JP4411470B2 - 駐車装置 - Google Patents

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本発明は車両を駐車するための駐車装置に関し、特に、本発明の駐車装置は上段パレット、中段パレット及び下段パレットが一体に連結されたパレットユニットを備えることを基本構造とし、上中下3段の内、所望のパレットを車両の入出庫面に停止させる構造の駐車装置に関する。
パレットを上中下3段で備えた構造の駐車装置において、所望のパレットを車両の入出庫面に停止させるためには、それぞれのパレットを検出する検出手段を備える必要がある。図5及び図6は、このような駐車装置の従来の構造を示し、例えば、特許文献1に記載されている。
この駐車装置は、図5に示すように、縦方向の連結支柱100によって上段パレット111、中段パレット112及び下段パレット113が上下3段となって連結され、これによりパレットユニット110が形成されている。それぞれのパレット111、112、113には車両Sが搭載可能となっている。
パレットユニット110は、ピット120内を昇降するものであり、この昇降を行うための油圧シリンダ121がピット120内に立設されている。油圧シリンダ121は、そのピストンロッド123がパレットユニット110における上段パレット111の外周部分に当接することにより、パレットユニット110を昇降自在に支持する。そしてパレットユニット110の昇降により所望のパレットが車両の入出庫面130に停止する。これにより、そのパレットに対する車両Sの入庫または出庫が可能となる。
このような車両の入出庫面130に対するパレットの停止を行うため、パレットを検出する図6示す構成からなる検出手段が設けられている。すなわち、パレットユニット110の両側には、第1センサスイッチ141及び第2センサスイッチ142が配置されている。これらのセンサスイッチ141及び142は、略同じ高さとなるように車両の入出庫面130に固定されており、パレットユニット110の昇降をパレットユニット110の両側で同時に検出するようになっている。このセンサスイッチ141及び142は接触型のセンサが用いられている。
センサスイッチ141及び142に対し、パレットユニット110のそれぞれのパレット111、112、113には、センサスイッチ141、142を蹴ってスイッチングを行うドグが取り付けられる。すなわち、上段パレット111の両側の側面には、2つのドグ151、152が取り付けられ、中断パレット112の一方の側面には、1つのドグ153が取り付けられ、下段パレット113の反対側の側面には1つのドグ154が取り付けられている。
このようなドグ及びセンサスイッチを設けることにより、第1のセンサスイッチ141及び第2のセンサスイッチ142が同時に蹴られた場合、上段パレット111が車両の入出庫面130に位置したことを識別し、第1のセンサスイッチ141だけが蹴られた場合、下段パレット113が入出庫面130に位置したことを識別し、第2のセンサスイッチ142たけが蹴られた場合、中段パレット112が入出庫面130に位置したことを識別することができる。そして、車両の入出庫面130に所望のパレットが位置したことを検出したとき、制御装置145(図5参照)が油圧ユニット147を制御して油圧シリンダ121の駆動を停止する。これにより、そのパレットへの車両の出し入れを行うことが可能となる。表1は、以上の構成における検出表であり、「○」は検出を、「×」は非検出を示す。
Figure 0004411470
特開2002−188311号公報
上述した従来の駐車装置では、3段のパレット111,112,113の検出を行うために最低でも2つのセンサスイッチ141,142が必要となっており、センサスイッチの数を削減することができないと共に、パレット識別のためのドグも最低でも4箇所に設ける必要がある。このため、パレットの検出手段としての部品点数が多くなり、構造が複雑となる問題を有している。
これに加えて、センサスイッチが接触型のため、センサスイッチをスイッチングするドグ151,152,153,154をセンサスイッチと接触する位置に配置する必要がある。このため、これらを高精度に組み付ける必要があり、組み付けが面倒となっている。
さらに、センサスイッチ141,142が接触型のため、石等の異物が接触したり、雨水や雪が凍り固着した場合には、誤動作することがあり、さらには、車両の入出庫の際に生じるパレットの無秩序な揺れや歪みにより、パレットの停止状態が不必要に解除することもあり、信頼性を確保することができない問題も有している。
