JP4421038B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯タイプの情報処理装置に関し、詳しくは、情報処理装置のユニット内に収容された情報処理装置本体に対し別途に接続されるディスプレイ、キーボードや携帯電話などの情報処理機器の携帯性を図る対策に係わる。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種情報処理装置は、そのユニット内に情報処理装置本体が収容され、ユニットの一端側を支点にして見開き可能に開閉する蓋体が設けられている。そして、情報処理装置はユニットに対し蓋体を閉塞した状態で携行され、ユニット内の情報処理装置本体に、キーボードや携帯電話などの情報処理機器を別途に接続する場合には、情報処理装置本体に対し付設器具を介して信号を送受信するように情報処理機器が接続される。
【0003】
具体的には、情報処理装置のユニットにキーボードを接続する場合には、例えば実開平4−98740号公報および特開昭64−7212号公報に示すように、ユニット内の情報処理装置本体に対し信号が送受信可能となるようにケーブルなどの付設器具を介してキーボードを接続するようにしている。
【0004】
また、情報処理装置のユニットに携帯電話を接続する場合には、例えば特開平9−81268号公報および特開平9−200830号公報に示すように、ユニットに携帯電話を接続可能とする中継部品を設ける一方、携帯電話に中継部品と接合可能な専用コネクタを付設し、情報処理装置本体に対し信号が送受信可能となるように中継部品および専用コネクタなどの付設器具を介して携帯電話を接続するようにしている。この場合、携帯電話としては、ユニットの中継部品に対し接続可能な専用コネクタを備えた専用のものが適用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した情報処理装置では、ユニットに対しキーボードや携帯電話などの情報処理機器を別途に接続する際に、情報処理装置本体に対し付設器具を必要とするため、情報処理機器と付設器具との双方を携帯しなければならず、情報処理機器の携帯性が著しく悪化することになる。
【0006】
つまり、情報処理装置のユニットにキーボードを接続する場合にはケーブルなどの付設器具が必要とされ、このようなケーブルのような付設器具では、その取り扱いが非常に煩わしく、キーボードの携帯性が著しく悪化することになる。
【0007】
一方、情報処理装置のユニットに携帯電話を接続する場合には中継部品や専用コネクタなどの付設器具が必要とされ、携帯電話の携帯性が悪化するばかりでなく、ユニットの中継部品に対し接続可能な専用コネクタを備えた専用の携帯電話が必要となり、一般の携帯電話を情報処理装置のユニットに接続することができず、汎用性が図れない。
【0008】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、情報処理機器の携帯性を図り得る情報処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、情報処理装置本体と情報処理機器とが互いに接続されるようにした情報処理装置を前提とする。そして、上記情報処理装置本体および情報処理機器の一方をユニットに一体的に収容し、このユニットにその一端側を支点にして見開き可能に開閉する蓋体を設ける。一方、上記情報処理装置本体および情報処理機器のうちの非ユニット側となる他方を、上記ユニットの蓋体を開放した際に露呈する露呈部分に着脱可能に装着し、この装着状態で、上記情報処理装置本体および情報処理機器のうちのユニット側となる一方に対しケーブルレスで信号が送受信されるように直に接続している。
【0010】
この場合、情報処理装置本体、およびキーボードや携帯電話などの情報処理機器の一方は、蓋体を開放した際の露呈部分(ユニットおよび蓋体の内側)に対し付設器具を用いることなく装着され、情報処理装置本体および情報処理機器の他方とケーブルレスで直に接続される。このため、情報処理機器の携帯時に付設器具を一緒に持ち歩く必要がなく、情報処理機器の携帯性を図ることが可能となる。
【0011】
以下、より具体的な例示に従って説明する。
