JP4411712B2 - 測定装置および測定システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被測定物の寸法を測定する測定装置および測定システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、被測定物であるワークの形状寸法を測定する測定装置として、測定顕微鏡や投影機などが知られている。通常、この測定装置は、測定結果に対する演算処理を実行する外部のデータ処理装置に接続可能である。測定装置にデータ処理装置を接続することにより、単なる2点間の寸法測定だけでなく、多角形の各辺の寸法測定や円の中心測定といった複雑な測定も簡単に行うことができる。
【0003】
ここで、従来の測定装置50およびデータ処理装置58について、図5〜図7を用いて説明する。
測定装置50は、図5に示すように、ワーク51を載置するXYステージ52と、XYステージ52の移動量をカウントしてカウント値を出力するカウンタ53と、カウンタ53のカウント値をリセットするためのリセット信号を出力するリセットスイッチ56と、測定結果(座標)を表示するカウンタ表示部55と、測定結果をデータ処理装置58に転送するためのデータ転送信号を出力するデータ転送スイッチ57と、CPU54とで構成されている。
【0004】
また、データ処理装置58は、測定装置50からの測定結果に対する演算処理を行う演算部(不図示)と、演算結果を表示する表示部59とで構成されている。
このような測定装置50およびデータ処理装置58では、図6,図7に示すフローチャートにしたがって動作が行われる。
すなわち、測定装置50のCPU54は、まず、カウンタ53が出力するカウント値を読み込み(図6のS40)、座標に変換する(S41)。この座標は、XYステージ52の移動軸を座標軸とする座標系(機械座標系)に関する座標である。CPU54は、上記の変換により得た座標をカウンタ表示部55に表示させる(S42)。
【0005】
また、データ転送スイッチ57からデータ転送信号が出力されたり、データ処理装置58からデータ転送の要求があると(S43がYのとき)、CPU54は、上記の変換により得た座標のデータをデータ処理装置58に転送する(S44)。
一方、データ処理装置58では、測定装置50から座標のデータを受け取ると(図7のS45)、受け取った機械座標系の座標をワーク座標系の座標に変換する(S46)。ワーク座標系は、測定対象のワーク51に応じて予めデータ処理装置58に設定された座標系である。
【0006】
そして、データ処理装置58では、上記の座標変換により得た座標を表示部59に表示させる(S47)。また、データ処理装置58では、測定装置50から転送される複数の座標のデータに基づいて、多角形の各辺の長さを求めたり、円の中心を求めるなどの決められた演算処理が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の測定システム(測定装置50,データ処理装置58)では、測定装置50のカウンタ表示部55に表示される座標の座標系(機械座標系)と、データ処理装置58の表示部59に表示される座標の座標系(ワーク座標系)とが異なるため、使い勝手が悪いという問題があった。
【0008】
また、リセットスイッチ56が誤って操作された場合でも、カウンタ53のカウント値がリセットされ、すなわち、カウンタ表示部55に表示される座標(機械座標系)がリセットされ、測定装置50側の機械座標系とデータ処理装置58側のワーク座標系との対応関係が崩れてしまうという問題もある。この場合には、データ処理装置58側のワーク座標系を再度設定し直さなければならず、使い勝手が悪い。
【0009】
本発明の目的は、操作性の良い測定装置および測定システムを提供することにある。
【0010】
本発明の測定装置は、被測定物を観察する観察手段と、被測定物と観察手段とを予め定めた1以上の座標軸に沿って相対移動可能に支持する支持手段と、被測定物と観察手段との相対移動量をカウントするカウンタ手段と、カウンタ手段によるカウント値を被測定物上の観察点の座標に変換する変換手段と、変換手段によって得られた座標を表示する表示手段と、前記観察点の座標を前記被測定物に応じて予め設定された座標に変換するとともに、前記被測定物に応じて予め設定された座標を表示する外部のデータ処理装置が電気的に接続されているとき、前記表示手段の表示内容を前記データ処理装置と同様に前記被測定物に応じて予め設定された座標に変換した内容に変更する表示制御手段とを備えたものである。このため、外部のデータ処理装置からの出力信号に応じた内容(例えば、ワーク座標系での座標)を表示手段に表示させることができ、操作性が向上する。
