JP2002152075A - 電子機器及びその保持部材と収納ケース - Google Patents

電子機器及びその保持部材と収納ケース

Info

Publication number
JP2002152075A
JP2002152075A JP2000340648A JP2000340648A JP2002152075A JP 2002152075 A JP2002152075 A JP 2002152075A JP 2000340648 A JP2000340648 A JP 2000340648A JP 2000340648 A JP2000340648 A JP 2000340648A JP 2002152075 A JP2002152075 A JP 2002152075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
electronic device
connector
holding member
shielding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000340648A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiki Ohira
啓喜 大平
Masao Fujii
正夫 藤井
Yuji Murai
雄爾 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2000340648A priority Critical patent/JP2002152075A/ja
Publication of JP2002152075A publication Critical patent/JP2002152075A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報通信機能を具備する電子機器において、
通信コネクタ遮蔽蓋を容易に開動作できて紛失の心配も
なく、しかも、通信時以外に通信スイッチが不用意に操
作されないようにする。 【解決手段】 通信スイッチ3、4を遮蔽可能とする通
信スイッチ遮蔽蓋6と、通信コネクタ5を遮蔽可能とす
る通信コネクタ遮蔽蓋7と、通信スイッチ遮蔽蓋6及び
通信コネクタ遮蔽蓋7を開動作させる遮蔽蓋開動作操作
子8と、を備える。そして、通信スイッチ3、4と通信
コネクタ5とは機器本体1の異なる面に配置されてい
て、通信スイッチ遮蔽蓋6と通信コネクタ遮蔽蓋7との
間に連動部材12が介設されており、遮蔽蓋開動作操作
子8が操作されると、通信スイッチ遮蔽蓋6がスライド
移動して開動作するとともに、連動部材12を介して通
信コネクタ遮蔽蓋7が回動して開動作する。また、開動
作状態から通信コネクタ遮蔽蓋7を閉操作すると、連動
部材12を介して通信スイッチ遮蔽蓋6がスライド移動
して閉動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報通信機能を具
備する電子機器と、その電子機器を保持する保持部材
と、その保持部材を備えて収納した電子機器と通信接続
する収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】情報通信機能を有する携帯型電子機器と
して、PDA(Personal Digital Assistant)が普及し
ている。図11は従来の携帯型電子機器の一例を示すも
ので、101はメール通信ボタン、102はインターネ
ット通信ボタン、103は通信コネクタキャップ、10
4は通信コネクタである。このようなPDAにおいて、
図示しない携帯電話機やPHSと接続して通信を行う際
には、図11(c)に示したように、通信コネクタキャ
ップ103を外しておく必要がある。なお、メール通信
ボタン101及びインターネット通信ボタン102に代
えて、図示しないPCリンク通信ボタンを有し、外出先
でPCとのリンク処理を可能としたPDAもある。
【0003】また、PDAを保持して通信接続を可能と
した保持部材も普及してきている。なお、通信機器(携
帯電話機やPHS)と接続する通信ケーブルを収納でき
るPDAもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の P
DAにおいては、通信機器との接続及びその解除に際し
て、通信コネクタキャップを脱着しなければならず、面
倒であり、更に、キャップを紛失してしまうことがあっ
た。また、通信時には電力消耗が大きく、例えば、携帯