本発明は、このような従来技術の問題点を考慮してなされたものであり、パレットを検出するための構成部品を少なくすることができて簡単に組み付けることができ、しかも誤動作を防止して信頼性を向上させることが可能な駐車装置を提供することを目的とする。
本発明による駐車装置は、上中下3段のパレットを備えたパレットユニットが駆動手段の駆動によって昇降し、各パレットが車両の入出庫面で停止するように制御手段が前記駆動手段を制御する駐車装置であって、前記上中下3段のパレットの内、一のパレットにおける磁極が他のパレットにおける磁極と反対となるように各パレットに取り付けられた磁石と、前記各磁石との非接触位置で且つ前記各磁石の磁極を検出可能な位置となるように配置された1つの磁気センサと、各パレットおよび各パレット間を区別する位置フラグが記憶される記憶手段と、を備え、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された位置フラグに基づいて車両の入出庫面に位置しているパレットを識別すると共に、識別したパレットのデータと入出庫面に停止が要求されているパレットのデータとが一致するように前記駆動手段を制御することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、上中下3段の各パレットに取り付けられた磁石の内、1つの磁石の磁極が他の磁石の磁極と反対となっているため、制御手段は車両の入出庫面に位置しているパレットを磁気センサが検出した磁極の検出信号に基づいて識別する。この制御手段は識別したパレットのデータと、車両の入出庫面での停止が要求されているパレットのデータとが一致するようにパレットの昇降を制御するため、所望のパレットが車両の入出庫面に停止し、所望のパレットへの車両の入出庫を行うことができる。このような構造では、1つの磁気センサだけでパレットの検出及び識別を行うため、磁気センサは1つだけで良いと共に磁石は各パレットに対して1つだけ配置するだけで良い。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の駐車装置であって、前記記憶手段は磁気センサからの検出信号の入力の都度、位置フラグを更新することを特徴とする。
本発明の駐車装置によれば、上中下3段の各パレットに取り付けられた磁石の内、1つの磁石の磁極が他の磁石の磁極と反対となっているため、1つの磁気センサだけでパレットの検出及び識別を行うことができると共に磁石は各パレットに対して1つだけ配置するだけで良い。このため、パレットの検出手段としての部品点数が少なくなり、構造が簡単となる。
また、磁気センサは磁石と非接触の状態で磁石の磁極を検出するため、磁気センサ及び磁石が接触するように配置する必要がなく、配置の自由度が増大し、高精度の組み付けが不要となり、簡単に組み付けることができる。さらに、非接触での検出のため、雨水や雪が凍っても不具合を生じることがないと共に、車両の入出庫の際に生じるパレットの無秩序な揺れや歪みにより、パレットの停止状態が不必要に解除するような誤動作がなくなり、信頼性が向上する。
以下、本発明を図示する実施形態により具体的に説明する。図1〜図4は、本発明の一実施形態を示し、図1及び図2は全体構成の正面図、図3及び図4は作動の一例を示すフローチャートである。
図1及び図2に示すように、この実施形態の駐車装置1は、昇降作動するパレットユニット2及びパレットユニット2の昇降作動を支持する支持フレーム3がピット4内に配置された構造となっている。ピット4の上面部分は、車両(図示省略)が入出庫するための入出庫面5となる。
パレットユニット2は上中下のパレット21,22,23を有した上下3段パレット構造となっている。3段のパレット21,22,23の間には上下方向に延びる連結支柱25が設けられることにより、パレット21,22,23が上下に間隔を有して一体に連結されており、これによりそれぞれのパレット21,22,23に対して車両の搭載が可能となっている。連結支柱25はパレット21,22,23の4隅部分に位置しており、パレットへの車両の入出庫の妨げとなることがない。パレット21,22,23への車両の入出庫は、上述した入出庫面5に停止しているパレットに対して行われる。
支持フレーム3はパレットユニット2の周囲に位置してパレットユニット2の昇降を支持する。この支持フレーム3には、パレットユニット2の昇降を行うための駆動手段6が配置される。この実施形態の駆動手段6はモータを駆動源とするものであり、そのためのモータ7が支持フレーム3の適宜位置に固定されている。モータ7はモータ駆動回路(図示省略)によってその駆動が制御される。モータ7の出力軸には、パレットユニット2を昇降させるチェーン8が係合状態で巻回されている。
チェーン8はモータ7側の支持フレーム3及びこれと対向した支持フレーム3aとの間に掛け渡されており、チェーン8の終端部は支持フレーム3a側に連結されて固定されている。又、対向している支持フレーム3,3aには、チェーン8の方向変更を行うローラ(図示省略)が設けられている。支持フレーム3,3a間におけるチューン8の中間は、パレットユニット2の下方側に回り込んでおり、パレットユニット2の下面に固定されているスプロケット(図示省略)に係合している。
このような駆動手段6において、パレットユニット2を図1の状態から図2の状態に上昇させる場合は、モータ7を一方向に回転駆動してチェーン8をモータ7側で巻き取る方向に走行させる。これにより、支持フレーム3,3a間におけるチェーン8の長さが短くなるように走行するため、パレットユニット2が上方向に移動する。これに対し、モータ7を逆方向に回転駆動してチェーン8を引き出す方向に走行させる場合には、支持フレーム3,3a間におけるチェーン8が長くなるため、パレットユニット2を下降させることができる。以上のようなモータ8の回転駆動は、モータ駆動回路を介して接続された制御手段13によって制御される。
この実施形態において、パレットユニット2の上中下3段のパレット21,22,23には、磁石(永久磁石)31,32,33が1つずつ配置されると共に、支持フレーム3には、これらの磁石31,32,33に対応して磁石を検出する1つの磁気センサ35が配置される。
磁石31は上段パレット21に配置され、磁石32は中段パレット22に配置され、磁石33は下段パレット23に配置される。これらの磁石31、32、33はパレットユニット2が昇降する昇降通路9に臨むように、それぞれのパレット21、22、23の外周縁に固定される。3つの磁石31、32、33は一のパレットにおける磁極が他のパレットにおける磁極と反対となるように対応するパレットに取り付けられるものである。この実施形態において、上段パレット21の磁石31はS極が外側(支持フレーム3側)に位置し、中段パレット22の磁石32及び下段パレット23の磁石33はN極が外側に位置するように設けられる。
1つの磁気センサ35は3つの磁石31、32、33の外側に位置している磁極を検出することが可能な位置となるように支持フレーム3に取り付けられる。このため、磁気センサ35は磁石31,32,33の磁束が通過する位置となるように支持フレーム3に取り付けられて昇降通路9に臨んでいる。磁気センサ35は磁石31,32,33の磁束が通過する際のホール効果によって、その磁石の磁極を検出するものである。
この実施形態においては、後述するように、磁気センサ35がパレット21,22,23の磁石31,32,33を検出したとき、その磁石のパレット(パレットの上面)が入出庫面5と一致した位置でパレットユニット2が停止するように制御するものである。磁気センサ35はこのような制御が可能となるような高さ位置に設定されて支持フレーム3に取り付けられる。図示する形態では、支持フレーム3の上部に取り付けられているが、上述した制御が可能に設定した場合には、支持フレーム3の高さ方向における他の位置に取り付けても良い。
図1及び図2において、符号11はパレットユニット2の昇降を制御する制御装置としてのシーケンサである。制御装置としてのシーケンサ11は記憶手段12及び制御手段13を少なくとも備えている。制御手段13は所望のパレットが入出庫面5に位置するように制御するためのプログラムが格納されていると共に、このプログラムによって駆動して制御を行うCPUを備えている。この制御手段13は磁気センサ35及び駆動手段6に接続されている。制御手段13は磁気センサ35に接続されているため、磁気センサ35から入力された検出信号により、入出庫面5と同じ高さに位置しているパレットを識別することができる。この識別は、後述するように磁気センサ35が検出した磁石31、32、33の磁極データに基づいて行われる。
制御手段13はモータ駆動回路を介して駆動手段6のモータ7と接続されており、モータ7の回転方向及び回転数を制御する。この制御により、モータ7の出力軸に巻回されているチェーン8が走行するため、上述したパレットユニット2の昇降が行われる。この制御手段13は車両の入出庫を行うためのパレットが入出庫面5と一致するようにモータ7を制御する。この制御のため、制御手段13は入出庫面5と一致した停止が要求されているパレットのデータと、上述の識別したパレットのデータとが一致するようにモータ7を駆動する。
シーケンサ11における記憶手段(以下、メモリ)12は、制御手段13と接続されており、上中下3段の各パレット21,22,23に関する位置フラグを磁気センサ35からの検出信号と対応して記憶する。シーケンサはこのメモリに記憶された位置フラグに基づいてパレットの識別を行う。表2はこの実施形態におけるメモリに記憶された位置フラグとパレットとの対応関係を示すグラフである。
表2における「磁気センサに対する位置」欄は入出庫面5の高さと一致したパレットを示す。「検出磁極」欄は磁気センサ35が検出する磁石の磁極であり、入出庫面5の高さと一致しているパレットにおける磁石の磁極を示す。表2に示すように、位置フラグ「0」は磁気センサ35によってパレット21が検出されたときに、位置フラグ「2」は中段パレット22が検出されたときに、位置フラグ「4」は下段パレット23を検出されたときに対応している。又、位置フラグ「1」は磁気センサ35が昇降中の上段パレット21と中段パレット22との間にあって磁極が検出されないときに対応し、位置フラグ「3」は中段パレット22と下段パレット23との間にあって磁極が検出されないときに対応している。
Figure 0004411470
図1及び図2において、符号15は入力手段としての操作盤であり、電源のON、OFFスイッチ、3段のパレット21,22,23の内、入出庫に必要なパレットを選択するための選択ボタン、パレットユニット2の昇降を指示するための上昇ボタン及び下降ボタン(いずれも図示省略)、その他のスイッチが配置されている。この操作盤15は制御手段13と接続されており、各ボタンへの操作データを制御手段13に出力する。
次に、この実施形態の制御及び作動を説明する。図3及び図4は、作動の一形態のフローチャートを示す。このフローチャートは、上段パレット21が入出庫面5に停止している状態から、下段パレット23が入出庫面5に停止するまでの作動例を示す。従って、上段パレット21が磁気センサ35に臨んでいることから、同センサ35による上段パレット21の検出が既に行われており、メモリには位置フラグ「0」が記憶されている。
この状態で利用者は操作盤15によって下段パレット23を選択した後(ステップS11)、操作盤15の上昇ボタンを押す(ステップS12)。下段パレット23の選択により、シーケンサの制御手段13は位置フラグ「4」を格納する。以下の作動において、制御手段13はメモリ12に更新される位置フラグと、上述のようにして格納された位置フラグ「4」とが一致するか否かを判断する。
上昇ボタンの押下によりパレットユニット2が上昇する(ステップS13)。パレットユニット2の上昇当初において、磁気センサ35は上段パレット21の磁石31に望んでいるため、S極を検出し(ステップS14)、これにより、メモリ12は位置フラグ「0」を記憶する(ステップS10)。このパレットユニット2の上昇によって上段パレット21が磁気センサ35に臨む位置から外れて、上段パレット21と中段パレット22との中間部分が磁気センサ35に臨む。これにより、磁気センサ35は磁極を検出しないため(ステップS15)、メモリは位置フラグ「0」に代えて位置フラグ「1」を記憶する(ステップS16)。
パレットユニット2がさらに上昇することにより、中段パレット22が磁気センサ35に臨み、磁気センサ35は中段パレット22における磁石32のN極を検出する(ステップS17)。この検出により、メモリは位置フラグ「1」に代えて位置フラグ「2」を記憶する(ステップS18)。この位置フラグ「2」はシーケンサが格納している位置フラグ「4」と一致しないため、制御手段13はパレットユニット2がさらに上昇するようにモータ7を駆動する。
ステップS19に続くパレットユニット2の上昇により、中段パレット22と下段パレット23との中間部分が磁気センサ35に臨むため、磁気センサ35は中段パレット22のN極を検出しなくなる(ステップS19)。これによりメモリは位置フラグ「2」に代えて位置フラグ「3」を記憶する(ステップS20)。
これに続いて、パレットユニット2が上昇を継続することにより、下段パレット23が磁気センサ35に臨み、磁気センサ35は下段パレット23における磁石33のN極を検出する(ステップS21)。この検出によりメモリは位置フラグ「3」に代えて位置フラグ「4」を記憶する(ステップS22)。メモリが記憶した位置フラグ「4」はシーケンサが格納している位置フラグ「4」と一致するため、制御手段13はモータ7に停止信号を出力する。これによりモータ7の駆動が停止し、下段パレット23が入出庫面5に位置した状態でパレットユニット2の上昇が停止する(ステップS23)。以上により、下段パレット23が入出庫面5と同一面となるため、下段パレット23に対する車両の入出庫を行うことができる。
図3及び図4の作動では、上段パレット21が入出庫面5に位置した状態からパレットユニット2が上昇して下段パレット23を入出庫面5に位置させたが、中段パレット22が入出庫面5に位置した状態からパレットユニット2を上昇させて下段パレット23を入出庫面5に位置させることもができ、パレットユニット2を下降させて上段パレット21を入出庫面5に位置させることもできる。また、下段パレット23が入出庫面5に位置した状態からパレットユニット2を下降させて中段パレット22又は上段パレット21を入出庫面5に位置させることも可能である。
