JP4411776B2 - カッタビット交換機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シールド掘進機のカッタビットを安全かつ容易に交換するためのカッタビット交換機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、シールド掘進機のカッタビットを交換する場合、まず、シールド掘進機の付近に地上から立坑を掘削してカッタ面板の前方に適当な作業エリアを形成し、この作業エリア内に立坑から作業員が入り込んでカッタ面板の外側からカッタビットの交換作業を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のカッタビット交換作業では、施工深さが深い場所では立坑の設置が困難となる上に、その立坑の掘削作業及び作業エリアの地盤改良作業等に、多大な費用と長い工期を要するといった欠点があった。
【0004】
また、海底等の立坑自体の設置が不可能な場所では凍結工法等の補助工法が必要となるため、工期、費用がさらに増大してしまうといった問題があった。
【0005】
更に、シールドフレームの外での作業であるため、作業時に地下水が溜まったり、地盤が崩落する等のおそれがあり、安全性にも問題があった。
【0006】
このため、安全かつ容易にシールド掘進機のカッタビットを交換できる適切なカッタビット交換機構が望まれていた。
【0007】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、シールドフレームの外側での作業を必要とせず、カッタビットの交換作業を短時間、低コストで安全かつ容易に行うことができるカッタビット交換機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、シールドフレーム先端部の隔壁にカッタ本体を回転自在に設け、該カッタ本体に、その径方向に延びるスリットを放射状に複数個設け、それらスリット内に、カッタビットを備えたカッタスポークを、それぞれカッタ本体に対して軸方向相対移動可能に設け、上記隔壁の上側領域に、上記カッタスポークを軸方向に移動させるスポーク引込装置を設け、上記カッタ本体に、上記カッタスポークが軸方向後方に移動したときに上記スリットを閉じるスリット開閉装置を設けたカッタビット交換機構であって、上記カッタ本体は、軸心部に位置する中央カッタ部と、その中央カッタ部の外側の面板部と、面板部の外側の外周カッタ部とからなり、上記スリットは、上記面板部に形成され、上記カッタスポークは、上記中央カッタ部および外周カッタ部に、それぞれ軸方向に沿って形成されたガイド溝に収容されるものである。
【0009】
これによれば、カッタスポークを軸方向後方に移動させた後、スリット開閉装置によりカッタ本体のスリットを閉じて、カッタチャンバ内でカッタビットの交換作業を行うことができる。また、隔壁の上側領域に位置したカッタスポークのみを軸方向に移動できる構成であるため、カッタチャンバの下部に土砂が残留していてもカッタビットの交換作業を行うことができる。
【0010】
また、カッタスポークに、カッタスポークを径方向に伸縮させるための機構を設ける必要がないため、カッタスポークにローラビット等を配置できる。
【0011】
また、上記スリット開閉装置は、上記スリットの左右に回動自在に設けられ、後方に回動したときにスリットを塞ぎ、前方に回動したときにスリットを開放する2枚の遮断板と、その遮断板を回動させるための駆動装置とを備えるようにしても良い。こうすれば、スリットの前方からの土圧が遮断板を後方に回動させるように働き、スリットを効果的に遮断することができる。
【0012】
また、上記カッタ本体の後端部に弾性体からなるシールリングを設けると共に、上記シールドフレームの先端部に、押圧リングを軸方向に移動可能に設け、その押圧リングを軸方向前方へ移動させて上記シールリングに押し当てることでカッタ本体とシールドフレーム間を止水するようにしても良い。こうすれば、カッタビットの交換作業時に、カッタチャンバ内を効果的に止水できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
