JP4408318B2 - アクティブ消音装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アクティブ消音装置において、騒音信号に対して逆位相の消音信号出力するための出力手段が、エンジンの排気管からの熱によって破損しないように冷却する冷却ファンを駆動するための電源回路構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、エンジン排ガス管、給気ダクト、及び換気ダクト等のダクトにスピーカを設けて、該スピーカからダクト内の騒音とは逆位相の信号を出力して消音を行うアクティブ消音装置は知られている。このようなアクティブ消音装置を、エンジンのマフラー等の排気部分に配置した場合、スピーカ等の消音信号を出力する手段は騒音通過ダクトから分岐した枝管の端部に配置されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、騒音が通過するダクトはエンジンからの高温の排ガスが通過するので、その高温の熱が枝管から入り、出力手段を破損することがあった。そこで、この出力手段が熱で破壊されないように、ファンを設けてその冷却風で出力手段を冷却するようにしていたが、エンジン発電機の場合、発電機からの電力で冷却ファンを駆動するようにしていたので、エンジンが始動してから数分間は、規定の電圧に達して安定しないため、冷却ファンには電力が供給されずに作動せず、立ち上がり時に、消音出力手段が熱によって破損することがあった。また、万が一発電機またはエンジンが故障すると、冷却ファンも停止してしまい排気管からの熱風によって出力手段は短時間であっても、高温に晒されて破損してしまうことがあった。そこで、本発明は冷却ファンの駆動電源回路を主電源開閉器の前段と接続して、エンジンの始動と略同時に冷却ファンに電力を供給して駆動し、出力手段を冷却し、また、冷却ファンを非常電源と並列に接続して、故障等が発生したときに、又は、発電機の出力電源が立ち上がるまでの間、出力手段を冷却するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の手段を説明する。
請求項1においては、エンジン発電機のエンジンの排気ダクトに、第一の騒音検出手段、該排気ダクトの下流側に配置されて消音信号を出力する手段、該消音信号出力手段を冷却する手段、前記第一の騒音検出手段にて検出した騒音信号に対して逆位相の消音信号を算出する演算手段、及び、前記消音信号出力手段よりも下流側に配置される第二の騒音検出手段を有したアクティブ消音装置において、前記エンジン発電機の出力電源は、主開閉器を介して電気機器及びアクティブ消音装置の電源と接続するとともに、前記冷却手段の電源を電源切換回路を介して前記主開閉器の前段に接続したものである。
【0005】
請求項2においては、エンジン発電機のエンジンの排気ダクトに、第一の騒音検出手段、該排気ダクトの下流側に配置されて消音信号を出力する手段、該消音信号出力手段を冷却する手段、前記第一の騒音検出手段にて検出した騒音信号に対して逆位相の消音信号を算出する演算手段、及び、前記消音信号出力手段よりも下流側に配置される第二の騒音検出手段を有したアクティブ消音装置において、前記エンジン発電機の出力電源と、エンジン発電機に並設した非常用電源とは、電源切換回路を介して前記冷却手段に並列接続し、エンジン発電機故障時に電源切換回路を切り換えて、非常用電源より電力を供給して冷却手段を駆動するようにしたものである。
【0006】
請求項3においては、エンジン発電機のエンジンの排気ダクトに、第一の騒音検出手段、該排気ダクトの下流側に配置されて消音信号を出力する手段、該消音信号出力手段を冷却する手段、前記第一の騒音検出手段にて検出した騒音信号に対して逆位相の消音信号を算出する演算手段、及び、前記消音信号出力手段よりも下流側に配置される第二の騒音検出手段を有したアクティブ消音装置において、前記エンジン発電機の出力電源と、エンジン発電機に並設した非常用電源とを、電源切換回路を介して前記冷却手段と接続し、エンジン発電機の出力電源が立ち上がるまで、該電源切換回路を切り換えて、非常用電源からの電力で冷却手段を駆動するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1は本発明のアクティブ消音装置の概略構成と制御を示すブロック図、図2は電源切換回路を示す図、図3はエンジン発電機起動時に非常用電源より冷却手段を駆動するブロック図である。
【0008】
まず、アクティブ消音装置の概略について、エンジン発電機の排気音の消音を行うように構成したアクティブ消音装置10の例を説明する。図1にはアクティブ消音装置の概略構成を示している。騒音源(一次音源)となるエンジン発電機2のエンジン2aの排気管に、音源通過ダクト1を連通し、図1における左側から右側へ騒音が流れるように一次元音場を形成している。該音源通過ダクト1の騒音源側、即ち、エンジン側(図1における左側)には第一の騒音検出手段としてマイクからなる第一音波センサ4が設けられ、該音源通過ダクト1の第一音波センサ4よりも下流側(図1における右側)には、第二の騒音検出手段としてマイクからなる第二音波センサ6が設けられている。
【0009】
前記音源通過ダクト1の第一音波センサ4と第二音波センサ6との間には分岐管1aが配置され、該分岐管1aに分岐口1bが開口され、該分岐口1bの端部には枝管9を連通して、該枝管9の端部に消音出力手段としてのスピーカ3と、冷却手段としての冷却ファン7が配置され、該スピーカ3近傍に温度センサー13が配置されて、そのスピーカ3部分の温度が検知されている。そして、冷却ファン7によって、音源通過ダクト1から伝わってくる熱によってスピーカ3が破損されないように冷却している。
【0010】
また、前記分岐管1aと第一音波センサ4の間に複数の整音管からなるパッシブ消音装置11が配置され、本実施例では整音管11a・11bを二つ直列に配置してパッシブ消音装置11としている。該パッシブ消音装置11は高周波域の騒音を消音して低減するようにしている。但し、本実施例では該パッシブ消音装置11は音源通過ダクト1の上流側に配置しているが、音源通過ダクト1の途中部や下流側に配置することも可能である。
【0011】
前記パッシブ消音装置11は、例えば、略円筒形状に形成され、内周部に吸音部材が設けられており、該吸音部材により、パッシブ消音装置内を通過する騒音を消音するように構成されている。また、内部に吸音部材を設けたパッシブ消音装置11は、高周波域の騒音の消音効果が高くなるように、その内部容積等が設定されている。そして、前記第一音波センサ4、第二音波センサ6、冷却ファン7、温度センサー13がコントローラ5と接続され、スピーカ3はアンプ12を介してコントローラ5に接続されている。該第一音波センサ4は騒音である排気音を検知し、スピーカ3は前記排気音と逆位相の音波を出力して消音するためのものであり、第二音波センサ6は消音作用の結果をモニターしてコントローラ5へフィードバックする。コントローラ5は前記第一音波センサ4により検出した騒音信号に対して、逆位相の消音信号を算出演算したり、フィードバック信号からさらに効率よく消音する信号を演算して出すように、アクティブ消音装置10を制御したり、更に、エンジン発電機2や警報装置16等を制御している。
【0012】
以上の如く構成されたアクティブ消音装置における動作について説明する。即ち、エンジン発電機2を作動させると、エンジンが運転されて音源通過ダクト1から排気ガスが排出されると、それに伴う排気音が第一音波センサ4で検出され、その検出信号がコントローラ5に入力されて、この検出信号はコントローラ5によって同振幅で逆位相の消音信号が生成される。この消音信号がアンプ12を介してスピーカ3に出力されて、消音用音波が出力される。この消音用音波が、音源通過ダクト1から放出される排気音に対して逆位相で同振幅となるようにしてあるので、消音用音波で排気音が打ち消されて消音作用がなされることになる。さらに排気音と消音用音波の合成音波が、第二音波センサ6で検知(モニタ)されて、消音作用の結果がコントローラ5にフィードバックされ、消音作用がより十分に行われるように消音信号が補正されるのである。
【0013】
尚、一般に排気音の成分は、そのほとんどがエンジンの回転数と気筒数とから決まる成分と、その高調波とで構成される比較的低い周波数成分であり、しかも排気管内でこれを検出すると周波数の低い成分ほど増強される度合いが強い。このため、第一音波センサ4の出力信号をそのままコントローラ5に入力したのでは、周波数の低い成分に対する消音作用が大きくなる反面、感度が高くて耳ざわりになりやすい周波数領域の成分に対する消音作用は不十分となる。
【0014】