電話機やPHSとの接続時に通信ボタンが不用意に押さ
れてしまうと、知らないうちに通信料が課金されてしま
う。従って、通信時以外には通信ボタンが不用意に押さ
れないようにしておきたい要望がある。
【0005】そして、PDAを保持して通信接続を可能
とした従来の保持部材は、例えば、会社と自宅での共
用、外出先でのPCとのリンク処理の必要から、携帯で
きれば便利であるが、携帯には不便なものであった。ま
た、通信機器との通信ケーブルを収納可能とした従来の
PDAは、機器本体が大型のものであった。なお、携帯
時におけるPDAの保護のため、例えば、ソフトケース
にPDAを入れておくと、通信時に手間がかかるものと
なり、更に、通信時には、PDAと通信機器(携帯電話
機やPHS)を別々に手で持って操作する必要があり、
使い勝手が非常に悪かった。
【0006】本発明の課題は、情報通信機能を具備する
電子機器において、通信コネクタ遮蔽蓋を容易に開動作
できて紛失の心配もなく、しかも、通信時以外に通信ス
イッチが不用意に操作されないようにすることである。
また、本発明は、そのような電子機器を保持しての通信
接続が可能で携帯に便利な保持部材を提供することも課
題としている。更に、本発明の課題は、そのような保持
部材を備え、携帯に便利で電子機器と通信機器との一体
化利用を可能として使い勝手が良い収納ケースを提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば、図1及び図2に示
すように、情報通信機能を具備し、通信状態とする通信
スイッチ3、4と、他の機器に接続される通信コネクタ
5と、を備える電子機器であって、通信スイッチ3、4
を遮蔽可能とする通信スイッチ遮蔽蓋6と、通信コネク
タ5を遮蔽可能とする通信コネクタ遮蔽蓋7と、前記通
信スイッチ遮蔽蓋6及び前記通信コネクタ遮蔽蓋7を開
動作させる遮蔽蓋開動作操作子8と、を備えることを特
徴とする。
【0008】請求項1記載の発明によれば、通信スイッ
チ遮蔽蓋及び通信コネクタ遮蔽蓋を開動作させる遮蔽蓋
開動作操作子を備える電子機器なので、遮蔽蓋開動作操
作子を操作すると、通信スイッチ遮蔽蓋及び通信コネク
タ遮蔽蓋が開動作して、通信スイッチ及び通信コネクタ
が露出状態となる。従って、通信コネクタ遮蔽蓋を容易
に開動作でき、通信コネクタ遮蔽蓋を紛失する心配もな
い。また、通信スイッチ遮蔽蓋を設けたので、通信時以
外に通信スイッチが不用意に操作されることもない。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
子機器であって、例えば、図1から図4に示すように、
前記通信スイッチ3、4と前記通信コネクタ5とは機器
本体1の異なる面に配置されていて、前記通信スイッチ
遮蔽蓋6と前記通信コネクタ遮蔽蓋7との間に連動部材
12が介設されており、前記遮蔽蓋開動作操作子8が押
されると、前記通信スイッチ遮蔽蓋6がスライド移動し
て開動作するとともに、前記連動部材12を介して前記
通信コネクタ遮蔽蓋7が回動して開動作することを特徴
とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の電
子機器であって、例えば、図3及び図4に示すように、
前記開動作状態から前記通信コネクタ遮蔽蓋7を閉操作
すると、前記連動部材12を介して前記通信スイッチ遮
蔽蓋6がスライド移動して閉動作することを特徴とす
る。
【0011】また、請求項4記載の発明は、例えば、図
5から図7に示すように、前記請求項1から3の何れか
記載の電子機器を保持する保持部材31であって、前記
電子機器を保持した状態で前記遮蔽蓋開動作操作子28
を操作する手段34を備えることを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明によれば、請求項1か
ら3の何れか記載の電子機器を保持した状態で遮蔽蓋開
動作操作子を操作する手段を備える保持部材なので、電
子機器を保持した状態にすると、操作手段が遮蔽蓋開動
作操作子を操作して、通信スイッチ遮蔽蓋及び通信コネ
クタ遮蔽蓋が開動作する。従って、電子機器を保持して
の通信接続が可能であり、しかも、電子機器を保持する
だけなので、携帯に便利である。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項4記載の保
持部材31であって、例えば、図6及び図7に示すよう
に、前記電子機器を保持した状態で前記通信コネクタ2
5に接続される接続コネクタ32を底面部に備えること
