JP4415706B2 - 電動パーキングブレーキ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動パーキングブレーキ装置に関する。
従来、乗員の手動操作に代えて、電動にてパーキングブレーキの作動及び解除をする電動パーキングブレーキ装置が知られている。また、従来の電動パーキングブレーキ装置としては、急な坂道において車両の下降移動を防止すべく、クラッチペダルの戻し操作に加えて、アクセルペダルの踏み込みがあったときに、パーキングブレーキを電動にて解除するものが知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−38615号公報
しかしながら、従来の電動パーキングブレーキ装置は、クラッチペダルの戻し操作に加えて、アクセルペダルの踏み込みを要する構成となっていたため、車両が登り勾配に停車していた場合には車両の下降移動を防止できるものの、下り勾配では車両の下降移動が一層顕著なものとなり、運転者に車両飛び出しの不安感を与えてしまう。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、登り勾配において車両の下降移動を防止しつつも、下り勾配において車両飛び出しの不安感を軽減させることが可能な電動パーキングブレーキ装置を提供することにある。
本発明によれば、電動パーキングブレーキ装置は、マニュアル車のパーキングブレーキを自動解除するものであって、車両が停車している路面の傾斜角を検出する傾斜角検出センサと、クラッチペダルの操作を検出するクラッチペダル操作検出センサと、アクセルペダルの操作を検出するアクセルペダル操作検出センサとを有している。また、電動パーキングブレーキ装置は制御手段を有し、制御手段は、傾斜角検出センサからの信号に基づいて、少なくとも傾斜角が所定角以上を示すと判断される場合に、クラッチペダル操作検出センサからの信号によりクラッチペダルの戻し操作が検出され、アクセルペダル操作検出センサからの信号によりアクセルペダルの踏み込み操作が検出されたときに、パーキングブレーキを自動解除する構成となっている。さらに、この電動パーキングブレーキ装置は、シフトポジションの状態を検出するシフトポジション検出センサを備えており、制御手段は、シフトポジション検出センサからの信号と傾斜角検出センサからの信号とに基づいて、傾斜角が車両進行方向に所定角以上の下り勾配を示していると判断した場合、アクセルペダル操作検出センサからの信号によらず、クラッチペダル操作検出センサからの信号によりクラッチペダルの戻し操作を検出したときに、クラッチペダル操作検出センサにより検出されたクラッチペダルの操作位置が、所定の閾値を超えるとパーキングブレーキの解除を開始するとともに、クラッチペダルの操作開始位置から所定の閾値に達するまでの操作の速度が速くなるのに応じて、パーキングブレーキ解除速度を速くしながらパーキングブレーキを自動解除する構成となっている。
本発明によれば、少なくとも路面の傾斜角が所定角以上を示すときに、クラッチペダルの戻し操作が検出され、アクセルペダルの踏み込み操作が検出されたときに、パーキングブレーキを自動解除している。このため、例えば車両前方方向に上り勾配をなす坂道に車両が停車し、前方に発進しようしている場合には、車両発進時に車両が後方に下降移動してしまうことが防止される。
さらに、本発明によれば、路面の傾斜角が車両進行方向に所定角以上の下り勾配を示している場合、アクセルペダルの操作によらず、クラッチペダルの戻し操作を検出したときに、パーキングブレーキを自動解除している。このため、例えば車両前方方向に所定角以上の下り勾配をなす坂道に車両が停車し、且つシフトポジションがドライブポジションにされている場合には、クラッチペダルの戻し操作のみでパーキングブレーキが自動解除されることとなる。これにより、車両進行方向に下り勾配の坂道において、パーキングブレーキの自動解除のために、アクセルペダルを操作して車両が急激に下降移動してしまうことが防止される。
さらに、本発明によれば、クラッチ戻し速度が速いほどブレーキ解除速度を速めているので、運転者の発進の速さに関する意思に合わせた発進が可能となる。
