JP4420206B2 - 記録装置及び液体噴射装置 - Google Patents

記録装置及び液体噴射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4420206B2
JP4420206B2 JP2004147633A JP2004147633A JP4420206B2 JP 4420206 B2 JP4420206 B2 JP 4420206B2 JP 2004147633 A JP2004147633 A JP 2004147633A JP 2004147633 A JP2004147633 A JP 2004147633A JP 4420206 B2 JP4420206 B2 JP 4420206B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
medium
main scanning
start position
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004147633A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005329556A (ja
Inventor
直樹 坂元
正博 磯野
勝彦 西坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2004147633A priority Critical patent/JP4420206B2/ja
Publication of JP2005329556A publication Critical patent/JP2005329556A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4420206B2 publication Critical patent/JP4420206B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Description

本発明は、記録ヘッドを備えるとともに主走査方向に往復駆動されるキャリッジに、当該キャリッジの移動動作に伴って被記録媒体の側端を検出可能な被記録媒体検出器を備えた記録装置に関する。また、本発明は、液体噴射装置に関する。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
記録装置或いは液体噴射装置の一例としてのインクジェットプリンタには、主走査方向に駆動されるキャリッジにおいて被記録媒体の一例としての印刷用紙と対向する位置に、印刷用紙の有無や側端(エッジ)位置を検出可能な用紙検出器を備えるものがある。この用紙検出器には、例えば印刷用紙に対して発光する発光器及び印刷用紙からの反射光を受光する受光器とを備えて成る光センサが用いられ、印刷用紙と装置構成要素(例えば、プラテン)との間の反射率差を利用して、印刷用紙の側端位置や、印刷用紙の有無を検出することが可能となっている(例えば、特許文献1参照)。
そして、用紙検出器を用いて印刷用紙のエッジ位置を検出し、当該検出されたエッジ位置を基準にして印刷開始位置を決定することで、給紙された印刷用紙が適正な位置からずれた位置にあったとしても、印刷領域の両側に余白部分を設けて印刷を行う場合にあっては左右の余白を均等にすることができ、また縁なし印刷を行う場合にあっては余白が形成されてしまうことを防止でき、ともに好ましい印刷結果を得ることができる。また、用紙の存在しない領域にインクを吐出することも防止できるので、装置の構成要素(例えば、プラテン)の汚損を防止することもできる。
特開2002−48876号公報
しかし、インクジェット記録ヘッドから吐出されたインクがミストとなり、このミストが用紙検出器の発光部或いは受光部に付着すると、エッジ位置の検出感度が鈍くなり、印刷用紙のエッジを正確に検出できなくなるといった問題が発生する。特に、用紙の側端から外れた領域にインクを打ち捨てる縁なし印刷の場合には、インクミストが発生し易い為この様な問題が発生し易い。また、発光器としてLEDを用いた場合には、時間の経過とともに発光量が減少し、これによってもエッジ位置の検出感度が鈍くなる。
図11は、この様子を示したものであり、横軸はキャリッジ位置を、縦軸は用紙検出器の出力電圧を示している。また、図において符号Aで示す曲線は初期の用紙検出器の出力電圧の一例を示し、符号Bは一定時間が経過した後における用紙検出器(経時変化した用紙検出器)の出力電圧の一例を示している。更に、符号VSHはエッジ位置を判定する為のしきい値を示しており、出力電圧がVSHを上回る側(図では左側)は用紙無しの側であり、VSHを下回る側(図では右側)は用紙有りの側であることを示している。
図から明らかなように、用紙検出器の初期の段階におけるエッジ位置がXであったのに対し、時間の経過によって用紙検出器が劣化すると波形が鈍り、これによってエッジ位置はXに、即ち用紙有りの側にシフトする。この様に、用紙検出器の劣化に伴って、検出されるエッジ位置は、徐々に用紙中央に向かってシフトしていくことになる。
