JP4410596B2 - 吸気装置及びそれを備えた画像形成装置、現像装置、プロセスカートリッジ - Google Patents
吸気装置及びそれを備えた画像形成装置、現像装置、プロセスカートリッジ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4410596B2 JP4410596B2 JP2004119548A JP2004119548A JP4410596B2 JP 4410596 B2 JP4410596 B2 JP 4410596B2 JP 2004119548 A JP2004119548 A JP 2004119548A JP 2004119548 A JP2004119548 A JP 2004119548A JP 4410596 B2 JP4410596 B2 JP 4410596B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- toner
- intake device
- developing unit
- magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
さらに請求項3記載の発明にかかる吸気装置は、上記請求項2記載の発明において、前記保持部は前記吸気口の上方に備えられている構成としたものである。
図1〜図5にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、本実施の形態1における画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、50は画像形成装置としてのデジタル複写機の装置本体、51はセットされた原稿Dを原稿読込部52に搬送する原稿搬送部、52は原稿Dの画像情報を光学的に読み込む原稿読込部、53は原稿読込部52で読み込んだ画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム54上に照射する露光部、54は像担持体としての感光体ドラム、55は感光体ドラム54上を帯電する帯電部、58は感光体ドラム54上に形成されたトナー像を被転写材Pに転写する転写部、59は感光体ドラム54上の未転写トナーを回収するクリーニング部、61〜64は転写紙等の被転写材Pが収納された給紙部、65は被転写材P上の未定着トナーを定着する定着部、70は現像部80内を吸気する吸気装置、80は感光体ドラム54上に形成された静電潜像を現像する現像部(現像装置)、120は複数のトナーボトル121が設置されたトナーバンク、122はクリーニング部59や転写部58で回収された廃トナーを収納する廃トナーボトルを示す。
まず、原稿Dは、原稿搬送部51の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部52上を通過する。このとき、原稿読込部52では、上方を通過する原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
そして、原稿読込部52で読み取られた光学的な画像情報は、電気信号に変換された後に、露光部53(書込部)に送信される。そして、露光部53からは、その電気信号の画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、感光体ドラム54上に向けて発せられる。
ここで、現像部80内のトナーは、トナー補給部から供給されたトナーとともに、パドルローラ等によってキャリアと混合される。そして、摩擦帯電したトナーは、キャリアとともに現像ローラ上に供給される。トナー補給部のトナーは、現像部80内のトナーの消費にともない、現像部80内に適宜に供給されるものである。現像部80内のトナーの消費は、現像部80内に設置されたトナー濃度センサによって間接的に検出される。さらに、トナー補給部内のトナーは、複数のトナーボトル121が着脱自在に設置されたトナーバンク120から適宜に補給されるものである。
その後、クリーニング部59を通過した感光体ドラム54表面は、不図示の除電部に達する。そして、ここで感光体ドラム54表面の電位は除電されて、一連の作像プロセスを終了する。
まず、複数の給紙部61〜64のうち、1つの給紙部が自動又は手動で選択される(例えば、上段の給紙部61が選択されたものとする。)。
そして、給紙部61に収納された被転写材Pの1枚が、搬送経路Kの位置に向けて搬送される。
そして、転写工程後の被転写材Pは、転写部58の位置を通過した後に、搬送経路を経て定着部65に達する。そして、この位置で、被転写材P上の未定着トナー像が熱と圧力とによって定着される。その後、定着工程後の被転写材Pは、出力画像として装置本体1から排出される。
こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
ダクト75は、現像部80内に連通するように、現像部80の開口に設置されている。ダクト75の構成・動作については、後で詳述する。
排気チューブ71は、フレキシブルな材料で形成されていて、ダクト75から吸引した空気(現像部80内に浮遊するトナーも同時に吸引される。)をエアーポンプ72まで搬送する。
排気チューブ73は、フレキシブルな材料で形成されていて、エアーポンプ72から排出された空気(トナーも同時に排出される。)を回収タンク74まで搬送する。
図2を参照して、81は感光体ドラム54に対向する第1現像ローラ、82は感光体ドラム54に対向する第2現像ローラ、83は第1現像ローラ81に現像剤を供給するパドルローラ、84は長手方向に複数の楕円板を有する撹拌ローラ、85は第1現像ローラ81に先端部が対向するように配設されたドクターブレード、86は第1現像ローラ81及び第2現像ローラ82が露呈する開口部、87は感光体ドラム54に向けて突出して当接する入口シール、88は現像剤を長手方向に撹拌するための撹拌板、89は現像剤を長手方向に撹拌するための搬送スクリュ、100は現像部80内のトナー量を制御するためのトナー濃度センサ、101は吸気装置70のダクト75が設置される開口を示す。
現像部80内には、磁性材としてのキャリア(磁性キャリア)と、トナー(非磁性トナー)と、を有する現像剤(2成分現像剤)が収容されている。
こうして、現像部80による現像工程が終了する。
図3及び図4に示すように、ダクト75には、現像部80の開口101に対向する吸気口79や、吸気チューブ71が接続される排気口76や、マイラー等の材料からなるシート部材78や、現像部80との気密性を維持するためのシール部材110等が設けられている。さらに、図5に示すように、ダクト75の内面には、磁石10と鉄板12とが設置されている。
