JP4414243B2 - 樹脂成形金型装置のコア支持ロッドの組付け方法および組付け構造 - Google Patents
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そして、本発明の組付け方法は、上記目的を達成するために、前記コア支持ロッドの中間部を同心に挿入可能な案内孔を有する第1ガイド部材を、その案内孔が所望の向きに傾き得るように保持する中間ユニットを予め用意すると共に、前記コア支持ロッドの他端部を同心に挿入可能な案内孔を有する第2ガイド部材を、その案内孔が所望の向きに傾き得るように前記スライドユニットのスライド部材に予め設けておき、更に、少なくとも前記コア支持ロッドの前記ロッド挿入孔を通る部分の径を該ロッド挿入孔よりも小径に形成しておき、
前記コアを前記一方の本体型に装着した状態で、前記コアに予め穿設された締結孔に前記コア支持ロッドの一端部を前記ロッド挿入孔を介して挿入すると共に、該ロッド挿入孔の内周面と前記コア支持ロッドの外周面との間が非接触の空隙となる状態で該コア支持ロッドの一端部を該ロッド締結孔に締結し、その後、前記コア支持ロッドの前記ロッド挿入孔から露出した中間部を前記第1ガイド部材の案内孔に挿入してなる前記中間ユニットを、前記一方の本体型に対する該中間ユニット(10)の組付け位置を前記コア支持ロッド(7)の軸心に交差する方向に調整可能な組付構成によって、該第1ガイド部材の案内孔が前記コア支持ロッドと同心となる位置で前記一方の本体型に組付ける一方、前記コア支持ロッドの他端部を前記第2ガイド部材の案内孔に挿入してなる前記スライドユニットを、前記可動プレート(24)に対する該スライドユニット(11)の組付け位置を前記コア支持ロッド(7)の軸心に交差する方向に調整可能な組付け構成によって、該第2ガイド部材の案内孔が前記コア支持ロッドと同心となる位置で前記可動プレートに組付けるようにしたことを特徴とするものである。
この場合、中間ユニットを前記一方の本体型に組付ける前にコア支持ロッドの中間部を挿入している第1ガイド部材の案内孔は、その挿入状態でコア支持ロッドの軸心と同心になっている(コア支持ロッドと同じ向きに傾いている)。同様に、スライドユニットを前記可動プレートに組付ける前にコア支持ロッドの他端部を挿入している第2ガイド部材の案内孔は、その挿入状態でコア支持ロッドの軸心と同心になっている(コア支持ロッドと同じ向きに傾いている)。
より詳しくは、コア支持ロッドが、各ガイド部材の案内孔の壁面に部分的に押し付けられたりすることのない状態で、これらのコア支持ロッド及び案内孔が同心になっている。また、第1ガイド部材及び第2ガイド部材のそれぞれの案内孔同士も、これらに挿入されているコア支持ロッドを介して同心になっている。
従って、中間ユニットとスライドユニットとは、第1及び第2ガイド部材の案内孔とコア支持ロッドとが無理なく同心となっている状態(コア支持ロッドが両ガイド部材の案内孔に沿ってスムーズにその軸心方向に移動し得る状態)で、前記一方の本体型及び可動プレートにそれぞれ組み付けられる。
なお、この場合、一方の本体型への中間ユニットの組付け位置と、可動プレートへのスライドユニットの組付け位置とは、コアの締結孔に締結したコア支持ロッドと、それの中間部及び他端部が挿入される第1ガイド部材及び第2ガイド部材との位置関係に応じて、個々の金型装置毎に可変的に定まることとなる。
この場合、コア支持ロッドの各ガイド部材の案内孔への挿入によって自動的にそれらの案内孔がコア支持ロッド及びコアの締結孔と同心になるように中間ユニット及びスライドユニットの位置が調整される。そして、この後に、第1ガイド部材の案内孔と第2ガイド部材の案内孔とがコア支持ロッドと同心になる位置で、中間ユニットとスライドユニットとを最終的に組付けるので、コア支持ロッド及び各ガイド部材の案内孔が同心に確保される。