【0011】
また、本発明の測定装置はカウンタ手段に対してリセット信号を出力し、変換手段によって得られる座標のリセットを要求するリセット要求手段と、リセット要求手段から出力されるリセット信号のカウンタ手段への入力を許可するか否かを制御するリセット制御手段とをさらに備え、前記リセット制御手段は、前記外部のデータ処理装置が接続されているときに、前記リセット信号の入力を許可しない。このため、リセット要求手段から誤ってリセット信号が出力された場合でも、このリセット信号のカウンタ手段への入力を不許可にすることができる。その結果、カウンタ手段のカウント値の不要なリセットを防止することができ、操作性が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態では、3次元の座標を扱える測定顕微鏡10を例に説明を行う。
測定顕微鏡10は、図1(a)に示すように、被測定物であるワーク(不図示)を載置するステージ部11と、ステージ部11に載置された被測定物を観察する観察部12と、後述するカウンタユニット13とで構成されている。
【0013】
このうち、ステージ部11は、X方向に移動可能なXステージ21,Xステージ21を移動させるXハンドル22,Xステージ21の移動量に応じてパルス信号を出力するXスケール23と、Y方向に移動可能なYステージ24,Yステージ24を移動させるYハンドル25,Yステージ24の移動量に応じてパルス信号を出力するYスケール26とで構成されている。
【0014】
また、観察部12は、対物レンズ27aおよび接眼レンズ27bが設けられかつZ方向に移動可能な鏡筒27と、鏡筒27をZ方向に移動させるZハンドル28と、鏡筒27の移動量に応じてパルス信号を出力するZスケール29とで構成されている。
ちなみに、上記したXスケール23,Yスケール26,Zスケール29は、例えば、光電式リニアエンコーダで構成される。
【0015】
また、Xスケール23,Yスケール26,Zスケール29から出力されるパルス信号Px,Py,Pzは、図2に示すように、カウンタユニット13を構成するカウンタ31,32,33に入力される。
ここで、カウンタユニット13には、カウンタ31,32,33の他、CPU34と、カウンタ表示部35と、リセットスイッチ36,37,38と、データ転送スイッチ39と、リセットマスク回路41,42,43とが設けられている。
【0016】
上記のカウンタ31,32,33は、Xスケール23,Yスケール26,Zスケール29からのパルス信号Px,Py,Pzを個別にカウントし、カウント値Cx,Cy,CzをCPU34に出力する。カウンタ31,32,33からのカウント値Cx,Cy,Czは、CPU34において、座標(Xa,Ya,Za)に変換される。また、座標(Xa,Ya,Za)は、CPU34の制御により、カウンタ表示部35に表示されたり、後述するデータ処理装置14に転送されたりする。
【0017】
ここで、座標(Xa,Ya,Za)は、上記したXステージ21,Yステージ24,鏡筒27の移動軸(X軸,Y軸,Z軸)を座標軸とする座標系(機械座標系)での座標である。
ところで、上記のカウンタ31,32,33には、Xスケール23,Yスケール26,Zスケール29からのパルス信号Px,Py,Pzの他、リセット信号Rx,Ry,Rzも入力される。
【0018】
リセット信号Rx,Ry,Rzは、カウンタ31,32,33のカウント値Cx,Cy,Czをリセットする、つまり、機械座標系での座標(Xa,Ya,Za)をリセットするための信号である。
また、このリセット信号Rx,Ry,Rzは、リセットスイッチ36,37,38から出力され、リセットマスク回路41,42,43を介して、カウンタ31,32,33に入力される。
【0019】
リセットマスク回路41,42,43は、カウンタ31,32,33に対するリセット信号Rx,Ry,Rzの入力を許可するか否かを制御する回路、すなわち、カウンタ31,32,33に対するリセット信号Rx,Ry,Rzの入力をマスクする機能を備えた回路である。
このため、リセットマスク回路41,42,43には、上記のリセット信号Rx,Ry,Rzの他、CPU34からリセットマスク信号Mx,My,Mzが入力される。このリセットマスク信号Mx,My,Mzは、「マスク要求」を示す制御信号である。
【0020】
リセットマスク信号Mx,My,Mzがリセットマスク回路41,42,43に入力されると、リセットマスク回路41,42,43では、リセット信号Rx,Ry,Rzのカウンタ31,32,33への入力をマスクする(不許可にする)。この場合、リセットスイッチ36,37,38からリセット信号Rx,Ry,Rzが出力されても、カウンタ31,32,33のカウント値Cx,Cy,Czはリセットされない。