なお、シート部材78の設置範囲は、トナー補給部90の補給口の幅に対応させたものである。これにより、トナー補給部90から現像部80内に補給されたトナーが直接的にダクト75内に吸引される不具合が抑止される。
なお、ダクト75は、その底面に設けられた鍔部が、現像部80のケースに設けられた凹部に係合するように設置される。
すなわち、磁石10に多量のキャリアCが保持された場合には、キャリアCに対する捕集能力が低下したり、吸気口79が塞がれて吸気能力が低下したりする可能性があるために、磁石10に保持されたキャリアCを除去する必要がある。本実施の形態1では、このようなメンテナンスをおこなうときに、比較的簡易に磁石10を鉄板12から取り外すことができる。そして、ダクト75外に取り出した磁石10に保持されたキャリアCを除去した後に、磁石10を再び鉄板12上に設置してメンテナンスを終了する。
こうして、チューブ71、73、エアーポンプ72、回収タンク74にキャリアCが蓄積される不具合が経時においても安定的に抑止される。
図6にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図6は、実施の形態2における画像形成装置に設置される吸気装置70のダクト75を示す断面図であって、前記実施の形態1の図5に対応する図である。実施の形態2のダクト75は、磁石10がダクト75の外面に着脱自在に設置されている点が、磁石10がダクト75の内面に着脱自在に設置されている前記実施の形態1のものと相違する。
すなわち、ダクト75の内面に多量のキャリアCが保持された場合には、キャリアCに対する捕集能力が低下したり、吸気口79が塞がれて吸気能力が低下したりする可能性があるために、保持部に保持されたキャリアCを除去する必要がある。本実施の形態2では、このようなメンテナンスをおこなうときに、磁石10を係合部75aから取り外す。これにより、ダクト75の内面に保持されたキャリアCは、磁石10による吸引力を失って重力方向に落下する。
その後、取り出した磁石10を再び係合部75aに設置して、メンテナンスを終了する。こうして、チューブ71、73、エアーポンプ72、回収タンク74にキャリアCが蓄積される不具合が経時においても安定的に抑止される。
図7及び図8にて、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。
図7は、実施の形態3における画像形成装置に設置される吸気装置70のダクト75を示す断面図であって、前記実施の形態1の図5に対応する図である。実施の形態3のダクト75は、磁石10がダクト75の内面に固設されている点と、ダクト75内に着脱自在に設置される仕切り部材15を設けている点とが、前記実施の形態1のものと相違する。
また、ダクト75内には、非磁性部材としての仕切り部材15が着脱自在に設置される。詳しくは、図7は仕切り部材15をダクト75内に装着した状態を示し、図8は仕切り部材15をダクト75から取出した状態を示す。
また、仕切り部材15は、ABS、PS等の非磁性材料からなる。これによって、ダクト75内の磁石10に対向する保持部15bで、磁石10の吸引力によってキャリアCが保持される。
すなわち、仕切り部材15の保持部15bに多量のキャリアCが保持された場合には、キャリアCに対する捕集能力が低下したり、吸気口15cが塞がれて吸気能力が低下したりする可能性があるために、保持部15bに保持されたキャリアCを除去する必要がある。本実施の形態3では、このようなメンテナンスをおこなうときに、図8に示すように、仕切り部材15をダクト75から取り外す。これにより、仕切り部材15の保持部15bに保持されたキャリアCは、磁石10による吸引力を失って落下する。
なお、本実施の形態3の仕切り部材15は、現像部80に一体化させることもできる。
さらに、捕集されたトナーを回収するスペースに、トナーリサイクル機構を設けることもできる。この場合、回収トナーを、トナーリサイクル機構を介して現像部80又はトナー補給部90に戻して、リサイクルすることになる。
15a 底面、 15b 保持部、 15c 吸気口、 15d 排気口、
50 画像形成装置本体(装置本体)、 53 露光部、 54 感光体ドラム、
55 帯電部、 59 クリーニング部、
70 吸気装置、 71 吸気チューブ、 72 エアーポンプ、
73 排気チューブ、 74 回収タンク、 74a フィルタ、
75 ダクト、 75a 係合部、 76 排気口、 77 開口、
78 シート部材、 79 吸気口、
80 現像装置(現像部)、 81 第1現像ローラ、 82 第2現像ローラ、
83 パドルローラ、 84 撹拌ローラ、 85 ドクターブレード、
86 開口部、 87 入口シール、 88 撹拌板、
89 搬送スクリュ、 91 撹拌部材、 92 補給ローラ、
101 開口、 110 シール部材、 C キャリア。
Claims (12)
- 磁性材を有する現像剤を収容する現像部で像担持体上の潜像を現像して可視像化する画像形成装置において該現像部内を吸気する吸気装置であって、
前記現像部内と吸気口を介して連通するダクトと、
前記ダクト内に侵入した前記磁性材を吸引する磁石と、
前記磁石によって吸引した前記磁性材を前記ダクト内に保持する保持部と、を備え、
前記吸気口は前記ダクトの長手方向の両端部に形成され、
前記吸気口に対向して前記保持部が設けられており、
前記保持部に保持された前記磁性材を前記ダクト外に除去可能に構成したことを特徴とする吸気装置。 - 前記ダクトは、非磁性材料からなり、
前記磁石は、前記ダクトの外面に着脱自在に設置され、
前記保持部は、前記磁石が設置される前記外面に対応する前記ダクトの内面であることを特徴とする請求項1に記載の吸気装置。 - 前記保持部は前記吸気口の上方に備えられていることを特徴とする請求項2に記載の吸気装置。
- 前記磁石は、前記ダクトの内面に設置され、
前記保持部は、前記ダクト内に着脱自在に設置されるとともに前記磁石に対向する非磁性部材であることを特徴とする請求項1に記載の吸気装置。 - 前記非磁性部材は、前記現像部内に連通する吸気口と前記ダクトに連通する排気口とを備えたことを特徴とする請求項4に記載の吸気装置。
- 前記磁性材は、磁性キャリアであることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一つに記載の吸気装置。
- 前記現像剤は、非磁性トナーを有することを特徴とする請求項6に記載の吸気装置。
- 前記磁性材は、磁性キャリア及び磁性トナーであることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一つに記載の吸気装置。
- 前記磁性材は、磁性トナーであって、