そこでアクティブ消音装置10に、さらにパッシブ消音装置11を設けることで、通常低周波域での消音効果が高いアクティブ消音装置による消音に加えて、高周波域での消音効果が高いパッシブ消音装置11による消音により、全周波数域での消音効果を向上するようにしているのである。
【0015】
そして、前記コントローラ5には警報装置16として、ランプ17やブザー19やモニター20等が接続され、エンジン2aや発電機2bや第一音波センサー4や第二音波センサー6や冷却ファン7やアンプ12や、後述する非常用電源14やインバーター15等が故障したり、異常な現象が生じたり、また、温度センサー13が検知した値が設定温度以上となったりすると、警報を発し、モニター20でその機器や故障個所やデータ等を表示するようにしている。
【0016】
次に、本発明の消音出力手段となるスピーカ3を冷却する冷却手段の駆動電源回路構成について説明する。図2において、エンジン発電機2の発電機2bの出力は交流電源となり、該発電機2bの出力は工場やビル内や船舶等で使用する電気機器(図示せず)やエンジンのコントロール用電源等(図示せず)や電源切換回路50を介してコントローラ5やアンプ12や冷却ファン7等のアクティブ消音装置10と接続されている。また、エンジン2aに設けた回転数センサー51がコントローラ5と接続されて、エンジン2aの回転数を検知している。
【0017】
そして、エンジン発電機2またはアクティブ消音装置10近傍に、非常用電源14としてバッテリーが並設されており、該非常用電源14は前記発電機2bと並列に接続され、また、該非常用電源14は直流であるために、交流に変換するためインバーター15と接続されている。該インバーター15はコントローラ5と接続されて、エンジン発電機2の故障や落雷等の非常時等に作動するようにしている。
【0018】
このような構成において、エンジン2aが始動して設定電圧以上となると、主開閉器54が閉じて発電機2bで発生した電力は変圧器53を関して電源切換回路50に入力されて、冷却ファン7に電力が供給されて駆動する。そして、エンジン2aや発電機2bの故障による停電や落雷等によって発電機2bより電力が供給されなくなると、コントローラ5がこれを検知して警報装置16を作動して警報を発するとともに、インバーター15が作動されて電源切換回路50を切り換えて、非常用電源14からの電力をDC−AC変換して、電源切換回路50を介して冷却ファン7を駆動する。
【0019】
こうしてエンジン発電機2が故障して交流電源の供給がストップしても、非常用電源14から電力が冷却ファン7に供給されて、冷却ファン7は止まることなく駆動され、音源通過ダクト1から枝管9へ熱風が入ってスピーカ3を破損することがなくなるのである。そして、コントローラ5に接続したタイマー18によって一定時間経過後、または、温度センサー13からの値が設定温度以下となると、インバーター15を停止して冷却ファン7の駆動を停止するようにしているのである。
【0020】
また、前記電源切換回路50は、発電機2bの出力端子52a・52b・52cから主開閉器54を介して変圧器53によって電圧を(100Vまで)下げて、リレー55の接点55a・55bを介して、アンプ12や冷却ファン7等のアクティブ消音装置10と接続されている。前記主開閉器54はリレー(電磁開閉器)で構成され、設定電圧以上となると図示しない制御回路の命令によって作動して閉じ、設定電流以上流れると開くように構成している。或いは、主開閉器54をコントローラ5と接続して、前記回転数センサー51からの値が設定回転以上となると、エンジン2が運転回転域に達して設定電圧に上がり安定した電圧が得られると判断して主開閉器54を作動させる構成とすることもできる。
【0021】
そして、発電機2bの電圧が設定電圧以下であると、主開閉器54は開き、リレー55が作動せず接点55a・55bは開いたままであるから冷却ファン7は駆動されず、前記スピーカ3が枝管9より入ってきた熱風により破損するおそれがある。そこで、本発明は前記主開閉器54の前段の電源出力端子52(52a・52b・52cのいずれでも良い)との間から、補助開閉器62、変圧器56、リレー57の接点57a、リレー59の接点59aを介して冷却ファン7と接続し、発電機2bの始動直後より電源を供給して冷却ファン7を駆動できるようにしている。つまり、主開閉器54から供給される電源と並列に、主開閉器54の前段から電源をとる構成としている。なお、前記リレー57は低電圧で作動するように設定してあり、エンジン発電機2が始動した直後からリレー57は作動して冷却ファン7を駆動できるようにしている。
