JP4413537B2 - 出力機器、通信システム、通信方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

出力機器、通信システム、通信方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、互いにネットワークを介して接続された制御機器、サーバ機器およびディスプレイ機器、並びにこれらを備えた通信システムに関し、特に、各機器間の映像・音声信号の入出力の切り替え制御を行う制御機器、サーバ機器およびディスプレイ機器、並びにこれらを備えた通信システム、通信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、家庭のテレビに複数のビデオデッキや、DVDプレーヤ等のAV機器が接続されるようになり、映像・音声信号の入出力設定の切り替えや、AV機器の制御を簡単に行えるようにするための機能に対する需要が高まっている。
【0003】
例えば、1台のテレビに接続されている複数の家電機器からの映像・音声信号の入力を簡単に切り替えることができるAVセレクタや、ホームシアター用のAVアンプ等が市場で受け入れられている。
【0004】
AV機器の制御に関しては、IEEE1394規格のケーブルで機器間を接続して統合制御を行うための仕様であるHAViや、Ethernet(登録商標)で接続するためのUPnP(Universal Plug and Play)等の機器間の接続技術が世界的に標準化されつつある。
【0005】
これらの技術を用いることによって、例えば、テレビに接続されている複数の家電機器の操作において、各機器のメーカーが異なっていたとしても、一個のリモコンによる統一された手順で映像の再生や音楽の再生等の制御を簡単に行うことができる。
【0006】
例えば、UPnPでは、AV機器内のコンテンツを選択するための仕様や、コンテンツの再生を制御するための仕様が決められている。
【0007】
ここで、ネットワークに1台のテレビと2台のVTRとが接続されているとすると、リモコンに相当する“ControlPoint”から、2台のVTRに相当する“MediaServer”と、1台のテレビに相当する“MediaRenderer”とを制御して、それぞれの“MediaServer”(VTR)内にあるコンテンツを、“MediaRenderer”(テレビ)上で再生させることができる。
【0008】
また、IEEE1394や、Ethernet(登録商標)では、従来のアナログAVケーブル接続のように、テレビ側の映像・音声入力端子に、機器毎に複数のケーブルで接続する必要がなく、論理的に1本のケーブルで接続して、映像・音声信号と同時に制御信号を流すことができる。
【0009】
各機器は、固有の識別情報で管理されているため、テレビと機器間の物理的な接続状態を変えることなく、映像・音声信号の送信元と送信先との組み合わせを自由に設定することができる。
【0010】
制御信号とデータ信号とが同時に流れるネットワークに接続されたリモコン、テレビ、VTRを含むネットワークにおいて、リモコンからVTRの再生を行うように指示を出すと、テレビ画面が自動的にVTRの再生映像に切り替えられる方法がある。
【0011】
このとき、リモコンは、制御対象となるVTRを識別情報に基づいて特定し、再生制御信号を送信するとともに、制御対象となるVTRの識別情報を併せて送信している。これにより、該制御対象となるVTRから送信された映像データが画面に表示されるように、テレビを制御することができる。
【0012】
しかし、近年、重要視されている著作権保護の観点からは、特に、コンテンツホルダにおいて、デジタルコンテンツをネットワーク上に流すことは、第三者に盗聴される危険性を伴うことから好ましくない。
【0013】
また、容量の大きいコンテンツデータがネットワーク上を流れた場合には、帯域を圧迫して、特に、帯域の狭い無線LANでは、ネットワーク全体のパフォーマンスを低下させてしまう。
【0014】
以上のような2つの問題があることから、コンテンツデータをネットワーク上に流すことなく、従来通り、機器間の接続に限定された専用の経路上に流すことが重要となる。
【0015】
ここで、上述したネットワークにおいて、コンテンツデータを機器間の専用経路上に流す場合には、ネットワーク上に流す場合と同様に、リモコンに組み込まれたディスプレイに表示されている機器選択画面で、制御対象となるVTRを選択し、続いて表示される操作画面で再生ボタンを押すと、テレビ画面がVTRの再生映像に自動的に切り替わるというシーケンスが実現される。
【0016】
また、コンテンツデータを制御信号とは異なる経路に流す場合には、データ信号には送信元であるVTRの識別情報が含まれていないため、テレビは、識別情報に基づいてデータの送信元を特定することができない。
【0017】
したがって、このような場合には、操作者が、テレビの入力設定を、制御対象であるVTRが接続されている入力端子に切り替える必要がある。よって、操作者は、テレビの複数の入力端子が、それぞれどの機器と接続されているかについて把握しておく必要がある。
【0018】
例えば、VTRとテレビとがコンポジットケーブルで接続されており、テレビのコンポジット入力端子1にはVTR1が、入力端子2にはVTR2が接続されている場合において、テレビにVTR1の映像を表示させるためには、テレビの入力設定を入力端子1に切り替える必要がある。
【0019】
この場合、再生制御を行うのはVTR1だけであるため、VTR2が信号を出力していなければ、入力信号が検出されている端子側に切り替えればよいとも考えられる。
【0020】
しかし、実用上では、VTR2が他のテレビにも接続されており、他のリモコンから再生制御されている場合や、予約録画中である場合には、VTR2の映像信号も同時に入力されることもあるため、入力信号の検出のみで制御することは困難である。
【0021】
よって、操作者が、テレビに対して明示的に入力端子1の映像に切り替える制御を行わずに、VTR1の再生制御を行うだけで、テレビの映像がVTR1の再生映像に切り替えられるようにするためには、リモコンあるいはテレビが、VTR1の識別情報とテレビの入力端子1との関連を記憶しておく必要がある。
【0022】
このようなシステムとしては、テレビとVTRとの間に、NTSC等のアナログ信号接続とIEEE1394等のデジタル信号接続とが同時に存在する場合を想定し、デジタル信号接続で用いられる機器の識別情報と、アナログ信号接続の入出力端子との関連を管理するテーブルを備えた情報出力装置がある(特許文献1参照)。
【0023】
この情報出力装置は、上記のようなテーブルを予め作成しておいて、VTRの再生制御時には、このテーブルを参照することによって、アナログ接続の入力の切り替えを行っている。
【0024】
なお、上述したUPnPでは、制御信号がIPネットワーク上を流れ、データ信号線をIEEE1394やアナログケーブルで接続するという構成も想定されているが、制御信号とデータ信号とを関連付けてテレビの映像を切り替える仕組みについては開示されていない。
【0025】
【特許文献1】
特開2001−103408号公報(公開日:平成13年4月13日)
【0026】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に開示された情報出力装置において、テーブルを作成する場合には、機器間の接続関係を操作者が手動で設定する必要があるため、制御対象となる機器の数に比例して、設定作業量が増加して操作者の負担が大きくなるとともに、データ信号ケーブルを繋ぎかえる度に設定をやり直す必要があるという問題を有している。
【0027】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、制御機器からの操作により、制御ネットワークを介して互いに接続されたサーバ機器およびディスプレイ機器などの出力機器の動作を制御する通信システムにおいて、制御機器の操作者の負担を軽減することが可能な出力機器、通信システム、通信方法を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】
本発明の出力機器は、上記の課題を解決するために、ネットワークを介して、信号パターンの生成に用いられるキー情報に基づいて、信号パターンを生成する信号パターン生成手段と、入力信号が入力される複数の入力端子と、上記信号パターン生成手段で生成した信号パターンと、上記入力端子に入力された入力信号に含まれる、上記キー情報に基づいた信号パターンとが一致するか否かを判定する信号パターン比較手段と、上記信号パターン比較手段が、上記信号パターン同士が一致すると判定した場合に、一致する信号パターンを含む入力信号が入力された入力端子からの入力信号を切り替えて出力する入力信号切り替え手段とを備えていることを特徴としている。
【0029】
上記の構成によれば、制御機器を用いて、制御対象となるサーバ機器および出力機器に対してキー情報を送信するだけで、制御対象となるサーバ機器と出力機器との接続切り替えを行うことなく、自動的に両者の接続が確立される。よって、操作者が、サーバ機器の再生制御時に、出力機器とサーバ機器との間の接続状態の記憶、設定等を行わなくても、容易に所望のサーバ機器から送信された映像・音声信号に基づく表示を、出力機器において行うことができる。
【0030】
すなわち、本発明の出力機器は、制御機器から送信されたキー情報に基づいて、信号パターンを生成する信号パターン生成手段を備えている。
【0031】
一方、この出力機器に送信されたキー情報は、制御対象となるサーバ機器にも送信されており、サーバ機器においても、同様に信号パターンが形成される。