そして、検出されたエッジ位置が用紙中央の側にシフトし、当該シフトしたエッジ位置を基準にして印刷開始位置を決定し、当該決定された印刷開始位置を基準にしてプリンタドライバから指定された幅の印刷領域を形成すると、例えば印刷領域の両側に余白を形成する場合には、左右の余白量が時間の経過とともに不均一となり、良好な印刷結果を得ることができなくなる。一方でこの様な問題を解消する為の手段を別途設けると、コストアップや制御の複雑化を招くことになる。
そこで本発明はこの様な問題に鑑みなされたものであり、その目的は、用紙検出器の劣化が生じても、左右の余白量の差を目立ち難くすることのできる記録装置を、コストアップや制御の複雑化を招くことなく構成することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、被記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、当該記録ヘッドを被記録媒体と対向する位置に備えるとともに、主走査方向に往復駆動されるキャリッジと、前記キャリッジにおいて被記録媒体と対向する位置に設けられ、前記キャリッジの移動動作に伴って前記キャリッジの主走査領域における被記録媒体の側端位置を検出可能な被記録媒体検出器と、前記被記録媒体検出器によって検出された被記録媒体側端位置及び記録領域両側の余白量をもとに定まる記録開始位置に対し、第1の補正値を加えた位置を実際の記録開始位置とするように前記記録ヘッドを駆動制御する制御部と、を備えた記録装置であって、前記第1の補正値が、前記被記録媒体検出器によって検出された前記被記録媒体側端位置の、前記被記録媒体検出器の経時変化による主走査方向への一定方向のずれを補正する固定の値であるとともに、前記記録装置のライフタイムの間において前記記録領域両側の余白量が左右均等となる様に定められていることを特徴とする。
上記態様によれば、被記録媒体の側端を検出可能な被記録媒体検出器の経時変化(劣化)による被記録媒体側端位置の検出ずれを補正する第1の補正値(固定値)が、記録装置のライフタイムの間に、記録領域両側の余白量が左右均等となる様に定められている。即ち、記録装置のライフタイムにおける初期の段階において記録領域両側の余白量が左右均等となる様に構成されていると、被記録媒体検出器の劣化に伴って、徐々に左右の余白量の差が大きくなっていく為、記録装置のライフタイムの終期の段階では、左右の余白量の差が著しく大きくなってしまい、好ましくない。また逆に記録装置のライフタイムにおける終期の段階において記録領域両側の余白量が左右均等となる様に、予め左右の余白量の差を大きく設けてしまうと、記録装置のライフタイムの終期の段階では左右の余白量が均等となって適切な記録結果を得ることができるものの、製品の初期の段階において左右の余白量の差が大きいことから、適切でない。
そこで、この様な問題を解消する為に、第1の補正値を、記録装置のライフタイムの間において記録領域両側の余白量が左右均等となる様に定めた。従ってこれにより、ライフタイムの初期の段階では左右いずれかの側の余白が僅かに大きくなり、そしてライフタイムの間において左右の余白が均等となり、そして更にライフタイムの終期の段階で余白の大きい側が左右逆となるため、著しい左右の余白量の差が発生しない。また、上記のような第1の補正値を加えるのみであるので、別途専用の手段を用いずにコストアップや制御の複雑化を招くことなく、被記録媒体検出器の劣化による左右余白の極端な偏りを防止することが可能となる。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様において、前記第1の補正値が、前記記録装置のライフタイムの1/3経過時点から1/2経過時点までの間において前記記録領域の余白量が左右均等となる様に定められていることを特徴とする。
上記態様によれば、前記第1の補正値が、前記記録装置のライフタイムの1/3経過時点から1/2経過時点の間において前記記録領域の余白量が左右均等となる様に定められているので、記録装置のライフタイムにおける、左右余白の極端な偏りを防止することができる。
本発明の第3の態様は、上記第1のまたは第2の態様において、前記第1の補正値に加えて、前記記録装置の個体差を補正する第2の補正値を加えるよう構成されていることを特徴とする。
上記態様によれば、被記録媒体検出器の経時変化を補正する前記第1の補正値に加えて、前記記録装置の個体差を補正する第2の補正値を加えるよう構成されているので、例えば被記録媒体検出器の取付精度に拘わらず、被記録媒体の側端位置を正確に検出することができる。
本発明の第4の態様は、上記第1のまたは第2の態様に記載の前記第1の補正値に加えて、または、上記第3の態様に記載の前記第1の補正値及び前記第2の補正値に加えて、被記録媒体と前記記録ヘッドとの距離の変化による前記被記録媒体検出器の検出ずれを補正する第3の補正値を加えるよう構成されている。本態様によれば、被記録媒体と前記記録ヘッドとの距離の変化に拘わらず、被記録媒体の側端位置を正確に検出することができる。