【0022】
更に、前記冷却ファン7の入力側は、前記発電機2bと並列にインバーター15を介して非常用電源14と接続され、該インバーター15の出力とコントローラ5の間には非常用のリレー58が配置され、該インバーター15の制御入力端子には、前記リレー55の接点55dが接続されている。
【0023】
このような構成において、エンジン発電機2が始動すると、発電機2bからの電力によりリレー57が作動してその接点57aが閉じて、リレー59が作動してその接点59aも閉じて冷却ファン7が駆動される。そして、発電機2bの電圧が設定電圧に達すると、開閉器54が閉となって、リレー55が作動して接点55a・55bを閉じると同時に、接点55cが開きリレー57がOFFとなる。そして、前記接点55bが閉じることによって、リレー59は作動したままとなり、冷却ファン7を駆動し続け、接点55aが閉じることによってアンプ12が作動するのである。また、接点55dが開くことによってインバーター15がOFFとなり、コントローラ5への電力供給は非常用電源14から発電機2bにリレー58によって切り換えられる。
【0024】
また、エンジン発電機2の起動時において、非常用電源14から電力を供給して冷却ファン7を駆動する構成とすることもできる。即ち、図3に示すように、リレー55の前段と冷却ファン7との間の回路を省く代わりに、前記接点55bと接点59aの間と非常用電源14の出力側を接続し、前記回転数センサー51からの検出値からエンジン発電機2が駆動されたときにインバーター15を作動させるようにする。こうして、エンジン発電機2が駆動されると、インバーター15を作動させ、非常用リレー58がONして接点58aが閉じて、リレー59がONし、接点59aを介して冷却ファン7を駆動させる。そして、発電機2bの電圧が設定電圧に達すると、リレー55が作動して接点55a・55bを閉じると同時に、接点55dがOFFとなりインバーター15がOFFとなり、冷却ファン7やコントローラ5等への電力供給は、非常用電源14から発電機2bに切り換えられる。
【0025】
また、エンジン発電機2が故障した場合には、その出力がなくなるために、リレー55がOFFとなり、接点55dが開きインバーター15が作動され、非常用電源14からの直流を交流に変換して出力する。この出力によって非常用リレー58が作動して、コントローラ5や冷却ファン7に電力が供給されて駆動する。こうして、ダクト1内の余熱が枝管9を介してスピーカ3に至ることがなく高熱による損傷を防止する構成としている。なお、冷却ファン7の電源供給側にはリレー59と接点59aが接続され、アンプ12の電源供給側に接点59bが直列接続され、冷却ファン7とアンプ12を保護する構成としている。また、非常用電源14から電力が供給されることによって非常用リレー58が作動して接点58bは開き、その他の機器に電力を供給せずに必要な機器のみ供給して無駄な電力が供給されないようにしている。
【0026】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
請求項1に記載の如く、エンジン発電機のエンジンの排気ダクトに、第一の騒音検出手段、該排気ダクトの下流側に配置されて消音信号を出力する手段、該消音信号出力手段を冷却する手段、前記第一の騒音検出手段にて検出した騒音信号に対して逆位相の消音信号を算出する演算手段、及び、前記消音信号出力手段よりも下流側に配置される第二の騒音検出手段を有したアクティブ消音装置において、前記エンジン発電機の出力電源は、主開閉器を介して電気機器及びアクティブ消音装置の電源と接続するとともに、前記冷却手段の電源を電源切換回路を介して前記主開閉器の前段に接続したので、発電機が設定の電圧に上がるまでは電源切換回路を切り換えて、主開閉器の前段から電力を冷却手段に供給して駆動し、設定電圧に達すると電源切換回路を切り換えて、主開閉器の後段から冷却手段を駆動して冷却することができ、エンジンの始動時から消音出力手段を冷却できて破損を防止できる。
【0027】