を特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の保持部材であり、電子機器を保持した状態で通信コ
ネクタに接続される接続コネクタを底面部に備えるの
で、電子機器を保持すると、その底面部の通信コネクタ
が接続コネクタに接続状態となる。
【0015】また、請求項6記載の発明は、例えば、図
8に示すように、前記請求項4または5記載の保持部材
51を備えて前記電子機器を収納する収納ケース40で
あって、前記保持部材51に前記電子機器を保持して収
納した状態で前記通信コネクタ25と他の機器とを接続
する通信ケーブル56を備えることを特徴とする。
【0016】請求項6記載の発明によれば、請求項4ま
たは5記載の保持部材に電子機器を保持した収納状態で
通信コネクタと他の機器とを接続する通信ケーブルを備
える収納ケースなので、保持部材に保持した収納状態に
おいて、電子機器の通信コネクタと他の機器とを通信ケ
ーブルにより接続できる。従って、電子機器を保持して
収納するとともに、通信ケーブルを備えるだけなので、
携帯に便利である。
【0017】また、請求項7記載の発明は、例えば、図
8から図10に示すように、前記請求項4または5記載
の保持部材51を手帳型の一方側に備える収納ケース4
0であって、前記保持部材51に前記電子機器を保持し
て収納した状態で前記通信コネクタ25と他の通信機器
61とを接続する通信ケーブル53と、この通信ケーブ
ル53と前記通信機器61を一括して収納可能とするポ
ケット部43と、を前記手帳型の他方側に備えることを
特徴とする。
【0018】請求項7記載の発明によれば、請求項4ま
たは5記載の保持部材に電子機器を保持した収納状態で
通信コネクタと他の通信機器とを接続する通信ケーブル
を備える収納ケースなので、保持部材に保持した収納状
態において、電子機器の通信コネクタと通信機器とを通
信ケーブルにより接続できる。従って、電子機器を保持
して収納するとともに、通信ケーブルを備えるだけなの
で、携帯に便利である。そして、手帳型の一方側に保持
部材を備えて、他方側には通信ケーブルと通信機器を一
括して収納可能とするポケット部を備えたので、電子機
器と通信機器とを一体化して利用でき、使い勝手が良い
ものとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0020】〔電子機器の実施形態〕この実施形態にお
いて、携帯型電子機器は、図1及び図2に示すように、
PDAであり、機器本体1の前面に表示部2と通信スイ
ッチであるメール通信ボタン3及びインターネット通信
ボタン4が設けられて、機器本体1の底面に通信コネク
タ5が設けられている。更に、機器本体1には、前面の
表示部2の下方に並ぶ左右のメール通信ボタン3及びイ
ンターネット通信ボタン4を一括して覆う通信ボタン遮
蔽蓋6が組み付けられ、底面中央の通信コネクタ5を覆
う通信コネクタ遮蔽蓋7が組み付けられている。また、
機器本体1の一側面には遮蔽蓋開ボタン(遮蔽蓋開動作
操作子)8が設けられている。
【0021】図3及び図4は通信ボタン遮蔽蓋6及び通
信コネクタ遮蔽蓋7の動作機構を示すもので、図示のよ
うに、機器本体1の一側面下部の遮蔽蓋開ボタン8にロ
ック部材9が一体化されている。また、機器本体1の前
面に上下移動自在に組み付けた通信ボタン遮蔽蓋6に
は、ロック部材9に設けた左右一対のロック爪9aに係
止するロック爪6aが左右に一体化されている。そし
て、通信ボタン遮蔽蓋6は、左右の引張コイルばね(ば
ね部材)11により下方向に付勢されている。ここで、
遮蔽蓋開ボタン8を押さない状態において、図3(a)
に示したように、ロック部材9の左右一対のロック爪9
aに通信ボタン遮蔽蓋6の左右のロック爪6aが乗り上
がって係止状態となっている。このときが、図1のよう
に通信ボタン遮蔽蓋6及び通信コネクタ遮蔽蓋7の閉状
態である。以上の通信ボタン遮蔽蓋6には、図示のよう
に、連動部材12が連動連結されており、この連動部材
12は、機器本体1の後面下部にヒンジ結合した通信コ
ネクタ遮蔽蓋7に連動連結されている。
【0022】このように、PDAにおいて、通信ボタン
遮蔽蓋6、通信コネクタ遮蔽蓋7、遮蔽蓋開ボタン8、
ロック部材9、引張コイルばね11及び連動部材12を
設けたので、以下の作用効果が得られる。 (1)通信ボタン遮蔽蓋6及び通信コネクタ遮蔽蓋7を
閉じた図1及び図3の状態において、遮蔽蓋開ボタン8
を手で押すと、一体のロック部材9が横方向にスライド
移動してロック爪9aに対するロック爪6aの係止状態