樹脂成形品にアンダーカット部を形成すべく金型本体を構成する可動本体型及び固定本体型のいずれか一方の本体型に装着されたコアと、該可動本体型及び固定本体型の型開き方向に対して傾斜した方向に延在して該コアに一端部が連結されると共に、他端部が前記一方の本体型に設けられたロッド挿入孔を介して該一方の本体型を貫通するよう設けられたコア支持ロッドと、該コア支持ロッドの他端部に臨んで前記型開き方向と同方向に移動自在に設けられた可動プレートと、前記コア支持ロッドの他端部を保持するスライド部材を有し、該コア支持ロッドの他端部を該スライド部材と共に前記型開き方向と交差する方向に移動自在に前記可動プレートに支持させるスライドユニットとを備え、前記型開き方向への可動プレートの移動とこれに伴う前記コア支持ロッドの他端部の移動との協働によって前記コア支持ロッドを前記コアと共に該コア支持ロッドの軸心方向に移動させるようにした樹脂成形金型装置において、
少なくとも前記コア支持ロッドの前記ロッド挿入孔を通る部分の径を該ロッド挿入孔よりも小径に形成しておくと共に、前記コア支持ロッドの中間部を同心に挿入可能な案内孔を有する第1ガイド部材を、その案内孔が所望の向きに傾き得るように保持する中間ユニットと、
前記コア支持ロッドの他端部を同心に挿入可能な案内孔を有し、その案内孔が所望の向きに傾き得るように前記スライドユニットのスライド部材に設けられた第2ガイド部材と、
前記コアを前記一方の本体型に装着した状態で前記コア支持ロッドの一端部を前記ロッド挿入孔を介して挿入して締結すべく該コアに穿設されたロッド締結孔とを備え、
該ロッド締結孔に締結した前記コア支持ロッドの外周面と前記ロッド挿入孔の内周面との間が非接触の空隙になっており、前記中間ユニット及び前記スライドユニットは、それぞれ前記一方の本体型及び前記可動プレートに、各々の組付け位置を前記コア支持ロッドの軸心に交差する方向に調整可能に組付けられていることを特徴とするものである。
従って、前記した本発明の組付け方法によってコア支持ロッドを中間ユニット及びスライドユニットと共に金型装置に組付けることができる。そのため、可動プレートの移動に伴うコア支持ロッドの移動方向をその軸心方向に高精度に一致させつつ、該コア支持ロッドを円滑に移動させることが可能となる。
図示の状態から可動本体型2を上動させて、型開きをした後、コア4を図中の一点鎖線Cの方向(概ね接触面4bと平行な方向)で斜め上方に移動させて、コア装着用凹部6から脱離させることで、樹脂成形品Wが取り出し可能となる。
(1)コア4を固定本体型3のコア装着用凹部6に装着する。
(2)中間ユニット10を固定本体型3に仮組付けする。より具体的には、中間ユニット10の組付け用プレート15をブッシュホルダ14に固着した状態で該組付け用プレート15がロッド挿入孔8の開口端部周縁箇所で固定本体型3の下面に当接され、この状態で図2(b)に示した如く、前記ワッシャ17を使用することなく、複数のボルト16をそれぞれ組付け用プレート15のボルト挿入孔17を介して固定本体型3に締結し、各ボルト16の首部16bを固定本体型3に当接させる。このとき、前記した如く、中間ユニット10は、ボルト16がボルト挿入孔15の壁面に当接しない範囲で固定本体型3の下面沿いに移動自在である。
(3)スライドユニット11を可動プレート24に仮組付けする。より具体的には、スライドユニット11の仮組付けに関しては、スライドユニット11を可動プレート24の凹部25に収容した後、図2(b)に示した如く、前記ワッシャ27を使用することなく、複数のボルト26をそれぞれ可動プレート24の下方からボルト挿入孔24aを介してスライドユニット11のレール部材半体21aに締結し、各ボルト26の首部26bをレール部材半体21aに当接させる。このとき、前記した如く、スライドユニット11は、ボルト26がボルト挿入孔24aの壁面に当接しない範囲で可動プレート24の凹部25の底面沿いに移動自在である。
