JP3779402B2 - オン スクリーン メニュ活性化のための方法およびシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は一般に、リモートインターフェーシングに関し、より詳細には、メニューディスプレイとリモートコントロールキーパッドとの相互関係に関する。
【0002】
【従来の技術】
オンスクリーンメニューオプションを選択するための通常のシステムは、カーソルボタンを使用するものである。スクリーン上のアイテムのうちの一つが常にハイライト表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
所望のアイテムをハイライト表示するためには、ユーザは一般にカーソルボタンを数回押さなければならない。そしてユーザは、選択(またはエンター)ボタンを押すことによって、ハイライト表示されたアイテムが選択されたとこをシステムに知らせなければならない。この技術の主な欠点は、何度もボタンを押すことの不便さである。
【0004】
TVスクリーン上のメニューアイテムを選択するための別の方法は、リモートコントローラの向きを検知することである。一般に、この種のシステムはリモートコントローラの向きを検知して、スクリーン上の対応するアイテムをハイライト表示する。このシステムの欠点としては、1)多くの選択肢のなかから所望のアイテムを選択することは容易でないこと、および2)リモートコントローラの向きを検知して詳細な方向の変化をカーソル移動に変換するために必要な複雑な装置のために、システムコストが高くなり得る点がある。
【0005】
CATVメニュー上のアイテムを選択するために一般に用いられるシステムは、リモートコントローラ上の数字キーパッドを使用するものである。オンスクリーンメニュー上の全ての利用可能なオプションには数字が割り付けてあり、ユーザはリモートコントローラ上の対応する数字ボタンを押すことによって選択を行う。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、機器を遠隔位置からコントロールするための装置を包含する。装置は、はっきりと識別可能に配置された複数のアクチュエータを有するコントロールキーパッドと、コントロールキーパッドから離れて位置し、コントロールメニューを表示するためのディスプレイデバイスを有している。コントロールプロセッサが、コントロールキーパッド上のアクチュエータのはっきりと識別可能な配置に実質的に合致する形式で複数のオプションを提示するようなコントロールメニューを生成する。最後に、装置は、アクチュエータに応じて、対応する選択されたコントロールメニューオプションを実行する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、ホームシステムのユーザが、ディスプレイスクリーン上のメニューアイテムを容易に選択しホームシステムの装置群をコントロールおよび/またはモニターするための、システムを包含する。本発明の一つの局面は、ディスプレイ機能、リモートコントロール機能、およびメニュー生成機能を含む。これら各機能は、例えば、テレビレシーバ、赤外線(IR)リモートコントローラ、およびパーソナルコンピュータ(PC)などを用いて実現することができる。
【0008】
本発明の重要な特徴の一つは、オンスクリーンメニューオプションとそれらオプションのリモートコントロール選択との間に直感的な対応および類似性を提供することである。
【0009】
図1および図2はそれぞれ、本発明で使用されるリモートコントロールキーパッド10および対応するディスプレイメニュー構成20の実施態様例を示している。
【0010】
図1に示すように、リモートコントロールキーパッド10は、電源11、音量12およびチャンネル13などの典型的なコントロール機能のためのボタンを有している。しかし更にキーパッド10は、様々な属性のボタン14のアレイを有するセクションおよび、メニューを最初に呼び出すあるいはメニューを閉じるためのメニューボタン15を有している。
【0011】
リモートコントローラ10上のボタンの全てまたはいくつかを、ボタン形状および/またはその各属性を単に表現しているだけの感圧カバーを用いて実現してもよい点に注意されたい。そのようなカバーは、子供が頻繁に扱う場合にはリモートコントローラを耐久性のあるものにすることを助ける。