が解除される。これにより、図4(a)に示したよう
に、通信ボタン遮蔽蓋6は引張コイルばね11の付勢に
より下方向にスライド移動して、図2(a)に示したよ
うに、メール通信ボタン3及びインターネット通信ボタ
ン4が露出状態となる。 (2)通信ボタン遮蔽蓋6の下方向スライド移動と同時
に、これに連動連結した連動部材12が通信コネクタ遮
蔽蓋7を後方に押す。これにより、図4(b)に示した
ように、通信コネクタ遮蔽蓋7が上方のヒンジ部を支点
として後方に若干回転移動して、図2(b)に示したよ
うに、通信コネクタ5が露出状態となる。こうして遮蔽
蓋開ボタン8のワンタッチ操作で通信ボタン遮蔽蓋6及
び通信コネクタ遮蔽蓋7が同時に開動作する。従って、
情報通信可能状態になる。
【0023】(3)所望の情報通信操作を完了したら、
図2(b)及び図4(b)の状態から通信コネクタ遮蔽
蓋7を手で閉じる。この通信コネクタ遮蔽蓋7の閉操作
と同時に、これに連動連結した連動部材12が通信ボタ
ン遮蔽蓋6を上方に押す。これにより、通信ボタン遮蔽
蓋6が上方向にスライド移動して、図3(a)に示した
ように、テーパーガイド作用により通信ボタン遮蔽蓋6
の左右のロック爪6aがロック部材9の左右一対のロッ
ク爪9aに乗り上がって係止状態となる。従って、図1
に示したように、通信ボタン遮蔽蓋6及び通信コネクタ
遮蔽蓋7が同時に閉状態になる。 (4)遮蔽蓋開ボタン8を押さない限り、通信ボタン
3、4は露出状態とならないので、通信時以外に通信ボ
タン3、4が不用意に押されることはない。 (5)通信ボタン遮蔽蓋6及び通信コネクタ遮蔽蓋7が
機器本体1に組み付けられているので、通信ボタン遮蔽
蓋6及び通信コネクタ遮蔽蓋7を紛失することがない。
【0024】なお、本実施例においては、遮蔽蓋開ボタ
ンを押すとロック部材が移動する構成としたが、ボタン
ではなく遮蔽蓋開ボタンを上下にスライドする操作子に
変えて、操作子の上下ストロークにロック部材が連動す
る構成としても良い。
【0025】〔保持部材及び電子機器の実施形態〕図5
から図7は一例としてのPDAとその保持部材31の関
係を示したものである。PDAは、図示のように、前述
した実施形態と同様の機器本体21、表示部22、メー
ル通信ボタン23、インターネット通信ボタン24、通
信コネクタ25、通信ボタン遮蔽蓋26、通信コネクタ
遮蔽蓋27、遮蔽蓋開ボタン(遮蔽蓋開動作操作子)2
8等を備える。保持部材31は、PDAの機器本体21
を下部から挿入して表示部22とメール通信ボタン23
及びインターネット通信ボタン24を露出可能に保持す
るものである。この保持部材31は、硬質合成樹脂製
で、内部底面に接続コネクタ32を有するとともに、こ
の接続コネクタ32に連続して外部に延びる通信ケーブ
ル33を有している。接続コネクタ32は、底面中央に
設けられてPDA機器本体21底面の通信コネクタ25
に接続するものである。通信ケーブル33の図示しない
他端部には、携帯電話機やPHSやPCとの接続コネク
タが設けられている。
【0026】そして、保持部材31は、その一側部内面
に遮蔽蓋開動作操作子の操作手段であるボタン押し部3
4を有している。このボタン押し部34は、PDA機器
本体21側面の遮蔽蓋開ボタン28に対応するもので、
保持部材31内へのPDA機器本体21の挿入の際に遮
蔽蓋開ボタン28を押し込むよう円弧状の突起形状とな
っている。なお、ボタン押し部34は、図6に点線で示
したように、他側部内面に設けたり、左右両側に設けて
も良い。以上の保持部材31によれば、PDA機器本体
21を挿入すると、ボタン押し部34が遮蔽蓋開ボタン
28を押して、前述した実施形態と同様、図7(b)に
示したように、通信ボタン遮蔽蓋26及び通信コネクタ
遮蔽蓋26がともに開動作する。これと同時に、底面部
の接続コネクタ32にPDA機器本体21の通信コネク
タ25が接続状態となる。このように、保持部材31に
よれば、PDA機器本体21を保持しての通信接続が可
能となり、しかも、PDA機器本体21を保持するだけ
のシンプルなものなので、携帯に便利なものである。
【0027】〔収納ケースの実施形態〕図8は一例とし
ての手帳型の収納ケース40を示したものである。手帳
型の収納ケース40は、ソフトケースであり、図示のよ
うに、その見開き部左側には、その内面下半部に保持部
材51を一体化して備えるとともに、先端部に係止部材
42を有するバンド41を外面側部中央に備えている
(図9参照)。保持部材51は、図示のように、前述し
た実施形態と同様の接続コネクタ52、通信ケーブル5
3及びボタン押し部54等を備える。そして、収納ケー