従って、登り勾配において車両の下降移動を防止しつつも、下り勾配において車両飛び出しの不安感を軽減させることができる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2は、第1実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置全体の構成図であり、図1は電動パーキングブレーキ装置の車両設置状態を示し、図2は電動パーキングブレーキ装置の詳細構成を示している。
まず、図1及び図2に示すように、電動パーキングブレーキ装置1は、ECU(制御手段)11とアクチュエータ13とからなるコントロールユニット10、イコライザ15、PKBケーブル17及びパーキングブレーキ19を備えている。また、電動パーキングブレーキ装置1は、電源部21、ヒューズ23、エマージェンシー解除操作部25、及び解除ケーブル27を具備している。さらに、電動パーキングブレーキ装置1は、インジケータランプ29、各種センサ31〜59、メインハーネス61、コネクタ63及びボディハーネス65を有している。
電動パーキングブレーキ装置1は、ECU11により制御されるアクチュエータ13がイコライザ15及びPKBケーブル17を介して、車両後輪側に設置されたパーキングブレーキ19を自動解除及び自動作動させるものである。
また、上記ECU11とアクチュエータ13とは、電源部21に接続されている。電源部21は、ヒューズ23を介してECU11とアクチュエータ13とに電圧を供給するものであり、詳しくは電源部21の第1端子21aから第1ヒューズ23a介してECU11に電圧を供給し、第2端子21bから第2ヒューズ23b介してアクチュエータ13に電圧を供給する構成となっている。
また、エマージェンシー解除操作部25は、解除ケーブル27を介してアクチュエータ13に接続されており、手動にて操作されることで早期にアクチュエータ13を作動させ、パーキングブレーキ19を解除させることが可能とされたものである。
また、インジケータランプ29及び各種センサ・スイッチ31〜59は、メインハーネス61、コネクタ63及びボディハーネス65を介してECU11に接続されている。ここで、インジケータランプ29は、パーキングブレーキ19の自動解除及び自動作動や、システム異常などの状態を表示するためのものであって、ECU11からの信号により点灯及び消灯するものである。
また、各種センサ・スイッチ31〜59それぞれは、検出結果又は入力内容に応じた信号をECU11に送信する構成となっている。図3は、第1実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置1の一部構成図である。同図に示すように、操作スイッチ31は、アクチュエータ13を作動させるためのスイッチである。また、操作スイッチ31は、操作内容に応じた信号をECU11に送信する構成となっている。このため、ECU11は、アクチュエータ13を作動させ、パーキングブレーキ19の電動による解除及び作動を行うこととなる。
また、イグニッションセンサ33は、イグニッションスイッチの状態を検出するものであり、イグニッションOFFの状態であるか、アクセサリONの状態であるか、エンジン作動状態であるかを検出し、検出した情報をECU11に送信する構成となっている。また、イグニッションセンサ33は、車両キーが挿入されているか否かについても検出する構成とされており、キーの挿入又は非挿入の情報をECU11に送信するようになっている。
アクセルポジションセンサ(アクセルペダル操作検出センサ)35は、アクセルペダルの操作を検出するためのものであって、具体的にはアクセルペダル部に設置されてアクセルペダルの動きに同期したポジション情報をECU11に送信する構成となっている。ブレーキペダルスイッチ37は、ブレーキペダル部に設置され、ブレーキペダルの動きに同期して、ブレーキペダルのオン/オフ情報をECU11に送信する構成となっている。クラッチポジションセンサ(クラッチペダル操作検出センサ)39は、クラッチペダルの操作を検出するためのものであって、アクセルポジションセンサ35と同様にクラッチペダルの動きに同期したポジション情報をECU11に送信する構成とされている。
