JP4407949B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、毛髪化粧料、さらに具体的には、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント等に有用な毛髪化粧料に関する発明である。
従来より、ヘアコンディショナーやヘアトリートメントは、モノ長鎖型カチオン活性剤もしくはモノ長鎖型アミンと高級アルコールで形成されるリンス様のゲルを、エステル油やシリコーン類等と共に乳化させた形態が一般的に用いられてきた。このようなモノ長鎖型カチオン活性剤もしくはモノ長鎖型アミンとして、例えば、モノアルキルトリメチルアンモニウム塩[特開平4-134020号公報(特許文献1)等]、高級脂肪酸ジメチルアミノプロピルアミド[特開平9-71515号公報(特許文献2)、特表2004-508313号公報(特許文献3)等]、N−[3−アルキルオキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン塩[特開平11-106309号公報(特許文献4)等]、アルコキシプロピルジメチルアミン[特開2002-114647号公報(特許文献5)等]が知られている。これらモノ長鎖型カチオン活性剤もしくはモノ長鎖型アミンと高級アルコールを併用した製品は、長期安定性が高く、かつ常温で適度な粘性・弾性を有していた[日本化学会誌 1989,(1),p26-32(非特許文献1)]。
しかしながら、このような従来の形態のヘアコンディショナーやヘアトリートメントでは、太陽の紫外線、過度のカラーリング、過度のパーマ処理や熱処理、更にはその後の洗髪処理等により、近年問題となっているヘアダメージに対して十分に対応可能であるとはいえなくなりつつある。
上記のカチオン型界面活性剤に代えて、ジ長鎖型カチオン活性剤を用いることで、ダメージを受けて親水化した毛髪表面の回復・改善を図ることが期待されている[例えば、特開2002−255751号公報(特許文献6)参照]。
特開平4−134020号公報 特開平9−71515号公報 特表2004−508313号公報 特開平11−106309号公報 特開2002−114647号公報 特開2002−255751号公報 日本化学会誌 1989,(1),p26-32 日本化学会誌 1977,(10),p1428-1432 国枝
しかしながら、現在までのところ、ジ長鎖型カチオン活性剤を主剤として用いた毛髪化粧料は、常温での粘性と弾性に欠ける、長期安定性に欠ける等、未だ十分に満足することのできるレベルまで到達していない。また、ジ長鎖型カチオン活性剤と高級アルコールのみで基剤とすることは、日本化学会誌 1977,(10),p1428-1432 国枝(非特許文献2)において描かれている相図を参照しても、長期安定性と、常温での適度な粘性・弾性を両立させることは非常に困難であると考えられる。
なお、毛髪化粧料における常温での粘性・弾性を付与するために、化粧品分野で汎用されている一般的な増粘剤の配合を行った場合、その目的を達成することができない増粘剤が大半であり、仮に、目的とする常温での粘性・弾性を付与できる場合であっても、他の問題点(製造作業性に著しい障害となる、容器充填品からの手取れが著しく悪化する、使用時の毛髪感触を悪化させてしまう等)を生じてしまい、これら全てを解決できる手段は、未だ提供されていない。
本発明が解決すべき課題は、このジ長鎖型カチオン活性剤を主剤として用いた毛髪化粧料について更なる検討を行い、消費者において真に満足できる製品を提供することにある。
本発明者は、上記の課題の解決のために検討を行った結果、長鎖型カチオン活性剤と高級アルコールに、特定の会合性増粘剤を併用することにより、使用性、安全性に優れるだけではなく、高温での粘度低下により製造が容易であることを特徴とする毛髪化粧料が提供されることを見出し、本発明を完成した。なお、会合性増粘剤は、分子量は数万程度と汎用の高分子増粘剤(数十万〜数百万)と比較すると低いが、水中で会合体を形成することであたかも巨大な分子のように振る舞い、系を増粘させると考えられている。上記の特定の会合性増粘剤では、両末端の高級アルコール部分が疎水性会合基となり、増粘する機構を有する。
本発明は、下記(A)〜(C)の成分を含有する毛髪化粧料(以下、本毛髪化粧料ともいう)を提供する発明である。