【0012】
引き続きキーパッド10に関して、アレイ14中の各ボタンには属性が関連付けられており、ユーザが素早くボタンを識別することおよび、表示されたメニュー上のオプションとマッチすることを可能にする。例えば図示したキーパッド10の実施態様においては、ボタンアレイ14は、3×3のモティーフに配置されており、各列は同じ色(黄、緑、および青)を有し、各行は同じ形状(長方形、円形、および菱形)を有している。本実施態様例において、ボタンに関連付けられた属性は、表示されたメニュー20の構成と実質的に合致している。
【0013】
また、発明の本実施態様例では上記の色および形状を用いているがこれらの属性に限定されない。他の色、形状その他の属性もまた適切であり得る。また、本発明は3×3のボタンアレイを用いるように図示されているが、3×4、4×3、4×4等、他の多くのアレイサイズも適切である。しかし、アレイが大きくなるにつれ(すなわちボタンが多くなるにつれ)、ある点で、ユーザが素早くキーパッドボタンを認識してメニューオプションとマッチする能力を実際には減少させてしまう。
【0014】
図2に示すように、メインメニューの本実施態様例は、キーパッド10に基づき、3×3のアレイを表示し、9つの選択オプションを提供する。すなわち、1)オーディオ/ビジュアル(AV)、2)セキュリティ、3)ヒーティング/換気/空調(HVAC)、4)照明、5)設備、6)通信、7)料理、8)ハウスキーピング、および9)システムである。
【0015】
メニュー上の各オプションには、キーパッド10上の属性と実質的に合致するようにデザインされた属性が関連付けられている。例えばメニュー20の第1番目の行は長方形を示し、第2番目の行は円形を示し、第3番目の行は菱形を示している。更に、メニュー20の左列中の全ての形状は黄色であり、中央列中の全ての形状は緑色であり、右列中の全ての形状は青色である。繰り返すが、リモートコントローラキーパッド10にはメニューと実質的に同じ構成を有するボタン群が存在する。
【0016】
メニューオプションの識別を容易にするために用いられる属性の一つとして色を用いる場合には、オプションを示す文字/グラフフィクス用に選ばれる色、関連付けられた形状、およびメニューの背景は、良好なコントラストが得られる輝度レベルに選択されるべきである点に注意されたい。
【0017】
引き続き図2〜図4を参照し、ユーザが第1行第1列のボタン(すなわち表示された「AV」アイテムと同じ属性を有する、黄色の長方形)を押した場合、リモートコントローラは、IR送信により、単に押下されたボタン位置は第1行第1列であることを示すメッセージを送り出す。リモートコントローラは、第1行第1列にあるボタンが「AVメニュー」用であることを知らない点に注意されたい。この選択の翻訳は、メニューを生成するプロセッサ中で行われる。リモートコントローラが特定の機能に制限されていないことにより、所定のリモートコントローラキーパッド10の有用性および操作性に影響することなく新しいアイテムをメニューにプログラムできるという意味において、本発明に更なる柔軟性をもたらす。
【0018】
続いて、第1行第1列ボタンが押されると、メニュー生成プロセッサは図3に示す「AVメニュー」を生成し、これを「メインメニュー」の代わりにTVに表示する。TV上に表示される各メニューはやはり、異なるオプションを例示してはいるが、リモートコントローラ上に有される属性と実質的に同じ配置を表現している。図示のように、「AVメニュー」は8つのアイテムを有している。すなわち、1)メイン、2)VCR−1、3)VCR−2、4)LD、5)CD、6)DCC、7)レシーバ、および8)システムである。この例において、1つの背景ピクチャは選択されるべきアイテムを有していない。
【0019】
