JP2004331011A - 車輪情報処理装置および車輪情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】タイヤ側には加速度センサを設け、車体側には各タイヤの車輪速センサを設ける。タイヤ側で検出された加速度a1[i]〜a5[i]と、車体側で検出された車輪速をもとに計算された加速度C1〜C4とを比較する。両者の相関の高さによって、車体側の車輪速センサに対応するタイヤが特定できる。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車輪情報を処理する技術に関し、特に、車輪速に関連する情報に基づいた処理を行う車輪情報処理装置および車輪情報処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
タイヤが低圧または高温の状態で車両を長期走行させると、タイヤの信頼性が損なわれ、場合によりパンクなど好ましくない現象を引き起こす。そのため、タイヤ個々の空気圧や温度その他の状態を適切に監視する技術が望まれている。タイヤ個々の状態の監視結果は、パンク等の予測のほか、アンチロックブレーキの最適制御やタイヤ種類の識別などへの応用が考えられている。
【0003】
タイヤ個々の状態を知るために、特許文献1でも説明するごとく、各タイヤの中にセンサと送信機を設け、センサによって検出される空気圧等の情報を送信機によって車体側の受信機へ伝える技術が知られている。各タイヤに設けられる送信機には予め識別情報であるIDが一意に振られており、そのIDをもとに、情報を送信してきたタイヤが左前輪、右前輪、左後輪、右後輪のいずれであるかを特定することができる。この位置特定のために、各タイヤのIDとタイヤの位置関係は車両の工場出荷時に正しく対応付けられている。しかし、車両が販売された後、運転者がタイヤのローテーションや買い換えを行うと、IDとタイヤ位置の対応関係が崩れ、結果として、タイヤの送信機から送られてきた情報がいずれのタイヤからのものであるか判明しなくなり、タイヤ個々の管理ができない。そのため、いずれのタイヤが車体においていずれの位置に取り付けられているかの判定(以下、輪判定という)が必要になる。
【0004】
特許文献1では、タイヤ側の送信機に加速度センサを設け、その加速度センサから得られる加速度信号とドライバによる操舵の情報とに基づいて車体上の送信機の位置を特定し、輪判定する技術を開示する。
【0005】
【特許文献1】
特表2002−531319号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に開示される技術は、その原理上、ドライバが操舵操作をしていないときには輪判定が困難である。輪判定は当然ながら短時間になされることが望ましい。本発明はこうした点に鑑みてなされたものであり、その目的は、短時間で輪判定を実現する車輪情報処理技術の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のある態様は、車輪に設けた車輪状態量センサと、前記の車輪状態量センサの出力を送信する車輪側通信機と、車体側通信機と、車輪情報を処理する処理部とを備えた車輪情報処理装置に関し、車輪の側に設けられた車輪側車輪速センサと、車輪に対応して車体側に設けられた車体側車輪速センサと、車輪側車輪速センサの出力と車体側車輪速センサの出力との相関から車輪位置を特定する位置特定部とを備えたものである。位置特定部は前記の処理部の中に設けられてもよいし、別途設けられてもよい。車輪側通信機、車体側通信機とも、双方向通信が可能でもよいし、車輪側通信機が送信のみの機能、車体側通信機が受信のみの機能を有してもよい。
【0008】
この構成によれば、車輪の空気圧等を検出するために車輪状態量センサが予め車輪に搭載されており、その出力を車体側へ伝えるために車輪側通信機も車輪に搭載されている。従って、車輪側車輪速センサの出力を車体側へ伝えるために別途通信機を設ける必要がなく、コストメリットがある。また、位置特定部において、車輪側車輪速センサの出力と車体側車輪速センサの出力との相関から車輪位置を特定するため、操舵の有無や走行状態によらない輪判定が可能になる。
