JP2008236733A - 帯域制御装置、帯域制御システム、帯域制御方法 - Google Patents

帯域制御装置、帯域制御システム、帯域制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】帯域情報を含む制御フレームを用いて、データフレームの送信を制御することが可能な帯域制御システムを提供する。
【解決手段】受信側通信装置(21)は、送信側通信装置(20)が送信するデータフレームの帯域を制御するための帯域情報(S213)を含む制御フレームを、送信側通信装置(20)に送信する。送信側通信装置(20)は、帯域情報(S213)を含む制御フレームを受信した場合に、制御フレームに含まれる帯域情報(S213)に応じたデータフレームの送信を行うように制御する。
【選択図】図7

Description

本発明は、データフレームを制御することが可能な帯域制御装置、帯域制御システム、帯域制御方法に関するものである。
近年のネットワークは、IEEE802.3に規定されているCSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)方式が適用されている。以下、図1〜図3を参照しながら、IEEE802.3に規定されているCSMA/CD方式を適用したネットワーク構成例について説明する。
図1〜図3は、IEEE802.3に規定されているCSMA/CD方式を適用したネットワーク構成例を示す図である。
図1に示すネットワーク構成は、通信装置(1)と通信装置(3)との間の伝送路(2)が、CSMA/CD方式で10Gbpsの帯域となっており、通信装置(3)と通信装置(5)との間の伝送路(4)が、CSMA/CD方式で1Gbpsの帯域となっている。
図1に示すネットワーク構成では、通信装置(3)に入力される最大のデータ帯域は10Gbpsであるが、通信装置(3)から出力可能な最大のデータ帯域は1Gbpsである。このため、通信装置(1)から出力されるデータ帯域が1Gbps以上の時間が長時間続くと、通信装置(3)は、通信装置(1)から受信したデータを伝送路(4)に出力することが出来ないことになる。
つまり、通信装置(3)は輻輳状態となり、通信装置(3)においてMAC(Media Access Control)フレームの廃棄が発生してしまうことになる。
また、図2に示すネットワーク構成は、通信装置(6)と通信装置(8)との間の伝送路(7)が、CSMA/CD方式で1Gbpsの帯域となっており、通信装置(8)と通信装置(10)との間の伝送路(9)が、SONET(Synchronous Optical NETwork)、または、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)方式で622.08Mbpsの帯域となっている(SMT-4伝送路)。通信装置(8)は、Ethernet Over SONET/SDHと呼ばれる処理を行う装置である。
図2に示すネットワーク構成は、図1に示すネットワーク構成と同様に、通信装置(8)においてMACフレームの廃棄が発生する可能性がある。
また、図3に示すネットワーク構成は、通信装置(11)と通信装置(13)との間の伝送路(12)、通信装置(16)と通信装置(13)との間の伝送路(17)、通信装置(18)と通信装置(13)との間の伝送路(19)、及び、通信装置(13)と通信装置(15)との間の伝送路(14)が、共に、CSMA/CD方式で1Gbpsの帯域となっている。
図3に示すネットワーク構成では、通信装置(13)には3方路から最大3GbpsのMACデータが入力されることになる。しかし、通信装置(13)から出力可能な最大のデータ帯域は1Gbpsであるため、通信装置(13)においてMACフレームの廃棄が発生する可能性がある。
なお、上述した図1〜図3に示す通信装置における輻輳状態の発生を抑制するための有効な方法の1つとして、図4に示す制御方法がある。IEEE802.3に規定されているCSMA/CD方式では、図4に示すように、受信側通信装置(21)から送信側通信装置(20)に対し、MAC制御フレームである『PAUSEフレーム』を送信することで、送信側通信装置(20)から送信するMACフレームを停止することが可能となる。
<PAUSEフレームの構成>
次に、図5を参照しながら、上述した『PAUSEフレーム』の構造について説明する。図5は、『PAUSEフレーム』の詳細構造を示す図である。
『PAUSEフレーム』は、図5に示すように、『DA(Destination Address)フィールド』、『SA(Source Address)フィールド』、『Length/Typeフィールド』、『Opcodeフィールド』、『Pause Timeフィールド』、『Paddingフィールド』、『FCS(Frame Check Sequence)フィールド』を有して構成している。
『DAフィールド』には、PAUSEフレーム用の特別の値として、『01:80:C2:00:00:01』の値が格納される。
『SAフィールド』には、PAUSEフレームを送信する通信装置の『MACアドレス』の値が格納される。
『Length/Typeフィールド』には、MAC制御フレームであることを示す『0x8808』の値が格納される。
『Opcodeフィールド』には、PAUSEフレームを示す『0x0001』の値が格納される。
『Pause Timeフィールド』には、PASUEフレームを受信した通信装置がデータの送信を停止する時間である『0〜65535』の値が格納される。
『Paddingフィールド』には、どのような値を格納するか特に規定されていないが、通常、全てのオクテットに対して『0』の値となっている。
『FCSフィールド』には、MACフレームの『CRC(Cyclic Redundancy Check)演算結果』の値が格納される。
<本発明と関連する関連方式のPAUSEフレーム制御>
次に、図6を参照しながら、本発明と関連する関連方式のPAUSEフレーム制御について説明する。図6は、本発明と関連する関連方式のPAUSEフレーム制御の一例を示す図である。なお、以下の説明では、『PAUSEフレーム送信』と、『PAUSEフレーム受信』と、によるデータ送信停止制御についてのみ説明する。
<PAUSEフレーム送信制御>
まず、PAUSEフレームの送信制御の説明として、図6に示す受信側通信装置(21)に関する動作について説明する。
<MACフレーム受信部:211>
MACフレーム受信部(211)は、MACフレーム格納メモリ(2111)と、滞留データ量監視部(2112)と、を有して構成し、MACフレーム格納メモリ(2111)から滞留データ量監視部(2112)に滞留データ量情報(S211)を送信する。
なお、滞留データ量情報(S211)は、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているMACフレームのデータ量に関する情報である。
MACフレーム受信部(211)は、10Gbps伝送路(22)から受信したMACフレームを、MACフレーム格納メモリ(2111)に格納した後に、1Gbps伝送路(23)に出力する。
なお、図1〜図3に示すネットワーク構成のように、入力側のデータ帯域よりも出力側のデータ帯域の方が小さい場合には、MACフレーム格納メモリ(2111)にMACフレームが滞留することになる。
滞留データ量監視部(2112)は、滞留データ量情報(S211)を受信した場合に、その受信した滞留データ量情報(S211)を基に、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量と、所定の閾値と、を比較する。そして、滞留データ量監視部(2112)は、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過している場合には、PAUSE送信情報(S212)を『1』として、MACフレーム送信部(212)に出力する。また、滞留データ量監視部(2112)は、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過していない場合には、PAUSE送信情報(S212)を『0』として、MACフレーム送信部(212)に出力する。
なお、上述した所定の閾値は、受信側通信装置(21)と接続しているユーザ設定端末(26)から設定することが可能である。PAUSE送信情報(S212)は、後述するセレクタ(2122)から10Gbps伝送路(24)に対し、『MACデータフレーム』を出力するか、または、『PAUSEフレーム』を出力するかを制御するための情報である。
<MACフレーム送信部:212>
MACフレーム送信部(212)は、PAUSEフレーム送信部(2121)と、セレクタ(2122)と、を有して構成している。
セレクタ(2122)は、PAUSE送信情報(S212)を受信した場合に、その受信したPAUSE送信情報(S212)が『0』の場合は、1Gbps伝送路(25)から送信される『MACデータフレーム』を10Gpps伝送路(24)に出力する。
また、セレクタ(2122)は、PAUSE送信情報(S212)が『1』の場合は、PAUSEフレーム送信部(2121)から送信される『PAUSEフレーム』を10Gpps伝送路(24)に出力する。
<PAUSEフレーム受信制御>
次に、PAUSEフレームによるデータ送信停止制御の説明として、送信側通信装置(20)に関する動作について説明する。
<MACフレーム受信部:202>
MACフレーム受信部(202)は、受信データ判別部(2021)を有して構成している。
受信データ判別部(2021)は、MACフレーム受信部(202)が受信したMACフレームの『DAフィールド』、『Opcodeフィールド』の値を基に、そのMACフレームが『PAUSEフレーム』であるか否かを判定する。