前記現像剤は、前記磁性トナーのみを有することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一つに記載の吸気装置。 - 請求項1〜請求項9のいずれか一つに記載の吸気装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1〜請求項9のいずれか一つに記載の吸気装置に対して着脱自在に設置される前記現像部を備えたことを特徴とする現像装置。
- 請求項1〜請求項9のいずれか一つに記載の吸気装置に対して着脱自在に設置される前記現像部を備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004119548A JP4410596B2 (ja) | 2004-04-14 | 2004-04-14 | 吸気装置及びそれを備えた画像形成装置、現像装置、プロセスカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004119548A JP4410596B2 (ja) | 2004-04-14 | 2004-04-14 | 吸気装置及びそれを備えた画像形成装置、現像装置、プロセスカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005301079A JP2005301079A (ja) | 2005-10-27 |
JP4410596B2 true JP4410596B2 (ja) | 2010-02-03 |
Family
ID=35332663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004119548A Expired - Fee Related JP4410596B2 (ja) | 2004-04-14 | 2004-04-14 | 吸気装置及びそれを備えた画像形成装置、現像装置、プロセスカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4410596B2 (ja) |
-
2004
- 2004-04-14 JP JP2004119548A patent/JP4410596B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005301079A (ja) | 2005-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4674798B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP4974595B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP5234400B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3919678B2 (ja) | 現像装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2016109950A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP4614314B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP5084158B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4396922B2 (ja) | 画像形成装置、及び、トナーボトル | |
JP5332738B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP2010217432A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2017207723A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP4410596B2 (ja) | 吸気装置及びそれを備えた画像形成装置、現像装置、プロセスカートリッジ | |
JP4925261B2 (ja) | 廃トナータンク及び画像形成装置 | |
JP4845105B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP2008129113A (ja) | 現像装置 | |
JP2005084557A (ja) | トナー飛散防止装置及び画像形成装置 | |
JP4358656B2 (ja) | 現像剤回収装置およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP5113683B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP6256748B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP4666290B2 (ja) | トナー飛散防止装置及び画像形成装置 | |
JP2008129140A (ja) | 現像装置 | |
JP4873540B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP2011164643A (ja) | 廃トナータンク及び画像形成装置 | |
JP2000039772A (ja) | 現像装置 | |
JP4037177B2 (ja) | 現像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061221 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20070116 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090403 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090804 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090928 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091110 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091113 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131120 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |