JP4419939B2 - タイヤ状態推定装置およびタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ状態推定装置およびそれに用いるタイヤ、特にタイヤにおいて取得した情報の伝達形態の改良に関する。
車両を安定走行させる一つの方法として、タイヤと路面との接触状態、すなわちタイヤの接地状態を検出して、その接地状態に応じたトルク制御や制動制御、転舵制御などを実施する技術が実用化されている。
例えば、特許文献1には、タイヤトレッド内に設けた複数のセンサからの情報に基づき、タイヤの接地状態、例えばタイヤの接地長を検出すると共に、接地面の形状の推定や横力などタイヤに発生している力を推定する車両状態監視装置が開示されている。
特開2004−359203号公報
タイヤの接地状態を良好に取得するためには、タイヤの複数のポイントでタイヤに作用する力を測定する必要がある。また、取得する作用力に基づきタイヤの接地状態を推定する場合、その推定の精度を向上するためには、タイヤの周方向にも複数のセンサを配置することが望ましかった。このように、タイヤの接地状態を良好に推定するためには、タイヤ内部に複数のセンサが配置される。そして、各センサからは信号線が個別に引き出されてタイヤ内で配索される。そのため、タイヤ内の配線が複雑になると共に、その配索作業も繁雑になっている。また、製造コストの上昇も招いていた。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、従来と同等のタイヤ接地状態の推定を可能としつつ、タイヤ内部におけるセンサの配線をシンプル化できるタイヤ状態推定装置およびそれに用いるタイヤを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のタイヤ状態推定装置は、タイヤの周方向に配置され、当該タイヤの接地状態に応じて発生する作用力を検出する複数の作用力センサと、前記複数の作用力センサを直列に接続すると共に、前記作用力センサの検出信号を時系列的に伝達する信号伝達手段と、前記タイヤの回転速度と前記作用力センサの周方向の配置間隔とに基づき、時系列的に伝達される前記作用力センサの検出信号を当該作用力センサごとの検出信号に識別する信号識別手段と、前記作用力センサごとに識別された検出信号に基づき、タイヤの接地状態を推定する推定手段と、を含むことを特徴とする。
ここで、作用力センサとは、例えば、タイヤが接地したときに発生する歪みを検出する歪みセンサや、タイヤが接地したときに受ける衝撃を検出する加速度センサなどを用いることができる。信号伝達手段で時系列的に伝達される検出信号は、例えば、車両側に送られた後、信号識別手段により作用力センサごとの信号に識別され、従来のように個別に伝達されてきた検出信号と同様に、接地状態の推定に用いることができる。なお、信号識別手段は、タイヤ側に設けられてもよく、検出信号を車両に伝達する前にタイヤ側で作用力センサごとの検出信号に識別して、車両側に個別の検出信号として伝達するようにしてもよい。
この態様によれば、タイヤ内に複数配置される作用力センサは、信号伝達手段により直列に接続されるので、タイヤの接地状態の推定に必要な検出信号を得るためのタイヤ内部の配線および配索をシンプル化することができる。また、時系列的に伝達される検出信号は、信号識別手段によって作用力センサごとの検出信号に識別されるので、推定手段は、タイヤ接地状態の推定を直ちにできる。
また、上記態様において、前記タイヤの周方向に複数配置される作用力センサは、前記タイヤの幅方向に位置をずらしながら周方向に配置されてもよい。この態様によれば、信号伝達手段で時系列的に伝達される検出信号は、タイヤの周方向および幅方向の異なる位置で検出された検出信号となる。このとき、例えば、車両が中高速で走行している場合、作用力センサがタイヤ周方向でずれて配置されていても、検出タイミングのズレは極僅かであり、各作用力センサは、実質的に同じタイミングで幅方向の異なる位置でタイヤの作用力を検出していると見なすことができる。そして、信号識別手段により作用力センサごとの検出信号に識別された場合、識別された各検出信号は、タイヤの幅方向の各位置で実質的に同じタイミングで検出された検出信号と見なすことができる。その結果、同じタイミングでタイヤの幅方向の複数の位置の接地長を得ていると見なすことが可能となる。そして、得られた接地長に基づき、例えばタイヤ接地面形状やタイヤに作用する横力、キャンバ角や横力などタイヤの接地状態の推定ができる。
また、上記態様において、前記タイヤの周方向に複数配置される作用力センサは、前記タイヤの幅方向に対して少なくとも内側周方向と外側周方向に配置され、前記信号伝達手段は、内側に配置された前記作用力センサと、外側に配置された前記作用力センサとを周方向に対して交互に接続する、少なくとも第1信号伝達ラインおよび第2信号伝達ラインが形成されてもよい。この態様によれば、第1信号伝達ラインおよび第2信号伝達ラインのいずれもが検出信号を伝達している場合、例えば信号識別手段により識別された検出信号の組合せを変えることにより、内側周方向の検出信号列と外側周方向の検出信号列とすることができる。その結果、内側周方向に配列された作用力センサからの連続した検出信号と外側周方向に配列された作用力センサからの連続した検出信号を取得できる。その結果、タイヤ幅方向の接地長を複数のタイミングで取得可能となり、タイヤの接地状態の推定を高精度にできるようになる。また、第1信号伝達ラインまたは第2信号伝達ラインのいずれか一方が断線や伝達エラーなどにより検出信号の伝達ができなくなった場合、信号伝達手段で時系列的に伝達される検出信号は、タイヤの周方向および幅方向の異なる位置で検出された検出信号となる。このとき、例えば、車両が中高速で走行している場合、作用力センサがタイヤ周方向でずれて配置されていても、検出タイミングのズレは極僅かであり、各作用力センサは、実質的に同じタイミングで幅方向の異なる位置でタイヤの作用力を検出していると見なすことができる。そして、信号識別手段により作用力センサごとの検出信号に識別された場合、識別された各検出信号は、タイヤの幅方向の各位置で実質的に同時タイミングで検出された検出信号と見なすことが可能となる。その結果、同じタイミングでタイヤの幅方向の複数の位置の接地長を得ていると見なすことができる。そして、得られた接地長に基づきタイヤの接地状態の推定ができる。つまり、断線や伝達エラーに対するフェールセーフを容易に実現できる。