【0021】
一方、リセットマスク信号Mx,My,Mzがリセットマスク回路41,42,43に入力されないとき、リセットマスク回路41,42,43では、リセット信号Rx,Ry,Rzのカウンタ31,32,33への入力を許可する(マスク解除)。この場合、リセットスイッチ36,37,38からリセット信号Rx,Ry,Rzが出力されると、カウンタ31,32,33のカウント値Cx,Cy,Czが実際にリセットされる。
【0022】
なお、リセットスイッチ36,37,38から出力されるリセット信号Rx,Ry,Rzは、リセットマスク回路41,42,43に入力すると同時に、CPU34にも入力される。
ちなみに、上記のカウンタユニット13は、カウンタ表示部35,リセットスイッチ36〜38,データ転送スイッチ39が筐体13aに(図1(a))、それ以外が筐体13bに設けられている。
【0023】
また、上記のカウンタユニット13は、汎用(RS232Cなど)または専用のインターフェースを介してデータ処理装置14に接続されている(図2)。このため、測定顕微鏡10とデータ処理装置14とは、必要に応じてデータの送受を行うことができる。
なお、データ処理装置14には、各種の演算処理を実行する演算部(不図示)と、演算結果を表示する表示部15(図1(b),図2)とが設けられる。本実施形態では、データ処理装置14と測定顕微鏡10とで、測定システムを構成している。
【0024】
ここで、本実施形態と請求項との対応関係を示しておく。本実施形態の測定顕微鏡10は請求項の「測定装置」に対応する。また、本実施形態の対物レンズ27aおよび接眼レンズ27bは請求項の「観察手段」に対応する。Xステージ21、Yステージ24および鏡筒27は「支持手段」に対応する。スケール23,26,29およびカウンタ31,32,33は「カウンタ手段」、カウンタ表示部35は「表示手段」、リセットスイッチ36,37,38は「リセット要求手段」、CPU34は「変換手段」および「表示制御手段」、リセットマスク回路41,42,43およびCPU34は「リセット制御手段」に対応する。
【0025】
次に、上記のように構成された測定システム(測定顕微鏡10,データ処理装置14)の動作について、図3,図4に示すフローチャートを用いて説明する。図3はデータ処理装置14側のフローチャート、図4は測定顕微鏡10側のフローチャートである。
データ処理装置14と測定顕微鏡10とが電気的に接続されているとき、データ処理装置14は、所定のタイミングで、カウンタユニット13のCPU34に対してリセットマスク信号Mx,My,Mzを出力する(図3のS10)。
【0026】
カウンタユニット13のCPU34は、データ処理装置14からリセットマスク信号Mx,My,Mzを受け取ると(図4のS20がYのとき)、このリセットマスク信号Mx,My,Mzをリセットマスク回路41,42,43に転送する(S21)。その結果、リセットマスク回路41,42,43は、リセット信号Rx,Ry,Rzのカウンタ31,32,33への入力をマスクする状態(マスク状態)となる。
【0027】
この状態で、CPU34は、カウンタ31,32,33からのカウント値Cx,Cy,Czを所定のタイミングで順次に読み込み(図4のS22)、機械座標系での座標(Xa,Ya,Za)に変換する(S23)。そして、CPU34は、変換により得た機械座標系の座標(Xa,Ya,Za)をデータ処理装置14に出力する(S24)。このとき、機械座標系の座標(Xa,Ya,Za)がカウンタ表示部35に表示されることはない。
【0028】
また、このCPU34は、リセットスイッチ36,37,38からリセット信号Rx,Ry,Rzが出力されたことを検出すると(S25がYのとき)、このリセット信号Rx,Ry,Rzをデータ処理装置14に転送する(S26)。なお、上記S21でリセットマスク回路41,42,43がマスク状態に制御されたため、リセット信号Rx,Ry,Rzが出力されても、カウンタ31,32,33のカウント値Cx,Cy,Czはリセットされない。
【0029】
一方、データ処理装置14では、カウンタユニット13のCPU34から機械座標系での座標(Xa,Ya,Za)を受け取ると(図3のS11)、この座標(Xa,Ya,Za)をワーク座標系での座標(Xb,Yb,Zb)に変換する(S12)。ワーク座標系は、測定対象のワークに応じて予めデータ処理装置14に設定された座標系である。
【0030】