(A)下記式(1)で示されるジ長鎖型カチオン性活性剤を、毛髪化粧料全量に対して0.01〜10質量%
[式中、RCOは、それぞれが同一であっても異なってもよく、炭素原子数が12〜22で、二重結合を0〜3個有する脂肪族アシル基を表し、pは1〜3の数を表し、Xは、ハロゲン化合物、メトサルフェート又はメトホスフェートを表す。]
(B)下記式(3)で表される疎水変性ポリエーテルウレタンを、毛髪化粧料全量に対して0.01〜10質量%
[式中、 は、式R 1 −[(O−R k −OH] m の分子量が500〜10万の範囲になる炭素原子数の炭化水素基であり、R は、炭素原子数2〜8の炭化水素基であり、R は、炭素原子数2〜8の炭化水素基であり、これらの炭化水素基R 及びR は互いに同一であっても異なってもよい。また、は、炭素原子数1〜17のウレタン結合を有してもよい炭化水素基であり、Rは、直鎖、分岐鎖若しくは2級の炭素原子数が8〜36の炭化水素基又はフッ化炭素基であり、mは2以上の数であり、hは1以上の数であり、k及びnは独立に0〜1000の範囲の数である
(C)高級アルコールを、毛髪化粧料全量に対して0.01〜30質量%含有し、当該(C)成分は、上記(A)成分との関係において、(C)成分/(A)成分(質量比)=1/1〜3/1の範囲である。
本発明により、使用性と安全性に優れ、さらに製造が容易であることを特徴とする、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント等に有用な毛髪化粧料が提供される。
本毛髪化粧料は、上述したように、(A)〜(C)成分を必須成分として含有する毛髪化粧料である。以下、これらの必須成分を含めた本発明の形態を開示する。
(A)成分について
(A)成分は、上記のジ長鎖型カチオン性活性剤(1)及び/もしくは(2)から選ばれる1種以上のカチオン性活性剤である。
式(1)中、RCOは、炭素原子数が12〜22で、二重結合を0〜3個有する脂肪族アシル基を表す。pは、1〜3の数を表す。
Xはハロゲン化合物、メトサルフェート又はメトホスフェートを示す。
(A)成分としては、好ましくはヤシ油脂肪酸系エステルクワットのハロゲン化物又はメトサルフェートである。該(A)成分(ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート)の商品名としては、DEHYQUART L80(コグニスジャパン)、等が挙げられる。(A)成分の配合量は、毛髪化粧料全量に対し、0.01〜10質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜5質量%である。毛髪化粧料全量に対し0.01質量%未満では、毛髪のコンディショニング効果に劣る、もしくは長期安定性に劣る傾向があり、一方、10質量%を超えて配合すると、毛髪に過度のコンディショニング効果を与えることでべたつき、また常温での粘性・弾性に欠ける傾向が認められる。
(B)成分について
(B)成分は、上記の疎水変性ポリエーテルウレタン(3)である。
一般式(3)で表される疎水変性ポリエーテルウレタンは、例えばR−[(O−R)k−OH]で表される1種又は2種以上のポリエーテルポリオールと、R−(NCO)h+1で表される1種又は2種以上のポリイソシアネートと、HO−(R−O)−Rで表される1種又は2種以上のポリエーテルモノアルコールとを反応させることにより得ることができる。
この場合、一般式(3)中のR〜Rは、製造に用いるR−[(O−R)−OH]、R−(NCO)h+1、HO−(R−O)−Rにより決定される。3者の仕込み比は、特に限定されないが、ポリエーテルポリオールおよびポリエーテルモノアルコール由来の水酸基と、ポリイソシアネート由来のイソシアネート基の比が、NCO/OH=0.8:1〜1.4:1であるのが好ましい。
本発明の一般式(3)で表される疎水変性ポリエーテルウレタンを得るために好適に用いることのできるポリエーテルポリオール化合物は、R−[(O−R)−OH]で表され、m価のポリオールにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、エピクロルヒドリン等のアルキレンオキサイド、スチレンオキサイド等を付加重合することにより得ることができる。
ここでポリオールとしては、2〜8価のものが好ましく、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、ネオペンチルグリコール等の2価アルコール、グリセリン、トリオキシイソブタン、1,2,3−ブタントリオール、1,2,3−ペンタントリオール、2−メチル−1,2,3−プロパントリオール、2−メチル−2,3,4−ブタントリオール、2−エチル−1,2,3−ブタントリオール、2,3,4−ペンタントリオール、2,3,4−ヘキサントリオール、4−プロピル−3,4,5−ヘプタントリオール、2,4−ジメチル−2,3,4−ペンタントリオール、ペンタメチルグリセリン、ペンタグリセリン、1,2,4−ブタントリオール、1,2,4−ペンタントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン等の3価アルコール、ペンタエリスリトール、1,2,3,4−ペンタンテトロール、2,3,4,5−ヘキサンテトロール、1,2,4,5−ペンタンテトロール、1,3,4,5−ヘキサンテトロール等の4価のアルコール、アドニット、アラビット、キシリット等の5価アルコール、ジペンタエリスリトール、ソルビット、マンニット、イジット等の6価アルコール、ショ糖等の8価アルコール等が挙げられる。
また、付加させるアルキレンオキサイド、スチレンオキサイド等により、Rが決定され、特に入手が容易であり、さらに優れた効果を発揮させることができることから、炭素数2〜4のアルキレンオキサイドあるいはスチレンオキサイドが好ましい。
付加させるアルキレンオキサイド、スチレンオキサイド等は単独重合、2種類以上のランダム重合、あるいはブロック重合であっても良い。付加の方法は通常の方法であれば良い。また、重合度kは、0〜1000であり、好ましくは1〜500、更に好ましくは10〜200である。また、Rに占めるエチレン基の割合が、好ましくは全てのRに対して50〜100質量%である。
また、R−[(O−R)−OH]の分子量は500〜10万のものが好ましく、1000〜5万のものが特に好ましい。
本発明の一般式(3)で表される疎水変性ポリエーテルウレタンを得るのに好適に用いることのできるポリイソシアネートは、R−(NCO)h+1で表され、分子中に2個以上のイソシアネート基を有するものであれば特に限定されない。例えば、脂肪族ジイソシアネート、芳香族ジイソシアネート、脂環族ジイソシアネート、ビフェニルジイソシアネート、フェニルメタンのジイソシアネート、トリイソシアネート、テトライソシアネート等が挙げられる。
脂肪族イソシアネートとしては、例えば、メチレンジイソシアネート、ジメチレンジイソシアネート、トリメチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ジプロピルエーテルジイソシアネート、2,2−ジメチルペンタンジイソシアネート、3−メトキシヘキサンジイソシアネート、オクタメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルペンタンジイソシアネート、ノナメチレンジイソシアネート、デカメチレンジイソシアネート、3−ブトキシヘキサンジイソシアネート、1,4−ブチレングリコールジプロピルエーテルジイソシアネート、チオジヘキシルジイソシアネート、メタキシリレンジイソシアネート、パラキシリレンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート等が挙げられる。
芳香族ジイソシアネートとしては、例えば、メタフェニレンジイソシアネート、パラフェニレンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、ジメチルベンゼンジイソシアネート、エチルベンゼンジイソシアネート、イソプロピルベンゼンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、1,4−ナフタレンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、2,6−ナフタレンジイソシアネート、2,7−ナフタレンジイソシアネート等が挙げられる。
脂環族ジイソシアネートとしては、例えば、水添キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート等が挙げられる。