(4)コア支持ロッド7のねじ部9側の一端部(図の上端部)を中間ユニット10の下方から、第1球状ブッシュ13の案内孔12、固定本体型3のロッド挿入孔8を介してコア4のロッド締結孔4cに挿入し、コア支持ロッド7のねじ部9をロッド締結孔4cに締結する。このとき、コア支持ロッド7は、ロッド締結孔4cと同心になる。同時に、このコア支持ロッド7の中間部が中間ユニット10の第1球状ブッシュ13の案内孔12に挿入されることで、該案内孔12がコア支持ロッド7の軸心C(=ロッド締結孔4cの軸心)と同方向に傾くと共に、該案内孔12およびコア支持ロッド7が同心になるように(コア支持ロッド7の中間部の外周面が案内孔12の内周面に均一的に接触するように)、中間ユニット10が固定本体型3の下面沿いに僅かに動くことで、該中間ユニット10の固定本体型3に対する相対位置が自動的に調整される。
(5)コア支持ロッド7の下端部をスライドユニット11の第2球状ブッシュ19の案内孔18(大径部18a)に挿入し、ボルト22により該第2球状ブッシュ19に締結する。より具体的には、可動プレート24を所定位置まで固定本体型3に向かって上昇させ、且つ、スライドユニット11のブッシュ20をストッパピン28に当接させた状態でコア支持ロッド7の下端部を第2球状ブッシュ19の案内孔18の大径部18aに挿入する。さらに、ボルト22を案内孔18の小径部18b側からコア支持ロッド7に締結する。なお、可動プレート24の凹部25の底面には、第2球状ブッシュ19のほぼ直下箇所で図示しない穴が穿設されており、その穴を介してボルト22の締結が行われる。この場合、コア支持ロッド7の下端部を第2球状ブッシュ19の案内孔18の大径部18aに挿入したとき、該案内孔18がコア支持ロッド7の軸心C(=ロッド締結孔4cの軸心)と同方向に傾くと共に、該案内孔18およびコア支持ロッド7が同心になるように(コア支持ロッド7の下端部の外周面が案内孔18の内周面に均一的に接触するように)、スライドユニット11が可動プレート24の凹部25の底面沿いに僅かに動くことで、該スライドユニット11の可動プレート24に対する相対位置が自動的に調整される。
(6)最後に、中間ユニット10を現在位置に保持しつつ、図2(a)に示した如く、ワッシャ17を使用して、各ボルト16を改めて固定本体型3に締結しなおすことで、該中間ユニット15の組付け用プレート15を固定本体型3に完全に固定する。同様に、スライドユニット11を現在位置に保持しつつ、図2(a)に示した如く、ワッシャ27を使用して、スライドユニット11側の各ボルト26を改めてスライドユニット11のレール部材半体21aに締結しなおすことで、該スライドユニット11のレール部材21を可動プレート24に完全に固定する。これにより、コア支持ロッド7の組付けが完了する。
Claims (7)
- 樹脂成形品にアンダーカット部を形成すべく金型本体を構成する可動本体型(2)と固定本体型(3)のいずれか一方の本体型に装着されたコア(4)と、
該可動本体型(2)と固定本体型(3)の型開き方向に対して傾斜した方向に延在して該コア(4)に一端部が連結されると共に、他端部が前記一方の本体型に設けられたロッド挿入孔(8)を介して該一方の本体型を貫通するように設けられたコア支持ロッド(7)と、
該コア支持ロッド(7)の他端部に臨んで前記型開き方向と同方向に移動自在に設けられた可動プレート(24)と、
前記コア支持ロッド(7)の他端部を保持するスライド部材(20)を有し、該コア支持ロッド(7)の他端部を該スライド部材(20)と共に該コア支持ロッド(7)の軸心方向と交差する方向に移動自在に前記可動プレート(24)に支持させるスライドユニット(11)とを備え、