受信データ判別部(2021)は、MACフレームが『PAUSEフレーム』であると判定した場合には、送信停止情報(S204)を『1』として、MACフレーム送信部(201)に出力し、また、PAUSE情報(S203)として、『Pause Timeフィールド』の値をMACフレーム送信部(201)に出力する。
また、受信データ判別部(2021)は、MACフレームが『PAUSEフレーム』でないと判定した場合には、送信停止情報(S204)を『0』として、MACフレーム送信部(201)に出力し、また、PAUSE情報(S203)としては特に何の値も出力しない。
<MACフレーム送信部:201>
MACフレーム送信部(201)は、送信制御部(2011)を有して構成している。
送信制御部(2011)は、MACフレーム受信部(202)から受信した送信停止情報(S204)が『1』の場合には、データ送信停止制御を行うことになり、送信制御部(2011)は、PAUSE情報(S203)に含まれる『Pause Timeフィールド』の値に、512bit時間を乗じた時間だけMACフレームの送信を停止する。
また、送信制御部(2011)は、送信停止情報(S204)が『0』の場合には、データ送信停止制御を行わず、MACフレームを10Gbps伝送路(22)に出力する。
このように、上述した図6に示す本発明と関連する関連方式のPAUSEフレーム制御では、受信側通信装置(21)は、MACフレーム格納メモリ(2111)の使用量に応じて、『PAUSEフレーム』を送信側通信装置(20)に送信し、送信側通信装置(20)は、受信側通信装置(21)からPAUSEフレームを受信した場合に、MACフレームの送信停止制御を行うことになる。
しかし、上述した関連方式のPAUSEフレーム制御では、送信側通信装置(20)は、PAUSEフレームを基に、MACフレームの送信を停止するか否かの制御しか行っておらず、伝送路(22)を十分に活用しきれていなかったのが現状である。
このようなことから伝送路(22)の有効活用を図ることが可能な制御方法の開発が必用視されることになる。
なお、本発明より先に出願された技術文献として、サーバトラフィックをネットワーク管理者が設定する単位(アプリケーションや宛先IPアドレス等)で、帯域を制御する技術について開示された文献がある(例えば、特許文献1参照)。
また、MII(Media Independent Interface)機能のブロックを有するスイッチを1つ使用するのみで、10Mbps以下も含めた広範囲な帯域制御が可能な地域制限装置について開示された文献がある(例えば、特許文献2参照)。
また、対向イーサネット(登録商標)端末の受信許容速度を超えないように制御する技術について開示された文献がある(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−223714号公報 特開2003−224575号公報 特開2005−236423号公報
しかし、上記特許文献1〜3には、帯域情報を含む制御フレームを用いて、データフレームの送信を制御する点については何ら記載もその必要性についても示唆されていない。
即ち、上記特許文献1〜3の技術では、伝送路(22)の有効活用を図ることができないことになる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、帯域情報を含む制御フレームを用いて、データフレームの送信を制御することが可能な帯域制御装置、帯域制御システム、帯域制御方法を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有することとする。
<帯域制御装置>
本発明にかかる帯域制御装置は、
制御フレームを通信装置に送信する送信手段を有する帯域制御装置であって、
前記送信手段は、
前記通信装置が送信するデータフレームの帯域を制御するための帯域情報を含む制御フレームを送信することを特徴とする。
また、本発明にかかる帯域制御装置は、
制御フレームを受信した場合に、前記制御フレームを基に、データフレームの送信を制御する帯域制御装置であって、
帯域情報を含む制御フレームを受信した場合に、前記制御フレームに含まれる帯域情報に応じたデータフレームの送信を行うように制御する制御手段を有することを特徴とする。
<帯域制御システム>
また、本発明にかかる帯域制御システムは、
データフレームを送信する送信側通信装置と、前記データフレームを受信する受信側通信装置と、を有する帯域制御システムであって、
前記受信側通信装置は、
前記送信側通信装置が送信するデータフレームの帯域を制御するための帯域情報を含む制御フレームを、前記送信側通信装置に送信する送信手段を有し、
前記送信側通信装置は、
前記帯域情報を含む制御フレームを受信した場合に、前記制御フレームに含まれる帯域情報に応じたデータフレームの送信を行うように制御する制御手段を有することを特徴とする。
<帯域制御方法>
また、本発明にかかる帯域制御方法は、
制御フレームを通信装置に送信する帯域制御装置で行う帯域制御方法であって、
前記通信装置が送信するデータフレームの帯域を制御するための帯域情報を含む制御フレームを送信する送信工程を有することを特徴とする帯域制御方法。
また、本発明にかかる帯域制御方法は、
制御フレームを受信した場合に、前記制御フレームを基に、データフレームの送信を制御する帯域制御装置で行う帯域制御方法であって、
帯域情報を含む制御フレームを受信した場合に、前記制御フレームに含まれる帯域情報に応じたデータフレームの送信を行うように制御する制御工程を有することを特徴とする。
また、本発明にかかる帯域制御方法は、
データフレームを送信する送信側通信装置と、前記データフレームを受信する受信側通信装置と、を有する帯域制御システムで行う帯域制御方法であって、
前記受信側通信装置は、
前記送信側通信装置が送信するデータフレームの帯域を制御するための帯域情報を含む制御フレームを、前記送信側通信装置に送信する送信工程を行い、
前記送信側通信装置は、
前記帯域情報を含む制御フレームを受信した場合に、前記制御フレームに含まれる帯域情報に応じたデータフレームの送信を行うように制御する制御工程を行うことを特徴とする。
本発明によれば、帯域情報を含む制御フレームを用いて、データフレームの送信を制御することが可能となる。
まず、図7を参照しながら、本実施形態における帯域制御システムの概要について説明する。
本実施形態における帯域制御システムは、データフレームを送信する送信側通信装置(20)と、データフレームを受信する受信側通信装置(21)と、を有する帯域制御システムである。そして、受信側通信装置(21)は、送信側通信装置(20)が送信するデータフレームの帯域を制御するための帯域情報(S213)を含む制御フレームを、送信側通信装置(20)に送信する。送信側通信装置(20)は、帯域情報(S213)を含む制御フレームを受信した場合に、制御フレームに含まれる帯域情報(S213)に応じたデータフレームの送信を行うように制御する。これにより、本実施形態における帯域制御システムは、帯域情報(S213)を含む制御フレームを用いて、伝送路(22)に送信するデータフレームの送信を制御することが可能となる。その結果、伝送路(22)の有効活用を図ることが可能となる。以下、添付図面を参照しながら、本実施形態における帯域制御システムについて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
<帯域制御システムの構成>
まず、図7を参照しながら、本実施形態における帯域制御システムのシステム構成について説明する。なお、図7は、本実施形態における帯域制御システムのシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態における帯域制御システムは、送信側通信装置(20)と、受信側通信装置(21)と、を有して構成する。
<送信側通信装置:20の構成>
送信側通信装置(20)は、MACフレーム送信部(201)と、MACフレーム受信部(202)と、を有して構成している。
なお、MACフレーム送信部(201)は、送信制御部(2012)を有して構成している。また、MACフレーム受信部(202)は、受信データ判別部(2022)を有して構成している。
<受信側通信装置:21の構成>
受信側通信装置(21)は、MACフレーム受信部(211)と、MACフレーム送信部(212)と、を有して構成している。
なお、MACフレーム受信部(211)は、MACフレーム格納メモリ(2111)と、入力帯域制御部(2113)と、を有して構成している。また、MACフレーム送信部(212)は、セレクタ(2122)と、PAUSEフレーム送信部(2123)と、を有して構成している。
なお、本実施形態における受信側通信装置(21)の入力帯域制御部(2113)は、送信側通信装置(20)が送信するMACフレームの帯域を制御するための帯域情報(S213)を、PAUSEフレーム送信部(2123)に出力する機能を有している。帯域情報(S213)は、受信側通信装置(21)と接続しているユーザ設定端末(26)から設定することが可能であり、受信側通信装置(21)が受信可能な帯域を設定することが好ましい。例えば、図7に示すシステム構成の場合には、送信側通信装置(20)が送信するMACフレームの帯域を、伝送路(23)と同様な1Gbpsに制御するように設定することが好ましい。
また、PAUSEフレーム送信部(2123)は、入力帯域制御部(2113)から出力された帯域情報(S213)を、『PAUSEフレーム』の『Paddingフィールド』に格納し、その帯域情報(S213)を格納した『PAUSEフレーム』を送信側通信装置(20)に送信する機能を有している。
また、送信側通信装置(20)の受信データ判別部(2022)は、受信側通信装置(21)から受信したMACフレームが、帯域情報(S213)を格納した『PAUSEフレーム』である場合には、その帯域情報(S213)を含むPAUSE帯域情報(S205)を送信制御部(2012)に出力する機能を有している。