また、この実施形態では、磁気センサ35が上段パレット21と中段パレット22との間にある状態及び中段パレット22と下段パレット23との間にある状態に対しても位置フラグを付けてあるため、途中で昇降を止めたり電源が落ちたりしても昇降を継続することができるメリットがある。
このような実施形態では、上中下3段の各パレット21,22,23に取り付けられた磁石31,32,33の内、1つの磁石の磁極が他の磁石の磁極と反対となっているため、入出庫面5に位置しているパレットを磁気センサ35の磁極の検出信号に基づいて識別することができる。これにより、所望のパレットを入出庫面5に停止させることができる。このような構造では、磁気センサ35は1つだけで良いと共に磁石31,32,33は各パレット21,22,23に対して1つだけ配置するだけで良い。このため、パレットを検出するための部品点数が少なくなり、構造が簡単となる。
また、磁気センサ35は磁石31,32,33と非接触の状態でその磁極を検出するため、磁気センサ35及び磁石31,32,33が接触するように配置する必要がない。このため、これらの配置の自由度が増大し、高精度の組み付けが不要となり、簡単に組み付けることができる。さらに、非接触での検出のため、雨水や雪が凍っても不具合を生じることがなく、信頼性が向上する。
本発明は以上の実施形態に限定されることなく、種々変形が可能である。例えば、パレットユニット2の昇降を行う駆動手段6としては、油圧シリンダ、その他の手段を用いることができる。また、駆動手段6のチェーン8はパレットユニット2を吊り下げるように設けても良い。パレットユニット2としては、上中下3段のパレットを有するものであれば、パレットユニット2の複数基を並列に配置し、個々のパレットユニット2に対して上述した制御を行っても良い。
さらに、各パレット21,22,23の磁石31,32,33としては、1つのパレットにおける磁石の磁極が他のパレットにおける磁石の磁極と反対であれば良いものである。例えば、上のパレットから下のパレットに向かうに従って、N極→S極→N極、N極→N極→S極、N極→S極→S極、S極→N極→S極、S極→S極→N極、その他の組み合わせとすることができる。また、さらにメモリ12としては、磁気センサ35に位置したパレットの位置フラグを記憶するものであれば良く、磁気センサがパレットの中間部分を検出する場合には、その位置フラグを記憶する必要はない。
本発明の一実施形態の全体構造を示す正面図である。 パレットユニットが上昇した一例を示す正面図である。 下段パレットを入出庫面に位置させる際の作動を示すフローチャートである。 図3に続く作動を示すフローチャートである。 従来の駐車装置を示す正面図である。 従来の駐車装置におけるパレットユニットを示す斜視図である。
符号の説明
1 駐車装置
2 パレットユニット
3、3a 支持フレーム
4 ピット
5 入出庫面
6 駆動手段
7 モータ
8 チェーン
11 シーケンサ
12 記憶手段
13 制御手段
15 入力手段
21 上段パレット
22 中段パレット
23 下段パレット
31、32、33 磁石
35 磁気センサ

Claims (2)

  1. 上中下3段のパレットを備えたパレットユニットが駆動手段の駆動によって昇降し、各パレットが車両の入出庫面で停止するように制御手段が前記駆動手段を制御する駐車装置であって、
    前記上中下3段のパレットの内、一のパレットにおける磁極が他のパレットにおける磁極と反対となるように各パレットに取り付けられた磁石と、
    前記各磁石との非接触位置で且つ前記各磁石の磁極を検出可能な位置となるように配置された1つの磁気センサと、
    各パレットおよび各パレット間を区別する位置フラグが記憶される記憶手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記位置フラグに基づいて車両の入出庫面に位置しているパレットを識別すると共に、識別したパレットのデータと入出庫面に停止が要求されているパレットのデータとが一致するように前記駆動手段を制御することを特徴とする駐車装置。
  2. 前記記憶手段は磁気センサからの検出信号の入力の都度、位置フラグを更新することを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。
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