JP4573663B2 - データ中継装置、データ中継方法、データ送受信装置およびデータ通信システム - Google Patents
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Description
1.レイヤ2スイッチ911から正常なフレーム921を送信し、メディアコンバータ912でフレームを受信する。
2.メディアコンバータ912は正常なフレーム922をメディアコンバータ913に送信する。このとき、光ファイバ917上でフレームエラーが発生したものとする。
3.メディアコンバータ913でエラーフレーム923を受信する。すると、メディアコンバータ913がレイヤ2スイッチ914にエラーフレーム924を送信する。
4.レイヤ2スイッチ914でエラーフレーム924を受信し、エラーフレーム924を破棄する。
1.レイヤ2スイッチ941からFECを付加した正常なフレーム951を送信し、メディアコンバータ942でフレームを受信する。
2.メディアコンバータ942は正常なフレーム952をメディアコンバータ943に送信する。このとき、光ファイバ上でフレームエラーが発生したものとする。
3.メディアコンバータ943でエラーフレーム953を受信する。すると、メディアコンバータ943がレイヤ2スイッチ944にエラーフレーム954を送信する。
4.レイヤ2スイッチ944でエラーフレーム954を受信し、FECに基づいて誤り訂正を行う。
エラー要因2:装置が原因の通信エラー。通信同期はずれ(発生しても復旧する可能性のあるエラー)を始め、装置故障(発生すると装置交換が必須)までさまざまである。
・パケットエラーをスイッチングハブなどの上位レイヤ機器でしか検出できない。すなわち、伝送路上かメディアコンバータの装置内部か等、どこでエラーしたかが判らない。
・エラーしたフレームがレイヤ2機器に終端されるまで、フレームが伝送路を透過してしまう。
なお、図25に示したようにメディアコンバータにCPUを搭載することで、エラー監視は可能である。しかし、以下の問題がある。
・エラーが発生したパケットがレイヤ2機器に終端されるまで、パケットが伝送路を透過してしまう。
・エラーが発生したパケット数やトータル送受信パケット数は監視のみ可能であり、これといって回線を選択するような制御や、誤り訂正をすることはできない。
・センター側には必ずCPUが必要であり、ソフトウェア制御が発生してしまうと共に、製造コストが上がってしまう。
・FTTHのようなセンター側とターミナル側間の光回線状況を監視制御するための方式であり、LAN側の回線監視をすることはできない。
図1は、本実施の形態の概略を示す図である。データ中継装置1とデータ送受信装置2とは、伝送路3で接続されている。
すると、フレーム作成手段1bにより、エラー訂正符号付きの通信を指示するエラー訂正起動フレーム5が作成され、エラー訂正起動フレーム5がデータリンク層以上のデータ処理を行うデータ送受信装置2に対して送信される。
ところで、物理層でデータ中継を行う装置として、メディアコンバータがある。メディアコンバータは、光ファイバの光信号から電気信号への変換およびその逆の変換を行う装置である。以下、メディアコンバータを介したデータ通信システムに本発明を適用した場合を例に採り、本発明の実施の形態の詳細を説明する。
TX:1.3μm RX:1.55μm →識別番号:1
TX:1.55μm RX:1.3μm →識別番号:2
TXは出力波長であり、RXは受信波長である。
・SF(Signal Fail):ビットエラーレートが10-3〜10-5(BERが10-3以上となった場合、障害発生を検出)
・SD(Signal Degrade):ビットエラーレートが10-5〜10-11,(BERが10-5以上となった場合、障害発生を検出)
・NORMAL:Bit Error Rateが10-11以上(BERが10-11以上となった場合、障害発生を検出)
例えば、「SF以上のFCS(Frame Check Sequence)の不整合検出(障害検出)」を行うならば、SF(左端のスイッチ):ON 、SD(中央のスイッチ):OFF、NORMAL(右端のスイッチ):OFFと設定する。