【0014】
図1は本実施形態に係るカッタ交換機構を備えたシールド掘進機の正面図、図2は図1におけるA−A線断面図、図3はカッタスポークを軸方向後方に移動させた状態を示す図1におけるA−A線断面図、図4はスリットおよびカッタスポークを示す斜視図、図5はスポーク引き寄せ装置の概略図、図6はスリット開閉装置の概略図である。
【0015】
図1及び図2に示すように、シールド掘進機10は、円筒状のシールドフレーム11と、シールドフレーム11の先端部(図2において左側端部)に設けられた隔壁12と、隔壁12に回転自在に設けられたカッタ本体13とを有している。
【0016】
隔壁12とカッタ本体13との間には一定の空間からなるカッタチャンバ14が区画形成されており、送泥管15から流れ込む泥水の特性と泥水圧を利用してカッタ本体13に作用する土圧と水圧に対抗させて切羽地盤の安定を図ると共に、掘削した土砂を泥水と混合して排泥管16から外部に排出するようになっている。
【0017】
カッタ本体13の背面部には、隔壁12側へ延びる8本の中間ビーム17が固定されており、これら中間ビーム17の後端部は、隔壁12に回転自在に設けられた回転リング18に固定されている。回転リング18は、隔壁12に取り付けられた駆動モータ20のピニオン21に係合されており、これら駆動モータ20によって回転駆動されるようになっている。
【0018】
従って、駆動モータ20による回転トルクが回転リング18及び中間ビーム17を介してカッタ本体13に伝わり、カッタ本体13が回転駆動される。中間ビーム17の本数及び回転リング18の形状は本実施形態のものに限定はされない。
【0019】
カッタ本体13は、その軸心部に位置する中央カッタ部22と、中央カッタ部22の外側の面板部23と、面板部23の外側の外周カッタ部24とで構成されており、上述した中間ビーム17は面板部23の背面部に固定されている。
【0020】
中央カッタ部22は円筒状に形成されており、その先端部にはローラビット25が複数取り付けられている。また、中央カッタ部22の後端側は、隔壁12にシール部材26を介して回転自在に支持されている。
【0021】
外周カッタ部24は、面板部23の外側に固定され、シールドフレーム11と略同じ外径を有する円筒形状であり、その先端部にローラビット25が複数取り付けられている。
【0022】
面板部23は、中央カッタ部22と外周カッタ部24との間に固定されており、地山側の表面板23aとその反対側に所定間隔を隔てて配置された背面板23bとを有している。面板部23の表面板23a及び背面板23bには掘削土砂を取り込むべく径方向に延びる8つのスリット27が放射状に形成されている。本実施形態では、スリット27は、長スリット27aと短スリット27bとからなり、それぞれ所定間隔ごとに交互に形成されている。
【0023】
そして、面板部23の各スリット27内に、カッタスポーク30がそれぞれ面板部23に対して周方向相対回転不可かつ軸方向相対移動可能に設けられている。カッタスポーク30の両側部にはティースビット31が設けられており、中央部にはローラビット32が設けられている。
【0024】
図2及び図4に示すように、長スリット27a内に設けられたカッタスポーク30の両端部は、外周カッタ部24の内周部に設けられたガイド溝33と中央カッタ部22の外周部に設けられたガイド溝34とにそれぞれ収容されている。一方、短スリット27b内に設けられたカッタスポーク30の両端部は、外周カッタ部24の内周部のガイド溝33と、短スリット27bの両側部に位置する中間ビーム17間に掛け渡されたガイドビーム35に形成されたガイド溝36とにそれぞれ収容されている。ガイド溝33,34,36はそれぞれ、カッタ本体13の軸方向に延びて形成されいる。従って、各カッタスポーク30は、カッタ本体13が駆動モータ20によって回転されるとカッタ本体13と共に回転する。
【0025】
掘削時には、各カッタスポーク30はガイド溝33,34,36の先端部に位置され、ティースビット31及びローラビット32がスリット27からカッタ本体13前方の地山側に突出するようになっている。
【0026】
上述した各ガイド溝33,34,36の両側部には、図4に示すように、掘削時に、カッタスポーク30が軸方向後方へ移動することを防止するための固定コッタ37が設けられている。固定コッタ37は、例えば油圧シリンダ等の伸縮機構からなり、ガイド溝33,34,36の内側方向に進退自在に構成されている。固定コッタ37をガイド溝33,34,36内側へ進出させてカッタスポーク30と係合させることで、掘削時にカッタスポーク30を固定して軸方向後方へ移動することを防止できる。また、固定コッタ37をガイド溝33,34,36の外側へと移動させて固定コッタ37とカッタスポーク30の係合を解除することでカッタスポーク30はガイド溝33,34,36に沿って軸方向に移動可能となる。また、面板部23の前方には、カッタスポーク30がスリット27の先端部から更に前方へと移動してはずれることを防止するために図示しないストッパが設けられている。
【0027】
そして、カッタスポーク30に設けられたカッタビット31,32の交換作業を行う時に、カッタスポーク30をガイド溝33,34,36に沿って軸方向後方へ移動させるためのスポーク引込み装置40が隔壁12の上側領域に設けられている。スポーク引込み装置40は隔壁12の上側領域において、面板部23の各スリット27間の間隔と等しい間隔を隔てて3箇所に設けられており、図1において上側領域に位置した3本のカッタスポーク30のみを軸方向後方へ移動できるようになっている。
【0028】
これは、カッタスポーク30を移動させるためにはカッタチャンバ14内の土砂を取り除く必要があるが、実際には、図3に示すようにカッタチャンバ14の下部の土砂41が完全に取り除けずにカッタスポーク30の移動の妨げとなることがあるため、上側領域のカッタスポーク30のみを移動させる構造としたものである。従って、スポーク引込み装置40は3箇所に限定されず、頂部に位置したカッタスポーク30のみを移動させるようにしても良いし、また、等間隔に5箇所に設けて、上側領域に位置した5本のカッタスポーク30を移動させるようにしても良い。
【0029】
スポーク引込み装置40は、図5に示すように、隔壁12に球面受け42を介して揺動自在に固定されており、面板部23方向に進退自在な油圧シリンダ43と、その先端部に設けられた把持部材44とから構成されている。油圧シリンダ43を延ばして面板部23側へ進出させ、把持部材44をカッタスポーク30の後端部に設けられたピン45と係合させた後、油圧シリンダ43を縮めることでカッタスポーク30をガイド溝33,34,36に沿って軸方向後方へ移動させることができる。尚、掘削時には、スポーク引込み装置40を隔壁12から取り外して、取付部に蓋をするようにしても良い。
【0030】
また、スリット27には、カッタビット31,32交換時にスリット27を閉じてカッタチャンバ14内を止水するためのスリット開閉装置50が設けられている。スリット開閉装置50は、図6に示すように、面板部23の背面板23bのスリット27の左右に回動ピン51を中心に回動自在に設けられた2枚の遮断板52,52と、その遮断板52,52を回動させるための駆動装置53とを備えている。この駆動装置は、例えば、油圧シリンダ等が使用される。
【0031】
図6(a)に示すように、掘削時には駆動装置53を縮めて両遮断板52,52を前方へと回動させて面板部23に対してほぼ垂直な状態で表面板23aと背面板23bとの間に収容して、スリット27を開放する。
【0032】
そして、カッタビット31,32の交換作業を行う時には、図6(b)に示すように、駆動装置53を伸張させて遮断板52,52を後方へと回動して2枚の遮断板52,52を付き合わせて、背面板23bのスリット27を塞ぐことができる。背面板23bに形成されたスリット27の開口周囲の部分には枠状のシール部材54が設けられている。また、遮断板52,52同士が付き合わされる部分にはシール部材59が設けられている。これによって、遮断板52を閉じたときに地下水などの侵入を効果的に防止できる。
【0033】
遮断板52を閉じると、両遮断板52はカッタ本体13前方から土圧Pを受ける。この土圧Pが遮断板52を後方へ回動させる力となり、遮断板52が面板部23の背面板23bに設けられたシール部材54に押し付けられるため、より効果的に止水を行うことができる。
