JP4420206B2 - 記録装置及び液体噴射装置 - Google Patents
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Description
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
そして、用紙検出器を用いて印刷用紙のエッジ位置を検出し、当該検出されたエッジ位置を基準にして印刷開始位置を決定することで、給紙された印刷用紙が適正な位置からずれた位置にあったとしても、印刷領域の両側に余白部分を設けて印刷を行う場合にあっては左右の余白を均等にすることができ、また縁なし印刷を行う場合にあっては余白が形成されてしまうことを防止でき、ともに好ましい印刷結果を得ることができる。また、用紙の存在しない領域にインクを吐出することも防止できるので、装置の構成要素(例えば、プラテン)の汚損を防止することもできる。
そこで本発明はこの様な問題に鑑みなされたものであり、その目的は、用紙検出器の劣化が生じても、左右の余白量の差を目立ち難くすることのできる記録装置を、コストアップや制御の複雑化を招くことなく構成することにある。
上記態様によれば、前記第1の補正値が、前記記録装置のライフタイムの1/3経過時点から1/2経過時点の間において前記記録領域の余白量が左右均等となる様に定められているので、記録装置のライフタイムにおける、左右余白の極端な偏りを防止することができる。
上記態様によれば、被記録媒体検出器の経時変化を補正する前記第1の補正値に加えて、前記記録装置の個体差を補正する第2の補正値を加えるよう構成されているので、例えば被記録媒体検出器の取付精度に拘わらず、被記録媒体の側端位置を正確に検出することができる。
先ず、図1乃至図4を参照しながら本発明に係る「記録装置」、「液体噴射装置」の一例としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の概略構成について説明する。ここで、図1はプリンタ1の外観斜視図であり、図2は外部ハウジングを取り外した状態(装置本体)の外観斜視図、図3はプリンタ1の側断面概略図である。また、図4はプリンタ1の各種制御を行う制御部50のブロック図である。
そして、以上により印刷開始位置XSを、XS=X0+a+b−c/3によって求める。尚、本実施形態においてはこの様に劣化補正値cの1/3を、「第1の補正値」とする。また、本実施形態では個体差補正値bは正負いずれの場合も考えられ、劣化補正値cは、常に正の値をとる。
より詳しくは、本実施形態においてはPWセンサ27によって0桁側エッジ位置X0を検出し、上述のように得られた0桁側エッジ位置X0を基準に印刷開始位置XSを決定し、そしてプリンタドライバで指定された印刷領域を形成する様に制御する。従って、PWセンサ27へのインクミストの付着やPWセンサ27の発光部そのものの劣化によってエッジ検出感度が鈍くなると、検出される0桁側エッジ位置X0は、徐々に記録用紙Pの中央寄り(図の右方向)にシフトし、これにより図5から図8への変化に示す様にインク吐出領域(印刷領域)も、図の右方向にシフトする。尚、図5乃至図8においては、説明の容易の為に、上記個体差補正値bをゼロとして示している。
尚、上記実施形態においては記録用紙Pのエッジ検出を例に説明したが、図2を参照しながら説明した、トレイ33にセットされたディスクDのエッジ検出にも適用可能であることは言うまでもない。
Claims (2)
- 被記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、
当該記録ヘッドを被記録媒体と対向する位置に備えるとともに、主走査方向に往復駆動されるキャリッジと、
前記キャリッジにおいて被記録媒体と対向する位置に設けられ、前記キャリッジの移動動作に伴って前記キャリッジの主走査領域における被記録媒体の側端位置を検出可能な被記録媒体検出器であって、検出する前記被記録媒体の側端位置が、使用時間の経過に伴って前記主走査方向における第1の方向に移動する被記録媒体検出器と、
前記主走査方向において、前記被記録媒体検出器によって検出された被記録媒体側端位置及び記録領域両側の余白量をもとに定まる記録開始位置を決定し、前記記録ヘッドを駆動制御する制御部と、を備えた記録装置であって、
前記制御部は、予め定められた、前記記録装置の使用時間の経過に拘わらず変化しない固定値である第1の補正値をもとにして、前記記録開始位置を補正するよう構成されており、
前記第1の補正値は、前記記録装置を構成する部品の摩耗或いは消耗をもとにして予め定められたライフタイムの1/3経過時点から1/2経過時点までの間の時点において、前記記録開始位置及び前記記録領域が、前記主走査方向における被記録媒体の両側の余白量が均等な余白量となるように、
前記ライフタイムにおいて被記録媒体の両側の余白量が均等となるまでの期間は、前記記録開始位置及び前記記録領域が、前記主走査方向における被記録媒体の両側の余白量が均等な余白量となる前記記録開始位置及び前記記録領域に対し、第1の方向と逆の第2の方向側にずれるように、
前記ライフタイムにおいて被記録媒体の両側の余白量が均等となった後の期間は、前記記録開始位置及び前記記録領域が、前記主走査方向における被記録媒体の両側の余白量が均等な余白量となる前記記録開始位置及び前記記録領域に対し、第1の方向側にずれるように、予め定められている、
ことを特徴とする記録装置。 - 被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射ヘッドと、
当該液体噴射ヘッドを被噴射媒体と対向する位置に備えるとともに、主走査方向に往復駆動されるキャリッジと、
前記キャリッジにおいて被噴射媒体と対向する位置に設けられ、前記キャリッジの移動動作に伴って前記キャリッジの主走査領域における被噴射媒体の側端位置を検出可能な被噴射媒体検出器であって、検出する前記被噴射媒体の側端位置が、使用時間の経過に伴って前記主走査方向における第1の方向に移動する被噴射媒体検出器と、
前記主走査方向において、前記被噴射媒体検出器によって検出された被噴射媒体側端位置及び液体噴射領域両側の余白量をもとに定まる液体噴射開始位置を決定し、前記液体噴射ヘッドを駆動制御する制御部と、を備えた液体噴射装置であって、
前記制御部は、予め定められた、前記液体噴射装置の使用時間の経過に拘わらず変化しない固定値である第1の補正値をもとにして、前記液体噴射開始位置を補正するよう構成されており、
前記第1の補正値は、前記液体噴射装置を構成する部品の摩耗或いは消耗をもとにして予め定められたライフタイムの1/3経過時点から1/2経過時点までの間の時点において、前記液体噴射開始位置及び前記液体噴射領域が、前記主走査方向における被噴射媒体の両側の余白量が均等な余白量となるように、
前記ライフタイムにおいて被噴射媒体の両側の余白量が均等となるまでの期間は、前記液体噴射開始位置及び前記液体噴射領域が、前記主走査方向における被噴射媒体の両側の余白量が均等な余白量となる前記液体噴射開始位置及び前記液体噴射領域に対し、第1の方向と逆の第2の方向側にずれるように、
前記ライフタイムにおいて被記録媒体の両側の余白量が均等となった後の期間は、前記液体噴射開始位置及び前記液体噴射領域が、前記主走査方向における被噴射媒体の両側の余白量が均等な余白量となる前記液体噴射開始位置及び前記液体噴射領域に対し、第1の方向側にずれるように、予め定められている、
ことを特徴とする液体噴射装置。
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