以下、上記のような構成のデータ通信システムの通信の流れについて説明する。
図4は、光ファイバ上で障害が発生したときの転送フレームを示す図である。この例では、レイヤ2スイッチ100からレイヤ2スイッチ400に対してデータ送信が行われている。その際、以下の手順で、フレームが転送される。
1.レイヤ2スイッチ100から正常なフレーム11を送信し、メディアコンバータ200でフレームを受信する。
2.メディアコンバータ200は正常なフレーム12をメディアコンバータ300に送信する。このとき、光ファイバ32上でフレームエラーが発生したものとする。
3.メディアコンバータ300でエラーフレーム13を受信する。すると、メディアコンバータ300がレイヤ2スイッチ400にエラーフレーム14を送信する。
4.レイヤ2スイッチ400でエラーフレーム14を受信し、エラーフレーム14を破棄する。
また、レイヤ2スイッチ100,400は、エラー訂正停止フレーム51,52を数個(例えば3個)続けて受信した場合にのみ、障害の発生ありと判定することもできる(3段保護)。この場合、レイヤ2スイッチ100,400は、エラー訂正停止フレーム51,52を1つだけ受信しても、障害が発生したとは見なさない。これは、何らかの障害により、通常のフレームがエラー訂正停止フレーム51,52,53に変更され、レイヤ2スイッチ100,400に届くこともあり得るからである。
図9は、装置間で送受信されるフレームの変遷を示すシーケンス図である。この図には、レイヤ2スイッチ100,400とメディアコンバータ200,300との間で送受信されるフレームの変遷が示されている。なお、この例では、レイヤ2スイッチ100からレイヤ2スイッチ400へのデータ転送(主信号の送信)が継続して行われているものとする。
「Protocol_Version」のフィールドには、プロトコルバージョンが設定される。このフィールドのデータサイズは1バイトである。
「Frame TYPE」のフィールドには、エラー訂正起動フレームか、エラー訂正停止フレームか、エラー訂正制御フレームかを示す識別子が設定される。本実施の形態では、エラー訂正起動フレームの場合「0x01」、エラー訂正停止フレームの場合「0x02」、エラー訂正制御フレームの場合「0x03」が設定される。このフィールドのデータサイズは1バイトである。
図10に示したデータフォーマットに、48ビットの宛先MAC(Media Access Control)アドレス(例えば、01:80:C2:00:00:XX)、48ビットの送信元MACアドレス、および8ビットのLLC(Logical Link Control)等を付与して、フレームが構成される。
図12は、メディアコンバータの内部構成を示すブロック図である。メディアコンバータ300には、ディップスイッチ301、光モジュール310、物理レイヤ終端LSI320、エラー制御LSI330、物理レイヤ終端LSI340、およびLANコネクタ350を有している。
光モジュール310は、光ファイバに接続され、光ファイバを介した一芯双方向の光信号の送受信を行う。光モジュール310は、光ファイバを介して受信した光信号を電気信号に変換して、物理レイヤ終端LSI320に対して出力する。また、光モジュール310は、物理レイヤ終端LSI320から入力された電気信号を光信号に変換して、光ファイバへ出力する。
図13は、エラー制御LSIの内部構造を示すブロック図である。エラー制御LSI330は、受信エラーレベル設定レジスタ331、受信エラー数カウント回路332,334、バッファ333,335で構成されている。
LAN側の物理レイヤ終端LSI340に接続された受信エラー数カウント回路334も、受信エラー数カウント回路332と同様に判定回路334aとフレーム作成回路334bとを有している。受信エラー数カウント回路334の機能は、前述した受信エラー数カウント回路332と同様である。ただし、受信エラー数カウント回路334からのフレームの出力先はバッファ335である。
次に、エラー制御LSIで行われる処理の手順をフローチャートを参照して説明する。