【0032】
出力機器においては、信号パターン比較部が、サーバ機器から上記信号パターンを受信した上で、出力機器内で生成した信号パターンと、サーバ機器から受信した信号パターンとを比較し、一致するか否かを判定する。
【0033】
ここで、信号パターン比較部が一致すると判定した場合には、その信号パターンを受信した入力端子に接続を切り替える。
【0034】
本発明の出力機器によれば、以上のように、制御機器から送信されたキー情報に基づいて生成した信号パターンに基づいて、制御機器の操作者が再生制御を行ったサーバ機器との接続が自動的に確立されることから、操作者の負担を大幅に軽減することが可能な通信システムを構成することができる。
【0035】
上記信号パターン比較手段は、上記サーバ機器から受信した映像信号に含まれるディスプレイには表示されない領域から、信号パターンを抽出することがより好ましい。
【0036】
これにより、出力機器において抽出される信号パターンは、入力信号のオーバースキャン領域、つまり、ディスプレイに表示されない領域に配置されているため、サーバ機器から出力機器に対して、映像信号と同時に、映像信号パターンを送信し続けることができる。
【0037】
この結果、例えば、サーバ機器を再生制御する操作を行った後、出力機器の電源を入れた場合や、サーバ機器が既にタイマー予約録画中等で動作している状態でサーバ機器を停止させる場合であっても、制御対象であるサーバ機器を特定し、映像・音声信号に応じた表示をディスプレイにおいて出力することができる。
【0038】
上記信号パターン比較手段が、上記各信号パターンが一致すると判定した場合には、上記制御機器からキー情報を送信したサーバ機器の識別情報を取得し、上記信号パターンが入力された入力端子の識別番号と、取得したサーバ機器の識別情報との組み合わせを記録するテーブルを備えていることがより好ましい。
【0039】
これにより、予め、制御機器から再生制御信号を送信したサーバ機器の識別情報を取得することで、各サーバ機器に対応する識別情報と入力端子の識別番号との組み合わせを記憶したテーブルを作成することができる。
【0040】
つまり、本発明の出力機器の信号パターン比較部において、信号パターンの一致が確認された場合には、上記入力端子と上記識別情報との組み合わせを登録したテーブルの作成処理を、予め全ての入力端子に関して実行しておくことにより、サーバ機器の再生制御時には、このテーブルを参照することによって、容易に、制御対象であるサーバ機器が接続されている入力端子に切り替えることが可能となる。
【0041】
上記信号パターン比較手段において判定した結果、両信号パターンが一致する場合には、上記制御機器に対して、該信号パターンが入力された入力端子の識別番号を通知する送信手段を備えていることがより好ましい。
【0042】
これにより、上記制御機器から、通知された識別番号を持つ入力端子を選択するように出力機器を制御することができる。
【0043】
上記サーバ機器は、上記の課題を解決するために、上記出力機器に対して、映像・音声信号を送信するサーバ機器であって、上記制御機器において生成されたキー情報を受信するとともに、該キー情報に基づいて、信号パターンを生成する信号パターン生成手段と、上記出力機器に対して、映像・音声信号とともに、上記信号パターン生成手段で生成した信号パターンを送信する送信手段とを備えていることを特徴としている。
【0044】
上記の構成によれば、制御機器を用いて、制御対象となるサーバ機器および出力機器に対してキー情報を送信するだけで、制御対象となるサーバ機器と出力機器との接続切り替えを行うことなく、自動的に両者の接続が確立される。よって、操作者が、サーバ機器の再生制御時に、出力機器とサーバ機器との間の接続状態の記憶、設定等を行わなくても、所望のサーバ機器から送信された映像・音声信号に基づく表示を、出力機器において自動的に行うことができる。
【0045】
すなわち、上記サーバ機器は、制御機器から制御対象となるサーバ機器に対して送信されたキー情報に基づいて、信号パターンを生成する信号パターン生成部を備えている。
【0046】
一方、このサーバ機器に送信されたキー情報は、サーバ機器から映像・音声信号が送信される出力機器にも送信されており、該出力機器においても、同様に信号パターンが形成される。
【0047】
そして、出力機器において、本発明のサーバ機器から上記信号パターンを受信した上で、出力機器内で生成した信号パターンと、サーバ機器から受信した信号パターンとを比較し、一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合には、その信号パターンを受信した入力端子に接続を切り替える。
【0048】
上記サーバ機器によれば、以上のように、制御機器から送信されたキー情報に基づいて生成した信号パターンに基づいて、操作者が、制御機器から動作制御を行ったサーバ機器と出力機器との接続が自動的に確立されるため、操作者の負担を大幅に軽減することが可能な通信システムを構成することができる。
【0049】
上記信号パターン生成手段よって生成される信号パターンは、特定の形状、大きさを持つ映像パターンであることがより好ましい。
【0050】
これにより、生成された信号パターン同士の比較がしやすくなり、信号パターンが一致するか否かの判定が容易になる。
【0051】
上記信号パターンは、上記出力機器に対して送信する映像信号におけるディスプレイには表示されない領域に配置して合成されることがより好ましい。
【0052】
これにより、出力機器において抽出する信号パターンは、入力信号のオーバースキャン領域(ディスプレイに表示されない領域)に配置されているため、サーバ機器から出力機器に対して、映像信号と同時に、映像信号パターンを送信し続けることができる。
【0053】
この結果、例えば、サーバ機器を再生制御する操作を行って後、出力機器の電源を入れた場合や、サーバ機器が既にタイマー予約録画中等で動作している状態で、サーバ機器を停止させる場合であっても、制御対象であるサーバ機器を特定し、映像・音声信号に応じた表示をディスプレイにおいて出力することができる。
【0054】
上記制御機器は、上記の課題を解決するために、上記出力機器と、上記サーバ機器とに対して、制御信号を送信する制御機器であって、上記サーバ機器および出力機器に対して送信され、信号パターンの生成に用いられるキー情報を生成するキー情報生成手段と、上記キー情報を、上記サーバ機器および出力機器に対して送信する送信手段とを備えていることを特徴としている。
【0055】
上記の構成によれば、制御機器を用いて、制御対象となるサーバ機器および出力機器に対してキー情報を送信するだけで、制御対象となるサーバ機器と出力機器との接続切り替えを行うことなく、自動的に両者の接続が確立される。よって、操作者が、サーバ機器の再生制御時に、出力機器とサーバ機器との間の接続状態の記憶、設定等を行わなくても、所望のサーバ機器から送信された映像・音声信号に基づく表示を、出力機器において自動的に行うことができる。
【0056】
すなわち、上記制御機器は、制御対象となるサーバ機器および出力機器に対して送信するキー情報を生成するキー情報生成部と、このキー情報を送信する送信手段とを備えている。
【0057】
上記送信手段からキー情報を受信したサーバ機器は、該キー情報に基づいて、信号パターンを生成する。
【0058】
一方、サーバ機器と同様に、出力機器にも上記キー情報が送信されており、該出力機器においても、信号パターンが形成される。
【0059】
そして、出力機器において、サーバ機器から上記信号パターンを受信した上で、出力機器内で生成した信号パターンと、サーバ機器から受信した信号パターンとを比較し、一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合には、その信号パターンを受信した入力端子に接続を切り替える。
【0060】
上記制御機器によれば、以上のように、制御機器から送信されたキー情報に基づいて生成した信号パターンに基づいて、操作者が制御機器から動作制御を行ったサーバ機器と出力機器との接続が自動的に確立されるため、操作者の負担を大幅に軽減することが可能な通信システムを構成することができる。
【0061】
上記キー情報を送信した所望のサーバ機器が接続されている出力機器の入力端子の識別番号を取得し、キー情報を送信したサーバ機器の識別情報と、上記取得した出力機器の入力端子の識別番号との組み合わせを記録するテーブルを備えていることがより好ましい。
【0062】
これにより、所望のサーバ機器に対して、出力機器へ制御信号を送信する場合において、出力機器から受信した識別番号と、上記テーブルとを参照することで、該サーバ機器が接続されている入力端子を識別して、自動的に所望のサーバ機器と出力機器との接続を確立することができる。
【0063】
本発明の通信システムは、上記の課題を解決するために、上記ディスプレイ機器と、上記サーバ機器と、上記制御機器とが、ネットワークを介して互いに接続されていることを特徴としている。
【0064】
上記の構成によれば、制御機器の操作者の負担を大幅に軽減することが可能な通信システムを提供できる。
【0065】
本発明の通信方法は、上記の課題を解決するために、ネットワークを介して互いに接続された制御機器と、出力端子から出力信号を出力する複数のサーバ機器と、サーバ機器の出力端子に接続された入力端子に入力された入力信号に基づいて出力を行う出力機器とを備えた通信システムの通信方法であって、上記制御機器が、キー情報を生成して、該キー情報を上記サーバ機器および出力機器に対して送信するステップと、上記サーバ機器が、受信した上記キー情報に基づいて信号パターンを形成し、該信号パターンを含む出力信号を出力端子から出力するステップと、上記出力機器が、受信した上記キー情報に基づいて形成した信号パターンと、入力端子から入力した入力信号に含まれる上記キー情報に基づいた信号パターンとを比較して一致するか否かを判定し、一致する信号パターンを含む入力信号が入力された入力端子からの入力信号を切り替えて出力するステップとを含むことを特徴としている。
【0066】
上記の通信方法によれば、制御機器を用いて、制御対象となるサーバ機器および出力機器に対してキー情報を送信するだけで、制御対象となるサーバ機器と出力機器との接続切り替えを行うことなく、自動的に両者の接続が確立される。よって、操作者が、サーバ機器の再生制御時に、出力機器とサーバ機器との間の接続状態の記憶、設定等を行わなくても、容易に所望のサーバ機器から送信された映像・音声信号に基づく表示を、出力機器において行うことができる。
【0067】
すなわち、本発明の通信方法では、出力機器およびサーバ機器において、制御機器から送信されたキー情報に基づいて、信号パターンを生成する。
【0068】
出力機器においては、信号パターン比較部が、サーバ機器から上記信号パターンを受信した上で、出力機器内で生成した信号パターンと、サーバ機器から受信した信号パターンとを比較し、一致するか否かを判定する。
【0069】
ここで、一致すると判定した場合には、その信号パターンを受信した入力端子に接続を切り替える。
【0070】
本発明の通信方法によれば、以上のように、制御機器から送信されたキー情報に基づいて生成した信号パターンに基づいて、制御機器の操作者が再生制御を行ったサーバ機器との接続が自動的に確立されるため、操作者の負担を大幅に軽減することが可能な通信システムを構成することができる。
【0071】
ところで、上記出力機器、サーバ機器および制御機器は、ハードウェアで実現してもよいし、プログラムをコンピュータに実行させることによって実現してもよい。すなわち、本発明に係るプログラムは、上記出力機器、サーバ機器または制御機器としてコンピュータを動作させるプログラムであって、本発明に係る記録媒体には、当該プログラムが記録されている。
【0072】
これらのプログラムがコンピュータによって実行されると、当該コンピュータは、上記出力機器、サーバ機器または制御機器として動作する。したがって、上記各機器と同様に、操作者の負担を大幅に軽減することが可能な通信システムを構成することができる。
【0073】
【発明の実施の形態】
〔実施形態1〕本発明のディスプレイ機器、サーバ機器および制御機器、並びにこれらを備えた通信システム、通信方法に関する一実施形態について、図1〜図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0074】
本実施形態の通信システム10は、図2に示すように、ディスプレイ機器11、サーバ機器21a・21b、制御機器31を備え、それぞれが制御ネットワークを介して接続されている。
【0075】
そして、サーバ機器21a・21bは、ディスプレイ機器11に対して、映像・音声信号を、専用経路である映像・音声信号送信経路を介して送信する。
【0076】
これにより、映像・音声信号等のコンテンツデータがネットワークを介して送信された場合におけるデータ漏洩等の問題の発生を防止している。
【0077】
なお、図2では、説明の便宜上、映像・音声信号入出力端子間を結ぶ経路を1本の線で示しているが、実際には、コンポジットケーブルのように、映像信号用と左右音声信号用の3本に分かれている場合や、コンポーネント映像信号ケーブルのように、映像信号が複数のケーブルで構成されている場合が考えられる。
【0078】
まず、本実施形態の通信システム10が備えているディスプレイ機器11について、図1を用いて説明する。
【0079】
本実施形態のディスプレイ機器11aは、図1に示すように、ディスプレイ12、表示制御部(表示制御手段)13、接続端子(送信手段)14、信号パターン生成部(信号パターン生成手段)15、入力信号切り替え部16、入力端子17a・17bおよび信号パターン比較部(信号パターン比較手段)18を備えている。
【0080】
ディスプレイ12は、CRT、LCD等の表示デバイスである。
【0081】
表示制御部13は、入力端子17a・17bに入力された映像信号に対して、A/D変換等の画像処理を施す。
【0082】
接続端子14は、制御ネットワークを介して、本実施形態の通信システムを構成する各機器と接続されている。
【0083】
信号パターン生成部15は、後述する制御機器31が備えているキー情報生成部35が生成したキー情報を受信し、所定のアルゴリズムに従って、信号パターンを生成する。
【0084】
入力信号切り替え部16は、信号パターン比較部18から出力される比較結果に基づいて、複数の入力端子17a・17bのうちから、1つを選択し、選択した入力端子に接続されている機器から出力された映像・音声信号を、表示制御部13に送信する。なお、入力信号切り替え部16は、音声信号に関しても、切り替え制御を行う。
【0085】
入力端子17a・17bは、それぞれが映像・音声信号を出力するサーバ機器21a・21bに接続されている。
【0086】
なお、本実施形態では、音声信号についての詳細な説明を省略するが、音声信号も映像信号と同様に入力端子から入力され、信号処理が施された後、例えば、ディスプレイ機器に内蔵されたスピーカから出力される。
【0087】
次に、本実施形態の通信システム10が備えているサーバ機器21a・21bについて、図3を用いて説明する。
【0088】
本実施形態のサーバ機器21a・21bは、接続端子(送信手段)22、信号パターン生成部23、出力端子24、映像・音声データ蓄積部25を備えており、VTR、DVDプレーヤ、ハードディスクレコーダ等の、映像・音声信号を出力する機器である。
【0089】
接続端子22は、制御ネットワークを介して、本実施形態の通信システムを構成する各機器と接続されている。
【0090】
信号パターン生成部23は、上述したディスプレイ機器11aが備えている信号パターン生成部15と同様に、後述する制御機器31が備えているキー情報生成部35が生成したキー情報を受信し、所定のアルゴリズムに従って、信号パターンを生成する。
【0091】
出力端子24は、映像・音声データ蓄積部に蓄積されたコンテンツを、映像・音声信号として、ディスプレイ機器11に送信する。
【0092】
映像・音声データ蓄積部25は、ビデオ、音楽等のコンテンツが蓄積されたハードディスクやCD、DVD等を再生する光学式ドライブを想定する。
【0093】
次に、本実施形態の通信システム10が備えている制御機器31aについて、図4を用いて説明する。
【0094】
本実施形態の制御機器31aは、接続端子(送信手段)32、制御信号生成部33、インターフェース部34およびキー情報生成部35を備えている。
【0095】
接続端子32は、制御ネットワークを介して、本実施形態の通信システムを構成する各機器と接続されている。
【0096】
制御信号生成部33は、操作者がインターフェース部34を介して入力した指示内容に従って制御信号を生成して、接続端子32にこれを送信する。
【0097】
インターフェース部34は、家電用リモコンと同様に、個々に機能が割り当てられた複数個のボタンや、タッチパネル、操作情報を表示するディスプレイ等であって、操作者の指示内容を制御信号生成部33へ送信する。
【0098】
この制御機器31aは、以上のような構成を備え、接続端子32が接続された制御ネットワークを通して、ネットワーク上に接続された他の機器に対して、制御信号生成部33によって生成された制御信号を送信することによって、他の機器を遠隔制御することができる。
【0099】
一方、操作者は、インターフェース部34を操作することによって、制御ネットワークを介して接続された他の機器を制御したり、制御結果を確認したりすることができる。
【0100】
また、制御機器31aは、制御ネットワークに接続された各機器から、それぞれ固有の識別情報を取得することができ、識別情報で機器を特定して、所望の機器宛に制御信号を送信する。
【0101】
例えば、制御ネットワークがEthernet(登録商標)であるとすると、機器の識別情報としては、IPアドレスやHTTPプロトコルのURLを用いることができる。
【0102】
制御ネットワークに接続された各機器の制御に関しては、例えば、UPnP(Universal Plug and Play)などの、家電機器を制御するために考案されたネットワークプロトコルを用いることができる。
【0103】
制御ネットワークが、IEEE1394規格に沿ったものである場合は、SDD情報を用いることによって、機器の識別情報として、機器の名称やメーカー名等の情報を取得することができる。また、AVCコマンドを用いることによって、制御信号として、コンテンツの再生、停止等の制御を行うことができる。
【0104】
ここで、本実施形態の通信システム10において、操作者が、制御機器31aを用いて、ディスプレイ機器11aとサーバ機器21a・21bとを操作する場合について説明する。
【0105】
制御機器31aは、上述したように、ディスプレイ機器11aとサーバ機器21a・21bとを操作する機能が割り当てあてられた複数個のボタン等を備えている。
【0106】
なお、ディスプレイ機器11aに対して、音量や画面の明るさ等の調整を制御する場合、サーバ機器21a・21bに対しては、コンテンツの選択や再生、停止等を制御する場合には、ディスプレイ機器11aとサーバ機器21a・21bとで、制御対象となる機能が異なっているため、機能毎にボタンを割り当てることで、両方の機器を同時に制御することができる。
【0107】
ただし、ディスプレイ機器11aや、サーバ機器21a・21bがそれぞれ複数台、制御ネットワークを介して互いに接続されている通信システムにおいては、一つの機能ボタンで複数の機器を制御する必要があるため、制御対象となる機器を選択するボタンと、選択された機器名が表示されるディスプレイとを備えていることが好ましい。
【0108】
以下、本実施形態の通信システム10における、制御機器31aからの操作によって、サーバ機器21aから送信された映像・音声信号が、ディスプレイ機器11aにおいて表示されるまでの処理の流れについて説明する。
【0109】
なお、ここでは、制御ネットワークとして、Ethernet(登録商標)を想定し、LANケーブルで各機器が接続されているものとする。
【0110】
まず、従来の通信システムにおいて、制御機器を用いて、ディスプレイ機器とサーバ機器とを制御して、サーバ機器が出力する映像・音声信号を、ディスプレイ機器から出力する場合について考える。
【0111】
ディスプレイ機器には、予めサーバ機器の映像・音声データ蓄積部から出力された信号が、入力端子を介して入力されている。
【0112】
操作者は、制御機器を操作して、ディスプレイ機器の入力信号設定を、制御するサーバ機器が接続された入力端子に切り替える操作を行う。
【0113】
同時に、2台のサーバ機器の中から、制御対象となるサーバ機器を選択する制御を行う。そして、サーバ機器の再生制御を行うと、映像・音声信号送信経路を介して、映像・音声信号をディスプレイ機器から出力する。
【0114】
これに対して、本実施形態の通信システム10において、制御機器31aを用いて、サーバ機器21a・21bおよびディスプレイ機器11aに対して、同様の制御を行う場合には、以下に示すような処理を行う。
【0115】
すなわち、操作者は、制御機器31aからディスプレイ機器11aを対象とした制御は行わず、制御ネットワークに接続されている複数のサーバ機器21a・21bの中から、制御対象となるサーバ機器21aを選択して、再生制御を行う。
【0116】
操作者によって、制御機器31aのインターフェース部34に対して、サーバ機器21aの制御指示が入力されると、制御機器31aのキー情報生成部35が、キー情報を生成する。そして、接続端子32が、制御信号生成部33を介して、ディスプレイ機器11aおよびサーバ機器21aに対して生成したキー情報を送信する。
【0117】
なお、キー情報は、ディスプレイ機器11aで出力される信号を送信するサーバ機器21aを特定するために用いられる信号パターンを生成する演算の元となる情報である。
【0118】
サーバ機器21aにおいては、制御ネットワークを介して、接続端子22が上記キー情報を受信し、該キー情報を信号パターン生成部23へ送信する。
【0119】
同様に、ディスプレイ機器11aにおいては、制御ネットワークを介して、接続端子14が上記キー情報を受信し、該キー情報を信号パターン生成部15へ送信する。
【0120】
信号パターン生成部15・23は、受信した共通のキー情報に基づいて、特定のアルゴリズムに従って、特定の形状の映像もしくは音声の信号パターンを生成する。
【0121】
次に、サーバ機器21aにおいては、出力端子24が、信号パターン生成部23において生成した信号パターンをディスプレイ機器11aに送信する。
【0122】
ディスプレイ機器11aにおいては、入力端子17aがサーバ機器21aの接続端子22から信号パターンを受信する。
【0123】
続いて、信号パターン比較部18が、該信号パターンとディスプレイ機器11a内の信号パターン生成部15において生成した信号パターンとを比較して、一致するか否かを判定する。
【0124】
ここで、信号パターン比較部18が、両信号パターンが一致すると判定した場合には、映像・音声信号を送信してきたサーバ機器21aを特定することができる。
【0125】
なお、両信号パターンは、同一のキー情報を基にして、所定の計算式(アルゴリズム)に従って生成されていれば一致するように生成されている。
【0126】
よって、信号パターンが一致すると判定した場合には、信号パターン比較部18は、入力信号切り替え部16に対して、信号パターンが入力された入力端子に接続を切り替えるように命令する。
【0127】
本実施形態では、信号パターンが入力されたのは入力端子17aであるから、入力信号切り替え部16が、入力端子17aに入力されている映像・音声信号が出力されるように、切り替え制御を行う。
【0128】
すると、サーバ機器21aは、信号パターンをディスプレイ機器11aに対して送信した後、映像・音声データ蓄積部25から、制御機器31aからの再生制御命令に従って、出力端子24および映像・音声信号送信経路を介してディスプレイ機器11aに映像・音声信号を送信する。
【0129】
ディスプレイ機器11aは、映像・音声信号送信経路を介して、入力端子17aにおいて、サーバ機器21aから映像・音声信号を受信する。受信した映像・音声信号は、入力信号切り替え部16を経て、表示制御部13において画像処理が施され、ディスプレイ12に表示される。
【0130】
本実施形態の通信システム10は、以上のように、ディスプレイ機器11aおよび制御対象となるサーバ機器21aに対して信号を送信するだけで、サーバ機器21aから送信された映像信号をディスプレイ12に出力することが可能となる。
【0131】
これにより、従来の通信システムのような、操作者が、ディスプレイ機器の複数の入力端子に接続されている複数のサーバ機器、配線状態を把握しておき、制御対象となるサーバ機器と接続されている入力端子に接続を切り替える必要がない。
【0132】
よって、操作者は、より負担の少ない快適な環境で、通信システム10に含まれているディスプレイ機器11およびサーバ機器21を制御機器31からの操作で制御することができる。
【0133】
なお、上記のキー情報と、キー情報を基に特定の規則に従って、信号パターン生成部15・23において生成される特定の形状の信号パターンとは、例えば、以下のようなものである。
【0134】
すなわち、キー情報生成部35で生成されるキー情報としては、図5に示すような数列を用いることができる。数列の生成方法に関しては、予めいくつかのパターンを用意しておいて、その中から順番に選択するものとしてもよいし、ランダム変数に従うものとしてもよい。
【0135】
一方、信号パターン生成部15・23において生成される信号パターンは、図5に示すキー情報に基づいて、図6に示すような、バーコード形状の映像パターンを生成することができる。
【0136】
図6に示す映像パターンは、ディスプレイ12に表示された状態を示しており、画面の中央に、太さの異なる黒いバーと白いバーとで構成された信号パターンが表示されている。この映像パターンについて、各バーの太さは、キー情報に従って変化する一方、信号パターン全体の大きさと表示位置とは一定である。
【0137】
この場合、信号パターン生成部15・23における規則は、キー情報の数値が各バーの相対的な太さに相当し、数列の左から右への順番はバーの左から右への順番に一致するものとし、左端のバーは必ず黒であり、生成される信号パターン全体の横幅と高さとは一定というものである。
【0138】
なお、図6に示す信号パターンの形状や、信号パターン生成のための規則は一例であり、本発明はこれに限定されるものではなく、他の形状、規則を用いることもできる。
【0139】
また、このキー情報を基にして、映像信号パターンの替わりに、音声信号パターンが生成されるものとしてもよい。
【0140】
例えば、図5に示す数列を、モールス信号のように、音声信号の有無とその持続時間に変換したり、音の高低に変換したりすることで、音声信号パターンを生成することが可能である。
【0141】
また、本実施形態では、ディスプレイ機器11bの信号パターン生成部15と、サーバ機器21aの信号パターン生成部23とが同一のアルゴリズムに従って、信号パターンを生成することを前提とした。
【0142】
しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、信号パターン比較部18が両規則を認識している場合には、両信号パターンが異なる規則に従って生成されるものであってもよい。
【0143】
具体的には、ディスプレイ機器11bでは、図6の映像パターンが生成され、サーバ機器21a・21bでは、図6と白と黒とが逆転した映像パターンが生成されるものとしても、信号パターン比較部18が両者の色の配置が逆転しているということを認識していれば、予めどちらかの映像パターンの色の配置を逆転させてから、比較を行うことができる。
【0144】
また、通常、サーバ機器21a・21bからディスプレイ機器11aに対して送信される映像信号が、NTSC規格のアナログ信号であるとすると、その映像信号には、オーバースキャン領域が含まれている。
【0145】
ディスプレイ機器11aは、図6に示すような映像パターンを、オーバースキャン領域に配置してもよい。
【0146】
これにより、サーバ機器21aからディスプレイ機器11aに対して、映像信号と同時に、映像信号パターンを送信し続けることができる。
【0147】
よって、信号パターン比較部18は、入力信号のオーバースキャン領域から、映像信号パターンを抽出し、常時、信号パターン生成部15で生成された映像パターンとの比較を行う。
【0148】
この結果、例えば、サーバ機器21a・21bを再生制御する操作を行ってからディスプレイ機器11aの電源を入れた場合や、サーバ機器21aが既にタイマー予約録画中等で動作している状態で、サーバ機器21aを停止させる場合であっても、制御対象であるサーバ機器21aを特定し、映像・音声信号に応じた表示をディスプレイ12において出力することができる。
