JP4408956B1 - 手押し型運搬車 - Google Patents

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Abstract

【課題】 前輪及び後輪の走行、並びに前輪のみの走行のいずれの場合でも作業者が楽な姿勢で手押し可能にする。
【解決手段】 本発明の手押し型運搬車1は、運搬物を載設するための台車フレーム3と、該台車フレーム3の前側を支持する前輪4と、該台車フレーム3の後側を支持するスタンド5と、該台車フレーム3の後側に設けられ、略後斜め上方に延びる手押し用のハンドル部6とを備えている。そして、ハンドル部6は、ハンドル回動軸9で台車フレーム3に回動可能に軸支されており、そのグリップ側が上方に回動されると後輪8が下方に回動することによりスタンド5に代えて後輪8が接地する後輪接地状態S1になり、該グリップ側が下方に回動されると後輪8が上方に回動することによりスタンド5が接地し後輪8が接地しない後輪退避状態S2になるように構成されるとともに、各状態S1,S2のそれぞれで回動位置を固定可能に構成されている。
【選択図】 図7

Description

本発明は、土木建築や農業等の現場において、生産資材、その他の運搬物を運搬する際等に使用する手押し型の運搬車に関するものである。
従来の手押し型の運搬車としては、バケットを介して運搬物を載設する台車フレームと、該台車フレームの前側を支持する一輪の前輪と、該台車フレームの後側を支持する左右一対のスタンドと、該台車フレームの後側に設けられ、略後方に延びる手押し用のハンドル部とを備えた一輪型運搬車を例示する。この種の運搬車は、土木建築や農業等の現場において使用されており、バケットに運搬物を積載して運ぶ場合に、そのハンドル部を持ち上げることにより、スタンドを浮かせながら移動するため、作業者の身体に大きな負担がかかるという課題がある。
この課題を解決することを目的とした第一の従来技術としては、特許文献1に記載された補助輪付き運搬車を例示する。この運搬車50は、図8に示すように、運搬用一輪車の脚部51に補助輪52を設けたものとなっている。補助輪52はキャスター状となっており、脚部51に対して引き出し式且つ任意の位置で固定可能に構成されている。これにより、平坦路を移動する際に補助輪52を接地させれば、ハンドル部53を持ち上げることなく、単純に押しの動作で移動できることになる。また、凹凸路や泥粘地では補助輪52が抵抗にならないように、これを引き上げて従来通りの使い方をすることができる。
また、第二の従来技術としては、特許文献2に記載された運搬車を例示する。この運搬車60は、図9に示すように、バケット61を介して運搬物を載設する台車フレーム62と、該台車フレーム62の前側を支持する一輪の支承輪63と、該台車フレーム62の後側を支持する左右一対のスタンド64と、該台車フレーム62の後側に設けられ、略後方に延びる手押し用のハンドル65とを備えた従来構造の一輪型運搬車を利用し、その台車フレーム62に上段側のハンドル66と、左右の補助輪67及びこの各補助輪67を枢着するための車輪シャフト68を組み込んだ構成となっている。この構成により、必要に応じて従来通りの一輪型の運搬車としても三輪型の運搬車としても使用することができ、より多機能な運搬車となるようにしている。すなわち、重い荷物を運搬する場合には、上段側のハンドル66を握って左右の補助輪67と支承輪63の三輪で安定的に運搬することができ、一方、積載する荷物が少なくて軽量な場合、あるいは積載する荷物を降ろした空荷の状態では、下側のハンドル65を握って一輪走行すれば運搬車の取り回しも容易になるようにしている。
実開昭63−182969号公報 実用新案登録第3075031号公報
ところで、一輪型運搬車はスタンドを支持面から浮かせた状態で走行させる必要があるので、この状態で作業者が無理のない姿勢になるように設計されている。具体的には、スタンドを浮かせた状態で、ハンドル部のグリップの高さが作業者の腰ぐらいの高さになるように設計されていおり、スタンドを支持面に接地させた状態では、グリップの高さが作業者の膝くらいの高さになる。このため、特許文献1に記載された運搬車50では、3輪走行時におけるハンドル部53のグリップの位置が低すぎ、作業者が腰を屈めて押さなければならないため、操作性が悪いという課題がある。また、3輪と1輪との切り替え操作のためには、両脚部51に設けられた各補助輪52の位置をそれぞれ調節しなければならず、操作に手間がかかるという課題もある。
