JP4410449B2 - 管用コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、スイッチボックス等の被取付体に管を連結するための、管用コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、被取付体の孔、例えばスイッチ等の電気器具が収容されるボックスの孔に、電線の保護管を連結するのに、コネクタが用いられた。そして、このコネクタは、ボックスの前記孔に挿入される挿入部に、孔の周縁部裏側に掛止められる掛止部としての爪が設けられていた。そして、このように、爪が孔の周縁部に掛止められることで、コネクタは、ボックスに取り付けられた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来のコネクタにおいては、一旦、コネクタをボックスの孔に取り付けると、容易にはそのコネクタをボックスから取り外すことができなかった。すなわち、コネクタを取り付けるボックスを間違えたり、また、ボックスに複数の孔が形成されている場合に、取り付ける孔を間違えたりした場合等に、そのコネクタを正しい場所に付け直すことが困難であった。
【0004】
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、簡単な操作で、被取付体から取り外すことができる、管用コネクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る管用コネクタは、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係る管用コネクタは、被取付体に管を連結すべく、前記被取付体の孔に取り付けられる筒状のコネクタである。このコネクタは、一端側に、前記管または、前記管に接続される管継手を接続可能な第1接続部と、他端側に、前記被取付体の前記孔に接続される第2接続部とを備える。そして、前記第2接続部は、前記孔の周縁部表側に当接可能な当接部と、その当接部よりも先端側に設けられた、前記孔に挿入される挿入部と、を有する。このとき、前記第2接続部には、前記挿入部およびその挿入部よりも前記第1接続部側にまたがって弾性片が形成され、その弾性片に、前記コネクタを前記孔に取り付けるために前記孔の周縁部裏側に掛止められる掛止部としての、可動掛止部が設けられる。ここで、前記第2接続部には、前記挿入部を前記孔に対して傾斜させた状態で、前記挿入部の周方向における一側が、前記孔に挿入されているときに、前記孔の周縁部に対して逃がされる、逃がし部が設けられている。そして、この逃がし部は、前記第2接続部の、その周方向における前記弾性片と対向する側において、前記挿入部の後方から立ち上がる前記当接部の、前記被取付体側に形成され、かつ、前記第2接続部の、その周方向における前記弾性片と対向する側において、前記挿入部には、前記掛止部としての固定掛止部が設けられる。また、前記弾性片には、その弾性片を強制的に、前記挿入部内側へ撓ませるべく、ドライバー等の工具が係合する係合部が設けられており、その係合部は、前記コネクタが前記被取付体の前記孔に取り付けられたとき、前記被取付体の外側に位置する。
【0006】
このように、コネクタは、その一端側の第1接続部に、管または、管に接続される管継手が、接続される。そして、コネクタは、その他端側の第2接続部が、被取付体の孔に接続される。こうして、被取付体に管が、このコネクタを介して、あるいは、このコネクタと管継手とを介して連結される。そして、第2接続部においては、被取付体の孔に挿入される挿入部に、弾性片が形成され、その弾性片に可動掛止部が設けられ、また、挿入部には、弾性片と対向する側に、固定掛止部が設けられている。さらに、第2接続部は当接部を有しており、その当接部が、被取付体の孔の周縁部表側に当接し、前記可動掛止部および固定掛止部が、孔の周縁部裏側に掛止められて、この第2接続部は孔に接続される。このとき、第2接続部には、孔の周縁部に対して逃がされる逃がし部が設けられているので、固定掛止部を孔の周縁部裏側に掛けるように挿入部を傾斜させて孔に挿入することで、その逃がし部に孔の周縁部を進入させることができる。したがって、その後に、前記孔の周縁部が進入した側、すなわち周方向における弾性片と対向する側を中心にして、傾斜した挿入部を起こすように孔に挿入するとき、孔の周縁部が進入した側と反対側において、弾性片に設けられた可動掛止部と、孔の周縁部との干渉が小さくなる。