すなわち、情報処理装置本体とキーボード(情報処理機器)とが互いに接続されるようにした情報処理装置を前提とし、上記キーボードをキーボードユニットに一体的に収容し、このキーボードユニットにその一端側を支点にして見開き可能に開閉する箱状の蓋体を設け、上記情報処理装置本体を、上記キーボードユニットの蓋体を開放した際に露呈する蓋体の内部に着脱可能に装着した状態で、キーボードに対しケーブルレスで信号が送受信されるように直に接続している場合には、情報処理装置本体は、キーボードユニットの蓋体の内部にケーブルなどを用いることなく装着され、情報処理装置本体とキーボードとがケーブルレスで直に接続される。このため、キーボードの携帯時にケーブルなどを一緒に持ち歩く必要がなく、キーボードの携帯性を図ることが可能となる。しかも、情報処理装置本体が蓋体の開放時にその内部にケーブルレスで装着されるので、キーボードユニットとの一体感が増す上、情報処理装置本体を見開き状態で正視しながらキーボードを操作することができる。
【0012】
しかも、キーボードを、情報処理装置本体を蓋体の内部に非装着とした状態では蓋体の閉塞によって蓋体の内部に格納するようにした場合には、キーボードユニットと蓋体とは、情報処理機器の非装着時に蓋体の閉塞によってキーボードを蓋体の内部に格納しつつ薄く折り畳まれて持ち運びに便利なものとなり、キーボードの携帯性をより向上させることが可能となる。
【0013】
また、蓋体を開放した際に露呈するキーボードユニットの露呈部分に携帯電話の底部を着脱自在に装着し、この装着状態で、情報処理装置本体およびキーボードに対しケーブルレスで信号が送受信されるように携帯電話の底部のコネクタを直に接続するとともに、蓋体を開放した際に携帯電話を装着するキーボードユニットの装着部を、キーボードユニットに対し回転自在に支持し、この装着部に装着された携帯電話をキーボードユニットまたは蓋体に対し接触させることによって回転規制した場合には、携帯電話は、蓋体を開放した際に露呈する装着部(露呈部分)に中継部品や専用コネクタなどの付設器具を用いることなく装着され、情報処理装置本体およびキーボードとケーブルレスで直に接続される。このため、携帯電話の携帯時に付設器具を一緒に持ち歩く必要がなく、携帯電話の携帯性を図ることが可能となる。しかも、付設器具に頼らなくとも、一般の携帯電話の底部にコネクタが予め設けられていることから、専用の携帯電話でなくとも一般の携帯電話を接続することが可能となり、情報処理装置本体およびキーボードに対し接続可能な携帯電話の汎用性が飛躍的に図れる。また、キーボードユニットに対し回転自在な装着部に装着した携帯電話がキーボードユニットまたは蓋体に対し接触させることによって回転規制されるので、情報処理装置を屋外で使用する際に携帯電話を安定した状態で支持することが可能となる。
【0014】
さらに、キーボードユニットの装着部の回転方向2箇所に、互いに種類の異なる2種類の携帯電話のコネクタをそれぞれ着脱自在に装着する装着口を設け、2種類の携帯電話を、装着部をキーボードユニットに対し回転させることによって各携帯電話のコネクタとそれぞれ合致する装着口に交互に装着し、それぞれ情報処理装置本体およびキーボードに対しケーブルレスで信号を送受信するようにした場合には、2種類の携帯電話が装着部の各装着口にケーブルレスで適宜装着され、情報処理装置本体及びキーボードに対し接続可能な携帯電話の汎用性がより拡大される。しかも、種類の異なる携帯電話に見合った装着口が装着部の回転によって容易に変換され、各装着口に対する携帯電話の交換操作を容易に行えることになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる情報処理装置の一例を示す外観斜視図である。
【0017】
図1において、情報処理装置Xは、情報処理装置本体としてのペン入力式の電子機器本体1と、この電子機器本体1に対し接続される情報処理機器としてのキーボード21を一体的に収容してなるキーボードユニット2とを備えている。そして、情報処理装置Xは、電子機器本体1とキーボードユニット2とが接続されることによって、キーボード付電子機器を構成している。
【0018】