前記型開き方向への前記可動プレート(24)の移動とこれに伴う前記コア支持ロッド(7)の他端部の移動との協働によって、前記コア支持ロッド(7)を前記コア(4)と共に該コア支持ロッド(7)の軸心方向に移動させるようにした樹脂成形金型装置(1)において、
前記コア支持ロッド(7)を組み付ける方法であって、
前記コア支持ロッド(7)の中間部を同心に挿入可能な案内孔(12)を有する第1ガイド部材(13)をその案内孔(12)が所望の向きに傾き得るように保持する中間ユニット(10)を予め用意すると共に、前記コア支持ロッド(7)の他端部を同心に挿入可能な案内孔(18)を有する第2ガイド部材(19)を、その案内孔(18)が所望の向きに傾き得るように前記スライドユニット(11)のスライド部材(20)に予め設けておき、更に、少なくとも前記コア支持ロッド(7)の前記ロッド挿入孔(8)を通る部分の径を、該ロッド挿入孔(8)よりも小径に形成しておき、
前記コア(4)を前記一方の本体型に装着した状態で、前記コア支持ロッド(7)の一端部を、前記コア(4)に予め穿設されたロッド締結孔(4c)に前記ロッド挿入孔(8)を介して挿入すると共に、該ロッド挿入孔(8)の内周面と前記コア支持ロッド(7)の外周面との間が非接触の空隙となる状態で該コア支持ロッド(7)の一端部を該ロッド締結孔(4c)に締結し、その後、
前記コア支持ロッド(7)の前記ロッド挿入孔(8)から露出した中間部を前記第1ガイド部材(13)の案内孔(12)に挿入してなる前記中間ユニット(10)を、前記一方の本体型に対する該中間ユニット(10)の組付け位置を前記コア支持ロッド(7)の軸心に交差する方向に調整可能な組付構成によって、該第1ガイド部材(13)の案内孔(12)が前記コア支持ロッド(7)と同心となる位置で前記一方の本体型に組付ける一方、前記コア支持ロッド(7)の他端部を前記第2ガイド部材(19)の案内孔(18)に挿入してなる前記スライドユニット(11)を、前記可動プレート(24)に対する該スライドユニット(11)の組付け位置を前記コア支持ロッド(7)の軸心に交差する方向に調整可能な組付構成によって、該第2ガイド部材(19)の案内孔(18)が前記コア支持ロッド(7)と同心となる位置で前記可動プレート(24)に組付けるようにしたことを特徴とするコア支持ロッドの組付け方法。 - 請求項1記載のコア支持ロッドの組付け方法において、
前記一方の本体型に装着した前記コア(4)は、前記コア支持ロッド(7)とほぼ同方向に傾斜した接触面(4b)を介して該一方の本体型に接触するように形成されており、該コア(4)のロッド締結孔(4c)は、これに締結された前記コア支持ロッド(7)の前記型開き方向に対する傾斜角度(θ2)が該コア(4)の接触面(4b)の前記型開き方向に対する傾斜角度(θ1)よりも小さくなるように形成されていることを特徴とするコア支持ロッドの組付け方法。 - 請求項1又は2に記載のコア支持ロッドの組付け方法において、
前記コア(4)のロッド締結孔(4c)に前記コア支持ロッド(7)の一端部を前記ロッド挿入孔(8)を介して挿入して締結する前に、前記中間ユニット(10)及び前記スライドユニット(11)をそれぞれ前記一方の本体型及び前記可動プレート(24)に、各々の組付け位置を調整自在に仮組付けする仮組付け工程と、
この仮組付け後に、前記コア支持ロッド(7)の一端部を、前記第1ガイド部材(13)の案内孔(12)及び前記ロッド挿入孔(8)を介して、前記コア(4)のロッド締結孔(4c)に挿入して締結し、併せて該コア支持ロッド(7)の中間部を前記第1ガイド部材(13)の案内孔(12)に挿入すると共に、該コア支持ロッド(7)の他端部を前記第2ガイド部材(19)の案内孔(18)に挿入して該第2ガイド部材(19)に組み付けるコア支持ロッド装着工程とを備え、