そして、この干渉を取り除くように、弾性片を挿入部内側に撓ませることで可動掛止部を挿入部の内方へ移動させ、孔への挿入部の挿入を完了させる。ここにおいて、前記干渉が小さく、前記可動掛止部の、挿入部の内方への移動量もまた小さくなる。一方、コネクタを被取付体の孔から取り外す際には、可動掛止部の、孔の周縁部裏側への掛止を外すように、弾性片を挿入部内側に撓ませて、挿入部を孔に対して傾斜させる。ここで、弾性片には、ドライバー等の工具が係合する係合部が設けられている。したがって、この係合部に工具を係合させ、その工具によって、弾性片を挿入部内側へ撓ませるように押圧することで、可動掛止部の、前記孔の周縁部裏側への掛りを外して、このコネクタを、被取付体から取り外すことができる。そして、係合部は、被取付体の外側に位置しており、コネクタを被取付体から取り外す際に、被取付体の外側から取外し作業を行うことができる。
【0007】
また、請求項2に記載の発明に係る管用コネクタのように、前記係合部は、前記工具となるドライバーの先端が嵌まる凹部からなってもよい。こうして、ドライバーが、係合部に係合する工具となることから、手近にあるドライバーを用いて、コネクタを被取付体から取り外すことができる。
【0008】
また、請求項3に記載の発明に係る管用コネクタのように、前記弾性片は、前記当接部よりも前記第1接続部側から、前記挿入部の先端まで延びて形成され、前記係合部は、前記弾性片における、前記当接部よりも前記第1接続部側の、前記当接部に隣接する位置に設けられてもよい。これにより、コネクタが被取付体の孔に取り付けられたとき、コネクタの係合部は、被取付体の外側に位置することとなり、また、被取付体の外側にあっては、弾性片の先端に近い位置に位置することとなる。したがって、コネクタを被取付体から取り外す際に、係合部が、被取付体の外側であっても、弾性片の先端に近い側にあることから、その弾性片を比較的容易に撓ませることができる。
【0009】
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る管用コネクタの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1ないし図10は、本発明に係る管用コネクタの一実施の形態を示す。図中符号1は、被取付体としてのボックスであり、例えば、後述する保護管2およびコネクタ3とともにコンクリート壁等の壁に埋設されて、スイッチ等の電気器具が収容される。2は、管としての、例えば電線を保護する保護管であり、図示実施の形態においては波付管からなる。3は、管用コネクタ、すなわち、ボックス1に保護管2を連結すべく、ボックス1の孔1aに取り付けられる筒状のコネクタであり、前記孔1aに挿入される挿入部3aを有している。4は、閉塞キャップであり、コネクタ3の挿入部3aに、着脱可能に取り付けられる。5は、コネクタ装置であり、コネクタ3と閉塞キャップ4とからなる。
【0013】
ここで、コネクタ3は、合成樹脂製であって、一端側に、前記保護管2を接続可能な第1接続部3bと、他端側に、前記ボックス1の孔1aに接続される第2接続部3cとを備える。第1接続部3bには、その中間部分に、コの字状に穿設された通孔3d、3dに囲まれて、弾性的に撓むことができる複数の係合片3e、3eが形成されている。そして、この係合片3eの先端部分には、その内側に突出する突起3fが設けられている。この突起3fが、第1接続部3bに挿入される保護管2の凹溝2aと係合することで、その保護管2を保持するようになっている。また、係合片3eの外側には、押圧片3gが折れ曲がるようにして連設されている。そして、この押圧片3gを指で押圧することで、係合片3eを外方に撓ませて、突起3fを保護管2の凹溝2aから離脱させることができる。
【0014】
第2接続部3cは、ボックス1の孔1aの周縁部表側1bに当接可能な当接部3hと、その当接部3hよりも先端側に設けられた、前記孔1aに挿入れさる前記挿入部3aと、を有する。そして、挿入部3aの先端部分には、孔1aの周縁部裏側1cに掛止められる複数の掛止部3i、3iが設けられている。そして、これら複数の掛止部3i、3iの少なくとも一つは、少なくとも挿入部3aに形成された弾性片3jに設けられて、挿入部3aの内方に移動可能な、可動掛止部Uとなっている。さらに、複数の掛止部3i、3iは、その1つ以上の掛止部3iが、挿入部3aの内方に移動しない固定掛止部Vとなり、他の掛止部3iが、前記可動掛止部Uとなっている。そして、固定掛止部Vは、第2接続部3cの周方向における一方側に設けられ、可動掛止部Uは、第2接続部3cの周方向における他方側に設けられている。