また、エンジン回転数検出センサ41及びエンジントルク検出センサ43は、それぞれエンジンの回転数及びトルクの情報を検出してECU11に送信するものである。シフトポジション検出センサ(シフトポジション検出センサ)45は、シフトポジションの状態、すなわちドライブポジションであるか、ニュートラルポジションであるかなどを検出し、ECU11にその情報を送信するものである。
シート圧力センサ47は、運転者用シートの座面に設置され、シートに加わる圧力を検出し、その圧力の情報をECU11に送信するものである。ライニング温度センサ51は、RRブレーキパッド又はライニング内部に設置されており、RRブレーキ摩擦材の温度を検出し、その温度情報をECU11に送信するものである。荷重センサ53は、アクチュエータ13の内部に設置されており、PKBケーブル17のアクチュエータ側の端部に加わる荷重を計測し、その情報をECU11に送信するものである。
また、勾配センサ(傾斜角検出センサ)55は、車両が停車している路面の傾斜角を検出するものであり、検出した路面傾斜角の情報をECU11に送信する構成となっている。車輪速センサ57は、4輪のアクスルハウジング部位に設けられており、各車輪速の情報を検出し、ECU11に送信する構成となっている。さらに、減速機回転センサ59は、アクチュエータ13の内部に設置され、アクチュエータ内のギヤ(後述する減速機67)の回転数を検出してその情報をECU11に送信するものである。
そして、ECU11は、上記各種センサ・スイッチ31〜59からの信号に基づいて、パーキングブレーキ19を自動解除及び自動作動するようになっており、自動解除及び自動作動の際には、アクチュータ13を作動させるようになっている。
また、図3に示すように、アクチュエータ13は、モータMと減速機67とを備えておいる。次にアクチュータ13を備えるコントロールユニット10について、図4を参照して説明する。
図4は、電動パーキングブレーキ装置1のコントロールユニット10の内部構成図である。同図に示すように、コントロールユニット10は、ECU11及びアクチュエータ13がハウジング69に収納された構成となっている。具体的に説明すると、ECU11は、モータMに接続されており、モータMを正転駆動又は逆転駆動させるようになっている。また、モータMは、減速機67に接続されている。減速機67は、駆動ギヤ71、ガイドシャフト73、第1従動ギヤ75、駆動シャフト77、及び第2従動ギヤ79からなっている。
駆動ギヤ71は、モータMに接続され、モータMからの回転力を、ガイドシャフト73により軸支される第1従動ギヤ75に伝えるようになっている。また、第1従動ギヤ75は、駆動シャフト77により軸支される第2従動ギヤ79に接続され、自己の回転力を第2従動ギヤ79に伝達するようになっている。さらに、駆動シャフト77は、ねじ切り加工され、ねじ切り部と噛み合うように駆動ナット81が取り付けられている。このため、駆動ナット81は、第2従動ギヤ79が回転すると駆動シャフト77の延在方向に沿って移動することとなる。また、駆動ナット81は、荷重センサ53(図示せず)を有するケーシング83に連結されている。このため、ケーシング83は、駆動ナット81の移動に合わせて駆動シャフト77の長手方向に移動可能となっている。
このように構成されるため、ECU11は、モータMを正転駆動又は逆転駆動させ、角ギヤ71,75,79を通して駆動シャフト77を回転させることとなる。そして、ECU11は、駆動シャフト77の回転により駆動ナット81を移動させ、この移動によりケーシング83を駆動シャフト77の延在方向に移動させてPKBケーブル17を引き込み又は繰り出しすることとなる。そして、この引き込み又は繰り出しによって、パーキングブレーキ19は解除又は作動することとなる。
次に第1実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置1の動作の概略を図3及び図4を参照して説明する。まず、車両が上り坂に停車している場合の動作を説明する。車両が上り坂に停車している場合おいてエンジンが始動すると、イグニッションセンサ33が、エンジンの作動状態を読み取り、ECU11にその旨の情報を送信する。
その後、ECU11は勾配センサ55から車両が停車している路面の傾斜角情報を入力する。そして、ECU11は、アクセルポジションセンサ35からアクセルペダルの動きに同期したポジション情報を入力し、アクセルペダルの操作を検出する。また、ECU11は、クラッチポジションセンサ39からクラッチペダルの動きに同期したポジション情報を入力し、クラッチペダルの操作を検出する。
