JP4421625B2 - フロー制御方法および受信装置 - Google Patents

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Description

この発明は、イーサネット(登録商標)伝送装置のフロー制御方法および受信装置に関し、特に優先度が設定されたデータを制御対象とするフロー制御方法および受信装置に関するものである。
二つの装置間でイーサネット(登録商標)伝送によるデータ通信を行う場合、受信側装置へのデータの入力速度が、受信側装置の処理速度を上回ると入力バッファのフレーム待機、廃棄が発生する。これを防ぐために、従来、たとえば、下記特許文献1に記載されているように、ポーズフレームを用いたフロー制御が行われている。従来のポーズフレームを用いたフロー制御においては、受信側装置の入力バッファにあらかじめ決められた閾値以上のフレームが溜まると、受信側装置がポーズフレームを送信側装置に送出する。送信側装置は、ポーズフレームを受信すると、出力を一定時間停止する。停止時間はポーズフレーム内にポーズタイムとして付与されている。送信側装置は、ポーズフレームで指定されたポーズタイムが経過するとこの出力停止(ポーズ)を解除する。また、受信側装置がポーズタイムを“0”としたポーズフレームを送信した場合も、送信側装置は出力停止を解除する。
また、下記特許文献2のシェーピング装置では、パケットにキューイングの優先度を設定し、優先度の高いパケットについてはバッファに蓄積することにより、廃棄を防いでいでる。そして、重要度の高いパケットの優先度を高く設定することにより、重要なパケットの廃棄を防止している。
特開2005−210385号公報 特開2006−87147号公報
しかしながら、上記ポーズフレームを用いたフロー制御では、優先度の高いデータ、優先度の低いデータに関係なく一定時間全ての送信が停止する。このため、サービスクラスの維持に影響がおよぶ場合があるという問題がある。すなわち、従来のポーズフレームを用いたフロー制御方式では、優先度に基づく制御ができないという問題がある。
また、上記特許文献2に記載のシェーピング装置では、受信側の入力バッファの残量の管理は行っていない。このため、受信側装置の入力バッファの残量に基づく出力の制御ができないという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、受信側の入力バッファの残量,送信データの優先度などネットワークの運用条件に合わせて装置間のデータ流量を細かく制御することができるフロー制御方法および受信装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、優先度のクラスが設定されたデータのフロー制御方法であって、受信装置が、前記データをバッファリングする入力バッファを監視し、前記入力バッファの残量が所定の閾値より少ないか否かを判断する閾値監視ステップと、受信装置が、前記入力バッファの残量が所定の閾値より少ないと判断した場合に、MAC制御コードのフィールドに拡張ポーズフレームであることを示す識別子を設定し、中断時間のフィールドに、前記入力バッファの残量に基づく、前記クラスごとの制御情報である出力制御情報を設定した拡張ポーズフレームを送信する拡張ポーズフレーム送信ステップと、送信装置が、前記拡張ポーズフレームの出力制御情報に基づき、前記優先度のクラスごとに帯域制御を行う帯域制御ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明は、前記出力制御情報を、出力を停止する優先度のクラスを示す制御対象クラスとし、前記帯域制御ステップにおいては、前記拡張ポーズフレームの制御対象クラスとして指定されたクラスの出力を停止することを特徴とする。
また、本発明は、前記出力制御情報を、前記入力バッファ総容量に対する残量の比率とし、前記帯域制御ステップにおいては、全てのクラスについて前記拡張ポーズフレームの前記比率に帯域を低減することを特徴とする。
また、本発明は、クラスごとの出力帯域比を、入力バッファの残量の総容量に対する比率と対応づけてあらかじめ出力帯域比情報として格納する出力帯域比格納ステップ、をさらに含み、前記出力制御情報を、前記入力バッファの残量の総容量に対する比率とし、前記帯域制御ステップにおいては、前記出力帯域比情報を検索し、前記拡張ポーズフレームに含まれる前記入力バッファの残量の総容量に対する比率に対応する出力帯域比を読み出して、その出力帯域比に各クラスの帯域値を設定することを特徴とする。
また、本発明は、前記出力制御情報を、制御対象クラスとその制御対象クラスに対する帯域設定値とし、前記帯域制御ステップにおいては、前記拡張ポーズフレームの制御対象クラスとして指定されたクラスの帯域を、前記拡張ポーズフレームの帯域設定値として設定された値に基づき設定することを特徴とする。
また、本発明は、優先度のクラスが設定され、拡張ポーズフレームの出力制御情報に基づき前記クラスごとに帯域制御を行う送信装置から送信されたデータを受信する受信装置であって、前記データをバッファリングする入力バッファを監視し、前記入力バッファの残量が所定の閾値より少ないか否かを判断する閾値監視手段と、前記入力バッファの残量が所定の閾値より少ないと判断した場合に、MAC制御コードのフィールドに拡張ポーズフレームであることを示す識別子を設定し、中断時間のフィールドに、前記入力バッファの残量に基づく、前記クラスごとの制御情報である出力制御情報を設定した拡張ポーズフレームを送信するフレーム生成手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、拡張ポーズフレームを用いて、優先度のクラスごとに受信装置側の入力バッファの残量に基づいてフロー制御を行うようにしたので、優先度と入力バッファの残量に応じた細かい制御を行うことができ、バックプレッシャーでのフレーム廃棄の発生を抑制し、かつ、サービスクラスの維持ができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、受信装置において、拡張ポーズフレームを用いて送信装置が出力停止する優先度のクラスを指定するようにしたので、送信装置は出力停止か否かのみの容易な運用でクラスごとを考慮した送信側の出力制御を行うことができ、フレーム廃棄の発生を抑制し、かつ、サービスクラスの維持ができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、受信装置において、拡張ポーズフレームを用いて入力バッファの残量の比率を通知し、送信装置がその比率に基づいて全てのクラスの帯域を低減するようにしたので、受信装置の入力バッファの残量に応じた細かな出力制御を送信装置が行うことができ、フレーム廃棄の発生を抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、受信装置において、拡張ポーズフレームを用いて入力バッファの残量の比率を通知し、送信装置でその比率に基づきあらかじめ定められた対応に基づいて優先度ごとの出力比を設定するようにしたので、クラスに応じた細かな出力制御を行うことができ、フレーム廃棄の発生を抑制し、かつ、サービスクラスの維持ができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、受信装置において、拡張ポーズフレームを用いて出力するクラスと帯域設定値を指定するようにしたので、送信装置が拡張ポーズフレームの情報のみによってクラスごとの細かい帯域制御を行うことができ、フレーム廃棄の発生を抑制し、かつ、サービスクラスの維持ができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るフロー制御方法および受信装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる受信装置を含む通信システムの実施例1の機能構成例を示す図である。本実施例においては、本発明にかかる受信装置の一例を受信側装置2として説明する。
図1に示すように、送信側装置1は、送信データの帯域制御を行うシェーパ3−1〜3−3と、受信側装置2から送信された制御情報を解析する制御解析部4と、受信側装置2から送信されたフレームを受信するフレーム受信部5と、送信データを多重化する多重部6と、を備えている。
受信側装置2は、受信したデータを蓄積するための入力バッファ7と、送信側装置1へ送信するフレームを生成するフレーム生成部8と、入力バッファ7のデータ蓄積量を監視する閾値監視部9と、を備えている。
図2は、通常のポーズフレームの一例を示す図である。通常のポーズフレームは、データ送信を停止させるためのフレームであり、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.3xで規定されている制御用フレームである。図2に示すように、通常のポーズフレームは、プリアンブル,SFD(Start Frame Delimiter),宛先アドレス(ポーズフレームであることを示す専用アドレス),送信元アドレス(本実施例では受信側装置2のアドレス),MAC制御タイプ,MAC制御操作コード,中断時間,FCS(Frame Check Sequence)で構成される。
通常のポーズフレームにおいては、宛先アドレスにはPAUSE(ポーズ)フレームであることを示す専用の01−80−C2−00−00−01というアドレスが設定され、MAC制御タイプのフィールドには、MAC制御フレームであることを示す数値が設定される。また、MAC制御操作コードとしては、PAUSE(ポーズ)を示すopcode(Operation Code)である“0x0001”が設定される。そして、中断時間のフィールドに出力停止時間(送信データの出力を停止する時間)が設定される。
本実施例では、通常のポーズフレームのMAC制御操作コードフィールドおよび中断時間フィールドの定義を拡張し、新たな制御情報を付加する。図3は、本実施例のポーズフレーム拡張例を示す図である。本実施例では、このようにMAC制御操作コードフィールドおよび中断時間フィールドを拡張したポーズフレームを拡張ポーズフレームとよぶこととする。この2つ以外のフィールドは通常のポーズフレームと同様である。
本実施例の拡張フレームにおいては、MAC制御操作コードフィールドで用いるopcodeとして、拡張ポーズフレームであることを示す数値、たとえば、“0x8003”を設定する。なお、“0x8003”は例であり、既存のopcodeと重複しないような数値であれば、どのような数値としてもよい。
また、本実施例の拡張フレームでは、通常のポーズフレームの中断時間フィールドを制御対象クラスのフィールドに替える。この制御対象クラスのフィールドでは、出力を停止する制御対象クラスを指定する。このように、制御対象クラスのフィールドを用いることにより、クラスごとに出力停止を指示することができる。なお、クラスとは優先度を示すクラスであり、本実施例では、「高優先」「中優先」「低優先」の3段階とする。したがって、制御対象クラスでは、この3つのクラスを識別する数値を設定する。なお、本実施例では、クラスを3段階としたが、これに限らず、たとえば、2段階または4段階としてもよく、クラスの段階数に特に制約は無い。
本実施例においては、送信側装置1のシェーパ3−1,3−2,3−3への送信データの入力前にクラス分けがされているものとする。そして、シェーパ3−1へは「低優先」の、シェーパ3−2へは「中優先」の、シェーパ3−3へは「高優先」のデータが、それぞれクラスごとに入力されるものとする。