該コア支持ロッド装着工程の後に、前記第1ガイド部材(13)の案内孔(12)と前記第2ガイド部材(19)の案内孔(18)とが前記コア支持ロッド(7)と同心となる位置で、前記中間ユニット(10)及び前記スライドユニット(11)を、それぞれ前記一方の本体型及び前記可動プレート(24)に最終的に組付けるようにしたことを特徴とするコア支持ロッドの組付け方法。 - 樹脂成形品にアンダーカット部を形成すべく金型本体を構成する可動本体型(2)及び固定本体型(3)のいずれか一方の本体型に装着されたコア(4)と、
該可動本体型(2)及び固定本体型(3)の型開き方向に対して傾斜した方向に延在して該コア(4)に一端部が連結されると共に、他端部が前記一方の本体型に設けられたロッド挿入孔(8)を介して該一方の本体型を貫通するよう設けられたコア支持ロッド(7)と、
該コア支持ロッド(7)の他端部に臨んで前記型開き方向と同方向に移動自在に設けられた可動プレート(24)と、
前記コア支持ロッド(7)の他端部を保持するスライド部材(20)を有し、該コア支持ロッド(7)の他端部を該スライド部材(20)と共に前記型開き方向と交差する方向に移動自在に前記可動プレート(24)に支持させるスライドユニット(11)とを備え、
前記型開き方向への前記可動プレート(24)の移動とこれに伴う前記コア支持ロッド(7)の他端部の移動との協働によって、前記コア支持ロッド(7)を前記コア(4)と共に該コア支持ロッド(7)の軸心方向に移動させるようにした樹脂成形金型装置において、
少なくとも前記コア支持ロッド(7)の前記ロッド挿入孔(8)を通る部分の径を該ロッド挿入孔(8)よりも小径に形成しておくと共に、前記コア支持ロッド(7)の中間部を同心に挿入可能な案内孔(12)を有する第1ガイド部材(13)を、その案内孔(12)が所望の向きに傾き得るように保持する中間ユニット(10)と、
前記コア支持ロッド(7)の他端部を同心に挿入可能な案内孔(18)を有し、該案内孔(18)が所望の向きに傾き得るように前記スライドユニット(11)のスライド部材(20)に設けられた第2ガイド部材(19)と、
前記コア(4)を前記一方の本体型に装着した状態で前記コア支持ロッド(7)の一端部を前記ロッド挿入孔(8)を介して挿入して締結すべく該コア(4)に穿設されたロッド締結孔(4c)とを備え、
該ロッド締結孔(4c)に締結した前記コア支持ロッド(7)の外周面と前記ロッド挿入孔(8)の内周面との間が非接触の空隙になっており、前記中間ユニット(10)及び前記スライドユニット(11)は、それぞれ前記一方の本体型及び前記可動プレート(24)に、各々の組付け位置を前記コア支持ロッド(7)の軸心に交差する方向に調整可能に組付けられていることを特徴とするコア支持ロッドの組付け構造。 - 請求項4記載のコア支持ロッドの組付け構造において、
前記一方の本体型に装着した前記コア(4)は、前記コア支持ロッド(7)とほぼ同方向に傾斜した接触面(4b)を介して該一方の本体型に接触するように形成されており、該コア(4)のロッド締結孔(4c)は、これに締結された前記コア支持ロッド(7)の前記型開き方向に対する傾斜角度(θ2)が該コア(4)の接触面(4b)の前記型開き方向に対する傾斜角度(θ1)よりも小さくなるように形成されていることを特徴とするコア支持ロッドの組付け構造。 - 請求項4又は5に記載のコア支持ロッドの組付け構造において、
前記スライド部材(20)は、前記スライドユニット(11)を前記可動プレート(24)に組付けたとき、前記コア支持ロッド(7)の軸心方向とほぼ直交する方向に移動自在になるように前記スライドユニット(11)に設けられていることを特徴とするコア支持ロッドの組付け構造。 - 請求項4〜6のいずれか1項に記載のコア支持ロッドの組付け構造において、
前記第1ガイド部材(13)及び前記第2ガイド部材(19)は、球体状に形成されていることを特徴とするコア支持ロッドの組付け構造。
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