そして、ECU11は、勾配センサ55からの信号に基づいて、少なくとも路面傾斜角が所定角以上か否かを判断する。ここで、少なくとも路面傾斜角が所定角以上である場合、ECU11は、クラッチポジションセンサ39からの信号によりクラッチペダルの戻し操作が検出されたか否かを判断する。また、ECU11は、アクセルポジションセンサ35からの信号によりアクセルペダルの踏み込み操作が検出されたか否かを判断する。
そして、ECU11は、クラッチペダルの戻し操作が検出され且つアクセルペダルの踏み込み操作が検出された場合、パーキングブレーキ19を自動解除する。これにより、車両が上り坂に停車していても、車両発進時に車両が下降移動してしまうことが防止されることとなる。
ここで、第1実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置1にあっては、シフトポジション検出センサ43からの信号に基づいて、より好適な制御を行っている。すなわち、ECU11は、シフトポジション検出センサ43からの信号に基づいて、路面傾斜角が車両進行方向に下り勾配を示すか否かを判断する。具体的にECU11は、車両前方側へ上り勾配の坂道に車両が停車している場合、シフトポジションがリバースポジションにされているときに、車両進行方向に下り勾配を示していると判断する。また、車両前方側へ下り勾配の坂道に車両が停車している場合、シフトポジションがドライブポジションにされているときも同様に、車両進行方向に下り勾配を示していると判断する。
そして、ECU11は、勾配センサ55からの信号を読み込み、少なくとも傾斜角が所定角以上であるか否かを判断する。そして、ECU11は、車両進行方向に下り勾配を示し且つ少なくとも傾斜角が所定角以上であると判断した場合において、クラッチポジションセンサ39からの信号を読み込む。次いで、ECU11は、クラッチポジションセンサ39からの信号によりクラッチペダルの戻し操作を検出した場合に、パーキングブレーキ19を自動解除する。このとき、ECU11は、アクセルポジションセンサ35からの信号によらず、パーキングブレーキ19を自動解除することとなる。
これにより、アクセル操作を伴わず、クラッチペダルの戻し操作のみでパーキングブレーキ19が自動解除されることとなり、アクセルペダルを操作して車両が急激に下降移動してしまうことが防止される。
次に、第1実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置1によるパーキングブレーキ19の自動解除処理について詳細に説明する。図5は、第1実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置1による自動解除処理の一例を示すフローチャートである。
まず、ECU11は、イグニッションセンサ33からの信号に基づいてエンジンが始動したか否かを判断する(ST10)。エンジンが始動していないと判断した場合(ST10:NO)、図5に示す処理は終了する。一方、エンジンが始動したと判断した場合(ST10:YES)、ECU11は、パーキングブレーキ19が作動状態か否かを判断する(ST11)。
ここで、パーキングブレーキ19が作動状態でないと判断した場合(ST11:NO)、すなわちパーキングブレーキ19が解除状態である場合、自動解除の必要性がないことから、図5に示す処理は終了する。他方、パーキングブレーキ19が作動状態であると判断した場合(ST11:YES)、ECU11は、シフトポジション検出センサ43からの信号により、現在のシフトポジションの情報を読み取る(ST12)。
次いで、ECU11は、勾配センサ55から車両が停車している路面の傾斜角を読み取り、路面傾斜角が車両進行方向に所定角以上の下り勾配を示すか否かを判断する(ST13)。ここで、路面傾斜角が車両進行方向に所定角以上の下り勾配を示さないと判断した場合(ST13:NO)、すなわち路面傾斜角が所定角以上でない場合、又は車両進行方向に下り勾配でない場合、図5に示す処理は終了する。そして、路面傾斜角が所定角以上でない場合、又は車両進行方向に下り勾配でない場合、処理は図示しないフローに移行し、ECU11は、アクセルペダルの操作及びクラッチペダルの戻し操作により、パーキングブレーキ19を自動解除することとなる。
一方、路面傾斜角が車両進行方向に所定角以上の下り勾配を示すと判断した場合(ST13:NO)、ECU11は、アクセルポジションセンサ35からの信号を読み込まず、クラッチポジションセンサ39からの信号を読み込む。そして、ECU11は、クラッチペダルの戻し操作が検出されたか否かを判断する。すなわち、クラッチポジションセンサ39にて検出された現在のクラッチペダルポジションCpxが所定の閾値Cp0より大きいか否かを判断する(ST14)。
そして、現在のクラッチペダルポジションCpxが所定の閾値Cp0より大きくないと判断した場合(ST14:NO)、図5に示す処理は終了する。一方、現在のクラッチペダルポジションCpxが所定の閾値Cp0より大きいと判断した場合(ST14:YES)、ECU11は、パーキングブレーキ19を自動解除する(ST15)。
ここで、図6を参照する。図6は、クラッチペダルポジションCpx及び所定の閾値Cp0、並びにパーキングブレーキ19の自動解除の様子を示すタイミングチャートである。まず、パーキングブレーキ19が作動しており、クラッチペダルが踏み込まれているとする(時刻0〜T11)。
そして、運転者がクラッチペダルの戻し操作をしたとする。ここで、クラッチペダルポジションCpxが所定の閾値Cp0を超えない段階では、未だパーキングブレーキ19は自動解除されない(時刻T11〜T12)。
その後、クラッチペダルポジションCpxが所定の閾値Cp0を超えると、パーキングブレーキ19の自動解除が開始する(時刻T12)。そして、パーキングブレーキ19が一定の速度で自動的に解除される(時刻T12〜T13)。その後、クラッチペダルの戻し操作が終了する(時刻T14)。
なお、パーキングブレーキ19は、ECU11がモータMを作動させ、減速機67を通じてPKBケーブル17を繰り出すことで自動解除される。すなわち、図4に示す構成例において、ECU11は、まず、モータMを作動させる。そして、ECU11は、第2従動ギヤ79を回転させて、ケーシング83をECU11の設置位置と反対側に移動させる。これにより、ECU11は、PKBケーブル17を繰り出してパーキングブレーキ19を自動解除する。
再度、図5を参照する。以上のようにしてパーキングブレーキ19の自動解除を行った後、ECU11はパーキングブレーキ19の自動解除についての警告情報をインジケータランプ29に送信する(ST16)。これにより、インジケータランプ29は、点灯により自動解除の旨を運転者に報知する。その後、図5に示す処理は終了する。
このように、本装置1は、所定角以上の下り勾配においてパーキングブレーキ19を自動解除するにあたり、アクセル操作を必要としないため、アクセルペダルを操作して車両が急激に下降移動してしまうことを防止することができる。
このようにして、第1実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置1によれば、少なくとも路面傾斜角が所定角以上を示すときに、クラッチペダルの戻し操作が検出され、アクセルペダルの踏み込み操作が検出されたときに、パーキングブレーキ19を自動解除している。このため、例えば車両前方方向に上り勾配をなす坂道に車両が停車し、前方に発進しようしている場合には、車両発進時に車両が後方に下降移動してしまうことが防止される。
さらに、第1実施形態によれば、路面傾斜角が車両進行方向に所定角以上の下り勾配を示している場合、アクセルペダルの操作によらず、クラッチペダルの戻し操作を検出したときに、パーキングブレーキ19を自動解除している。このため、例えば車両前方方向に下り勾配をなす坂道に車両が停車し、且つシフトポジションがドライブポジションにされている場合には、クラッチペダルの戻し操作のみでパーキングブレーキ19が自動解除されることとなる。これにより、車両進行方向に下り勾配の坂道において、パーキングブレーキ19の自動解除のために、アクセルペダルを操作して車両が急激に下降移動してしまうことが防止される。
従って、登り勾配において車両の下降移動を防止しつつも、下り勾配において車両飛び出しの不安感を軽減させることができる。