ス40の見開き部右側は、図示のように、上辺部及び側
辺部が開閉可能なポケット部43となっており、このポ
ケット部43はファスナー44により開閉される。前記
通信ケーブル53は、ポケット部43の内部に導入さ
れ、その先端部に接続コネクタ55が設けられている。
【0028】以上のような手帳型の収納ケース40によ
れば、例えば、図10に示したように、左側の保持部材
51にPDA機器本体21を収納する一方、通信ケーブ
ル53の接続コネクタ55を携帯電話機やPHSによる
通信機器61に接続して、右側のポケット部44に通信
機器61を収納できる。従って、PDA機器本体21の
保護ケースとして利用できて、携帯に便利なものであ
り、更に、PDA機器本体21と通信機器61を一体化
して利用できるため、使い勝手が非常に良いものであ
る。
【0029】なお、以上の実施の形態においては、PD
Aとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、
他の電子機器であっても良い。また、通信スイッチ、遮
蔽蓋開動作操作子及びその操作手段については、ボタン
に限らず任意の構成のものを採用でき、その他、具体的
な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿
論である。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、遮蔽蓋開
動作操作子を操作すると、通信スイッチ遮蔽蓋及び通信
コネクタ遮蔽蓋が開動作して、通信スイッチ及び通信コ
ネクタが露出状態となるため、通信コネクタ遮蔽蓋を容
易に開動作でき、通信コネクタ遮蔽蓋を紛失する心配も
ない。また、通信スイッチ遮蔽蓋によって、通信時以外
に通信スイッチが不用意に操作されることもないといっ
た利点が得られる。
【0031】また、請求項4記載の発明によれば、電子
機器を保持した状態にすると、操作手段が遮蔽蓋開動作
操作子を操作するため、通信スイッチ遮蔽蓋及び通信コ
ネクタ遮蔽蓋が開動作することにより、電子機器を保持
しての通信接続が可能とあり、しかも、電子機器を保持
するだけのため、携帯に便利である。
【0032】請求項5記載の発明によれば、底面部に接
続コネクタを備えたため、請求項4記載の発明により得
られる効果に加え、電子機器を保持すれば、その底面部
の通信コネクタが接続コネクタに接続状態となるといっ
た利点が得られる。
【0033】また、請求項6記載の発明によれば、保持
部材に保持した収納状態において、電子機器の通信コネ
クタと他の機器とを通信ケーブルにより接続でき、すな
わち、電子機器を保持して収納するとともに、通信ケー
ブルを備えるだけのため、携帯に便利である。
【0034】また、請求項7記載の発明によれば、保持
部材に保持した収納状態において、電子機器の通信コネ
クタと通信機器とを通信ケーブルにより接続でき、すな
わち、電子機器を保持して収納するとともに、通信ケー
ブルを備えるだけのため、携帯に便利である。そして、
手帳型の一方側に保持部材を備えて、他方側には通信ケ
ーブルと通信機器を一括して収納可能とするポケット部
を備えたことによって、電子機器と通信機器とを一体化
して利用でき、使い勝手が良いものとなるといった利点
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子機器の一実施の形態の構
成を示すもので、遮蔽蓋を閉じた状態を示した概略正面
図(a)と同底面図(b)である。
【図2】図1の遮蔽蓋を開けた状態を示した概略正面図
(a)と同底面図(b)である。
【図3】遮蔽蓋の動作機構を示すもので、遮蔽蓋を閉じ
た状態での要部正面図(a)と同側面図(b)である。
【図4】図3の遮蔽蓋を開けた状態を示した要部正面図
(a)と同側面図(b)である。
【図5】本発明を適用した保持部材と電子機器の一実施
の形態の構成を示す分解斜視図である。
【図6】図5の保持部材への電子機器の挿入の仕方を示
すもので、保持部材の内部構成を示した分解斜視図であ
る。
【図7】図6の状態から電子機器を保持部材内へ更に挿
入する課程を示した概略側面図(a)と通信用端子の接
続状態を示した側面図(b)である。
【図8】本発明を適用した収納ケースの一実施の形態の
構成を示す概略斜視図である。
【図9】図8のファスナーにより収納ケースを閉じた状
態を示した要部斜視図である。
【図10】図8の収納ケースに電子機器及び通信機器を
収納した状態を示した概略斜視図である。
【図11】従来の携帯型電子機器の一例を示すもので、