[ステップS24]判定回路332aは、エラーがある場合、トータル受信フレームのカウンタに1を加算する。
[ステップS26]判定回路332aは、エラーレート(BER)を算出する。すなわち、トータル受信フレーム中のFCSエラーフレームが占める比率を計算する。
[ステップS29]判定回路332aは、フレーム作成回路332bを起動する。その際、判定回路332aは、フレーム作成回路332bに対して、エラー訂正起動フレームの作成信号を出力する。その後、処理がステップS33に進められる。
[ステップS32]判定回路332aは、フレーム作成回路332bを起動する。その際、判定回路332aは、フレーム作成回路332bに対して、エラー訂正停止フレームの作成信号を出力する。その後、処理がステップS33に進められる。
以上の処理が判定回路の処理である。次に、判定回路332aによって起動されたフレーム作成回路332bの処理について説明する。
図15は、フレーム作成回路のエラー訂正起動フレーム作成処理手順を示すフローチャートである。以下、図15に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS42]フレーム作成回路332bは、エラー訂正起動フレームを作成する。
[ステップS44]フレーム作成回路332bは、エラー訂正起動フレームを全方路にフォーワーディングする。
図16は、フレーム作成回路のエラー訂正停止フレーム作成処理手順を示すフローチャートである。以下、図16に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS52]フレーム作成回路332bは、エラー訂正停止フレームを作成する。
[ステップS54]フレーム作成回路332bは、エラー訂正停止フレームを全方路にフォーワーディングする。
次に、レイヤ2スイッチ100,400で行われる処理の詳細を説明する。
図18は、FEC付加制御LSIの内部構成を示すブロック図である。FEC付加制御LSI130は、フレーム判定回路131、FEC有無判定回路132、FEC解除回路133、フレーム処理回路134、レジスタ135、エラー訂正制御フレーム送信回路136、FEC付加判定回路137、およびFEC付加回路138で構成されている。
具体的には、フレーム処理回路134は、エラー訂正起動フレームを受け取った場合、レジスタ135にエラー訂正の付加を示す情報(訂正起動情報)を、起動状態に設定する。この際、フレーム処理回路134は、FEC有りを示すエラー訂正制御フレームの送信を指示する信号をエラー訂正制御フレーム送信回路136に対して出力する。
図19は、入力フレームに対するFEC付加制御LSIの処理手順を示す第1のフローチャートである。以下、図19に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS62]FEC付加制御LSI130のフレーム判定回路131は、入力されたフレームが、エラー訂正起動フレーム、エラー訂正停止フレーム、エラー訂正制御フレームの何れかに該当するか否かを判定する。これらの何れかのフレームであれば、入力されたフレームがフレーム判定回路131によりフレーム処理回路134に渡され、処理がステップS71(図20に示す)に進められる。これら以外の通常フレームであれば、フレームがFEC有無判定回路132に送られ、処理がステップS63に進められる。
[ステップS65]L2スイッチLSI140は、入力されたフレームを他のFEC付加制御LSIに対してフォーワーディングする。
[ステップS71]フレーム処理回路134は、渡されたフレームがエラー訂正制御フレームか否かを判定する。エラー訂正制御フレームの場合、処理がステップS72に進められる。エラー訂正起動フレームまたはエラー訂正停止フレームの場合、処理がステップS75に進められる。
[ステップS77]エラー訂正起動フレームまたはエラー訂正停止フレームの受信回数が保護回数に達した場合、フレーム処理回路134は、受信したフレームがエラー訂正起動フレームか否かを判定する。エラー訂正起動フレームの場合、処理がステップS78に進められる。エラー訂正停止フレームの場合、処理がステップS91(図21に示す)に進められる。