ビフェニルジイソシアネートとしては、例えば、ビフェニルジイソシアネート、3,3'−ジメチルビフェニルジイソシアネート、3,3'−ジメトキシビフェニルジイソシアネート等が挙げられる。
フェニルメタンのジイソシアネートとしては、例えば、ジフェニルメタン−4,4'−ジイソシアネート、2,2'−ジメチルジフェニルメタン−4,4'−ジイソシアネート、ジフェニルジメチルメタン−4,4'−ジイソシアネート、2,5,2',5'−テトラメチルジフェニルメタン−4,4'−ジイソシアネート、シクロヘキシルビス(4−イソシオントフェニル)メタン、3,3'−ジメトキシジフェニルメタン−4,4'−ジイソシアネート、4,4'−ジメトキシジフェニルメタン−3,3'−ジイソシアネート、4,4'−ジエトキシジフェニルメタン−3,3'−ジイソシアネート、2,2'−ジメチル−5,5'−ジメトキシジフェニルメタン−4,4'−ジイソシアネート、3,3'−ジクロロジフェニルジメチルメタン−4,4'−ジイソシアネート、ベンゾフェノン−3,3'−ジイソシアネート等が挙げられる。
トリイソシアネートとしては、例えば、1−メチルベンゼン−2,4,6−トリイソシアネート、1,3,5−トリメチルベンゼン−2,4,6−トリイソシアネート、1,3,7−ナフタレントリイソシアネート、ビフェニル−2,4,4'−トリイソシアネート、ジフェニルメタン−2,4,4'−トリイソシアネート、3−メチルジフェニルメタン−4,6,4'−トリイソシアネート、トリフェニルメタン−4,4',4''−トリイソシアネート、1,6,11−ウンデカントリイソシアネート、1,8−ジイソシアネート−4−イソシアネートメチルオクタン、1,3,6−ヘキサメチレントリイソシアネート、ビシクロヘプタントリイソシアネート、トリス(イソシアネートフェニル)チオホスフェート等が挙げられる。
また、これらのポリイソシアネート化合物のダイマー、トリマー(イソシアヌレート結合)で用いられても良く、また、アミンと反応させてビウレットとして用いても良い。
さらに、これらのポリイソシアネート化合物と、ポリオールを反応させたウレタン結合を有するポリイソシアネートも用いることができる。ポリオールとしては、2〜8価のものが好ましく、前述のポリオールが好ましい。なお、R−(NCO)h+1として3価以上のポリイソシアネートを用いる場合は、このウレタン結合を有するポリイソシアネートが好ましい。
本発明の一般式(3)で表される疎水性変性ポリエーテルウレタンを得るのに好適に用いることができるポリエーテルモノアルコールは、HO─(R─O)─Rで表され、直鎖および分岐鎖又は2級の1価アルコールのポリエーテルであれば特に限定されない。このような化合物は、直鎖および分岐鎖又は2級の1価アルコールにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、エピクロルヒドリン等のアルキレンオキサイド、スチレンオキサイド等を付加重合することにより得ることができる。
ここでいう直鎖アルコールとは、下記一般式(4)で表される。
また、ここでいう分岐鎖アルコールとは、下記一般式(5)で表される。
また、ここでいう2級アルコールとは、下記一般式(6)で表される。
したがって、Rは、上記一般式(4)〜(6)において水酸基を除いた基である。上記の一般式(4)〜(6)において、R、R、R、R10およびR11は炭化水素基又はフッ素炭素基であり、例えば、アルキル基、アルケニル基、アルキルアリール基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基等である。
アルキル基としては、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、ターシャリブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ターシャリペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、2−エチルヘキシル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、イソトリデシル、ミリスチル、パルミチル、ステアリル、イソステアリル、イコシル、ドコシル、テトラコシル、トリアコンチル、2−オクチルドデシル、2−ドデシルヘキサデシル、2−テトラデシルオクタデシル、モノメチル分岐−イソステアリル等が挙げられる。