次に、第2実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置2について説明する。第2実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置2は、第1実施形態のものとほぼ同様であるが、パーキングブレーキ19の自動解除処理が一部異なっている。具体的に第2実施形態において、ECU11は、アクセルペダル操作によらずに、パーキングブレーキ19を自動解除する場合、検出された下り勾配が大きくなるのに従って、ブレーキ解除速度を遅くするようにしている。
図7は、第2実施形態に係るクラッチペダルポジションCpx及び所定の閾値Cp0、並びにパーキングブレーキ19の自動解除を示すタイミングチャートである。
まず、同図に示すように、下り勾配が所定角以上となると、アクセルペダル操作によらずクラッチペダルの戻し操作のみで、パーキングブレーキ19を自動解除する。この点は、第1実施形態と同様である。
ところが、路面の下り勾配が一層大きくなると、ECU11は、パーキングブレーキ19の解除速度を遅くする。具体的に、ECU11は、時刻T22〜T24までの時間を掛けてパーキングブレーキ19を自動解除していたのに対し、傾斜角が大きくなると、時刻T22〜T25までの時間を掛けてパーキングブレーキ19を自動解除するようになる。すなわち、ECU11は、より多くの時間を掛けてパーキングブレーキ19の自動解除を完了させるようになる。これにより、急勾配などで即座にパーキングブレーキ19が解除されてしまい、車両が急に下降移動してしまうことを防止するようにしている。
さらに、第2実施形態では、一層傾斜角が大きくなって、傾斜角が第2所定角(上記所定角よりも大きく設定された角)を超えたとすると、ECU11は、パーキングブレーキ19の解除速度を一層遅くすると共に、ブレーキ解除開始から終了に至るまでの間において、ブレーキ解除速度を段階的に速くする。
具体的に図7において、ECU11は、傾斜角が第2所定角以上となると、時刻T22〜T26までの時間を掛けてパーキングブレーキ19を自動解除するようになる。すなわち、ECU11は、より一層時間を掛けてパーキングブレーキ19を自動解除する。
また、このときの解除速度は段階的に変化させられている。すなわち、時刻T22〜T23までの解除速度A、時刻T23〜T25までの解除速度B、及び時刻T25〜T26までの解除速度Cがそれぞれ異なっている。このように、解除速度は、解除開始段階では遅く、解除完了段階で速くなるようにされている。
このため、ブレーキ解除の初期段階では、比較的遅めにブレーキ解除されることとなり、車両が急激に飛び出してしまうことが少なくなる。また、ブレーキ解除の初期段階以降では、比較的素早くブレーキ解除されることとなり、速やかな車両発進が可能とされている。
このようにして、第2実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置2によれば、第1実施形態と同様に、登り勾配において車両の下降移動を防止しつつも、下り勾配において車両飛び出しの不安感を軽減させることができる。
さらに、第2実施形態によれば、車両が停車する路面の下り勾配が大きくなるのに従って、ブレーキ解除速度を遅くするので、急勾配などで比較的遅めにパーキングブレーキ19が解除されることとなり、車両が急激に飛び出してしまうことが少なくなっている。従って、車両飛び出しの不安感を一層軽減することができる。
また、下り勾配が第2所定角以上の勾配を示すとき、ブレーキ解除開始から終了に至るまでの間において、ブレーキ解除速度を段階的に速くしていくので、ブレーキ解除の初期段階では、比較的遅めにブレーキ解除されることとなり、車両が急激に飛び出してしまうことが少なくなる。また、ブレーキ解除の初期段階以降では、比較的素早くブレーキ解除されることとなり、速やかな車両発進が可能とされている。従って、車両飛び出しの不安感を一層軽減しつつも、車両発進時に煩わしさを与えないようにすることができる。
次に、第3実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置3について説明する。第3実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置3は、第1実施形態のものとほぼ同様であるが、パーキングブレーキ19の自動解除処理が一部異なっている。具体的に第3実施形態において、ECU11は、クラッチペダルの戻し操作の速度が速くなるのに応じて、ブレーキ解除速度を速くするようにしている。
図8は、第3実施形態に係るクラッチペダルポジションCpx及び所定の閾値Cp0、並びにパーキングブレーキ19の自動解除を示すタイミングチャートである。同図に示すように、傾斜角が所定角以上となると、アクセルペダル操作によらずクラッチペダルの戻し操作のみで、パーキングブレーキ19を自動解除する。この点は、第1実施形態と同様である。
ところが、クラッチペダルの戻し操作の速度が速くなると(図8に示す破線)、ECU11は、パーキングブレーキ19の解除速度を速くする。具体的に図8において、運転者がクラッチペダルの戻し操作の速度を速くすると(時刻T33〜T35)、ECU11は、時刻T34〜T35までの時間のみでパーキングブレーキ19を自動解除する。すなわち、ECU11は、クラッチペダルの戻し操作が通常である場合(時刻T32〜T37)、時刻T34〜T36までの時間を掛けてパーキングブレーキ19の解除を完了させていたのに対し、これよりも短い時刻T34〜T36の時間のみでパーキングブレーキ19の解除を完了させるようになっている。
一方、クラッチペダルの戻し操作の速度が遅くなると(図8に示す一点鎖線)、ECU11は、パーキングブレーキ19の解除速度を遅くする。具体的に図8において、運転者がクラッチペダルの戻し操作の速度を遅くすると(時刻T31〜T39)、ECU11は、時刻T34〜T38までの時間を掛けてパーキングブレーキ19を自動解除する。すなわち、ECU11は、クラッチペダルの戻し操作が通常である場合(時刻T32〜T37)、時刻T34〜T36までの時間を掛けてパーキングブレーキ19の解除を完了させていたのに対し、これよりも長い時刻T34〜T38の時間でパーキングブレーキ19の解除を完了させるようになっている。
これにより、運転者がクラッチペダルを速く戻し、素早く発進したい場合には、ブレーキ解除速度が速くなり、早期の発進が可能となる。他方、運転者がクラッチペダルを遅く戻し、ゆっくりと発進したい場合に、ブレーキ解除速度が遅くなり、ゆるやかな発進が可能となる。このように、運転者の意思に合わせた発進が可能とすることができる。
このようにして、第3実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置3によれば、第1実施形態と同様に、登り勾配において車両の下降移動を防止しつつも、下り勾配において車両飛び出しの不安感を軽減させることができる。
さらに、第3実施形態によれば、クラッチペダルの戻し操作が速くなるのに応じて、ブレーキ解除速度を速くしている。このため、運転者がクラッチペダルを速く戻し、素早く発進したい場合には、ブレーキ解除速度が速くなり、早期の発進が可能となる。他方、運転者がクラッチペダルを遅く戻し、ゆっくりと発進したい場合には、ブレーキ解除速度が遅くなり、ゆるやかな発進が可能となる。このように、運転者の意思に合わせた発進が可能となっている。従って、車両発進時による飛び出しを防止しつつも、好適な車両発進を支援することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、各実施形態を組み合わせてもよいし、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
第1実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置全体の構成図であり、電動パーキングブレーキ装置の車両設置状態を示している。 第1実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置全体の構成図であり、電動パーキングブレーキ装置の詳細構成を示している。 第1実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置の一部構成図である。 電動パーキングブレーキ装置のコントロールユニットの内部構成図である。 第1実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置による自動解除処理の一例を示すフローチャートである。 クラッチペダルポジションCpx及び所定の閾値Cp0、並びにパーキングブレーキの自動解除の様子を示すタイミングチャートである。 第2実施形態に係るクラッチペダルポジションCpx及び所定の閾値Cp0、並びにパーキングブレーキの自動解除を示すタイミングチャートである。 第3実施形態に係るクラッチペダルポジションCpx及び所定の閾値Cp0、並びにパーキングブレーキの自動解除を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1〜3…電動パーキングブレーキ装置