[ステップS79]フレーム処理回路134は、FEC有りを示すエラー訂正制御フレームの送信を指示する信号を、エラー訂正制御フレーム送信回路136に対して出力する。すると、エラー訂正制御フレーム送信回路136は、フレーム処理回路からの指示に応じて、FEC有りを示すエラー訂正制御フレームを物理レイヤ終端LSI120を介して送信する。その後処理が終了する。
[ステップS91]フレーム処理回路134は、エラー訂正停止フレームで示されるメディアコンバータの識別番号が、レジスタ135に登録されている識別番号と一致するか否かを判定する。識別番号が一致する場合、処理がステップS93に進められる。識別番号が一致しない場合、処理がステップS92に進められる。
[ステップS93]フレーム処理回路134は、識別情報が一致した場合、複数の識別情報がレジスタ135に設定されているか否かを判定する。複数の識別情報がある場合、処理がステップS94に進められる。識別情報が1つだけの場合、処理がステップS95に進められる。
[ステップS96]フレーム処理回路134は、FEC無しを示すエラー訂正制御フレームの送信を指示する信号を、エラー訂正制御フレーム送信回路136に対して出力する。すると、エラー訂正制御フレーム送信回路136は、フレーム処理回路からの指示に応じて、FEC無しを示すエラー訂正制御フレームを物理レイヤ終端LSI120を介して送信する。その後処理が終了する。
図22は、出力フレームに対するFEC付加制御LSIの処理手順を示すフローチャートである。以下、図22に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS102]FEC付加判定回路137は、レジスタ135に登録されているFEC付加情報でFECを付加することが示されているか否かを判定する。FECを付加することが示されている場合、FEC付加判定回路137が入力されたフレームがFEC付加回路138に対して出力し、処理がステップS103に進められる。FECを付加しないことが示されている場合、FEC付加判定回路137がフレームを物理レイヤ終端LSI120に対して出力し、処理がステップS104に進められる。
[ステップS104]物理レイヤ終端LSI120は、入力されたフレームをLANコネクタ110を介してフォーワーディングする。
さらに、自動に通信エラー訂正が可能となる。通信エラーが発生していない時は、エラー訂正を行わない。通信エラーが発生した時はエラー訂正を行い通信品質の確保を行う。
また、本実施の形態では、CPUを用いずに障害の検出およびエラー訂正符号の付加を行っている。これにより、CPUを搭載しソフトウェアに基づくエラー検出を行う場合と比べると、通信速度低下を防ぐことができる。ネットワークの高速化が求められている現在において、通信速度を低下させずに通信の信頼性を向上させることは重要である。
例えば、上記の実施の形態では、一芯双方向光モジュールによって光通信を行っていたが、2本の光ファイバでメディアコンバータ間を接続し、2芯光モジュールでの光通信を行うこともできる。
(付記1) 物理層の処理でネットワーク上のデータを中継するデータ中継装置において、
受信したフレームのエラーに基づいて障害が発生したことを検出するエラー検出手段と、
前記エラー検出手段で障害の発生が検出された場合、エラー訂正符号付きの通信を指示するエラー訂正起動フレームを作成し、前記エラー訂正起動フレームをデータリンク層以上のデータ処理を行う装置に対して送信するフレーム作成手段と、
を有することを特徴とするデータ中継装置。
前記エラー検出手段は、前記スイッチで設定された前記閾値に応じて障害の発生を検出することを特徴とする付記2記載のデータ中継装置。
前記フレーム作成手段は、前記エラー検出手段で障害が無くなったことが検出された場合、エラー訂正符号付きの通信の停止を指示するエラー訂正停止フレームを作成し、前記エラー訂正停止フレームをデータリンク層以上のデータ処理を行う装置に対して送信することを特徴とする付記1記載のデータ中継装置。