また、送信制御部(2012)は、受信データ判別部(2022)から出力されたPAUSE帯域情報(S205)に含まれる帯域情報(S213)を基に、伝送路(22)に送信するMACフレームの帯域を制御する機能を有している。
本実施形態における帯域制御システムは、上記機能を有することで、受信側通信装置(21)は、送信側通信装置(20)が送信するMACフレームの帯域を制御するための帯域情報(S213)を含む『PAUSEフレーム』を送信側通信装置(20)に送信することになる。また、送信側通信装置(20)は、帯域情報(S213)を含む『PAUSEフレーム』を受信した場合に、その帯域情報(S213)を基に、伝送路(22)に送信するMACフレームの帯域を制御することになる。これにより、送信側通信装置(20)は、『PAUSEフレーム』に含まれる帯域情報(S213)を基に、伝送路(22)に送信するMACフレームの帯域を制御することが可能となるため、図6に示す関連方式のPAUSE制御よりも伝送路(22)を有効的に使用することが可能となる。
<Paddingフィールドの詳細構造>
次に、図8を参照しながら、本実施形態の『PAUSEフレーム』を構成する『Paddingフィールド』の詳細構造について説明する。なお、図8は、『Paddingフィールド』に格納する帯域情報(S213)の一例を示す図である。
図8に示すように、『Paddingフィールド』は、『帯域制御有効フィールド』と、『IFG情報フィールド』と、『予備フィールド』と、を有して構成している。
<帯域制御有効フィールド>
『帯域制御有効フィールド』は、値が『1』の場合は、本実施形態における帯域制御を有効とし、値が『0』の場合は、本実施形態における帯域制御を無効、即ち、図6を基に説明した関連方式の『PAUSEフレーム』の制御を実施することになる。なお、『帯域制御有効フィールド』に設定される情報である『1』or『0』は、ユーザ設定端末(26)から設定することが可能である。
<IFG情報フィールド>
『IFG情報フィールド』は、例えば、値が0の場合は、IFG(Inter Frame Gap)を20バイトとしてMACデータフレームを送信し、値が10の場合は、IFGを30バイトとしてMACデータフレームを送信するための情報である。なお、IFGは、送信側通信装置(20)からMACデータフレームを送信する間隔を示す情報である。なお、『IFG情報フィールド』に格納されるIFG情報は、ユーザ設定端末(26)から設定することが可能である。
<予備フィールド>
『予備フィールド』は、他の情報を格納するための予備的なフィールドである。
<本実施形態のPAUSEフレーム制御>
次に、図7を参照しながら、本実施形態のPAUSEフレーム制御について説明する。なお、図7は、本実施形態のPAUSEフレーム制御の一例を示す図である。
<入力帯域制御部:2113>
入力帯域制御部(2113)は、MACフレーム格納メモリ(2111)から送信される滞留データ量情報(S211)を受信した場合に、その受信した滞留データ量情報(S211)を基に、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量と、所定の閾値と、を比較する。そして、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過している場合には、PAUSE送信情報(S212)を『1』として、セレクタ(2122)に出力する。なお、所定の閾値は、受信側通信装置(21)と接続しているユーザ設定端末(26)から設定することが可能である。
また、入力帯域制御部(2113)は、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過していない場合には、PAUSE送信情報(S212)を『0』として、セレクタ(2122)に出力する。
また、入力帯域制御部(2113)は、本実施形態の帯域制御が有効と設定されている場合には、図8に示す『帯域制御有効フィールド』の値を『1』とし、『IFG情報フィールド』にIFG情報を格納した帯域情報(S213)を、PAUSEフレーム送信部(2123)に出力する。
また、入力帯域制御部(2113)は、本実施形態の帯域制御が無効と設定されている場合には、図8に示す『帯域制御有効フィールド』の値を『0』とした帯域情報(S213)を、PAUSEフレーム送信部(2123)に出力する。
<PAUSEフレーム送信部:2123>
PAUSEフレーム送信部(2123)は、入力帯域制御部(2113)から帯域情報(S213)が入力された場合に、その帯域情報(S213)を基に、『帯域制御有効フィールド』の値が有効『1』、または、無効『0』を示しているか否かを判断する。
PAUSEフレーム送信部(2123)は、『帯域制御有効フィールド』の値が有効『1』を示している場合には、『PAUSEフレーム』の『Paddingフィールド』に帯域情報(S213)を格納し、『Pause Timeフィールド』を『0』とした『PAUSEフレーム』をセレクタ(2122)に出力する。
これにより、PAUSEフレーム送信部(2123)は、図8に示す『Paddingフィールド』の情報を含み、且つ、『Pause Timeフィールド』を『0』とした『PAUSEフレーム』を、セレクタ(2122)に出力することが可能となる。
また、『帯域制御有効フィールド』の値が無効『0』を示している場合には、図6を基に説明した関連方式の『PAUSEフレーム』をセレクタ(2122)に出力する。
<セレクタ:2122>
セレクタ(2122)は、入力帯域制御部(2113)から送信されるPAUSE送信情報(S212)を受信した場合に、その受信したPAUSE送信情報(S212)が『0』の場合は、1Gbps伝送路(25)から送信される『MACデータフレーム』を10Gpps伝送路(24)に出力する。
また、セレクタ(2122)は、PAUSE送信情報(S212)が『1』の場合は、上述したPAUSEフレーム送信部(2123)から送信される『PAUSEフレーム』を10Gpps伝送路(24)に出力する。
なお、本実施形態における受信側通信装置(21)は、『帯域情報(S213)が格納されたPAUSEフレーム』を、1フレームだけ送信側通信装置(20)に送信するだけでよいため、入力帯域制御部(2113)は、セレクタ(2122)に出力するPAUSE送信情報(S212)を制御し、『帯域情報(S213)が格納されたPAUSEフレーム』をセレクタ(2122)から1フレームだけ送信するように制御することになる。
即ち、本実施形態における入力帯域制御部(2113)は、送信側通信装置(20)が送信するMACフレームの帯域を制御する場合には、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過しているか否かに関わらず、PAUSE送信情報(S212)を『1』として、セレクタ(2122)に出力することになる。また、図8に示す『帯域制御有効フィールド』の値を『1』とし、『IFG情報フィールド』にIFG情報を格納した帯域情報(S213)を、PAUSEフレーム送信部(2123)に出力することになる。これにより、受信側通信装置(21)は、『帯域情報(S213)が格納されたPAUSEフレーム』を、1フレームだけ送信側通信装置(20)に送信することが可能となる。
なお、『帯域情報(S213)が格納されたPAUSEフレーム』を1フレームだけ送信する条件としては、以下の条件が挙げられる。
ユーザ設定端末(26)からPAUSEフレーム送信要求を受け付けた場合。
ユーザ設定端末(26)から設定される帯域情報(S213)に変化があった場合。
送信側通信装置(20)と受信側通信装置(21)との間のEthernet(登録商標)リンクが切断した状態から再度リンクが確立した場合。
受信側通信装置(21)から出力可能な伝送路(23)のデータ帯域が受信側通信装置(21)に入力される伝送路(22)のデータ帯域よりも小さくなった場合。
なお、受信側通信装置(21)は、伝送路(22、23)をモニタリングすることで、伝送路(22、23)のデータ帯域を把握することが可能である。
<受信データ判別部:2022>
受信データ判別部(2022)は、MACフレーム受信部(202)が受信したMACフレームが『データフレーム』か、『関連方式のPAUSEフレーム』か、『帯域情報(S213)が格納されたPAUSEフレーム』か、をそのMACフレームの『DAフィールド』、『Length/Typeフィールド』、『Opcodeフィールド』、『Paddingフィールド』内の『帯域制御有効フィールド』を基に、判断する。なお、『関連方式のPAUSEフレーム』とは、図6を基に説明したPAUSEフレームのことを意味する。
受信データ判別部(2022)は、MACフレームが『データフレーム』である場合は、次処理部(図示せず)に対し、(S202)を介してフォワーディングする。また、受信データ判別部(2022)は、送信停止情報(S204)を『0』として、MACフレーム送信部(201)に出力し、また、PAUSE帯域情報(S205)としては特に何の値も出力しない。
また、受信データ判別部(2022)は、MACフレームが『関連方式のPAUSEフレーム』の場合は、上述した図6に示す制御を行うことになる。
即ち、受信データ判別部(2022)は、MACフレームが『関連方式のPAUSEフレーム』の場合は、送信停止情報(S204)を『1』として、MACフレーム送信部(201)に出力し、また、PAUSE帯域情報(S205)として、『関連方式のPAUSEフレーム』に格納されている『Pause Timeフィールド』の値をMACフレーム送信部(201)に出力する。