電子機器本体1は、矩形薄箱状に形成され、その表面側(図では上面側)に入力部11を備えている。この入力部11には、ドットマトリクス方式の液晶表示部上に透明なアナログ抵抗膜方式からなるタブレット(図示せず)が設けられ、このタブレット(入力部11)に対しペン(図示せず)によるタッチ操作によって入力される。また、電子機器本体1の左側部(図では左側面)には凹部12が設けられ、この凹部12内に雌コネクタ(図示せず)が設けられている。
【0019】
キーボードユニット2は、図2にも示すように、蓋体としての箱形蓋部3を備えている。この箱形蓋部3は、キーボードユニット2の一端側(図2では上側)に対し左右一対のヒンジ部31,31を介して連結され、各ヒンジ部31(キーボードユニット2の一端側)を支点にして見開き可能に開閉するようになっている。この場合、箱形蓋部3は、図示しないロック機構により閉塞状態に保持される一方、ロック機構が解除されると、各ヒンジ部31に設けられたスプリング(図示せず)の付勢力によって閉塞状態から開放側に付勢されるようになっている。
【0020】
箱形蓋部3の右側部分には、キーボードユニット2に対し箱形蓋部3を開放した際に外方に露呈する露呈部分としての収納部32が設けられている。この収納部32は、図3にも示すように、その底部を形成する蓋板30と、この蓋板30の周囲の一端側(図2では上側)および他端側(図2では下側)並びに左側にそれぞれ立設された縦壁3a,…とによって囲まれている一方、右側に外方に開口する開口部分3bを備えている。そして、図2に仮想線(二点鎖線)で示すように、電子機器本体1は、収納部32とほぼ同一形状に形成され、収納部32に対しその右側の開口部分3bを介して右方から挿入されるようになっている。
【0021】
上記収納部32の左側の縦壁3aには、上記電子機器本体1の凹部12内の雌コネクタと係脱可能に係合する雄コネクタ33が突設されている。
【0022】
一方、箱形蓋部3の左側部分には、基板34が収容されている。この基板34は、上記雄コネクタ33に対し信号を送受信する信号線(図示せず)、およびキーボード21からのキー信号を制御する電子部品(図示せず)などを備えている。
【0023】
そして、上記電子機器本体1は、箱形蓋部3を開放した状態で収納部32内に開口部分3bを介して挿入されると、一端側および他端側の縦壁3a,3aに対しそれぞれ摺接しながら案内され、左側の側壁3aの雄コネクタ33に対し凹部12内の雌コネクタが係合することによって収納部32内に収納つまり装着され、この装着状態で係合する雄コネクタ33と雌コネクタとによって、キーボード21に対し基板34を介してケーブルレスで信号が送受信されるように直に接続されている。
【0024】
また、図2に示すように、収納部32は、平面視でキーボード21(キーボードユニット2)とほぼ同一形状に形成されている。図4に示すように、上記箱形蓋部3は、その閉塞時に収納部32内にキーボード21を収納するカバーとしての機能も有している。そして、キーボードユニット2は、その厚み方向(図4では上下方向)の寸法aが収納部32の厚み方向(図4では上下方向)の寸法b以下に設定され、電子機器本体1を収納部32内に非装着とした状態では、箱形蓋部3の閉塞時に収納部32内に収納されるようになっている。この場合、図1および図2に示すように、キーボードユニット2の左側端部には、箱形蓋部3の閉塞時に雄コネクタ33との干渉を回避する逃げ凹部22が設けられている。
【0025】
本実施形態の場合、電子機器本体1はキーボードユニット2の箱形蓋部3の収納部32内にケーブルなどを用いることなく装着され、電子機器本体1とキーボード21とが雄コネクタ33と雌コネクタとの係合によってケーブルレスで直に接続される。このため、キーボード21の携帯時にケーブルなどを一緒に持ち歩く必要がなく、キーボード21の携帯性を図ることができる。しかも、電子機器本体1が箱形蓋部3の開放時に収納部32内にケーブルレスで装着されるので、キーボードユニット2との一体感が増す上、電子機器本体1を見開き状態で正視しながらキーボード21を操作することができ、キーボード21の操作性の向上を図ることもできる。
【0026】
しかも、電子機器本体1がキーボード21とほぼ同一形状に形成され、電子機器本体1を箱形蓋部3の収納部32内に非装着とした状態では箱形蓋部3の閉塞によって収納部32内にキーボード21が格納されるので、キーボードユニット2と箱形蓋部3とは、電子機器本体1の非装着時に箱形蓋部3の閉塞によってキーボード21を収納部32内に収納しつつ薄く折り畳まれて持ち運びに便利なものとなり、キーボード21の携帯性を向上させる上で非常に有利なものとなる。