つづいて、本実施例のフロー制御方法について説明する。図4は、本実施例のフロー制御処理を示すフローチャートである。本実施例では、受信側装置2の入力バッファ7の残容量に対して、あらかじめ3種類の閾値を設定しておき、閾値監視部9が保持しているものとする。ここでは、3種類の閾値をA,B,Cとし、A>B>Cとする。これらの閾値は、クラスごとの送信停止を判断するための閾値である。なお、本実施例では、クラスが3段階であるため、閾値を3種類としたが、クラスが3段階でない場合には、クラスの段階数と同じ数の閾値を設定するようにすればよい。
図4に示すように、まず、閾値監視部9は入力バッファ7の残量(残りの容量)を監視する(ステップS11)。そして、閾値監視部9は、入力バッファ7の残量が閾値Aより少ないか否かを判断する(ステップS12)。入力バッファ7の残量が閾値A以上であると判断した場合(ステップS12 No)は、ステップS11に戻り、閾値監視部9は入力バッファ7の残量を監視する。
入力バッファ7の残量が閾値Aより少ないと判断した場合(ステップS12 Yes)は、閾値監視部9は、「低優先」のデータの出力停止を指示するための拡張ポーズフレームの送信を、フレーム生成部8に指示する。フレーム生成部8は、MAC制御操作コードフィールドに“0x8003”(拡張ポーズフレームであることを示すopcode)を設定し、制御対象クラスフィールドに、「低優先」のクラスを示す識別子を設定して、送信側装置1に拡張ポーズフレームを送信する(ステップS13)。
そして、閾値監視部9は、入力バッファ7の残量(残りの容量)の監視を継続する(ステップS14)。つぎに、閾値監視部9は、入力バッファ7の残量が閾値Aより大きいか否かを判断する(ステップS15)。入力バッファ7の残量が閾値Aより大きいと判断した場合(ステップS15 Yes)には、ステップS11に戻る。入力バッファ7の残量が閾値A以下であると判断した場合(ステップS15 No)には、閾値監視部9は、入力バッファ7の残量が閾値Bより少ない否かを判断する(ステップS16)。入力バッファ7の残量が閾値B以上であると判断した場合(ステップS16 No)は、ステップS14に戻り、閾値監視部9は入力バッファ7の残量を監視する。
入力バッファ7の残量が閾値Bより少ないと判断した場合(ステップS16 Yes)は、閾値監視部9は、「中優先」のデータの出力停止を指示するための拡張ポーズフレームの送信を、フレーム生成部8に指示する。フレーム生成部8は、MAC制御操作コードフィールドに“0x8003”を設定し、制御対象クラスフィールドに、「中優先」のクラスを示す識別子を設定して、送信側装置1に拡張ポーズフレームを送信する(ステップS17)。
そして、閾値監視部9は、入力バッファ7の残量(残りの容量)の監視を継続する(ステップS18)。つぎに、閾値監視部9は、入力バッファ7の残量が閾値Bより大きいか否かを判断する(ステップS19)。入力バッファ7の残量が閾値Bより大きいと判断した場合(ステップS19 Yes)には、ステップS14に戻る。入力バッファ7の残量が閾値B以下であると判断した場合(ステップS19 No)には、閾値監視部9は、入力バッファ7の残量が閾値Cより少ないか否かを判断する(ステップS20)。入力バッファ7の残量が閾値C以上であると判断した場合(ステップS20 No)は、ステップS18に戻り、閾値監視部9は入力バッファ7の残量を監視する。
入力バッファ7の残量が閾値Cより少ないと判断した場合(ステップS20 Yes)は、閾値監視部9は、通常のポーズフレームの送信を、フレーム生成部8に指示する。フレーム生成部8は、MAC制御操作コードフィールドに“0x0001”(通常のポーズフレームであることを示すopcode)を設定し、中断時間に所定の時間を設定して、送信側装置1に送信する(ステップS21)。なお、所定の時間に特に制約はなく、通常のポーズフレームの送信を同様に通信状態などに設定しておけばよい。ステップS21までで行うとフロー制御はいったん終了する。そして、中断時間の経過後に、ふたたびフロー制御(ステップS11からの処理)を行う。
一方、送信側装置1は、ステップS13で送信された拡張ポーズフレームを受信すると、「低優先」のクラスのデータ送信を停止する(ステップS22)。具体的には、まず、フレーム受信部5が、拡張ポーズフレームを受信する。制御解析部4は、受信した拡張ポーズフレームの内容を解析し、「低優先」のクラスの出力停止と判断して、シェーパ3−1に出力停止を指示する。シェーパ3−1は出力停止の指示を受けると出力を停止する。
また、送信側装置1は、ステップS17で送信された拡張ポーズフレームを受信すると、「中優先」のクラスのデータ送信を停止する(ステップS23)。具体的には、まず、フレーム受信部5が、拡張ポーズフレームを受信する。制御解析部4は、受信した拡張ポーズフレームの内容を解析し、「中優先」のクラスの出力停止と判断して、シェーパ3−2に出力停止を指示する。シェーパ3−2は出力停止の指示を受けると出力を停止する。
また、送信側装置1は、ステップS21で送信された通常のポーズフレームを受信すると、全てのクラスのデータ送信を中断時間で指定された時間だけ停止する(ステップS24)。具体的には、まず、フレーム受信部5が、通常のポーズフレームを受信する。制御解析部4は受信した通常のポーズフレームの内容を解析し、中断時間を読み出し、シェーパ3−1,3−2,3−3に、出力停止を指示する。シェーパ3−1,3−2,3−3は、出力停止の指示を受けると出力を停止する。そして、送信側装置1は、読み出した中断時間が経過するまで、シェーパ3−1,3−2,3−3の出力を停止し続ける。
