JP4414301B2 - コンクリート型枠パネル用基板 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、生コンクリートを打設してコンクリート壁を成形するため床面上に枠組みされるコンクリート型枠パネルの基板に関するものである。
従来、この種コンクリート型枠パネルは、縦長の基板であるベニヤ板の裏面に補強と連結手段を兼ね備えたアルミ製の桟木用固定枠がその縦方向に沿って複数本添着固定して成形されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、近時、森林の伐採が環境破壊につながるとして前記基板を成形する外材の輸入が減少しており、それに替わる製品としてFRP製の基板がある(例えば、非特許文献1参照。)。このFRP製の基板は、方形薄板の裏面に補強のため断面矩形の突条桟部を縦横格子状に一体に突設して成形され、その内、縦の4本の突条桟部に沿ってアルミ製の桟木用固定枠が添着固定される。そして、前記突条桟部が突設されない表面同士を所定の間隔離して向かい合わせ各コンクリート型枠パネルを床面に並置して枠組みし、その間に生コンクリートを打設するようにしている。
特開平7−229290号公報(第3頁、図2、図8) アルミ桟型枠の紹介(株式会社新樹)、「Xシート・トリコンシートの紹介」、[online]、[平成16年7月22日検索]、インターネット<URL:http://www.sin−ki.co.jp/new_page_1.htm>
ところが、前記FRP製の基板にあっては、打設された生コンクリートの圧力によりその方形薄板がその突条桟部の設けられる裏面側へ強く押されるため、各突条桟部とその間の方形薄板との撓み上の差が出て、脱枠した後のコンクリート壁面に前記突条桟部の側縁のラインが格子状にくっきりと浮き出てしまい、見栄えの悪いものであった。これは、各突条桟部が断面矩形をしており、その側面と方形薄板の裏面とがほぼ直角をなすように成形され、その部位で撓み上の差がはっきり出るからである。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、脱枠後もコンクリート壁の表面に格子状のラインが出ないようにしてコンクリート壁の見栄えを良くし、しかも、重量・価格が従来とほとんど変わらないコンクリート型枠パネル用基板を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するため、本発明に係るコンクリート型枠パネル用基板は、方形薄板の裏面に複数本の断面矩形をなす突条桟部が縦横格子状に突設して成形されるFRP製のコンクリート型枠パネル用基板であって、前記方形薄板の裏面と前記各突条桟部の側面全長との間に該裏面から該側面に向かうに従い漸次肉厚が増す肉盛条部を一体に成形し、また、前記肉盛条部と接する各突条桟部の裏側角部全長に亘り削り取るようにして凹溝条部を成形し、前記肉盛条部部位と前記凹溝条部部位との重量を同じにして全体重量が変わらないようにした構成からなる。
本発明に係るコンクリート型枠パネル用基板は、方形薄板の裏面と各突条桟部の側面全長との間に該裏面から該側面に向かうに従い漸次肉厚が増す肉盛条部を一体に成形し、また、前記肉盛条部と接する各突条桟部の裏側角部全長に亘り削り取るようにして凹溝条部を成形し、前記肉盛条部部位と前記凹溝条部部位との重量を同じにして全体重量が変わらないようにしたので、各突条桟部と方形薄板との間の厚さに極端な差の生ずることがなくなり、生コンクリートの圧力が加わっても突条桟部の側縁のラインが浮き出ることがなく、コンクリート壁面は極めて見栄えが良くなるという効果がある。
また、前記肉盛条部部位と凹溝条部部位との重量はほぼ同じでそれら成形前の基板と成形後の基板との全体重量が変わることはないので、コンクリート型枠パネル用基板全体の重量は従来のものと変わらない。よって、例えば、従来のものに比較しコンクリート型枠パネルの重量が増えて取り扱いずらいとか、成形コストが高くなるといったことはないという有益な効果もある。
以下、本発明に係るコンクリート型枠パネル用基板の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は本発明に係るコンクリート型枠パネル用基板の表側から見た斜視図、図2は同裏側から見た斜視図である。このコンクリート型枠パネル用基板(以下、単に「基板」という。)Aは、例えば、ガラス繊維で補強された不飽和ポリエステル樹脂、所謂、FRPにより圧縮成型される。
前記基板Aは、例えば、縦が1800mm、横が600mm、厚みが12mmであって、重量が8.8kgである。そして、その方形薄板1の裏面に縦の突条桟部2a〜2eが短手方向の両側縁部とその間の3箇所にそれぞれ平行に突設され、横の突条桟部3,3…が長手方向の両側端部とその間に各縦の突条桟部2a〜2eと直交するようにかつ平行に複数突設されている。縦・横の突条桟部2a〜2e,3,3…はいずれも方形薄板1と一体に成型される。