【0149】
なお、本実施形態では、上記信号パターンを比較した結果、両信号パターンが一致する場合には、一致したサーバ機器と接続された入力端子に接続を切り替える例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ディスプレイ機器11aにおける接続端子14が、一致した信号パターンを送信してきたサーバ機器が接続された入力端子の識別番号を制御機器31aに対して送信してもよい。
【0150】
これにより、制御機器31aからディスプレイ機器11aの接続切り替えの制御を行うことが可能になる。
【0151】
〔実施形態2〕本発明のディスプレイ機器、サーバ機器および制御機器、並びにこれらを備えた通信システム、通信方法に関する他の実施形態について、図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0152】
なお、説明の便宜上、上記実施形態1にて説明した図面と同じ機能を有する部材については同じ符号を付記し、その説明を省略する。
【0153】
本実施形態のディスプレイ機器11bは、図7に示すように、上述した実施形態1のディスプレイ機器11aと比較して、入力設定管理テーブル19を有している点で異なっているが、その他の構成については同様である。
【0154】
なお、通信システムを構成する他のサーバ機器21a・21bおよび制御機器31aの構成は、それぞれ図2および図3で示されるように、実施形態1と同様である。
【0155】
上述した実施形態1では、操作者が制御機器31aからサーバ機器21a・21bを制御するタイミングで、ディスプレイ機器11aに入力される制御信号と映像・音声信号パターンとから、ディスプレイ機器11aの入力設定を切り替えていた。
【0156】
本実施形態の通信システムでは、ディスプレイ機器11bの入力端子17a・17bの番号と、接続されているサーバ機器21a・21bの識別情報とを関連付けて管理するテーブルを予め作成し、操作時にはこのテーブルを参照することで、入力設定の切り替えを行う。
【0157】
このテーブルは、図7に示すように、ディスプレイ機器11b内に、入力設定管理テーブル19として設けられる。
【0158】
まず、入力設定管理テーブル19を作成する手順について説明する。
【0159】
制御機器31aは、実施形態1と同様に、制御ネットワークに接続されている一つのディスプレイ機器11bと一つのサーバ機器21aとを選択し、それぞれの機器に対して、制御ネットワークを介して、キー情報生成部35からキー情報を送信する。
【0160】
ディスプレイ機器11bおよびサーバ機器21aの信号パターン生成部15・23は、制御機器31aから受信したキー情報に基づいてそれぞれ信号パターンを生成する。
【0161】
そして、サーバ機器21aの信号パターン生成部23は、生成した信号パターンをディスプレイ機器11bの入力端子17aに送信する。
【0162】
ディスプレイ機器11bの信号パターン比較部18は、サーバ機器21aから入力端子17aに入力された信号パターンを受信して、信号パターン生成部15で生成した信号パターンとサーバ機器21aから受信した信号パターンとを比較する。
【0163】
ここで、両信号パターンが一致した場合には、信号パターン比較部18が、サーバ機器21aの識別情報と、ディスプレイ機器11bの入力端子17a番号とを組み合わせた情報を、制御機器31bの入力設定管理テーブル19に登録する。
【0164】
他のサーバ機器21bについても、同様の処理を行うことで、一つのディスプレイ機器11bが備えている全ての入力端子17a・17bに関して、信号パターン比較部18が、接続されているサーバ機器21a・21bの識別情報が入力設定管理テーブル19に登録する。
【0165】
このような処理により、入力端子17が複数ある場合でも、各入力端子とこれに接続されたサーバ機器との接続関係に関する情報が記録されたテーブルを、再生制御等の信号を送信する前に作成することができる。
【0166】
また、ディスプレイ機器11bが通信システムに複数含まれている場合でも、各ディスプレイ機器に対して、同様の処理を繰り返し実行することで、全てのディスプレイ機器が備えている入力端子と接続されたサーバ機器との関係に関する情報が記録されたテーブルをディスプレイ機器内に作成することができる。
【0167】
以上のような処理を経て、入力設定管理テーブル19を作成した後、制御機器31aからサーバ機器21aの再生制御を行う場合には、ディスプレイ機器11bに対して、サーバ機器21aの識別情報を送信する。
【0168】
ディスプレイ機器11bは、入力設定管理テーブル19を参照して、サーバ機器21aの識別情報と組み合わされている入力端子17aの番号を読み出し、入力信号切り替え部16によって、読み出した番号に相当する入力端子17aに切り替える制御を行う。
【0169】
以上のように、ディスプレイ機器11b内に予め入力設定管理テーブル19を作成しておくことで、サーバ機器21aの再生制御を行う際には、サーバ機器の識別情報を送信するだけで、瞬時に所望のサーバ機器21aから入力された映像・音声信号を、ディスプレイ機器11bにおいて出力することが可能となる。
【0170】
〔実施形態3〕本発明のディスプレイ機器、サーバ機器および制御機器、並びにこれらを備えた通信システム、通信方法に関する他の実施形態について、図8を用いて説明すれば以下のとおりである。
【0171】
なお、説明の便宜上、上記実施形態1・2において説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0172】
入力設定管理テーブルは、実施形態2で説明したようにディスプレイ機器11bにおいて作成してもよいが、図8に示すように、制御機器31b内で作成することも可能である。
【0173】
本実施形態の通信システムは、図1および図2に示したディスプレイ機器11aおよびサーバ機器21a・21bと、図8に示す制御機器31bとで構成される。
【0174】
ここで、制御機器31b内に入力管理テーブルが設けられている場合のテーブル作成処理について説明すれば、以下のとおりである。
【0175】
制御機器31bにおいて、ディスプレイ機器11aの入力端子設定を管理する場合における、キー情報の生成処理および信号パターンの比較処理については、上記と同様である。
【0176】
ディスプレイ機器11aの信号パターン比較部18は、信号パターンが一致している判定した場合には、キー情報が入力された入力端子17aの番号を制御機器31bに対して通知する。
【0177】
制御機器31bの制御信号生成部33は、入力設定管理テーブル36に、ディスプレイ機器11aから通知された入力端子17aの番号と、制御対象であるサーバ機器21aの識別情報とを組み合わせた情報を登録する。
【0178】
サーバ機器21aの再生制御を行う際には、制御対象であるサーバ機器21aの識別情報に対応する入力端子17aに切り替える命令を、ディスプレイ機器11aに対して同時に発行する。
【0179】
ディスプレイ機器11aの入力信号切り替え部16は、制御機器21aから送信された番号の入力端子17aに切り替える制御を行う。
【0180】
ここで、従来の予めテーブル作成して通信システムの制御を管理する方法では、各機器間の映像・音声信号送信経路の接続状態が変更された場合には、テーブルの更新が必要になるため、操作者が手動で入力設定管理テーブルを設定し直す必要があった。
【0181】
本実施形態の制御機器31bでは、制御機器31bから送信されたキー情報に基づく信号パターンを比較して、予め入力設定管理テーブル36を作成することができる。
【0182】
よって、操作者は、入力設定管理テーブル作成時において、機器の接続状態を記憶しておく必要がないため、操作者の負担を大幅に軽減することができる。
【0183】
なお、上述した実施形態2のディスプレイ機器11bでは、機器内に入力設定管理テーブル19が設けられており、機器内でテーブルを参照すればよいため、制御機器31aから入力信号切り替え部16を制御する必要はない。しかし、本実施形態のように、入力設定管理テーブル36を制御機器31b内に設ける場合には、制御機器31bにおいて入力設定管理テーブル36を参照した結果に基づいて、入力信号切り替え部16の制御を行うものとする。
【0184】
本発明の実施形態では、映像・音声信号はアナログ信号を前提として説明したが、IEEE1394等のデジタル信号である場合も、制御信号が別系統で送信される場合には、本発明を適用することが可能である。
【0185】
また、制御信号の送信経路に関しても、IPネットワークに限定するものではなく、例えば赤外線等によって送信されるものとしてもよい。
【0186】
なお、上述した各実施形態では、ディスプレイ機器11a〜11bに2つの入力端子17a・17bを有している場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これ以上の数の入力端子17を有しているディスプレイ機器であっても同様に適用できる。
【0187】
また、本発明のディスプレイ機器は、映像と音声を保存している複数のサーバ機器と、サーバ機器から映像と音声信号を受信して出力するディスプレイ機器と、サーバ機器とディスプレイ機器に制御信号を送信する制御機器とから構成され、制御機器からの制御によってディスプレイ機器はサーバ機器を選択して接続するシステムにおけるディスプレイ機器であって、制御機器から送信されたキー情報から特定の規則に従って映像もしくは音声の信号パターンを生成する信号パターン生成手段と、サーバ機器別に映像・音声信号を受信する複数の入力端子と、上記信号パターン生成手段で生成した信号パターンと上記サーバ機器から受信する同様の信号パターンを比較する信号パターン比較手段とを具備し、信号パターン比較手段における比較の結果が一致する信号パターンを受信した入力端子を選択することを特徴とするディスプレイ機器と表現することもできる。
