JP2022124262A - 始動制御装置、始動制御装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

始動制御装置、始動制御装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】非常用発電装置の始動時における人の安全を確保し、重要負荷への電源供給を確実に行うとともに、非常用電力の供給状態において人による誤操作を抑制する。【解決手段】実施形態の始動制御装置は、被制御装置に対応する監視エリア内に人が立ち入っているか否かを検出するための人感センサと、所定の接近禁止エリアに相当する前記監視エリア内に人が立ち入っていると検出された場合に、前記被制御装置の始動動作を停止し、前記接近禁止エリア内の人を待避させるための警報を発報する始動停止警報部と、前記警報の発報後に前記接近禁止エリアから人が待避したことを検出した場合に、前記始動動作の停止を解除する解除部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、始動制御装置、始動制御装置の制御方法及びプログラムに関する。
従来、自動モードの場合、商用系統停電時に自動制御により重要負荷へ電源供給を行うことができる非常用発電装置が知られている。
特開平7-132000号公報
ところで、従来の非常用発電装置は、無人で始動することを目的としているため、始動時に発電装置の周り(発電装置の駆動時の立ち入り禁止エリア内)に点検等を行うために人がいたとしても当該状態を検出する機能が設けられておらず、非常用発電装置が始動されてしまう虞があった。
また、逆に商用系統停電に起因する発電装置の給電状態において、動作モードが手動モードにされると発電装置の電力供給経路に設けられた遮断器を“切(遮断)”操作することが可能であり、誤操作を行った場合には重要負荷への電源供給ができなくなる虞があった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、非常用発電装置の始動時における人の安全を確保し、重要負荷への電源供給を確実に行うとともに、非常用電力の供給状態において人による誤操作を抑制することができる始動制御装置、始動制御装置の制御方法及びプログラムを提供することを目的としている。
実施形態の始動制御装置は、被制御装置に対応する監視エリア内に人が立ち入っているか否かを検出するための人感センサと、所定の接近禁止エリアに相当する前記監視エリア内に人が立ち入っていると検出された場合に、前記被制御装置の始動動作を停止し、前記接近禁止エリア内の人を待避させるための警報を発報する始動停止警報部と、前記警報の発報後に前記接近禁止エリアから人が待避したことを検出した場合に、前記始動動作の停止を解除する解除部と、を備える。
図1は、実施形態が適用される特別高圧受変電システムの単線結線図である。 図2は、発電電力供給系統を構成する発電機が配置された発電室の一例の平面図である。 図3は、発電機始動時のシーケンスフローチャートである。 図4は、発電電力供給時のシーケンスフローチャートである。
次に図面を参照して実施形態について詳細に説明する。
図1は、実施形態が適用される特別高圧受変電システムの単線結線図である。
特別高圧受変電システム10は、第1電力供給系統11と、第2電力供給系統12と、発電電力供給系統13と、電力分配系統14と、特別高圧受変電システム10全体を制御するコントローラ15と、を備えている。
第1電力供給系統11は、商用電源系統CMと負荷との間の電路を開閉する断路器DS11、DS12、DS13と、商用電源系統CMと負荷との間の電路を遮断する遮断器CB11、CB12、CB13と、商用電源系統CMから供給された特別高圧交流電力の電力変換を行って負荷側に供給する特別高圧トランスHTR1と、を備えている。
第2電力供給系統12は、商用電源系統CMと負荷との間の電路を開閉する断路器DS21、DS22、DS23と、商用電源系統CMと負荷との間の電路を遮断する遮断器CB21、CB22、CB23と、商用電源系統CMから供給された特別高圧交流電力の電力変換を行って負荷側に供給する特別高圧トランスHTR2と、を備えている。
発電電力供給系統13は、原動機等の熱機関により駆動されて発電を行う発電機GEと、発電機GEと負荷との間の電路を遮断する遮断器CB31、CB32と、ケーブルCBLと、を備えている。
この場合において、遮断器CB31は、発電機遮断器として機能している。また遮断器CB32は、発電機連絡遮断器として機能している。
電力分配系統14は、対応する電路の遮断を行う遮断器CB41、CB42、CB43と、対応する負荷に電力を供給する電路の遮断を行う遮断器CB51、CB52、…、CB5x、CB5y、CB5zと、を備えている。この場合において、x、y、zは整数であり、2<x<y<zとなっている。
また、遮断器CB51及び遮断器CB52は、発電機負荷遮断器として機能し、停電時にも電力を供給する重要負荷ILDに対応する遮断器である。また遮断器CB5xは、通常負荷LDxに対応する遮断器であり、遮断器CB5yは、通常負荷LDyに対応する遮断器であり、遮断器CB5zは、通常負荷LDzに対応する遮断器である。
上記構成において、第1電力供給系統11及び第2電力供給系統12は、同時に負荷に接続されて大電力を供給するようにしても良いし、いずれか一方の電力供給系統により通常時は電力を供給し、一方の電力供給系統が故障などにより電力供給ができない場合に、他方の電力供給系統により電力を供給するようにすることも可能である。
コントローラ15は、いわゆるコンピュータとして構成されており、予め記憶したプログラムに基づいて、特別高圧受変電システム10の各部の制御を行い、始動停止警報部、解除部及び確認要求部として機能する。また、コントローラ15は、いわゆるシーケンサとして機能している。
図2は、発電電力供給系統を構成する発電機が配置された発電室の一例の平面図である。
発電室20内には、発電機GEと、発電機GEを駆動するための熱機関としての原動機21と、原動機21の駆動時に発生する音を消音するための消音器22Aを備えた排気管22と、原動機21を駆動するための燃料を蓄えた燃料小出槽23と、補機24と、発電機GEを操作するための操作子、各種表示装置等が設けられた発電機盤25と、発電機GEにより発電された電力を蓄える蓄電池を制御するための蓄電池盤26と、人感センサとしての監視カメラ27A、27Bと、音声により警報を出力する警報装置28と、を備えている。
上記構成において、監視カメラ27A及び監視カメラ27Bは、原動機21及び発電機GEの周囲に設定された第1監視エリアAR1、発電機盤25の操作パネル25P側に設定された第2監視エリアAR2と、操作パネル25Pの所定監視領域AR3を監視可能に配置されている。
この場合において、第1監視エリアAR1は、発電機GEの駆動時に人が接近することを禁止する接近禁止エリアとして機能している。また第2監視エリアは、発電機GEの操作等を行う機器操作エリアとして機能している。
ここで、実施形態の動作説明に先立ち、実施形態の基本的な考え方について説明する。
本実施形態においては、非常用発電装置である発電機GEの設置場所(発電機室など)に人感センサおよび警報装置としてのスピーカを設置している。
この場合において非常用発電装置の設置場所に、接近禁止エリア(第1監視エリアAR1)と、機器操作エリア(第2監視エリアAR2)内における人の有無を判別可能に人感センサを設置している。
そして、本実施形態においては、商用停電発生時に、接近禁止エリア内(第1監視エリアAR1内)において、人感センサにより人が存在することを検出した場合、“危険・退避”等とアナウンスし、人の退避確認後に自動制御を継続することで、人の安全を確保しつつ、重要負荷ILDへの電源供給を行っている。
また、停電時の発電機GEによる発電電力の給電中は、機器操作エリア内(第2監視エリアAR2内)で人感センサにより人が存在することを検出し、さらに手動モードへの切換操作がなされた場合には、被制御装置である発電機GEの動作を実効的に停止させるべく遮断器CB31、CB32、CB51、CB52を遮断状態とすることが可能となり、停止操作の要求がなされたものとして、コントローラ15は、確認要求部として機能し、制御盤としての発電機盤25に設けられた表示機能付きスイッチをフリッカさせる。