また、データ処理装置14では、カウンタユニット13からリセット信号Rx,Ry,Rzを受け取ると(S13がYのとき)、所定のプログラムにしたがって実際にリセットするか否かを判断する(S14)。そして、S14の判断の結果が「リセットする(Y)」の場合には、ワーク座標系での座標(Xb,Yb,Zb)をリセットし(S15)、リセットしたワーク座標系の座標(0,0,0)を表示部15に表示させる(S16)。
【0031】
なお、データ処理装置14では、カウンタユニット13からリセット信号Rx,Ry,Rzを受け取らないとき(図3のS13がNのとき)、および、S14の判断の結果が「リセットしない(N)」の場合には、S12の座標変換で得たワーク座標系の座標(Xb,Yb,Zb)を表示部15に表示させる(S16)。
【0032】
さらに、データ処理装置14では、S16で表示部15に表示させたワーク座標系での座標(Xb,Yb,Zb)または(0,0,0)をカウンタユニット13に出力する(図3のS17)。
一方、カウンタユニット13では、データ処理装置14から座標(Xb,Yb,Zb)または(0,0,0)を受け取ると(図4のS27)、このワーク座標系での座標(Xb,Yb,Zb)または(0,0,0)をカウンタ表示部35に表示させる(S28)。
【0033】
このように、データ処理装置14と測定顕微鏡10とが電気的に接続されているとき、測定装置10のカウンタ表示部35に表示される座標の座標系と、データ処理装置14の表示部15に表示される座標の座標系とが、同じワーク座標系となるため、操作者にとって非常に使い勝手が良い。
また、リセットスイッチ36〜38を誤って操作した場合でも、データ処理装置14が許可しない限り、カウンタ31〜33のカウント値Cx,Cy,Czがリセットされないため、測定装置10側の機械座標系とデータ処理装置14側のワーク座標系との対応関係が維持され、操作者にとって非常に使い勝手が良い。
【0034】
ちなみに、図3のS14における判断結果が「リセットする(Y)」となるのは、例えば、測定対象のワークに応じたワーク座標系をデータ処理装置14に設定する段階(原点設定)である。
データ処理装置14に設定されたワーク座標系を用いて、測定対象のワークの形状寸法などを演算するに当たり、演算に必要な複数の測定点の座標(Xb1,Yb1,Zb1),(Xb2,Yb2,Zb2),…は、測定装置10に設けられたデータ転送スイッチ39によって順次に指定することができる。
【0035】
この場合、データ処理装置14からの出力信号に基づいて、次の測定点の座標(ワーク座標系)を測定装置10のカウンタ表示部35に表示させることができ、操作性の向上が図られる。
【0036】
データ処理装置14での演算結果は、データ処理装置14の表示部15だけでなく、測定装置10のカウンタ表示部35にもデータ処理装置14からの出力信号に基づいて表示させることができる。
ところで、本実施形態の測定システムは、データ処理装置14と測定装置10とが電気的に接続されてない場合にも動作可能である。
【0037】
この場合、カウンタユニット13のCPU34は、リセットマスク信号Mx,My,Mzを受け取らない(図4のS20がNとなる)ので、後述するS30〜S32の処理を行う。
また、リセットマスク回路41,42,43にはリセットマスク信号Mx,My,Mzが入力されないため、リセットマスク回路41,42,43は、リセット信号Rx,Ry,Rzのカウンタ31,32,33への入力を許可する状態(マスク解除状態)となる。
【0038】
したがって、カウンタ31,32,33のカウント値Cx,Cy,Czは、リセットスイッチ36,37,38からの要求どおり、リセット信号Rx,Ry,Rzにしたがってリセットされる。
さて、CPU34は、カウンタ31,32,33からのカウント値Cx,Cy,Czを所定のタイミングで順次に読み込み(図4のS30)、機械座標系での座標(Xa,Ya,Za)に変換する(S31)。そして、CPU34は、変換により得た機械座標系の座標(Xa,Ya,Za)をそのままカウンタ表示部35に表示させる(S32)。このとき、カウンタ表示部35に表示された機械座標系の座標(Xa,Ya,Za)を読み取ることで、測定対象のワークの形状寸法などを求めることができる。
【0039】
なお、本実施形態では、測定顕微鏡10を例に説明したが、投影機やマニュアル画像測定機、マニュアル三次元座標測定機にも本発明は適用できる。
また、本実施形態では、データ処理装置14からの要求(リセットマスク信号Mx,My,Mzの出力)の有無に応じて、リセットマスク回路41,42,43をマスク状態またはマスク解除状態に切り替える例を説明したが、これに限らない。例えば、カウンタユニット13に切替スイッチを設け、この切替スイッチによってリセットマスク回路41,42,43をマスク状態またはマスク解除状態に切り替えてもよい。
【0040】