なお、拡張ポーズフレームの「出力停止の解除」は以下のように行う。拡張ポーズフレームのMAC制御操作コードとして「出力停止の解除」を示すコードをさらに定義し、その「出力停止の解除」を示すコードをMAC制御操作コードとして設定する。そして、制御対象クラスに「出力停止の解除」を行うクラスを設定することにより、出力停止の解除を指示する拡張ポーズフレームとして送信することができる。拡張ポーズフレームでは、中断時間の指定ができないが、拡張ポーズフレームによって出力停止を指示してから、中断させたい時間の経過後に、「出力停止の解除」を示すコードを設定した拡張ポーズフレームを送信することで、中断時間の指定と同様の制御が可能となる。また、全てのクラスについて「出力停止の解除」を行う場合には、通常のポーズフレームの中断時間を“0”とした、解除フレームを送信するようにしてもよい。
上述してきたように、本実施例1では、通常のポーズフレームのMAC制御操作コードを拡張して拡張ポーズフレームを示すコードを追加するようにした。また、中断時間のフィールドを、「制御対象クラス」フィールドに替え、出力を停止する優先度のクラスを指定するようにした。このため、入力バッファ7の残量と送信データの優先度のクラスに基づいた細かいフロー制御を行うことができる。
図5は、本発明にかかる受信装置を含む通信システムの実施例2の機能構成例を示す図である。図5に示すように、本実施例の送信側装置1aは、実施例1の送信側装置1の制御解析部4を制御解析部4aに替える以外は、実施例1の送信側装置1と同様である。本実施例の受信側装置2aは、実施例1の受信側装置2のフレーム生成部8,閾値監視部9をそれぞれフレーム生成部8a,閾値監視部9aに替える以外は、実施例1の受信側装置2と同様である。実施例1と同様の機能のものは、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施例においても、通常のポーズフレームのMAC制御操作コードフィールドおよび中断時間フィールドを拡張し、新たな制御情報を付加する。図6は、本実施例のポーズフレーム拡張例を示す図である。
本実施例の拡張フレームにおいては、MAC制御操作コードフィールドで用いるopcodeとして、拡張ポーズフレームであることを示す数値、たとえば、“0x8002”を設定する。なお、“0x8002”は例であり、既存のopcodeと重複しないような数値であれば、どのような数値としてもよい。
また、本実施例の拡張フレームでは、通常のポーズフレームの中断時間フィールドを入力バッファ許容帯域値のフィールドに替える。この入力バッファ許容帯域値のフィールドには、入力バッファの残量を百分率(%)で設定する。そして、本実施例の拡張ポーズフレームを受信した装置は、各クラスの出力をそれぞれ入力バッファ許容帯域値として設定された比率に低減する。なお、本実施例におけるクラスとは実施例1と同様に優先度を示すクラスとし、本実施例では、「高優先」「中優先」「低優先」の3段階とする。
本実施例においても、送信側装置1aのシェーパ3−1,3−2,3−3への送信データの入力前にクラス分けがされているものとする。シェーパ3−1へは「低優先」の、シェーパ3−2へは「中優先」の、シェーパ3−3へは「高優先」のデータが、それぞれクラスごとに入力されるものとする。
つづいて、本実施例のフロー制御方法について説明する。図7は、本実施例のフロー制御処理を示すフローチャートである。本実施例においても、実施例1と同様に、受信側装置2aの入力バッファ7の残量に対して、あらかじめ3種類の閾値を設定しておき、閾値監視部9aが保持しているものとする。ここでは、3種類の閾値をA,B,Cとし、A>B>Cとする。また、以下の説明では、例として、閾値Aまで入力バッファ7が使用されているときには入力バッファ7の残量は70%(入力バッファの総容量に対して)に対応し、閾値Bまで入力バッファ7が使用されているときには入力バッファ7の残量は50%に対応するとする。なお、これらの数値は例であり、これらに限らず、閾値A,閾値Bに対応する入力バッファ7の残量の割合は、どのような数値に設定してもよい。
以下、実施例1と異なる部分について説明する。ステップS11およびステップS12は、実施例1と同様である。ステップS12で、入力バッファ7の残量が閾値Aより少ないと判断した場合(ステップS12 Yes)は、閾値監視部9aは、出力を現在の出力の70%に低減するよう指示するための拡張ポーズフレームの送信を、フレーム生成部8aに指示する。フレーム生成部8aは、MAC制御操作コードフィールドに“0x8002”(拡張ポーズフレームであることを示すopcode)を設定し、入力バッファ許容帯域値フィールドに、70%を示す数値を設定して、送信側装置1aに拡張ポーズフレームを送信する(ステップS13a)。
ステップS14〜ステップS16は、実施例1と同様である。ステップS16において、入力バッファ7の残量が閾値Bより少ないと判断した場合(ステップS16 Yes)は、閾値監視部9aは、出力を現在の出力の50%に低減するよう指示するための拡張ポーズフレームの送信を、フレーム生成部8aに指示する。フレーム生成部8aは、MAC制御操作コードフィールドに“0x8002”を設定し、入力バッファ許容帯域値フィールドに、50%を示す数値を設定して、送信側装置1aに拡張ポーズフレームを送信する(ステップS17a)。ステップS18〜ステップS21の処理は、実施例1と同様である。
一方、送信側装置1aは、ステップS13aで送信された拡張ポーズフレームを受信すると、全クラスのデータ送信量を70%に低減する(ステップS22a)。具体的には、まず、フレーム受信部5が、拡張ポーズフレームを受信する。制御解析部4aは、受信した拡張ポーズフレームの内容を解析し、全クラスのデータ送信量を70%に低減する指示と判断して、シェーパ3−1〜3−3にそれぞれの出力帯域を、現在の出力帯域の70%に低減した数値に設定する。シェーパ3−1〜3−3は設定された出力帯域に出力を制御する。
たとえば、70%に低減する前のシェーパ3−1〜3−3の合計の出力データ量を100%とする。そして、その内訳を、シェーパ3−3からの出力が50%、シェーパ3−2からの出力が30%、シェーパ3−1からの出力が20%であったとする。この場合に、70%の低減の指示を受けた場合には、制御解析部4aは、シェーパ3−3の出力を35%(50%×0.7)に、シェーパ3−2の出力を21%(30%×0.7)に、シェーパ3−1の出力を14%(20%×0.7)となるように、それぞれの帯域を設定する。
