H内へ充填する役目を果たす。製袋器1は、前側にスリットが縦に入った筒部1aと、該筒部1aの上縁より包装機の後方へ延在する襟部(フォーマー)1bとからなる。筒部1aは、製品充填筒1を2〜3mmの均一な環状隙間を確保して取り巻いている。襟部1bは、下端において包装フィルムFを平面から皺が発生することなく円筒状に三次元曲成するための曲面形状となっている。製袋器1は、包装機の後方から導かれてくる帯状に連続する包装フィルムFを襟部1bに案内して屈曲した縁より包装フィルムFを製品充填筒1と筒部1aとの間に円筒状に導く。筒部1aは、包装フィルムFが円筒状となって製品充填筒1を包んで密着するように安定させる。包装フィルムFの両縁fは、筒部1aの前側のスリットより筒外へ通され製品充填筒2に対してリブ状に立てられてフィルム内面同士が密着される。縦シール装置3は、製品充填筒2の前側で水平旋回自在である水平旋回アーム13の旋回端に設けられている。該縦シール装置3は、上段に位置される一対のフィルム引込みロール3aにより包装フィルムFの両端縁を挟んで引込みを行うとともに、下段に位置される一対のヒータロール3bにより包装フィルムFの端縁fを挟んでより早い速度で引込みを行い、中段に位置される一対の棒状の縦ヒータ3cにより前記両ロール間に緊張する包装フィルムFの端縁を摺動密着自在に挟んで連続して縦シールする。このような構成は、特開平5−330504号の図3に示す縦シール装置と同一である。なお、包装フィルムFの一方の端縁内面を他方の端縁外面に重ねて製品充填筒2へ押し付けるようにしてヒートシールする棒状のヒータまたはロールヒータにより縦シールするようになっていても良い(図1封筒張り)。そして、ロールヒータとする場合には、バキューム機能を備えて包装フィルムを吸引してフィルム送りを行える構成とするのが良い。
図2に示すように、フィルム送り装置4は、製品充填筒2の両側面に一対(図1の場合は背面に1個)ある。なお、該フィルム送り装置の構造は本願発明に直接関係はないが、図1のように背面に1個設けたものは包装筒の連続送りの時用いられるものであり、図2のように両側面に設けられたものは間歇送りの時用いられるものである。該フィルム送り装置4(または図1の4)は、上下の歯付きベルト車4a,4bに吸気孔を有する歯付きベルト4cが巻き掛けられ負圧発生装置とホース4eで接続されたバキュームボックス4dの開口が歯付きベルト4cの内面側から製品充填筒2に対面しており、両側の上の歯付きベルト車4aが第一のサーボモータ8aによって駆動され、両側の歯付きベルト4cが製品充填筒2の外側を流れる包装フィルムFに密着しバキュームボックス4bの負圧吸引によりフィルム送りを行う。
図2〜図4に示すように、一対のエンドシール(横シール)用ヒータ5a,5bは、各両端を貫通している二本の水平ガイド20,20により互いに接近・離隔可能に案内され、二本の水平ガイド20,20は、昇降台34より設けられた縦ガイド19,19に両端を昇降自在に案内されている。なお、図4は、図2の部分拡大図である。昇降台34は、ガイドコラム33に案内されモータ31で四隅のねじ軸32を回すにより高さ調整され、袋の長さに応じてエンドシール・カット装置5の高さを調整する。そして、一対のエンドシール用ヒータ5a,5bは、各両端に設けられたカム係合桿13a,13b、14a,14bを介してフレームに固定して設けられた環状溝カム15a,15bまたは16a,16bのカム溝に係合され、かつカム係合桿13a,13b、14a,14bが旋回レバー17a,17bまたは18a,18bのスリットに係合され、旋回レバー17a,17bが旋回することにより、一対のエンドシール用ヒータ5a,5bが一対の対称なボックスモーションを与えられる。図3に示すように、旋回レバー18a,18bの旋回は、第二のサーボモータ8bの回転を歯車23a,23bを介して該旋回レバー18a,18bを固定支持している回転軸21a,21bへ伝達することにより行われ、また旋回レバー17a,17bの旋回は、第二のサーボモータ8bの回転を歯車23a,23b,23cを介して該旋回レバー17a,17bを固定支持している回転軸22a,22bへ伝達することにより行われる。よって、エンドシール・カット装置5は、一対のエンドシール用ヒータ5a,5bが製品充填筒2を挟む垂直面内で一対の対称なおむすび円形のカム曲線m1 ,m2 により、一対のエンドシール用ヒータ5a,5bに一対の対称なボックスモーションが与えられ、包装筒Hを挟んで閉じ合い横二条シールを行う。包装機の後方側のエンドシール用ヒータ5bにカッター5cが内装されていて、エアシリンダ5dによりカット動作を行う。
図5は、袋の長さがエンドシール(横シール)用ヒータのカム曲線の円弧部を半径とする円周長さに等しい場合のエンドシール用ヒータの循回移動と包装筒の下降の変化を示す相関図である。図に示すように、一対のエンドシール用ヒータ5a,5bは、符号IIのポイントである最上昇位置に開いた状態から円弧移動して接近していき、符号III のポイントの位置に到達し近接すると符号IVのポイントまで近接したまま下降し、ここからさらに接近して符号Vのポイントで閉じ合い符号VII のポイントまで下降し、途中、符号VII のポイントでカッター5cがカット動作を行い、符号VII のポイントからは円弧移動して接近していき、符号IXのポイントである最下降位置を通過してさらに円弧移動して上昇復帰しつつ開いていき、符号IVのポイントと同じ高さの最も開いた上昇中間位置である符号Iのポイントを通りさらに円弧移動して上昇復帰しつつ閉じていき符号IIのポイントである最上昇位置に復帰する一対の対称なボックスモーションが与えられる。
図3及び図4には本出願人によって先に提案された新しいしごき板の動作が示されている。(特開平7−186291号公報。)
図5に示すように、一対のしごき板6a,6bは、それぞれ支持ロッド25,25を介して一対のエンドシール用ヒータ5a,5bの下面に支持されていて、エンドシール用ヒータ5aまたは5bよりも張り出して接近している。支持ロッド25は、エンドシール用ヒータ5aまたは5bに固定された支持ガイド26のガイド孔に嵌挿されスライド可能であり、かつばね27によりシール・シール解除の方向に付勢されている。各しごき板6a,6bの両端に、ネジ先端にゴム製もしくはプラスチック製の緩衝消音用のキャップ29が被嵌された調整ネジ28が設けられ、キャップ29,29がしごき板6a,6bよりも張り出して当接することにより、離間寸法Bを確保して一対のしごき板6a,6bが近接する。そして、エンドシール用ヒータ5a,5bが符号III のポイントに位置して離間寸法Aとなるように近接したときに、一対のしごき板6a,6bは、離間寸法Aよりも小さい離間寸法Bで近接する。上記のように構成された一対のしごき板6a,6bは、エンドシール用ヒータ5a,5bがボックスモーションを行って符号III のポイントへ移動して離間寸法Aとなるように近接したときに、離間距離Bを保って近接し、エンドシール用ヒータ5a,5bが符号III のポイントから符号VIIIのポイントまで下降する間、離間距離Bを保って下降する。そして、一対のしごき板6a,6bは、符号III のポイントから符号Vのポイントへ下降する動作中に、しごき板6a,6bの下降速度を包装筒Hの下降速度よりも大きくすることにより、しごきを行うことができる。しごきストロークは、しごき板6a,6bの下降速度と包装筒Hの下降速度の速度差に比例する。しごき板6a,6bがしごきを行う間、包装筒Hの下降速度がゼロであると、しごきストロークが最大になる。図5及び図6に示すように、一対のしごき板6a,6bは、エンドシール用ヒータ5a,5bがボックスモーションを行って符号III のポイントへ移動して離間寸法Aとなるように近接したときに、離間距離Bを保って近接して包装筒Hを偏平し、そのまま包装筒Hよりも速い速度で、包装筒Hの被カット位置Cよりも上方位置から被カット位置Cを通過して下方位置まで下降するしごき動作を行い、もしも被包装物が包装筒Hの被エンドシール位置よりも上にあるときは該被包装物を被エンドシール位置よりも下側へ強制的に押し込むことにより、エンドシール用ヒータ5a,5bが製品を噛み込んでエンドシールしてしまうことを回避させるとともに、袋内のしごき板6a,6bよりも下側の余分な空気を上方へ逃がして袋の破裂を回避する働きをする。このように、しごき板6a,6bが近接することは従来のシャッターと相違する。
図5の一対のシャッター板7a,7bは、エンドシール用ヒータ5aまたは5bの上面に、前記一対のしごき板6a,6bと同一の構造で設けられていて、受け板10a,10bを有している。支持ロッド25は、エンドシール用ヒータ5aまたは5bに固定された支持ガイド26のガイド孔に嵌挿されスライド可能であり、かつばね27によりシール方向に付勢されている。従って、一対のシャッター板7a,7bは、前記一対のしごき板6a,6bと同様に、エンドシール用ヒータ5a,5bがボックスモーションを行って符号III のポイントへ移動して離間寸法Aとなるように近接したときに、離間距離Bを保って近接して包装筒Hを偏平し、そのまま包装筒Hよりも速い速度で包装筒Hに対して相対下降して袋内のしごき板6a,6bよりも下側の余分な空気を上方へ逃がす働きをする。
図6は、上記提案された先願で用いられているエンドシール用ヒータの循回移動速度と包装筒の下降速度の変化との関係を示す相関速度線図を示すものである。図において、包装しようとする袋の長さがエンドシール用ヒータのカム曲線の円弧部を半径とする円周長さに等しい場合の相関速度線図を示している。図5中の符号I,II,III,・・・・VIII,IX で示すエンドシール用ヒータ5a,5bの各位置は図6中に同一符号と対応している。線Pで示すように、エンドシール用ヒータの速度はVM の中速度で等速に循回移動する。正確に言うと、図4の旋回レバー17a,17b、18a,18bが等速旋回し、エンドシール用ヒータの速度は符号III の位置から符号VIの位置までは増減速移動されるが、近似的に等速移動するものとみなされる。線Qで示すように、包装筒の下降速度は、エンドシール用ヒータが符号Iの位置に到達するまでは高速度VH で下降され、続いて横シール用ヒータが符号Iの位置に到達すると減速されVL の低速度とされ、続いてエンドシール用ヒータが符号II,III の位置を通過するまでVL の低速度で下降され、続いてエンドシール用ヒータが符号IVの位置を通過する前に増速され同期速度の中速度VM とされカッターが包装筒の被カット位置に一致される。続いてエンドシール用ヒータが符号IV,V,VI,VII,VIIIの各位置を通過するまで中速度VM で下降され、さらにエンドシール用ヒータが符号VIIIの位置を通過して直ぐに増速され高速度VH とされる。続いてエンドシール用ヒータが符号IXの位置を通過し符号Iの位置に到達するまで高速度VH とされる。また、図6には上記シール動作と関連したしごき動作も図示されている。図において、エンドシール用ヒータが符号III の位置に到達して近接するとともにしごき板が近接してから、エンドシール用ヒータが符号Vの位置で閉じ合うまでの間がしごき板のしごき区間であり、しごきストロークは斜線のエリアの大きさで示される。包装筒の被カット位置をVL'の低速度とするときは、しごきストロークが大きくなり、このとき、VH をVH'の高速度に変更する必要がある。
図7は、エンドシール用ヒータの循回移動速度と包装筒の下降速度の変化との関係を示す相関速度線図を示すものであって、包装しようとする袋の長さがエンドシール用ヒータのカム曲線の円弧部を半径とする円周長さよりも短い場合の相関速度線図を示す。線Pで示すように、エンドシール用ヒータの速度は、エンドシール用ヒータが符号Iの位置から符号IVの位置までの区間を移動する間は概ね減速され、エンドシール用ヒータが符号IVの位置から符号VIIIの位置まで区間を移動する間は一定速度の中速度VM とされ、エンドシール用ヒータが符号VIIIの位置から符号Iの位置まで区間を移動する間は概ね増速される。線Qで示すように、包装筒の下降速度は、エンドシール用ヒータが符号Iの位置に到達するまでは高速度VH とされ、続いてエンドシール用ヒータが符号Iの位置に到達すると減速されて低速度VL とされ、続いてエンドシール用ヒータが符号II,III の位置を通過するまで低速度VL で下降される。続いてエンドシール用ヒータが符号IVの位置を通過する前に増速され符号V の位置を通過する前に同期速度の中速度VM とされ、エンドシール用ヒータが符号III の位置から符号IVの位置まで移動する間にしごき板が包装筒をしごき、エンドシール用ヒータと包装筒が中速度VM となったときカッターと包装筒の被カット位置が一致する。続いてエンドシール用ヒータが符号V,VI,VII,VIII の各位置を通過するまで中速度VM とされ、エンドシール用ヒータが符号VIIIの位置を通過すると直ぐに増速され高速度VH とされ、エンドシール用ヒータが符号IXの位置を通過し符号Iの位置に到達するまで高速度VH とされる。
図8は、エンドシール用ヒータの循回移動速度と包装筒の下降速度の変化との関係を示す相関速度線図を示すものであって、包装しようとする袋の長さがエンドシール用ヒータを循回移動するカム曲線の円弧部を半径とする円周長さの一倍よりも大きく二倍よりも小さい場合の相関速度線図を示す。線Pで示すように、エンドシール用ヒータの速度は、エンドシール用ヒータが符号Iの位置から符号IVの位置までの区間を移動する間は概ね増速され、エンドシール用ヒータが符号IVの位置から符号VIIIの位置まで区間を移動する間は同期速度の中速度VM とされる。エンドシール用ヒータが符号VIIIの位置から符号Iの位置まで区間を移動する間は概ね減速される。線Qで示すように、包装筒の下降速度は、エンドシール用ヒータが符号Iの位置に到達するまでは高速度VH とされ、続いてエンドシール用ヒータが符号Iの位置に到達すると減速されてVL の低速度とされる。続いてエンドシール用ヒータが符号II,III の位置を通過するまでVL の低速度とされ、続いてエンドシール用ヒータが符号IVの位置を通過する前に増速されて同期速度の中速度VM とされ、エンドシール用ヒータが符号III の位置から符号IVの位置まで移動する間にしごき板が包装筒をしごき、エンドシール用ヒータと包装筒が中速度VM となったときカッターと包装筒の被カット位置が一致し、続いてエンドシール用ヒータが符号IV,V,VI,VII,VIIIの各位置を通過するまで中速度VM とされ、続いてエンドシール用ヒータが符号VIIIの位置を通過すると直ぐに増速されてVH の高速度とされ、続いてエンドシール用ヒータが符号IXの位置を通過し符号Iの位置に到達するまで高速度VH とされる。
図9は、エンドシール用ヒータの循回移動速度と包装筒の下降速度の変化との関係を示す相関速度線図を示すものであって、包装しようとする袋の長さがエンドシール用ヒータを循回移動するカム曲線の円弧部を半径とする円周長さの二倍よりも大きい場合の相関速度線図を示す。線Pで示すように、エンドシール用ヒータの速度は、エンドシール用ヒータが符号Iの位置から符号IVの位置までの区間を移動する間は速度ゼロから増速され、エンドシール用ヒータが符号IVの位置から符号VIIIの位置まで区間を移動する間は同期速度の中速度VM とされ、エンドシール用ヒータが符号VIIIの位置から符号Iの位置まで区間を移動する間は速度ゼロまで減速され、包装フィルムの次の被カット位置が所定位置まで下降してくると再び増速される。線Qで示すように、包装筒の下降速度は、エンドシール用ヒータが符号Iの位置に到達するまでは高速度VH とされ、続いてエンドシール用ヒータが符号Iの位置に到達すると減速されてVL の低速度とされ、続いてエンドシール用ヒータが符号II,III の位置を通過するまでVL の低速度とされ、続いてエンドシール用ヒータが符号IVの位置を通過する前に増速され符号Vの位置を通過する前に同期速度の中速度VM とされ、エンドシール用ヒータが符号III の位置から符号IVの位置まで移動する間にしごき板が包装筒をしごき、エンドシール用ヒータと包装筒が中速度VM となったときカッターと包装筒の被カット位置が一致され、続いてエンドシール用ヒータが符号V,VI,VIIの各位置を通過するまで中速度VM とされ、続いてエンドシール用ヒータが符号VII の位置を通過すると直ぐに増速されてVH の高速度とされ、続いてエンドシール用ヒータが次にボックスモーションを開始する符号Iの位置に到達するまで高速度VH とされる。
叙上のように、図5においてエンドシール用ヒータ5a,5bが符号III の位置から符号Vの位置まで移動する動作区間は、図6ないし図9に示す相関速度線図において符号III から符号Vまでの区間に対応していて、いずれの場合も、エンドシール用ヒータ5a,5bの符号III の位置に到達すると、しごき板6a,6bが符号III の位置で近接して包装筒Hを偏平させることになる。続いてエンドシール用ヒータ5a,5bが閉じ合うこととなる符号Vの位置へ到達するまでの間、エンドシール用ヒータ5a,5bの下降速度が包装筒Hの下降速度よりも大きいので、しごき板6a,6bが包装筒Hを偏平する位置を包装筒Hに対して下降していくしごき動作を行うことになる。
図6ないし図9の相関速度線図が示すものは、図2に示す第一のサーボモータ8aと第二のサーボモータ8bの回転速度の速度線図を示している。図5においてエンドシール用ヒータ5a,5bが符号Vの位置に到達すると閉じ合って包装筒に対してエンドシールを行うのでエンドシール用ヒータの下降速度と包装筒の下降速度を一致させなければならず、従って、図6ないし図9に示すいずれの相関速度線図においても、エンドシール用ヒータが符号Vの位置に到達する直前に、エンドシール用ヒータの下降速度と包装筒の下降速度を一致するようになっている。
さらに、図5においてエンドシール用ヒータ5a,5bが符号Vの位置に到達したときに、カッター5cと包装筒Hの被カット位置Cを一致させなければならない。図6ないし図9の相関速度線図が示すものは、究極的には、図2に示す第一のサーボモータ8aと第二のサーボモータ8bの回転速度の速度線図にほかならない。従って、図2に示す第一のサーボモータ8aの駆動回転から原点信号を取り出すとともに、第二のサーボモータ8bの駆動回転から原点信号を取り出し、各モータに対して実回転位置と実回転速度をフィードバックするクローズドループ制御を行うことによって、図5に示すように、エンドシール用ヒータ5a,5bが符号III の位置に到達したとき、包装筒Hの被カット位置Cがカッター5cよりも下方へ寸法Mだけ位相がずれるようにしてあって、エンドシール用ヒータ5a,5bが符号III 位置から符号Vの位置に寸法Lだけ下降することにより、しごき板6a,6bがしごきストロークLだけ移動したとき、エンドシール用ヒータ5a,5bが閉じ合う符号Vの位置に一致するように包装筒Hの被カット位置Cが寸法Nだけ移動する。従って、実質のしごきストロークはL−Nであり、しごき板6a,6bが包装筒Hの被カット位置Cよりも下方へ被包装物を袋内に押し込む寸法はL−(M+N)=Sである。
続いて、図10ないし図18を参照して、エンドシール用ヒータとしごき板と包装筒の相対的位置関係と被包装物の包装工程を説明する。図10は、エンドシール用ヒータ5a,5bが符号IIの位置に上昇復帰したところを示す。包装筒Hには既に被包装物Wが充填されていて被カット位置Cは既に符号III の位置よりも下方に位置している。図6ないし図9に示すように、包装筒Hの下降速度は極めて遅く、エンドシール用ヒータ5a,5bは包装筒Hの下降速度よりも大きな速度であるので、エンドシール用ヒータ5a,5bが水平移動成分が大きく垂直移動成分が小さい円弧移動していく。被包装物Wは嵩ばりが大きい状態に充填された場合を示している。図11は、エンドシール用ヒータ5a,5bが符号III の位置に到達して離間寸法Aとなって近接するとともに、しごき板6a,6bとシャッター7a,7bがそれぞれ離間寸法Bとなって近接したところを示す。カッター5cからエンドシール用ヒータ5a,5bの循回移動の中心までの垂直距離は、図5に示すしごきストロークLと等しい。しごき板6a,6bとシャッター7a,7bが包装筒Hを偏平させるので、被カット位置Cは若干高くなる。エンドシール用ヒータ5a,5bが符号III の位置に到達すると、水平移動成分がなくなるから急に速い下降速度となり、エンドシール用ヒータ5a,5bが符号IVの位置に到達するまでの間に、しごき板6a,6bが停止中または低速下降中の包装筒Hに対してしごきを行う。
図12は、エンドシール用ヒータ5a,5bが符号IVの位置に到達したところを示す。この時点から、エンドシール用ヒータ5a,5bがさらに接近していくが、包装筒Hの下降速度は、エンドシール用ヒータ5a,5bが符号IVの位置に到達する少し前から増速される。しごき板6a,6bとシャッター7a,7bは近接したままで接近して閉じ合うことはない。図13は、エンドシール用ヒータ5a,5bが閉じ合って符号Vの位置に到達しエンドシール(横シール)を開始したところを示す。エンドシール用ヒータ5a,5bと包装筒Hの下降速度は、図6ないし図9に示すように、中速度VM となって同期する。
図14は、エンドシール用ヒータ5a,5bが横二条シールを行ったまま符号VIの位置に到達しカッター5cが突き出てきて包装筒Hの被カット位置Cをカットしているところを示す。この時点で次の被包装物Wが落下充填されシャッター7a,7bに付設された受け板10a,10bが受け止める。図15は、カッター5cが引っ込みエンドシール用ヒータ5a,5bが横二条シールを終了する符号VII の位置に到達したところを示す。この時点からエンドシール用ヒータ5a,5bから開き始める。またこの時点では、しごき板6a,6bとシャッター7a,7bは開き始めない。図16は、エンドシール用ヒータ5a,5bが符号VIIIの位置に到達してしごき板6a,6bとシャッター7a,7bが終了し開き始めるところを示す。この時点ではエンドシール用ヒータ5a,5bが開いているから袋包装品Xが落下する。図17は、エンドシール用ヒータ5a,5bが符号IXの位置に到達してしごき板6a,6bとシャッター7a,7bが近接状態を終了ところまでエンドシール用ヒータ5a,5bが開き、以後、しごき板6a,6bとシャッター7a,7bがエンドシール用ヒータ5a,5bと一体的に開いていくところを示す。この時点で包装筒Hの下降速度が増速していく。図18は、エンドシール用ヒータ5a,5bが符号I の位置に到達して最大に開いたところを示す。
要するに、このエンドシール用ヒータの製品噛み込み防止方法は、カム曲線m1 ,m2 によって、エンドシール用ヒータ5a,5bが、最上昇位置に開いた状態から接近していき一定寸法離れた状態に近接すると近接したまま一定寸法下降しさらに接近して閉じ合ってエンドシールを行いさらに一定寸法下降してから被包装物に干渉しないように開いて上昇復帰するというボックスモーションを与え、そして、エンドシール用ヒータ5a,5bのそれぞれの下側に対向一対のしごき板6a,6bをエンドシール用ヒータ5a,5bに比して互いに相手側に接近した位置に張り出して弾持するだけで、エンドシール用ヒータ5a,5bがボックスモーションを行うと、該一対のしごき板6a,6bに近接状態で下降していく動作を与えるとともに、フィルム送り装置4のフィルム送りとエンドシールカット装置5のボックスモーションを各別のサーボモータ8a,8bによりそれぞれ所要に変速させ、しごき板6a,6bが包装筒Hの被カット位置Cよりも所要上方で近接してからカッター5cが包装筒Hの被カット位置Cに一致してエンドシール用ヒータ5a,5bが閉じ合うまでの間、しごき板6a,6bの下降速度を包装筒Hの下降速度よりも大きくさせることにより、しごき板6a,6bが包装筒Hを偏平して下降するしごきを行うものである。
以下、この発明のエンドシール時間の可変制御について説明する。図22は、エンドシール装置と一体化したしごき制御を行わない製袋充填包装機に関してこの発明のエンドシール時間の可変制御についての説明図である。図において、実線(エンドヒータ移動速度A、包装筒下降速度A)はエンドシールの可変制御を行っていない速度曲線である。この時、包装筒下降速度は一定である。この速度は、袋の長さ×回転数となる。エンドシール移動速度はシール区間内は包装筒下降速度と等速に動作させ、区間外では必要に応じて増減速を行う。図22は増速の場合を示し、図21のカムの円周が袋の長さより小さい時は増速であり、カムの円周が袋の長さより大きい時は減速となる。カムの円周が袋の長さと等しい時は定速動作となる。
図22において、点線(エンドヒータ移動速度B、包装筒下降速度B)は、この発明のエンドシールの可変制御を行った速度曲線である。図より明らかなように、この発明においてはシール区間において相対的に下降速度を遅くして所定距離の間におけるシール時間を長くしている。1サイクルの時間を一定にするためシール区間以外の復帰区間は相対的に増速される。図中Sは時間の可変制御を行った時の減速量である。減速によって移動量が減じられたことにより、図においてシール区間が長くなる。図23は、エンドシール時間の可変制御を行った時の包装筒下降速度だけを図にしたものである。前記の如く、シール区間では減速後の所定速度となるが、減速したままでは1サイクルに必要な移動量が取れなくなるので、その不足分を1サイクル中の任意の位置で増速して補う必要がある。そこで図に示す如く、斜線Yで減じた移動量を斜線Xで補う。X、Yの面積は等しくなる。エンドヒータの移動も同様である。図では包装筒の下降速度を直線的に増減速および定速動作を行っているが、エンドヒータ移動のようにサインカーブのように変化させてもよい。実施例は安定してフィルムが送れるので、図のように直線的な制御を行っている。
図24〜図26は、図2〜図18に示されるようなエンドシール装置と一体化したしごき制御を行う製袋充填包装機に対してこの発明のエンドシール時間の可変制御を行った場合の説明図である。図において、実線(エンドヒータ移動速度A、包装筒下降速度A)はエンドシールの可変制御を行っていない速度曲線であり、点線(エンドヒータ移動速度B、包装筒下降速度B)は、この発明のエンドシールの可変制御を行った場合の速度曲線である。図24はカムの円周が袋の長さに等しいとき、図25はカムの円周が袋の長さより小さいとき、図26はカムの円周が袋の長さより大きいときの速度曲線を示している。図22と同様に、この発明においてはシール区間において相対的に従来より下降速度を遅くして所定距離の間におけるシール時間を長くしている。1サイクルの時間を一定にするためシール区間以外の復帰区間は相対的に増速される点も図22と同じである。図中Sは時間の可変制御を行った時の減速量である。減速によって移動量が減じられたことにより、図においてシール区間が長くなる。
図22と異なる点は、しごきを行う変速区間(図24のしごき区間)が存在することである。図24〜図26において、実線(エンドヒータ移動速度A、包装筒下降速度A)はエンドシールの可変制御を行っていない速度曲線であり、この実線においてもしごき動作を行うため予め減速動作(例えば、図6のVL )を行っている。エンドシールの可変制御を行った場合の点線(エンドヒータ移動速度B、包装筒下降速度B)は、上記しごきのための減速区間の変速位置に影響を与えないように増減速が行われる。上記のように、この発明は変速、加速、停止等を任意に制御できるサーボモータの特性を利用し、前記従来例において図4の旋回レバー17a,17b、18a,18bが等速旋回していたものを、サーボモータを制御することによりシール区間に対応する部分を遅く回転させ、ボックスモーションの復帰する部分を速く回転させることにより1サイクル中のシール時間の占める割合を増やしたものである。
ここで、図21(b)の標準的なカムを用いたボックスモーション型製袋充填機を例にとって、シール時間制御の具体的実施例を説明する。図27は図21(b)の標準的なカム(エンドシーラーの規制カム)の一例を示す。カムの形状は数種類あるが、図では21°の場合が示されている。前述の如く、上記カムで規制を受けると、シールされる直線距離は45mm×(SIN21°/2)×2=16.40mmとなる。
シール時間は製袋充填機の包装能力と袋長さによって決まる。例えば、包装能力100回/分、袋長さ200mmの時、サイクル時間=60/100=0.6秒よって、シール時間は0.6×16.40/200=0.0492秒(49.2m秒)
となる。
図28は、1サイクル中のシール区間を模式的に示したものである。図において、実線は従来例を示し、点線はこの発明の制御例を示す。サイクル速度(Vc)は上記従来の包装筒下降速度が一定のものであり、この発明の場合、シール区間以外は一定速度で動作し、シール区間だけ通常の速度より遅くしている例(シール速度)となっている。この時、
となり、上記レベルを適宜変更することによりシール時間の延長を図ることができるようになっている。可変できる幅は49.2〜98.4m秒(0.49m秒のステップで可変)となる。なお、袋長さと回転数により、シール時間の変更できる幅や、可変ステップ量は変化する。上記条件時の時間幅は、メカ的条件やサーボモータの能力により決められたもので、条件によっては幅を広げることも可能である。これら一連の動作をフローチャートにすると、図29のようになる。
この発明に用いられる縦型製袋充填包装機の全体斜視図を示すものである。 この発明に用いられる縦型製袋充填包装機の縦断面図を示す図である。 この発明に用いられる縦型製袋充填包装機の横断面図を示す図である。 この発明に用いられる縦型製袋充填包装機の横断面図の部分拡大図である。 この発明に用いられる縦型製袋充填包装機におけるエンドシール(横シール)用ヒータの循回移動と包装筒の下降の変化を示す図である。 この発明に用いられる縦型製袋充填包装機におけるエンドシール用ヒータの循回移動速度と包装筒の下降速度の変化との関係を示す相関速度線図(包装しようとする袋の長さがエンドシール用ヒータのカム曲線の円弧部を半径とする円周長さに等しい場合)を示す。 この発明に用いられる縦型製袋充填包装機におけるエンドシール用ヒータの循回移動速度と包装筒の下降速度の変化との関係を示す相関速度線図(包装しようとする袋の長さがエンドシール用ヒータのカム曲線の円弧部を半径とする円周長さよりも短い場合)を示す。 この発明に用いられる縦型製袋充填包装機におけるエンドシール用ヒータの循回移動速度と包装筒の下降速度の変化との関係を示す相関速度線図(包装しようとする袋の長さがエンドシール用ヒータを循回移動するカム曲線の円弧部を半径とする円周長さの一倍よりも大きく二倍よりも小さい場合)を示す。 この発明に用いられる縦型製袋充填包装機におけるエンドシール用ヒータの循回移動速度と包装筒の下降速度の変化との関係を示す相関速度線図(包装しようとする袋の長さがエンドシール用ヒータを循回移動するカム曲線の円弧部を半径とする円周長さの二倍よりも大きい場合)を示す。 この発明に用いられる縦型製袋充填包装機におけるエンドシール用ヒータとしごき板と包装筒の相対的位置関係と被包装物の包装工程を説明する図(その1)である。 この発明に用いられる縦型製袋充填包装機におけるエンドシール用ヒータとしごき板と包装筒の相対的位置関係と被包装物の包装工程を説明する図(その2)である。 この発明に用いられる縦型製袋充填包装機におけるエンドシール用ヒータとしごき板と包装筒の相対的位置関係と被包装物の包装工程を説明する図(その3)である。 この発明に用いられる縦型製袋充填包装機におけるエンドシール用ヒータとしごき板と包装筒の相対的位置関係と被包装物の包装工程を説明する図(その4)である。 この発明に用いられる縦型製袋充填包装機におけるエンドシール用ヒータとしごき板と包装筒の相対的位置関係と被包装物の包装工程を説明する図(その5)である。 この発明に用いられる縦型製袋充填包装機におけるエンドシール用ヒータとしごき板と包装筒の相対的位置関係と被包装物の包装工程を説明する図(その6)である。 この発明に用いられる縦型製袋充填包装機におけるエンドシール用ヒータとしごき板と包装筒の相対的位置関係と被包装物の包装工程を説明する図(その7)である。 この発明に用いられる縦型製袋充填包装機におけるエンドシール用ヒータとしごき板と包装筒の相対的位置関係と被包装物の包装工程を説明する図(その8)である。 この発明に用いられる縦型製袋充填包装機におけるエンドシール用ヒータとしごき板と包装筒の相対的位置関係と被包装物の包装工程を説明する図(その9)である。 この発明に用いられるボックスモーション型エンドシール・カット装置を備えた縦型製袋充填包装機における製品噛み込み防止装置の一例を説明する図である。 図19の縦型製袋充填包装機におけるエンドシール・カット装置と包装筒偏平装置との相関する動作を説明するための工程図である。 この発明に用いられるボックスモーション型エンドシール・カット装置を備えた縦型製袋充填包装機に用いられるカムの形状を示す図である。 図19に示されるボックスモーション型エンドシール・カット装置を備えた縦型製袋充填包装機におけるエンドシール時間可変制御の説明図(その1)である。 図19に示されるボックスモーション型エンドシール・カット装置を備えた縦型製袋充填包装機におけるエンドシール時間可変制御の説明図(その2)である。 図2に示されるボックスモーション型エンドシール・カット装置を備えた縦型製袋充填包装機におけるエンドシール時間可変制御の説明図(その1)である。 図2に示されるボックスモーション型エンドシール・カット装置を備えた縦型製袋充填包装機におけるエンドシール時間可変制御の説明図(その2)である。 図2に示されるボックスモーション型エンドシール・カット装置を備えた縦型製袋充填包装機におけるエンドシール時間可変制御の説明図(その3)である。 ボックスモーション型エンドシール・カット装置を備えた縦型製袋充填包装機に用いられる標準的な規制カムを示す。 1サイクル中のシール区間を模式的に示した図である。 シール時間制御の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 製袋器
2 製品充筒
3 縦ヒータ
4 フィルム送り装置
5 エンドシール(横シール)・カッタ装置
6 しごき板
7 シャッター板
8 サーボモータ
9 フォーマー
10 受け板
13、14 カム係合桿
15、16 環状溝カム
17、18 旋回レバー
19 縦ガイド
20 水平ガイド
21、22 回転軸
23 歯車
25 支持ロッド
26 支持ガイド
28 調整ネジ
29 キャップ
31 モーター
32 ねじ軸
33 ガイドコラム
34 昇降台

Claims (2)

  1. 包装フィルムのフィルム両縁を縦シールして包装筒を形成するとともに、該包装筒をフィルム送り装置によりフィルムが包装能力で定まる所定の平均速度で下降してボックスモーション型エンドシール(横シール)・カット装置により包装筒に充填された被包装物の上側の際と次に落下充填される被包装物の下側の際を横二条シールし中間をカットする製袋充填包装機において、
    上記ボックスモーションを形成するサーボモータ及び包装筒のフィルム送り用サーボモータを制御して、上記ボックスモーションを形成する前記シール区間において同じ速度で下降する包装筒及びエンドシール装置の下降速度を遅くし、該シール区間以外では包装筒の下降速度を速くしてエンドシール(横シール)・カット装置のエンドシール(横シール)終了位置からエンドシール開始位置への復帰時間を速めることにより、前記ボックスモーションの1サイクル時間を一定にした状態で、かつ一定のストロークのシール距離に対して前記ボックスモーションの1サイクル中の前記シール時間が相対的に長くなるように制御したことを特徴とする製袋充填包装機。
  2. エンドシール(横シール)・カット装置としごき板が一体化した製袋充填包装機において、しごきのためのエンドシール(横シール)・カット装置の減速区間の変速位置に影響しないように前記エンドシール時間を長くするための増減速をしたことを特徴とする前記請求項1記載の製袋充填包装機。
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