アルケニル基としては、例えば、ビニル、アリル、プロペニル、イソプロペニル、ブテニル、ペンテニル、イソペンテニル、ヘキセニル、ヘプテニル、オクテニル、ノネニル、デセニル、ウンデセニル、ドデセニル、テトラデセニル、オレイル等が挙げられる。
アルキルアリール基としては、フェニル、トルイル、キシリル、クメニル、メシチル、ベンジル、フェネチル、スチリル、シンナミル、ベンズヒドリル、トリチル、エチルフェニル、プロピルフェニル、ブチルフェニル、ペンチルフェニル、ヘキシルフェニル、ヘプチルフェニル、オクチルフェニル、ノニルフェニル、α−ナフチル、β−ナフチル基等が挙げられる。
シクロアルキル基、シクロアルケニル基としては、例えば、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、メチルシクロペンチル、メチルシクロヘキシル、メチルシクロヘプチル、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、シクロヘプテニル、メチルシクロペンテニル、メチルシクロヘキセニル、メチルシクロヘプテニル基等が挙げられる。
は、炭化水素基、又はフッ化炭素基であり、例えば、アルキレン基、アルケニレン基、アルキルアリーレン基、シクロアルキレン基、シクロアルケニレン基等である。
また、Rは、炭化水素又はフッ化炭素基であり、そのうちアルキル基であることが好ましく、さらにその合計の炭素数が8〜36が好ましく、12〜24が特に好ましい。
また、付加させるアルキレンオキサイド、スチレンオキサイド等は、単独重合、2種以上のランダム重合あるいはブロック重合であっても良い。付加の方法は通常の方法であれば良い。重合度nは0〜1000であり、好ましくは1〜200、更に好ましくは10〜50である。また、Rに占めるエチレン基の割合は、好ましくは全てのRに対し50〜100質量%、さらに好ましくは、65〜100質量%である。
上記の一般式(3)で表される疎水変性ポリエーテルウレタンを製造する方法としては、通常のポリエーテルとイソシアネートとの反応と同様にして例えば80〜90℃で1〜3時間加熱し、反応せしめて得ることができる。
また、R−[(O−R)−OH]で表されるポリエーテルポリオール(a)と、R−(NCO)h+1で表されるポリイソシアネート(b)と、HO−(R−O)−Rで表されるポリエーテルモノアルコール(c)とを反応させる場合には、一般式(3)の構造の化合物以外のものも副生することがある。例えば、ジイソシアネートを用いた場合、主生成物としては一般式(3)で表されるc−b−a−b−c型の化合物が生成するが、その他、c−b−c型、c−b−(a−b)x−a−b−c型等の化合物が副生成することがある。この場合、特に一般式(3)型の化合物を分離することなく、一般式(3)型の化合物を含む混合物の状態で本発明に使用することができる。
また、本発明においては前記疎水変性ポリエーテルウレタンとして市販品を用いても良い。市販品としては、例えば、アデカノールGT−700(旭電化社製)が挙げられる。
本毛髪化粧料において、疎水変性ポリエーテルウレタン(3)は、毛髪化粧料全量に対し、0.01〜10質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜4質量%である。毛髪化粧料全量に対し0.01質量%未満では、長期安定性に劣り、また常温での粘性・弾性に劣る傾向があり、一方、10質量%を超えて配合すると、容器からの手取れが悪く、製造のし易さも劣る傾向が認められる。
(C)成分について