【0015】
具体的には、挿入部3aは、円筒状に形成され、当接部3hは、外方に突出してリング状または鍔状に形成されている。また、前記掛止部3iは、互いに対向する位置に、すなわち、周方向に180度ずれて、二つ設けられており、これら掛止部3i、3iは、挿入部3aの先端部分から外方に突出するようにして形成されている。このとき、これら掛止部3i、3iの一方が、前記可動掛止部Uとなり、もう一方が、前記固定掛止部Vとなっている。そして、第2接続部3cには、可動掛止部Uを挟むようにして、挿入部3aの先端から第1接続部3b側に向かって、当接部3hを越えて延びる、切り込み3k、3kが形成されており、この切り込み3k、3kに挟まれた部分が、弾性的に撓むことができる前記弾性片3jとなっている。すなわち、弾性片3jは、当接部3hよりも第1接続部3b側から、挿入部3aの先端まで延びて形成されている。こうして、挿入部3aが縮径するように、弾性片3jが挿入部3aの内側に撓むことで、この弾性片3jに設けられた可動掛止部Uは、挿入部3aの内方に移動することができる。
【0016】
また、第2接続部3cには、挿入部3aをボックス1の孔1aに対して傾斜させた状態で、前記複数の掛止部3i、3iのうちいずれかの側の掛止部3iが、ボックス1の孔1aの周縁部裏側1cに掛けられたときに、孔1aの周縁部に対して逃がされる、逃がし部3mが設けられている(図9、図10参照)。詳細には、逃がし部3mは、第2接続部3cの、その周方向における固定掛止部V側に(図示実施の形態においては、周方向における、弾性片3jと対向する側であって、固定掛止部Vと同位置に)設けられている。こうして、逃がし部3mは、挿入部3aをボックス1の孔1aに対して傾斜させた状態で、挿入部3aの周方向における一側としての、弾性片3jと対向する側(図示実施の形態においては、固定掛止部Vがある側)が、前記孔1aに挿入されているときに、孔1aの周縁部に対して逃がされる、逃がし部となっている。そして、この逃がし部3mは、挿入部3aから当接部3hに渡って設けられている。より詳細には、逃がし部3mにおける挿入部3a側の逃がし部Wは、当接部3hに近づくほど内方に進むように傾斜して形成されており、また、逃がし部3mにおける当接部3h側の逃がし部Xは、外方に行くほど挿入部3a先端より離れる方向に進むように傾斜して形成されている。
【0017】
また、前記弾性片3jには、その弾性片3jを強制的に、挿入部3a内側へ撓ませるべく、ドライバー等の工具(図示せず)が係合する係合部3nが設けられている。詳細には、係合部3nは、前記工具となるドライバーの先端が嵌まる凹部からなる。具体的には、この凹部は、ドライバーとしてのマイナスドライバーの先端が嵌まるよう、矩形形状をしている。そして、この係合部3nは、弾性片3jにおける、当接部3hよりも第1接続部3b側(すなわち、挿入部3aとは反対側)の、当接部3hに隣接する位置に設けられている。
【0018】
閉塞キャップ4は、合成樹脂製であって、コネクタ3における挿入部3aの先端を閉塞する閉塞部4aと、挿入部3aに取り付けられる取付部4bとを備える。閉塞キャップ4は、この取付部4bに、コネクタ3における弾性片3jの、挿入部3a内側への撓みを許容する撓み許容部4cを有し、そして、閉塞キャップ4は、挿入部3aに取り付けられた状態でその挿入部3aをボックス1の孔1aに挿入可能となるよう形成されている。さらに、撓み許容部4cは、コネクタ1の弾性片3jが挿入部3a内側へ撓んだ際に、その撓み許容部4cを除く取付部4bの取付状態に影響を与えることがないように形成されている。
【0019】