請求項2に記載の如く、エンジン発電機のエンジンの排気ダクトに、第一の騒音検出手段、該排気ダクトの下流側に配置されて消音信号を出力する手段、該消音信号出力手段を冷却する手段、前記第一の騒音検出手段にて検出した騒音信号に対して逆位相の消音信号を算出する演算手段、及び、前記消音信号出力手段よりも下流側に配置される第二の騒音検出手段を有したアクティブ消音装置において、前記エンジン発電機の出力電源と、エンジン発電機に並設した非常用電源とは、電源切換回路を介して前記冷却手段に並列接続し、エンジン発電機故障時に電源切換回路を切り換えて、非常用電源より電力を供給して冷却手段を駆動するようにしたので、エンジン発電機が故障して、特に、エンジンは駆動しているが、発電機が故障した場合、冷却手段に電力が供給されなくなっても非常用電源より電力が供給されて冷却手段は駆動し続けることになって、余熱によって消音手段が熱によって破損することがなくなるのである。
【0028】
請求項3に記載の如く、エンジン発電機のエンジンの排気ダクトに、第一の騒音検出手段、該排気ダクトの下流側に配置されて消音信号を出力する手段、該消音信号出力手段を冷却する手段、前記第一の騒音検出手段にて検出した騒音信号に対して逆位相の消音信号を算出する演算手段、及び、前記消音信号出力手段よりも下流側に配置される第二の騒音検出手段を有したアクティブ消音装置において、前記エンジン発電機の出力電源と、エンジン発電機に並設した非常用電源とを、電源切換回路を介して前記冷却手段と接続し、エンジン発電機の出力電源が立ち上がるまで、該電源切換回路を切り換えて、非常用電源からの電力で冷却手段を駆動するので、発電機からの出力が低くて冷却手段が駆動できなくても、非常用電源からの電力で冷却手段を駆動でき、起動時における消音出力手段が熱によって破損することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のアクティブ消音装置の概略構成と制御を示すブロック図である。
【図2】 電源切換回路を示すブロック図である。
【図3】 エンジン発電機起動時に非常用電源より冷却手段を駆動する電源切換回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 音源通過ダクト
2 エンジン発電機
3 スピーカ
4 第一音波センサ
5 コントローラ
6 第二音波センサ
7 冷却ファン
14 非常用電源
50 電源切換回路
54 主開閉器

Claims (3)

  1. エンジン発電機のエンジンの排気ダクトに、第一の騒音検出手段、該排気ダクトの下流側に配置されて消音信号を出力する手段、該消音信号出力手段を冷却する手段、前記第一の騒音検出手段にて検出した騒音信号に対して逆位相の消音信号を算出する演算手段、及び、前記消音信号出力手段よりも下流側に配置される第二の騒音検出手段を有したアクティブ消音装置において、前記エンジン発電機の出力電源は、主開閉器を介して電気機器及びアクティブ消音装置の電源と接続するとともに、前記冷却手段の電源を電源切換回路を介して前記主開閉器の前段に接続したことを特徴とするアクティブ消音装置。
  2. エンジン発電機のエンジンの排気ダクトに、第一の騒音検出手段、該排気ダクトの下流側に配置されて消音信号を出力する手段、該消音信号出力手段を冷却する手段、前記第一の騒音検出手段にて検出した騒音信号に対して逆位相の消音信号を算出する演算手段、及び、前記消音信号出力手段よりも下流側に配置される第二の騒音検出手段を有したアクティブ消音装置において、前記エンジン発電機の出力電源と、エンジン発電機に並設した非常用電源とは、電源切換回路を介して前記冷却手段に並列接続し、エンジン発電機故障時に電源切換回路を切り換えて、非常用電源より電力を供給して冷却手段を駆動するようにしたことを特徴とするアクティブ消音装置。
  3. エンジン発電機のエンジンの排気ダクトに、第一の騒音検出手段、該排気ダクトの下流側に配置されて消音信号を出力する手段、該消音信号出力手段を冷却する手段、前記第一の騒音検出手段にて検出した騒音信号に対して逆位相の消音信号を算出する演算手段、及び、前記消音信号出力手段よりも下流側に配置される第二の騒音検出手段を有したアクティブ消音装置において、前記エンジン発電機の出力電源と、エンジン発電機に並設した非常用電源とを、電源切換回路を介して前記冷却手段と接続し、エンジン発電機の出力電源が立ち上がるまで、該電源切換回路を切り換えて、非常用電源からの電力で冷却手段を駆動することを特徴とするアクティブ消音装置。
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