【0034】
また、図2に示すように、外周カッタ部24の後端部には全周に渡って弾性体からなるシールリング55が設けられており、シールドフレーム11の先端部には金属製の押圧リング56が軸方向に移動可能に設けられている。この押圧リング56を、油圧シリンダ等からなる駆動装置57によって軸方向前方へと移動させてシールリング55に押し付けることで、カッタ本体13とシールドフレーム11間を効果的に止水することができる。
【0035】
なお、隔壁12には作業員がカッタチャンバ内にアクセスするためのマンロック58が設けられている。
【0036】
次に本発明の作用を述べる。
【0037】
先ず、掘削時には、図2に示すように、カッタスポーク30をガイド溝33,34,36の先端部に位置させると共に、固定コッタ37をガイド溝33,34,36の内側に進出させてカッタスポーク30を固定する。この状態で、カッタ本体13を回転させて地山を掘削する。そして、掘削された土砂は面板部23に形成されたスリット27からカッタチャンバ14内に取り入れられた後、送泥管15から送られてくる泥水と混じり合って流動化されながら排泥管16から連続的に排出される。
【0038】
次に、カッタビット31,32が摩耗してきた場合、先ず駆動モータ20を停止してカッタ本体13の回転を止めて掘削作業を一時的に停止した後、カッターチャンバ14内に残留している土砂を排泥管16から排出すると共に、シールドフレーム11先端部の押圧リング56を軸方向前方へと移動させて外周カッタ部24の後端部のシールリング55に押し付けてカッタチャンバ14内を止水する。
【0039】
次に、隔壁12の上側領域に位置しているカッタスポーク30を固定している固定コッタ37を縮めてその固定を解除する。上側領域に位置しているカッタスポーク30の固定が解除されたならば、スポーク引込み装置40の油圧シリンダ43を延ばして、把持部材44をカッタスポーク30のピン45と係合させた後、油圧シリンダ43を縮めてカッタスポーク30を、図3に示すように、軸方向後方へ移動させる。そうすることで、面板部23とカッタスポーク30との間に一定の作業スペースSが形成される。
【0040】
そして、このような状態になったなら、図6(b)に示すように、スリット開閉装置50の遮断板52,52を後方へ回動させてスリット27を塞ぎ、土砂や地下水の流入を阻止する。
【0041】
更に、カッタ本体13を回転して、残りのカッタスポーク30を順次上側領域に位置させて、上記と同様にスポーク引込み装置40により軸方向後方へ移動させた後、スリット開閉装置50によりスリット27を塞ぐ。カッタ本体13を回転すると、カッタチャンバ14内に残留している土砂は、カッタスポーク30により移動されて各カッタスポーク30の隙間に位置するが、カッタ本体13の回転を妨げることはない。
【0042】
カッタ本体13を1周させて、全てのカッタスポーク30を軸方向後方に位置させて全てのスリット27を閉じると、カッタチャンバ14内は完全に止水される。
【0043】
その後、作業者がマンロック58からカッタチャンバ14内に入り込み、後方に移動されたカッタスポーク30を超えて作業スペースSにアクセスしてカッタスポーク30に取り付けられているカッタビット31,32の交換作業を行う。
【0044】
このとき、カッタチャンバ14内に残留している土砂41によって下側領域に位置しているカッタスポーク30のカッタビット31,32の交換作業を行うことが困難な場合、上側領域に位置したカッタスポーク30のカッタビット31,32の交換作業を終えた後、順次カッタ本体13を回転させて上側領域で交換作業を行うようにしても良い。
【0045】
こうして、全てのカッタスポーク30のカッタビット31,32の交換作業が終了したら、スポーク引込み装置40の油圧シリンダ43を延ばして、上側領域に位置したカッタスポーク30を順次ガイド溝33,34,36の先端部へ移動させると共に、固定コッタ37をガイド溝33,34,36の内側へ進出させてカッタスポーク30を固定することで、新たな掘削作業を開始することができる。