【0188】
また、上記サーバ機器は、映像と音声を保存している複数のサーバ機器と、サーバ機器から映像と音声信号を受信して出力するディスプレイ機器と、サーバ機器とディスプレイ機器に制御信号を送信する制御機器とから構成され、制御機器からの制御によってディスプレイ機器はサーバ機器を選択して接続するシステムにおけるサーバ機器であって、制御機器から送信されたキー情報から特定の規則に従って映像もしくは音声の信号パターンを生成する信号パターン生成手段と、映像・音声信号を送信する出力端子とを具備し、上記生成した信号パターンを上記出力端子から、映像・音声信号の出力を行うディスプレイ機器に対して送信することを特徴とするサーバ機器と表現することもできる。
【0189】
また、上記制御機器は、映像と音声を保存している複数のサーバ機器と、サーバ機器から映像と音声信号を受信して出力するディスプレイ機器と、サーバ機器とディスプレイ機器に制御信号を送信する制御機器とから構成され、制御機器からの制御によってディスプレイ機器はサーバ機器を選択して接続するシステムにおける制御機器であって、サーバ機器とディスプレイ機器内で特定の規則に従って映像もしくは音声の信号パターンを生成するときに参照されるキー情報を生成するキー情報生成手段を具備し、上記ディスプレイ機器と所望のサーバ機器に対して、上記キー情報生成手段によって生成したキー情報を送信することを特徴とする制御機器であってもよい。
【0190】
本発明のディスプレイ機器は、映像と音声を保存している複数のサーバ機器と、サーバ機器から映像と音声信号を受信して出力するディスプレイ機器と、サーバ機器とディスプレイ機器に制御信号を送信する制御機器とから構成され、制御機器からの制御によってディスプレイ機器はサーバ機器を選択して接続するシステムにおけるディスプレイ機器であって、サーバ機器別に映像・音声信号を受信する複数の入力端子と、各入力端子に接続されているサーバ機器の識別情報を該入力端子で受信した映像・音声信号から抽出する手段と、抽出した識別情報をディスプレイ上に表示する手段と、制御機器から取得した選択されたサーバ機器の識別情報と該サーバ機器の識別情報が入力された映像・音声信号入力端子の組み合わせを関連付けて記録するテーブルとを具備し、制御機器から再生制御信号を受信したときに、制御機器から取得した再生対象となるサーバ機器の識別情報から上記テーブルを参照することによって、サーバ機器の識別情報と関連付けられた入力端子を選択し、該選択された入力端子から入力された映像・音声信号を出力することを特徴とするディスプレイ機器であってもよい。
【0191】
上記制御機器は、映像と音声を保存している複数のサーバ機器と、サーバ機器から映像と音声信号を受信して出力するディスプレイ機器と、サーバ機器とディスプレイ機器に制御信号を送信する制御機器とから構成され、制御機器からの制御によってディスプレイ機器はサーバ機器を選択して接続するシステムにおける制御機器であって、ディスプレイ機器のディスプレイに表示されている識別情報を持つサーバ機器を選択対象とし、選択したサーバ機器が接続されている映像・音声信号入力端子の識別番号をディスプレイ機器から取得し、サーバ機器の識別情報と、映像・音声信号入力端子の識別番号との組み合わせを関連付けて記録するテーブルを具備し、ディスプレイ機器と所望のサーバ機器に対して出力指示の制御を行う際に、上記テーブル内容に従って、ディスプレイ機器に対して、上記所望のサーバ機器が接続されている入力端子を指定する制御を行うことを特徴とする制御機器であってもよい。
【0192】
また、上記各実施形態では、一例として、ディスプレイ機器(11a・11b)、サーバ機器(21a・21b)および制御機器(31a・31b)を構成する各部材がハードウェアのみで実現されている場合を例にして説明したが、これに限るものではない。各部材の全部または一部を、上述した機能を実現するためのプログラムと、そのプログラムを実行するハードウェア(コンピュータ)との組み合わせで実現してもよい。この場合、当該部材は、CPUなどの演算手段が、ROMやRAMなどの記録媒体に格納されたプログラムを実行し、必要に応じて、外部とのインターフェース回路などの回路を制御することで実現される機能ブロックになる。
【0193】
一例として、ディスプレイ機器の場合、コンピュータがプログラムを実行することによって、図1中の信号パターン生成部(15)、入力信号切り替え部(16)および信号パターン比較部(18)を実現してもよい。この場合、ディスプレイ(12)は、当該コンピュータのディスプレイ(液晶ディスプレイなど)、表示制御部(13)は、ディスプレイコントローラ、接続端子(14)は、LAN端子、入力端子は、ビデオキャプチャ回路上のNTSC信号入力端子に該当し、上記コンピュータが上記プログラムを実行することによって、これらの部材を制御することによって、当該コンピュータは、上記各実施形態に係るディスプレイ機器として動作する。
【0194】
また、サーバ機器の場合であれば、コンピュータがプログラムを実行することによって、図2中の信号パターン生成部(23)を実現してもよい。この場合、接続端子(22)は、LAN端子、出力端子(24)は、ビデオ出力回路上のNTSC信号出力端子、映像・音声データ蓄積部(25)は、ハードディスクなどの記録装置に該当し、上記コンピュータが上記プログラムを実行することによって、これらの部材を制御することによって、当該コンピュータは、上記各実施形態に係るサーバ機器として動作する。
【0195】
さらに、制御機器の場合であれば、コンピュータがプログラムを実行することによって、図3中の制御信号生成部(33)とキー情報生成部(35)とを実現してもよい。この場合、接続端子(32)は、LAN端子、インターフェース部(34)は、キーボードやマウスなどの入力装置に該当し、上記コンピュータが上記プログラムを実行することによって、これらの部材を制御することによって、当該コンピュータは、上記各実施形態に係る制御機器として動作する。
【0196】
これらの場合は、上述した機能を実行可能なコンピュータが用意されていれば、当該コンピュータに、上記プログラムを実行させるだけで、上記各実施形態に係るディスプレイ機器、サーバ機器および制御機器を実現できる。
【0197】
なお、上記演算手段は、単体であってもよいし、装置内部のバスや種々の通信路を介して接続された複数の演算手段が共同してプログラムを実行してもよい。また、上記プログラムは、プログラム自体や当該プログラムを作成するためのデータなどを記録媒体に格納し、当該記録媒体を配付したり、あるいは、上記プログラム自体や当該プログラムを作成するためのデータなどを、有線または無線の通信路を介して伝送するための通信手段で送信したりして配付され、上記演算手段で実行される。
【0198】
さらに、上記プログラムは、上記機能ブロックを実現するための全手順を上記演算手段へ指示するコードであってもよいし、所定の手順で呼び出すことで、上記手順の一部または全部を実行可能な基本プログラム(例えば、オペレーティングシステムやライブラリなど)が既に存在していれば、当該基本プログラムの呼び出しを上記演算手段へ指示するコードやポインタなどで、上記全手順の一部または全部を置き換えてもよい。また、上記プログラムは、演算手段が直接実行可能なプログラムコードに限るものではなく、圧縮された情報の解凍、符号化された情報の復号、インタプリト、コンパイル、リンク、または、実メモリへの配置などの処理、あるいは、各処理の組み合わせによって、上記演算手段が実行可能な形式に変換可能であればよい。いずれの場合であっても、コンピュータがプログラムを実行することにより、上記機能ブロックを実現できれば、同様の効果を得ることができる。
【0199】
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
【0200】
【発明の効果】
本発明の出力機器は、以上のように、信号パターンの生成に用いられるキー情報に基づいて、信号パターンを生成する信号パターン生成手段と、入力信号が入力される複数の入力端子と、上記信号パターン生成手段で生成した信号パターンと、上記入力端子に入力された入力信号に含まれる、上記キー情報に基づいた信号パターンとが一致するか否かを判定する信号パターン比較手段と、上記信号パターン比較手段が、上記信号パターン同士が一致すると判定した場合に、一致する信号パターンを含む入力信号が入力された入力端子からの入力信号を切り替えて出力する入力信号切り替え手段とを備えている構成である。また、本発明に係るプログラムは、コンピュータを上記出力機器として動作させるプログラムであって、本発明に係る記録媒体には、当該プログラムが記録されている。さらに、これらのプログラムがコンピュータによって実行されると、当該コンピュータは、上記出力機器として動作する。
【0201】
それゆえ、制御機器を用いて、制御対象となるサーバ機器および出力機器に対してキー情報を送信するだけで、制御対象となるサーバ機器と出力機器との接続切り替えを行うことなく、自動的に両者の接続が確立される。よって、操作者が、サーバ機器の再生制御時に、出力機器とサーバ機器との間の接続状態の記憶、設定等を行わなくても、容易に所望のサーバ機器から送信された映像・音声信号に基づく表示を、出力機器において行うことができるという効果を奏する。
【0202】
上記信号パターン比較手段は、上記サーバ機器から受信した映像信号に含まれるディスプレイには表示されない領域から、信号パターンを抽出することがより好ましい。
【0203】
それゆえ、例えば、サーバ機器を再生制御する操作を行った後、出力機器の電源を入れた場合や、サーバ機器が既にタイマー予約録画中等で動作している状態でサーバ機器を停止させる場合であっても、制御対象であるサーバ機器を特定し、映像・音声信号に応じた表示をディスプレイにおいて出力することができるという効果を奏する。
【0204】
上記信号パターン比較手段が、上記各信号パターンが一致すると判定した場合には、上記制御機器からキー情報を送信したサーバ機器の識別情報を取得し、上記信号パターンが入力された入力端子の識別番号と、取得したサーバ機器の識別情報との組み合わせを記録するテーブルを備えていることがより好ましい。
【0205】
それゆえ、予め、制御機器から再生制御信号を送信したサーバ機器の識別情報を取得することで、各サーバ機器に対応する識別情報と入力端子の識別番号との組み合わせを記憶したテーブルを作成することができるという効果を奏する。
【0206】
上記信号パターン比較手段において判定した結果、両信号パターンが一致する場合には、上記制御機器に対して、該信号パターンが入力された入力端子の識別番号を通知する送信手段を備えていることがより好ましい。
【0207】
それゆえ、上記制御機器から、通知された識別番号を持つ入力端子を選択するように出力機器を制御することができるという効果を奏する。
【0208】
上記サーバ機器は、以上のように、制御機器において生成されたキー情報を受信するとともに、該キー情報に基づいて、信号パターンを生成する信号パターン生成手段と、上記出力機器に対して、映像・音声信号とともに、上記信号パターン生成手段で生成した信号パターンを送信する送信手段とを備えている構成である。また、本発明に係るプログラムは、コンピュータを上記サーバ機器として動作させるプログラムであって、本発明に係る記録媒体には、当該プログラムが記録されている。さらに、これらのプログラムがコンピュータによって実行されると、当該コンピュータは、上記サーバ機器として動作する。
【0209】
それゆえ、制御機器を用いて、制御対象となるサーバ機器および出力機器に対してキー情報を送信するだけで、制御対象となるサーバ機器と出力機器との接続切り替えを行うことなく、自動的に両者の接続が確立される。よって、操作者が、サーバ機器の再生制御時に、出力機器とサーバ機器との間の接続状態の記憶、設定等を行わなくても、所望のサーバ機器から送信された映像・音声信号に基づく表示を、出力機器において自動的に行うことができるという効果を奏する。
【0210】
上記信号パターン生成手段よって生成される信号パターンは、特定の形状、大きさを持つ映像パターンであることがより好ましい。
【0211】
それゆえ、生成された信号パターン同士の比較がしやすくなり、信号パターンが一致するか否かの判定が容易になるという効果を奏する。
【0212】
上記信号パターンは、上記出力機器に対して送信する映像信号におけるディスプレイには表示されない領域に配置して合成されることがより好ましい。
【0213】
それゆえ、例えば、サーバ機器を再生制御する操作を行って後、出力機器の電源を入れた場合や、サーバ機器が既にタイマー予約録画中等で動作している状態で、サーバ機器を停止させる場合であっても、制御対象であるサーバ機器を特定し、映像・音声信号に応じた表示をディスプレイにおいて出力することができるという効果を奏する。
【0214】
上記制御機器は、以上のように、サーバ機器および出力機器に対して送信され、信号パターンの生成に用いられるキー情報を生成するキー情報生成手段と、上記キー情報を、上記サーバ機器および出力機器に対して送信する送信手段とを備えている構成である。また、本発明に係るプログラムは、コンピュータを上記制御機器として動作させるプログラムであって、本発明に係る記録媒体には、当該プログラムが記録されている。さらに、これらのプログラムがコンピュータによって実行されると、当該コンピュータは、上記制御機器として動作する。
【0215】
それゆえ、制御機器を用いて、制御対象となるサーバ機器および出力機器に対してキー情報を送信するだけで、制御対象となるサーバ機器と出力機器との接続切り替えを行うことなく、自動的に両者の接続が確立される。よって、操作者が、サーバ機器の再生制御時に、出力機器とサーバ機器との間の接続状態の記憶、設定等を行わなくても、所望のサーバ機器から送信された映像・音声信号に基づく表示を、出力機器において自動的に行うことができるという効果を奏する。
【0216】
上記キー情報を送信した所望のサーバ機器が接続されている出力機器の入力端子の識別番号を取得し、キー情報を送信したサーバ機器の識別情報と、上記取得した出力機器の入力端子の識別番号との組み合わせを記録するテーブルを備えていることがより好ましい。
【0217】
それゆえ、所望のサーバ機器に対して、出力機器へ制御信号を送信する場合において、出力機器から受信した識別番号と、上記テーブルとを参照することで、該サーバ機器が接続されている入力端子を識別して、自動的に所望のサーバ機器と出力機器との接続を確立することができるという効果を奏する。
【0218】
本発明の通信システムは、以上のように、上記出力機器と、上記サーバ機器と、上記制御機器とが、ネットワークを介して互いに接続されている構成である。
【0219】
それゆえ、制御機器の操作者の負担を大幅に軽減することが可能な通信システムを提供できるという効果を奏する。
【0220】
本発明の通信方法は、以上のように、制御機器が、キー情報を生成して、該キー情報を上記サーバ機器および出力機器に対して送信するステップと、上記サーバ機器が、受信した上記キー情報に基づいて信号パターンを形成し、該信号パターンを含む出力信号を出力端子から出力するステップと、上記出力機器が、受信した上記キー情報に基づいて形成した信号パターンと、入力端子から入力した入力信号に含まれる上記キー情報に基づいた信号パターンとを比較して一致するか否かを判定し、一致する信号パターンを含む入力信号が入力された入力端子からの入力信号を切り替えて出力するステップとを含む方法である。
【0221】
それゆえ、制御機器を用いて、制御対象となるサーバ機器および出力機器に対してキー情報を送信するだけで、制御対象となるサーバ機器と出力機器との接続切り替えを行うことなく、自動的に両者の接続が確立される。よって、操作者が、サーバ機器の再生制御時に、出力機器とサーバ機器との間の接続状態の記憶、設定等を行わなくても、容易に所望のサーバ機器から送信された映像・音声信号に基づく表示を、出力機器において行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるディスプレイ機器の内部の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる通信システムの構成を示すブロック図である。
【図3】図2の通信システムが備えているサーバ機器の内部の構成を示すブロック図である。
【図4】図2の通信システムが備えている制御機器の内部の構成を示すブロック図である。
【図5】図4に示す制御機器で生成されるキー情報の一例を示す図である。
【図6】図5に示すキー情報に基づいて生成された映像パターンを示す図である。
【図7】本発明の他の実施形態にかかるディスプレイ機器の内部の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の他の実施形態にかかる制御機器の内部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 通信システム
11a〜11b ディスプレイ機器(出力機器)
12 ディスプレイ
13 表示制御部
14 接続端子(送信手段)
15 信号パターン生成部(信号パターン生成手段)
16 入力信号切り替え部
17a・17b 入力端子
18 信号パターン比較部(信号パターン比較手段)
19 入力設定管理テーブル
20 識別情報抽出部(識別情報抽出手段)
21a・21b サーバ機器
22 接続端子(送信手段)
23 信号パターン生成部(信号パターン生成手段)
24 出力端子
25 映像・音声データ蓄積部
31a・31b 制御機器
32 接続端子(送信手段)
33 制御信号生成部
34 インターフェース部
35 キー情報生成部(キー情報生成手段)
36 入力設定管理テーブル

Claims (18)

  1. 信号パターンの生成に用いられるキー情報に基づいて、信号パターンを生成する信号パターン生成手段と、
    入力信号が入力される複数の入力端子と、
    上記信号パターン生成手段で生成した信号パターンと、上記入力端子に入力された入力信号に含まれる、上記キー情報に基づいた信号パターンとが一致するか否かを判定する信号パターン比較手段と
    上記信号パターン比較手段が、上記信号パターン同士が一致すると判定した場合に、一致する信号パターンを含む入力信号が入力された入力端子からの入力信号を切り替えて出力する入力信号切り替え手段とを備えていることを特徴とする出力機器。
  2. 上記信号パターン比較手段が、上記各信号パターンが一致すると判定した場合には、制御機器に対して、該信号パターンを含む入力信号が入力された入力端子の識別番号を通知する識別番号送信手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の出力機器。
  3. 信号パターンの生成に用いられるキー情報に基づいて、信号パターンを生成する信号パターン生成手段と、