概略正面図(a)と同底面図(b)とキャップを取り外
した状態を示した図(c)である。
【符号の説明】
1 機器本体 2 表示部 3、4 通信スイッチ 5 通信コネクタ 6 通信スイッチ遮蔽蓋 6a ロック爪 7 通信コネクタ遮蔽蓋 8 遮蔽蓋開動作操作子 9 ロック部材 9a ロック爪 11 ばね部材 12 連動部材 21 機器本体 22 表示部 23、24 通信スイッチ 25 通信コネクタ 26 通信スイッチ遮蔽蓋 27 通信コネクタ遮蔽蓋 28 遮蔽蓋開動作操作子 31 保持部材 32 接続コネクタ 33 通信ケーブル 34 遮蔽蓋開動作操作子の操作手段 40 収納ケース 41 バンド 42 係止部材 43 ファスナー 44 ポケット部 51 保持部材 52 接続コネクタ 53 通信ケーブル 54 遮蔽蓋開動作操作子の操作手段 55 接続コネクタ 61 通信機器
フロントページの続き (72)発明者 村井 雄爾 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 Fターム(参考) 4E360 BB02 BB04 BB19 BB22 BB23 BC03 BC06 BC16 EC11 GA44 GA46 GB26 5K011 AA01 AA10 AA15 AA16 JA01 5K023 AA07 BB11 KK00 MM03 NN06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報通信機能を具備し、通信状態とする通
    信スイッチと、他の機器に接続される通信コネクタと、
    を備える電子機器であって、 通信スイッチを遮蔽可能とする通信スイッチ遮蔽蓋と、 通信コネクタを遮蔽可能とする通信コネクタ遮蔽蓋と、 前記通信スイッチ遮蔽蓋及び前記通信コネクタ遮蔽蓋を
    開動作させる遮蔽蓋開動作操作子と、を備えることを特
    徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】前記通信スイッチと前記通信コネクタとは
    機器本体の異なる面に配置されていて、 前記通信スイッチ遮蔽蓋と前記通信コネクタ遮蔽蓋との
    間に連動部材が介設されており、 前記遮蔽蓋開動作操作子が押されると、前記通信スイッ
    チ遮蔽蓋がスライド移動して開動作するとともに、前記
    連動部材を介して前記通信コネクタ遮蔽蓋が回動して開
    動作することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】前記開動作状態から前記通信コネクタ遮蔽
    蓋を閉操作すると、前記連動部材を介して前記通信スイ
    ッチ遮蔽蓋がスライド移動して閉動作することを特徴と
    する請求項2記載の電子機器。
  4. 【請求項4】前記請求項1から3の何れか記載の電子機
    器を保持する保持部材であって、 前記電子機器を保持した状態で前記遮蔽蓋開動作操作子
    を操作する手段を備えることを特徴とする保持部材。
  5. 【請求項5】前記電子機器を保持した状態で前記通信コ
    ネクタに接続される接続コネクタを底面部に備えること
    を特徴とする請求項4記載の保持部材。
  6. 【請求項6】前記請求項4または5記載の保持部材を備
    えて前記電子機器を収納する収納ケースであって、 前記保持部材に前記電子機器を保持して収納した状態で
    前記通信コネクタと他の機器とを接続する通信ケーブル
    を備えることを特徴とする収納ケース。
  7. 【請求項7】前記請求項4または5記載の保持部材を手
    帳型の一方側に備える収納ケースであって、 前記保持部材に前記電子機器を保持して収納した状態で
    前記通信コネクタと他の通信機器とを接続する通信ケー
    ブルと、 この通信ケーブルと前記通信機器を一括して収納可能と
    するポケット部と、を前記手帳型の他方側に備えること
    を特徴とする収納ケース。
JP2000340648A 2000-11-08 2000-11-08 電子機器及びその保持部材と収納ケース Pending JP2002152075A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000340648A JP2002152075A (ja) 2000-11-08 2000-11-08 電子機器及びその保持部材と収納ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000340648A JP2002152075A (ja) 2000-11-08 2000-11-08 電子機器及びその保持部材と収納ケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002152075A true JP2002152075A (ja) 2002-05-24