本発明の第5の態様は、被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射ヘッドと、当該液体噴射ヘッドを被噴射媒体と対向する位置に備えるとともに、主走査方向に往復駆動されるキャリッジと、前記キャリッジにおいて被噴射媒体と対向する位置に設けられ、前記キャリッジの移動動作に伴って前記キャリッジの主走査領域における被噴射媒体の側端位置を検出可能な被記録媒体検出器と、前記被記録媒体検出器によって検出された被噴射媒体側端位置及び液体噴射領域両側の余白量をもとに定まる液体噴射開始位置に対し、第1の補正値を加えた位置を実際の液体噴射開始位置とするように前記液体噴射ヘッドを駆動制御する制御部と、を備えた液体噴射装置であって、前記第1の補正値が、前記被噴射媒体検出器によって検出された前記被噴射媒体側端位置の、前記被記録媒体検出器の経時変化による主走査方向への一定方向のずれを補正する固定の値であるとともに、前記液体噴射装置のライフタイムの間において前記液体噴射領域両側の余白量が左右均等となる様に定められていることを特徴とする。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
先ず、図1乃至図4を参照しながら本発明に係る「記録装置」、「液体噴射装置」の一例としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の概略構成について説明する。ここで、図1はプリンタ1の外観斜視図であり、図2は外部ハウジングを取り外した状態(装置本体)の外観斜視図、図3はプリンタ1の側断面概略図である。また、図4はプリンタ1の各種制御を行う制御部50のブロック図である。
図1に示す様に、プリンタ1はボックス形の形状を成し、大凡、ビデオテープレコーダー程の大きさに形成されていて、テレビラック等へ収納された状態で使用されることを想定して構成されている。外観は図示する様にボックス形のハウジング3の前面にフロントカバー8が設けられて大略構成され、フロントカバー8は、手前側に向けて開いた状態(使用状態:図示せず)と図示する様に閉じた状態(非使用状態)とを回動自在に設けられ、開いた状態では、記録が行われた記録用紙の排出や、ディスクトレイ33(図2参照)の出し入れ動作が可能となる。フロントカバー8の下部には給紙トレイ30が着脱自在に設けられ、手前側に引き出して取り外すことにより、記録用紙をセットすることができる。フロントカバー8の上方にはインクカートリッジユニット15が設けられ、該インクカートリッジユニット15には、複数のインクカートリッジ16(図3参照)がプリンタ1の幅方向に並んで着脱自在に設けられている。
続いて、図2及び図3を参照しながらプリンタ1の内部構成について概説する。図2において、プリンタ1の装置本体は、下部シャーシ4と、装置本体の幅方向(主走査方向)に延びるメインフレーム5と、該メインフレーム5の両側に立設される、装置本体の奥行き方向(副走査方向)に平行なサイドフレーム右6及びサイドフレーム左7とによって、その基体が構成されている。サイドフレーム右6とサイドフレーム左7との間には主走査方向に延びる主キャリッジガイド軸11と副キャリッジガイド軸12とが副走査方向に所定の間隔を置いて軸支されている。
主キャリッジガイド軸11及び副キャリッジガイド軸12はキャリッジ13を主走査方向にガイドする為のガイド軸であり、主キャリッジガイド軸11はキャリッジ13の後部を挿通し、副キャリッジガイド軸12はキャリッジ13の前部を下から支持して、これによって記録ヘッド14(図3)と記録用紙Pとの間の距離(プラテンギャップ:以下「PG」と言う)が規定される。
続いて、図3を参照しながら「被記録媒体」「被噴射媒体」の一例としての記録用紙P及びディスクD並びにディスクトレイ33の搬送経路を説明する。プリンタ1は、上述した様に装置底部に給紙トレイ30を着脱自在に備えている。給紙トレイ30には複数枚の記録用紙Pが堆積状態にセット可能となっていて、その底部には、ホッパ31が設けられている。ホッパ31は揺動軸31aを中心に揺動可能に設けられ、セットされた記録用紙Pを下方から押し上げることにより、上部に設けられた給送ローラ28に記録用紙Pの束を圧接させる。
給送ローラ28は側面視略D形の形状を成し、外周は高摩擦部材(例えば、ゴム材)によって形成されている。記録用紙Pの給送時には給送ローラ28の円弧部分に圧接した最上位の記録用紙Pが、給送ローラ28の回転によって、下流側(図3の右側)へ給送される。また、給送ローラ28の下部には、給送ローラ28の円弧部分と圧接する摩擦分離手段(図示せず)が設けられていて、当該摩擦分離手段と給送ローラ28との間で記録用紙Pを挟圧することにより、給送されるべき最上位の記録用紙Pと、重送されようとする次位以降の記録用紙Pとを分離する様になっている。
給送ローラ28の下流側には搬送用(PF)モータ64(図4参照)によって回転駆動される搬送駆動ローラ21と、該ローラに接して従動回転する搬送従動ローラ22とが設けられ(当該ローラ対を「搬送ローラ」という)、当該搬送ローラによって記録用紙Pをニップし且つ搬送駆動ローラ21が回転駆動されることにより、記録用紙Pが記録ヘッド14の下へ搬送される。搬送駆動ローラ21の下流側には記録ヘッド14とプラテン20とが上下に対向する様に設けられ、搬送された記録用紙Pは、プラテン20によって下から支持された状態において、記録ヘッド14から「液体」としてのインク滴が吐出(噴射)されることにより、記録が行われる。記録ヘッド14はキャリッジ13の底部に設けられているが、主走査方向に往復動する当該キャリッジ13にはインクカートリッジが搭載されておらず、キャリッジ13の主走査領域の上側に、上述した様に複数のインクカートリッジ16が、主走査方向に並んで着脱自在に配設されている。そして、図示を省略するインクチューブを介してキャリッジ13へとインクが供給される様になっている。
