JP4419632B2 - ロールイン用油中水型乳化組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、油中水型乳化組成物に関する。詳しくは、層状膨化小麦粉食品を製造するに適したロールイン用油中水型乳化組成物及びその製造法に関する。
パンを製造する際マーガリンなどの油中水型乳化組成物が用いられる場合が多いが、用途により求められる内容が様々である。例えばフィリングとしての用途ではバターの代替品としてバター風味が、あるいはさまざまな呈味成分を配合することによりパンの味にバラエティー化が図られる。一方、物性としてはパンに塗布する、あるいは絞り出しできるような十分な可塑性や、店頭に陳列される際、特に夏場など高温になっても溶け出したり、形が崩れたりしないような耐熱保形性が求められる。また、練り込み用途ではパン生地に練りこむことにより焼成品の食感をソフトにしたり生地に味をつけたりすることができる。この場合求められる物性は生地を捏ね上げるときにパン生地に均一に分散できる可塑性が挙げられる。
層状膨化小麦粉食品であるデニッシュペストリーやパイなどを製造する際に用いられるロールイン用油中水型乳化組成物はフィリング用途、練り込み用途とは求められる物性が大きく異なる。デニッシュペストリーの製造を例に挙げると、ロールイン工程において0℃付近に冷やされた生地に包み込みシーターで伸ばし、折りたたみ層を形成していく。ロールイン工程において生地の温度が上がり柔らかくなるためリタードをとり生地の硬さを調節する場合も多い。そして油中水型乳化組成物が隅々までロールインされ、焼成品に美しい内層をもたらすためには低温域での伸展性、コシの強さが求められる。
また、ホイロ工程では36℃付近で生地を発酵させる。このとき油中水型乳化組成物は生地から流れ出さないような物性が求められる。生地から流れ出すと焼成品に層状構造が得られないためである。デニッシュペストリーやパイなどの食感改良に対する要望は多く、これまでに数々の発明が開示されてきた。特許文献1では、水分5%以下で実質的に水分を含まないシート状油脂加工食品であるロールイン用油脂組成物が開示されているが本願発明のロールイン用油中水型乳化組成物はデキストリンを含有するものであって層状膨化小麦粉食品のパリパリした食感を実現したものであり、特許文献1とは異なるものである。
特許文献2では、アルファー化澱粉を用いたロールイン油脂組成物が開示されているが、本願発明のロールイン用油中水型乳化組成物とは水分量が異なるものであり、アルファー化澱粉を用いた場合、デキストリンと比べて水相粘度の上昇が著しく、ハンドリングしづらいという問題があった。
また、特許文献3では、DE7〜30のデキストリンを含有する乳化組成物が開示されているが、デキストリンの溶解方法は言及しておらず、効果としては伸展性向上、ホイロ耐性向上を図ったものである。これに対して、本願発明はDE2〜20のデキストリンを予め水または温水に溶解したものであり、本願発明の効果は層状膨化小麦粉食品の食感改良を見出したものであって、特許文献3とは異なるものである。
特開2001−321065号公報 特開2002−101810号公報 特開平9−87657号公報
本発明の目的は、デニッシュペストリー、パイなどの層状膨化小麦粉食品を製造する際、歯切れが良く、表面がパリパリした食感を得ることができるロールイン用油中水型乳化組成物及びその製造法を提供することにある。
本発明者らは鋭意研究を行った結果、特定のデキストリン及びその溶解方法において上記課題を解決できるという知見を得、本発明を完成するに至った。
即ち本発明の第1は、油脂及び水を含む油中水型乳化組成物であって、DE2〜6のデキストリンを含有することを特徴とするロールイン用油中水型乳化組成物である。第2は、DE2〜6のデキストリンの量が乳化組成物全体に対して1〜5重量%である、第1記載のロールイン用油中水型乳化組成物である。第3は、水分が乳化組成物全体に対して1〜14重量%である、第1又は第2記載のロールイン用油中水型乳化組成物である。第4は、油脂、水及びDE2〜6のデキストリンを含む油中水型乳化組成物の製造法において、予め水または温水にDE2〜6のデキストリンを溶解して水相を調製し、その後油相と水相とを予備乳化することを特徴とするロールイン用油中水型乳化組成物の製造法である。第5は、第1乃至第4の何れか1に記載のロールイン用油中水型乳化組成物を使用した、層状膨化小麦粉食品である。
本発明により、デニッシュペストリー、パイなどの層状膨化小麦粉食品を製造する際、歯切れが良く、表面がパリパリした食感を得ることができるロールイン用油中水型乳化組成物及びその製造法を提供することが可能になった。
本発明のロールイン用油中水型乳化組成物に使用する油脂原料としては例えば、菜種油、大豆油、ヒマワリ種子油、綿実油、落花生油、米糠油、コーン油、サフラワー油、オリーブ油、カポック油、ゴマ油、月見草油、パーム油、シア脂、サル脂、カカオ脂、ヤシ油、パーム核油等の植物性油脂並びに乳脂、牛脂、ラード、魚油、鯨油等の動物性油脂が例示でき、上記油脂類の単独又は混合油或いはそれらの硬化、分別、エステル交換等を施した加工油脂が適する。これらの油脂を使用したロールイン用油脂の上昇融点が15〜45℃のものが良い。油脂の上昇融点が15℃未満の場合は、生地に油脂が融解して生地と油脂の層が形成し難くなる。油脂の上昇融点が45℃を超える場合は、油脂を混合した生地が硬くなり展延性が悪くなる。
本発明のロールイン用油中水型乳化組成物の油相の割合は、ロールイン用油中水型乳化組成物に対し、50〜98重量%、好ましくは70〜98重量%の割合で配合される。下限未満であると、焼成品に目的とする食感が得難くなる。一方、上限を超えると食感を得るためのデキストリンの溶解が難しくなる。
本発明のロールイン用油中水型乳化組成物に使用するデキストリンはその製造工程、原料などについて特に限定されない。デキストリンの一般的な性質は水に可溶であり水に溶解し、水で膨潤する澱粉、アルファー化澱粉、澱粉エステル、澱粉エーテル、架橋澱粉などとは異なる性質を有するため、ハンドリングに優れているといえる。また、同DE値のデキストリンにおける原料による相違は澱粉、アルファー化澱粉、澱粉エステル、澱粉エーテル、架橋澱粉などにおける原料による相違ほどみられず、本発明のデキストリンを含有したロールイン用油中水型乳化組成物を使用した焼成品に表面のパリパリした食感を得ることに関しては、デキストリンにおける原料による相違はほとんど見られなかった。
本発明においてはDE2〜20のデキストリン、好ましくはDE2〜16のデキストリン、更に好ましくはDE2〜6のデキストリンを使用する必要がある。焼成品の表面のパリパリした食感の持続性においてDE2〜6のデキストリンが好ましい。DEが20を超える場合、焼成品の表面のパリパリとした食感が得られ難くなる。DE2未満の場合は澱粉に近い性質が顕著になり、溶解/分散時に増粘してハンドリングしづらく、また、油中水型乳化組成物を作成した場合、乳化状態が悪く満足な物性を得難くなる。
DEとはDextrose Equivalentの略称で、澱粉分解物の加水分解の程度を意味し、次式で表される。
DE=直接還元糖(グルコース換算)÷固形分×100
本発明においては、DE2〜20のデキストリンの量が乳化組成物全体に対して1〜5重量%が好ましく、下限未満だと焼成品の表面のパリパリ感が得られ難くなる。上限を超えると特に表面の食感が硬くゴワゴワし、歯切れが悪くなり易くなり好ましくない。
本発明においては、水分が乳化組成物全体に対して1〜14重量%、好ましくは5〜12重量%が好ましい。油中水型乳化組成物中水分が上限を超える場合は焼成品の火抜けが悪くなり歯切れが悪くなり好ましくない。水分が下限未満の場合は、本発明の食感改良効果に必要なデキストリンを溶解させるのが難しくなる。また、水分が1重量%未満である場合、水溶性の呈味成分を風味を感じるに充分な量混合させるのが難しく焼成品のバラエティー化が難しくなる。
本発明の油中水型乳化組成物は必要に応じて乳化剤を添加しても良い。乳化剤としては蔗糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステルおよび酢酸モノグリセリド、酒石酸モノグリセリド、酢酸酒石酸混合モノグリセリド、クエン酸モノグリセリド、ジアセチル酒石酸モノグリセリド、乳酸モノグリセリド、コハク酸モノグリセリド、リンゴ酸モノグリセリド等各種有機酸モノグリセリド、ステアロイル乳酸カルシウム、ステアロイル乳酸ナトリウム、レシチンなどが挙げられる。
本発明において、以上の他に、所望により、色素、抗酸化剤、香料などの油溶性成分、食塩、糖類、粉乳、発酵乳などの水溶性成分を使用することができる。
本発明のロールイン用油中水型乳化組成物の製造法については、予め水または温水にDE2〜20のデキストリンを溶解して水相を調製し、その後油相と水相とを予備乳化することにより得ることが出来る。具体的には、融解した油脂に乳化剤等の油溶性成分を添加溶解させ油相を調製する。別途5℃〜90℃好ましくは10℃〜70℃の水又は温水にデキストリンを溶解させ、必要に応じて食塩、糖類、粉乳、発酵乳などの水溶性成分を加え水相を調製する。油相と水相とを混合し予備乳化した後、パーフェクター、ボテーター、コンビネーターなどで急冷捏和することにより製造することができる。このようにして得られたロールイン用油中水型乳化組成物を使用した層状膨化小麦粉食品は歯切れが良く、表面がパリパリした食感を得ることができる。これは、デキストリンを水相に溶解させることによって、これを使用した層状膨化小麦粉食品において、焼成時に特に表面において水分が飛び部分的にデキストリンが薄膜を形成することでパリパリした食感が得られたものと推察される。
本発明の層状膨化小麦粉食品は、生地を薄く延ばし、これにロールイン用油中水型乳化組成物をのせて折りたたみ、再び薄く延ばすことを繰り返し生地を作り、焼成することにより得ることが出来る。このようにして得られた層状膨化小麦粉食品の具体例としてはデニッシュペーストリー、クロワッサン、パイ等が例示できる。
以下に本発明の実施例を示し本発明をより詳細に説明するが、本発明の精神は以下の実施例に限定されるものではない。なお、例中、%及び部は、いずれも重量基準を意味する。
実験例1
上昇融点38℃の油脂(菜種:パーム混合の硬化油と大豆油の混合油脂、10℃のSFCが55、20℃のSFCが38、30℃のSFCが17)87部にモノグリセリド(理研ビタミン社製、エマルジーMS)0.5部を溶解させ油相を得た。50℃の水9部に食塩1部、デキストリン(DE2〜5)3部を溶解させ水相を得た。油相と水相を60℃で予備乳化させ、コンビネーターにより急冷捏和し、実験例1の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。
実験例2
実験例1において、デキストリン(DE2〜5)3部をデキストリン(DE12)3部に代えた以外は実験例1に準じて実施し実験例2の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。
実験例3
実験例1において、水9部、デキストリン(DE2〜5)3部を水10.5部、デキストリン(DE2〜5)1.5部に代えた以外は実験例1に準じて実施し実験例3の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。
実験例4
実験例1において、デキストリン(DE2〜5)3部をデキストリン(DE16〜20)3部に代えた以外は実験例1に準じて実施し実験例4の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。
実験例5
実験例1において、デキストリン(DE2〜5)3部をデキストリン(DE2〜5)1.5部とデキストリン(DE38〜42)1.5部に代えた以外は実験例1に準じて実施し実験例5の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。
表1に実験例1〜実験例5の配合を纏めた。
Figure 0004419632
比較実験例1
実験例1において、デキストリン(DE2〜5)3部をデキストリン(DE38〜42)3部に代えた以外は実験例1に準じて実施し比較実験例1の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。
比較実験例2
上昇融点38℃の油脂(菜種:パーム混合の硬化油と大豆油の混合油脂、10℃のSFCが55、20℃のSFCが38、30℃のSFCが17)90部にモノグリセリド(理研ビタミン社製、エマルジーMS)0.5部を溶解させ油相を得た。50℃の水9部に食塩1部を溶解させ水相を得た。油相と水相を予備乳化させ、コンビネーターにより急冷捏和し、比較実験例2の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。
比較実験例3
上昇融点38℃の油脂(菜種:パーム混合の硬化油と大豆油の混合油脂、10℃のSFCが55、20℃のSFCが38、30℃のSFCが17)80部にモノグリセリド(理研ビタミン社製、エマルジーMS)0.5部を溶解させ油相を得た。50℃の水16部に食塩1部、デキストリン(DE2〜5)3部を溶解させ水相を得た。油相と水相を予備乳化させ、コンビネーターにより急冷捏和し、比較実験例3の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。
比較実験例4
上昇融点38℃の油脂(菜種:パーム混合の硬化油と大豆油の混合油脂、10℃のSFCが55、20℃のSFCが38、30℃のSFCが17)84部にモノグリセリド(理研ビタミン社製、エマルジーMS)0.5部を溶解させ油相を得た。50℃の水9部に食塩1部、デキストリン(DE2〜5)6部を溶解させ水相を得た。油相と水相を予備乳化させ、コンビネーターにより急冷捏和し、比較実験例4の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。
比較実験例5
上昇融点38℃の油脂(菜種:パーム混合の硬化油と大豆油の混合油脂、10℃のSFCが55、20℃のSFCが38、30℃のSFCが17)89.5部にモノグリセリド(理研ビタミン社製、エマルジーMS)0.5部を溶解させ油相を得た。50℃の水9部に食塩1部、デキストリン(DE2〜5)0.5部を溶解させ水相を得た。油相と水相を予備乳化させ、コンビネーターにより急冷捏和し、比較実験例5の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。
比較実験例6
実験例1において、デキストリン(DE2〜5)3部を溶解させる代わりにアルファー化澱粉3部を分散/膨潤させる以外は実験例1に準じて実施し比較実験例6のロールイン用油中水型乳化組成物を得たが組織状態が悪かった。
表2に比較実験例1〜比較実験例6の配合を纏めた。
Figure 0004419632
次にロールイン用油中水型乳化組成物を使用し、表3の配合、表4の製造条件でクロワッサンを焼成し、食感の評価を行った。
Figure 0004419632

Figure 0004419632
実施例1
表3の実施例1の配合において、実験例1のロールイン用油中水型乳化組成物以外の原料を練り上げ、28℃、湿度75%の庫内にて60分間発酵させた後、−18℃のフリーザーで60分間リタードをとった。実験例1のロールイン用油中水型乳化組成物を折り込み、リバースシーターで3つ折りを2回行った後、−7℃のフリーザーで60分間リタードをとり、リバースシーターで3つ折りを1回行った後、−7℃のフリーザーで45分間リタードをとった。そして、リバースシーターで生地厚4mmまで延ばし、55gを成形し、35℃、湿度75%の庫内で60分間発酵させた後、庫内温度210℃のオーブンで17分間焼成し実施例1のクロワッサンを得た。評価としては浮き、内層とも良好であった。
実施例2〜実施例5及び比較例1〜比較例5
表3の実施例2〜実施例5及び比較例1〜比較例5の配合において、実施例1と同様な処理を行なった。評価としては実施例2〜5、比較例1〜5のクロワッサンは浮き、内層とも良好であった。
実施例1〜5、比較例1〜5のクロワッサンについて焼成1日後の食感を比較した結果を表5に示した。実施例1〜5では表面のパリパリした食感が得られたのに対し、比較例1〜5では表面のパリパリした食感は得られなかった。比較例4では表面のパリパリ感は得られたものの硬くゴワゴワし、歯切れが悪かった。
Figure 0004419632
本発明は、油中水型乳化組成物に関する。詳しくは、層状膨化小麦粉食品を製造する際、歯切れが良く、表面がパリパリした食感を得ることができるロールイン用油中水型乳化組成物及びその製造法に関する。

Claims (5)

  1. 油脂及び水を含む油中水型乳化組成物であって、DE2〜6のデキストリンを含有することを特徴とするロールイン用油中水型乳化組成物。
  2. DE2〜6のデキストリンの量が乳化組成物全体に対して1〜5重量%である、請求項1記載のロールイン用油中水型乳化組成物。
  3. 水分が乳化組成物全体に対して1〜14重量%である、請求項1又は請求項2記載のロールイン用油中水型乳化組成物。
  4. 油脂、水及びDE2〜6のデキストリンを含む油中水型乳化組成物の製造法において、予め水または温水にDE2〜6のデキストリンを溶解して水相を調製し、その後油相と水相とを予備乳化することを特徴とするロールイン用油中水型乳化組成物の製造法。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のロールイン用油中水型乳化組成物を使用した、層状膨化小麦粉食品。
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