JP4418703B2 - 製本装置、製本システムおよび製本方法 - Google Patents

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Description

本発明は、シートを束にして製本するための製本装置、および、そのような製本装置を備えた製本システム、並びに、シートを束にして製本化する製本方法に関する。
一般に、製本装置では、複数枚のシートが束状に集積されて1つのシート束が形成された後、そのシート束の1つの端縁に接着剤が塗布されるとともに、接着剤が塗布された前記端縁に表紙が接着される。また、製本装置は、通常、シート束の端縁を裁断して所定のサイズに切り揃える裁断部や、製本されたシート束を集積状態で収納する収納部も備えている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
特開2001−240301号公報 特開2002−326473号公報
ところで、このような従来の製本装置において、シート束は、様々な方向で搬送されつつ製本される。具体的には、例えば、シート束は、横に寝かされたままの状態(シート束の端縁に沿う方向)で搬送され、あるいは、斜め方向に搬送されることにより、接着剤の塗布、裁断、収納が成される。そのため、以下に示すような幾つかの問題が生じる虞がある。
すなわち、製本装置内でシート束を縦、横、斜めといった様々な方向で搬送すると、シート束の姿勢を変換するためのスペースを製本装置内に確保する必要が生じるだけでなく、製本装置内でシート束の搬送経路が占める領域も大きくなる。すなわち、シート束の搬送経路のために大きなスペースを製本装置内に確保しなければならなくなり、製本装置が大型化し、結果的に、製本装置の製造コストが高くなるといった問題が生じる。
また、シート束を横に寝かせた状態(水平状態)でシート束の端縁に接着剤を塗布する場合には、シート束の端縁に対して側方から接着剤を塗布しなければならないため、接着剤をムラ無く良好に塗布するために構造的な工夫が必要になる。例えば、接着剤を収容する容器を備えた接着剤塗布装置から接着剤をシート束の端縁に側方から塗布する際には、塗布される接着剤が重力の作用によって前記容器から漏れ出ないように、容器に密封構造を設ける必要がある。そのため、接着剤塗布装置の構造が複雑になる。
また、接着剤が塗布されたシート束を横に寝かせた状態で搬送すると、接着剤の塗布量が多くなってしまった場合や、シート束が斜行搬送されてしまった場合に、搬送中のシート束の端縁が搬送経路の側壁を含む様々な部材と接触し、それによって、シート束の端縁に塗布された接着剤が掻き取られてしまうといった不具合が生じる虞がある。このような不具合を防止するために、接着剤が塗布されたシート束の端縁と搬送経路との間に充分な空間を確保したり、接着剤の塗布量を厳密に制御する特殊な装備を設ける等の工夫を施すことも考えられるが、その場合には、装置の大型化や高コスト化を招いてしまう。
また、シート束に接着剤を塗布して表紙を接着した後、シート束を横に寝かせた状態でシート束の端縁を裁断する場合には、接着剤が重力によって表紙から溢れ出て垂れる方向(鉛直方向)と裁断刃の移動方向とが一致するため、裁断時に溢れ出た接着剤が裁断刃に付着し易く、そのため、付着した接着剤によってその後の裁断刃による裁断機能が損なわれる虞がある。
また、製本されたシート束を横に寝かせた状態(水平状態)で集積収納する場合には、接着剤が重力によって垂れる方向(鉛直方向)とシート束の集積方向とが一致するため、垂れた接着剤によってシート束同士が接着されてしまうといった不具合が生じる。
本発明は、このような現状に着目してなされたものであり、その目的とするところは、接着剤の垂れに対して支障無く製本処理を行なうことができる構造が簡単でコンパクトな製本装置、製本システムおよび製本方法を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、複数のシートを束状に集積してシート束を形成し、そのシート束を製本化する製本装置において、前記シート束を略鉛直方向に立てた状態で、シート束の端縁に接着剤を塗布する接着剤塗布部と、前記接着剤塗布部により接着剤が塗布されて製本化されたシート束を略鉛直方向に立てた状態で集積収納する収納部と、前記シート束を略鉛直方向に立てた状態のまま、略鉛直な搬送経路に沿って、シート束を前記接着剤塗布部から前記収納部へと搬送する搬送手段と、前記接着剤塗布部と前記収納部との間の前記搬送経路の途中に設けられ、前記シート束を略鉛直方向に立てた状態で、シート束の端縁を裁断する裁断部と、を備えていることを特徴とする。
