JP6660161B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents
毛髪化粧料 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6660161B2 JP6660161B2 JP2015235146A JP2015235146A JP6660161B2 JP 6660161 B2 JP6660161 B2 JP 6660161B2 JP 2015235146 A JP2015235146 A JP 2015235146A JP 2015235146 A JP2015235146 A JP 2015235146A JP 6660161 B2 JP6660161 B2 JP 6660161B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair
- mass
- content
- alcohol
- ease
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Description
そこで、髪のしっとり感、並びに髪につや、なめらかさ、及びしなやかさを付与することができるカチオン性界面活性剤、脂肪族アルコール、直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーン、及び多価アルコールを含有する洗い流すタイプの毛髪化粧料が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、前記提案は、髪をすすぐと、前記含有成分が洗い流されてしまい、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のやわらかさ、及び髪のごわつきのなさが不十分であるという問題がある。
<1> (A)カチオン性界面活性剤、
(B)炭素数が12〜24の脂肪族アルコール、
(C)ポリウレタン樹脂、
(D)ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、及びポリオキシエチレン硬化ヒマシ油から選択される少なくとも1種のノニオン性界面活性剤、並びに
(E)糖アルコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールから選択される少なくとも1種、を含有し、
前記(A)カチオン性界面活性剤の含有量(質量%)、及び前記(B)脂肪族アルコールの含有量(質量%)の和と、前記(C)ポリウレタン樹脂の含有量(質量%)との質量比[(A+B)/C]が、1.0〜150であることを特徴とする毛髪化粧料である。
<2> (A)カチオン性界面活性剤の含有量が、2質量%〜3質量%であり、
(B)炭素数が12〜24の脂肪族アルコールの含有量が、3質量%〜10質量%であり、
(C)ポリウレタン樹脂の含有量が、0.1質量%〜3質量%であり、
(D)ノニオン性界面活性剤の含有量が、0.2質量%〜3質量%であり、
(E)糖アルコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールから選択される少なくとも1種の含有量が、5質量%〜20質量%である前記<1>に記載の毛髪化粧料である。
<3> (C)ポリウレタン樹脂が、ポリウレタン−10、及びポリウレタン−1から選択される少なくとも1種である前記<1>から<2>のいずれかに記載の毛髪化粧料である。
<4> (D)ノニオン性界面活性剤のHLB値が、8〜18である前記<1>から<3>のいずれかに記載の毛髪化粧料である。
<5> (A)カチオン性界面活性剤の含有量(質量%)、及び(B)脂肪族アルコールの含有量(質量%)の和と、(C)ポリウレタン樹脂の含有量(質量%)との質量比[(A+B)/C]が、2〜70である前記<1>から<4>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
<6> ボリュームアップ用洗い流すタイプである前記<1>から<5>のいずれかに記載の毛髪化粧料である。
本発明の毛髪化粧料は、(A)カチオン性界面活性剤、(B)脂肪族アルコール、(C)ポリウレタン樹脂、(D)ノニオン性界面活性剤、及び(E)糖アルコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールから選択される少なくとも1種を含有し、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
前記(A)成分のカチオン性界面活性剤は、髪のやわらかさ、髪のスタイリングのしやすさ、及び塗布時の髪への伸びやすさを向上させるために含有される。
前記X−としては、例えば、塩素イオン、臭素イオン等のハロゲンイオンなどが挙げられる。
前記アルキル(炭素数:12〜22)ジメチルベンジルアンモニウム塩としては、例えば、塩化ミリスチルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記アルキル(炭素数:12〜22)トリメチルアンモニウム塩としては、例えば、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、メチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリメチルアンモニウム、アルキル(炭素数:12〜22)トリメチルアンモニウムサッカリンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、髪のやわらかさ、髪のスタイリングのしやすさ、及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムが好ましい。