    入力信号が入力される複数の入力端子と、
    上記信号パターン生成手段で生成した信号パターンと、上記入力端子に入力された入力信号に含まれる、上記キー情報に基づいた信号パターンとが一致するか否かを判定する信号パターン比較手段と、
    上記信号パターン比較手段が、上記各信号パターンが一致すると判定した場合には、制御機器に対して、該信号パターンを含む入力信号が入力された入力端子の識別番号を通知する識別番号送信手段と、
    上記制御機器からサーバ機器の識別番号を含む切替指示を受信する切替指示受信手段と、
    上記切替指示受信手段で受信した切替指示に含まれる識別番号に対応する上記入力端子に入力した入力信号を出力する入力信号切り替え手段とを備えていることを特徴とする出力機器。
  4. 上記信号パターン比較手段が、上記各信号パターンが一致すると判定した場合には、制御機器から上記信号パターンを含む入力信号を送信したサーバ機器の識別情報を取得し、上記信号パターンを含む入力信号が入力された入力端子の識別番号と、取得したサーバ機器の識別情報との組み合わせを記録する入力設定管理テーブルをさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の出力機器。
  5. 信号パターンの生成に用いられるキー情報に基づいて、信号パターンを生成する信号パターン生成手段と、
    入力信号が入力される複数の入力端子と、
    上記信号パターン生成手段で生成した信号パターンと、上記入力端子に入力された入力信号に含まれる、上記キー情報に基づいた信号パターンとが一致するか否かを判定する信号パターン比較手段と、
    上記信号パターン比較手段が、上記各信号パターンが一致すると判定した場合には、制御機器から上記信号パターンを含む入力信号を送信したサーバ機器の識別情報を取得し、上記信号パターンを含む入力信号が入力された入力端子の識別番号と、取得したサーバ機器の識別情報との組み合わせを記録する入力設定管理テーブルと、
    上記制御機器からサーバ機器の識別情報を含む切替指示を受信する切替指示受信手段と、
    上記入力設定管理テーブルを参照して上記切替指示受信手段で受信した切替指示に含まれるサーバ機器の識別情報に対応する入力端子の識別番号を取得し、該識別番号に対応する入力端子に入力した入力信号を出力する入力信号切り替え手段とを備えていることを特徴とする出力機器。
  6. 上記キー情報を、ネットワークを介して接続された制御機器より取得することを特徴とする請求項1に記載の出力機器。
  7. 上記入力信号が映像信号であることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の出力機器。
  8. 上記信号パターン生成手段によって生成される信号パターンは、特定の形状、大きさを持つ映像パターンであることを特徴とする請求項に記載の出力機器。
  9. 上記信号パターン比較手段は、上記入力端子に入力した映像信号のうち出力時に表示されない領域から、信号パターンを抽出することを特徴とする請求項8に記載の出力機器。
  10. 上記入力信号が音声信号であることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の出力機器
  11. 請求項に記載の出力機器と、
    信号パターンの生成に用いられるキー情報に基づいて、信号パターンを生成する信号パターン生成手段と、上記信号パターン生成手段で生成した信号パターンを含む出力信号を出力する出力端子とを備えている複数のサーバ機器と、
    信号パターンの生成に用いられるキー情報を生成するキー情報生成手段と、上記キー情報を、上記出力機器と、上記複数のサーバ機器のうちの何れか1つとに対して送信するキー情報送信手段とを備えている制御機器とが、ネットワークを介して互いに接続されており、
    上記出力機器および上記サーバ機器は、いずれも、上記キー情報を上記制御機器より取得し、
    上記サーバ機器の出力端子から出力された信号が、上記出力機器の入力端子に入力されることを特徴とする通信システム。
  12. 上記出力機器は、上記制御機器からサーバ機器の識別番号を含む切替指示を受信する切替指示受信手段とをさらに備え、
    上記入力信号切り替え手段は、上記切替指示受信手段で受信した切替指示に含まれる識別番号に対応する上記入力端子に入力した入力信号を出力するものでもあり、
    上記制御機器は、上記キー情報を送信した所望のサーバ機器が接続されている出力機器の入力端子の識別番号を取得し、キー情報を送信したサーバ機器の識別情報と、上記取得した出力機器の入力端子の識別番号との組み合わせを記録する入力設定管理テーブルと、操作者による任意のサーバ機器の選択を受け付けるサーバ機器選択手段と、上記入力設定管理テーブルを参照して、上記サーバ機器選択手段が受け付けたサーバ機器の識別情報に対応する入力端子の識別番号を取得し、上記出力機器に対して該入力端子の識別番号を含む切替指示を送信する切替指示送信手段とをさらに備えていることを特徴とする請求項11に記載の通信システム。
  13. 上記出力機器は、上記信号パターン比較手段が、上記各信号パターンが一致すると判定した場合には、制御機器から上記信号パターンを含む入力信号を送信したサーバ機器の識別情報を取得し、上記信号パターンを含む入力信号が入力された入力端子の識別番号と、取得したサーバ機器の識別情報との組み合わせを記録する入力設定管理テーブルと、上記制御機器からサーバ機器の識別情報を含む切替指示を受信する切替指示受信手段とをさらに備え、
    上記入力信号切り替え手段は、上記入力設定管理テーブルを参照して上記切替指示受信手段で受信した切替指示に含まれるサーバ機器の識別情報に対応する入力端子の識別番号を取得し、該識別番号に対応する入力端子に入力した入力信号を出力するものでもあることを特徴とする請求項11に記載の通信システム。
  14. ネットワークを介して互いに接続された制御機器と、出力端子から出力信号を出力する複数のサーバ機器と、該サーバ機器の出力端子に接続された入力端子に入力された入力信号に基づいて出力を行う出力機器とを備えた通信システムの通信方法であって、
    上記制御機器が、キー情報を生成して、該キー情報を上記サーバ機器および出力機器に対して送信するステップと、上記サーバ機器が、受信した上記キー情報に基づいて信号パターンを形成し、該信号パターンを含む出力信号を出力端子から出力するステップと、上記出力機器が、受信した上記キー情報に基づいて形成した信号パターンと、入力端子から入力した入力信号に含まれる上記キー情報に基づいた信号パターンとを比較して一致するか否かを判定し、一致する信号パターンを含む入力信号が入力された入力端子からの入力信号を切り替えて出力するステップとを含むことを特徴とする通信方法。
  15. ネットワークを介して制御機器と複数のサーバ機器と通信システムを構成可能であり、入力信号が入力される複数の入力端子を備えたコンピュータを動作させるプログラムであって、
    上記制御機器において生成されたキー情報を受信して、キー情報に基づく信号パターンを生成し、
    生成した信号パターンと、上記入力端子に入力した入力信号に含まれる信号パターンとが一致するか否かを判定し、
    上記信号パターン同士が一致すると判定した場合に、一致する信号パターンを含む入力信号が入力される入力端子からの入力信号を出力するように上記コンピュータを動作させるプログラム。
  16. ネットワークを介して制御機器と複数のサーバ機器と通信システムを構成可能であり、入力信号が入力される複数の入力端子を備えたコンピュータを動作させるプログラムであって、
    上記制御機器において生成されたキー情報を受信して、キー情報に基づく信号パターンを生成し、
    生成した信号パターンと、上記入力端子に入力された入力信号に含まれる信号パターンとが一致するか否かを判定し、
    上記各信号パターンが一致すると判定した場合には、上記制御機器から上記信号パターンを含む入力信号を送信したサーバ機器の識別情報を取得し、上記信号パターンを含む入力信号が入力された入力端子の識別番号と、取得したサーバ機器の識別情報との組み合わせを入力設定管理テーブルに記録し、
    上記制御機器からサーバ機器の識別情報を含む切替指示を受信し、
    上記入力設定管理テーブルを参照して受信した切替指示に含まれるサーバ機器の識別情報に対応する入力端子の識別番号を取得し、該識別番号に対応する入力端子からの入力信号を出力するように上記コンピュータを動作させるプログラム。
  17. ネットワークを介して制御機器と複数のサーバ機器と通信システムを構成可能であり、入力信号が入力される複数の入力端子を備えたコンピュータを動作させるプログラムであって、
    上記制御機器において生成されたキー情報を受信して、キー情報に基づく信号パターンを生成し、
    信号パターンと、上記入力端子に入力した入力信号に含まれる信号パターンとが一致するか否かを判定し、
    上記各信号パターンが一致すると判定した場合には、上記制御機器に対して、該信号パターンが入力された入力端子の識別番号を通知し、
    上記制御機器からサーバ機器の入力端子の識別番号を含む切替指示を受信し、
    受信した切替指示に含まれる識別番号に対応する入力端子からの入力信号を出力するように上記コンピュータを動作させるプログラム。
  18. 請求項15〜17の何れか1項に記載のプログラムが記録された記録媒体。
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