また、上記態様において、前記第1信号伝達ラインおよび第2信号伝達ラインは、内側に配置された前記作用力センサと、外側に配置された前記作用力センサの間に配置された作用力センサを接続してもよい。この場合、内側に配置される作用力センサと、外側に配置される作用力センサの間に配置される作用力センサの数は、1個でも複数でもよい。この態様によれば、タイヤ幅方向の検出解像度を向上できるので、タイヤの接地状態の推定の高精度化が容易にできる。
また、上記態様において、前記信号伝達手段で直列接続される複数の作用力センサは、前記タイヤの周方向に対して、タイヤの基準接地長以上の間隔で配置されることができる。ここで、タイヤの基準接地長とは、例えば、タイヤ空気圧警報装置が反応するときのタイヤの接地長とすることができる。すなわち、安定的に使用できるタイヤの状態を示す接地長である。この態様によれば、タイヤの常用状態では、タイヤの接地長が延びても同じ接地タイミングで、複数の作用力センサが検出信号を出力してしまうことを回避できる。その結果、信号識別手段による作用力センサごとの信号識別を確実にできる。
上記課題を解決するために、本発明のタイヤは、タイヤの周方向に配置され、当該タイヤに発生する作用力を検出する複数の作用力センサと、前記複数の作用力センサを直列に接続すると共に、前記作用力センサの検出信号を時系列的に伝達する信号伝達手段とを含み前記タイヤの周方向に複数配置される作用力センサは、前記タイヤの幅方向に対して少なくとも内側周方向と外側周方向とに配置され、前記信号伝達手段は、内側に配置された前記作用力センサと、外側に配置された前記作用力センサとを周方向に対して交互に接続する、少なくとも第1信号伝達ラインおよび第2信号伝達ラインを形成することを特徴とする。
この態様によれば、タイヤ内部に配置される複数の作用力センサが直列に接続されるので、タイヤ内部の作用力センサの配線およびその配索をシンプル化することができる。また、配線、配索のシンプル化の結果、製造コストの低減に寄与できる。また、第1信号伝達ラインおよび第2信号伝達ラインのいずれもが検出信号を伝達している場合、例えば伝達された検出信号を個々に分離して組合せを変えることにより、内側周方向の検出信号列と外側周方向の検出信号列とすることができる。その結果、内側周方向に配列された作用力センサからの連続した検出信号と外側周方向に配列された作用力センサからの連続した検出信号を取得可能になる。また、第1信号伝達ラインまたは第2信号伝達ラインのいずれか一方が断線や伝達エラーなどにより検出信号の伝達ができなくなった場合、信号伝達手段で時系列的に伝達される検出信号は、タイヤの周方向および幅方向の異なる位置で検出された検出信号となる。例えば、車両が中高速で走行している場合、作用力センサがタイヤ周方向でずれて配置されていても、検出タイミングのズレは極僅かであり、各作用力センサは、実質的に同じタイミングで幅方向の異なる位置でタイヤの作用力を検出していると見なすことができる。そして、作用力センサごとの検出信号に識別した場合、識別した各検出信号は、タイヤの幅方向の各位置で実質的に同じタイミングで検出された検出信号と見なすことができる。その結果、タイヤの幅方向の複数の位置の接地長を得ていると見なすことが可能になり、その得られた接地長に基づきタイヤの接地状態の推定ができる。つまり、断線や伝達エラーに対するフェースセーフを容易に実現できる。
また、上記態様において、前記タイヤの周方向に複数配置される作用力センサは、前記タイヤの幅方向に位置をずらしながら周方向に配置されてもよい。この態様によれば、タイヤの周方向および幅方向に配置した作用力センサの検出信号を時系列的に伝達できる。
また、上記態様において、前記第1信号伝達ラインおよび第2信号伝達ラインは、内側に配置された前記作用力センサと、外側に配置された前記作用力センサとの間に配置された作用力センサを接続してもよい。この場合、内側に配置される作用力センサと、外側に配置される作用力センサの間に配置される作用力センサの数は、1個でも複数でもよい。この態様によれば、タイヤ幅方向の検出解像度を向上できる。
また、上記態様において、前記信号伝達手段で直列接続される複数の作用力センサは、前記タイヤの周方向に対して、タイヤの基準接地長以上の間隔で配置することができる。この態様によれば、タイヤの常用状態では、タイヤの接地長が延びても同じ接地タイミングで、複数の作用力センサが検出信号を出力してしまうことを回避できる。その結果、検出信号の識別が容易になり処理を迅速にできる。
また、本発明のタイヤ状態推定装置は、タイヤの周方向に配置され、当該タイヤの接地状態に応じて発生する作用力を検出する複数の作用力センサと、前記複数の作用力センサを直列に接続すると共に、前記作用力センサの検出信号を時系列的に伝達する信号伝達手段とを含むタイヤの回転速度と前記作用力センサの周方向の配置間隔とに基づき、時系列的に伝達される前記作用力センサの検出信号を当該作用力センサごとの検出信号に識別する信号識別手段と、前記作用力センサごとに識別された検出信号に基づき、タイヤの接地状態を推定する推定手段と、を含むことを特徴とする。また、上述したタイヤ状態推定装置およびタイヤにおいて、前記作用力センサは、タイヤの接地状態に応じて発生する作用力を検出するセンサよりなり、タイヤの半径方向の歪みを検出する歪みセンサ及びタイヤの半径方向の加速度を検出する加速度センサのうちの少なくともいずれか一のものとされてもよい。