前記アルキル(炭素数:12〜22)トリメチルアンモニウム塩としては、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。前記市販品としては、例えば、商品名:GENAMIN KDMP(塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、BASF社製)、商品名:アーカード22−80(塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、ライオンアクゾ株式会社製)、商品名:アーカードT−800(塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、ライオンアクゾ株式会社製)、アーカード16−50E(塩化セチルトリメチルアンモニウム、ライオンアクゾ株式会社製)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記アルキル(炭素数:12〜22)トリエチルアンモニウム塩としては、例えば、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルトリエチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリエチルアンモニウムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記ジアルキル(炭素数:12〜22)ジメチルアンモニウム塩としては、例えば、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記(B)成分の脂肪族アルコールは、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のやわらかさ、髪のスタイリングのしやすさ、及び塗布時の髪への伸びやすさを向上させるために含有されている。
前記(C)成分のポリウレタン樹脂は、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のごわつきのなさ、髪のスタイリングのしやすさ、及び塗布時の髪への伸びやすさを向上させるために含有されている。
前記ポリウレタン−1としては、イソフタル酸に由来する構造単位、アジピン酸に由来する構造単位、ヘキシレングリコールに由来する構造単位、ネオペンチルグリコールに由来する構造単位、ジメチロールプロピオン酸に由来する構造単位、及びイソホロンジイソシアネートに由来する構造単位を少なくとも含むウレタン共重合体である。前記構造単位のモル比については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記ポリウレタン−10は、シクロヘキサンジメタノールに由来する構造単位、ジメチロールブタン酸に由来する構造単位、ポリアルキレングリコールに由来する構造単位、N−メチルジエタノールアミンに由来する構造単位、及びイソホロンジイソシアネートに由来する構造単位を少なくとも含むウレタン共重合体である。前記各構造単位のモル比については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記ポリウレタン−14としては、ジメチロールプロピオン酸に由来する構造単位、酸化エチレン及び酸化プロピレンで変性された4、4’−イソプロピリデンジフェノールに由来する構造単位、及びイソホロンジイソシアネートに由来する構造単位を少なくとも含むウレタン共重合体である。前記各構造単位のモル比については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記ポリウレタン−34としては、アジピン酸に由来する構造単位、1,6−ヘキサンジオールに由来する構造単位、ネオペンチルグリコールに由来する構造単位、ヘキサメチレンジイソシアネートに由来する構造単位、及びN−(2−アミノエチル)−3−アミノエタンスルホン酸に由来する構造単位を少なくとも含むウレタン共重合体である。前記各構造単位のモル比については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記(A)カチオン性界面活性剤の含有量(質量%)、及び前記(B)脂肪族アルコールの含有量(質量%)の和と、前記(C)ポリウレタン樹脂の含有量(質量%)との質量比[(A+B)/C]としては、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のやわらかさ、髪のごわつきのなさ、及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、1.0〜150であり、2〜70が好ましい。前記質量比[(A+B)/C]が、1.0未満であると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のやわらかさ、髪のごわつきのなさ、及び塗布時の髪への伸びやすさが不十分となることがあり、また、乳化安定性が悪く、離水することがあり、150を超えると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のやわらかさ、髪のごわつきのなさ、及び塗布時の髪への伸びやすさが不十分となることがある。
前記(D)成分のノニオン性界面活性剤は、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のやわらかさ、髪のごわつきのなさ、髪のスタイリングのしやすさ、及び塗布時の髪への伸びやすさを向上させるために含有される。
前記ポリエチレングリコール脂肪酸エステルとしては、例えば、前記一般式(D1)で表される化合物などが挙げられる。
前記ポリエチレングリコール脂肪酸エステルのHLB値としては、5〜18が好ましい。
前記ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油のエチレンオキシド(以下、EOともいう)の平均付加モル数としては、5〜100が好ましく、20〜100がより好ましい。
前記ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油のHLB値としては、5〜15が好ましく、8〜15がより好ましい。
前記(E)成分の糖アルコールと、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールから選択される少なくとも1種の多価アルコールとから選択される少なくとも1種は、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び塗布時の髪への伸びやすさを向上させるために含有される。
前記糖アルコールとしては、例えば、マンニトール、キシリトール、エリスリトール、ソルビトール、マルチトール、イノシトールなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、ソルビトールが好ましい。