(C)成分は、高級アルコールである。本毛髪化粧料に配合可能な高級アルコールは、化粧料の分野において用いることができるものであれば、特に限定されない。例えば、飽和直鎖一価アルコール、不飽和一価アルコールなどが挙げられる。飽和直鎖一価アルコールとしては、ドデカノール(=ラウリルアルコール)、トリデカノール、テトラデカノール(=ミリスチルアルコール)、ペンタデカノール、ヘキサデカノール(=セチルアルコール)、ヘプタデカノール、オクタデカノール(=ステアリルアルコール)、ノナデカノール、イコサノール(=アラキルアルコール)、ヘンイコサノール、ドコサノール(=ベヘニルアルコール)、トリコサノール、テトラコサノール(=カルナービルアルコール)、ペンタコサノール、ヘキサコサノール(=セリルアルコール)等及びこれらの混合物(セトステアリルアルコール、硬化ナタネ油アルコール等)が挙げられる。(C)成分は1種または2種以上を用いることができる。 本毛髪化粧料において、(C)成分の高級アルコールは、毛髪化粧料全量に対し0.1〜30質量%が好ましく、より好ましくは1〜15質量%である。毛髪化粧料全量に対し0.1質量%未満では、常温での粘性・弾性に劣る傾向があり、一方、30質量%を超えて配合すると、長期安定性に劣り、製造のし易さも劣る傾向が認められる。
また、(C)成分は、上記(A)成分との関係において、(C)成分/(A)成分(質量比)=1/2〜10/1が好ましく、同1/1〜3/1が特に好ましい。この質量比において、10/1よりも大きい(すなわち(C)成分が過剰)と、長期安定性に劣る傾向があり、1/2よりも小さい(すなわち(A)成分が過剰)と常温での粘性・弾性に劣る傾向が認められる。
上述のように、必須成分(A)〜(C)を毛髪化粧料において配合することにより、使用性、安全性に優れるだけではなく、高温での粘度低下により製造が容易であることを特徴とする本毛髪化粧料が提供される。
本毛髪化粧料には、本願発明の効果を損なわない範囲において、他の添加成分を任意に配合し得る。このような成分としては、例えば、粉末成分、液体油脂、固体油脂、ロウ、炭化水素、高級脂肪酸、エステル油、シリコーン油、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤(成分(A)を除く)、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、保湿剤、水溶性高分子、増粘剤(成分(B)を除く)、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、低級アルコール、多価アルコール、糖、アミノ酸、有機アミン、高分子エマルジョン、pH調整剤、皮膚栄養剤、ビタミン、酸化防止剤、酸化防止助剤、水等を必要に応じて適宜配合し、目的とする剤型に応じて常法により製造することができる。
本毛髪化粧料は、例えば、ヘアリンス、ヘアトリートメント等として好適に用いられる。 また通常のヘアリンス、ヘアトリートメント等の毛髪化粧料は、安全性の観点より、1回当たり10g未満の試料を毛髪に塗布後、直ちに洗い流して用いるのが一般的な使用態様である。本毛髪化粧料では、上記と同様の使用態様で通常の毛髪化粧料より効果的な毛髪のコンディショニング効果を発揮するばかりでなく、本毛髪化粧料を塗布して手やブラシ(電動ブラシを含む)で頭皮をマッサージしながら頭皮・毛髪全体に広げ、次いで1〜15分間放置した後に洗い流す使用態様 及び/もしくは 1回当たり10g以上100g以下の試料を毛髪に塗布することにより、より効果的な毛髪のコンディショニング効果、トリートメント効果を得ることができる。本毛髪化粧料は、細胞毒性が極めて低く、頭皮・毛髪に塗布して一定の時間放置しても、頭皮や頭髪に刺激を与えることなく、極めて安全である。
以下に、本発明の実施例を記載するが、これにより本願発明の範囲が限定されるものではない。また、特に断らない限り、配合量は、配合対象に対する質量%である。
[試験方法]
本実施例における試験品の評価のために行った試験方法を開示する。
(1)製造性(高温における攪拌の容易さ)試験
専門技術者5人が、同一組成品の製造をそれぞれ行い、高温における攪拌の容易さを、以下の基準で各々判定した。
5点:極めて容易に攪拌できる
4点:通常と同様に攪拌できる
3点:やや攪拌しづらい
2点:極めて攪拌しにくい
1点:攪拌を継続しても、均一にならない(分離等を生じている)
更にその平均点で、以下の基準に従って評価を行った。
◎:平均点が、4.5点以上であった。
○:平均点が、3.0点以上4.5点未満であった。
△:平均点が、1.5点以上3.0点未満であった。
×:平均点が、1.5点未満であった。
(2)容器充填品からの手取りのし易さについての試験
広口樹脂容器に充填した被験試料の手取りのし易さを、専門パネル(男性5名+女性5名)により判定してもらい、評価を行った。
(評価)
◎ : 10名中8名以上が、手取りし易いと回答
○ : 10名中6名以上7名以下が、手取りし易いと回答
△ : 10名中3名以上5名以下が、手取りし易いと回答
× : 10名中2名以下が、手取りし易いと回答
(3)ウェット時の毛髪感触(なめらかさ)についての試験
被験試料の洗髪実使用テストを、専門パネル(女性10名)によりしてもらい、ウェット(水濡れしている状態)時の毛髪のなめらかさについて、評価を行った。
(評価)
◎ : 10名中8名以上が、ウェット時の毛髪がなめらかであると回答
○ : 10名中6名以上7名以下が、ウェット時の毛髪がなめらかであると回答
△ : 10名中3名以上5名以下が、ウェット時の毛髪がなめらかであると回答
× : 10名中2名以下が、ウェット時の毛髪がなめらかであると回答
(4)乾燥後4時間後の毛髪感触試験
被験試料の洗髪実使用テストを専門パネル(女性10名)によりしてもらい、乾燥後4時間経過時点での毛髪のなめらかさについて、評価を行った。
(評価)
◎ : 10名中8名以上が、毛髪がなめらかであると回答
○ : 10名中6名以上7名以下が、毛髪がなめらかであると回答
△ : 10名中3名以上5名以下が、毛髪がなめらかであると回答
× : 10名中2名以下が、毛髪がなめらかであると回答
(5)トリートメント感の持続性についての試験
被験試料の洗髪実使用テストを専門パネル(女性10名)によりしてもらい、その翌日以降、以下の標準コンディショナーを1回/日のペースで使用した場合において、乾燥後のツルツル感の良さ及び髪のまとまりの良さの持続性を、被験試料使用前の状態に戻るまでの経過日数で評価した。なお、乾燥後のツルツル感の良さ及び髪のまとまりの良さが共に持続している場合を、トリートメント感が持続していると判定し、以下の基準で判定を行った。
◎ : 平均日数が、6日以上、トリートメント感は持続した。
○ : 平均日数が、4日以上6日未満まで、トリートメント感は持続した。
△ : 平均日数が、2日以上4日未満まで、トリートメント感は持続した。
× : 平均日数が、2日未満まで、トリートメント感は持続した。
(6)外観の安定性についての試験
被験試料80gを市販スクリュー管100ml容器に充填し、40℃・室温・10℃の各温度に各3本 3ヶ月間静置した後の外観・状態を、静置前の外観・状態と比較しつつ観察し、以下の通り評価した。
(例:外観の均一性、粘性など)
(評価)
◎ : いずれにおいても異常は認められなかった。
○ : 1本において、わずかに異常が認められた。
△ : 2本以上4本以下において、異常が認められた。
× : 5本以上において、異常が認められた。
(7)安全性試験
被験試料を希釈しつつ、細胞毒性試験(ウサギの角膜細胞を使用)を実施して、細胞の致死率が50%に至る濃度(IC50)を測定した(値は高濃度であるほど安全性が高いことを示す)。
◎ : IC50が、300μg / mL以上であった。
○ : IC50が、200μg / mL以上300μg / mL未満であった。
△ : IC50が、100μg / mL以上200μg / mL未満であった。
× : IC50が、100μg / mL未満であった。
[実施例1、比較例1〜7]
下記表1に示した処方の試験品(トリートメント)を下記の方法で製造し、上記の方法に従って試験を行い、評価を行った。その結果も併せて表1に示す。
<製造方法>
化合物A−1〜A−7(表2参照)及びポリエチレングリコール(Mw300万)を、プロピレングリコールに湿潤させた後、その他の成分を75℃で30分以上混合した。更に、75℃で一定のホモミキサー処理を行った後に、30℃まで冷却した。なお、高温(75℃)における攪拌の容易さは、上記混合後のホモミキサー処理を行う直前の段階で判定を行った。
表2には、上記化合物A−1〜A−6について、各々の一般名称と共に、実施例において用いた市販品を、そのメーカー名と共に記載した(全実施例において共通する)。なお、上記実施例3は、補正により、本発明の範囲外の例となっている。
表1に示した結果より、(A)〜(C)成分が組み合わさって処方されている実施例1は、すべての試験項目(1)〜(6)において最高評価であったが、(B)成分である疎水変性ポリエーテルウレタン[(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー]に代えて他の増粘剤を用いた例(比較例1〜6、さらには増粘剤を抜去した比較例7においては、ほぼ全項目における評価が低いことが判明した。
[実施例2〜3、比較例7〜9]
前記表1に示した実施例と比較例に準じて、表3の内容に従い試験品を製造し、これらに対する試験を行った。
表3に示した結果より、(A)〜(C)成分が組み合わさって処方されている実施例2〜3は、すべての試験項目(1)〜(6)において、ほぼ最高評価であったが、(A)成分であるジ長鎖型カチオン性活性剤(1)に代えて他のカチオン性界面活性剤を用いた例(比較例7〜9)においては、ほぼ全項目における評価が落ちることが明らかになった。
[実施例4、比較例10]
前記表1に示した実施例と比較例に準じて、表4の内容に従い試験品を製造し、これらに対する試験を行った。
表4に示した結果より、(A)〜(C)成分が組み合わさって処方されている実施例4は、すべての試験項目(1)〜(6)において最高評価であったが、(A)〜(C)成分が抜去されている比較例10は、特に、製造性及び安全性において劣っていた。
以下に、本毛髪化粧料の他の実施例の処方を示す。各々の実施例の製品の製造方法は、実施例1に準じている。また、各々の性能試験も、上述した試験手法で行った。
[実施例5] ヘアコンディショナー
配合成分 配合量(質量%)
(PEG-240/デシルテトラデセス−20/HDI)コポリマー(化合物A−1) 0.5
ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウム メトサルフェート 3.0
セトステアリルアルコール 5.0
クエン酸 0.2
アルギニン 0.1
ショ糖 3.0
ジプロピレングリコール 6.0
イソプロピレングリコール 4.0
2−オクチルドデカノール 0.2
パルミチン酸オクチル 0.5
ジメチコノール(1000cs) 1.5
ジメチコンガム/ジメチコン 混合物(1/10) 2.0
フェノキシエタノール 0.5
メチルパラベン 0.2
酸化チタン 0.5
香料 0.4
トウガラシチンキ 0.1
メントール 0.2
加水分解コムギ蛋白 0.05
水 残余
実施例5のヘアコンディショナーは、製造性(高温での攪拌の容易さ)、容器充填品からの手取りのし易さ、ウェット時の毛髪のなめらかさ、乾燥後の毛髪感触、トリートメント感の持続性、及び、外観の安定性において優れていた。

Claims (2)

  1. 下記(A)〜(C)の成分を含有する毛髪化粧料。
    (A)下記式(1)で示されるジ長鎖型カチオン性活性剤を、毛髪化粧料全量に対して0.01〜10質量%
    [式中、RCOは、それぞれが同一であっても異なってもよく、炭素原子数が12〜22で、二重結合を0〜3個有する脂肪族アシル基を表し、pは1〜3の数を表し、Xは、ハロゲン化合物、メトサルフェート又はメトホスフェートを表す。]
    (B)下記式(3)で表される疎水変性ポリエーテルウレタンを、毛髪化粧料全量に対して0.01〜10質量%
    [式中、 は、式R 1 −[(O−R k −OH] m の分子量が500〜10万の範囲になる炭素原子数の炭化水素基であり、R は、炭素原子数2〜8の炭化水素基であり、R は、炭素原子数2〜8の炭化水素基であり、これらの炭化水素基R 及びR は互いに同一であっても異なってもよい。また、は、炭素原子数1〜17のウレタン結合を有してもよい炭化水素基であり、Rは、直鎖、分岐鎖若しくは2級の炭素原子数が8〜36の炭化水素基又はフッ化炭素基であり、mは2以上の数であり、hは1以上の数であり、k及びnは独立に0〜1000の範囲の数である
    (C)高級アルコールを、毛髪化粧料全量に対して0.01〜30質量%含有し、当該(C)成分は、上記(A)成分との関係において、(C)成分/(A)成分(質量比)=1/1〜3/1の範囲である。
  2. 前記毛髪化粧料における(A)成分は、ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムの、ハロゲン化化合物、メトサルフェート若しくメトホスフェートであり、(B)成分は、[PEG−240/デシルテトラデセス−20/HDI]コポリマーである、請求項1に記載の毛髪化粧料。
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