具体的には、閉塞部4aは、コネクタ3における挿入部3aの先端面3pに当接してその先端を閉塞するよう盤状に形成されている。そして、閉塞部4aの表面には、この閉塞キャップ4を挿入部3aから着脱する際に摘むことができる把手4dが設けられている。一方、取付部4bは、コネクタ3における挿入部3aの内周壁3qにぴったり接するようにして取り付けられる壁体4eにより構成されている。そして、撓み許容部4cは、コネクタ3における弾性片3jの撓みを逃がす、逃がし空間部4fにより構成されている。また、撓み許容部4cには、弾性片3jの所定以上の撓みを規制する、規制部4gが設けられている。図示実施の形態においては、取付部4bは、閉塞部4aの裏面に、半円を越える円弧とその円弧の各端部を結ぶ弦とが、筒状となるよう立設して形成されており、その円弧側の壁が前記壁体4eとなっている。そして、規制部4gは、取付部4bにおける弦側の壁4hの外側において、閉塞部4aの裏面に、壁体4eと同心であってその壁体4eの半径よりも小となる半径の円弧が壁状に突設するようにして、形成されている。なお、閉塞キャップ4は、その閉塞キャップ4が不用意にコネクタ3から外れるのを防ぐべく、コネクタ3に設けられた凹部3r(図6参照)に嵌まる、凸部4i(図8参照)が形成されている。
【0020】
また、閉塞キャップ4には、撓み許容部4cを、コネクタ3における弾性片3jと対向して位置させるべく、コネクタ3に対して位置決めされる位置決め部4jが設けられている。すなわち、コネクタ3には、被位置決め部3sが設けられており、この被位置決め部3sに、閉塞キャップ4の位置決め部4jが係合することで、閉塞キャップ4は、コネクタ3に対して位置決めされる。図示実施の形態においては、被位置決め部3sは、第2接続部3cの内面に設けられた突起からなり、位置決め部4jは、壁体4eに設けられた切欠きからなる。
【0021】
次に、以上の構成からなるコネクタ3および、閉塞キャップ4を含むコネクタ装置5の作用効果について説明する。コネクタ3は、その一端側の第1接続部3bに、保護管2が接続される。そして、コネクタ3は、その他端側の第2接続部3cが、ボックス1の孔1aに接続される。こうして、ボックス1に保護管2が、コネクタ3を介して連結される。
【0022】
このとき、第2接続部3cにおいては、ボックス1の孔1aの周縁部表側1bに当接可能な当接部3hと、孔1aに挿入される挿入部3aの先端部分に設けられて孔1aの周縁部裏側1cに掛止められる二つの掛止部3i、3i(可動掛止部Uおよび固定掛止部V)とによって、孔1aの周縁部を挟むようにして、この第2接続部3cが孔1aに接続される。ここで、第2接続部3cには、孔1aの周縁部に対して逃がされる逃がし部3mが設けられているので、固定掛止部Vを孔1aの周縁部裏側1cに掛けるように挿入部3aを傾斜させて孔1aに挿入すると、前記逃がし部3mに孔1aの周縁部が進入し、固定掛止部Vは、孔1aの周縁部裏側1cに深く掛かる(図9参照)。したがって、その後に、前記孔1aの周縁部が進入した側(すなわち、固定掛止部Vがある側)を中心にして、傾斜した挿入部3aを起こすように孔1aに挿入するとき、孔1aの周縁部が進入した側と反対側において、挿入部3aと、孔1aの周縁部との干渉が小さくなる(すなわち、固定掛止部Vがある側と反対側の可動掛止部Uと、孔1aの周縁部との干渉が小さくなる)。そして、この干渉を取り除くように、弾性片3jを挿入部3a内側に撓ませることで可動掛止部Uを挿入部3aの内方へ移動させ(図10参照)、孔1aへの挿入部3aの挿入を完了させる。すると、弾性片3jが、弾性的に元の側に戻り、可動掛止部Uは、孔1aの周縁部裏側1cに掛止められる(図2参照)。ここにおいて、前記干渉が小さく、可動掛止部Uの、挿入部3aの内方への移動量もまた小さくなる。そして、このように、挿入部3aをボックス1の孔1aに挿入する際に、可動掛止部Uの、挿入部3aの内方への移動量が小さくなるので、このコネクタ1を、ボックス1の孔1aに容易に取り付けることができる。
【0023】
そして、前記逃がし部3mが、挿入部3aから当接部3hに渡って設けられることで、孔1aの周縁部に対する逃がしをより効果的に行うことができる。その上、逃がし部3mのうちの挿入部3a側の逃がし部Wが、当接部3hに近づくほど内方に進むように傾斜して形成されているので、固定掛止部Vを孔1aの周縁部裏側1cに掛けるように挿入部3aを傾斜させて孔1aに挿入するとき、この逃がし部Wの傾斜に沿って挿入部3aを孔1aに挿入することができる。そして、逃がし部3mのうちの当接部3h側の逃がし部Xが、外方に行くほど挿入部3a先端より離れる方向に進むように傾斜して形成されているので、固定掛止部Vを孔1aの周縁部裏側1cに掛けるように挿入部3aを傾斜させて孔1aに挿入したとき、この逃がし部Xの傾斜が、孔1aの周縁部表側1bに沿うように当たって安定する。
【0024】
また、弾性片3jには、工具となるドライバーが係合する係合部3nが設けられている。したがって、この係合部3nにドライバーを係合させ、そのドライバーによって、弾性片3jを挿入部3a内側へ撓ませるように押圧することで、可動掛止部Uの、前記孔1aの周縁部裏側1cへの掛りを外して、このコネクタ3を、ボックス1から取り外すことができる。このように、ドライバーを係合部3nに係合させて弾性片3jを押圧するという簡単な操作で、このコネクタ3を、ボックス1から取り外すことができる。しかも、ドライバーが工具となることから、手近にあるドライバーを用いて、コネクタ3をボックス1から取り外すことができる。
【0025】
しかも、コネクタ3がボックス1の孔1aに取り付けられたとき、コネクタ3の係合部3nは、ボックス1の外側に位置することとなり、また、ボックス1の外側にあっては、弾性片3jの先端に近い位置に位置することとなる。したがって、コネクタ3をボックス1から取り外す際に、ボックス1の外側から取外し作業を行うことができ、また、係合部3nが、ボックス1の外側であっても、弾性片3jの先端に近い側にあることから、その弾性片3jを比較的容易に撓ませることができる。
【0026】
その上、コネクタ3がボックス1の孔1aに取り付けられたとき、係合部3nが、ボックス1の外側に位置することから、次に示すように、ドライバーを使用することもできる。すなわち、係合部3nに係合するドライバーによって弾性片3jを押圧することで、可動掛止部Uの、前記孔1aの周縁部裏側1cへの掛りを外した後に、ドライバーの先端を係合部3nに係合させたまま、このドライバーを、ボックス1側に傾斜させる。そして、ドライバーの側面をボックス1に当て、その当たった部分を中心にして、ドライバーをさらに傾斜させれば、挿入部3aにおける弾性片3j側が、孔から出る。このように、このドライバーを用いて、挿入部3aにおける弾性片3j側、すなわち可動掛止部Uを、孔1aから抜き出すことができる。
【0027】
さらに、コネクタ3をボックス1の孔1aから取り外す際に、可動掛止部Uの、孔1aの周縁部裏側1cへの掛止を外すように、弾性片3jを挿入部3a内側に撓ませて、挿入部3aを孔1aに対して傾斜させると、第2接続部3cに設けられた逃がし部3mにより、挿入部3aは、弾性片3jと対向する側に移動することができる(図10参照)。したがって、この弾性片3jの撓みをそれほど必要とせず、容易にコネクタ3をボックス1から取り外すことができる。
【0028】
閉塞キャップ4においては、その閉塞部4aが、コネクタ3の挿入部3aの先端を閉塞する。そして、取付部4bにおける壁体4eが、挿入部3aの内周壁3qにぴったり接するようにして取り付けられることで、この閉塞キャップ4は、コネクタ3に着脱可能に取り付けられる。そして、閉塞キャップ4は、その取付部4bに、コネクタ3の弾性片3jの、挿入部3a内側への撓みを許容する撓み許容部4cを有しており、閉塞キャップ4が、コネクタ3の挿入部3aに取り付けられた状態で、その挿入部3aをボックス1の孔1aに挿入して、コネクタ3をボックス1に取り付けることができるようになっている。したがって、ボックス1へのコネクタ3の取付作業性を向上させることができる。しかも、撓み許容部4cは、弾性片3jの撓みを逃がす逃がし空間部4fにより構成されることから、撓み許容部4cを除く取付部4bの取付状態に影響を与えることなく、弾性片3jの撓みを確実に逃がすことができる。よって、コネクタ3の挿入部3aを、ボックス1の孔1aに挿入するときに、弾性片3jが挿入部3a内側に撓んでも、撓み許容部4cを除く取付部4bの取付状態は影響を受けることがない。こうして、コネクタ3をボックス1に取り付ける際にも、コネクタ3への閉塞キャップ4の取付状態を維持することができる。
【0029】
そして、コネクタ3の挿入部3aに閉塞キャップ4を取り付けると、規制部4gによって、挿入部3aに形成された弾性片3jは、所定以上の撓みが規制される。したがって、弾性片3jに無理な力が作用するのを抑えることができ、その弾性片3jの破損を未然に防止することができる。また、閉塞キャップ4は、その位置決め部4jにより、コネクタ3に対して位置決めされて、この閉塞キャップ4の撓み許容部4cは、コネクタ3における弾性片3jと対向して位置し、弾性片3jの撓みを間違いなく逃がすことができる。
【0030】
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、ボックス1は、壁に埋設されなくとも、スラブ等に埋設されるものであってもよく、また、埋設されずに用いられてもよい。また、ボックス1には、電気器具が収容されなくとも、水栓器具等が収容されてもよく、また、器具が収容されることなく、単に保護管2が接続されるものであってもよい。
【0031】
また、コネクタ3の第1接続部3bには、保護管2が接続されなくとも、保護管2に接続される管継手が、接続されてもよい。この場合には、ボックス1に保護管2が、コネクタ3と管継手とを介して連結される。
【0032】
また、コネクタ3の第2接続部3cに設けられた逃がし部3mは、挿入部3aから当接部3hに渡って設けられなくとも、挿入部3aにおける当接部3h付近にのみ設けられてもよく、また、挿入部3aにおける、当接部3h側から固定掛止部V側に至るように設けられる等、逃がしとして機能するものであれば、第2接続部3cの軸方向における幅寸法は任意である。そして、逃がし部3mが、挿入部3aにおける当接部3h付近に設けられる場合には、固定掛止部Vを孔1aの周縁部裏側1cに掛けるように挿入部3aを傾斜させて孔1aに挿入したときの、孔1aの周縁部に対する逃がしが効果的に行われる。
【0033】
また、逃がし部3mは、固定掛止部Vに対応するようにして設けられなくとも、例えば、図11および図12に示すように、第2接続部3cの、可動掛止部Uを除く全周に設けられてもよく、また、第2接続部3cの全周に渡って設けられてもよい。
【0034】
また、コネクタ3には掛止部3iが、二つ設けられているが、三つ以上設けられてもよい。そして複数の掛止部3i、3iのうち、可動掛止部Uは、一つでなくとも、二つ以上であってもよく、参考として、特に全ての掛止部3i、3iが可動掛止部Uであってもよい。
【0035】
また、コネクタ3の弾性片3jに設けられた係合部3nは、工具としてのドライバーの先端が嵌まる凹部からなっているが、工具が係合して、弾性片3jを強制的に挿入部3a内側へ撓ませることができるものであれば、どのような形状であってもよく、また、どの位置に設けられてもよい。
【0036】
また、閉塞キャップ4において、撓み許容部4cには、コネクタ3における弾性片3jの所定以上の撓みを規制する、規制部4gが設けられているが、図13に示すように、この規制部4gは無くともよい。また、閉塞キャップ4は、撓み許容部4cを構成する逃がし空間部4fを、取付部4bに、1箇所だけでなく、図14に示すように2個所等、複数箇所有していてもよい。また、撓み許容部4cは、逃がし空間部4fからならなくとも、図15に示すように、内側に撓むことができる可撓片Yからなっていてもよい。すなわち、複数の可撓片Y、Yが、閉塞部4aの裏面側に、その閉塞部4aの周縁に沿って並んで、撓み許容部4cとなるとともに、コネクタ3における挿入部3aの内周壁3qにぴったり接するようにして取り付けられる壁体4eともなっている。
【0037】
また、取付部4bは、挿入部3aの内周壁3qにぴったり接するようにして取り付けられる壁体4eにより構成されなくとも、図16に示すように、閉塞部4aの裏面から突出する複数の係合突起Z、Zからなっていてもよい。このとき、挿入部3aの先端面3pに、前記係合突起Z、Zが嵌まる係合孔を設けることで、この取付部4bは、挿入部3aに取り付けられる。そして、係合突起Z、Zは、閉塞部4aの周縁に沿って並ぶが、その周縁の一部には設けられておらず、その部分が、弾性片3jの撓みを逃がす逃がし空間部4fとなっている。
【0038】
【発明の効果】
以上、詳述したところから明らかなように、この発明に係る管用コネクタによれば、次の効果がある。
【0039】
請求項1に記載された管用コネクタによれば、挿入部を被取付体の孔に挿入する際に、可動掛止部の、挿入部の内方への移動量が小さくなるので、このコネクタを、被取付体の孔に容易に取り付けることができる。そして、コネクタを被取付体の孔から取り外す際に、可動掛止部の、孔の周縁部裏側への掛止を外すように、弾性片を挿入部内側に撓ませて、挿入部を孔に対して傾斜させて、コネクタを被取付体から取り外すことができる。しかも、工具を係合部に係合させて、弾性片を挿入部内側へ撓ませるように押圧することで、可動掛止部の掛りを外すことができ、このように、このコネクタを、簡単な操作で、被取付体から取り外すことができる。そして、係合部は、被取付体の外側に位置しており、コネクタを被取付体から取り外す際に、被取付体の外側から取外し作業を行うことができる。
【0040】
また、請求項2に記載された管用コネクタによれば、加えて、ドライバーが、係合部に係合する工具となることから、専用の工具を用いることなく、手近にあるドライバーを用いて、コネクタを被取付体から取り外すことができる。
【0041】
また、請求項3に記載された管用コネクタによれば、加えて、係合部が、被取付体の外側であっても、弾性片の先端に近い側にあることから、その弾性片を比較的容易に撓ませることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る管用コネクタの一実施の形態の、平面図である。
【図2】 同じく、図1におけるA−A線による拡大断面図である。
【図3】 同じく、コネクタの正面図である。
【図4】 同じく、コネクタの平面図である。
【図5】 同じく、コネクタの底面図である。
【図6】 同じく、図3におけるB−B線による断面図である。
【図7】 同じく、図3におけるC−C線による断面図である。
【図8】 同じく、閉塞キャップの斜視図である。
【図9】 同じく、固定掛止部を、孔の周縁部裏側に掛けた状態を示す断面図である。
【図10】 同じく、挿入部を、孔に挿入する過程、あるいは孔から外す過程を示す断面図である。
【図11】 コネクタの変形例を示す正面図である。
【図12】 図11におけるD−D線による断面図である。
【図13】 閉塞キャップの第一変形例を示す斜視図である。
【図14】 閉塞キャップの第二変形例を示す斜視図である。
【図15】 閉塞キャップの第三変形例を示す斜視図である。
【図16】 閉塞キャップの第四変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ボックス(被取付体) 1a 孔
1b 周縁部表側 1c 周縁部裏側
2 保護管(管) 3 コネクタ(管用コネクタ)
3a 挿入部 3b 第1接続部
3c 第2接続部 3h 当接部
3i 掛止部 3j 弾性片
3m 逃がし部 3n 係合部
U 可動掛止部 V 固定掛止部

Claims (3)

  1. 被取付体に管を連結すべく、前記被取付体の孔に取り付けられる筒状のコネクタであって、
    一端側に、前記管または、前記管に接続される管継手を接続可能な第1接続部と、他端側に、前記被取付体の前記孔に接続される第2接続部とを備え、
    前記第2接続部は、前記孔の周縁部表側に当接可能な当接部と、その当接部よりも先端側に設けられた、前記孔に挿入される挿入部と、を有し、かつ、
    前記第2接続部には、前記挿入部およびその挿入部よりも前記第1接続部側にまたがって弾性片が形成され、その弾性片に、前記コネクタを前記孔に取り付けるために前記孔の周縁部裏側に掛止められる掛止部としての、可動掛止部が設けられ、また、
    前記第2接続部には、前記挿入部を前記孔に対して傾斜させた状態で、前記挿入部の周方向における一側が、前記孔に挿入されているときに、前記孔の周縁部に対して逃がされる、逃がし部が設けられ、
    この逃がし部は、前記第2接続部の、その周方向における前記弾性片と対向する側において、前記挿入部の後方から立ち上がる前記当接部の、前記被取付体側に形成され、かつ、前記第2接続部の、その周方向における前記弾性片と対向する側において、前記挿入部には、前記掛止部としての固定掛止部が設けられ、また、
    前記弾性片には、その弾性片を強制的に、前記挿入部内側へ撓ませるべく、ドライバー等の工具が係合する係合部が設けられており、その係合部は、前記コネクタが前記被取付体の前記孔に取り付けられたとき、前記被取付体の外側に位置することを特徴とする管用コネクタ。
  2. 前記係合部は、前記工具となるドライバーの先端が嵌まる凹部からなることを特徴とする請求項1に記載の管用コネクタ。
  3. 前記弾性片は、前記当接部よりも前記第1接続部側から、前記挿入部の先端まで延びて形成され、
    前記係合部は、前記弾性片における、前記当接部よりも前記第1接続部側の、前記当接部に隣接する位置に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の管用コネクタ。
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