この場合、ユーザが第2行第2列、すなわち表示されたメニュー上の「CD」アイテムに対応する黄色の長方形のボタンを押したとすると、メニュー生成プロセッサはコンパクトディスクプレーヤを作動させ、図4に示すように「CDメニュー」を生成してテレビ(TV)ディスプレイ上に表示する。このメニューは8つの選択肢を有している。すなわち、1)ユーザがオーディオビジュアルメニューに戻ることを可能にするAVとコンパクトディスクプレーヤ用の7つのコントロール「ボタン」、すなわち2)停止、3)一時停止、4)戻し、5)送り、6)再生、7)先送り、および8)その他、ならびに9)オフである。ユーザは、仮にCDプレーヤが別の部屋にあったとしても、表示されたメニューを用いて容易にCDプレーヤをコントロールすることができる。「再生」コマンドは、ユーザの部屋中のレシーバをオンにし、「CD」モードを選択してCDの再生を開始することを含むマクロコマンドであってもよい点に注意されたい。CDの音楽を聴いている間はユーザはメニューを必要としないため、ユーザはリモートコントローラ10上のメニューボタンを押すことによってメニューをシャットオフすることができる。
【0020】
図2〜図4においてはメニュー上の各利用可能オプションは文字を使って表されているが、別の実施態様において、利用可能な選択されるべき機能をグラフィックスを用いて示してもよい点に注意されたい。図5および図6に、文字よりもグラフィクスを用いて利用可能な機能/オプションを示したメインメニューおよびVCRメニュー用のディスプレイ例を示す。これらの別実施態様において、表示されたメニューは4×4のアレイを有している。更に、図6において、利用可能オプションに関連付けられた属性は、直接前景や背景中に構成されるのではなく、グラフィクス表示されたオプションの近傍に位置している。例えば、第1行第2列の黄色の長方形は、オプションの左上に位置している。
【0021】
各メニューアイテムはその位置および/または属性によってリモートコントローラ10上のボタンに対応しているため、ユーザは、単に一つの対応ボタンを押すだけでメニューオプションを選択することができる。このシングルアクション選択により、システム操作が単純かつ容易になる。オンスクリーンメニューオプションに関わらず、リモートコントローラはそれらを知る必要がない。リモートコントローラ上のボタンは、通常のリモートコントローラと同種の機械的ボタンであってもよいため、リモートコントローラを安価にすることができる。
【0022】
図9は、本発明を用いた際に選択されるオプション(あるいは機能)のシーケンスの一例を示すフローチャートである。本実施態様例において特定のステップを特定の装置内で行われるように図示しているが(例えばステップ914はネットワークインタフェース内で行われる)、ステップを再構成したり、一つの装置内に統合したり、あるいはより多くの装置内に分割し得ることが考えられる点に注意されたい。
【0023】
図9をまず参照して、ステップ910において、選択されたオプションに対応するキーが押下される。押下されたキーに関連する情報が、ステップ910およびステップ912の間の矢印で表されるIR送信その他の適切な送信方法(例えば音声認識等)によって、IRブルウタ(brouter)その他のメディアインタフェースに送られる。
【0024】
続いて、メディアインタフェース回路は、ステップ912に示すように、キー押下情報をステップ914の周りの点線で表されるネットワークインタフェースに送る。
【0025】
次に、ネットワークインタフェースは、受け取ったキー押下情報をステップ916〜ステップ924の周りの点線で表されるシステムコントローラに送信する。システムコントローラ内部で、ステップ916において、キー押下情報が受け取られたか否かを決定する。情報が受け取られていなければシステムコントローラはステップ916で待機する。もし新しい情報が受け取られていたら、システムコントローラは、表示されたことがわかっているメニューを考慮しながら、ステップ918a〜ステップ918nに示すように、受け取られたキー情報に関連する機能の復号化および実行へと進む。
【0026】
終了すれば、ステップ920にてシステムコントローラは新しいメニューが要求されたか否かを決定する。もし答えがNOならば、プロシージャはステップ922のメニュー削除問い合わせにジャンプし、そうでなければプロシージャはステップ919に示すように要求された新しいメニューを表示する機能を実行し、ステップ916に戻る。新しいメニューは、現在メニューが無ければ、開始メニュー(例えば図2に示すメインメニュー)であってもよく、また装置コントロールメニュー(例えば図4に示すCDコントロールメニュー)であってもよく、あるいは特定のネットワークにおける機能選択に適切な任意の他のメニューであってもよい。