11…ECU(制御手段)
19…パーキングブレーキ
35…アクセルポジションセンサ(アクセルペダル操作検出センサ)
39…クラッチポジションセンサ(クラッチペダル操作検出センサ)
43…シフトポジション検出センサ(シフトポジション状態検出センサ)
55…勾配センサ(傾斜角検出センサ)

Claims (4)

  1. マニュアル車のパーキングブレーキを自動解除する電動パーキングブレーキ装置において、
    車両が停車している路面の傾斜角を検出する傾斜角検出センサと、
    クラッチペダルの操作を検出するクラッチペダル操作検出センサと、
    アクセルペダルの操作を検出するアクセルペダル操作検出センサと、
    前記傾斜角検出センサからの信号に基づいて、少なくとも前記傾斜角が所定角以上を示すと判断される場合に、前記クラッチペダル操作検出センサからの信号によりクラッチペダルの戻し操作が検出され、前記アクセルペダル操作検出センサからの信号によりアクセルペダルの踏み込み操作が検出されたときに、パーキングブレーキを自動解除する制御手段と、
    シフトポジションの状態を検出するシフトポジション検出センサと、を備え、
    前記制御手段は、前記シフトポジション検出センサからの信号と前記傾斜角検出センサからの信号とに基づいて、前記傾斜角が車両進行方向に所定角以上の下り勾配を示していると判断した場合、前記アクセルペダル操作検出センサからの信号によらず、前記クラッチペダル操作検出センサからの信号によりクラッチペダルの戻し操作を検出したときに、パーキングブレーキを自動解除する制御手段であって、前記クラッチペダル操作検出センサにより検出されたクラッチペダルの操作位置が、所定の閾値を超えるとパーキングブレーキの解除を開始するとともに、クラッチペダルの操作開始位置から所定の閾値に達するまでの操作の速度が速くなるのに応じて、パーキングブレーキ解除速度を速くすることを特徴とする電動パーキングブレーキ装置。
  2. 前記制御手段は、前記アクセルペダル操作検出センサからの信号によらずに、パーキングブレーキを自動解除する場合、前記傾斜角検出センサにより検出された下り勾配が大きくなるのに従って、ブレーキ解除速度を遅くすることを特徴とする請求項1に記載の電動パーキングブレーキ装置。
  3. 前記制御手段は、前記アクセルペダル操作検出センサからの信号によらずに、パーキングブレーキを自動解除する場合、前記傾斜角検出センサにより検出された下り勾配が、前記所定角よりも大きく設定された第2所定角以上の勾配を示すとき、ブレーキ解除開始から終了に至るまでの間において、ブレーキ解除速度を段階的に速くしていくことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の電動パーキングブレーキ装置。
  4. マニュアル車のパーキングブレーキを自動解除する電動パーキングブレーキ装置において、
    少なくとも路面が傾斜している場合、クラッチペダルの戻し操作が検出され、アクセルペダルの踏み込み操作が検出されたときに、パーキングブレーキを自動解除する一方で、路面が車両進行方向に下り勾配を示す場合には、アクセルペダルの踏み込み操作の検出を要することなく、クラッチペダルの戻し操作を検出することにより、クラッチペダル操作検出センサにより検出されたクラッチペダルの操作位置が、所定の閾値を超えるとパーキングブレーキの解除を開始するとともに、クラッチペダルの操作開始位置から所定の閾値に達するまでの操作の速度が速くなるのに応じて、パーキングブレーキ解除速度を速くしながらパーキングブレーキを自動解除することを特徴とする電動パーキングブレーキ装置。
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