そしてコントローラは、操作者(人)により、表示機能付きスイッチの操作がなされることで、発電機の発電電力供給系統に設けられた遮断器CB31、CB32、CB51、CB52に対して、実際に“切”操作(実効的な停止操作)を行う前に、停止操作の要求が正しくなされているのかについて、操作者の意図を確認し、誤操作防止を図っている。
さらに実施形態においては、所定の接近禁止エリアに相当する監視エリア(第1監視エリアAR1)における始動モード(処理条件)の設定の違いにより人感センサによる人の存在検出後の警報・制御の種類を使い分けている。
具体的には、以下の説明においては、始動モードとしては、警報モード、除外モード及びロックモードが設けられているものとして説明する。
警報モードは、接近禁止エリアから容易に人が退避可能(目視点検等)な場合、人感センサにより人の存在が検出された場合に、“危険・退避”とアナウンスし、始動準備完了表示が点灯後に発電機GEを自動的に始動する始動モードである。
また除外モードは、人感センサの検出状態にかかわらず、発電機GEを自動的に始動する始動モードである。
またロックモードは、所定の接近禁止エリアに相当する監視エリアにおいて人感センサにより人の存在が検出されている間は、発電機GEの始動を禁止し、人感センサにより人の存在が検出されなくなると、発電機GEを自動的に始動する始動モードである。
これらの結果、人の安全の確保が可能となる。
また、発電機始動後は、手動モードであれば、遮断器を“切”操作することが可能であり、重要負荷を停止させてしまう虞があったが、この場合には、遮断器の切り操作がなされると、一旦、停止要求として扱い、さらに停止要求に対応する処理の実行の確認を行ってから実際の停止処理を行う構成を採ることにより誤操作防止が可能となった。
次に実施形態の動作を説明する。
図3は、発電機始動時のシーケンスフローチャートである。
コントローラ15において、商用電源系統の停電が検出されると商用停電検出信号SS1が“H”レベルとなる。
また、コントローラ15において、操作モードが自動である場合には、自動モード信号SS2が“H”レベルとなる。
これにより、コントローラ15は、商用停電検出信号SS1が“H”レベル、かつ、自動モード信号SS2が“H”レベルとなると停電信号SS3を“H”レベルとする。
さらに“H”レベルの停電信号SS3が出力されてから所定時間が経過すると停電確認信号SS4が“H”レベルとなる。
このように“H”レベルの停電信号SS3を直接制御に用いずに、所定時間経過後に停電確認信号SS4を“H”レベルとするのは、一時的な電圧変動等の影響を抑制して確実に停電を検出するためである。
一方、操作モードが手動である場合には、発電機の始動を行わせるためには、プッシュボタンスイッチを操作して始動操作信号SS5を“H”レベルとする。
これらの結果、コントローラ15は、停電確認信号SS4または始動操作信号SS5のうちいずれか一方が“H”レベルとなると始動開始信号SS6を“H”レベルとする。
またコントローラ15は、上記動作と並行して、発電機GEを始動させる際に満たすべき複数の条件、例えば、「装置故障ではない」、…、「停止指令ではない」等のn個(nは、2以上の整数)の始動条件信号SS7-1~SS7-nの全てが“H”レベルである場合に始動条件充足信号SS8を“H”レベルとする。
またコントローラ15は、始動モードが人感センサとしての監視カメラ27A、27Bの出力に基づいて、所定の接近禁止エリアに相当する監視エリア内に人が存在する場合に警報を行う警報モードである場合には、警報モード信号SS9を“H”レベルとし、その状態を始動モードが変更されるまで保持する。
同様にコントローラ15は、人感センサとしての監視カメラ27A、27Bの出力にかかわらず、発電機GEの始動を行わせる除外モードである場合には除外モード信号SS10を“H”レベルとし、その状態を始動モードが変更されるまで保持する。
また始動モードが人感センサとしての監視カメラ27A、27Bの出力に基づいて、所定の接近禁止エリアに相当する監視エリア内に人が存在する場合に発電機GEの始動を(一時的に)抑制するロックモードである場合には、ロックモード信号SS11を“H”レベルとする。