記録ヘッド14の下流側にはPFモータ64によって回転駆動される排出駆動ローラ23と該ローラに接して従動回転する排出従動ローラ24とが設けられ、これらローラによって記録用紙Pをニップし且つ排出駆動ローラ23が回転駆動されることにより、記録用紙Pがプリンタ1外部へ排出される。
一方、「被記録媒体」「被噴射媒体」としてのDVD(Digital Versatile Disk)等に代表される光ディスクDをセット可能なディスクトレイ(以下「トレイ」と言う)33は、給紙トレイ30の上方に配置されている。トレイ33の側端にはラック33a(図2)が形成され、該ラック33aと噛合するピニオン歯車(図示せず)の回動により、ほぼ水平に真っ直ぐに移動できる様に構成されている。尚、前記ピニオン歯車は、搬送駆動ローラ21を駆動するPFモータ64(図4)を駆動源とし、PFモータ64から前記ピニオン歯車への動力伝達は、図示しない切り替え手段によって選択的に行える様に構成されている。
そして、トレイ33は、前記ピニオン歯車の回動によってトレイ先端が搬送駆動ローラ21と搬送従動ローラ22とにニップされるまで搬送された後、以降は搬送駆動ローラ21の回転による駆動力を受けて、下流方向或いは上流方向に送られる。また、光ディスクDのセット時或いは取り出し時には、搬送駆動ローラ21の回転による駆動力を受けて図2の仮想線で示す位置(排出位置)まで送られる。尚、この様なトレイ33の出し入れ操作は、トレイSW(図示せず)を押下することによって実行可能となっている。
続いて、図4を参照しながらプリンタ1の各種制御を行う制御部50の構成について説明する。制御部50は、プリンタ1に印刷情報を送信するホスト・コンピュータ150との間でデータの送受信が可能に構成され、ホスト・コンピュータ150とのインタフェース(IF)51と、ASIC52、RAM53、ROM54、EEPROM55、CPU56、タイマIC57、DCユニット58、搬送用モータ(PFモータ)ドライバ61、キャリッジモータ(CRモータ)ドライバ60、ヘッドドライバ59を備えている。
CPU56はプリンタ1の制御プログラムを実行する為の演算処理やその他必要な演算処理を行い、タイマIC57は、CPU56に対して各種処理に必要な周期的な割り込み信号を発生させる。ASIC52は、ホスト・コンピュータ150からIF51を介して送信される印刷データに基づいて印刷解像度や記録ヘッド14の駆動波形等を制御するものである。RAM53は、ASIC52およびCPU56の作業領域や他のデータの1次格納領域として用いられ、ROM54およびEEPROM55には、プリンタ1を制御する為に必要な制御プログラム(ファームウェア)および処理に必要なデータが格納されている。
DCユニット58は、DCモータ(CRモータ63及びPFモータ64)の速度制御を行う為の制御回路であり、図示を省略するPID制御部、加速制御部、PWM制御回路等を有している。DCユニット58は、CPU56から送られてくる制御命令や、ロータリエンコーダ68、リニアエンコーダ69、記録用紙Pの通過を検出する紙検出器19、PWセンサ27、等の検出手段からの出力信号に基づいてDCモータの速度制御を行う為の各種演算を行い、CRモータドライバ60及びPFモータドライバ61へ信号を送出する。
PFモータドライバ61は、DCユニット58の制御の下、PFモータ64を駆動制御する。PFモータ64は、本実施形態においては複数の駆動対象、即ち、前述した給送ローラ28、搬送駆動ローラ21、排紙駆動ローラ23を回動させ、更に、トレイ33の側端に形成されたラック33a(図2)と噛合するピニオン歯車(図示せず)を回転駆動して、トレイ33の送りを行う。
CRモータドライバ60は、DCユニット58の制御の下、CRモータ63を駆動制御することによりキャリッジ13を主走査方向に往復動させ、または停止・保持させる。ヘッドドライバ59は、CPU56の制御の下、ホスト・コンピュータ150から送信された印刷データに従って記録ヘッド14を駆動制御する。
CPU56およびDCユニット58には、搬送される用紙Pの始端および終端を検出する紙検出器19からの検出信号と、PFモータ64の回転量、回転方向、回転速度を検出する為のロータリエンコーダ68からの出力信号と、キャリッジ13の主走査方向における絶対位置を検出するリニアエンコーダ69からの出力信号とが与えられる。また、CPU56及びDCユニット58には、「被記録媒体検出手段」としてのPWセンサ27からの出力信号も与えられる。
このPWセンサ27は、キャリッジ13の底部に設けられる光学センサであり、記録用紙P或いはトレイ33に向けて発光する発光部(図示せず)と、記録用紙P或いはトレイ33からの反射光を受光する受光部(図示せず)とを備えて構成されている。そして、キャリッジ13の移動動作とともに反射光を受光することで、記録用紙Pとプラテン20との反射率差、或いはディスクDとトレイ33との反射率差を利用して、記録用紙P或いはディスクDのエッジ位置及び記録用紙P或いはディスクDの有無を検出する。また、プリンタ1においてはトレイ33に付された識別マーク(図示せず)を認識することにより、トレイ33の送り方向位置を検出する為に用いられる。