【0009】
位置特定部は、車輪側車輪速センサの出力と車体側車輪速センサの出力を速度または加速度の一方に統一したうえで比較し、車体側車輪速センサと当該車体側車輪速センサの出力に最も近い出力を示した車輪側車輪速センサが設けられた車輪とを位置的に対応すると判断してもよい。比較する物理量を統一することにより、比較が容易になる。
【0010】
車輪側通信機は、車体側通信機から通信要求があったときに車輪側車輪速センサの出力を車体側へ送信してもよい。この構成であれば、必要なときに限って通信が行われるため、節電効果がある。特に、車輪側通信機は車輪に搭載された電池で駆動されることが一般的なため、通信回数を減らすことのメリットは大きい。
【0011】
本車輪情報処理装置は、位置特定部によって特定された車輪位置を車輪側通信機に割り振られた識別情報と対応づけて記録する記録部をさらに備えてもよい。この記録部は、位置特定部の内外、または前記の処理部の内外のいずれの場所におかれてもよい。車輪位置は車体において、例えば「左前輪」というように定まる。一方、前記の識別情報は車輪側通信機に割り振られているため、その車輪側通信機が搭載された車輪を特定する情報となる。従って、車輪位置と識別情報の対応づけによって輪判定が完了する。輪判定の結果を記録部に記録しておくことにより、以後、車輪のローテーション等がない限り、輪判定をする必要がなくなり、やはり節電効果がある。
【0012】
本発明の別の態様も車輪情報処理装置に関し、車輪の側にて検出された車輪速に関連する情報と、車体の側にて検出された車輪速に関連する情報との相関に基づき、複数の車輪それぞれの車体における位置を特定する位置特定部を備えるものである。
【0013】
本発明のさらに別の態様は、車輪情報処理方法に関し、車輪の側にて検出された車輪速に関連する第1の情報を取得するステップと、車体の側にて検出された車輪速に関連する第2の情報を取得するステップと、第1の情報および第2の情報の相関を評価するステップと、評価された相関に基づき、複数の車輪それぞれの車体における位置を特定するステップとを含む。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る車輪情報処理装置を搭載した車体の構成を示す。車体10の4個のタイヤにはそれぞれ、監視すべきタイヤの状態量の情報(以下単に「監視情報」とも呼ぶ)を検出するセンサ、監視情報を送信する送信機、およびアンテナが設けられている。第1タイヤ20のホイールには、第1タイヤ側センサ30、第1送信機40、および第1アンテナ50が設けられている。第2タイヤ22のホイールには、第2タイヤ側センサ32、第2送信機42、および第2アンテナ52が設けられている。第3タイヤ24には、第3タイヤ側センサ34、第3送信機44、および第3アンテナ54が設けられている。第4タイヤ26には、第4タイヤ側センサ36、第4送信機46、および第4アンテナ56が設けられている。第1タイヤ20、第2タイヤ22,第3タイヤ24、および第4タイヤ26をそれぞれ車体10における位置に応じてFR輪(右前輪)、FL輪(左前輪)、RR輪(右後輪)、RL輪(左後輪)とも表現する。
【0015】
本実施の形態の第1タイヤ側センサ30、第2タイヤ側センサ32、第3タイヤ側センサ34、および第4タイヤ側センサ36は、それぞれひとつまたは複数の物理量を検出するセンサの総称であり、一例として、タイヤの空気圧およびタイヤの温度を監視情報として検出する。本実施の形態ではさらに、第1タイヤ側センサ30以下4個のタイヤ側センサに、図3にて後述する態様でそれぞれ加速度センサを実装し、各輪の加速度も監視情報に付加される。
【0016】
第1タイヤ側センサ30以下4個のタイヤ側センサは、それぞれ監視情報を第1送信機40、第2送信機42、第3送信機44、および第4送信機46に送る。第1送信機40以下4個の送信機は、それぞれ第1タイヤ側センサ30以下4個のタイヤ側センサおよび図示しない電池と一体に形成されている。センサと送信機は電池で駆動される。
【0017】
第1送信機40以下4個の送信機はそれぞれ、受け取った監視情報をそれぞれ第1アンテナ50、第2アンテナ52、第3アンテナ54、および第4アンテナ56を介して車体側の受信側アンテナ60へ送信する。
【0018】
車体側通信機である受信機62は、受信側アンテナ60を介して第1送信機40以下4個の送信機から監視情報を受信し、受信した監視情報を電子制御装置64(以下、電子制御装置64を「ECU64」と表記する)へ送る。ECU64は、受信機62から受け取った監視情報に基づいてタイヤの状態を把握する。ECU64は、タイヤの温度が所定値を超えたり、タイヤの空気圧が所定値を下回ったとき警告ランプ72を点灯させたり、ブザー70に警告音を鳴らさせることにより、タイヤの状態をドライバに知らせる。
【0019】
車体10にはさらに、第1タイヤ20、第2タイヤ22、第3タイヤ24、第4タイヤ26に対向する位置に、電磁ピッチを検出してタイヤの回転角速度ωを検出する第1車輪速センサ80、第2車輪速センサ82、第3車輪速センサ84、第4車輪速センサ86が設けられている。第1車輪速センサ80以下4個の車輪速センサの出力(この出力を単に「角速度」とも呼ぶ)は、ECU64へ通知される。
【0020】
初期化スイッチ68は、タイヤがローテーションされたとき、マニュアルの指示に従ってドライバが押下する。初期化スイッチ28が押されると、ECU64は輪判定を実施する。
【0021】
図2は、ECU64のうち輪判定に関与する構成を示す。車体側情報記録部102は、輪判定のために第1車輪速センサ80以下4個の車輪速センサからの角速度を格納する。タイヤ側情報記録部104は、同じく、受信機62経由で第1タイヤ側センサ30以下4個のタイヤ側センサで取得された監視情報のうち加速度に関する情報(以下、単に「加速度」ともいう)を格納する。位置特定部106は、初期化スイッチ68が押下されたことを契機として車体側情報記録部102における角速度の蓄積とタイヤ側情報記録部104における加速度の蓄積を開始し、所定の蓄積期間(以下単に「蓄積期間」という)を経過したとき、車体側情報記録部102から角速度を読み出して加速度へ変換し、タイヤ側情報記録部104から読み出した加速度と比較し、両者の相関からタイヤ位置を特定する。特定されたタイヤ位置の情報は位置記録部108へ記録され、次に初期化スイッチ68が押下されるまで有効な情報として利用される。
【0022】
図3は、第1タイヤ20を拡大して模式的に示す。ほかの3個のタイヤも同様である。第1タイヤ20はホイール122とともにひとつの車輪を形成する。第1送信機40はホイール122のバルブ付近に取り付けられ、加速度センサ30aは第1送信機40に貼付され、半径方向の加速度を検出する。ここでは加速度センサ30aの車輪中心Oからの距離をr、検出される加速度をaj、現実の角速度をwjと表記する。jは1〜5の値をとり、それぞれFR輪、FL輪、RR輪、RL輪、およびスペアタイヤのいずれかに対応する。
【0023】
図4は、以上の構成による車体10における輪判定の手順を示す。同図のごとく、まずドライバによる初期化スイッチ68の押下を待機し(S10のN)、押下が検出されると初期化処理、すなわち輪判定処理が要求されたものとみなし(S10のY)、前述の蓄積期間を設定する(S12)。ここでは、第1送信機40以下4個の送信機による監視情報の通知間隔をTとし、n回分の通知によるデータを蓄積するとし、蓄積期間として「nT」を設定する。
【0024】
つづいて、実際に第1送信機40以下4個の送信機から監視情報(以下、これをIDjとも表記する)の受信を待つ(S14のN)。IDjを受信すれば(S14のY)、第1車輪速センサ80以下4個の車輪速センサによって、それぞれFR輪、FL輪、RR輪、RL輪の角速度ωFR、ωFL、ωRR、ωRLを取得し(S16)、これらのデータを車体側情報記録部102へ記録する。一方、位置特定部106は監視情報IDjから加速度ajの部分を抽出、取得してタイヤ側情報記録部104へ記録する(S18)。
【0025】
この後、位置特定部106は車体側情報記録部102から前述の4つの角速度ωFR、ωFL、ωRR、ωRLを読み出し、これらから以下の式によってそれぞれ対応する加速度表記(記号としてGを使用)を算出し(S20)、車体側情報記録部102へ格納する。
【0026】
GFR=r×ωFR 2 (式1)
GFL=r×ωFL 2 (式2)
GRR=r×ωRR 2 (式3)
GRL=r×ωRL 2 (式4)
つづいて、位置特定部106は蓄積期間nTの時間が経過したかどうかを判定し(S22)、蓄積期間nTの時間が経過していなければ(S22のN)、第1送信機40以下4個の送信機による次の監視情報IDjの通知を待ち(S14)、蓄積期間nTの時間が経過していれば(S22のY)、タイヤ位置の特定を行い(S24)、その結果得られた各輪の位置を位置記録部108へ登録し(S26)、一連の輪判定を終える。
【0027】
図5は、図4のS24におけるタイヤ位置の特定の方法を示す。同図は、本実施の形態による輪判定のシミュレーション結果を模式化しており、同シミュレーションからも、別途、本実施の形態によって輪判定が高精度かつ短時間で可能なことが確認されている。図5では、蓄積期間のn=15とし、蓄積開始からの経過時間t=1T、2T、3T、・・・15Tにおいて、第1送信機40以下4個の送信機による監視情報IDjから得られた実測の加速度ajを前記の経過時間t=iT(i=1、2、3、・・・15)と併せて、aj[i]と表記している。
例えば、監視情報ID3から経過時間t=5Tにおいて得られた加速度はa3[5]と表記される。同図では、監視情報ID1、ID2、ID3、ID4、ID5から得られる加速度をそれぞれ○●△□×でプロットしている。
【0028】
一方、第1車輪速センサ80以下4個の車輪速センサから得られる角速度をもとに計算された加速度Gも、本来は同様に経過時間t=iTにおけるプロットになるはずであるが、ここでは原理の理解を優先して見やすさを考慮し、プロットの点を滑らかに結んだ曲線C1〜C4で表す。これらの曲線はそれぞれ、FR輪、FL輪、RR輪、RL輪の角速度ωFR、ωFL、ωRR、ωRLから算出された加速度GFR、GFL、GRR、GRLに対応する。
【0029】
図5から直観的に看取できるごとく、監視情報IDjと曲線C1〜C4は、以下のように対応している。
【0030】
ID1:C3
ID2:C1
ID3:C2
ID4:対応なし
ID5:C4
このことから、監視情報ID1を発したタイヤはRR輪、同ID2を発したタイヤはFR輪、同ID3を発したタイヤはFL輪、同ID4を発したタイヤはスペアタイヤ、同ID5を発したタイヤはRL輪とわかる。スペアタイヤでも加速度が検出されるのは、車体10の走行に伴う振動に起因する。以上の直観的考察は、以下の誤差Eの評価による相関評価によって自動計算される。
【0031】
Ejm=Σ|aj[i]−Gm| (式5)
ただし、Σはi=1〜15に関する総和であり、Gmとして加速度GFR、GFL、GRR、GRLの4通りについて式5が計算される。そうして得られた4通りのEjmを最小にするGmがIDjに対応する加速度と判定され、直観による対応付けが確認される。
【0032】
なお、スペアタイヤについても、式5による評価でいずれかの加速度GFR、GFL、GRR、GRLに対してEjmが最小になるため、誤対応に配慮する必要がある。そのため、j=1〜5について、それぞれ式5から最小値を求め、それら5つの最小値のうち最大になるものに対応するjがスペアタイヤのIDjにおけるjであると判定する。
【0033】
図6は以上の輪判定の結果、位置記録部108に記録されたタイヤの位置情報を示す。同図のごとく、ID1はRR輪、ID2はFR輪、ID3はFL輪、ID4はスペアタイヤ、ID5はRL輪、と正しい対応が記録される。
【0034】
実施の形態2.
実施の形態1では、タイヤ側の通信機は送信のみ、車体側の通信機は受信のみの機能を有した。本発明の実施の形態2では、タイヤ側及び車体側の通信機がともに双方向通信可能な構成とする。そのため、タイヤ側の通信機は通常はスリープ状態に置かれ、車体側から輪判定を含む監視情報の取得が必要なときに限り、車体側の通信機から発せられる要求に応じてタイヤ側で監視情報の取得と送信が行われる。このため節電効果が得られ、とりわけタイヤ側のセンサや通信機を駆動する電池の寿命を延ばすことができる。なお、実施の形態1では車体側の通信機は受信機62としてひとつだけ存在したが、実施の形態2では、各タイヤの近い個所にそれぞれ1個、合計4個の通信機を設ける。近接配置により、タイヤ側の通信機の送信出力を抑制でき、さらに節電効果を高めることができる。
【0035】
本実施の形態では、タイヤに近い車体側にひとつずつ通信機を置くため、タイヤの通信機と車体側の通信機の間の受信強度からタイヤの位置を特定しうる場合もあるが、受信強度は諸般の要因でばらつきが大きく、必ずしも信頼性が高いとはいえない。そのため、本実施の形態では、受信強度を大まかに位置を特定する程度でのみ利用し、それ以降の高精度な位置特定を実施の形態に特徴的な相関評価手法で行う。
【0036】
図7は、本発明の実施の形態2に係る車輪情報処理装置を搭載した車体の構成を示す。この車体10において、実施の形態1と同じ構成には同じ符号を与え、以下実施の形態1と異なる点を中心に述べる。
【0037】
図7において、図1に存在した車体側の受信機62の代わりに、第1タイヤ20以下4個のタイヤの付近にそれぞれFR通信機200、FL通信機202、RR通信機204、RL通信機206が設けられている。これらFR通信機200以下4個の通信機は、それぞれ第1アンテナ210、第2アンテナ212、第3アンテナ214、第4アンテナ216によって、第1タイヤ20の第1通信機140、第2タイヤ22の第2通信機142、第3タイヤ24の第3通信機144、第4タイヤ26の第4通信機146のいずれか、または複数と双方向通信を行う。ここで、必ずしも距離的に近いタイヤ側の通信機から車体側の通信機への受信強度が常に高いとは限らない点に留意する。
【0038】
図8は、以上の構成による車体10における輪判定の手順概略を示す。同図のごとく、まずドライバによる初期化スイッチ68の押下を待機し(S40のN)、押下が検出されると初期化処理、すなわち輪判定処理が要求されたものとみなし(S40のY)、後述の方法でFR輪に対応するIDを特定する(S42)。本実施の形態では、IDまたはIDjは、監視情報およびその監視情報を発したタイヤの両義に用いる。以下同様の方法でFL輪に対応するIDの特定(S44)、RR輪に対応するIDの特定(S46)、RL輪に対応するIDの特定(S48)、スペアタイヤのIDの特定(S50)を経て輪判定を終了する。
【0039】
図9は、図8のS42、すなわちFR輪のIDを特定する手順の詳細を示す。まず、車体側のFL通信機202から「監視情報を送信せよ」という意味をもつ指令をn回に渡り送信する(S60)。タイヤ側に設けられた第1通信機140以下4個の通信機のうち、前記の指令を受信できたものは、監視情報を取得および送信する。そこでECU64はn回中、閾値N回以上の通信が確立したタイヤ側の通信機を有するタイヤをFR輪の候補IDjとして選定する(S62)。閾値Nを大きめに設定すれば、前述の受信強度による絞り込みが強めに働き、初期絞り込みが効くが、受信状態による影響に配慮する場合、閾値Nを小さめに設定して受信強度による絞り込みを緩和する。n及びNの値は実験等で定める。
【0040】
つづいて、候補として選定されたIDjについてそれぞれ加速度ajを取得する(S64)。また、第1車輪速センサ80によってFR輪、すなわち第1タイヤ20の加速度ωFRを取得し(S66)、実施の形態1の式1によって第1タイヤ20の加速度GFRを算出し(S68)、すべての候補について以下の誤差Eの評価を行う。
【0041】
EjFR=Σ|aj[k]−GFR| (式6)
ただし、Σはkに関する総和であるが、ここではkはすべての候補について監視情報が取得できた検出タイミングを表すとする。この配慮により、候補間で評価の平等を図ることができる。別の方法としては、候補ごとにその候補について取得できた監視情報すべてについて式6を計算する方法があるが、この場合は監視情報を取得できた回数が多い候補ほど式6による評価値が大きくなり、不利になる。そのため、その場合は式6の評価値を、監視情報を取得できた回数で割って正規化した後、比較するものとする。いずれの方法にせよ、すべての候補について式6の誤差が計算できるため、そうして得られた誤差が最小になる候補のIDjをもって、FR輪に対応するタイヤであると位置特定をし(S70)、FR輪に対応するIDを位置記録部108へ登録し(S72)、S42の処理を終える。
【0042】
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。以上の実施の形態は例示であり、その様々な変形例もまた本発明の範囲に含まれることは当業者には理解されるところである。そうした変形例を挙げる。
【0043】
実施の形態の式5、式6の評価では、誤差の絶対値総和を用いた。しかし、これに限らず、誤差の二乗総和を用いてもよい。また、通信の伝送路上のエラーなどに起因する突発的かつ誤った加速度情報を取り除くために、加速度のプロット点を曲線近似するなどの方法で加速度情報の高周波成分を除いた後、誤差を評価してもよい。
【0044】
実施の形態では、タイヤ側の車輪速センサとして加速度センサ30aを利用した。しかし、タイヤ側の車輪速センサは例えば歪みゲージなどの接地力センサ、その他のセンサで実現することもできる。歪みゲージを利用する場合、この歪みゲージをタイヤの接地面などの内側に貼付すれば、車輪の回転と同じ周期の歪み検出波形が現れる。そのため、車輪速を計算することができる。
【0045】
実施の形態では、誤差の評価を加速度という物理量に統一して行った。しかし、誤差の評価はほかの物理量、例えば速度という物理量に統一して行うこともできる。一般式として、半径r、角速度ω、半径方向の加速度a、半径rの点の接線方向速度vには以下の関係がある。
【0046】
v=rω=(ar)1/2 (式7)
したがって、式1〜6を式7の形に改めることで速度による比較が実現する。
【0047】
実施の形態では、タイヤ側に加速度センサを設け、この加速度センサによってタイヤの半径方向の加速度を検出した。しかし、この加速度センサに第2の加速度センサを追加し、第2の加速度センサをタイヤの横方向の加速度を検出するよう配置すれば、操舵時に特徴的に現れるタイヤの横方向の加速度をもとに、輪判定の精度を高め、または輪判定の時間をさらに短縮しうる。
【0048】
実施の形態では、タイヤ側で検出されたタイヤの加速度と、車体側で検出されたタイヤの加速度との比較を行った。その際、駆動輪、従動輪の特性は加味しなかった。しかし、現実には従動輪に比べ駆動輪のほうが加速度の変化が顕著に表れ、また、変化の出現が時間的に先行する傾向がある。例えば、実施の形態で説明した図5において、曲線C1とC3に駆動輪の傾向が見られる。従って、そうした知見を輪判定に盛り込んでもよい。具体的には、蓄積期間において加速度の振幅が大きかった上位ふたつの車輪を駆動輪と決め、輪判定を簡略化してもよい。または、同様に、蓄積期間において加速度の振幅が大きかった上位ふたつの車輪が駆動輪と判定され易くなるよう、式5や式6の右辺に所定の重みを掛ける構成としてもよい。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、高い精度または短い時間で輪判定の可能な車輪情報処理装置および車輪情報処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る車輪情報処理装置を搭載した車体の構成を示す図である。
【図2】実施の形態1のECUのうち、輪判定に関与する構成を示す図である。
【図3】実施の形態1の車体のひとつの車輪と加速度の検出の様子を示す図である。
【図4】実施の形態1における輪判定の手順を示すフローチャートである。
【図5】実施の形態1における輪判定の原理を模式的に説明する図である。
【図6】実施の形態1による輪判定の結果として位置記録部に記録される、タイヤのIDと位置の関係を示す図である。
【図7】実施の形態2に係る車輪情報処理装置を搭載した車体の構成を示す図である。
【図8】実施の形態2における輪判定の手順の概略を示すフローチャートである。
【図9】実施の形態2における輪判定の手順の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10・・・車体、 20、22、24、26・・・タイヤ、 30、32、34、36・・・タイヤ側センサ、 30a・・・加速度センサ、 40、42、44、46・・・タイヤ側の送信機、 62・・・車体側の受信機、 64・・・ECU、 68・・・初期化スイッチ、 80、82、84、86・・・車体側の車輪速センサ、 106・・・位置特定部、 108・・・位置記録部、 140、142、144、146・・・タイヤ側の通信機、 200、202、204、206・・・車体側の通信機。
Claims (6)
- 車輪に設けた車輪状態量センサと、前記車輪状態量センサの出力を送信する車輪側通信機と、車体側通信機と、車輪情報を処理する処理部とを備えた車輪情報処理装置において、
車輪の側に設けられた車輪側車輪速センサと、
前記車輪に対応して車体側に設けられた車体側車輪速センサと、
前記車輪側車輪速センサの出力と前記車体側車輪速センサの出力との相関から車輪位置を特定する位置特定部と、
を備えたことを特徴とする車輪情報処理装置。 - 前記位置特定部は、前記車輪側車輪速センサの出力と前記車体側車輪速センサの出力を速度または加速度の一方に統一したうえで比較し、前記車体側車輪速センサと当該車体側車輪速センサの出力に最も近い出力を示した前記車輪側車輪速センサが設けられた車輪とを位置的に対応すると判断することを特徴とする請求項1に記載の車輪情報処理装置。
- 前記車輪側通信機は、前記車体側通信機から通信要求があったときに前記車輪側車輪速センサの出力を車体側へ送信することを特徴とする請求項1または2に記載の車輪情報処理装置。
- 前記位置特定部によって特定された車輪位置を前記車輪側通信機に割り振られた識別情報と対応づけて記録する記録部をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の車輪情報処理装置。
- 車輪情報を処理する車輪情報処理装置において、
車輪の側にて検出された車輪速に関連する情報と、車体の側にて検出された車輪速に関連する情報との相関に基づき、複数の車輪それぞれの車体における位置を特定する位置特定部を備えたことを特徴とする車輪情報処理装置。 - 車輪情報を処理する車輪情報処理方法において、
車輪の側にて検出された車輪速に関連する第1の情報を取得するステップと、
車体の側にて検出された車輪速に関連する第2の情報を取得するステップと、
前記第1の情報および前記第2の情報の相関を評価するステップと、
評価された相関に基づき、複数の車輪それぞれの車体における位置を特定するステップと、
を含むことを特徴とする車輪情報処理方法。
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