このとき、データ処理装置14の表示部15と測定装置10のカウンタ表示部35との少なくとも一方に、「マスク要求」の有無を表示させることが好ましい。
さらに、データ処理装置14から測定装置10のカウンタユニット13に送られるデータは、次の測定点の座標や測定結果といったワーク座標系に限らない。
また、データ処理装置14は専用に限らない。市販のコンピュータに専用のデータ処理ソフトを組み込んだものでもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、外部のデータ処理装置からの出力信号に応じた内容(例えば、ワーク座標系での座標)を表示手段に表示させることができるため、操作性が向上する。また、本発明によれば、誤ってリセット要求手段が操作された場合には、カウンタ手段のカウント値の不要なリセットが防止されるため、操作性が向上する。
【0042】
したがって、被測定物の測定を効率的に行える測定装置および測定システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本実施形態の測定顕微鏡10を正面から見た外観図である。(b)はデータ処理装置14の外観図である。
【図2】本実施形態のカウンタユニット13およびデータ処理装置14を説明するブロック図である。
【図3】データ処理装置14の動作を示すフローチャートである。
【図4】カウンタユニット13の動作を示すフローチャートである。
【図5】従来のカウンタユニット52およびデータ処理装置58を説明するブロック図である。
【図6】カウンタユニット52の動作を示すフローチャートである。
【図7】データ処理装置58の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 測定顕微鏡
11 ステージ部
12 観察部
13 カウンタユニット
14,58 データ処理装置
15,59 表示部
21 Xステージ
22 Xハンドル
23 Xスケール
24 Yステージ
25 Yハンドル
26 Yスケール
27 鏡筒
28 Zハンドル
29 Zスケール
31,32,33 カウンタ
34,54 CPU
35,55 カウンタ表示部
36,37,38,56 リセットスイッチ
39,57 データ転送スイッチ
41,42,43 リセットマスク回路
52 XYステージ
51 ワーク

Claims (4)

  1. 被測定物を観察する観察手段と、
    前記被測定物と前記観察手段とを予め定めた1以上の座標軸に沿って相対移動可能に支持する支持手段と、
    前記被測定物と前記観察手段との相対移動量をカウントするカウンタ手段と、
    前記カウンタ手段によるカウント値を前記被測定物上の観察点の座標に変換する変換手段と、
    前記変換手段によって得られた座標を表示する表示手段と、
    前記観察点の座標を前記被測定物に応じて予め設定された座標に変換するとともに、前記被測定物に応じて予め設定された座標を表示する外部のデータ処理装置が電気的に接続されているとき、前記表示手段の表示内容を前記データ処理装置と同様に前記被測定物に応じて予め設定された座標に変換した内容に変更する表示制御手段とを備えた
    ことを特徴とする測定装置。
  2. 請求項1に記載の測定装置において、
    前記カウンタ手段に対してリセット信号を出力し、前記変換手段によって得られる座標のリセットを要求するリセット要求手段と、
    前記リセット要求手段から出力される前記リセット信号の前記カウンタ手段への入力を許可するか否かを制御するリセット制御手段とをさらに備え、
    前記リセット制御手段は、前記外部のデータ処理装置が接続されているときに、前記リセット信号の入力を許可しない
    ことを特徴とする測定装置。
  3. 請求項2に記載の測定装置と外部のデータ処理装置とが電気的に接続されてなる測定システムであって、
    前記測定装置の前記リセット制御手段は、前記データ処理装置からリセットマスク信号が出力されたとき、該リセットマスク信号に基づいて、前記リセット信号の前記カウンタ手段への入力を不許可にする
    ことを特徴とする測定システム。
  4. 請求項3に記載の測定システムにおいて、
    前記測定装置の前記リセット制御手段は、前記リセット要求手段から前記リセット信号が出力されたとき、該リセット信号を前記データ処理装置に転送し、
    前記データ処理装置は、当該データ処理装置内の座標系を再設定するとき以外、前記測定装置の前記リセット制御手段から転送された前記リセット信号を無視する
    ことを特徴とする測定システム。
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