また、送信側装置1は、ステップS17aで送信された拡張ポーズフレームを受信すると、全クラスのデータ送信量を50%に低減する(ステップS23a)。具体的には、まず、フレーム受信部5が、拡張ポーズフレームを受信する。制御解析部4aは、受信した拡張ポーズフレームの内容を解析し、全クラスのデータ送信量を50%に低減する指示と判断して、シェーパ3−1〜3−3にそれぞれの帯域を、現在の出力帯域の50%に低減した数値に設定する。シェーパ3−1〜3−3は設定された出力帯域に出力を制御する。ステップS24は、実施例1と同様である。
なお、本実施例では、図5に示す構成としたが、実施例1の受信側装置2のフレーム生成部8,閾値監視部9,送信側装置1の制御解析部4に、それぞれ本実施例の受信側装置2aのフレーム生成部8a,閾値監視部9a,送信側装置1aの制御解析部4aの機能を追加するようにしてもよい。この場合、実施例1の拡張ポーズフレームで用いるMAC制御操作コードと、本実施例の拡張ポーズフレームにおいて用いるMAC制御操作コードを、異なる数値として定義しておく(たとえば、上述したように、実施例1のポーズフレームを“0x8003”、本実施例のポーズフレームを“0x8002”とする)。そして、どちらの拡張ポーズフレームを送信するかを受信側装置2aの閾値監視部9aが選択するようにして、選択後は、実施例1または本実施例のフロー制御と同様の処理を行うようにする。
上述してきたように、本実施例2では、通常のポーズフレームのMAC制御操作コードを拡張して拡張ポーズフレームを示すコードを追加するようにした。また、中断時間のフィールドを、「入力バッファ許容帯域値」フィールドに替え、出力を低減する比率を指定するようにした。このため、入力バッファ7の残量に応じた細かいフロー制御を行うことができる。また、送信側装置1aは出力停止か否かのみの容易な運用でクラスごとを考慮した送信側の出力制御を行うことができる。
図8は、本発明にかかる受信装置を含む通信システムの実施例3の機能構成例を示す図である。図8に示すように、本実施例の送信側装置1bは、実施例1の送信側装置1の制御解析部4を制御解析部4bに替え、テーブル10を追加しているが、それ以外は、実施例1の送信側装置1と同様である。本実施例の受信側装置2aは、実施例2の受信側装置2aと同様である。実施例1または実施例2と同様の機能のものは、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施例においても、通常のポーズフレームのMAC制御操作コードフィールドおよび中断時間フィールドを拡張し、新たな制御情報を付加する。本実施例の拡張ポーズフレームは図5に示した実施例2の拡張ポーズフレームと同様である。
本実施例においても、実施例1と同様に優先度を示すクラスとして、「高優先」「中優先」「低優先」の3段階が設定されているものとする。また、送信側装置1bのシェーパ3−1,3−2,3−3への送信データの入力前にクラス分けがされているものとする。シェーパ3−1へは「低優先」の、シェーパ3−2へは「中優先」の、シェーパ3−3へは「高優先」のデータが、それぞれクラスごとに入力されるものとする。
送信側装置1bのテーブル10には、拡張ポーズフレームの入力バッファ許容帯域値として通知される入力バッファの残量に対応して、各クラスの出力比率が格納されている。この出力比率は、初期状態(拡張ポーズフレームまたは通常フレームによる通知がされていない場合)の全クラスの合計出力量を10としたときの比率として示している。たとえば、ここでは、初期状態の出力比率は5:3:2(出力比率は、高優先度:中優先度:低優先度の順とする)として、この比率があらかじめ制御解析部4bに設定されているものとする。そしてテーブル10には、残量70%に対しては出力比率5:3:1が、残量50%に対しては出力比率5:2:0がそれぞれ対応して格納されているとする。なお、これらの比率は、初期状態の全クラスの出力合計を10とするときの数値として示している。たとえば、残量70%のときには、出力比率5:3:1であるため、合計出力は5+3+1=9となり、初期状態の合計出力の90%となる。
なお、これらの出力比率の数値は例であり、これに限らずどのような比率に設定してもよいが、優先度の高いクラスが高い比率となるように設定しておくことが望ましい。
つづいて、本実施例のフロー制御方法について説明する。図9は、本実施例のフロー制御処理を示すフローチャートである。本実施例の受信側装置2aの処理は、実施例2と同様である。以下、実施例1または実施例2と同様の処理については説明を省略し、異なる部分について説明を行う。
送信側装置1bのフレーム受信部5はステップS13aで送信された拡張ポーズフレームを受信する。制御解析部4bは、拡張ポーズフレームの入力バッファ許容帯域値(本実施例では70%)を読み出して、読み出した入力バッファ許容帯域値に対応する出力比率(5:3:1)を、テーブル10を検索して取得する(ステップS25)。つぎに、制御解析部4bは、取得した出力比率にシェーパ3−1〜3−3の出力帯域を設定する(ステップS26)。具体的には、「高優先」および「中優先」については初期状態と比率が変わらないため、シェーパ3−2,3−3には設定変更を行わない。「低優先」については、比率が1(10%)に変化するため、10%に対応する帯域をシェーパ3−1に設定する。そしてシェーパ3−1は、設定された出力帯域に出力を制御する。