この請求項1に記載された発明によれば、シート束は、略鉛直方向に立てられた状態のまま、略鉛直な搬送経路に沿って、接着剤塗布部から収納部へと搬送される。すなわち、シート束は、製本装置内で縦、横、斜めといった様々な方向で搬送されるのではなく、その製本処理の略全工程にわたって、略鉛直な一直線の搬送経路のみに沿って搬送される。そのため、シート束の姿勢を変換するためのスペースを製本装置内に確保する必要もなく、縦、横、斜めといった様々な方向でシート束を搬送する従来の製本装置に比べて、製本装置内でシート束の搬送経路が占める領域が格段に小さくなる。したがって、製本装置の小型化が可能になり、また、製本装置の製造コストを大幅に削減することも可能になる。また、接着剤塗布部から収納部にわたってシート束が略鉛直方向に立てられた状態のまま維持されるため、束が崩れることもない。
また、請求項1に記載された発明によれば、シート束を略鉛直方向に立てた状態で、シート束の端縁に接着剤が塗布される。すなわち、シート束の端縁に対して接着剤を鉛直方向から塗布することができ、側方から接着剤を塗布する必要がないため、塗布される接着剤が重力の作用によって接着剤容器から漏れ出ないような構造的工夫を敢えて行なう必要がなくなり、接着剤塗布装置の構造を簡略化することが可能になるとともに、接着剤をムラ無く良好に塗布することも容易になる。
また、請求項1に記載された発明によれば、接着剤が塗布されたシート束は、横に寝かされた状態で搬送されるのではなく、略鉛直方向で搬送される。すなわち、シート束は、接着剤が塗布された端縁に沿う方向と直交する方向で搬送されるため、搬送中のシート束の端縁が搬送経路の側壁を含む様々な部材と接触することを回避でき、したがって、シート束の端縁に塗布された接着剤が掻き取られてしまうといった不具合を防止することができる。また、そのような不具合を防止する対策を施さなくて済むため、装置の大型化や高コスト化を招かないで済む。
また、請求項1に記載された発明によれば、接着剤が塗布されて製本化されたシート束は、略鉛直方向に立てられた状態で集積収納される。このようにすれば、シート束に塗布された接着剤が重力によって垂れる方向とシート束の集積方向とが異なる(略直交する)ため、仮に接着剤が収納部内で垂れるようなことがあっても、その垂れる接着剤によってシート束同士が接着されてしまうような事態を回避できる。この場合、特に、請求項5に記載されるように、接着剤が塗布された端縁を下にしてシート束を収納部内に集積収納することが望ましい。そのようにすれば、垂れる接着剤によってシート束同士が接着されてしまうような事態をほぼ確実に防止することができる。
さらに、請求項に記載された発明は、前記接着剤塗布部と前記収納部との間の前記搬送経路の途中に設けられ、前記シート束を略鉛直方向に立てた状態で、シート束の端縁を裁断する裁断部を備えていることにより、接着剤が塗布されたシート束は、略鉛直方向に立てられた状態で、その端縁が裁断されるため、接着剤が重力によって垂れる方向(鉛直方向)と裁断刃による裁断方向(移動方向)とが直交し、したがって、接着剤の垂れ方向と裁断刃の裁断方向(移動方向)とが一致する場合(シート束が水平に寝かされた状態で裁断される場合)に比べて、裁断時に垂れる接着剤が裁断刃に付着するような機会を極力減らすことができ、付着した接着剤によってその後の裁断刃による裁断機能が損なわれるような事態を最小限に抑えることが可能になる
また、請求項に記載された発明は、前記接着剤塗布部と前記収納部との間の前記搬送経路の途中に設けられ、前記シート束を略鉛直方向に立てた状態で、接着剤が塗布されたシート束の端縁に表紙を接着する表紙接着部を更に備えていることから、シート束を略鉛直方向に立てた状態で、接着剤が塗布されたシート束の端縁を表紙に接着するようになっているため、接着剤が塗布された端縁を下にして表紙に押付けるように接着すれば、万一、接着剤が垂れた場合であっても、これが表紙上で受け止められ、接着剤が装置の他の部分に付着して不具合が生じる虞がなくなる
また、請求項に記載された発明は、前記搬送手段は、接着剤が塗布された前記端縁を下にして前記シート束を搬送するようにしていることから、接着剤が塗布された端縁を下にしてシート束が搬送されるため、搬送経路のために特に大きくスペースを確保しなくても、また、接着剤の塗布量を厳密に制御する特殊な装備を備えなくても、シート束の移動時にシート束の端縁が搬送経路と接触して接着剤が掻き取られてしまうことがなくなる。したがって、装置の大型化や高コスト化を招くことなく、シート束を構成する各シート同士を確実に接着することができるとともに、シート束と表紙とを充分に接着することができ、また、搬送経路の側壁に付着した接着剤が後続のシート束の搬送を妨げてしまうといった不具合も生じない。また、接着剤が塗布された端縁を下方に向かせることにより、接着剤を前記端縁の下側から塗布することができるため、接着剤容器を上側に開放させることができる。そのため、重力方向で接着剤を接着剤容器に補充することも可能になり、接着剤の補充が容易になる