ロータリエンコーダ68は、外周部に多数の透光部(図示せず)を有する円盤状スケール(図示せず)と、当該円盤状スケールに対して発光する発光部(図示せず)および前記円盤状スケールを通過した光を受光する受光部(図示せず)を備えて構成されて、前記円盤状スケールの回転に伴って発生する立ち上がり信号と立ち下がり信号とを出力し、制御部50は、この様なロータリエンコーダ68からの出力信号を受信することによって、搬送駆動ローラ21(PFモータ64)の回転量、回転速度、回転方向を算出し、これにより、目的とする記録用紙P或いはトレイ33の送り制御を実行することができる様になっている。
続いて、リニアエンコーダ69は、主走査方向に長い符号板69bと、該符号板69bにおいて主走査方向に複数形成された透光部(図示せず)に対して発光する発光部(図示せず)および前記透光部を通過した光を受光する受光部(図示せず)を備えた検出部69aとを備えて構成され、キャリッジ13の移動動作に伴って発生する立ち上がり信号と立ち下がり信号とを制御部50へ出力し、これにより、制御部50はキャリッジ13の主走査方向における絶対位置や、キャリッジ13の移動速度等を算出する。
以上がプリンタ1の概略であり、続いて図5乃至図10を参照しながら、PWセンサ27の経時変化(劣化)に伴うエッジ検出誤差を補正する第1の補正値について説明する。ここで、図5乃至図8は記録用紙Pにおける左右余白とインク吐出領域との関係を示す説明図であり、図9はPWセンサ27を用いた用紙検出処理の内容を示すフローチャート、図10はPWセンサ27によって検出されたエッジ位置をもとに印刷(記録)開始位置を求める処理の内容を示すフローチャートである。
尚、図5乃至図8において、符号A、Bは0桁側(図2では右側)の余白量を、A80、B80は80桁側(図2では左側)の余白量を示していて、BとB80は同じ余白量、つまり、左右均等な余白となるときの余白量(理想値)を示している。また、符号A、A80は後述する第1乃至第3の補正値によって0桁側エッジ位置Xが補正された場合における余白量を示している。更に符号Xは、後述する第1乃至第3の補正値によって0桁側エッジ位置Xが補正された場合における印刷(記録)開始位置を示している。
記録用紙Pが給送されると、図9に示す処理に従って、給送された記録用紙Pがプリンタドライバ上で指定された用紙サイズと合致するか否かを判定する。この判定処理は、キャリッジ13を80桁側から0桁側へ移動させて(ステップS101)、PWセンサ27の検出信号が紙有りから紙無し状態を示すか否かを試行する(ステップS102)。紙有り状態から紙無し状態を検知した場合には(ステップS102の肯定枝)、このときのキャリッジ13の位置を記録用紙Pの0桁側エッジ位置X(検出された被記録媒体側端位置)に設定する(ステップS103)。続いて、80桁側エッジ位置X80を同様な手順で検出・設定する(ステップS104、S105、S106)。
0桁側エッジ位置X及び80桁側エッジ位置X80が求まると、記録用紙Pの幅は80桁側エッジ位置X80−0桁側エッジ位置Xとなり(ステップS107)、これによって得られた記録用紙Pの幅と、プリンタドライバで指定された用紙幅との差が許容値以上であるか否かを判断し(ステップS108)、許容値以内であれば(ステップS108の否定枝)、印刷データに従ってそのまま印刷を実行する(ステップS109)。一方、許容値を超えている場合、つまりプリンタドライバで指定された用紙と、実際に給送された用紙とが異なる場合には、80桁側のはみ出し領域(80桁側の余白を確保しつつそれよりも外れた領域)の印刷データをマスクして印刷を実行する(ステップS110)。これにより、記録用紙Pの存在しない部分にインクを吐出することが無く、プラテン20のインクによる汚損を防止することができる様になっている。
続いて、印刷を実行する際の印刷開始位置Xsは、図10の様に求める。先ず、記録用紙Pの給紙処理(ステップS101)及び用紙幅(エッジ位置)検出処理(ステップS102:図9に示す一連の処理)を実行し、印刷データより余白値a(図5〜図8におけるB及びB80と同じ)を取得する(ステップS203)。そして、EEPROM55(図4)より個体差補正値bを取得し(ステップS204)、ROM54より劣化補正値cを取得する(ステップS205)。
ここで、個体差補正値bとは、PWセンサ27の取付位置ばらつき等、プリンタ1の装置毎に発生し得る個体差を補正する為の補正値であり、プリンタ1の組立時に予め求められるとともにEEPROM55に予め保存された値である。また、劣化補正値cとは、PWセンサ27の経時変化(劣化)による、0桁側エッジ位置Xの検出位置ずれを補正する為の補正値であり、本実施形態では、プリンタ1のライフタイムにおいて、検出される0桁側エッジ位置Xのシフト量(例えば、図5がライフタイムの初期、図8がライフタイムの終期とすると、図5の状態から図8の状態に至るまでのインク吐出領域の変位量)を表している。尚、プリンタ1のライフタイムは、種々の要素によって決定することができる。例えば、記録用紙Pの給送枚数や、インクの総吐出量等、累積値が増加するに従ってプリンタ1を構成する部品の摩耗、消耗等が進み、その結果として良好な記録結果が得られなくなる様な要素をもとに、決定することができる。
そして、以上により印刷開始位置Xを、X=X+a+b−c/3によって求める。尚、本実施形態においてはこの様に劣化補正値cの1/3を、「第1の補正値」とする。また、本実施形態では個体差補正値bは正負いずれの場合も考えられ、劣化補正値cは、常に正の値をとる。
続いて、上記第1の補正値(劣化補正値cの1/3)について図5乃至図8をもとに詳説する。図5から図8は、PWセンサ27が経時変化(劣化)した場合の余白A及びA80の変化(インク吐出領域が変位する様子)を示しており、時間の経過とともに図5から図8に示す様に変化する。
より詳しくは、本実施形態においてはPWセンサ27によって0桁側エッジ位置Xを検出し、上述のように得られた0桁側エッジ位置Xを基準に印刷開始位置Xを決定し、そしてプリンタドライバで指定された印刷領域を形成する様に制御する。従って、PWセンサ27へのインクミストの付着やPWセンサ27の発光部そのものの劣化によってエッジ検出感度が鈍くなると、検出される0桁側エッジ位置Xは、徐々に記録用紙Pの中央寄り(図の右方向)にシフトし、これにより図5から図8への変化に示す様にインク吐出領域(印刷領域)も、図の右方向にシフトする。尚、図5乃至図8においては、説明の容易の為に、上記個体差補正値bをゼロとして示している。
ここで、プリンタ1のライフタイムの初期において0桁側余白量AをA=B且つ、80桁側余白量A80をA80=B80となる様に、第1の補正値を設定する(即ち、この場合は第1の補正値=0)と、ライフタイムの初期においては左右の余白量が完全に均等であるため良好な記録結果を得ることができるが、時間の経過とともに徐々にインク吐出領域が80桁側にシフトし、やがて左右の余白量の差が著しく大きくなり、その差が目立ち易くなる。また、逆にライフタイムの終期において左右の余白量が均等となる様に、ライフタイムの初期において0桁側余白量Aが最も小さく、且つ80桁側余白量A80が最も大きくなる様に第1の補正値を設定する(例えば、第1の補正値=c)と、この場合は、ライフタイムの終期においては左右の余白量が完全に均等となるため良好な記録結果を得ることができるが、ライフタイムの初期においては左右の余白量の差が著しく大きくなり、その差が目立ち易く、適切でない。
そこで、本実施形態においては、第1の補正値をc/3とすることで、ライフタイムの初期においては、図5に示すように0桁側余白量Aが、左右の余白量が完全に均等となる場合の0桁側余白量Bよりも、c/3だけ小さくなる様に設定し、80桁側においては80桁側余白量A80を、左右の余白量が完全に均等となる場合の80桁側余白量B80よりもc/3だけ大きくなる様に設定した。
従って、ライフタイムの初期の段階では図5の様な状態となり、ライフタイムの1/3が経過すると図6に示す様に左右の余白量が完全に均等な状態となる。そして、ライフタイムの2/3が経過すると、図7に示すように0桁側余白量Aが、左右の余白量が均等となる場合の0桁側余白量Bよりも、c/3だけ大きくなり、80桁側においては80桁側余白量A80が、左右の余白量が均等となる場合の80桁側余白量B80よりもc/3だけ小さくなる。そして更にライフタイムが終期となると、図8に示すように0桁側余白量Aが、左右の余白量が均等となる場合の0桁側余白量Bよりも、2c/3だけ大きくなり、80桁側においては80桁側余白量A80が、左右の余白量が均等となる場合の80桁側余白量B80よりも2c/3だけ小さくなる。
つまり、記録用紙Pの側端を検出可能なPWセンサ27の経時変化(劣化)による0桁側エッジ位置Xの検出ずれを補正する第1の補正値(固定値)が、プリンタ1のライフタイムの間においてインク吐出領域両側の余白量が左右均等となる様に定められているので、ライフタイムの最初の段階では左右いずれかの側(本実施形態では80桁側)の余白が僅かに大きくなり、そしてライフタイムの間で左右の余白が均等となり、そして更にライフタイムの最後の段階で余白の大きい側が左右逆となる(本実施形態では、0桁側の余白が大きくなる)。よって、左右余白の極端な偏りを防止することが可能となるとともに、予め定められた固定値としての第1の補正値(c/3)を用いるのみであるので、コストアップを招くことがなく、また制御の複雑化を招くこともない。
尚、上記実施形態においては記録用紙Pのエッジ検出を例に説明したが、図2を参照しながら説明した、トレイ33にセットされたディスクDのエッジ検出にも適用可能であることは言うまでもない。
本発明に係るプリンタの外観斜視図。 本発明に係るプリンタの装置本体の外観斜視図。 本発明に係るプリンタの側断面概略図。 本発明に係るプリンタの制御部のブロック図。 記録用紙における左右余白とインク吐出領域との関係を示す説明図。 記録用紙における左右余白とインク吐出領域との関係を示す説明図。 記録用紙における左右余白とインク吐出領域との関係を示す説明図。 記録用紙における左右余白とインク吐出領域との関係を示す説明図。 PWセンサを用いた用紙検出処理の内容を示すフローチャート。 エッジ位置をもとに印刷開始位置を求める処理を示すフローチャート。 用紙検出器の劣化を示すグラフ。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ、3 ハウジング、4 下部シャーシ、5 メインフレーム、6 サイドフレーム右、7 サイドフレーム左、8 フロントカバー、11 主キャリッジガイド軸、12 副キャリッジガイド軸、13 キャリッジ、14 記録ヘッド、15 インクカートリッジユニット、16 インクカートリッジ、19 紙検出器、20 プラテン、21 搬送駆動ローラ、22 搬送従動ローラ、23 排出駆動ローラ、24 排出従動ローラ、27 PWセンサ、28 給送ローラ、30 給紙カセット、31 ホッパ、33 ディスクトレイ、50 制御部、51 IF、52 ASIC、53 RAM、54 ROM、55 EEPROM、56 CPU、57 タイマIC、58 DCユニット、59 ヘッドドライバ、60 キャリッジ(CR)モータドライバ、61 搬送(PF)モータドライバ、63 キャリッジ(CR)モータ、64 搬送用(PF)モータ、68 ロータリエンコーダ、69 リニアエンコーダ、D ディスク、P 記録用紙