【0027】
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態を図5〜図12に基づいて説明する。
【0028】
この実施形態では、電子機器本体に対し情報処理機器としての携帯電話を接続するようにしている。なお、携帯電話を除くその他の構成は第1の実施形態の場合と同じであり、同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
【0029】
すなわち、本実施形態では、図5〜図9に示すように、箱形蓋部3の開放時に外方に露呈するキーボードユニット2の左側端部(露呈部分)には、携帯電話4を装着する装着部としてのブロック状の装着片23が設けられている。この装着片23は、キーボードユニット2の左側端部に回転ヒンジ24を介して回転自在に支持されている。そして、装着片23の周方向一側面(図6では上面)には、携帯電話4の底部の雌端子41(コネクタ)を係脱可能に係合する装着口としての係合口23aが突設されている。
【0030】
また、図5、図6、図10および図11にも示すように、箱形蓋部3の左側部分には、箱形蓋部3の閉塞時に装着片23との干渉を回避する逃げ凹部35が設けられている。
【0031】
そして、上記携帯電話4は、箱形蓋部3を開放した状態で装着片23の係合口23aに対し底部の雌端子41が係合することによって装着片23に装着され、この装着状態で係合する係合口23aと雌端子41とによって、電子機器本体1およびキーボード21に対し基板34を介してケーブルレスで信号が送受信されるように直に接続されている。
【0032】
また、図12に示すように、箱形蓋部3を開放した際に携帯電話4を装着する装着片23は、この装着片23に装着された携帯電話4の裏面を箱形蓋部3の左側部分の他側端部付近(基板34の上面)に対し接触させることによって回転規制されている。
【0033】
この第2の実施形態の場合には、箱形蓋部3を開放した状態で、キーボードユニット2の左側端部の装着片23に対し中継部品や専用コネクタなどの付設器具を用いることなく携帯電話4が装着され、携帯電話4と電子機器本体1およびキーボード21とが係合口23aと雌端子41との係合によってケーブルレスで直に接続される。このため、携帯電話4の携帯時に付設器具を一緒に持ち歩く必要がなく、携帯電話4の携帯性を図ることが可能となる。
【0034】
しかも、付設器具に頼らなくとも、一般の携帯電話4の底部に雌端子41が予め設けられていることから、専用の携帯電話でなくとも一般の携帯電話4の雌端子41を装着片23の係合口23aに接続することが可能となり、電子機器本体1およびキーボード21に対し接続可能な携帯電話4の汎用性を図ることができる。
【0035】
また、キーボードユニット2に対し回転自在な装着片23に装着した携帯電話4がその裏面を箱形蓋部3の左側部分の他側端部付近に対し接触させることによって回転規制されるので、情報処理装置Xを屋外で使用する際に携帯電話4を安定した状態で支持することができる。
【0036】
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態を図13に基づいて説明する。
【0037】
この実施形態では、装着片の構成を変更している。なお、装着片を除くその他の構成は第2の実施形態の場合と同じであり、同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
【0038】
すなわち、本実施形態では、図13に示すように、装着片25は、その右側面中心位置において回転ヒンジ24を介して回転自在に支持されている。そして、装着片25の周方向一側面(図では携帯電話4側面)には、携帯電話4の底部の雌端子41を係脱可能に係合する装着口としての係合口25aが突設されている。また、装着片23の周方向他側面(図では反携帯電話4側面)には、簡易携帯電話(図示せず)の底部の雌端子(コネクタ)を係脱可能に係合する装着口としての係合口25bが突設されている。
【0039】