【0027】
ステップ922において、ユーザが現在のメニューを削除することを所望していると決定された場合は、メニューはステップ924に示すように削除され、プロシージャは、新しいコマンドを待機してステップ916に戻る。そうでない場合には、プロシージャはステップ922から直ちにステップ916に戻る。
【0028】
基本的なディスプレイメニューおよび選択に加えて、後述のようにメニューは実際には特定のチャネル上に送信される映像信号であるため、システムに接続されたディスプレイ装置(TV)その他の装置(VCR)がピクチャ・イン・ピクチャ(PIP)機能を提供する場合にも本発明はやはり機能する。PIPの場合には、メニューは大きいまたは小さいウィンドウに表示され得、どちらのモードにおいても利用可能オプションの選択は完全に機能する。
【0029】
ボタンが押されるとリモートコントローラ10から送られた信号が受信され、メニュー生成プロセッサに送られて実行される。上述のように、場合によってはプロセッサはコントロールコマンドをネットワークに接続されている他の装置(例えばCD、セキュリティ等)に送る。別のオンスクリーンメニュー(例えばメインからAV)を生成して表示用に送ってもよい。システムまたは装置のステータスを示す更新されたメニューを生成して表示用に送ってもよい。あるいは、オンスクリーンメニューをオフしてもよい。
【0030】
メニュー内で利用可能な様々なコマンドを実行するために、メニュー生成プロセッサはリモートリシーバを含むディスプレイ装置(TV)だけでなく、CDプレーヤ、VCR(単数または複数)、およびセキュリティシステム等にアクセス可能である。
【0031】
本発明において、CEBus同軸ネットワークが送信メディアとして用いられる。CEBusは、Electronic Industry Associationが開発したホーム通信およびコントロールの規格である。CEBus規格は、ローカルエリアネットワークすなわちLAN、および他の5つの物理的分配メディア、すなわちパワーライン(PLBus)、ツイステッド・ペア(TPBus)、同軸ケーブル(CXBus)、赤外線光(IRBus)および低パワー無線(RFBus) の設置を可能にする。
【0032】
図7(a)は、CEBusで実現した分配ネットワークを使用した場合の本発明の接続および動作の基本概念を示す。図7(a)に示すように、ネットワーク710は、TV712、システムコントローラ714(メニューを生成する機能を有する)、およびメニューシステムを介してコントロール可能な他の全ての装置716〜724を相互に接続する。リモートコントローラ10は、IR信号を介して、TV712(または適切なインタフェース)にコマンドを送り、TV712は、コマンドをフォーマットしてネットワーク710を介してシステムコントローラ714に送る。
【0033】
発明の本実施態様例において、リモートコントローラ10はTV712内のリモートインタフェース(不図示)と通信する点に注意されたい。TV712は、インタフェースボックス718(TV712の内部、側部、または外部であってもよい)と通信し、受け取ったIRコマンドをネットワーク710のコントロールチャネル(CEBus)に沿って送信されるべきパケットに変換する。
【0034】
この構成の別の実施態様を図7(b)に示す。図7(b)において、リモートコントローラ10はネットワーク710と直接接続されたブルウタ750と直接通信する。この場合、ブルウタ750はIR信号をネットワーク710を介した送信に適合した信号に変化して、適宜パケットを送出する。例えば、ブルウタ750は、コマンドを直接TV712に送る機能を有していてもよいし、全ての受け取ったコマンドをシステムコントローラ714に送り、システムコントローラ714がそれらコマンドを適宜分配するように構成してもよい。
【0035】
引き続き図7(a)を参照して、上述のように、システムコントローラ714は、コマンドが受け取られたときに表示されているメニューに従ってコマンドを実行する。発明の本実施態様において、システムコントローラ714の機能(例えばメニュー生成、コマンド分配など)は、ネットワーク710に接続されたパーソナルコンピュータによって行われる点に注意されたい。当業者には理解されるように、インタフェースボックス718と同様に、システムコントローラの機能はTV712等の他の装置中に統合してもよい。
【0036】
装置がプロセッサおよび十分なメモリを有している場合は、そのプロセッサを共有モード(shared mode)で用いることによってメニュー生成機能を実現してもよい。
【0037】
CEBusは、そのアーキテクチャがデータチャネルに加えてコントロールチャネルを提供する点において大部分のLANと異なる点に注意されたい。データチャネルは現在TPBusおよびCXBusにおいてサポートされている。TPBusおよびCXBusの両者とも広帯域メディアであり、メディア上にスペクトル的に多重化された多数の信号をサポートすることが可能である。コントロールチャネルは、メディアに接続された製品のための共同加入線(party line)として用いられる狭帯域信号である。共同加入線上の通信は、デジタルパケット化された信号交換(signalling)によって行われる。パケットとは、フィールドの組として並べられた「1」と「0」との束であり、目的地アドレスフィールドおよびメッセージフィールドを含んでいる。
【0038】
製品群は、短いコマンドや処理量のデータを送るため、あるいはコントロールチャネルには不適切な信号を置くためのスペクトル上のスペースを確保するためにネゴシエートするために、コントロールチャネルを用いる。データ信号は、データ信号を納めるために必要な変調タイプ、長さ、あるいは帯域幅が原因で不適切なことがある。本実施態様例においては、デジタル化された音声および映像信号などの広帯域信号を扱える能力を有するため、CXBusが選択される。
【0039】
引き続き図7(a)を参照して、例えば照明、HVACおよび/またはセキュリティ等の多くのホームシステム装置を、例えば装置716等のブリッジ/ルウタ(bridge/router)およびPLBusを介して、間接的にネットワーク710に結合してもよい。この場合、メニューを介して選択されたオプションは、ブリッジ/ルウタ716を介して、PLBus装置にコマンドとして送出される。一般に、ブリッジ716はPLBus装置の一つに送られるコマンドのフォーマットを変更してもよく、また適切な規格に応じて、異なる信号レベルでコマンドを駆動してもよい。
【0040】
図8は、本発明を用いた応用例の一つを機能的に説明したものである。図8に示すように、2つのTV812および814が、適切なインタフェースを介してCXBus810に接続されている。各TVは、リモートコントローラ822および824からのコマンドを受け取る。これらのコマンドは、システムコントローラ816に送られ、システムコントローラ816はコマンドを実行する。
【0041】
例として、部屋A内のユーザがリモートコントローラ822上の「メニュー」ボタンを押す。これは、「メニュー」コマンドを有するIRパケットを生成し、IRパケットはTV812に送られる。TV812に接続されたCEBusネットワークインタフェース818は、同軸ケーブル810を介して、部屋C内のシステムコントローラ816に対するメニュー要求CEBusパケットを生成する。システムコントローラ816はこのパケットを受け取り、パケットがメニューの生成を促す。システムコントローラ816からの、要求されたメニューを表しているベース帯域映像出力は、変調されてチャネル7等の映像チャネルを介して送られる。
【0042】
この信号は、利用可能な例えばチャネル68等の高次チャネルに、「ノード0」等の別のプロセッサによって変換される。一般にノード0は以下の機能を果たす点に注意されたい:
1)内部ケーブルからの信号を結合(combine)する。
【0043】
2)内部または外部ケーブル上を戻って分配するためにデータチャネル信号をブロック周波数変換する。
【0044】
3)要求された数の外部または内部ケーブルブランチを駆動するために、ブロック変換されたデータチャネル信号を増幅し、スプリッタ(splitter)およびケーブルでの損失を克服する。