なお、本発明では、前述した特徴的な構成を含む製本システムおよび製本方法も開示されている。
本発明によれば、接着剤の垂れに対して支障無く製本処理を行なうことができる構造が簡単でコンパクトな製本装置、製本システムおよび製本方法を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1には、画像形成装置としての複写機Aと、製本装置Bと、後処理装置Cとを備えた本発明の一実施形態に係る製本システム1が示されている。製本装置Bは、画像が転写された複数のシートを複写機Aから受けるとともに、受けたシートを束状に集積してシート束を形成し、そのシート束を製本化する。また、後処理装置Cは、排紙トレイ35を有しており、画像が転写された複数のシートを複写機Aから製本装置Bを介して受けるとともに、シート束を形成してステープル処理(綴じ処理)等の後処理を行なう。なお、複写機Aや製本装置Bをそれ単独で使用することもできる。
図示のように、複写機1の装置本体2内には画像形成部3が設けられており、この画像形成部3によって普通紙やOHPシート等のシートに対して画像が形成される。具体的には、装置本体2の上面に原稿給送装置5が装着されており、この原稿給送装置5から自動給送された原稿が光学読取手段7によって光学的に読み取られ、その読み取り情報がデジタル信号とし画像形成部3へ送信される。画像形成部3では、前記デジタル信号に基づいて光照射手段13からレーザ光Lが感光体ドラム15の表面に照射され、これにより、前記原稿に対応する静電潜像が感光体ドラム15の表面に形成される。続いて、感光体ドラム15の回転により、感光体ドラム15の周囲に配置された現像装置8から前記静電潜像に対してトナーが供給され、静電潜像が可視化される。この可視化されたトナー像は、その後、転写部14に所定のタイミングで送られてきたシートSに転写される。なお、画像が転写されるシートSは、装置本体2の下部に装着されたシートカセット9から搬送ローラ10によって1枚ずつ転写部14に送り込まれる。無論、マルチトレイ12からの給送も可能となっている。
転写部14にてトナー像が転写されたシートSは、その後、定着装置6へと搬送され、ここで熱および圧力印加によってトナー像が永久定着される。そして、装置本体2において片面モードが設定されている場合には、定着装置6を通過したシートSが製本装置Bへと送り込まれる。一方、装置本体2において両面記録モードが設定されている場合、片面に画像が形成されたシートSは、定着装置6を通過した後、先ず、スイッチバックによって再搬送路18に搬送され、次に、再度、画像形成部3へと搬送されて、裏面に画像が形成され、その後、製本装置Bへと送り込まれる。
なお、装置本体2は、製本装置BにシートSを送り込む前に、製本装置B内の搬送経路の切換等を事前に行なえるように、製本装置Bに対してシートサイズ等の信号を送るようになっている。
製本装置Bは、シートSを搬送して整合する搬送整合部21と、接着剤塗布部22と、裁断部23とを少なくとも備えており、通常の排出モードの他、接着製本モードや裁断モードの選択が可能となっている。なお、裁断モードにおける裁断は、後述するシート束S1の接着面以外の三方向が可能となっている。
搬送整合部21は、装置本体2から搬入されたシートSを搬送する第1の搬送路T1と、第1の搬送路T1から二股に分岐する第2および第3の搬送路T2,T3とを備えている。第1の搬送路T1には搬入ローラ対25が設けられており、この搬入ローラ対25の下流側には、第2の搬送路T2と第3の搬送路T3との分岐部に、搬送路を切り替えるための切替フラッパ27が設けられている。
このような搬送路の形態において、装置本体2側で通常の排出モードが選択されると、装置本体2から第1の搬送路T1を通じて製本装置B内に搬入されたシートSは、切替フラッパ27によって第3の搬送路T3へと案内され、この第3の搬送路T3に設けられた複数の搬送ローラ対29を介して、後処理装置Cの排紙トレイ35に排出される(必要に応じて、ステープル等の後処理が施された後、排紙トレイ35に排出される)。一方、装置本体2側で製本モードが選択されると、シートSは、切替フラッパ27によって第2の搬送路T2へと案内されるとともに、接着剤塗布部22および裁断部23を経由して接着製本(例えば、糊付けによる製本)された後、収納部34に排出される。
また、第2の搬送路T2の下流には、搬送整合部21の整合域を構成する集積部42が設けられている。この集積部42は、シートSを受ける受け部42aを備えており、この受け部42aによって所定枚数のシートSを傾斜させた状態で積載し、1つのシート束S1を形成する。この場合、受け部42aは、図示しないスライド機構によってシートSの積載方向(シート束S1の厚さ方向)にスライド可能であり、例えば図示しないラックにより任意のスライド位置で固定されるようになっている。また、集積部42には、シートSを受け部42aに対して押し付ける押し付けアーム52が、回転軸52aを中心に回動自在に設けられている。
また、受け部42aは、その上で所定のシート束S1が形成されると、斜めに方向付けられたシート受け姿勢のまま、図1に矢印a,bで示されるように、第1の位置P1へと下方に向けて所定距離だけ移動された後、その移動方向と直交する方向(斜め下方)に所定距離だけ移動されることにより第2の位置P2に位置決めされる。このような受け部42aの移動は、詳細に図示しない移動機構によって行なわれる。
また、第2の位置P2には、受け部42a上に積載されたシート束S1の端部を保持するグリッパ(搬送手段)55a,55bが設けられている。これらのグリッパ55a,55bは、保持したシート束S1を、図1に矢印cで示されるように回動させて略鉛直方向に向ける(略鉛直方向に立たせる)とともに、その略鉛直状態を維持したまま(シート束S1の1つの端縁(後述する接着剤が塗布される端縁)を下にして)接着剤塗布部22に向けて下方に移動させる。具体的には、これらのグリッパ55a,55bは、第2の位置P2でシート束S1を保持する保持位置と、シート束S1を裁断装置23に受け渡す受渡位置との間で移動することができる。また、グリッパ55a,55bは、シート束S1を両側から挟持する閉位置と、シート束S1の挟持状態を解除する開位置との間で移動できる。
次に、上記構成の集積部42によってシートSを集積してシート束S1を形成する場合について説明する。
まず、装置本体2側で製本モードが選択されると、装置本体2から排出されたシートSは、第1の搬送路T1から搬入ローラ対25および切替フラッパ27を介して、第2の搬送路T2へと案内された後、集積部42へと導かれる。
集積部42に導かれたシートSは、順次に、受け部42a上に積載される。この場合、1枚のシートSが受け部42a上に載置される度に、押し付けアーム52は、回動軸52aを中心に回動し、シートSを受け部42aに対して押し付ける。この押し付けアーム52による押圧力は、シートS同士の隙間を無くして、適正なシート束S1を形成するとともに、受け部42aをシート束S1とともにスライドさせる。そして、この受け部42aのスライド位置が前記ラック機構により保持されることにより、次のシートSのための積載スペースが確保される。すなわち、押し付けアーム52は、集積部42に集積されるシートSの枚数が増えるにつれて(シート束S1の厚さに応じて)、受け部42aをスライドさせ、整合性の良好なシート束S1の形成に寄与する。
以上のようにして、集積部42に対して順次にシートSが送り込まれて、所定枚数のシートSが集積される(所定厚さのシート束S1が形成される)と、受け部42aは、前記移動機構により、第1の位置P1を介して第2の位置P2へと移動される。そして、この第2の位置P2において、受け部42a上のシート束S1は、開位置で待機していたグリッパ55a,55bによって保持された後、回動されて鉛直方向に向けられ、その鉛直状態のまま接着剤塗布部22に向けて移動される。なお、接着剤塗布部22は、第3の搬送路T3の下流に設けられた後述する表紙接着部60と第1の位置P2との間に設けられている。
接着剤塗布部22は、接着剤(例えば、糊)を保持し且つその保持された接着剤をシート束S1の端縁に塗布する接着ユニット66と、この接着ユニット66をシート束S1の端縁に沿って移動させる移動機構とを備えている。接着ユニット66は、接着剤を収容し且つ上方に向けて開口する例えばアルミ製の容器(接着剤容器)66aと、容器66aに回転可能に支持された回転体としての塗布ローラ68bとを備えている。この場合、塗布ローラ68bは、例えば耐熱ゴムから成り、容器66a内の接着剤と接触してこれを表面で保持するとともに、それ自身回転しながら、表面に保持された接着剤をシート束S1の端縁に塗布する。
また、このような接着ユニット66は、前記移動機構により、シート束S1に接着剤を塗布するための塗布領域(図1において容器66aが位置する領域)と、シート束S1の搬送経路(略鉛直な搬送経路)から退避して塗布処理に備えるための待機位置と、接着剤の補充を受ける(容器66aの前記開口を通じて接着剤が補充される)補充位置すなわち接着剤補充装置90と対向する位置との間で移動することができる。
次に、グリッパ55a,55bによって送られてくるシート束S1の端縁に対して、接着剤塗布部22により接着剤を塗布する場合について説明する。
まず、前述したようにグリッパ55a,55bにより挟持されて下降されてくるシート束S1は、接着ユニット66の移動経路における塗布領域上の所定の位置に略鉛直状態で位置決めされる。この場合、シート束S1の厚さに応じて、シート束S1の端縁と塗布ローラ68bとの間隔が調整される。
このようにして、塗布領域上の所定の位置にシート束S1が位置決めされると、今度は、待機位置で待機していた接着ユニット66が塗布領域の所定の起点位置へと移動される。そして、その後、接着ユニット66は、塗布ローラ68bが正回転されてシート束S1の端縁に接触された状態で、前記起点位置から所定の折り返し位置に向けシート束S1に対して移動される。これにより、シート束S1の端縁には、容器66a内の接着剤を表面に担持した塗布ローラ68bにより、接着剤が満遍なく塗布されていく。
接着ユニット66が前記折り返し位置に達すると、塗布ローラ68bの正回転が停止され、接着ユニット66の移動も停止される。そして、この時点から、今度は、塗布ローラ68bが逆回転された状態で、接着ユニット66が折り返し位置から起点位置に向けて移動し始める。そして、接着ユニット66が再度起点位置に達した段階で、塗布ローラ68bの逆回転が停止され、接着ユニット66の移動も停止される。そして、以上のような往復移動が例えば2回行なわれた後、接着剤の塗布作業が終了する。
シート束S1の端縁に対する接着剤の塗布が終了すると、接着ユニット66が待機位置もしくは補充位置へと移動され、シート束S1の搬送経路が確保される。その後、この略鉛直な搬送経路を通じて(接着ユニット66の移動方向と交差する方向で)、グリッパ55a,55bにより挟持されたシート束S1が表紙接着部60へと下降される。
また、このようにしてシート束S1の端縁に接着剤が塗布されるまでの間に、表紙接着部60には既に表紙が搬送されて待機されている。この場合、表紙は、表紙が収容された図示しない表紙収容部から表紙供給手段により繰り出されて表紙接着部60に送られ、あるいは、装置本体2側で作成された後に装置本体2から表紙接着部60に対して送られる。表紙が装置本体2側から表紙接着部60に送られる場合、表紙は、第1の搬送路T1から切替フラッパ27を介して第3の搬送路T3に搬送され、シート束S1の略鉛直な搬送経路を横切る表紙接着部60の所定位置に位置決めされる。そして、この位置決めされた表紙に対し、接着剤が塗布されたシート束S1の端縁がグリッパ55a,55bによって上側から鉛直方向で押し付けられる。また、この状態で、シート束S1は、接着剤によりその端縁に表紙が付着されたまま、グリッパ55a,55bによって更に鉛直下方へと移動され、表紙接着部60の下側に位置するスライド自在な突き当て板59に押し付けられる。その後、表紙およびシート束S1は、突き当て板59に突き当てられた状態で、スライド自在な背折り板によって両側からプレスされる。これにより、表紙には、シート束S1の厚さに応じた折り目が形成される。
次に、突き当て板59が外側にスライド移動して、シート束S1の搬送経路が形成された後、グリッパ55a,55bは、表紙が接着されたシート束S1を挟持したまま下方の裁断部23へと引き渡す。
次に、図2〜図5を参照しながら、裁断部23について詳しく説明する。
図2および図3中、113は入口搬送ローラ、120は断裁ユニット、121は回転テーブル、122は回転テーブル121上のシート束S1を挟持固定する回転自在のグリッパ、122aはグリッパ122を回転テーブル121に対して押圧するグリッパ駆動機構、122bはグリッパ122を断裁ユニット120の方向へ自在に移動させるグリッパ移動機構、122cはグリッパ122を保持するグリッパフレームである。断裁ユニット120は、断裁刃120aと、断裁時にシート束S1の端部を押圧する可動押え板120bと、固定押え板120cと、これらを駆動する押え板移動機構とを備えている。
表紙が接着されたシート束S1がグリッパ55a,55bによって裁断部23へ引き渡されると、搬送移動機構116が起動されて入口搬送ローラ113が回転され、シート束S1が断裁刃120aの方へと鉛直方向に搬送される。この場合、入口搬送ローラ113は、ローラ開閉移動機構114によって駆動されることによりシート束S1を挟持する。
次に、入口搬送ローラ113から排出されたシート束S1は、略鉛直の搬送経路を形成するガイド板119に支持されつつ、略鉛直状態のまま裁断刃120aへと搬送される。
このようにしてシート束S1が裁断刃120aまで搬送されると、グリッパ移動機構122aによりグリッパ122が駆動されて、シート束S1がグリッパ122と回転テーブル121との間で挟持固定される。
次に、断裁刃120aは、シート束S1の厚さ情報に基づいて、シート束S1の回転および移動に必要な隙間を形成するべく所定位置まで移動して待機する。そして、グリッパ移動機構122aおよび回転機構121aを介して回転テーブル121およびグリッパ122が駆動されることにより、回転テーブル121とグリッパ122とによって挟持されているシート束S1は、表紙が接着された端縁としての背面S1aを下に向けた状態から、他の端縁である天部S1b、小口部S1c、地部S1dを断裁刃120aによって断裁できる位置までそれぞれ回転および移動される。なお、図4の(a)は、天部S1bが断裁刃120aによって断裁される位置までシート束S1を回転および移動させた状態を示し、図4の(b)は、地部S1dが断裁刃120aによって断裁される位置までシート束S1を回転および移動させた状態を示し、図4の(c)は、小口部S1cが断裁刃120aによって断裁される位置までシート束S1を回転および移動させた状態を示している。
いずれの端縁S1b,S1c,S1dを裁断する場合にも、回転テーブル121とグリッパ122とによって挟持されているシート束S1が断裁位置で固定され、断裁ユニット120が図示しない制御手段により端縁の裁断を行なう。具体的には、制御手段により前記押え板移動機構が駆動されることにより、可動押え板120bが移動され、裁断されるべきシート束S1の端縁側が可動押え板120bと固定押え板120cとの間で挟持される(図5の(a)参照)。そして、断裁刃120aが円弧を描くように水平面内で移動されることにより、端縁が切り揃えられる(図5の(b)参照)。また、この時、断裁された屑127は、自重で落下し、フラッパ125により屑箱126へと収納される。具体的には、断裁が開始されると、図示しない制御手段により、フラッパ125が図5の(b)に実線で示される屑受け位置へと回動され、裁断に伴なって自重落下してくる裁断屑127がフラッパ125の案内により屑箱126へと収納される。このような裁断屑127の効率的な回収は、鉛直な搬送経路によってシート束S1が搬送されて裁断されることにより実現し得るものである。なお、フラッパ125は、1つのシート束S1の裁断が終了する度に元の位置(図5の(a)に実線で示される位置;図5の(b)に破線で示される位置)に戻される。
なお、1つの端縁が断裁されたら、再び、押え板120bおよび断裁刃120aは、シート束S1の厚さ情報に基づいて、シート束S1の回転および移動に必要な隙間を形成するべく所定位置まで移動して待機する。そして、再度、グリッパ移動機構122bおよび回転機構121aを介して回転テーブル121およびグリッパ122が駆動され、回転テーブル121とグリッパ122とによって挟持されているシート束S1は、次に裁断するべき端縁を断裁刃120aによって断裁できる位置まで回転(180°回転)および移動される。
以上のようにして3つの端縁の裁断が完了すると、回転機構121aが駆動されることにより回転テーブル121が元の位置に戻され、グリッパ移動機構122bが駆動されることにより、グリッパ122と回転テーブル121とで挟持されたシート束S1が排出ローラ123を介して収納部34へと搬送される。この場合、排出ローラ123により吐き出されるシート束S1は、フラッパ125により収納部34内に押し込まれるとともに、接着剤が塗布された端縁S1aを下にした略鉛直に立てられた状態で集積収納される。
以上説明したように、本実施形態によれば、シート束S1は、略鉛直方向に立てられた状態のまま、略鉛直な搬送経路に沿って、接着剤塗布部22から収納部34へと搬送される。すなわち、シート束S1は、製本装置B内で縦、横、斜めといった様々な方向で搬送されるのではなく、その製本処理の略全工程にわたって、略鉛直な一直線の搬送経路のみに沿って搬送される。そのため、シート束S1の姿勢を変換するためのスペースを製本装置B内に確保する必要もなく、縦、横、斜めといった様々な方向でシート束S1を搬送する従来の製本装置に比べて、製本装置B内でシート束S1の搬送経路が占める領域が格段に小さくなる。したがって、製本装置Bの小型化が可能になり、また、製本装置Bの製造コストを大幅に削減することも可能になる。また、接着剤塗布部22から収納部34にわたってシート束S1が略鉛直方向に立てられた状態のまま維持されるため、束が崩れることもない。
また、本実施形態によれば、シート束S1を略鉛直方向に立てた状態で、シート束S1の端縁に接着剤が塗布される。すなわち、シート束S1の端縁に対して接着剤を鉛直方向から塗布することができ、側方から接着剤を塗布する必要がないため、塗布される接着剤が重力の作用によって接着剤容器66aから漏れ出ないような構造的工夫を敢えて行なう必要がなくなり、接着ユニット66の構造を簡略化することが可能になるとともに、接着剤をムラ無く良好に塗布することも容易になる。
また、本実施形態によれば、接着剤が塗布されたシート束S1は、横に寝かされた状態で搬送されるのではなく、略鉛直方向で搬送される。すなわち、シート束S1は、接着剤が塗布された端縁に沿う方向と直交する方向で搬送されるため、搬送中のシート束S1の端縁が搬送経路の側壁を含む様々な部材と接触することを回避でき、したがって、シート束S1の端縁に塗布された接着剤が掻き取られてしまうといった不具合を防止することができる。また、そのような不具合を防止する対策を施さなくて済むため、装置の大型化や高コスト化を招かないで済む。
また、本実施形態によれば、接着剤が塗布されて製本化されたシート束S1は、略鉛直方向に立てられた状態で収納部34内に集積収納される。このようにすれば、シート束S1に塗布された接着剤が重力によって垂れる方向とシート束S1の集積方向とが異なる(略直交する)ため、仮に接着剤が収納部34内で垂れるようなことがあっても、その垂れる接着剤によってシート束S1同士が接着されてしまうような事態を回避できる。特に本実施形態では、接着剤が塗布された端縁を下にしてシート束S1を収納部34内に集積収納するため、垂れる接着剤によってシート束S1同士が接着されてしまうような事態をほぼ確実に防止することができる。
また、本実施形態において、接着剤が塗布されたシート束S1は、略鉛直方向に立てられた状態で、その端縁が裁断されるため、接着剤が重力によって垂れる方向(鉛直方向)と裁断刃120aによる裁断方向(移動方向)とが直交し、したがって、接着剤の垂れ方向と裁断刃120aの裁断方向(移動方向)とが一致する場合(シート束S1が水平に寝かされた状態で裁断される場合)に比べて、裁断時に垂れる接着剤が裁断刃120aに付着するような機会を極力減らすことができ、付着した接着剤によってその後の裁断刃120aによる裁断機能が損なわれるような事態を最小限に抑えることが可能になる。
また、本実施形態では、シート束S1が略鉛直方向に立てられた状態で、接着剤が塗布されたシート束S1の端縁が表紙に接着される(接着剤が塗布された端縁を下にして表紙に押付けるように接着する)ようになっているため、万一、接着剤が垂れた場合であっても、これが表紙上で受け止められ、接着剤が装置の他の部分に付着して不具合が生じる虞がなくなる。
また、本実施形態では、接着剤が塗布された端縁を下にしてシート束S1が搬送されるため、搬送経路のために特に大きくスペースを確保しなくても、また、接着剤の塗布量を厳密に制御する特殊な装備を備えなくても、シート束S1の移動時にシート束S1の端縁が搬送経路と接触して接着剤が掻き取られてしまうことがなくなる。したがって、装置の大型化や高コスト化を招くことなく、シート束S1を構成する各シート同士を確実に接着することができるとともに、シート束S1と表紙とを充分に接着することができ、また、搬送経路の側壁に付着した接着剤が後続のシート束S1の搬送を妨げてしまうといった不具合も生じない。また、接着剤が塗布された端縁を下方に向かせることにより、接着剤を前記端縁の下側から塗布することができるため、接着剤容器66aを上側に開放させることができる。そのため、重力方向で接着剤を接着剤容器66aに補充することも可能になり、接着剤の補充が容易になる。
本発明は、シート束を形成して製本化するあらゆる製本装置、および、そのような製本装置を組み込む様々なシステムに対して適用することができる。
本発明の一実施形態に係る製本システムの概略構成図である。 図1の製本システムを構成する製本装置の裁断部の概略構成図である。 図2の裁断部の平面時である。 裁断刃による裁断手順を段階的に示す斜視図である。 (a)は裁断前の裁断部およびフラッパの状態、(b)は裁断時の裁断部およびフラッパの状態をそれぞれ示している。
符号の説明
22 接着剤塗布部
23 裁断部
34 収納部
B 製本装置
S1 シート束

Claims (14)

  1. 複数のシートを束状に集積してシート束を形成し、そのシート束を製本化する製本装置において、
    前記シート束を略鉛直方向に立てた状態で、シート束の端縁に接着剤を塗布する接着剤塗布部と、
    前記接着剤塗布部により接着剤が塗布されて製本化されたシート束を略鉛直方向に立てた状態で集積収納する収納部と、
    前記シート束を略鉛直方向に立てた状態のまま、略鉛直な搬送経路に沿って、シート束を前記接着剤塗布部から前記収納部へと搬送する搬送手段と、
    前記接着剤塗布部と前記収納部との間の前記搬送経路の途中に設けられ、前記シート束を略鉛直方向に立てた状態で、シート束の端縁を裁断する裁断部と、
    を備えていることを特徴とする製本装置。
  2. 前記接着剤塗布部と前記収納部との間の前記搬送経路の途中に設けられ、前記シート束を略鉛直方向に立てた状態で、接着剤が塗布されたシート束の端縁に表紙を接着する表紙接着部を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の製本装置。
  3. 前記搬送手段は、接着剤が塗布された前記端縁を下にして前記シート束を搬送することを特徴とする請求項に記載の製本装置。
  4. 前記収納部は、接着剤が塗布された前記端縁を下にしてシート束を集積収納することを特徴とする請求項2又は3に記載の製本装置。
  5. 画像を形成してシートに転写する画像形成装置と、
    画像が転写された複数のシートを前記画像形成装置から受けるとともに、受けたシートを束状に集積してシート束を形成し、そのシート束を製本化する製本装置と、
    を備えた製本システムにおいて、
    前記製本装置は、
    前記シート束を略鉛直方向に立てた状態で、シート束の端縁に接着剤を塗布する接着剤塗布部と、
    前記接着剤塗布部により接着剤が塗布されて製本化されたシート束を略鉛直方向に立てた状態で集積収納する収納部と、
    前記シート束を略鉛直方向に立てた状態のまま、略鉛直な搬送経路に沿って、シート束を前記接着剤塗布部から前記収納部へと搬送する搬送手段と、
    前記接着剤塗布部と前記収納部との間の前記搬送経路の途中に設けられ、前記シート束を略鉛直方向に立てた状態で、シート束の端縁を裁断する裁断部と、
    を備えていることを特徴とする製本システム。
  6. 前記接着剤塗布部と前記収納部との間の前記搬送経路の途中に設けられ、前記シート束を略鉛直方向に立てた状態で、接着剤が塗布されたシート束の端縁に表紙を接着する表紙接着部を更に備えていることを特徴とする請求項に記載の製本システム。
  7. 前記表紙を収容する表紙収容部と、
    前記表紙収容部から表紙を繰り出して前記表紙接着部に供給する表紙供給手段と、
    を更に備えていることを特徴とする請求項に記載の製本システム。
  8. 前記画像形成装置で作成された表紙が前記表紙接着部に供給されることを特徴とする請求項6又は7に記載の製本システム。
  9. 前記搬送手段は、接着剤が塗布された前記端縁を下にして前記シート束を搬送することを特徴とする請求項6乃至8の何れかの項に記載の製本システム。
  10. 前記収納部は、接着剤が塗布された前記端縁を下にしてシート束を集積収納することを特徴とする請求項6乃至9の何れかの項に記載の製本システム。
  11. 複数のシートを束状に集積してシート束を形成し、
    前記シート束を略鉛直方向に立てた状態で、シート束の端縁に接着剤を塗布し、
    接着剤が塗布されたシート束を略鉛直方向に立てた状態のまま略鉛直な搬送経路に沿って搬送しつつ所定の製本処理を行い、
    前記製本処理が行われたシート束を略鉛直方向に立てた状態で、シート束の端縁を裁断し、
    前記搬送経路に沿って略鉛直状態で搬送されたシート束をその略鉛直状態のまま集積収納する
    ことを特徴とする製本方法。
  12. 前記製本処理においては、前記シート束を略鉛直方向に立てた状態で、接着剤が塗布されたシート束の端縁に表紙接着する、ことを特徴とする請求項11に記載の製本方法。
  13. 前記シート束は、前記搬送経路において、接着剤が塗布された端縁を下にして搬送されることを特徴とする請求項12に記載の製本方法。
  14. 前記シート束は、接着剤が塗布された端縁を下にして集積収納されることを特徴とする請求項12又は13に記載の製本方法。
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