そして、図3に示すように、方形薄板1の裏面4と各突条桟部2a〜2eの側面全長との間に、該裏面4から該側面に向かうに従い漸次肉厚が増す肉盛条部6が一体に成形されている。また、前記肉盛条部6と接する各突条桟部2a〜2e,3の裏側角部全長に亘り凹溝条部7が成形される。ここで、盛り付けられるように成形される前記肉盛条部部位6aと削り取られるように成形される前記凹溝条部部位7aとの重量はほぼ同じとなるように設定される。これら肉盛条部6や凹溝条部7は各突条桟部2a〜2e,3と同様に成形型(図示せず。)により同時に圧縮成型される。
更に、図4に基づき、例えば基板1の長手方向に沿った一側縁の突条桟部2aについて詳しく説明する。図中、二点鎖線は本来の縦の突条桟部2aの外形である。この縦の突条桟部2aは、断面矩形であって横幅が30mm、方形薄板1の裏面4から8mm裏側へ突出している。そこで、前記縦の突条桟部2aの外側の側端縁から内側へ27mm+15mm進んだ位置を点P1とし、この点P1から方形薄板1の裏面4に垂線L1を下ろしその点をP2とする。その垂線L1上で方形薄板1の裏面4から25mm離れた位置を点Oとし、この点Oを中心として半径25mmの円弧Rを描く。該円弧Rと突条桟部2aの側面5との交点をP3とし、側面5と方形薄板1の裏面4との交点をP4とする。
また、前記突条桟部2aにおける側面5と後面8との交点をP5とし、後面8に沿って前記点P5から外側へ3mm進んだ位置を点P6とし、この点P6から前記側面5と平行をなす平行線L2を引き、この平行線L2と前記円弧Rとの交点をP7とする。これによると、前記肉盛条部部位6aとなる略三角形(P2,P3,P4)の面積S1と凹溝条部部位7aとなる略四角形(P3,P5,P6,P7)の面積S2とはほぼ同じになる。例えば、前記面積S1が11.955mm、面積S2が12.050mmとなる。
他の縦の突条桟部2b〜2eおよび横の突条桟部3,3…についても、その両側縁または一側縁について前記と同様な形状に成形される。このように、方形薄板1の裏面4と各縦の突条桟部2a〜2e及び横の突条桟部3の側面5全体との間に肉盛条部6aを成形することにより、方形薄板1と縦・横の突条桟部2a〜2e,3との間にはっきりした境目となるラインがなくなる。
本発明に係る基板Aは上記構成からなり、前記各縦の突条桟部2a〜2eの裏面には図5に示すようにアルミ製の桟木用固定枠9が添着され、ビスなどの固定手段により固定される。これにより、コンクリート型枠パネルA1が成形される。そして、図示は省略するが、現場では、表面同士を所定の間隔離して基板Aを向い合わせ床面上に複数枚並置して枠組みされ、その間に生コンクリートが打設されることになる。
そこで、本発明に係る基板Aにあっては、前記各縦の突条桟部2a〜2e及び各横の突条桟部3の側面5と方形薄板1との間の厚さに極端な差が生じないことから、生コンクリートの圧力が加わっても、成型後のコンクリート壁(図示せず。)にはその差が格子状のラインとしてくっきりと浮き出ることがなく、極めて見栄えが良い。
また、盛り付けた肉盛条部部位6aと削り取った凹溝条部部位7aとの重量はほぼ同じでそれら成形前の基板と成形後の基板との全体重量が変わることはないので、基板Aの全体重量は従来のものとほとんど変わりがない。よって、例えば、従来のものに比べコンクリート型枠パネルA1の重量が増えて取り扱い難いとか、成形コストが高くなるといったこともない。
本発明に係るコンクリート型枠パネル用基板の表側から見た斜視図。 同裏側から見た斜視図。 図2のX−X線拡大断面図。 図2のY−Y線拡大断面図。 コンクリート型枠パネルの裏側から見た斜視図。
符号の説明
1 方形薄板
2a〜2e 縦の突条桟部
3 横の突条桟部
4 裏面
5 側面
6 肉盛条部
6a 肉盛条部部位
7 凹溝条部
7a 凹溝条部部位
A コンクリート型枠パネル用基板
A1 コンクリート型枠パネル

Claims (1)

  1. 方形薄板の裏面に複数本の断面矩形をなす突条桟部が縦横格子状に突設して成形されるFRP製のコンクリート型枠パネル用基板であって、前記方形薄板の裏面と前記各突条桟部の側面全長との間に該裏面から該側面に向かうに従い漸次肉厚が増す肉盛条部を一体に成形し、また、前記肉盛条部と接する各突条桟部の裏側角部全長に亘り削り取るようにして凹溝条部を成形し、前記肉盛条部部位と前記凹溝条部部位との重量を同じにして全体重量が変わらないようにしたことを特徴とするコンクリート型枠パネル用基板。
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