【0045】
4)CATVまたはオフエア(Off-Air)TV信号を分配するための増幅を提供する。
【0046】
5)必要であれば、2方向ケーブルサービス用にCATV信号戻りパスを提供する。
【0047】
6)コントロールチャネル再生(regeneration)および全ての内部ケーブル上での分配を提供する。
【0048】
メニューを表す映像信号を高次チャネル上に置く必要性は、CATVの同軸ケーブル810への接続から生じる。CATV接続は、低次チャネルを使用するため、メニューは利用可能スペクトルの高い側の未使用すなわち利用可能なチャネル上を送られる。
【0049】
本例において、システムコントローラ816は2つの別のTVにメニューを供給するため、2つの別のチャネル(例えばチャネル68および69)が用いられる。
【0050】
引き続き図8を参照して、要求されたメニューを表す映像信号とともに、コントロール情報がTV822に送られる。コントロール情報は、TV822を自動的にチャネル68にチューニングすることによってユーザが要求されたメニューをTVスクリーン上で見ることを可能にするために、用いられる。
【0051】
発明の本実施態様ではパーソナルコンピュータを用いてメニューを生成しコマンドを実行しているため、本発明の任意の特徴として、ユーザがメニュー変更および/またはメニュー構築を行うことができる。そうすることによって、ユーザは所与のメニュー上に表示されるオプションをカスタマイズすることができる。ただし、リモートコントローラに対応するはっきりと識別可能な配置は一定に残されるか、あるいは各異なるリモートコントロール装置に対応する所定のメニューフォーマット群の中でのみ変更される。
【0052】
本発明の別の任意の特徴としては、自動メニューオプション生成がある。これは、システムコントローラが全てのバス(CXBus、TPBus、PLBus)を含むネットワークに対する周期的にポーリングを行うようにし、どの装置が接続され/使用可能であるか[出来れば特定の装置のステータス(すなわちVCRが現在記録中である)を含み]を決定することによって達成される。そして、追加的な装置認識部(すなわちどの部屋からこの装置がコントロールされ得るかを示すもの)を加えることにより、 どの部屋からメニューが要求されているかに応じてメニューを生成することができる。
【0053】
本明細書において、本発明をオンスクリーンメニュー作動のための方法およびシステムの実施態様として図示し説明したが、本発明は上記の詳細事項に限定されるものではない。むしろ、請求項の範囲およびその同等物の範囲において、発明の精神から逸脱することなしに様々な詳細についての変更をなすことができる。
【図面の簡単な説明】
本発明は、以下の詳細な説明を以下の付属の図面とともに読むことによって最もよく理解される。
【図1】本発明での使用に適したリモートコントロールキーパッドの実施態様例を示す図である。
【図2】図1のリモートコントロールとともに使用される、表示されたメインメニューの実施態様例を示す図である。
【図3】図1のリモートコントロールとともに使用される、表示されたオーディオビジュアル(AV)コントロールメニューの実施態様を示す図である。
【図4】図1のリモートコントロールとともに使用される、表示されたコンパクトディスク(CD)コントロールメニューの実施態様を示す図である。
【図5】図2のメインメニューの別の実施態様を示す図である。
【図6】文字よりもむしろグラフィクスを用いたVCRメニューの別の実施態様を示す図である。
【図7】(a)は、本発明を実現するために用いられる装置例のネットワーク相互接続を示す高次レベル機能ブロック図である。(b)は、ブルウタを含んだ図7(a)の高次レベル機能ブロック図である。
【図8】応用例中に用いられた図7(a)に示すネットワークの、高次レベル機能ブロック図である。
【図9】本発明を用いる際に選択/実行されるコマンドのシーケンス例を示すフローチャートである。
Claims (4)
- ディスプレイ上に表示されたメニューに含まれる複数のメニューオプションを遠隔位置から操作するための装置であって、