そして、携帯電話4および簡易携帯電話は、箱形蓋部3を開放した状態で装着片25をキーボードユニットに対し回転させることによって携帯電話4の雌端子41および簡易携帯電話の雌端子とそれぞれ合致する係合口25a,25bに交互に装着され、このような装着状態で係合する係合口25aと雌端子41、または係合口25bと雌端子とによって、それぞれ電子機器本体1およびキーボード21に対し基板34を介してケーブルレスで信号が送受信されるように直に接続されている。
【0040】
また、電子機器本体1の他側面(図では下側)には長手方向(収納部32に対する収納方向)に延びる一条の溝13が凹設されている一方、箱形蓋部3の他端側の縦壁には上記溝13と摺接する突起(図示せず)が突設され、この溝13と突起との摺接により電子機器本体1がスムーズに案内されて円滑に収納部32内に装着できるようになされている。
【0041】
この第3の実施形態の場合には、箱形蓋部3を開放した状態で、キーボードユニット2の左側端部の装着片25に対し中継部品や専用コネクタなどの付設器具を用いることなく携帯電話4または簡易携帯電話が装着され、携帯電話4および簡易携帯電話と電子機器本体1およびキーボード21とが係合口25aと雌端子41、または係合口25bと雌端子との係合によってケーブルレスで適宜装着され、電子機器本体1およびキーボード21に対し接続可能な携帯電話4(簡易携帯電話)の汎用性をより拡大させることができる。
【0042】
しかも、互いに種類の異なる携帯電話4および簡易携帯電話に見合った係合口25a,25bが装着片25の回転によって容易に変換され、各係合口25a,25bに対する携帯電話4及び簡易携帯電話の交換操作を容易に行うことができる。
【0043】
なお、上記各実施形態では、キーボードユニット2(箱形蓋部3)に対し電子機器本体1を装着して接続したが、電子機器本体を収容したユニットに対しキーボード等の情報処理機器が装着され、この装着状態で電子機器本体と情報処理機器とがケーブルレスで接続されるようにしてもよい。
【0044】
また、上記第2及び第2実施形態では、携帯電話4をキーボードユニット2に装着したが、携帯電話が箱形蓋部の内部に装着され、この装着状態で電子機器本体と携帯電話とがケーブルレスで接続されるようにしてもよい。さらに、電子機器本体を収容したユニットに対し携帯電話が装着され、この装着状態で電子機器本体と携帯電話とがケーブルレスで接続されるようにしてもよく、電子機器本体とケーブルレスで接続される情報処理機器の種類または数量は共に規定されるものではない。
【0045】
【発明の効果】
以上のように、情報処理装置本体、およびキーボードや携帯電話などの情報処理機器の一方を、蓋体を開放した際の露呈部分に対し付設器具を用いることなく装着して、情報処理装置本体および情報処理機器の他方とケーブルレスで直に接続するので、情報処理機器の携帯性を図ることができる。
【0046】
より具体的には、キーボードをキーボードユニットに一体的に収容し、情報処理装置本体を蓋体の内部に着脱可能に装着した状態で、キーボードに対しケーブルレスで直に接続するようにすれば、ケーブルなどを用いることなく情報処理装置本体とキーボードとをケーブルレスで直に接続でき、キーボードの携帯性を図ることができる。しかも、蓋体の開放時にその内部にケーブルレスで情報処理装置本体を装着することにより、キーボードユニットとの一体感を増大させることができる上、情報処理装置本体を見開き状態で正視しながら操作可能なキーボードの操作性の向上を図ることができる。
【0047】
しかも、情報処理装置本体を蓋体の内部に非装着とした状態で、蓋体の閉塞によって蓋体の内部にキーボードを格納することで、キーボードを蓋体の内部に格納しつつ薄く折り畳んで持ち運びに便利なものとし、キーボードの携帯性をより向上させることができる。
【0048】
また、蓋体を開放した際に露呈するキーボードユニットの露呈部分に携帯電話の底部を着脱自在に装着し、この装着状態で、情報処理装置本体およびキーボードに対し付設器具を用いることなくケーブルレスで携帯電話の底部のコネクタを直に接続することで、携帯電話の携帯性を図ることができる。しかも、付設器具に頼らなくとも、一般の携帯電話の底部にコネクタが予め設けられていることから、一般の携帯電話を接続可能とし、この接続可能な携帯電話の汎用性を飛躍的に図ることができる。また、キーボードユニットに対し回転自在な装着部に装着した携帯電話をキーボードユニットまたは蓋体に対し接触させることによって回転規制するので、情報処理装置を屋外で使用する際に携帯電話を安定した状態で支持することができる。
【0049】
さらに、キーボードユニットの装着部の回転方向2箇所に、互いに種類の異なる2種類の携帯電話のコネクタを装着する装着口を設け、情報処理装置本体およびキーボードに対しケーブルレスで2種類の携帯電話を交互に接続可能とすることで、情報処理装置本体及びキーボードに対し接続可能な携帯電話の汎用性をより拡大することができる。しかも、種類の異なる携帯電話に見合った装着口が装着部の回転によって容易に変換でき、各装着口に対する携帯電話の交換操作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】同じく箱形蓋部を開放した状態でのキーボードユニットの平面図である。
【図3】同じく図2のA−A線で切断したキーボードユニットの断面図である。
【図4】同じく箱形蓋部を閉塞した状態でのキーボードユニットの断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の概略構成を示す斜視図である。
【図6】同じく箱形蓋部を開放した状態でのキーボードユニットの平面図である。
【図7】同じく箱形蓋部を開放して携帯電話を装着した状態でのキーボードユニットの平面図である。
【図8】同じく箱形蓋部を開放した状態でのキーボードユニットの左側面図である。
【図9】同じく図6のB−B線で切断したキーボードユニットの断面図である。
【図10】同じく図6のC−C線で切断したキーボードユニットの断面図である。
【図11】同じく箱形蓋部を閉塞した状態でのキーボードユニットの断面図である。
【図12】同じく箱形蓋部を開放して携帯電話を装着した状態でのキーボードユニットの左側面図である。
【図13】本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置の概略構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 電子機器本体(情報処理装置本体)
2 キーボードユニット(ユニット)
21 キーボード(情報処理機器)
23,25 装着片(装着部)
23a,25a,25b 接続口(装着口)
3 箱形蓋部(蓋体)
32 収納部(蓋体の内部)
4 携帯電話(情報処理機器)
X 情報処理装置
Claims (3)
- 情報処理装置本体とキーボードとが互いに接続されるようにした情報処理装置において、
上記キーボードは、キーボードユニットに一体的に収容され、このキーボードユニットにその一端側を支点にして見開き可能に開閉する蓋体が設けられ、
上記キーボードユニットの蓋体を開放した際に露呈する蓋体の内部には上記情報処理装置本体が着脱可能に装着され、上記蓋体を開放した際に露呈するキーボードユニットの露呈部分には携帯電話の底部が着脱自在に装着されて、この装着状態で、上記情報処理装置本体およびキーボードに対しケーブルレスで信号が送受信されるように直に接続されており、
上記蓋体を開放した際に携帯電話を装着するキーボードユニットの装着部は、キーボードユニットに対し回転自在に支持され、この装着部に装着された携帯電話を蓋体に対し接触させることによって回転規制されていることを特徴とする情報処理装置。 - 上記キーボードユニットの装着部の回転方向2箇所には、互いに種類の異なる2種類の携帯電話の端子をそれぞれ着脱自在に装着する装着口が設けられ、
2種類の携帯電話は、この装着部をキーボードユニットに対し回転させることによって、各携帯電話の端子とそれぞれ合致する装着口に交互に装着され、それぞれ前記情報処理装置本体およびキーボードに対しケーブルレスで信号が送受信されるように直に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 上記情報処理装置本体は、キーボードと同一形状またはキーボードよりも小さく形成され、
上記キーボードは、情報処理装置本体および携帯電話を蓋体の内部に非装着とした状態では蓋体の閉塞によって蓋体の内部に格納されるようになされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
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