本発明のタイヤ状態推定装置およびそれに用いるタイヤによれば、タイヤ内部の配線および配索をシンプル化することができる。また、その結果、タイヤ状態推定装置やタイヤの信頼性の向上や低コスト化が可能になる。
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)を、図面に基づいて説明する。
本実施形態のタイヤ状態推定装置に用いるタイヤは、タイヤ内部にタイヤの接地状態に応じて発生する作用力を検出する複数の作用力センサを有している。各作用力センサは、信号伝達手段により直列に接続される。そして、信号伝達手段は作用力センサの検出信号を時系列的に伝達する。タイヤ状態推定装置は、時系列的に伝達される作用力センサの検出信号を信号識別手段によって、作用力センサごとの検出信号に分離する。そして、推定手段は、作用力センサごとに識別された検出信号に基づき、タイヤの接地状態を推定する。このように、タイヤ内部においては、複数の作用力センサが信号伝達手段により直列に接続されているので、各作用力センサに対する配線がシンプルになり、またその配索も容易である。
図1は、本実施形態のタイヤ状態推定装置10を搭載する車両12の概念構成図である。車両12は、前輪位置および後輪位置にタイヤ14を装着している。各タイヤ14の内部、例えばタイヤトレッド内面に、複数の作用力センサ16(図1の場合、各タイヤ14に3個図示されている)が配置されている。作用力センサ16は、タイヤ14の接地状態に応じて発生する作用力を検出するセンサであり、例えば、タイヤ14の半径方向の歪みを検出する歪みセンサやタイヤ14の半径方向の加速度を検出する加速度センサとすることができる。各作用力センサ16の配置や配線の形態は後述する。作用力センサ16で取得した検出信号は、タイヤ14のホイール14aなどに固定された送信部18に伝達され、車両12に搭載された車載制御部20に例えば無線手段により送信される。また、タイヤ14と対面する位置で車両12の固定部分には、タイヤ14の回転速度、すなわち車輪速を検出する車輪速センサ22が配置されている。車輪速センサ22は、電磁ピックアップ方式またはホールIC方式などの回転センサであり、個々のタイヤ14の回転を検出して、車載制御部20にその情報を提供している。
図2(a)は、タイヤ14の内部に配置される作用力センサ16の配置形態を示している。また、図2(b)は、各作用力センサ16の配線形態を示している。図2(a)は、タイヤ14を正面から見た場合の正面透視図と、側面から見た場合の側面透視図である。なお、各タイヤ14における作用力センサ16の配置・配線形態は同じであるので、代表して、右前輪のタイヤ14を例に取り説明する。図に示すように、本実施形態の作用力センサ16(16a、16b、16c)は、タイヤ14の幅方向Aに位置をずらしながら、かつ周方向Bに配置されている。なお、図2(a)の場合、作用力センサ16a側がタイヤ14の内周側で、作用力センサ16cが外周側である。また、タイヤ14は前進時に矢印C方向に回転する。したがって、車両12の前進時には、作用力センサ16a、16b、16cの順に路面Gに接地して、接地状態に応じた作用力を検出する。また、各作用力センサ16a、16b、16cの配置間隔Lは、タイヤ14の基準接地長L0より大きな間隔に設定されている。ここで、タイヤ14の基準接地長L0とは、例えば、タイヤ空気圧警報装置が反応するときのタイヤ14の接地長であり、タイヤ14が安定的に使用できるタイヤ14の状態を示す接地長である。通常、タイヤ14はタイヤ空気圧警報装置が反応する状態より高い空気圧状態で使用されているので、タイヤ14に横力などの作用力が発生して、タイヤ14の接地長が変化した場合でも、基準接地長L0より長くなることはない。したがって、作用力センサ16の配置間隔Lを基準接地長L0以上に設定することにより、あるタイミングでタイヤ14が接地しているときに、複数の作用力センサ16が同時に検出信号を出力してしまうことが防止できる。また、図2(a)に示すように、作用力センサ16a、16b、16cは、タイヤ14の周方向約半分の領域(約180°の領域)に配置することができる。この場合、作用力センサ16cの検出信号の出力から作用力センサ16aの検出信号の出力までの間隔が長く、作用力センサ16a〜16bの間、作用力センサ16b〜16cの間の間隔が短くなる。その結果、長い間隔の後に出力される検出信号が作用力センサ16aからの検出信号であると容易に識別することができる。また、それぞれの作用力センサ16の配置間隔を基準接地長L0より長い間隔を維持した上で変更すれば、各作用力センサ16からの検出信号の間隔と実際の作用力センサ16の配置間隔とに基づいて、検出信号がどの作用力センサ16からのものかを識別することができる。なお、各作用力センサ16の検出信号に識別情報を付加してもよい。
各作用力センサ16a,16b,16cは、図2(b)に示すように、1本の信号伝達ライン24によって直列に接続されている。したがって、タイヤ14が前進方向(図2(a)の矢印C方向)に回転する場合、作用力センサ16a、作用力センサ16b、作用力センサ16cの順に接地して、その接地順に時系列的に作用力の検出信号を伝達する。