これらの結果、コントローラ15は、警報モード信号SS9及びロックモード信号SS11の論理和(OR)をとった後、否定(NOT)がとられて、警報モード信号SS9が“H”レベルあるいはロックモード信号SS11が“H”レベルである場合には、始動指示信号SS12を“L”レベルとする。換言すれば、警報モード信号SS9が“L”レベル、かつ、ロックモード信号SS11が“L”レベルである場合にのみ、始動指示信号SS12を“H”レベルとする。
また、人感センサとしての監視カメラ27A、27Bの出力に基づいて、接近禁止エリアである第1監視エリアAR1内において人が検知された場合には人検知信号SS13を“H”レベルとする。この人検知信号SS13は、コントローラ15により否定(NOT)がとられて、接近禁止エリアである第1監視エリアAR1内において人が検知されていない場合に“H”レベルとなる人未検知信号SS14とされる。
また、コントローラ15は、警報モード信号SS9及び人検知信号SS13の論理積(AND)をとって、警報モード信号SS9が“H”レベル、かつ、人検知信号SS13が“H”レベルとなった場合には、接近禁止エリアである第1監視エリアAR1内に人がいる状態であるので、警報装置28により危険・待避アナウンス(警報)が発報される。
また、コントローラ15は、始動指示信号SS12及び人未検知信号SS14の論理積(AND)をとって、始動指示信号SS12が“H”レベル、かつ、人未検知信号SS14が“H”レベルである場合に、始動指示確定信号SS16を“H”レベルとする。
この結果、コントローラ15は、除外モード信号SS10及び始動指示確定信号SS16の論理和(OR)をとって、除外モード信号SS10が“H”レベル、あるいは、始動指示確定信号SS16が“H”レベルの場合に、始動命令信号SS17を“H”レベルとする。
これらの結果、コントローラ15は、始動条件充足信号SS8及び始動命令信号SS17の論理積(AND)をとって、始動条件充足信号SS8が“H”レベル、かつ、始動命令信号SS17が“H”レベルである場合に、始動準備開始信号SS18を“H”レベルとする。
そして、コントローラ15は、所定の始動準備が完了すると、始動準備完了信号SS19を“H”レベルとする。
これにより、コントローラ15は、始動開始信号SS6及び始動準備完了信号SS19の論理積(AND)をとって、始動開始信号SS6が“H”レベル、かつ、始動準備完了信号SS19が“H”レベルの場合に始動許可信号SS20を出力し、始動信号SS21を発電機盤25に出力する。
すなわち、商用電源系統の停電が確定し、かつ、発電機GEの始動準備が完了した状態となると、発電機GEを始動して、発電機電力を重要負荷に供給すべく、発電機盤25に始動信号SS21を出力して、発電機GEの始動を促すこととなる。
これにより、発電機盤25は、原動機21の駆動を開始して、発電機GEの駆動を開始し、発電を行わせる。
そして、発電機盤25は、発電機GEの電圧が所定電圧に確立すると、第1遮断器制御信号SS22を発電機遮断器である遮断器CB31に出力して、遮断器CB31を投入状態(オン状態)とする。
この結果、発電機GEの発電電力が供給可能な状態となる。
次に発電電力の供給時の動作について説明する。
図4は、発電電力供給時のシーケンスフローチャートである。
停電確認信号SS4が“H”レベルとなっている停電中において“H”レベルとなる商用停電中信号SS31は、コントローラ15によりにより否定(NOT)がとられて停電中において“L”レベルとなる商用非停電信号SS32とされる。
また操作モードが手動である場合に“H”レベルとなる手動モード信号SS33が出力される。
さらに、人感センサとしての監視カメラ27A、27Bの出力に基づいて、機器操作エリアである第2監視エリアAR2内において人が検知された場合には人検知信号SS34を“H”レベルとする。
これらの結果、コントローラ15は、商用停電中信号SS31、手動モード信号SS33及び人検知信号SS34の論理積をとって、表示機能付きスイッチとしての商用停電中注意ランプをフリッカ表示させるためのフリッカ指示信号SS35を発電機盤25に出力する。
コントローラ15から発電機盤25にフリッカ指示信号SS35が入力されると、発電機盤25上の商用停電中注意ランプはフリッカ状態(点滅状態)となるが、商用停電中注意ランプに対応する商用停電中注意ランプと一体に形成されたプッシュボタンを操作(押圧)することで、フリッカ状態は停止し(点灯状態)、フリッカ停止信号SS36が“H”レベルとされる。
また、上記操作と並行して発電機遮断器として機能する遮断器CB31を切状態(遮断状態)とする切操作が発電機盤25において行われた場合には第1遮断器切操作信号SS37が“H”レベルとされる。
また上記操作と並行して遮断器CB31が入状態(導通状態)とされると、第1遮断器入り信号SS38が“H”レベルとなってセット状態となり、遮断器CB31の入り状態を記憶し、第1遮断器状態信号SS39が“H”レベルとされる。この第1遮断器状態信号SS39は、商用非停電信号SS32が“H”レベルとされると、すなわち、非停電状態においては、リセット状態とされて“L”レベルとされる。すなわち、非停電状態においては、第1遮断器状態信号SS39は、常に“L”レベルに維持されることとなる。
同様に、上記操作と並行して発電機連絡遮断器として機能する遮断器CB32を切状態(遮断状態)とする切操作が発電機盤25において行われた場合には第2遮断器切操作信号SS40が“H”レベルとされる。
また上記操作と並行して遮断器CB32が入状態(導通状態)とされると、第2遮断器入り信号SS41が“H”レベルとなってセット状態となり、遮断器CB32の入り状態を記憶し、第2遮断器状態信号SS42が“H”レベルとされる。この第2遮断器状態信号SS42は、商用非停電信号SS32が“H”レベルとされると、すなわち、非停電状態においては、リセット状態とされて“L”レベルとされる。すなわち、非停電状態においては、第2遮断器状態信号SS42は、常に“L”レベルに維持されることとなる。
また、上記操作と並行して発電機負荷遮断器として機能する遮断器CB51、CB52が入状態(導通状態)とされると、第3遮断器入り信号SS43が“H”レベルとなってセット状態となり、遮断器CB51、CB52の入り状態を記憶し、第3遮断器状態信号SS44が“H”レベルとされる。この第3遮断器状態信号SS44は、商用非停電信号SS32が“H”レベルとされると、すなわち、非停電状態においては、リセット状態とされて“L”レベルとされる。すなわち、非停電状態においては、第3遮断器状態信号SS44は、常に“L”レベルに維持されることとなる。
また上記操作と並行して遮断器CB51、CB52を切状態(遮断状態)とする切操作が発電機盤25において行われた場合には第3遮断器切操作信号SS45が“H”レベルとされる。
これらの結果、コントローラ15は、フリッカ停止信号SS36、第1遮断器切操作信号SS37及び第1遮断器状態信号SS39の論理積をとり、フリッカ停止信号SS36、第1遮断器切操作信号SS37及び第1遮断器状態信号SS39が全て“H”レベルである場合、すなわち、遮断器CB31が入り状態において、発電機盤25において遮断器CB31の切り操作がなされ、さらに商用停電中注意ランプのフリッカ状態が停止された場合には、第1遮断器切り制御信号SS46を“H”レベルとして、発電機盤25に遮断器CB31を切り状態とさせる。
同様にして、コントローラ15は、フリッカ停止信号SS36、第2遮断器切操作信号SS40及び第2遮断器状態信号SS42の論理積をとり、フリッカ停止信号SS36、第2遮断器切操作信号SS40及び第2遮断器状態信号SS42が全て“H”レベルである場合、すなわち、遮断器CB32が入り状態において、発電機盤25において遮断器CB32の切り操作がなされ、さらに商用停電中注意ランプのフリッカ状態が停止された場合には、第2遮断器切り制御信号SS47を“H”レベルとして、発電機盤25に遮断器CB32を切り状態とさせる。
同様にして、コントローラ15は、フリッカ停止信号SS36、第3遮断器切操作信号SS45及び第3遮断器状態信号SS44の論理積をとり、フリッカ停止信号SS36、第3遮断器切操作信号SS45及び第3遮断器状態信号SS44が全て“H”レベルである場合、すなわち、遮断器CB51、CB52が入り状態において、発電機盤25において遮断器CB51、CB52の切り操作がなされ、さらに商用停電中注意ランプのフリッカ状態が停止された場合には、第2遮断器切り制御信号SS47を“H”レベルとして、発電機盤25に遮断器CB51、CB52を切り状態とさせる。
以上をまとめると、遮断器CB31、遮断器CB32あるいは遮断器CB51、CB52の切り操作を行った場合であっても、直ちに対応する遮断器について切り状態にすることなく、商用停電中注意ランプをフリッカ状態として、操作者に意図した操作であるか否かを確認させ、商用停電中注意ランプのフリッカ状態を停止することにより、操作者の意図を確認してから対応する遮断器について切り状態となるように制御を行っている。
したがって、発電機GEの給電状態において、誤って重要負荷への給電が遮断される虞を低減でき、非常用電力の給電をより確実に継続することができる。
以上の説明においては、人感センサとして監視カメラ27A、27Bを用いる場合について説明したが、人感センサとしては、レーザセンサ、赤外線センサ等の光センサ、超音波センサ等の音波センサを含み、作業者等の人の存在を確認できるセンサであれば、同様に適用が可能である。
なお、発電機盤25における操作部の操作状態の監視、表示部の表示状態の監視については、監視カメラを用いるのが好ましい。
以上の説明においては、表示機能付きスイッチとしての商用停電中注意ランプを用いていたが、これに限るものではなく、確認要求部として機能するコントローラ15に対して停止操作の要求がなされた場合に、所定のランプを点灯したり、ディスプレイにテキスト出力したりすること等により所定の確認表示を行い、所定の操作子(スイッチ、タッチパネル等)において、確認がなされた場合に、停止操作(遮断器の遮断操作)を実行するようにしてもよい。
本実施形態のコントローラ(シーケンサ)15は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態のコントローラ15で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、USBメモリなどの半導体メモリ装置、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されるように構成することも可能である。
また、本実施形態のコントローラ15で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のコントローラ15で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施形態のコントローラ15のプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 特別高圧受変電システム
11 第1電力供給系統
12 第2電力供給系統
13 発電電力供給系統
14 電力分配系統
15 コントローラ(始動停止警報部、解除部、確認要求部)
20 発電室
21 原動機
22 排気管
22A 消音器
23 燃料小出槽
24 補機
25 発電機盤(制御盤)
25P 操作パネル
26 蓄電池盤
27A 監視カメラ
27B 監視カメラ
28 警報装置
AR1 第1監視エリア
AR2 第2監視エリア
ILD 重要負荷
CB31 遮断器(発電機遮断器)
CB32 遮断器(発電機連絡遮断器)
CB51、CB52 遮断器(発電機負荷遮断器)
SS1 商用停電検出信号
SS2 自動モード信号
SS3 停電信号
SS4 停電確認信号
SS5 始動操作信号
SS6 始動開始信号
SS7 始動条件信号
SS8 始動条件充足信号
SS9 警報モード信号
SS10 除外モード信号
SS11 ロックモード信号
SS12 始動指示信号
SS13 人検知信号
SS14 人未検知信号
SS16 始動指示確定信号
SS17 始動命令信号
SS18 始動準備開始信号
SS19 始動準備完了信号
SS20 始動許可信号
SS21 始動信号
SS22 第1遮断器制御信号
SS31 商用停電中信号
SS32 商用非停電信号
SS33 手動モード信号
SS34 人検知信号
SS35 フリッカ指示信号
SS36 フリッカ停止信号
SS37 第1遮断器切操作信号
SS38 第1遮断器入り信号
SS39 第1遮断器状態信号
SS40 第2遮断器切操作信号
SS41 第2遮断器入り信号
SS42 第2遮断器状態信号
SS43 第2遮断器入り信号
SS44 第3遮断器状態信号
SS45 第3遮断器切操作信号
SS46 第1遮断器切り制御信号
SS47 第2遮断器切り制御信号
CBL ケーブル
CM 商用電源系統
GE 発電機

Claims (10)

  1. 被制御装置に対応する監視エリア内に人が立ち入っているか否かを検出するための人感センサと、
    所定の接近禁止エリアに相当する前記監視エリア内に人が立ち入っていると検出された場合に、前記被制御装置の始動動作を停止し、前記接近禁止エリア内の人を待避させるための警報を発報する始動停止警報部と、
    前記警報の発報後に前記接近禁止エリアから人が待避したことを検出した場合に、前記始動動作の停止を解除する解除部と、
    を備えた始動制御装置。
  2. 前記接近禁止エリアは、前記被制御装置の設置場所の周囲に設けられている、
    請求項1に記載の始動制御装置。
  3. 前記監視エリアは、前記被制御装置の制御盤の周囲に設けられ、
    前記制御盤において前記被制御装置の動作を実効的に停止させる停止要求がなされた場合に、前記停止要求に対応する処理の実行の確認を行わせる確認要求部を備えた、
    請求項1又は請求項2に記載の始動制御装置。
  4. 前記確認要求部は、前記停止要求がなされた場合に、所定の確認表示を行い、所定の操作子において、前記確認がなされた場合に、前記停止要求に対応する処理を実行する、
    請求項3に記載の始動制御装置。
  5. 前記所定の操作子は、表示機能付きスイッチであり、
    前記確認表示は、前記表示機能付きスイッチのフリッカ表示であり、
    前記確認は、前記表示機能付きスイッチの操作である、
    請求項4に記載の始動制御装置。
  6. 前記被制御装置は、非常用発電機であり、
    前記接近禁止エリアは、前記非常用発電機及び前記非常用発電機を駆動する駆動装置の周囲に設けられている、
    請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の始動制御装置。
  7. 前記人感センサは、監視カメラとして構成されている、
    請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の始動制御装置。
  8. 前記人感センサは複数設けられており、前記人感センサの一部は、光センサあるいは音波センサとして構成されている、
    請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の始動制御装置。
  9. 被制御装置に対応する監視エリア内に人が立ち入っているか否かを検出するための人感センサを備えた始動制御装置で実行される方法であって、
    前記人感センサにより所定の接近禁止エリアに相当する前記監視エリア内に人が立ち入っていると検出された場合に、前記被制御装置の始動動作を停止する過程と、
    前記接近禁止エリア内の人を待避させるための警報を発報する過程と、
    前記人感センサにより前記警報の発報後に前記接近禁止エリアから人が待避したことを検出した場合に、前記始動動作の停止を解除する過程と、
    を備えた始動制御装置の制御方法。
  10. 被制御装置に対応する所定の監視エリア内に人が立ち入っているか否かを検出するための人感センサを備えた始動制御装置をコンピュータにより制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記人感センサにより所定の接近禁止エリアに相当する前記監視エリア内に人が立ち入っていると検出された場合に、前記被制御装置の始動動作を停止する手段と、
    前記接近禁止エリア内の人を待避させるための警報を発報する手段と、
    前記人感センサにより前記警報の発報後に前記接近禁止エリアから人が待避したことを検出した場合に、前記始動動作の停止を解除する手段と、
    して機能させるプログラム。
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