前記フレーム作成手段は、前記判定回路に接続され前記エラー訂正起動フレームの作成信号に応答して、前記エラー訂正起動フレームを生成し、前記伝送路の全方路に対して前記エラー訂正起動フレームを出力するフレーム作成回路である、
ことを特徴とする付記1記載のデータ中継装置。
伝送路を介して接続されたデータ中継装置が出力したフレームから、エラー訂正起動フレームを検出するフレーム検出手段と、
前記フレーム検出手段で前記エラー訂正起動フレームが検出されると、エラー訂正符号の付加を示す訂正起動情報を記憶装置に設定する設定手段と、
前記記憶装置に前記訂正起動情報が設定された場合、前記伝送路上に前記データ中継装置の方向に出力すべきフレームに対してエラー訂正符号を付加して、エラー訂正符号付フレームを前記伝送路に出力するエラー訂正符号付加手段と、
を有することを特徴とするデータ送受信装置。
受信したフレームのエラーに基づいて障害が発生したことを検出するエラー検出手段と、前記エラー検出手段で障害の発生が検出された場合、エラー訂正符号付きの通信を指示するエラー訂正起動フレームを作成し、前記エラー訂正起動フレームを伝送路上に送信するフレーム作成手段とを有する、物理層の処理でデータを中継するデータ中継装置と、
前記データ中継装置に前記伝送路を介して接続され、前記伝送路を介して受信したフレームから前記エラー訂正起動フレームを検出するフレーム検出手段と、前記フレーム検出手段で前記エラー訂正起動フレームが検出されると、エラー訂正符号の付加を示す訂正起動情報を記憶装置に設定する設定手段と、前記記憶装置に前記訂正起動情報が設定された場合、前記伝送路上に前記データ中継装置の方向に出力すべきフレームに対してエラー訂正符号を付加して、エラー訂正符号付フレームを前記伝送路に出力するエラー訂正符号付加手段とを有し、データリンク層以上のデータ処理を行うデータ送受信装置と、
を有することを特徴とするデータ通信システム。
エラー検出手段が、受信したフレームのエラーに基づいて障害が発生したことを検出し、
フレーム作成手段が、前記エラー検出手段で障害の発生が検出された場合、エラー訂正符号付きの通信を指示するエラー訂正起動フレームを作成し、前記エラー訂正起動フレームをデータリンク層以上のデータ処理を行う装置に対して送信する、
ことを特徴とするデータ中継方法。
フレーム検出手段が、伝送路を介して接続されたデータ中継装置が出力したフレームから、エラー訂正起動フレームを検出し、
設定手段が、前記フレーム検出手段で前記エラー訂正起動フレームが検出されると、エラー訂正符号の付加を示す訂正起動情報を記憶装置に設定し、
エラー訂正符号付加手段が、前記記憶装置に前記訂正起動情報が設定された場合、前記伝送路上に前記データ中継装置の方向に出力すべきフレームに対してエラー訂正符号を付加して、エラー訂正符号付フレームを前記伝送路に出力する、
ことを特徴とするデータ送受信方法。
物理層の処理でデータを中継するデータ中継装置のエラー検出手段が、受信したフレームのエラーに基づいて障害が発生したことを検出し、
前記データ中継装置のフレーム作成手段が、前記エラー検出手段で障害の発生が検出された場合、エラー訂正符号付きの通信を指示するエラー訂正起動フレームを作成し、前記エラー訂正起動フレームを伝送路上に送信し、
データリンク層以上のデータ処理を行うデータ送受信装置のフレーム検出手段が、前記データ中継装置に前記伝送路を介して接続され、前記伝送路を介して受信したフレームから前記エラー訂正起動フレームを検出し、
前記データ送受信装置の設定手段が、前記フレーム検出手段で前記エラー訂正起動フレームが検出されると、エラー訂正符号の付加を示す訂正起動情報を記憶装置に設定し、
前記データ送受信装置のエラー訂正符号付加手段が、前記記憶装置に前記訂正起動情報が設定された場合、前記伝送路上に前記データ中継装置の方向に出力すべきフレームに対してエラー訂正符号を付加して、エラー訂正符号付フレームを前記伝送路に出力する、
ことを特徴とするデータ通信方法。
1a エラー検出手段
1b フレーム作成手段
2 データ送受信装置
2a フレーム検出手段
2b 設定手段
2c 記憶装置