前記糖アルコール以外の多価アルコールとしては、例えば、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、プロピレングリコールが好ましい。
前記糖アルコール、及び前記糖アルコール以外の多価アルコールの併用としては、糖アルコール及びプロピレングリコールの併用、糖アルコール及びジプロピレングリコールの併用、糖アルコール及び1,3−ブチレングリコールの併用などが挙げられる。これらの中でも、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、糖アルコール及びプロピレングリコールの併用が好ましく、ソルビトール及びプロピレングリコールの併用がより好ましい。
前記糖アルコールの含有量(質量%)と、前記糖アルコール以外の多価アルコールの含有量(質量%)との質量比(糖アルコール/糖アルコール以外の多価アルコール)としては、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、1〜5が好ましく、1〜3がより好ましい。前記質量比(糖アルコール/糖アルコール以外の多価アルコール)が、1未満、又は5を超えると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び塗布時の髪への伸びやすさが不十分となることがある。
本発明の毛髪化粧料は、前記(A)成分〜前記(E)成分以外にも、通常毛髪化粧料に使用されるその他の成分を本発明の効果を妨げない範囲で適宜含有することができる。
前記その他の成分としては、例えば、精製水等の水、炭化水素油、ワックス化合物、アニオン性界面活性剤、前記(D)成分以外のノニオン性界面活性剤、半極性界面活性剤、紫外線吸収剤、水溶性高分子、増粘剤、有機塩化合物、前記(E)成分以外の糖化合物、ピロクトンオラミン、ジンクピリチオン等のフケ防止剤;グリチルリチン酸ジカリウム等の抗炎症剤;パラベン化合物、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン液等の防腐剤、pH調整剤、エチレングリコールジ脂肪酸エステル等のパール化剤、乳濁剤、清涼剤、美容成分、香料、粉体、前記(E)成分以外のハイドロトロープ、ビタミン化合物、揮発性油分、疎水性溶媒、希釈性溶媒、色素などが挙げられる。
前記その他の成分の含有量としては、本発明の効果を損なわない範囲で、目的に応じて適宜選択することができる。
前記毛髪化粧料の25℃におけるpHについては、3〜6が好ましい。前記毛髪化粧料のpHは、すべての成分を混合した後にpHを確認しながらリン酸、クエン酸などを加えることで調整できる。より詳しくは、リン酸、クエン酸以外の成分の合計が約90質量%となるように精製水をバランスして混合攪拌する。必要なら加温してもよい。混合攪拌中にリン酸、又はクエン酸の水溶液を徐々に添加し、それぞれpHを測定しながら目標とするpHまで添加する。目標pHとなったところで、最後に残りの精製水を加えて、全体で100質量%とする。
前記毛髪化粧料の粘度については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、塗布時の髪への伸びやすさの点から、25℃で、100mPa・s〜30,000mPa・sが好ましく、1,000mPa・s〜25,000mPa・sがより好ましい。前記粘度が、100mPa・s未満、又は30,000mPa・sを超えると、塗布時の髪への伸びやすさが不十分となることがある。
前記粘度は、例えば、BL型粘度計を用いて、25℃でNo.4のローターを使用し、30rpm、又は12rpmでの10回転目のものを測定することができる。
本発明の毛髪化粧料の製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、80℃の湯浴中で、前記(A)成分、前記(B)成分、前記(D)成分、前記その他の成分(安息香酸、及びヒドロキシエチルセルロース)、並びに前記(E)成分の糖アルコール以外の多価アルコールを溶解混合後、前記(C)成分、及び前記(E)成分の糖アルコールを加え、ゲル液晶を形成させ均一化する。その後、80℃の前記その他の成分(精製水)を加え、転相乳化後、均一撹拌して、40℃に冷却後、前記その他の成分(香料)を加え、混合することにより製造することができる。
前記毛髪化粧料は、例えば、コンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアリンスなどのボリュームアップ用洗い流すタイプの製品として好適である。前記毛髪化粧料を、これらの用途に応じた通常の用量や通常の方法で使用すると、加齢に伴い髪質が変化した髪に対して、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のやわらかさ、髪のごわつきのなさに優れ、塗布時に髪へ伸びやすく、髪のスタイリングがしやすい点で有利である。
−コンディショナー−
表1〜表11に示す組成に従い、実施例1〜46、及び比較例1〜14の毛髪化粧料を常法により調製した。
具体的には、80℃の湯浴中で、(A)成分、(B)成分又は(B’)成分、(D)成分又は(D’)成分、共通成分(安息香酸、及びヒドロキシエチルセルロース)、並びに(E)成分のプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールから選択される少なくとも1種或いは(E’)成分を溶解混合後、(C)成分又は(C’)成分;(E)成分の糖アルコールを加え、ゲル液晶を形成させ均一化した後、80℃の共通成分(精製水)を加え、転相乳化後、均一撹拌した。その後、40℃に冷却して、共通成分(香料)を加え、リン酸でpHを3.8に調整し、実施例1〜46及び比較例1〜14の毛髪化粧料を得た。
加齢による髪質の変化がある40代〜60代の女性専門パネル20名が、シャンプー剤(商品名:「植物物語ハーブブレンドシャンプー さっぱりサラサラヨーロピアンブレンド」、ライオン株式会社製)で洗髪後に、実施例1〜46及び比較例1〜14の各毛髪化粧料(コンディショナー)を約6mL毛髪に塗布し、伸ばして、下記評価基準に基づき、「塗布時の髪への伸びやすさ」を評価した。その後、髪をお湯ですすぎ、乾燥させた後、下記評価基準に基づき、「頭頂部の髪の自然なボリューム感」、「髪のやわらかさ」、「髪のごわつきのなさ」、及び「髪のスタイリングのしやすさ」を評価した。
◎ :女性専門パネル20名中17名以上が伸ばしやすいと回答