Family

ID=18815522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000340648A Pending JP2002152075A (ja) 2000-11-08 2000-11-08 電子機器及びその保持部材と収納ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002152075A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011037324A2 (ko) * 2009-09-28 2011-03-31 Lee Jae Gab 휴대단말기용 크래들

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011037324A2 (ko) * 2009-09-28 2011-03-31 Lee Jae Gab 휴대단말기용 크래들
WO2011037324A3 (ko) * 2009-09-28 2011-06-30 Lee Jae Gab 휴대단말기용 크래들
CN102474285A (zh) * 2009-09-28 2012-05-23 李在甲 便携式终端设备支架

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100596634B1 (ko) 슬라이드기구 및 그 슬라이드기구를 이용한 휴대전화기
EP2056483B1 (en) Mobile terminal
JP2630224B2 (ja) 携帯無線機
US7193653B2 (en) Camera lens assembly and portable wireless terminal comprising the same
KR100630069B1 (ko) 휴대 단말기의 스윙 힌지 장치
US8032192B2 (en) Portable terminal and sliding/swing-type cradling apparatus thereof
US20050287853A1 (en) Interface connector cover opening and closing apparatus for mobile communications terminals
US7450968B2 (en) Mobile communication device with slide portion
JPH11112163A (ja) 樹脂製カバーの固定構造
JP2004235687A (ja) 携帯型無線端末機
JP2000340280A (ja) メモリカード用コネクタ
US20050260887A1 (en) Case for mobile communication terminals
US20050124395A1 (en) Portable communication apparatus and method thereof
KR101833544B1 (ko) 휴대용 통신 장치 및 그의 슬라이딩/회전 힌지 장치
JP2004297417A (ja) 携帯型無線端末機
KR20050066671A (ko) 휴대용 단말기의 폴더 이중회전 개폐장치
JP2006191668A (ja) 携帯型無線端末機
US20050020327A1 (en) Speaker-up type portable terminal
JP2008052612A (ja) 携帯機器
JP2002152075A (ja) 電子機器及びその保持部材と収納ケース
US7302283B2 (en) Portable digital communication apparatus having improved grip
JP2004297337A (ja) 携帯端末
EP1929640B1 (en) Slide type mobile terminal
JPH08274678A (ja) 折り畳み可能な携帯無線機
EP1424837A1 (en) Portable communication apparatus having data input expandability