Claims (2)

  1. 被記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、
    当該記録ヘッドを被記録媒体と対向する位置に備えるとともに、主走査方向に往復駆動されるキャリッジと、
    前記キャリッジにおいて被記録媒体と対向する位置に設けられ、前記キャリッジの移動動作に伴って前記キャリッジの主走査領域における被記録媒体の側端位置を検出可能な被記録媒体検出器であって、検出する前記被記録媒体の側端位置が、使用時間の経過に伴って前記主走査方向における第1の方向に移動する被記録媒体検出器と、
    前記主走査方向において、前記被記録媒体検出器によって検出された被記録媒体側端位置及び記録領域両側の余白量をもとに定まる記録開始位置を決定し、前記記録ヘッドを駆動制御する制御部と、を備えた記録装置であって、
    前記制御部は、予め定められた、前記記録装置の使用時間の経過に拘わらず変化しない固定値である第1の補正値をもとにして、前記記録開始位置を補正するよう構成されており、
    前記第1の補正値は、前記記録装置を構成する部品の摩耗或いは消耗をもとにして予め定められたライフタイムの1/3経過時点から1/2経過時点までの間の時点において、前記記録開始位置及び前記記録領域が、前記主走査方向における被記録媒体の両側の余白量が均等な余白量となるように、
    ライフタイムにおいて被記録媒体の両側の余白量が均等となるまでの期間は、前記記録開始位置及び前記記録領域が、前記主走査方向における被記録媒体の両側の余白量が均等な余白量となる前記記録開始位置及び前記記録領域に対し、第1の方向と逆の第2の方向側にずれるように、
    ライフタイムにおいて被記録媒体の両側の余白量が均等となった後の期間は、前記記録開始位置及び前記記録領域が、前記主走査方向における被記録媒体の両側の余白量が均等な余白量となる前記記録開始位置及び前記記録領域に対し、第1の方向側にずれるように、予め定められている、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射ヘッドと、
    当該液体噴射ヘッドを被噴射媒体と対向する位置に備えるとともに、主走査方向に往復駆動されるキャリッジと、
    前記キャリッジにおいて被噴射媒体と対向する位置に設けられ、前記キャリッジの移動動作に伴って前記キャリッジの主走査領域における被噴射媒体の側端位置を検出可能な被噴射媒体検出器であって、検出する前記被噴射媒体の側端位置が、使用時間の経過に伴って前記主走査方向における第1の方向に移動する被噴射媒体検出器と、
    前記主走査方向において、前記被噴射媒体検出器によって検出された被噴射媒体側端位置及び液体噴射領域両側の余白量をもとに定まる液体噴射開始位置を決定し、前記液体噴射ヘッドを駆動制御する制御部と、を備えた液体噴射装置であって、
    前記制御部は、予め定められた、前記液体噴射装置の使用時間の経過に拘わらず変化しない固定値である第1の補正値をもとにして、前記液体噴射開始位置を補正するよう構成されており、
    前記第1の補正値は、前記液体噴射装置を構成する部品の摩耗或いは消耗をもとにして予め定められたライフタイムの1/3経過時点から1/2経過時点までの間の時点において、前記液体噴射開始位置及び前記液体噴射領域が、前記主走査方向における被噴射媒体の両側の余白量が均等な余白量となるように、
    ライフタイムにおいて被噴射媒体の両側の余白量が均等となるまでの期間は、前記液体噴射開始位置及び前記液体噴射領域が、前記主走査方向における被噴射媒体の両側の余白量が均等な余白量となる前記液体噴射開始位置及び前記液体噴射領域に対し、第1の方向と逆の第2の方向側にずれるように、
    ライフタイムにおいて被記録媒体の両側の余白量が均等となった後の期間は、前記液体噴射開始位置及び前記液体噴射領域が、前記主走査方向における被噴射媒体の両側の余白量が均等な余白量となる前記液体噴射開始位置及び前記液体噴射領域に対し、第1の方向側にずれるように、予め定められている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