図1に戻り、車載制御部20は、タイヤ14の送信部18から送信される検出信号を受信する受信部26とタイヤ状態推定部28を含んで構成されている。受信部26は送信部18から検出信号を受信し、順次タイヤ状態推定部28に提供する。図3には、タイヤ状態推定部28の内部構成の詳細が示されてる。タイヤ状態推定部28は、車輪速取得部30、分離周期演算部32、信号識別部34、推定部36を含む。車輪速取得部30は、車輪速センサ22から提供される車輪速Vを取得し分離周期演算部32に提供する。なお、車輪速取得部30は、別途タイヤ14の角速度ωを取得すると共に、タイヤ14の半径rを用いてタイヤ14の回転速(周速度)V=r×ωを演算し、分離周期演算部32に提供してもよい。分離周期演算部32は、車輪速度(タイヤ14の回転速度)Vと作用力センサ16の配置間隔Lとに基づき、受信部26から時系列的に連続した形態で提供される作用力センサ16の検出信号を分離識別するための信号分離周期T=L/Vの演算を行う。これは、一定の間隔で配置される各作用力センサ16a、16b、16cはタイヤ14の回転速度に応じて接地による検出信号の出力間隔が変化するためである。算出された信号分離周期Tは、信号識別部34に提供され、時系列的に連続した形態で提供される作用力センサ16a、16b、16cの検出信号を信号分離周期Tに基づき分離識別して、作用力センサ16a、16b、16cごとの検出信号とする。分離された作用力センサ16a、16b、16cごとの検出信号は推定部36に提供さる。そして、例えば作用力センサ16aの配置位置に関連するタイヤ14の接地長、作用力センサ16bの配置位置に関連するタイヤ14の接地長、作用力センサ16cの配置位置に関連するタイヤ14の接地長がそれぞれ算出される。図2(a)、(b)に示すように、作用力センサ16a、16b、16cは、タイヤ14の幅方向にずれているので、タイヤ14の幅方向の複数の接地長が取得できる。
ところで、車両12が中高速、例えば40km/hで走行している場合、タイヤ14の回転速度Vは、V=11m/sとなる。また、作用力センサ16の配置間隔L=0.4mとすると、各作用力センサ16a、16b、16cの検出タイミングのズレは、約0.036sとなり、実質的に同じタイミングで幅方向に異なる位置でタイヤ14の作用力を検出していると見なすことができる。作用力センサ16a、16b、16cが歪みセンサである場合、作用力として検出される歪みの変化は、タイヤ14が接地しようとする「踏み込み」のタイミングと、接地状態のタイヤ14が路面から離れようとする「蹴り出し」のタイミングを示す。この「踏み込み」と「蹴り出し」の間が接地している時間であり、車速を用いて接地長を算出することができる。タイヤ14において少なくとも内周側と外周側の接地長が分かれば、タイヤ14の接地状態、例えば、キャンバ角の大きさ、横力の大きさ、スリップ角の大きさなどが周知の手法によって推定できる。したがって、推定部36は推定した接地状態を各種制御機器へ制御情報として提供する。
このように構成されるタイヤ14およびタイヤ状態推定装置10の動作を説明する。車両12の走行中、タイヤ14に内蔵された作用力センサ16が検出したタイヤ14の接地に関する検出信号は、送信部18および受信部26を介して車載制御部20のタイヤ状態推定部28に供給される。
図4(a)は、受信部26から時系列的に連続した形態で提供される作用力センサ16a、16b、16cの検出信号の一例である。タイヤ14が回転して接地する時、いわゆる「踏み込み時」に路面から蹴り戻されるため歪みが生じる。例えば作用力センサ16aの配置されたタイヤ部分が踏み込むと、踏込検出信号mが検出される。その後接地状態が続き、再び作用力センサ16aの配置されたタイヤ部分が路面から離れる時、いわゆる「蹴り出し時」に接地により変形していた部分が復帰するため歪みが生じる。その結果、蹴出検出信号nが検出される。以下、同様に、作用力センサ16bの配置されたタイヤ部分および作用力センサ16bの配置されたタイヤ部分の踏み込む時、蹴り出し時に踏込検出信号m、蹴出検出信号nが検出される。なお、図4(a)は、説明のため踏込検出信号mや蹴出検出信号nを含む検出信号を簡略化している。
前述したように、車両12が40km/hで走行し、作用力センサ16の配置間隔が0.4mの場合、踏込検出信号mおよび蹴出検出信号nは約0.036s間隔で出力される。したがって、各作用力センサ16は、実質的に同じタイミングで幅方向の異なる位置でタイヤ14について踏込検出信号mと蹴出検出信号nとを検出していると見なすことができる。
したがって、信号識別部34において、受信部26から提供された時系列的に連続した作用力センサ16a、16b、16cの検出信号を分離周期演算部32から提供される信号分離周期Tに基づき分離し、タイヤ14の幅方向Aに沿って並列の並べ直すことにより図4(b)に示す状態になる。これは、タイヤ14のある接地タイミングにおける幅方向の接地長La、Lb、Lcを表していると見なすことができる。
タイヤ14のある接地タイミングにおける幅方向の接地長La、Lb、Lcが取得できると、図5に示すようなタイヤ14の接地面形状を推定することができる。図5(a)は、タイヤ14の内周側の接地長Laと外周側の接地長Lcとが実質的に同じ長さである。この場合、タイヤ14が路面に対して垂直な姿勢となっており、横力が発生したり、キャンバ角が増加したりしていない状態を示している。また、図5(b)、(c)は、ハンドルを右に操舵して、タイヤ14に図中D方向に向かう横力が生じた場合の接地長の変化を示している。図5(b)に示すように、ハンドルをD方向(右方向)に操舵した場合、タイヤ14の左の接地長、すなわちタイヤ14の内周側の接地長Laが長くなり、タイヤ14の右の接地長、すなわちタイヤ14の外周側の接地長Lcが短くなる。図5(c)はさらに横力が増加した状態であり、接地長Laがさらに長くなり、接地長Lcがさらに短くなる。推定部36は、横力が発生したときの接地長の変化パターンや接地長の長さを予め試験などにより取得しておきマップ等の形式で比較情報として保持しておくことができる。そして、推定部36で推定した接地長と比較することにより、周知の接地長による横力の推定と同様に、現在のタイヤ14に実際に作用している横力の大きさを推定できる。また、タイヤ14の姿勢の推定もできる。