また、特許文献2に記載された運搬車60では、3輪走行時及び1輪走行時のそれぞれに専用のハンドル66,65を上下に設けているため、特許文献1の運搬車50のような課題はない。しかし、作業者が手を離した状態では、常に3輪が支持面に接地しているため、傾斜地で作業者がハンドル66,65を手放すと低い方に向かって自然に動き出してしまうという課題がある。また、ハンドル66,65を上下に設けているため、運搬車60を収納、運搬等するときの占有スペースが大きいという課題がある。
上記課題を解決するために、本発明の手押し型運搬車は、
運搬物を載設するための台車フレームと、
該台車フレームの前側を支持する前輪と、
該台車フレームの後側を支持するスタンドと、
該台車フレームの後側に設けられ、略後斜め上方に延びる手押し用のハンドル部と
を備えた手押し型運搬車であって、
前記ハンドル部は、上端側にグリップが設けられ、下端側に後輪が軸支され、該上端側及び該下端側の途中部が左右方向に延びるハンドル回動軸で該台車フレームに回動可能に軸支されるとともに、前記グリップ側が上方に回動されると前記後輪が下方に回動することにより前記スタンドに代えて前記後輪が接地する後輪接地状態になり、該グリップ側が下方に回動されると前記後輪が上方に回動することにより前記スタンドが接地し前記後輪が接地しない後輪退避状態になるように構成されており、
該ハンドル部及び前記台車フレームの間には、該台車フレームに対する該ハンドル部の回動位置を、前記ハンドル部が前記後輪接地状態になる位置と、前記後輪退避状態になる位置との少なくとも2箇所の位置で固定可能なロック手段が設けられている。
この構成によれば、前記ハンドル部を前記後輪接地状態に設定し、前記前輪及び前記後輪の両方を支持面に接地させて走行させる場合は、前記ハンドル部のグリップ側が上方に回動された位置となる。一方、前記ハンドル部を前記後輪退避状態に設定し、前記前輪のみを支持面に接地させて走行させる場合は、前記ハンドル部のグリップ側が下方に回動された位置となり、それぞれの場合により適した高さに前記グリップが位置するように構成されている。しかも、前記後輪退避状態にすれば、作業者が前記ハンドル部を手放したときに、前記スタンドが支持面に接地するようになるので、例えば傾斜地でハンドル部を手放しても、運搬車が低い方に向かって自然に動き出すことがない。このため、本発明によれば、前輪及び後輪の走行、並びに前輪のみの走行のいずれの場合でも作業者が楽な姿勢で手押しでき、しかも、スタンドにより支持面に静止させることもできる。
前記手押し型運搬車においては、
前記ロック手段は、前記後輪接地状態における複数の回動位置で前記ハンドル部を固定可能に構成された態様を例示する。
この構成によれば、前記後輪接地状態における前記複数の回動位置のなかで、作業者の体格、作業者の好み、又は運搬物の重量等に応じて前記グリップの高さや前記後輪の接地位置が最適になるような回動位置を適宜選択することができる。
前記手押し型運搬車においては、
前記ロック手段は、前記後輪退避状態における複数の回動位置で前記ハンドル部を固定可能に構成された態様を例示する。
この構成によれば、前記後輪退避状態における前記複数の回動位置のなかで、作業者の体格、作業者の好み、又は運搬物の重量等に応じて前記グリップの高さが最適になるような回動位置を適宜選択することができる。
前記手押し型運搬車においては、
前記ハンドル部は、前記グリップ側が前記ハンドル回動軸の略前方に位置し、前記後輪が前記ハンドル回動軸の略後方に位置する収納状態になるまで回動可能に構成されており、
前記ロック手段は、該台車フレームに対する該ハンドル部の回動位置を、該収納状態になる位置で固定可能に構成された態様を例示する。
この構成によれば、前記ハンドル部のグリップ側が前記ハンドル回動軸の略前方に位置するように折り畳むことができるので、本発明の運搬車を収納、運搬等するときの占有スペースを低減することができる。
前記手押し型運搬車においては、
前記ロック手段は、その固定又は解除の切り替え操作部が前記グリップの近傍に設けられた態様を例示する。
この構成によれば、作業者が本発明の運搬車を走行させるときとほぼ同じ姿勢で前記ハンドル部の状態の切り替え操作を行うことができるので、走行時であっても支持面に応じた状態に適宜切り替えることができ、操作性を向上させることができる。
本発明に係る手押し型運搬車によれば、前輪及び後輪の走行、並びに前輪のみの走行のいずれの場合でも作業者が楽な姿勢で手押しでき、しかも、スタンドにより支持面に静止させることもできるという優れた効果を奏する。
本発明を具体化した一実施形態に係る手押し型運搬車(後輪接地状態)の側面図である。 同運搬車(後輪接地状態)の平面図である。 同運搬車(後輪接地状態)の背面図である。 図2のVI矢視図であり、(a)はロック手段により固定された状態、(b)は同ロック手段による固定が解除された状態をそれぞれ示している。。 同運搬車(後輪退避状態)の側面図である。 同運搬車(収納状態)の側面図である。 同運搬車を走行させる方法を示す側面図であり、(a)は後輪接地状態、(b)は後輪退避状態での方法をそれぞれ示している。 第一の従来技術に係る運搬車を示す斜視図である。 第二の従来技術に係る運搬車を示す側面図である。
図1〜図7は本発明を具体化した一実施形態の手押し型運搬車を示している。この運搬車1は、バケット2を介して運搬物を載設する台車フレーム3と、該台車フレーム3の前側を支持する一輪の前輪4と、該台車フレーム3の後側を支持するスタンド5と、該台車フレーム3の後側に設けられ、略後斜め上方に延びる手押し用のハンドル部6とを備えている。
台車フレーム3は、平面視で、矩形枠状に形成された本体フレーム3aと、該本体フレームの前側に設けられた前側フレーム3bとを備えている。本体フレーム3aの上側には、バケット2が着脱可能に装備されるようになっている。前側フレーム3bには、前輪4が回転自在に軸支されている。スタンド5は、台車フレーム3の後側における左右両側にそれぞれ固定されている。
ハンドル部6は、図3に示すように、左右に延びる横フレーム6cと、該横フレーム6cの左右両側から略後斜め上方に延びる一対のハンドルフレーム6aと、該横フレーム6cの左右両側から略前斜め下方に延びる一対の後輪フレーム6bとが連結されることにより、略H状に形成されている。このハンドル部6は、上端側(各ハンドルフレーム6aの上端側)にグリップ7が設けられ、下端側(各後輪フレーム6bの下端側)に後輪8が軸支され、該上端側及び該下端側の途中部が左右方向に延びるハンドル回動軸9で該台車フレーム3に回動可能に軸支されている。そして、グリップ側が上方に回動されると後輪8が下方に回動することによりスタンド5に代えて後輪8が接地する後輪接地状態S1になり、該グリップ側が下方に回動されると後輪8が上方に回動することによりスタンド5が接地し後輪8が接地しない後輪退避状態S2になり、グリップ側がハンドル回動軸9の略前方に位置し、後輪8がハンドル回動軸9の略後方に位置する収納状態S3になるように構成されている。
ハンドル部6及び台車フレーム3の間には、該台車フレーム3に対する該ハンドル部6の回動位置を、ハンドル部6が後輪接地状態S1になる位置と、後輪退避状態S2になる位置と、収納状態S3になる位置との少なくとも3箇所の位置で固定可能なロック手段10が設けられている。また、ロック手段10は、その固定又は解除の切り替え操作部としての操作レバー11がグリップ7の近傍に設けられている。
本例のロック手段10は、後輪接地状態S1及び後輪退避状態S2のそれぞれにおいて、複数の回動位置でハンドル部6が固定可能となるように、図4に示すように、台車フレーム3におけるハンドル回動軸9と同心の円弧状に凹部21aが列設されたギヤ部21と、ハンドル部6に回動自在に軸支され、一端側にギヤ部21の各凹部21aに嵌合するツメ22aを有する第一ベルクランク22と、ハンドル回動軸9に対して回動自在に支持されるとともに、第一ベルクランク22の他端側がハンドル回動軸9から離れた位置に回動可能に軸着されたレバー23と、該レバー23を介して第一ベルクランク22のツメ22aが凹部21aへ向かわせるように付勢する付勢手段としてのバネ24とを備えている。また、ハンドル部6には第二ベルクランク25が回動自在に軸着されており、該第二ベルクランク25の一端側にはレバー23におけるハンドル回動軸9の反対側がリンク26を介して軸着されている。第二ベルクランク25の他端側は、操作用ワイヤ27を介してグリップ7の近傍に取り付けられた操作レバー11に連結されている。この構成により、本例のロック手段10では、台車フレーム3に対するハンドル部6の回動位置が、ほぼ任意の位置で固定可能になっている。そして、作業者が操作レバー11を離しているときは、図4(a)に示すように第一ベルクランク22のツメ22aがギヤ部21の凹部21aに嵌合し、台車フレーム3に対するハンドル部6の回動位置が固定されるようになっている。また、作業者が操作レバー11を握っているときは、図4(b)に示すように第一ベルクランク22のツメ22aがギヤ部21の凹部21aから外れ、台車フレーム3に対するハンドル部6の回動位置の固定が解除されるようになっている。
次に、本例の運搬車1の使用方法について説明する。
(1)3輪型の運搬車1として使用する場合は、操作レバー11を操作することにより、ハンドル部6を図1〜図3に示す後輪接地状態S1にし、図7(a)に示すようにハンドル部6のグリップ7を持って、運搬車1を押す。進行方向を変えるときは、ハンドル部6を持ち上げることにより後輪8を浮かせるか、ハンドル部6を押し下げることにより前輪4を浮かせるとよい。前輪4を浮かせる場合は、平面視で後輪8が機体の重心(運搬物を積載しているときは運搬物の重量も考慮した状態の重心)付近になるように、後輪8の前後位置を調節すると、前輪4を浮かせ易くなる。なお、傾斜地等において機体を静止させるときは、操作レバー11を操作することにより、ハンドル部6を後輪退避状態S2にする。
(2)1輪型の運搬車1として使用する場合は、操作レバー11を操作することにより、ハンドル部6を図5に示す後輪退避状態S2にし、図7(b)に示すように、ハンドル部6を持ち上げることにより、スタンド5を支持面から浮かせて、運搬車1を押す。
(3)収納する場合は、台車フレーム3からバケット2を取り外し、操作レバー11を操作することにより、ハンドル部6を図6に示す収納状態S3にする。
以上のように構成された本例の手押し型運搬車1によれば、ハンドル部6はそのグリップ側が上方に回動されると後輪8が下方に回動することによりスタンド5に代えて後輪8が接地する後輪接地状態S1になり、該グリップ側が下方に回動されると後輪8が上方に回動することによりスタンド5が接地し後輪8が接地しない後輪退避状態S2になるように構成されるとともに、後輪接地状態S1又は後輪退避状態S2で回動位置を固定可能に構成されているので、ハンドル部6を後輪接地状態S1に設定し、前輪4及び後輪8の両方を支持面に接地させて走行させる場合は、ハンドル部6のグリップ側が上方に回動された位置となる。一方、ハンドル部6を後輪退避状態S2に設定し、前輪4のみを支持面に接地させて走行させる場合は、ハンドル部6のグリップ側が下方に回動された位置となり、それぞれの場合により適した高さにグリップ7が位置するように構成されている。しかも、後輪退避状態S2にすれば、作業者がハンドル部6を手放したときに、スタンド5が支持面に接地するようになるので、例えば傾斜地でハンドル部6を手放しても、運搬車1が低い方に向かって自然に動き出すことがない。このため、本発明によれば、前輪4及び後輪8の走行、並びに前輪4のみの走行のいずれの場合でも作業者が楽な姿勢で手押しでき、しかも、スタンド5により支持面に静止させることもできる。
ロック手段10は、後輪接地状態S1における複数の回動位置でハンドル部6を固定可能に構成されているので、後輪接地状態S1における前記複数の回動位置のなかで、作業者の体格、作業者の好み、又は運搬物の重量等に応じてグリップ7の高さや後輪8の接地位置が最適になるような回動位置を適宜選択することができる。
また、ロック手段10は、後輪退避状態S2における複数の回動位置でハンドル部6を固定可能に構成されているので、後輪退避状態S2における前記複数の回動位置のなかで、作業者の体格、作業者の好み、又は運搬物の重量等に応じてグリップ7の高さが最適になるような回動位置を適宜選択することができる。
また、ハンドル部6は、グリップ側がハンドル回動軸9の略前方に位置し、後輪8がハンドル回動軸9の略後方に位置する収納状態S3になるまで回動可能に構成されており、ロック手段10は、該台車フレーム3に対する該ハンドル部6の回動位置を、該収納状態S3になる位置で固定可能に構成されているので、ハンドル部6のグリップ側がハンドル回動軸9の略前方に位置するように折り畳むことができるので、本発明の運搬車1を収納、運搬等するときの占有スペースを低減することができる。
また、ロック手段10は、その固定又は解除の切り替え操作部がグリップ7の近傍に設けられているので、作業者が本発明の運搬車1を走行させるときとほぼ同じ姿勢でハンドル部6の状態S1,S2,S3の切り替え操作を行うことができるので、走行時であっても支持面に応じた状態に適宜切り替えることができ、操作性を向上させることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
(1)前輪4を2輪以上にすること。
(2)後輪8を1輪にしたり又は3輪以上にしたりすること。
(3)後輪8を垂直軸回りに方向転回自在に構成されたキャスターにすること。
(4)バケット2に代えて他の容器を台車フレーム3に搭載したり、台車フレーム3に直接コンテナ等の運搬物を搭載するように構成すること。
(5)ロック手段10を前記実施形態とは別の機構により実現すること。
1 手押し型運搬車
2 バケット
3 台車フレーム
3a 本体フレーム
3b 前側フレーム
4 前輪
5 スタンド
6 ハンドル部
6a ハンドルフレーム
6b 横フレーム
7 グリップ
8 後輪
9 ハンドル回動軸
10 ロック手段
11 操作レバー
21 ギヤ部
21a 凹部
22 第一ベルクランク
22a ツメ
23 レバー
24 バネ
25 第二ベルクランク
26 リンク
27 操作用ワイヤ
S1 後輪接地状態
S2 後輪退避状態
S3 収納状態

Claims (5)

  1. 運搬物を載設するための台車フレームと、
    該台車フレームの前側を支持する前輪と、
    該台車フレームの後側を支持するスタンドと、
    該台車フレームの後側に設けられ、略後斜め上方に延びる手押し用のハンドル部と
    を備えた手押し型運搬車であって、
    前記ハンドル部は、上端側にグリップが設けられ、下端側に後輪が軸支され、該上端側及び該下端側の途中部が左右方向に延びるハンドル回動軸で該台車フレームに回動可能に軸支されるとともに、前記グリップ側が上方に回動されると前記後輪が下方に回動することにより前記スタンドに代えて前記後輪が接地する後輪接地状態になり、該グリップ側が下方に回動されると前記後輪が上方に回動することにより前記スタンドが接地し前記後輪が接地しない後輪退避状態になるように構成されており、
    該ハンドル部及び前記台車フレームの間には、該台車フレームに対する該ハンドル部の回動位置を、前記ハンドル部が前記後輪接地状態になる位置と、前記後輪退避状態になる位置との少なくとも2箇所の位置で固定可能なロック手段が設けられた
    手押し型運搬車。
  2. 前記ロック手段は、前記後輪接地状態における複数の回動位置で前記ハンドル部を固定可能に構成された請求項1記載の手押し型運搬車。
  3. 前記ロック手段は、前記後輪退避状態における複数の回動位置で前記ハンドル部を固定可能に構成された請求項1又は2記載の手押し型運搬車。
  4. 前記ハンドル部は、前記グリップ側が前記ハンドル回動軸の略前方に位置し、前記後輪が前記ハンドル回動軸の略後方に位置する収納状態になるまで回動可能に構成されており、
    前記ロック手段は、該台車フレームに対する該ハンドル部の回動位置を、該収納状態になる位置で固定可能に構成された請求項1〜3のいずれか一項に記載の手押し型運搬車。
  5. 前記ロック手段は、その固定又は解除の切り替え操作部が前記グリップの近傍に設けられた請求項1〜4のいずれか一項に記載の手押し型運搬車。
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