また、送信側装置1bのフレーム受信部5はステップS17aで送信された拡張ポーズフレームを受信する。制御解析部4bは、拡張ポーズフレームの入力バッファ許容帯域値(本実施例では50%)を読み出して、読み出した入力バッファ許容帯域値に対応する出力比率(5:2:0)を、テーブル10を検索して取得する(ステップS27)。つぎに、制御解析部4bは、取得した出力比率にシェーパ3−1〜3−3の出力帯域を設定する(ステップS28)。シェーパ3−1〜3−3は設定された出力帯域に出力を制御する。ステップS24は、実施例1と同様である。
なお、本実施例では、図8に示す構成としたが、実施例1の受信側装置2のフレーム生成部8,閾値監視部9,送信側装置1の制御解析部4に、それぞれ本実施例の受信側装置2aのフレーム生成部8a,閾値監視部9a,送信側装置1bの制御解析部4bの機能を追加するようにしてもよい。この場合、実施例1の拡張ポーズフレームで用いるMAC制御操作コードと、本実施例の拡張ポーズフレームにおいて用いるMAC制御操作コードを、異なる数値として定義しておく(たとえば、上述したように、実施例1のポーズフレームを“0x8003”、本実施例のポーズフレームを“0x8002”とする)。そして、どちらの拡張ポーズフレームを送信するかを受信側装置2aの閾値監視部9aが選択するようにして、選択後は、実施例1または本実施例のフロー制御と同様の処理を行うようにする。
上述してきたように、本実施例3では、通常のポーズフレームのMAC制御操作コードを拡張して実施例2の拡張ポーズフレームと同様とし、受信側装置2aが入力バッファ7の残量に基づき拡張ポーズフレームを送信するようにした。また、送信側装置1bが、入力バッファ許容帯域値とクラスごとの出力比率の対応をテーブルとして保持し、拡張ポーズフレームに含まれる入力バッファ許容帯域値に対応する出力比率で帯域を制御するようにした。このため、優先度を考慮した細かいフロー制御を行うことができる。
図10は、本発明にかかる受信装置を含む通信システムの実施例4の機能構成例を示す図である。図10に示すように、本実施例の送信側装置1cは、実施例1の送信側装置1の制御解析部4を制御解析部4cに替えているが、それ以外は、実施例1の送信側装置1と同様である。本実施例の受信側装置2bは、実施例1の受信側装置2のフレーム生成部8,閾値監視部9をそれぞれフレーム生成部8b,閾値監視部9bに替える以外は、実施例1の受信側装置2と同様である。実施例1と同様の機能のものは、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施例においても、通常のポーズフレームのMAC制御操作コードフィールドおよび中断時間フィールドを拡張し、新たな制御情報を付加する。図11は、本実施例のポーズフレーム拡張例を示す図である。
本実施例の拡張フレームにおいては、MAC制御操作コードフィールドで用いるopcodeとして、拡張ポーズフレームであることを示す数値、たとえば、“0x8003”を設定する。なお、“0x8003”は例であり、既存のopcodeと重複しないような数値であれば、どのような数値としてもよい。
本実施例の拡張フレームでは、通常のポーズフレームの中断時間フィールドを2つにわけ、制御対象クラスおよび帯域設定値のフィールドに替える。なお、本実施例におけるクラスとは実施例1と同様に優先度を示すクラスとし、本実施例では、「高優先」「中優先」「低優先」の3段階とする。制御対象クラスは、その拡張ポーズフレームで帯域を設定するクラスである。帯域設定値は、制御対象クラスで指定したクラスに対して設定する帯域を比率で示した数値である。
なお、この比率は、送信側装置1cの初期状態(拡張ポーズフレームまたは通常フレームによる通知がされていない場合)の全クラスの合計の出力データ量を100%とする比率である。送信側装置1cの初期状態の高優先度:中優先度:低優先度の出力比率は5(50%):3(30%):2(20%)とする。
入力バッファ7の残量に応じてクラスごとに異なる帯域の比率を設定するためには、実施例3で述べたように送信側装置1bにおいてテーブルを用意しておく方法がある。本実施例でも、入力バッファ7の残量に応じてクラスごとに異なる帯域の比率を設定するが、拡張ポーズフレームで制御対象クラスごとに帯域を設定できるようにしている。このため、送信側装置1cはテーブルを保持しなくてよい。
本実施例においても、送信側装置1cのシェーパ3−1,3−2,3−3への送信データの入力前にクラス分けがされているものとする。シェーパ3−1へは「低優先」の、シェーパ3−2へは「中優先」の、シェーパ3−3へは「高優先」のデータが、それぞれクラスごとに入力されるものとする。
つづいて、本実施例のフロー制御方法について説明する。図12は、本実施例のフロー制御処理を示すフローチャートである。本実施例においても、実施例1と同様に、受信側装置2bの入力バッファ7の残量に対して、あらかじめ3種類の閾値を設定しておき、閾値監視部9bが保持しているものとする。ここでは、3種類の閾値をA,B,Cとし、A>B>Cとする。そして、閾値A,Bのそれぞれに対応する、クラスごとの出力比率(送信側装置1cに指示する出力比率)があらかじめ決められており、閾値監視部9bが保持しているものとする。ここでは、一例として、閾値Aには出力比率5:3:1(高優先度:中優先度:低優先度)、閾値Bには出力比率5:2:0が対応付けられているものとする。なお、この出力比率は例であり、実施例3で述べたように、これに限らずどのような比率としてもよい。
以下、実施例1〜3のいずれかと異なる部分について説明する。ステップS11およびステップS12は、実施例1と同様である。ステップS12で、入力バッファ7の残量が閾値Aより少ないと判断した場合(ステップS12 Yes)は、閾値監視部9bは、出力比率を5(50%):3(30%):1(10%)とするよう指示するための拡張ポーズフレームの送信を、フレーム生成部8bに指示する。フレーム生成部8bは、まず、MAC制御操作コードフィールドに“0x8003”(拡張ポーズフレームであることを示すopcode)を設定し、制御対象クラス,帯域設定値を、それぞれ「低優先」,“10%”に設定して、送信側装置1cに送信する(ステップS13b)。
なお、ここでは、「高優先」および「中優先」のクラスについては、出力帯域が初期値と同一であるため拡張ポーズフレームによる帯域の設定を行わないこととした。出力帯域が初期値と異なる場合には、「高優先」および「中優先」のクラスについても同様に拡張ポーズフレームによる帯域の設定を行う。
ステップS14〜ステップS16は、実施例1と同様である。ステップS16において、入力バッファ7の残量が閾値Bより少ないと判断した場合(ステップS16 Yes)は、閾値監視部9bは、出力比率を5(50%):2(20%):0(0%)とするよう指示するための拡張ポーズフレームの送信を、フレーム生成部8bに指示する。フレーム生成部8bは、まず、MAC制御操作コードフィールドに“0x8003”を設定し、制御対象クラス,帯域設定値を、それぞれ「低優先」,“0%”に設定して、送信側装置1cに拡張ポーズフレームを送信する。また、フレーム生成部8bは、MAC制御操作コードフィールドに“0x8003”を設定し、制御対象クラス,帯域設定値を、それぞれ「中優先」,“20%”に設定して、送信側装置1cに拡張ポーズフレームを送信する(ステップS17b)。ステップS18〜ステップS21の処理は、実施例1と同様である。
一方、送信側装置1cは、ステップS13bで送信された拡張ポーズフレームを受信すると、シェーパ3−1の出力を10%に設定する(ステップS22b)。具体的には、まず、フレーム受信部5が、拡張ポーズフレームを受信する。制御解析部4cは、受信した拡張ポーズフレームの内容を解析し、制御対象クラスが「低優先」、帯域設定値が10%であることから、シェーパ3−1の出力帯域を10%に対応する数値に設定する。シェーパ3−1は設定された帯域に出力を制御する。
また、送信側装置1cは、ステップS17bで送信された拡張ポーズフレームを受信すると、シェーパ3−1の出力帯域を0%に、シェーパ3−2の出力帯域を20%にそれぞれ設定する(ステップS23b)。具体的には、まず、フレーム受信部5が、拡張ポーズフレームを受信する。制御解析部4cは、受信した拡張ポーズフレームの内容を解析し、制御対象クラスが「低優先」、帯域設定値が0%であることから、シェーパ3−1に出力停止の指示を送信する。シェーパ3−1は出力を停止する。また、制御解析部4cは、つぎに受信した拡張ポーズフレームの内容を解析し、制御対象クラスが「中優先」、帯域設定値が20%であることから、シェーパ3−2の出力帯域を20%に対応する数値に設定する。シェーパ3−2は設定された帯域に出力を制御する。ステップS24は、実施例1と同様である。
なお、実施例1の受信側装置2のフレーム生成部8,閾値監視部9,送信側装置1の制御解析部4に、それぞれ本実施例の受信側装置2bのフレーム生成部8b,閾値監視部9b,送信側装置2cの制御解析部4cの機能を追加するようにしてもよい。この場合、実施例1の拡張ポーズフレームで用いるMAC制御操作コードと、本実施例の拡張ポーズフレームにおいて用いるMAC制御操作コードを、異なる数値として定義しておく(たとえば、上述したように、実施例1の拡張ポーズフレームを“0x8003”、本実施例の拡張ポーズフレームを“0x8002”とする)。そして、どちらの拡張ポーズフレームを送信するかを受信側装置2bの閾値監視部9bが選択し、選択後は、実施例1または本実施例のフロー制御と同様の処理を行うようにする。
さらに、実施例2または実施例3に同様に本実施例の機能を追加するようにしてもよい。実施例2または実施例3に本実施例の機能を追加する場合には、本実施例の拡張ポーズフレームのMAC制御操作コードを、たとえば、“0x8004”とする等、実施例2または実施例3と異なるMAC制御操作コードとする。
上述してきたように、本実施例4では、通常のポーズフレームのMAC制御操作コードを拡張して制御対象クラスと帯域設定値を指定できるようにし、受信側装置2bが入力バッファ7の残量に基づき拡張ポーズフレームを送信するようにした。また、送信側装置1cが、制御対象クラスと帯域設定値に対応する出力比率で帯域を制御するようにした。このため、送信側装置1は、拡張ポーズフレームの情報のみによって優先度を考慮した細かいフロー制御を行うことができる。
(付記1)優先度のクラスが設定されたデータのフロー制御方法であって、
受信装置が、前記データをバッファリングする入力バッファを監視し、前記入力バッファの残量が所定の閾値より少ないか否かを判断する閾値監視ステップと、
受信装置が、前記入力バッファの残量が所定の閾値より少ないと判断した場合に、MAC制御コードのフィールドに拡張ポーズフレームであることを示す識別子を設定し、中断時間のフィールドに、前記入力バッファの残量に基づく、前記クラスごとの制御情報である出力制御情報を設定した拡張ポーズフレームを送信する拡張ポーズフレーム送信ステップと、
送信装置が、前記拡張ポーズフレームの出力制御情報に基づき、前記優先度のクラスごとに帯域制御を行う帯域制御ステップと、
を含むことを特徴とするフロー制御方法。
(付記2)前記出力制御情報を、出力を停止する優先度のクラスを示す制御対象クラスとし、
前記帯域制御ステップにおいては、前記拡張ポーズフレームの制御対象クラスとして指定されたクラスの出力を停止することを特徴とする付記1に記載のフロー制御方法。
(付記3)前記出力制御情報を、前記入力バッファ総容量に対する残量の比率とし、
前記帯域制御ステップにおいては、全てのクラスについて前記拡張ポーズフレームの前記比率に帯域を低減することを特徴とする付記1または2に記載のフロー制御方法。
(付記4)クラスごとの出力帯域比を、入力バッファの残量の総容量に対する比率と対応づけてあらかじめ出力帯域比情報として格納する出力帯域比格納ステップ、
をさらに含み、