複数の入力部分を含む操作部であって、前記複数の入力部分の各々は、色および形状のうちの少なくとも1つを含む一意な属性を有しており、前記複数の入力部分は、前記複数の入力部分の各々によって規定される異なる配置に配置されている、操作部と、
前記複数の入力部分のうち選択された1つを示す情報を送信する送信部と
を備え、
前記複数の入力部分の異なる配置は、前記ディスプレイ上に表示された前記複数のメニューオプションの配置に合致し、
前記複数の入力部分は、複数の行および複数の列に配置されており、
前記複数の行のうちの1つにおける前記入力部分は、他の行における前記入力部分の色および形状とは異なる色および形状のうちの少なくとも1つを有しており、前記複数の列のうちの1つにおける前記入力部分は、他の列における前記入力部分の色および形状とは異なる色および形状のうちの少なくとも1つを有している、装置。 - 複数の入力部分を含む遠隔操作機器によって選択された機能を実行するための装置であって、
複数のメニューオプションを含むメニューを生成するメニュー生成部であって、前記複数のメニューオプションの各々は、色および形状のうちの少なくとも1つを含む一意な属性を有しており、前記メニュー生成部は、前記複数のメニューオプションの各々によって規定される異なる配置に前記複数のメニューオプションを配置することによって前記メニューを生成する、メニュー生成部と、
前記メニューを表示する表示部と、
前記複数のメニューオプションのうち選択されるべき1つのメニューオプションを示す入力情報を前記遠隔操作機器から受信する受信部と、
前記入力情報によって示された前記メニューオプションに対応する機能を実行する実行部と
を備え、
前記複数のメニューオプションの異なる配置は、前記遠隔操作機器に含まれる前記複数の入力部分の配置に合致し、
前記複数のメニューオプションは、複数の行および複数の列に配置されており、
前記複数の行のうちの1つにおける前記メニューオプションは、他の行における前記メニューオプションの色および形状とは異なる色および形状のうちの少なくとも1つを有しており、前記複数の列のうちの1つにおける前記メニューオプションは、他の列における前記メニューオプションの色および形状とは異なる色および形状のうちの少なくとも1つを有している、装置。 - 操作機器に動作可能に結合されたディスプレイ上に表示されたメニューに含まれる複数のメニューオプションを操作するための方法であって、前記複数のメニューオプションは遠隔位置から操作され、
前記方法は、
遠隔操作機器上に複数の入力部分を形成するステップであって、前記複数の入力部分の各々は、色および形状のうちの少なくとも1つを含む一意な属性を有しており、前記複数の入力部分は、前記複数の入力部分の各々によって規定される異なる配置に配置されている、ステップと、
前記遠隔操作機器上に形成された前記複数の入力部分の異なる配置に合致する異なる配置に前記複数のメニューオプションが配置されるように、前記ディスプレイ上に前記メニューを生成するステップと、
前記複数の入力部分のうち選択された1つに対応するメニューオプションであって、前記複数のメニューオプションのうちの1つであるメニューオプションを示す入力情報を前記遠隔操作機器から送信するステップと、
前記入力情報によって示された前記メニューオプションに対応する機能を前記操作機器上で実行するステップと
を包含し、
前記複数の入力部分および前記複数のメニューオプションは、それぞれ、複数の行および複数の列に配置されており、
前記複数の行のうちの1つにおける前記メニューオプションは、他の行における前記メニューオプションの色および形状とは異なる色および形状のうちの少なくとも1つを有しており、前記複数の列のうちの1つにおける前記メニューオプションは、他の列における前記メニューオプションの色および形状とは異なる色および形状のうちの少なくとも1つを有している、方法。 - 前記複数の行のうちの1つにおける前記入力部分は、他の行における前記入力部分の色および形状とは異なる色および形状のうちの少なくとも1つを有しており、前記複数の列のうちの1つにおける前記入力部分は、他の列における前記入力部分の色および形状とは異なる色および形状のうちの少なくとも1つを有している、請求項3に記載の方法。
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