JP2004147633A 2004-05-18 2004-05-18 記録装置及び液体噴射装置 Expired - Fee Related JP4420206B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004147633A JP4420206B2 (ja) 2004-05-18 2004-05-18 記録装置及び液体噴射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004147633A JP4420206B2 (ja) 2004-05-18 2004-05-18 記録装置及び液体噴射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005329556A JP2005329556A (ja) 2005-12-02
JP4420206B2 true JP4420206B2 (ja) 2010-02-24

Family

ID=35484527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004147633A Expired - Fee Related JP4420206B2 (ja) 2004-05-18 2004-05-18 記録装置及び液体噴射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4420206B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008221577A (ja) 2007-03-12 2008-09-25 Seiko Epson Corp 画像印刷装置及びその補正方法
JP5974538B2 (ja) 2012-02-28 2016-08-23 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
JP6019681B2 (ja) 2012-04-04 2016-11-02 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置及び液体噴射装置における媒体端部位置検出方法
CN110773357A (zh) * 2019-11-25 2020-02-11 广州市贝云科技有限公司 喷胶设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005329556A (ja) 2005-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4530166B2 (ja) 光学センサの補正値取得方法、記録装置
US7341339B2 (en) Tray transferring controller, recording apparatus and liquid ejecting apparatus
JP4900626B2 (ja) 記録装置
JP2007326342A (ja) 記録装置
US8696083B2 (en) Image recording apparatus
JP4697418B2 (ja) トレイおよび記録装置
US7762659B2 (en) Recording apparatus, computer readable medium storing thereon recording control program and recording method
JP4420206B2 (ja) 記録装置及び液体噴射装置
JP2011121271A (ja) 記録方法
JP2009012448A (ja) 液体噴射装置
JP2008290382A (ja) 液体噴射装置及び液体噴射方法
JP4534798B2 (ja) 液体噴射装置、制御方法およびプログラム
JP2007098760A (ja) 記録装置、記録制御プログラム
JP2007098759A (ja) 記録装置
JP4066185B2 (ja) トレイ送り制御装置、記録装置、液体噴射装置
JP2005074905A (ja) トレイ送り制御装置、記録装置、液体噴射装置
JP2006192575A (ja) 記録装置、液体噴射装置
JP4573040B2 (ja) ギャップ検出装置、記録装置、プログラム、液体噴射装置
JP4687892B2 (ja) 記録装置、記録制御プログラム
JP2005231243A (ja) プリンタ制御装置及びプリンタ制御方法並びにプリンタ
JP2004243741A (ja) 液体噴射装置、液体噴射制御プログラム
JP2004249476A (ja) 記録装置、液体噴射装置
JP2010036560A (ja) 液体噴射装置
JP6134167B2 (ja) 記録装置
JP2005074907A (ja) トレイ送り制御装置、記録装置、液体噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090408

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090624

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090902

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091124

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131211

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees