JP3219355U - 踏み台機能付き手押し運搬車 - Google Patents

Abstract

【課題】本体の構造強化による重量物の容易な積載移動および高所作業ができる踏み台機能付き手押し運搬車を提供する。
【解決手段】４本の支柱からなる箱型構造の本体に重量物を載せる荷台が設けられ、本体には移動式の車輪３が前部に装着され、本体の車輪３が取り付けられている部分とは反対側にハンドルが設けられ、本体後部には可動式の脚が設けられ、車輪３および脚を移動、可動させ本体正面、後面に移動させることで本体を地面に接地することができるとともに、本体上部に取り付けられている踏み台は回転し本体正面に移動ができる。
【選択図】図４

Description

本考案は踏み台と運搬車を組み合わせ、重量物の積載移動が容易かつ高所作業ができることを特徴とする踏み台機能付き手押し運搬車に関するものである。

従来からの二輪車等での重量物の積載、移動および不安定な踏み台には不便があった。下記特許文献１

公開実用 昭和５５−３４４８７

従来の装置は軽量で重量物の積載が難しく、また踏み台機能としては不安定な構造でしたが、本考案は本体を箱形構造にすることで、安定した踏み台および重量物の積載移動をできるものとした。

本発明は上記の課題を解決するために、本体を４本の支柱からなる箱型構造とし前部には2輪車を設けることで重量物の安定した移動が可能になり、また可動式の車輪および脚を本体から移動させることで安定した踏み台として使用ができ、さらに踏み台を回転式にすることで本体からの重量物の積み降ろしを容易にすることができるものとした。

以下、本考案の形態を示す図面に基づき説明をする。

本考案の踏み台機能付き手押し運搬車の運搬時の正面図である。 本考案の踏み台機能付き手押し運搬車の運搬時の後面図である。 本考案の踏み台機能付き手押し運搬車の運搬時の側面図である。 本考案の車輪移動および脚可動後の側面図である。 本考案の踏み台機能付き手押し運搬車の踏み台時の正面図である。 本考案の踏み台機能付き手押し運搬車の踏み台時の側面図である。 本考案の車輪および踏み台の固定、解除装置の要部を拡大した側面図である。 本考案の脚の可動装置の要部を拡大した側面図である。

以下、本考案の形態を示す図面に基づき説明をする。
（イ）本体１に荷台５を設け、本体正面に踏み台７、踏み台回転棒８、車輪３、車輪移動軸４を設け、本体後面にハンドル２、脚６を設ける。
（ロ）本体側面に車輪３、踏み台７の固定、解除をする固定解除レバー９を設け、脚６を可動させる可動レバー１０を設ける。
（ハ）本考案を運搬に使用するときは、踏み台回転棒８に取り付けてある踏み台７を本体正面に回転させ、荷台５に重量物を入れ、ハンドル２を握り、脚６を地面から浮かせ本体１を目的箇所へ移動ができる。
（二）本考案を踏み台に使用するときは、本体１を平らな地面に停止させ固定解除レバー９を上部に引き、ハンドル２を握り本体を手前に倒し車輪移動軸４を支点に車輪３を遠心力で本体正面に移動し本体正面の底部を地面に接地させ、ハンドル２を持ちながら可動レバー１０を上部に引き上げ、脚５を本体後面に可動させ本体後面の底部を地面に接地させ、踏み台回転棒８に取り付けてある踏み台７を本体正面から回転させて本体上部に設置した後、人が踏み台７に上り安定した作業ができる。

一次産業を使用項目とし、水稲、果樹畑における重量物の運搬および高所作業補助を目的とする。

１本体
２ハンドル
３車輪
4車輪移動軸
５荷台
６脚
７踏み台
８踏み台回転棒
９固定解除レバー
１０可動レバー

Claims (1)

1. 本体に重量物を載せる荷台が設けられ、本体前部には移動式の車輪が設けられ、本体の車輪が取り付けられている部分とは反対側にハンドルが設けられ、本体後部には可動式の脚が設けられ、車輪および脚を移動、可動させ本体正面、後面へ移動させることで本体を地面に接地させ踏み台として使用できるとともに、本体上部に取り付けられている踏み台は回転し本体正面に移動ができることで重量物を容易に積み込みができる踏み台機能付き手押し運搬車。