2d エラー訂正符号付加手段
3 伝送路
4 フレーム
4a エラーフレーム
5 エラー訂正起動フレーム
6 エラー訂正符号付フレーム
Claims (5)
- 物理層の処理でネットワーク上のデータを中継するデータ中継装置において、
受信したフレームのエラーに基づいて障害が発生したことを検出するエラー検出手段と、
前記エラー検出手段で障害の発生が検出された場合、エラー訂正符号付きの通信を指示するエラー訂正起動フレームを作成し、物理層の処理でデータの中継を行う他の装置との間で光ファイバを介して通信するのに使用する光の波長に対応する識別番号が付与された前記エラー訂正起動フレームを、データリンク層以上のデータ処理を行う装置に対して送信するフレーム作成手段と、
を有することを特徴とするデータ中継装置。 - 前記エラー検出手段は、受信したフレームのエラーに基づいて、一度発生した障害が無くなったことを検出し、
前記フレーム作成手段は、前記エラー検出手段で障害が無くなったことが検出された場合、エラー訂正符号付きの通信の停止を指示するエラー訂正停止フレームを作成し、前記エラー訂正停止フレームをデータリンク層以上のデータ処理を行う装置に対して送信することを特徴とする請求項1記載のデータ中継装置。 - 物理層の処理でネットワーク上のデータを中継するためのデータ中継装置によるデータ中継方法において、
エラー検出手段が、受信したフレームのエラーに基づいて障害が発生したことを検出し、
フレーム作成手段が、前記エラー検出手段で障害の発生が検出された場合、エラー訂正符号付きの通信を指示するエラー訂正起動フレームを作成し、物理層の処理でデータの中継を行う他の装置との間で光ファイバを介して通信するのに使用する光の波長に対応する識別番号が付与された前記エラー訂正起動フレームを、データリンク層以上のデータ処理を行う装置に対して送信する、
ことを特徴とするデータ中継方法。 - データリンク層以上のデータ処理を行うデータ送受信装置において、
伝送路を介して接続されたデータ中継装置が出力したフレームから、前記データ中継装置が他のデータ中継装置との間で光ファイバを介して通信するのに使用する光の波長に対応する識別番号が付与されたエラー訂正起動フレームを検出するフレーム検出手段と、
前記フレーム検出手段で前記エラー訂正起動フレームが検出されると、前記エラー訂正起動フレームに付与された識別番号を記憶装置に設定する設定手段と、
前記記憶装置に前記識別番号が設定された場合、前記識別番号に対応する前記データ中継装置の方向に出力すべきフレームに対してエラー訂正符号を付加して、エラー訂正符号付フレームを前記伝送路に出力するエラー訂正符号付加手段と、
を有することを特徴とするデータ送受信装置。 - ネットワーク上のデータを中継するデータ中継装置を介在させたデータ通信システムにおいて、
受信したフレームのエラーに基づいて障害が発生したことを検出するエラー検出手段と、前記エラー検出手段で障害の発生が検出された場合、エラー訂正符号付きの通信を指示するエラー訂正起動フレームを作成し、物理層の処理でデータの中継を行う他の装置との間で光ファイバを介して通信するのに使用する光の波長に対応する識別番号が付与された前記エラー訂正起動フレームを、伝送路上に送信するフレーム作成手段とを有する、物理層の処理でデータを中継するデータ中継装置と、
前記データ中継装置に前記伝送路を介して接続され、前記伝送路を介して受信したフレームから前記エラー訂正起動フレームを検出するフレーム検出手段と、前記フレーム検出手段で前記エラー訂正起動フレームが検出されると、前記エラー訂正起動フレームに付与された識別番号を記憶装置に設定する設定手段と、前記記憶装置に前記識別番号が設定された場合、前記識別番号に対応する前記データ中継装置の方向に出力すべきフレームに対してエラー訂正符号を付加して、エラー訂正符号付フレームを前記伝送路に出力するエラー訂正符号付加手段とを有し、データリンク層以上のデータ処理を行うデータ送受信装置と、
を有することを特徴とするデータ通信システム。
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