また、図5(d)、(e)は、図中E方向にタイヤ14を傾かせてキャンバ角を増大させた状態である。タイヤ14にキャンバ角が発生すると、タイヤ14の左の接地長、すなわちタイヤ14の内周側の接地長Laが長くなり、タイヤ14の右の接地長、すなわちタイヤ14の外周側の接地長Lcが短くなる。図5(e)はさらにキャンバ角が増大した状態であり、接地長Laがさらに長くなり、接地長Lcがさらに短くなり、路面から離脱するようになる。すなわち、キャンバ角が増大すると、タイヤ14の接地幅が減少することになる。タイヤ14の横力が変化している場合と、キャンバ角が変化している場合は、接地面形状の違いから識別することができる。キャンバ角の変化の場合も、推定部36はキャンバ角が変化したときの接地長の変化パターンや接地長の長さを予め試験などにより取得しておきマップ等の形式で比較情報として保持しておくことができる。そして、推定部36で推定した接地長と比較することにより、周知の接地長によるキャンバ角の推定と同様に、現在のタイヤ14に実際に作用しているキャンバ角の大きさを推定できる。また、タイヤ14の姿勢の推定もできる。なお、図5に示すような接地面形状を取得するためには、タイヤ14の幅方向に複数の作用力センサ16を配置する必要があるが、本実施形態のように接地長La、Lb、Lcの検出でも十分な接地面形状を取得可能であり、タイヤ14の状態推定ができる。また、最低構成としては、接地長La、Lcの検出ができれば、タイヤ14の状態推定ができる。
このように、タイヤ14において、複数の作用力センサ16をタイヤ14の幅方向に位置をずらしながら周方向に配置し、直列に接続することにより、作用力センサ16の配線やその配線の配索を簡略化することができる。また、直列に接続された各作用力センサ16から時系列的に伝達される検出信号を個々の作用力センサ16ごとに分離することにより、従来のパラレル接続の作用力センサ16から得られる検出信号を用いた場合と同様に、タイヤ14の状態推定ができる。
なお、図2(a)に示す作用力センサ16の配置は一例であり、例えば、タイヤ14の作用力センサ16が配置されていない半分の領域にも図2(a)、(b)に示す作用力センサ16a、16b、16cと同様な配置で3つの作用力センサ16を配置してもよい。この場合、6個の作用力センサ16が直列に接続されることになる。そして、信号識別部34に提供された6個の検出信号が時系列的に連続した信号は、分離周期演算部32の提供する信号分離周期Tに基づいて分離される。分離された各作用力センサ16の検出信号は、連続したタイヤ14の内周側、中央、外周側の検出信号で、あるタイミングのタイヤ14の幅方向の接地長群を構成する。そして、次の連続する内周側、中央、外周側の検出信号で、次のタイミングのタイヤ14の幅方向の接地長群を構成する。つまり、タイヤ14の1回転で2回の接地状態の推定が可能になり、推定精度向上が図れる。なお、前述したように、時系列的に伝達される検出信号の識別を行うために、例えば、作用力センサ16aと作用力センサ16cの間の間隔は、他の間隔より広くまたは狭く設定することが好ましい。なお、直列に接続する作用力センサ16は、周方向の配置間隔が基準接地長L0より長く設定できれば任意であり、検出位置の多点化が可能であり、推定精度向上に寄与できる。
図6は、本実施形態のタイヤ14における作用力センサ16の別の配置、配線形態を説明する説明図である。図6の例の場合、作用力センサ16は、図2の例と同様に、タイヤ14の周方向に複数配置され、かつ、タイヤ14幅方向に対して少なくとも内側周方向と外側周方向に配置されている。また、信号伝達手段としての信号伝達ライン24は、内側に配置された作用力センサ16と、外側に配置された作用力センサ16とを周方向に対して交互に接続する、少なくとも第1信号伝達ライン24aと、第2信号伝達ライン24bを形成している。
図6(a)は、タイヤ14の内部に配置される作用力センサ16の配置形態を示している。また、図6(b)は、各作用力センサ16の配線形態を示している。図6(a)は、タイヤ14を正面から見た場合の正面透視図と、側面から見た場合の側面透視図である。なお、各タイヤ14における作用力センサ16の配置・配線形態は同じであるので、代表して、右前輪のタイヤ14を例に説明する。図6の例の場合、作用力センサ16は、図2の例と同様に、タイヤ14の周方向Bに複数配置され、かつ、タイヤ14幅方向Aに対して少なくとも内側周方向と外側周方向に配置されている。なお、図6(a)の場合、作用力センサ16a1、16b1側がタイヤ14の内周側で、作用力センサ16a2、16b2が外周側である。また、タイヤ14は前進時に矢印C方向に回転する。したがって、車両12の前進時には、作用力センサ16a1および作用力センサ16a2、続いて、作用力センサ16b1、および作用力センサ16b2の順に路面Gに接地して、接地状態に応じた作用力を検出する。また、各作用力センサ16の周方向Bの配置間隔Lは、タイヤ14の基準接地長L0より大きな間隔に設定されて、同じ信号伝達ライン24で接続された周方向の複数の作用力センサ16が同時に検出信号を出力してしまうことを防止している。
各作用力センサ16a1、16a2、16b1、16b2は、図6(b)に示すように、第1信号伝達ライン24aと第2信号伝達ライン24bとにより内側に配置された作用力センサ16と、外側に配置された作用力センサ16とを周方向に対して交互に接続されている。したがって、タイヤ14が前進方向(図6(a)の矢印C方向)に回転する場合、作用力センサ16aおよび作用力センサ16a2がまず接地し、続いて作用力センサ16b1、作用力センサ16b2が接地する。その結果、作用力センサ16a1と作用力センサ16b2の検出信号が時系列的に伝達される。また、作用力センサ16a2と作用力センサ16b1の検出信号が時系列的に伝達される。このとき伝達される検出信号を図7(a)に示す。図7(a)の上段が第1信号伝達ライン24aの信号で、下段が第2信号伝達ライン24bの信号である。この場合、図4(a)と同様に、個々の作用力センサ16により踏込検出信号m、蹴出検出信号nが検出される。なお、図(a)および図(b)〜(d)は、説明のため踏込検出信号mや蹴出検出信号nを含む検出信号を簡略化している。車輪速センサ22および受信部26を介して時系列的に信号識別部34に伝達された検出信号は、分離周期演算部32で車輪速(タイヤ14の回転速度)Vと作用力センサ16の配置間隔Lとに基づき算出された信号分離周期T=L/Vにより分離識別される。すなわち、作用力センサ16a1、16a2、16b1、16b2ごとの検出信号にされる。分離された作用力センサ16a1、16a2、16b1、16b2ごとの検出信号は推定部36に提供さる。
ここで、推定部36は、信号識別部34において、第1信号伝達ライン24aおよび第2信号伝達ライン24bの信号が両方とも良好に取得されている場合と、いずれか一方のみしか取得できない場合とで、信号処理の形態を変える。例えば、第1信号伝達ライン24aおよび第2信号伝達ライン24bの信号が両方とも良好に取得できた場合、図7(b)に示すように、作用力センサ16a1、16a2、16b1、16b2の検出信号の組み替えを行う。具体的には、作用力センサ16b1と作用力センサ16b2の検出信号を入れ替え、作用力センサ16a1と作用力センサ16b1の検出号を時系列的に接続し、作用力センサ16a2と作用力センサ16b2の検出信号を時系列的に接続する。
このような処理を行うことにより、あたかも内周側に配置された作用力センサ16a1、16b1が直列に接続され、外周側に接続された作用力センサ16a2、16b2が直列に接続されている状態と同じ状態にすることができる。したがって、推定部36では、作用力センサ16a1、16a2の検出タイミングで、タイヤ14の幅方向2カ所の接地幅を取得し、タイヤ14の接地状態の推定ができる。同様に、作用力センサ16b1、16b2の検出タイミングで、タイヤ14の幅方向2カ所の接地幅を取得し、タイヤ14の接地状態の推定ができる。このように、連続する2回のタイミングで接地状態の推定を行うことにより、図2の接続形態より解像度の接地状態推定ができる。
一方、信号識別部34において、第1信号伝達ライン24aまたは第2信号伝達ライン24bのいずれか一方のみしか検出信号が取得できない場合を考える。例えば、第2信号伝達ライン24bが断線した場合や、伝達エラーを起こした場合、図7(c)に示すように、信号識別部34は、第1信号伝達ライン24aのみの信号しか取得できない。信号識別部34は、第1信号伝達ライン24aから提供される時系列的な検出信号を信号分離周期T=L/Vにより分離識別する。この場合、タイヤ14の幅方向Aに位置をずらしながら周方向Bに配置された作用力センサ16a1、16b2が直列に接続されている状態、すなわち、図2で示す形態と実質的に同じ形態になる。そして、タイヤ14の幅方向Aに沿って並列の並べ直すことにより図7(d)に示す状態になる。これは、図4で説明したように、タイヤ14のある接地タイミングにおける幅方向内周側と外周側の接地長を表していると見なすことができる。つまり、図4の場合と同様にタイヤ14の周方向に直列接続された作用力センサ16により検出される検出信号によりタイヤ14の接地状態推定ができる。なお、第1信号伝達ライン24aが断線や伝達エラーを起こした場合でも、同様な処理を行うことによりタイヤ14の接地状態推定ができる。
このように、図6に示すような作用力センサ16の配置および接続を行うことにより、第1信号伝達ライン24aおよび第2信号伝達ライン24bからの信号が正常に取得できる場合には、高精度のタイヤ14の接地状態推定ができる。また、いずれか一方が断線や伝達エラーを起こした場合は、従来と同様の接地状態の推定ができる。すなわち、信号伝達ライン24の断線や伝達エラーを考慮したフェールセーフを構成できる。なお、第1信号伝達ライン24aおよび第2信号伝達ライン24bの信号が両方とも良好に取得されている場合、いずれか一方の信号を選択して、図7(b)に示す処理を行い接地状態推定を行ってもよい。この場合、断線や伝達エラーの有無による推定結果の精度の差を抑制できる。
なお、図6の場合、第1信号伝達ライン24a、第2信号伝達ライン24bの2ラインを形成する例を示しているが、内側に配置された作用力センサ16と、外側に配置された作用力センサ16とを周方向に対して交互に接続すれば、第3信号伝達ラインやそれ以上の信号伝達ラインを設けてもよい。その場合、ファールセーフ機能を向上することができる。
図8は、図6に示す第1信号伝達ライン24aおよび第2信号伝達ライン24bを用いる場合に、図2と同様にタイヤ14の幅方向に3個の作用力センサ16を配置する例である。図8(a)は、タイヤ14の幅方向の内周側に作用力センサ16a1、16b1、16c1を配置し、外周側に作用力センサ16a2、16b2、16c2を配置し、略中央に作用力センサ16a3、16b3、16c3、16d3を配置している。第1信号伝達ライン24aは、作用力センサ16a1、16a3、16b2、16c3、16c1を順に直列に接続している。同様に、第2信号伝達ライン24bは、作用力センサ16a2、16b3、16b1、16d3、16c2を順に直列に接続している。第1信号伝達ライン24aで接続される作用力センサ16の周方向の接地間隔Lは、図2(a)、図6(a)に示す例と同様に、タイヤ14の基準接地長L0より大きな間隔に設定されている。また、図8(a)において、タイヤ14の略中央に配置される作用力センサ16a3、16b3および作用力センサ16c3、16d3は相互の干渉を回避するため、タイヤ14の周方向に僅かにずらして配置している。前述したように、タイヤ14が中高速で回転している場合、周方向の僅かな配置ズレは実質的に無視することができる。図(a)に示すような作用力センサ16の配置および配線を行うことにより、図6で説明した例と同様に、第1信号伝達ライン24aおよび第2信号伝達ライン24bを用いた高精度検出およびファールセーフ機能を有するタイヤ状態推定装置10を構成することができる。この場合、あるタイミングの幅方向の各接地長は、作用力センサ16a1、16a3、16b2および/または作用力センサ16a2、16b3、16b1で検出した検出信号に基づいて推定可能となり、その時の横力やキャンバ角の推定、接地面形状などを推定できる。また、次のタイミングにおける幅方向の各接地長は作用力センサ16b2、16c3、16c1および/または作用力センサ16b1、16d3、16c2で検出した検出信号に基づいて推定可能となり、その時の横力やキャンバ角の推定、接地面形状などを推定できる。
図8(b)のタイヤ14の内周側および外周側おける作用力センサ16の配置は図8(a)と同様であり、タイヤ14の略中央に配置される作用力センサ16a3、16b3および作用力センサ16c3、16d3の配置が異なる。図8(b)の場合、作用力センサ16a3、16b3および作用力センサ16c3、16d3は相互の干渉を回避するため、タイヤ14の幅方向に僅かにずらして配置している。この場合、タイヤ14の幅方向略中央における検出位置が、第1信号伝達ライン24aと第2信号伝達ライン24bとで僅かに異なる。その結果、推定されるタイヤ14の接地面形状が僅かに変化するが、キャンバ角や横力などは、内周側と外周側の接地長で推定できるので、横力やキャンバ角の推定は、図8(a)とほぼ同等に推定できる。なお、この場合もあるタイミングの幅方向の各接地長は、作用力センサ16a1、16a3、16b2および/または作用力センサ16a2、16b3、16b1で検出した検出信号に基づいて推定可能となり、その時のタイヤ14の接地状態が推定できる。また、次のタイミングにおける幅方向の各接地長を作用力センサ16b2、16c3、16c1および/または作用力センサ16b1、16d3、16c2で検出した検出信号に基づいて推定可能となり、タイヤ14の接地状態が推定できる。
図8(c)のタイヤ14の内周側および外周側における作用力センサ16の配置は図8(a)と同様であるが、タイヤ14の略中央には作用力センサ16a3、16d3のみが配置されている。第1信号伝達ライン24aは、作用力センサ16a1、16a3、16b2、16c1を順に直列に接続している。同様に、第2信号伝達ライン24bは、作用力センサ16a2、16b1、16d3、16c2を順に直列に接続している。この場合、あるタイミングの幅方向の各接地長は、基本的には作用力センサ16a1、16a3、16b2および/または作用力センサ16a2、16b1で検出した検出信号に基づいて推定可能である。そして、その時のタイヤ14の接地状態が推定できる。また、次のタイミングにおける幅方向の各接地長を基本的には作用力センサ16b2、16c1および/または作用力センサ16b1、16d3、16c2で検出した検出信号に基づいて推定する。そして、その時のタイヤ14の接地状態が推定できる。このように、作用力センサ16の配置および配線を行うことにより作用力センサ16数の削減を行いつつ、他の構成と同様なタイヤ14の接地状態の推定ができる。なお、第1信号伝達ライン24aおよび第2信号伝達ライン24bで検出信号が良好に伝達されている場合、作用力センサ16a3、16d3の検出信号を第1信号伝達ライン24aおよび第2信号伝達ライン24bで共用してもよい。すなわち、あるタイミングの幅方向の各接地長を作用力センサ16a1、16a3、16b2および/または作用力センサ16a2、16a3、16b1で検出した検出信号に基づいて推定し、タイヤ14の接地状態を推定してもよい。また、次のタイミングにおける幅方向の各接地長を作用力センサ16b2、16d3、16c1および/または作用力センサ16b1、16d3、16c2で検出した検出信号に基づいて推定し、タイヤ14の接地状態を推定してもよい。また、第1信号伝達ライン24aまたは第2信号伝達ライン24bのいずれかが断線や伝達エラーを起こした場合でも、1回おきに、幅方向に3個の作用力センサ16を用いた接地長推定を行うので、実質的な接地状態の推定には支障ない。
図2,図6、図8に示す作用力センサ16の配置は一例であり、1本の信号伝達ライン24で接続するタイヤ14の幅方向Aの作用力センサ16の数は、個々の配置間隔Lがタイヤ14の基準接地長L0より大きな間隔に設定され、2個以上であれば任意である。例えば、図2の信号伝達ライン24上に5個の作用力センサ16が配置されてもよい。この場合、図5に示す接地面形状をより正確に推定することができる。
また、本実施形態では、作用力センサ16の一例として歪みセンサを利用する例を示したが、他の形態のセンサ、例えば、タイヤ14の半径方向の加速度を検出する加速度センサでもよい。この場合も図4と同様に、踏み込み時と蹴り出し時に信号変化を得ることができ、歪みセンサを用いた場合と同様に接地長を推定しタイヤ14の接地状態の推定ができる。
本実施形態において、タイヤ14の詳細な接地状態を推知するため、作用力センサ16をタイヤ14の幅方向に位置をずらしながら周方向に配置する例を示したが、幅方向に位置をずらさずタイヤ14の周方向のみに作用力センサ16を配置してもよい。例えば、タイヤ14の内周側のみに、作用力センサ16を配置した場合、タイヤ14の内周側の接地長を取得することができる。例えば、タイヤ14が傾いた場合、内周側の接地長が傾きに応じて変化する。そこで、取得した接地長と予め測定しておいた基準の接地長と比較することにより、タイヤ14の傾きなど簡易的に推定することができる。また、接地長の長さ変化からタイヤ14の空気圧変化を推定することも可能である。なお、タイヤ14の姿勢を簡易推定する場合、作用力センサ16はタイヤ14の内周側または外周側に配置することが望ましいが、空気圧のみを推定する場合には、タイヤ14の幅方向略中央位置でもよい。
本発明は、上述の各実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能である。各図に示す構成は、一例を説明するためのもので、同様な機能を達成できる構成であれば、適宜変更可能であり、同様な効果を得ることができる。
本実施形態のタイヤ状態推定装置およびタイヤを搭載する車両の構成概念図である。 本実施形態のタイヤにおける作用力センサの配置と配線を一例を説明する説明図である。 本実施形態のタイヤ状態推定部の構成を説明するブロック図である。 本実施形態の直列接続された作用力センサから伝達される検出信号の形態と、分離処理した後の形態を説明する説明図である。 本実施形態で推定した接地長に基づくタイヤの接地面形状を説明する説明図でる。 本実施形態のタイヤにおける作用力センサの配置と配線を他の例を説明する説明図である。 図6に示す作用力センサから伝達される検出信号の形態と、分離処理した後の形態を説明する説明図である。 図6に示す作用力センサの配置と配線の応用例を説明する説明図である。
符号の説明
10 タイヤ状態推定装置、 12 車両、 14 タイヤ、 14a ホイール、 16、16a、16b、16c 作用力センサ、 18 送信部、 20 車載制御部、 22 車輪速センサ、 24 信号伝達ライン、 26 受信部、 28 タイヤ状態推定部、 30 車輪速取得部、 32 分離周期演算部、 34 信号識別部、 36 推定部。

Claims (13)

  1. タイヤの周方向に配置され、当該タイヤの接地状態に応じて発生する作用力を検出する複数の作用力センサと、
    前記複数の作用力センサを直列に接続すると共に、前記作用力センサの検出信号を時系列的に伝達する信号伝達手段と、
    前記タイヤの回転速度と前記作用力センサの周方向の配置間隔とに基づき、時系列的に伝達される前記作用力センサの検出信号を当該作用力センサごとの検出信号に識別する信号識別手段と、
    前記作用力センサごとに識別された検出信号に基づき、タイヤの接地状態を推定する推定手段と、
    を含むことを特徴とするタイヤ状態推定装置。
  2. 前記タイヤの周方向に複数配置される作用力センサは、前記タイヤの幅方向に位置をずらしながら周方向に配置されることを特徴とする請求項1記載のタイヤ状態推定装置。
  3. 前記タイヤの周方向に複数配置される作用力センサは、前記タイヤの幅方向に対して少なくとも内側周方向と外側周方向に配置され、
    前記信号伝達手段は、内側に配置された前記作用力センサと、外側に配置された前記作用力センサとを周方向に対して交互に接続する、少なくとも第1信号伝達ラインおよび第2信号伝達ラインを形成することを特徴とする請求項1記載のタイヤ状態推定装置。
  4. 前記第1信号伝達ラインおよび第2信号伝達ラインは、内側に配置された前記作用力センサと、外側に配置された前記作用力センサの間に配置された作用力センサを接続することを特徴とする請求項3記載のタイヤ状態推定装置。
  5. 前記信号伝達手段で直列接続される複数の作用力センサは、前記タイヤの周方向に対して、タイヤの基準接地長以上の間隔で配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のタイヤ状態推定装置。
  6. 前記作用力センサは、タイヤの接地状態に応じて発生する作用力を検出するセンサよりなり、タイヤの半径方向の歪みを検出する歪みセンサ及びタイヤの半径方向の加速度を検出する加速度センサのうちの少なくともいずれか一のものとされてなることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ状態推定装置。
  7. タイヤの周方向に配置され、当該タイヤの接地状態に応じて発生する作用力を検出する複数の作用力センサと、前記複数の作用力センサを直列に接続すると共に、前記作用力センサの検出信号を時系列的に伝達する信号伝達手段とを含むタイヤの回転速度と前記作用力センサの周方向の配置間隔とに基づき、時系列的に伝達される前記作用力センサの検出信号を当該作用力センサごとの検出信号に識別する信号識別手段と、
    前記作用力センサごとに識別された検出信号に基づき、タイヤの接地状態を推定する推定手段と、
    を含むことを特徴とするタイヤ状態推定装置。
  8. 前記作用力センサは、タイヤの接地状態に応じて発生する作用力を検出するセンサよりなり、タイヤの半径方向の歪みを検出する歪みセンサ及びタイヤの半径方向の加速度を検出する加速度センサのうちの少なくともいずれか一のものとされてなることを特徴とする請求項7に記載のタイヤ状態推定装置。
  9. タイヤの周方向に配置され、当該タイヤに発生する作用力を検出する複数の作用力センサと、
    前記複数の作用力センサを直列に接続すると共に、前記作用力センサの検出信号を時系列的に伝達する信号伝達手段とを含み
    前記タイヤの周方向に複数配置される作用力センサは、前記タイヤの幅方向に対して少なくとも内側周方向と外側周方向とに配置され、
    前記信号伝達手段は、内側に配置された前記作用力センサと、外側に配置された前記作用力センサとを周方向に対して交互に接続する、少なくとも第1信号伝達ラインおよび第2信号伝達ラインを形成することを特徴とするタイヤ。
  10. 前記タイヤの周方向に複数配置される作用力センサは、前記タイヤの幅方向に位置をずらしながら周方向に配置されることを特徴とする請求項記載のタイヤ。
  11. 前記第1信号伝達ラインおよび第2信号伝達ラインは、内側に配置された前記作用力センサと、外側に配置された前記作用力センサの間に配置された作用力センサを接続することを特徴とする請求項記載のタイヤ。
  12. 前記信号伝達手段で直列接続される複数の作用力センサは、前記タイヤの周方向に対して、タイヤの基準接地長以上の間隔で配置されていることを特徴とする請求項から請求項11のいずれか1項に記載のタイヤ。
  13. 前記作用力センサは、タイヤの接地状態に応じて発生する作用力を検出するセンサよりなり、タイヤの半径方向の歪みを検出する歪みセンサ及びタイヤの半径方向の加速度を検出する加速度センサのうちの少なくともいずれか一のものとされてなることを特徴とする請求項9に記載のタイヤ。
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