前記出力制御情報を、前記入力バッファの残量の総容量に対する比率とし、
前記帯域制御ステップにおいては、前記出力帯域比情報を検索し、前記拡張ポーズフレームに含まれる前記入力バッファの残量の総容量に対する比率に対応する出力帯域比を読み出して、その出力帯域比に各クラスの帯域値を設定することを特徴とする付記1または2に記載のフロー制御方法。
(付記5)前記出力制御情報を、制御対象クラスとその制御対象クラスに対する帯域設定値とし、
前記帯域制御ステップにおいては、前記拡張ポーズフレームの制御対象クラスとして指定されたクラスの帯域を、前記拡張ポーズフレームの帯域設定値として設定された値に基づき設定することを特徴とする付記1〜4のいずれか1つに記載のフロー制御方法。
(付記6)優先度のクラスが設定され、拡張ポーズフレームの出力制御情報に基づき前記クラスごとに帯域制御を行う送信装置から送信されたデータを受信する受信装置であって、
前記データをバッファリングする入力バッファを監視し、前記入力バッファの残量が所定の閾値より少ないか否かを判断する閾値監視手段と、
前記入力バッファの残量が所定の閾値より少ないと判断した場合に、MAC制御コードのフィールドに拡張ポーズフレームであることを示す識別子を設定し、中断時間のフィールドに、前記入力バッファの残量に基づく、前記クラスごとの制御情報である出力制御情報を設定した拡張ポーズフレームを送信するフレーム生成手段と、
を備えることを特徴とする受信装置。
以上のように、本発明にかかるフロー制御方法および受信装置は、イーサネット(登録商標)伝送を行うシステムに有用であり、特に、優先度が設定されたデータを制御対象とするシステムに適している。
実施例1の通信システムの機能構成例を示す図である。 通常のポーズフレームの一例を示す図である。 実施例1のポーズフレーム拡張例を示す図である。 実施例1のフロー制御処理を示すフローチャートである。 実施例2の通信システムの機能構成例を示す図である。 実施例2のポーズフレーム拡張例を示す図である。 実施例2のフロー制御処理を示すフローチャートである。 実施例3の通信システムの機能構成例を示す図である。 実施例3のフロー制御処理を示すフローチャートである。 実施例4の通信システムの機能構成例を示す図である。 実施例4のポーズフレーム拡張例を示す図である。 実施例4のフロー制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1,1a,1b,1c 送信側装置
2,2a,2b 受信側装置
3−1〜3−3 シェーパ
4,4a,4b,4c 制御解析部
5 フレーム受信部
6 多重部
7 入力バッファ
8,8a,8b フレーム生成部
9,9a,9b 閾値監視部
10 テーブル

Claims (5)

  1. 優先度のクラスが設定されたデータのフロー制御方法であって、
    受信装置が、前記データをバッファリングする入力バッファを監視し、前記入力バッファの残量が所定の閾値より少ないか否かを判断する閾値監視ステップと、
    受信装置が、前記入力バッファの残量が所定の閾値より少ないと判断した場合に、MAC制御コードのフィールドに拡張ポーズフレームであることを示す識別子を設定し、中断時間のフィールドに、前記入力バッファの総容量に対する残量の比率に基づく、前記クラスごとの制御情報である出力制御情報を設定した拡張ポーズフレームを送信する拡張ポーズフレーム送信ステップと、
    送信装置が、前記拡張ポーズフレームの出力制御情報に基づき、前記優先度のクラス全てについて前記拡張ポーズフレームに設定された前記比率に帯域を低減する帯域制御を行う帯域制御ステップと、
    を含むことを特徴とするフロー制御方法。
  2. 前記送信装置が、クラスごとの出力帯域比を、入力バッファの残量の総容量に対する比率と対応づけてあらかじめ出力帯域比情報として格納する出力帯域比格納ステップ、
    をさらに含み、
    前記帯域制御ステップにおいては、前記出力帯域比情報を検索し、前記拡張ポーズフレームに含まれる前記入力バッファの総容量に対する残量の比率に対応する出力帯域比を読み出して、その出力帯域比に各クラスの帯域値を設定することを特徴とする請求項1に記載のフロー制御方法。
  3. 前記クラスごとの出力帯域比を、優先度のクラスの高低に対応させた比率とし、
    前記帯域制御ステップが、優先度のクラスの高低に対応させて前記出力帯域比を優先度のクラスの高いものが高い比率となるように設定することを特徴とする請求項2に記載のフロー制御方法。
  4. 前記拡張ポーズフレーム送信ステップは、前記出力制御情報を、制御対象クラスとその制御対象クラスに対する帯域設定値として拡張ポーズフレームを送信し、
    前記帯域制御ステップにおいては、前記拡張ポーズフレームの制御対象クラスとして指定されたクラスの帯域を、前記拡張ポーズフレームの帯域設定値として設定された値に基づき設定することを特徴とする請求項1に記載のフロー制御方法。
  5. 優先度のクラスが設定され、拡張ポーズフレームの出力制御情報に基づき帯域制御を行う送信装置から送信されたデータを受信する受信装置であって、
    前記データをバッファリングする入力バッファを監視し、前記入力バッファの残量が所定の閾値より少ないか否かを判断する閾値監視手段と、
    前記入力バッファの残量が所定の閾値より少ないと判断した場合に、MAC制御コードのフィールドに拡張ポーズフレームであることを示す識別子を設定し、中断時間のフィールドに、前記入力バッファの総容量に対する残量の比率に基づく、前記クラスごとの制御情報である出力制御情報を設定した拡張ポーズフレームを送信するフレーム生成手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
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