また、受信データ判別部(2022)は、MACフレームが『帯域情報(S213)が格納されたPAUSEフレーム』の場合は、送信停止情報(S204)を『1』として、MACフレーム送信部(201)に出力し、また、PAUSE帯域情報(S205)として、『帯域情報(S213)が格納されたPAUSEフレーム』に格納されている『Pause Timeフィールド』の値『0』と帯域情報(S213)とをMACフレーム送信部(201)に出力する。
<送信制御部:2012>
送信制御部(2012)は、MACフレーム受信部(202)から受信した送信停止情報(S204)とPAUSE帯域情報(S205)とを基に、図6を基に説明した関連方式のPAUSE制御を行うか、また、本実施形態の帯域制御を行うかを判断する。
まず、送信制御部(2012)は、送信停止情報(S204)が『0』の場合には、データ送信停止制御を行わず、MACフレームを10Gbps伝送路(22)に出力する。
また、送信制御部(2012)は、MACフレーム受信部(202)から受信した送信停止情報(S204)が『1』の場合には、PAUSE帯域情報(S205)を確認し、PAUSE帯域情報(S205)に帯域情報(S213)が含まれていない場合には、図6を基に説明した関連方式のデータ送信停止制御を行うことになる。この場合、送信制御部(2012)は、PAUSE帯域情報(S205)に含まれる『Pause Timeフィールド』の値に、512bit時間を乗じた時間だけMACフレームの送信を停止する。
また、送信制御部(2012)は、PAUSE帯域情報(S205)に帯域情報(S213)が含まれている場合には、本実施形態のデータ帯域制御を行うことになる。この場合、送信制御部(2012)は、PAUSE帯域情報(S205)に含まれる『Paddingフィールド』内の『IFG情報フィールド』の値に応じて、MACフレームの送信間隔を制御し、10GBps伝送路(22)に送信するMACフレームの帯域を制御する。
このように、本実施形態における帯域制御システムでは、受信側通信装置(21)は、本実施形態の帯域制御を行う場合には、送信側通信装置(20)が送信するMACフレームの帯域を制御するための帯域情報(S213)を含む『PAUSEフレーム』を、送信側通信装置(20)に送信する。そして、送信側通信装置(20)は、受信側通信装置(21)から受信した『PAUSEフレーム』に含まれる帯域情報(S213)を基に、伝送路(22)に送信するMACフレームの帯域を制御する。これにより、本実施形態における帯域制御システムは、図6を基に説明した関連方式のPAUSEフレーム制御とは異なり、伝送路(22)の有効活用を図ることが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態における入力帯域制御部(2113)は、帯域制御を行う場合には、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過しているか否かに関わらず、送信側通信装置(20)から送信するMACフレームの帯域を制御するための帯域情報(S213)を含むPAUSEフレームを送信側通信装置(20)に送信するように制御した。
第2の実施形態における入力帯域制御部(2113)は、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過している場合に、MACフレームの帯域を制御するための帯域情報(S213)を含むPAUSEフレームを送信側通信装置(20)に送信するように制御する。また、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過しなくなった場合に、帯域情報(S213)を0としたPAUSEフレームを送信側通信装置(20)に送信するように制御する。
これにより、本実施形態の帯域制御システムは、受信側通信装置(21)のMACフレーム格納メモリ(2111)のメモリリソースの空き具合に応じて、送信側通信装置(20)から送信するMACフレームの帯域を制御することが可能となる。以下、第2の実施形態について詳細に説明する。
<帯域制御システムの構成>
まず、図7を参照しながら、本実施形態の帯域制御システムのシステム構成について説明する。
第2の実施形態における帯域制御システムは、第1の実施形態と同様に構成し、受信側通信装置(21)の入力帯域制御部(2113)における制御動作が異なることになる。その入力帯域制御部(2113)における制御動作について詳細に説明する。
<入力帯域制御部:2113>
本実施形態における入力帯域制御部(2113)は、MACフレーム格納メモリ(2111)から送信される滞留データ量情報(S211)を受信した場合に、その受信した滞留データ量情報(S211)を基に、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量と、所定の閾値と、を比較する。そして、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過している場合に、本実施形態の帯域制御が有効と設定されているか否かを判断する。そして、本実施形態の帯域制御が有効と設定されている場合には、図8に示す『帯域制御有効フィールド』の値を『1』とし、ユーザ設定端末(26)により設定されたIFG情報を『IFG情報フィールド』に格納した帯域情報(S213)を、PAUSEフレーム送信部(2123)に出力する。
これにより、入力帯域制御部(2113)は、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過しており、且つ、本実施形態の帯域制御が有効と設定されていると判断した時点で、送信側通信装置(20)から送信するMACフレームの帯域を制御することが可能となる。
また、入力帯域制御部(2113)は、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過している場合に、本実施形態の帯域制御が無効と設定されている場合には、図8に示す『帯域制御有効フィールド』の値を『0』とした帯域情報(S213)を、PAUSEフレーム送信部(2123)に出力する。
これにより、入力帯域制御部(2113)は、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過しており、且つ、本実施形態の帯域制御が無効と設定されていると判断した時点で、図6に示す関連方式の帯域制御を行うことが可能となる。
また、入力帯域制御部(2113)は、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過しなくなった場合に、本実施形態の帯域制御が有効と設定されている場合には、図8に示す『帯域制御有効フィールド』の値を『1』とし、『IFG情報フィールド』のIFG情報を0とした帯域情報(S213)を、PAUSEフレーム送信部(2123)に出力する。
これにより、入力帯域制御部(2113)は、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過しなくなり、且つ、本実施形態の帯域制御が有効と設定されていると判断した時点で、送信側通信装置(20)から送信するMACフレームの帯域の制限を無くすように制御することが可能となる。
なお、本実施形態における入力帯域制御部(2113)は、セレクタ(2122)に出力するPAUSE送信情報(S212)を制御し、上述した『IFG情報フィールド』のIFG情報を0とした帯域情報(S213)が格納された『PAUSEフレーム』を、セレクタ(2122)から1フレームだけ送信するように制御することになる。
即ち、本実施形態における入力帯域制御部(2113)は、『IFG情報フィールド』のIFG情報を0とした帯域情報(S213)が格納された『PAUSEフレーム』を、セレクタ(2122)から送信するように制御するために、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過していないと判断した初回時は、PAUSE送信情報(S212)を『1』として、セレクタ(2122)に出力し、セレクタ(2122)から、『IFG情報フィールド』のIFG情報を0とした帯域情報(S213)が格納された『PAUSEフレーム』を送信するように制御することになる。
なお、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過していないと判断した2回目以降は、PAUSE送信情報(S212)を『0』として、セレクタ(2122)に出力し、セレクタ(2122)から『MACデータフレーム』を送信するように制御することになる。
このように、本実施形態における受信側通信装置(21)は、受信側通信装置(21)のMACフレーム格納メモリ(2111)のメモリリソースの空き具合に応じて、送信側通信装置(20)から送信するMACフレームの帯域を制御することが可能となる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態における帯域制御システムでは、受信側通信装置(21)は、受信側通信装置(21)がデータフレームを受信可能な帯域情報(S213)を含む制御フレームを、送信側通信装置(20)に送信する。そして、送信側通信装置(20)は、制御フレームに含まれる帯域情報(S213)を基に、データフレームの送信を制御する。
これにより、本実施形態における帯域制御システムは、帯域情報(S213)を含む制御フレームを用いて、送信側通信装置(20)から送信するデータフレームを制御することが可能となる。その結果、受信側通信装置(21)におけるMACフレーム格納メモリ(2111)のメモリリソースを増加させずに、受信側通信装置(21)における輻輳状態の発生を防止することが可能となる。以下、添付図面を参照しながら、本実施形態の帯域制御システムについて詳細に説明する。
<帯域制御システムの構成>
まず、図7を参照しながら、本実施形態における帯域制御システムのシステム構成について説明する。なお、図7は、本実施形態における帯域制御システムのシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態における帯域制御システムは、送信側通信装置(20)と、受信側通信装置(21)と、を有して構成する。
<送信側通信装置:20の構成>
送信側通信装置(20)は、MACフレーム送信部(201)と、MACフレーム受信部(202)と、を有して構成している。
なお、MACフレーム送信部(201)は、送信制御部(2012)を有して構成している。また、MACフレーム受信部(202)は、受信データ判別部(2022)を有して構成している。
<受信側通信装置:21の構成>
受信側通信装置(21)は、MACフレーム受信部(211)と、MACフレーム送信部(212)と、を有して構成している。
なお、MACフレーム受信部(211)は、MACフレーム格納メモリ(2111)と、入力帯域制御部(2113)と、を有して構成している。また、MACフレーム送信部(212)は、セレクタ(2122)と、PAUSEフレーム送信部(2123)と、を有して構成している。
なお、本実施形態における帯域制御システムは、受信側通信装置(21)の入力帯域制御部(2113)と、PAUSEフレーム送信部(2123)と、における制御と、送信側通信装置(20)の受信データ判別部(2022)と、送信制御部(2012)と、における制御が、図6に示す帯域制御システムの制御と異なる。
即ち、本実施形態における受信側通信装置(21)の入力帯域制御部(2113)は、図6に示す滞留データ量監視部(2112)の機能に加え、受信側通信装置(21)が受信可能な帯域情報(S213)を、PAUSEフレーム送信部(2123)に出力する機能を有している。なお、帯域情報(S213)は、受信側通信装置(21)と接続しているユーザ設定端末(26)から設定することが可能である。
また、PAUSEフレーム送信部(2123)は、入力帯域制御部(2113)から出力された帯域情報(S213)を、『PAUSEフレーム』の『Paddingフィールド』に格納し、その帯域情報(S213)を格納した『PAUSEフレーム』を送信側通信装置(20)に送信する機能を有している。
また、送信側通信装置(20)の受信データ判別部(2022)は、受信側通信装置(21)から受信したMACフレームが、帯域情報(S213)を格納した『PAUSEフレーム』である場合には、その帯域情報(S213)を送信制御部(2012)に送信する機能を有している。
また、送信制御部(2012)は、受信データ判別部(2022)から送信された帯域情報(S213)を基に、MACフレームの送信を制御する機能を有している。
本実施形態における帯域制御システムは、上記機能を有することで、受信側通信装置(21)は、受信側通信装置(21)が受信可能な帯域情報(S213)を含む『PAUSEフレーム』を送信側通信装置(20)に送信し、送信側通信装置(20)は、帯域情報(S213)を含む『PAUSEフレーム』を受信した場合に、その帯域情報(S213)を基に、受信側通信装置(21)に送信するMACフレームの送信を制御することになる。これにより、送信側通信装置(20)は、10GBps伝送路(22)に送信するMACフレームを制御することが可能となるため、受信側通信装置(21)における輻輳状態の発生を防止することが可能となる。
<Paddingフィールドの詳細構造>
次に、図8を参照しながら、本実施形態の『PAUSEフレーム』を構成する『Paddingフィールド』の詳細構造について説明する。なお、図8は、『Paddingフィールド』に格納する帯域情報(S213)の一例を示す図である。
図8に示すように、『Paddingフィールド』は、『帯域制御有効フィールド』と、『IFG情報フィールド』と、『予備フィールド』と、を有して構成している。
<帯域制御有効フィールド>
『帯域制御有効フィールド』は、値が『1』の場合は、本実施形態における帯域制御を有効とし、値が『0』の場合は、本実施形態における帯域制御を無効、即ち、図6を基に説明した『PAUSEフレーム』の制御を実施することになる。なお、『帯域制御有効フィールド』に設定される情報である『1』or『0』は、ユーザ設定端末(26)から設定することが可能である。
<IFG情報フィールド>
『IFG情報フィールド』は、例えば、値が0の場合は、IFG(Inter Frame Gap)を20バイトとしてMACデータフレームを送信し、値が10の場合は、IFGを30バイトとしてMACデータフレームを送信するような情報である。なお、IFGは、送信側通信装置(20)からMACデータフレームを送信する間隔を示す情報である。なお、『IFG情報フィールド』に格納されるIFG情報は、ユーザ設定端末(26)から設定することが可能である。
<予備フィールド>
『予備フィールド』は、他の情報を格納するための予備的なフィールドである。
<本実施形態のPAUSEフレーム制御>
次に、図7を参照しながら、本実施形態のPAUSEフレーム制御について説明する。なお、図7は、本実施形態のPAUSEフレーム制御の一例を示す図である。
<入力帯域制御部:2113>
入力帯域制御部(2113)は、MACフレーム格納メモリ(2111)から送信される滞留データ量情報(S211)を受信した場合に、その受信した滞留データ量情報(S211)を基に、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量と、所定の閾値と、を比較する。そして、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過している場合には、PAUSE送信情報(S212)を『1』として、セレクタ(2122)に出力する。なお、所定の閾値は、受信側通信装置(21)と接続しているユーザ設定端末(26)から設定することが可能である。
また、入力帯域制御部(2113)は、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過していない場合には、PAUSE送信情報(S212)を『0』として、セレクタ(2122)に出力する。
また、入力帯域制御部(2113)は、本実施形態の帯域制御が有効と設定されている場合には、図8に示す『帯域制御有効フィールド』の値を『1』とし、『IFG情報フィールド』にユーザ設定端末(26)により設定されたIFG情報を格納した帯域情報(S213)を、PAUSEフレーム送信部(2123)に出力する。
また、入力帯域制御部(2113)は、本実施形態の帯域制御が無効と設定されている場合には、図8に示す『帯域制御有効フィールド』の値を『0』とした帯域情報(S213)を、PAUSEフレーム送信部(2123)に出力する。なお、本実施形態の帯域制御が有効か無効かの設定は、ユーザ設定端末(26)から設定可能である。
<PAUSEフレーム送信部:2123>
PAUSEフレーム送信部(2123)は、入力帯域制御部(2113)から帯域情報(S213)が入力された場合に、その帯域情報(S213)を基に、『帯域制御有効フィールド』の値が有効『1』、または、無効『0』を示しているか否かを判断する。
PAUSEフレーム送信部(2123)は、『帯域制御有効フィールド』の値が有効『1』を示している場合には、『PAUSEフレーム』の『Paddingフィールド』に帯域情報(S213)を格納し、『Pause Timeフィールド』を『0』とした『PAUSEフレーム』をセレクタ(2122)に出力する。
これにより、PAUSEフレーム送信部(2123)は、図8に示す『Paddingフィールド』の情報を含み、且つ、『Pause Timeフィールド』を『0』とした『PAUSEフレーム』を、セレクタ(2122)に出力することが可能となる。
また、『帯域制御有効フィールド』の値が無効『0』を示している場合には、図6を基に説明した関連方式の『PAUSEフレーム』をセレクタ(2122)に出力する。
<セレクタ:2122>
セレクタ(2122)は、入力帯域制御部(2113)から送信されるPAUSE送信情報(S212)を受信した場合に、その受信したPAUSE送信情報(S212)が『0』の場合は、1Gbps伝送路(25)から送信される『MACデータフレーム』を10Gpps伝送路(24)に出力する。
また、セレクタ(2122)は、PAUSE送信情報(S212)が『1』の場合は、上述したPAUSEフレーム送信部(2123)から送信される『PAUSEフレーム』を10Gpps伝送路(24)に出力する。
なお、本実施形態における受信側通信装置(21)は、『帯域情報(S213)が格納されたPAUSEフレーム』を、1フレームだけ送信側通信装置(20)に送信するだけでよいため、入力帯域制御部(2113)は、セレクタ(2122)に出力するPAUSE送信情報(S212)を制御し、『帯域情報(S213)が格納されたPAUSEフレーム』をセレクタ(2122)から1フレームだけ送信するように制御することになる。
即ち、本実施形態における入力帯域制御部(2113)は、帯域制御を行う場合には、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過しているか否かに関わらず、PAUSE送信情報(S212)を『1』として、セレクタ(2122)に出力することになる。また、図8に示す『帯域制御有効フィールド』の値を『1』とし、『IFG情報フィールド』にIFG情報を格納した帯域情報(S213)を、PAUSEフレーム送信部(2123)に出力することになる。これにより、受信側通信装置(21)は、『帯域情報(S213)が格納されたPAUSEフレーム』を、1フレームだけ送信側通信装置(20)に送信することが可能となる。
なお、『帯域情報(S213)が格納されたPAUSEフレーム』を1フレームだけ送信する条件としては、以下の条件等が挙げられる。
ユーザ設定端末(26)からPAUSEフレーム送信要求を受け付けた場合。
ユーザ設定端末(26)から設定される帯域情報(S213)に変化があった場合。
送信側通信装置(20)と受信側通信装置(21)との間のEthernetリンクが切断した状態から再度リンクが確立した場合。
<受信データ判別部:2022>
受信データ判別部(2022)は、MACフレーム受信部(202)が受信したMACフレームが『データフレーム』か、『関連方式のPAUSEフレーム』か、『帯域情報(S213)が格納されたPAUSEフレーム』か、をそのMACフレームの『DAフィールド』、『Length/Typeフィールド』、『Opcodeフィールド』、『Paddingフィールド』内の『帯域制御有効フィールド』を基に、判断する。なお、『関連方式のPAUSEフレーム』とは、図6を基に説明したPAUSEフレームのことを意味する。
受信データ判別部(2022)は、MACフレームが『データフレーム』である場合は、次処理部(図示せず)に対し、(S202)を介してフォワーディングする。また、受信データ判別部(2022)は、送信停止情報(S204)を『0』として、MACフレーム送信部(201)に出力し、また、PAUSE帯域情報(S205)としては特に何の値も出力しない。
また、受信データ判別部(2022)は、MACフレームが『関連方式のPAUSEフレーム』の場合は、上述した図6に示す制御を行うことになる。
即ち、受信データ判別部(2022)は、MACフレームが『関連方式のPAUSEフレーム』の場合は、送信停止情報(S204)を『1』として、MACフレーム送信部(201)に出力し、また、PAUSE帯域情報(S205)として、『関連方式のPAUSEフレーム』に格納されている『Pause Timeフィールド』の値をMACフレーム送信部(201)に出力する。
また、受信データ判別部(2022)は、MACフレームが『帯域情報(S213)が格納されたPAUSEフレーム』の場合は、送信停止情報(S204)を『1』として、MACフレーム送信部(201)に出力し、また、PAUSE帯域情報(S205)として、『帯域情報(S213)が格納されたPAUSEフレーム』に格納されている『Pause Timeフィールド』の値『0』と帯域情報(S213)とをMACフレーム送信部(201)に出力する。
<送信制御部:2012>
送信制御部(2012)は、MACフレーム受信部(202)から受信した送信停止情報(S204)とPAUSE帯域情報(S205)とを基に、図6を基に説明した関連方式のPAUSE制御を行うか、また、本実施形態の帯域制御を行うかを判断する。
まず、送信制御部(2012)は、送信停止情報(S204)が『0』の場合には、データ送信停止制御を行わず、MACフレームを10Gbps伝送路(22)に出力する。
また、送信制御部(2012)は、MACフレーム受信部(202)から受信した送信停止情報(S204)が『1』の場合には、PAUSE帯域情報(S203)である帯域情報(S213)の『帯域制御有効フィールド』を確認し、『帯域制御有効フィールド』が無効『0』の場合には、図6を基に説明した関連方式のデータ送信停止制御を行うことになる。この場合、送信制御部(2012)は、PAUSE帯域情報(S205)に含まれる『Pause Timeフィールド』の値に、512bit時間を乗じた時間だけMACフレームの送信を停止する。
また、送信制御部(2012)は、『帯域制御有効フィールド』が有効『1』の場合には、本実施形態のデータ帯域制御を行うことになる。この場合、送信制御部(2012)は、PAUSE帯域情報(S205)に含まれる『Paddingフィールド』内の『IFG情報フィールド』の値に応じて、MACフレームを送信する間隔を制御する。
なお、送信制御部(2012)は、MACフレーム受信部(202)から受信した送信停止情報(S204)が『1』の場合には、PAUSE帯域情報(S205)を確認し、PAUSE帯域情報(S205)に帯域情報(S213)が含まれていない場合には、図6を基に説明した関連方式のデータ送信停止制御を行い、PAU帯域情報(S205)に帯域情報(S213)が含まれている場合には、その帯域情報(S213)を基に、本実施形態のデータ帯域制御を行うことも可能である。
このように、本実施形態における帯域制御システムでは、受信側通信装置(21)は、本実施形態の帯域制御を行う場合には、受信側通信装置(21)自身が受信可能な帯域情報(S213)を含む『PAUSEフレーム』を、送信側通信装置(20)に送信する。そして、送信側通信装置(20)は、受信側通信装置(21)から受信した『PAUSEフレーム』に含まれる帯域情報(S213)を基に、受信側通信装置(21)に送信するMACフレームの帯域を制御する。これにより、送信側通信装置(20)は、受信側通信装置(21)が受信可能な帯域情報(S213)を把握し、受信側通信装置(21)に送信するMACフレームを制限することが可能可能となる。従って、図6を基に説明した関連方式のPAUSEフレーム制御とは異なり、受信側通信装置(21)における輻輳状態の発生を防止することが可能となる。
例えば、図6を基に説明した関連方式のPAUSEフレーム制御では、受信側通信装置(21)は、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過している場合に、『PAUSEフレーム』を送信側通信装置(20)に送信し、送信側通信装置(20)は、『PAUSEフレーム』を受信した場合に、受信側通信装置(21)に送信するMACフレームの送信停止制御を行うことになる。
このため、関連方式のPAUSEフレーム制御では、受信側通信装置(20)のMACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過しても、送信側通信装置(20)が『PAUSEフレーム』を受信するまでは、送信側通信装置(20)は、受信側通信装置(21)に対しMACフレームを送信することになる。その結果、受信側通信装置(21)のMACフレーム格納メモリ(2111)のメモリリソース次第では、受信側通信装置(21)において輻輳状態が発生してしまう虞がある。なお、関連方式のPAUSEフレーム制御では、10Gbps伝送路(24)の長さが長くなるにつれて『PAUSEフレーム』を受信する時間が遅くなるため、上記の問題が顕著となる。
これに対し、本実施形態における帯域制御システムでは、受信側通信装置(21)は、受信側通信装置(21)自身が受信可能な帯域情報(S213)を含む『PAUSEフレーム』を送信側通信装置(20)に送信し、送信側通信装置(20)は、その『PAUSEフレーム』に含まれる帯域情報(S213)を基に、受信側通信装置(21)に送信するMACフレームの送信間隔を制御し、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留するMACフレームを調整することが可能となるため、受信側通信装置(21)における輻輳状態の発生を未然に防止することが可能となる。
また、本実施形態における帯域制御システムでは、受信側通信装置(21)自身が受信可能な帯域情報(S213)を含む『PAUSEフレーム』を送信側通信装置(20)に送信することで、送信側通信装置(20)から受信側通信装置(21)に送信するMACフレームの帯域を予め任意の値に制限することが可能となるため、送信側通信装置(20)と受信側通信装置(21)との間の伝送路(22、24)の距離に関わらず、送信側通信装置(20)から受信側通信装置(21)に送信するMACフレームの帯域を一定に制御することが可能となる。
また、本実施形態における帯域制御システムは、帯域情報(S213)を格納した『PAUSEフレーム』を、受信側通信装置(21)から送信側通信装置(20)に1度だけ送信するだけで、送信側通信装置(20)は、その『PAUSEフレーム』に含まれる帯域情報(S213)を基に、受信側通信装置(21)に送信するMACフレームを制御し、受信側通信装置(21)における輻輳状態の発生を未然に防止することが可能となる。その結果、本実施形態における帯域制御システムは、受信側通信装置(21)から送信側通信装置(20)にMACフレームを送信する際に使用する伝送路(24)の帯域を有効活用することが可能となる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。
第3の実施形態における入力帯域制御部(2113)は、本実施形態の帯域制御が有効と設定されている場合には、図8に示す『帯域制御有効フィールド』の値を『1』とし、ユーザ端末設定(26)により設定されたIFG情報を『IFG情報フィールド』に格納した帯域情報(S213)を、PAUSEフレーム送信部(2123)に出力することにした。
第4の実施形態における入力帯域制御部(2113)は、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量と、所定の閾値と、を比較し、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過している場合には、ユーザ設定端末(26)により設定されたIFG情報を『IFG情報フィールド』に格納した帯域情報(S213)を、PAUSEフレーム送信部(2123)に出力し、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過していない場合には、『IFG情報フィールド』のIFG情報を0とした帯域情報(S213)をPAUSEフレーム送信部(2123)に出力する。
これにより、受信側通信装置(21)のMACフレーム格納メモリ(2111)のメモリリソースの空き具合に応じて、受信側通信装置(21)に送信されるMACフレームを制御することが可能となり、ネットワークリソースの有効活用を図ることが可能となる。以下、第4の実施形態について詳細に説明する。
<帯域制御システムの構成>
まず、図7を参照しながら、本実施形態の帯域制御システムのシステム構成について説明する。
第4の実施形態における帯域制御システムは、第3の実施形態と同様に構成し、受信側通信装置(21)の入力帯域制御部(2113)における制御動作が異なることになる。その入力帯域制御部(2113)における制御動作について詳細に説明する。
<入力帯域制御部:2113>
本実施形態における入力帯域制御部(2113)は、MACフレーム格納メモリ(2111)から送信される滞留データ量情報(S211)を受信した場合に、その受信した滞留データ量情報(S211)を基に、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量と、所定の閾値と、を比較する。そして、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過している場合に、本実施形態の帯域制御が有効と設定されているか否かを判断する。そして、本実施形態の帯域制御が有効と設定されている場合には、図8に示す『帯域制御有効フィールド』の値を『1』とし、ユーザ設定端末(26)により設定されたIFG情報を『IFG情報フィールド』に格納した帯域情報(S213)を、PAUSEフレーム送信部(2123)に出力する。
これにより、入力帯域制御部(2113)は、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過しており、且つ、本実施形態の帯域制御が有効と設定されていると判断した時点で、受信側通信装置(21)が受信可能な帯域に制御することが可能となる。
また、入力帯域制御部(2113)は、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過している場合に、本実施形態の帯域制御が無効と設定されている場合には、図8に示す『帯域制御有効フィールド』の値を『0』とした帯域情報(S213)を、PAUSEフレーム送信部(2123)に出力する。
これにより、入力帯域制御部(2113)は、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過しており、且つ、本実施形態の帯域制御が無効と設定されていると判断した時点で、図6に示す関連方式の帯域制御を行うことが可能となる。
また、入力帯域制御部(2113)は、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過しなくなった場合に、本実施形態の帯域制御が有効と設定されている場合には、図8に示す『帯域制御有効フィールド』の値を『1』とし、『IFG情報フィールド』のIFG情報を0とした帯域情報(S213)を、PAUSEフレーム送信部(2123)に出力する。
これにより、入力帯域制御部(2113)は、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過しなくなり、且つ、本実施形態の帯域制御が有効と設定されていると判断した時点で、受信側通信装置(21)が受信可能な帯域の制限を無くすように制御することが可能となる。
なお、本実施形態における入力帯域制御部(2113)は、セレクタ(2122)に出力するPAUSE送信情報(S212)を制御し、上述した『IFG情報フィールド』のIFG情報を0とした帯域情報(S213)が格納された『PAUSEフレーム』を、セレクタ(2122)から1フレームだけ送信するように制御することになる。
即ち、本実施形態における入力帯域制御部(2113)は、『IFG情報フィールド』のIFG情報を0とした帯域情報(S213)が格納された『PAUSEフレーム』を、セレクタ(2122)から送信するように制御するために、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過していないと判断した初回時は、PAUSE送信情報(S212)を『1』として、セレクタ(2122)に出力し、セレクタ(2122)から、『IFG情報フィールド』のIFG情報を0とした帯域情報(S213)が格納された『PAUSEフレーム』を送信するように制御することになる。
なお、MACフレーム格納メモリ(2111)に滞留しているデータ量が所定の閾値を超過していないと判断した2回目以降は、PAUSE送信情報(S212)を『0』として、セレクタ(2122)に出力し、セレクタ(2122)から『MACデータフレーム』を送信するように制御することになる。
このように、本実施形態における受信側通信装置(21)は、受信側通信装置(21)のMACフレーム格納メモリ(2111)のメモリリソースの空き具合に応じて、受信側通信装置(21)に送信されるMACフレームを制御することが可能となるため、ネットワークリソースの有効活用を図ることが可能となる。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
例えば、上述した実施形態における帯域制御システムでは、帯域情報(S213)は、ユーザ設定端末(26)から設定することにしたが、受信側通信装置(21)が伝送路(23)のデータ帯域を監視し、伝送路(23)のデータ帯域が変更した場合に、その伝送路(23)のデータ帯域を帯域情報(S213)として設定するように構築することも可能である。この場合、受信側通信装置(21)は、伝送路(22)のデータ帯域と、伝送路(23)のデータ帯域と、を比較し、伝送路(23)のデータ帯域が伝送路(22)のデータ帯域よりも小さい場合に、伝送路(23)のデータ帯域を帯域情報(S213)として設定し、その設定した帯域情報(S213)を含む『PAUSEフレーム』を送信側通信装置(20)に送信するように構築することも可能である。
また、上述した実施形態における送信側通信装置(20)、受信側通信装置(21)等の通信装置(20,21)における制御動作は、ハード構成ではなく、コンピュータプログラム等のソフトウェアにより実行することも可能である。また、上記のプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または、半導体等の記録媒体に記録し、その記録媒体から上記プログラムを、上述した通信装置(20,21)に読み込ませることで、上述した制御動作を、上述した通信装置(20,21)において実行させることも可能である。また、所定のネットワークを介して接続されている外部機器から上記プログラムを上述した通信装置(20,21)に読み込ませることで、上述した制御動作を、通信装置(20,21)において実行させることも可能である。
本発明は、データフレームと、制御フレームと、を同一経路に送信する通信装置に適用可能である。
IEEE802.3に規定されているCSMA/CD方式を適用した第1のネットワーク構成例を示す図である。 IEEE802.3に規定されているCSMA/CD方式を適用した第2のネットワーク構成例を示す図である。 IEEE802.3に規定されているCSMA/CD方式を適用した第3のネットワーク構成例を示す図である。 PAUSEフレーム制御を説明するための図である。 『PAUSEフレーム』の詳細構造を示す図である。 本発明と関連する帯域制御システム、及び、本発明と関連する関連方式のPAUSEフレーム制御を説明するための図である。 本実施形態の帯域制御システム、及び、本実施形態のPAUSEフレーム制御を説明するための図である。 本実施形態の『PAUSEフレーム』を構成する『Paddingフィールド』の詳細構造を説明するための図である。
符号の説明
20 送信側通信装置
21 受信側通信装置
22、23、24、25 伝送路
201 MACフレーム送信部
2012 送信制御部
202 MACフレーム受信部
2022 受信データ判別部
211 MACフレーム受信部
2111 MACフレーム格納メモリ
2113 入力帯域制御部
212 MACフレーム送信部
2122 セレクタ
2123 PAUSEフレーム送信部
26 ユーザ設定端末
S204 送信停止情報
S205 PAUSE帯域情報
S211 滞留データ量情報
S212 PAUSE送信情報
S213 帯域情報

Claims (23)

  1. 制御フレームを通信装置に送信する送信手段を有する帯域制御装置であって、
    前記送信手段は、
    前記通信装置が送信するデータフレームの帯域を制御するための帯域情報を含む制御フレームを送信することを特徴とする帯域制御装置。
  2. 前記送信手段は、
    前記帯域情報を含む制御フレームの送信要求を受け付けた場合と、
    前記帯域情報に変化があった場合と、
    前記通信装置と、前記帯域制御装置と、間のリンクが切断した状態から再度リンクが確立した場合と、
    前記帯域制御装置から出力可能なデータ帯域が、前記通信装置から前記帯域制御装置に入力されるデータ帯域よりも小さくなった場合と、
    の少なくとも1つの場合に、前記帯域情報を含む制御フレームを送信することを特徴とする請求項1記載の帯域制御装置。
  3. 前記帯域情報を含む制御フレームによる制御を有効とするか無効とするかを設定する設定手段を有し、
    前記送信手段は、
    有効と設定されている場合に、前記帯域情報を含む制御フレームを、前記通信装置に送信し、
    無効と設定されている場合に、前記帯域情報を含まない制御フレームを、前記通信装置に送信することを特徴とする請求項1または2記載の帯域制御装置。
  4. 前記帯域制御装置において輻輳状態が発生したか否かを判断する判断手段を有し、
    前記送信手段は、
    輻輳状態が発生し、かつ、有効と設定されている場合に、前記帯域情報を含む制御フレームを、前記通信装置に送信し、
    輻輳状態が発生し、かつ、無効と設定されている場合に、前記帯域情報を含まない制御フレームを、前記通信装置に送信し、
    輻輳状態が発生しなくなり、かつ、有効と設定されている場合に、前記帯域情報を0とした制御フレームを、前記通信装置に送信することを特徴とする請求項3記載の帯域制御装置。
  5. 制御フレームを受信した場合に、前記制御フレームを基に、データフレームの送信を制御する帯域制御装置であって、
    帯域情報を含む制御フレームを受信した場合に、前記制御フレームに含まれる帯域情報に応じたデータフレームの送信を行うように制御する制御手段を有することを特徴とする帯域制御装置。
  6. 前記制御手段は、
    帯域情報を含まない制御フレームを受信した場合に、前記制御フレームに応じたデータフレームの送信を行うように制御することを特徴とする請求項5記載の帯域制御装置。
  7. データフレームを送信する送信側通信装置と、前記データフレームを受信する受信側通信装置と、を有する帯域制御システムであって、
    前記受信側通信装置は、
    前記送信側通信装置が送信するデータフレームの帯域を制御するための帯域情報を含む制御フレームを、前記送信側通信装置に送信する送信手段を有し、
    前記送信側通信装置は、
    前記帯域情報を含む制御フレームを受信した場合に、前記制御フレームに含まれる帯域情報に応じたデータフレームの送信を行うように制御する制御手段を有することを特徴とする帯域制御システム。
  8. 前記送信手段は、
    前記帯域情報を含む制御フレームの送信要求を受け付けた場合と、
    前記帯域情報に変化があった場合と、
    前記送信側通信装置と、前記受信側通信装置と、間のリンクが切断した状態から再度リンクが確立した場合と、
    前記受信側通信装置から出力可能なデータ帯域が、前記送信側通信装置から前記受信側通信装置に入力されるデータ帯域よりも小さくなった場合と、
    の少なくとも1つの場合に、前記帯域情報を含む制御フレームを送信することを特徴とする請求項7記載の帯域制御システム。
  9. 前記受信側通信装置は、
    前記帯域情報を含む制御フレームによる制御を有効とするか無効とするかを設定する設定手段を有し、
    前記送信手段は、
    有効と設定されている場合に、前記帯域情報を含む制御フレームを、前記送信側通信装置に送信し、
    無効と設定されている場合に、前記帯域情報を含まない制御フレームを、前記送信側通信装置に送信し、
    前記制御手段は、
    前記帯域情報を含む制御フレームを受信した場合に、前記制御フレームに含まれる帯域情報に応じたデータフレームの送信を行うように制御し、
    前記帯域情報を含まない制御フレームを受信した場合に、前記制御フレームに応じたデータフレームの送信を行うように制御することを特徴とする請求項7または8記載の帯域制御システム。
  10. 前記受信側通信装置は、
    前記受信側通信装置において輻輳状態が発生したか否かを判断する判断手段を有し、
    前記送信手段は、
    輻輳状態が発生し、かつ、有効と設定されている場合に、前記帯域情報を含む制御フレームを、前記送信側通信装置に送信し、
    輻輳状態が発生し、かつ、無効と設定されている場合に、前記帯域情報を含まない制御フレームを、前記送信側通信装置に送信し、
    輻輳状態が発生しなくなり、かつ、有効と設定されている場合に、前記帯域情報を0とした制御フレームを、前記送信側通信装置に送信し、
    前記制御手段は、
    前記帯域情報を0とした制御フレームを受信した場合に、前記制御フレームに含まれる0に応じたデータフレームの送信を行うように制御することを特徴とする請求項9記載の帯域制御システム。
  11. 前記送信手段は、
    前記帯域情報を含む制御フレームを、1度だけ前記送信側通信装置に送信することを特徴とする請求項7から10の何れか1項に記載の帯域制御システム。
  12. 前記受信側通信装置は、
    前記帯域情報を設定する設定手段を有することを特徴とする請求項7から11の何れか1項に記載の帯域制御システム。
  13. 前記制御フレームは、PAUSEフレームであり、
    前記送信手段は、
    前記帯域情報を含むPAUSEフレームを、前記送信側通信装置に送信し、
    前記制御手段は、
    前記PAUSEフレームに含まれる帯域情報に応じたデータフレームの送信を行うように制御することを特徴とする請求項7から12の何れか1項に記載の帯域制御システム。
  14. 制御フレームを通信装置に送信する帯域制御装置で行う帯域制御方法であって、
    前記通信装置が送信するデータフレームの帯域を制御するための帯域情報を含む制御フレームを送信する送信工程を有することを特徴とする帯域制御方法。
  15. 前記送信工程は、
    前記帯域情報を含む制御フレームの送信要求を受け付けた場合と、
    前記帯域情報に変化があった場合と、
    前記通信装置と、前記帯域制御装置と、間のリンクが切断した状態から再度リンクが確立した場合と、
    前記帯域制御装置から出力可能なデータ帯域が、前記通信装置から前記帯域制御装置に入力されるデータ帯域よりも小さくなった場合と、
    の少なくとも1つの場合に、前記帯域情報を含む制御フレームを送信することを特徴とする請求項14記載の帯域制御方法。
  16. 前記帯域情報を含む制御フレームによる制御を有効とするか無効とするかを設定する設定工程を行い、
    前記送信工程は、
    有効と設定されている場合に、前記帯域情報を含む制御フレームを、前記通信装置に送信し、
    無効と設定されている場合に、前記帯域情報を含まない制御フレームを、前記通信装置に送信することを特徴とする請求項14または15記載の帯域制御方法。
  17. 前記帯域制御装置において輻輳状態が発生したか否かを判断する判断工程を有し、
    前記送信工程は、
    輻輳状態が発生し、かつ、有効と設定されている場合に、前記帯域情報を含む制御フレームを、前記通信装置に送信し、
    輻輳状態が発生し、かつ、無効と設定されている場合に、前記帯域情報を含まない制御フレームを、前記通信装置に送信し、
    輻輳状態が発生しなくなり、かつ、有効と設定されている場合に、前記帯域情報を0とした制御フレームを、前記通信装置に送信することを特徴とする請求項16記載の帯域制御方法。
  18. 制御フレームを受信した場合に、前記制御フレームを基に、データフレームの送信を制御する帯域制御装置で行う帯域制御方法であって、
    帯域情報を含む制御フレームを受信した場合に、前記制御フレームに含まれる帯域情報に応じたデータフレームの送信を行うように制御する制御工程を有することを特徴とする帯域制御方法。
  19. 前記制御工程は、
    帯域情報を含まない制御フレームを受信した場合に、前記制御フレームに応じたデータフレームの送信を行うように制御することを特徴とする請求項18記載の帯域制御方法。
  20. データフレームを送信する送信側通信装置と、前記データフレームを受信する受信側通信装置と、を有する帯域制御システムで行う帯域制御方法であって、
    前記受信側通信装置は、
    前記送信側通信装置が送信するデータフレームの帯域を制御するための帯域情報を含む制御フレームを、前記送信側通信装置に送信する送信工程を行い、
    前記送信側通信装置は、
    前記帯域情報を含む制御フレームを受信した場合に、前記制御フレームに含まれる帯域情報に応じたデータフレームの送信を行うように制御する制御工程を行うことを特徴とする帯域制御方法。
  21. 前記送信工程は、
    前記帯域情報を含む制御フレームの送信要求を受け付けた場合と、
    前記帯域情報に変化があった場合と、
    前記送信側通信装置と、前記受信側通信装置と、間のリンクが切断した状態から再度リンクが確立した場合と、
    前記受信側通信装置から出力可能なデータ帯域が、前記送信側通信装置から前記受信側通信装置に入力されるデータ帯域よりも小さくなった場合と、
    の少なくとも1つの場合に、前記帯域情報を含む制御フレームを送信することを特徴とする請求項20記載の帯域制御方法。
  22. 前記受信側通信装置は、
    前記帯域情報を含む制御フレームによる制御を有効とするか無効とするかを設定する設定工程を行い、
    前記送信工程は、
    有効と設定されている場合に、前記帯域情報を含む制御フレームを、前記送信側通信装置に送信し、
    無効と設定されている場合に、前記帯域情報を含まない制御フレームを、前記送信側通信装置に送信し、
    前記制御工程は、
    前記帯域情報を含む制御フレームを受信した場合に、前記制御フレームに含まれる帯域情報に応じたデータフレームの送信を行うように制御し、
    前記帯域情報を含まない制御フレームを受信した場合に、前記制御フレームに応じたデータフレームの送信を行うように制御することを特徴とする請求項20または21記載の帯域制御方法。
  23. 前記受信側通信装置は、
    前記受信側通信装置において輻輳状態が発生したか否かを判断する判断工程を行い、
    前記送信工程は、
    輻輳状態が発生し、かつ、有効と設定されている場合に、前記帯域情報を含む制御フレームを、前記送信側通信装置に送信し、
    輻輳状態が発生し、かつ、無効と設定されている場合に、前記帯域情報を含まない制御フレームを、前記送信側通信装置に送信し、
    輻輳状態が発生しなくなり、かつ、有効と設定されている場合に、前記帯域情報を0とした制御フレームを、前記送信側通信装置に送信し、
    前記制御工程は、
    前記帯域情報を0とした制御フレームを受信した場合に、前記制御フレームに含まれる0に応じたデータフレームの送信を行うように制御することを特徴とする請求項22記載の帯域制御方法。
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