【0046】
このように、本発明によれば、立坑の構築や地盤改良作業等が不要となり、カッタビット31,32の交換作業を短時間、低コストかつ容易に行うことができる。また、シールドフレーム11の外側での作業が不要であるため、カッタビット31,32の交換作業を安全に行うことができる。
【0047】
また、隔壁12の上側領域に位置したカッタスポーク30のみを移動させる構造であるため、カッタチャンバ14内に土砂が残留していても確実にカッタビット31,32の交換作業を行うことができる。
【0048】
更に、カッタスポーク30が中央カッタ部22と外周カッタ部24との間に収容されるため、カッタスポークを径方向に伸縮させるための機構(例えば、油圧シリンダ等)を設ける必要がなく、カッタスポーク30のスペースを有効利用でき、ローラビット等を配置できる。仮に、外周カッタ部24を用いない構造である場合、カッタスポーク30はシールドフレーム11内に引き込むために、径方向に伸縮させるための機構が必要となる。
【0049】
なお、本発明は図示したものに限定されず、例えば、スクリューコンベア式のシールド掘進機に適用できることは勿論である。
【0050】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、以下に示す如く優れた効果を発揮するものである。
1)カッタビットの交換作業を短時間、低コストで安全かつ容易に行うことができる。
2)カッタチャンバの下部に土砂が残留していてもカッタビットの交換作業を行うことができる。
3)カッタスポークにローラビット等を配置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るカッタ交換機構を備えたシールド掘進機の正面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】カッタスポークを軸方向後方に移動させた状態を示す図1におけるA−A線断面図である。
【図4】スリットおよびカッタスポークを示す斜視図である。
【図5】スポーク引き寄せ装置の概略図である。
【図6】(a)は、スリットを開放した状態のスリット開閉装置の概略図である。
(b)は、スリットを閉じた状態のスリット開閉装置の概略図である。
【符号の説明】
11 シールドフレーム
12 隔壁
13 カッタ本体
27 スリット
30 カッタスポーク
31,32 カッタビット
40 スポーク引込装置
50 スリット開閉装置

Claims (3)

  1. シールドフレーム先端部の隔壁にカッタ本体を回転自在に設け、該カッタ本体に、その径方向に延びるスリットを放射状に複数個設け、それらスリット内に、カッタビットを備えたカッタスポークを、それぞれカッタ本体に対して軸方向相対移動可能に設け、上記隔壁の上側領域に、上記カッタスポークを軸方向に移動させるスポーク引込装置を設け、上記カッタ本体に、上記カッタスポークが軸方向後方に移動したときに上記スリットを閉じるスリット開閉装置を設けたカッタビット交換機構であって、上記カッタ本体は、軸心部に位置する中央カッタ部と、その中央カッタ部の外側の面板部と、面板部の外側の外周カッタ部とからなり、上記スリットは、上記面板部に形成され、上記カッタスポークは、上記中央カッタ部および外周カッタ部に、それぞれ軸方向に沿って形成されたガイド溝に収容されることを特徴とするカッタビット交換機構。
  2. 上記スリット開閉装置は、上記スリットの左右に回動自在に設けられ、後方に回動したときにスリットを塞ぎ、前方に回動したときにスリットを開放する2枚の遮断板と、その遮断板を回動させるための駆動装置とを備えた請求項1記載のカッタビット交換機構。
  3. 上記カッタ本体の後端部に弾性体からなるシールリングを設けると共に、上記シールドフレームの先端部に押圧リングを軸方向に移動可能に設け、その押圧リングを軸方向前方へ移動させて上記シールリングに押し付けることでカッタ本体とシールドフレーム間を止水する請求項1又は2記載のカッタビット交換機構。
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