○ :女性専門パネル20名中12名以上16名以下が伸ばしやすいと回答
△ :女性専門パネル20名中5名以上11名以下が伸ばしやすいと回答
× :女性専門パネル20名中4名以下が伸ばしやすいと回答
◎ :女性専門パネル20名中18名以上が良好であると回答
◎〜○ :女性専門パネル20名中15名以上17名以下が良好であると回答
○ :女性専門パネル20名中10名以上14名以下が良好であると回答
△ :女性専門パネル20名中4名以上9名以下が良好であると回答
× :女性専門パネル20名中3名以下が良好であると回答
Claims (7)
- (A)カチオン性界面活性剤、
(B)炭素数が12〜24の脂肪族アルコール、
(C)ポリウレタン樹脂、
(D)ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、及びポリオキシエチレン硬化ヒマシ油から選択される少なくとも1種のノニオン性界面活性剤、並びに
(E)糖アルコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールから選択される少なくとも1種、を含有し、
前記(A)カチオン性界面活性剤の含有量が、1.5質量%〜4質量%であり、
前記(B)炭素数が12〜24の脂肪族アルコールの含有量が、2質量%〜15質量%であり、
前記(C)ポリウレタン樹脂の含有量が、0.05質量%〜4質量%であり、
前記(D)ノニオン性界面活性剤の含有量が、0.1質量%〜4質量%であり、
前記(E)糖アルコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールから選択される少なくとも1種の含有量が、3質量%〜30質量%であり、
前記(A)カチオン性界面活性剤の含有量(質量%)、及び前記(B)脂肪族アルコールの含有量(質量%)の和と、前記(C)ポリウレタン樹脂の含有量(質量%)との質量比[(A+B)/C]が、1.0〜150であることを特徴とする毛髪化粧料(ただし、シリル化ウレタン系樹脂を含む毛髪化粧料を除く)。 - (A)カチオン性界面活性剤の含有量が、2質量%〜3質量%であり、
(B)炭素数が12〜24の脂肪族アルコールの含有量が、3質量%〜10質量%であり、
(C)ポリウレタン樹脂の含有量が、0.1質量%〜3質量%であり、
(D)ノニオン性界面活性剤の含有量が、0.2質量%〜3質量%であり、
(E)糖アルコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールから選択される少なくとも1種の含有量が、5質量%〜20質量%である請求項1に記載の毛髪化粧料。 - (C)ポリウレタン樹脂が、ポリウレタン−10、及びポリウレタン−1から選択される少なくとも1種である請求項1から2のいずれかに記載の毛髪化粧料。
- (D)ノニオン性界面活性剤のHLB値が、8〜18である請求項1から3のいずれかに記載の毛髪化粧料。
- (A)カチオン性界面活性剤の含有量(質量%)、及び(B)脂肪族アルコールの含有量(質量%)の和と、(C)ポリウレタン樹脂の含有量(質量%)との質量比[(A+B)/C]が、2〜70である請求項1から4のいずれかに記載の毛髪化粧料。
- (E)成分の糖アルコールの含有量が、2質量%〜20質量%であり、
(E)成分の糖アルコール以外の多価アルコールの含有量が、1質量%〜15質量%であり、
前記(E)成分の糖アルコールの含有量(質量%)と、前記(E)成分の糖アルコール以外の多価アルコールの含有量(質量%)との質量比(糖アルコール/糖アルコール以外の多価アルコール)が、1〜5である請求項1から5のいずれかに記載の毛髪化粧料。 - ボリュームアップ用洗い流すタイプである請求項1から6のいずれかに記載の毛髪化粧料。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014256224 | 2014-12-18 | ||
JP2014256224 | 2014-12-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016117715A JP2016117715A (ja) | 2016-06-30 |
JP6660161B2 true JP6660161B2 (ja) | 2020-03-11 |
Family
ID=56242806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015235146A Active JP6660161B2 (ja) | 2014-12-18 | 2015-12-01 | 毛髪化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6660161B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BR112021009538A2 (pt) | 2018-12-19 | 2021-08-17 | Unilever Ip Holdings B.V. | composição de tratamento capilar, método de tratamento capilar e uso de diéster quaternário |
WO2020142514A1 (en) | 2018-12-31 | 2020-07-09 | L'oreal | Hair care and conditioning compositions |
US20220135732A1 (en) | 2019-02-19 | 2022-05-05 | Adeka Corporation | Polyurethane for cosmetic preparations, and method for producing polyurethane for cosmetic preparations |
US11723849B2 (en) | 2020-03-31 | 2023-08-15 | L'oreal | Hair care compositions |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4637229B2 (ja) * | 2008-11-04 | 2011-02-23 | 株式会社資生堂 | 整髪化粧料 |
JP2013023478A (ja) * | 2011-07-22 | 2013-02-04 | Paimore Co Ltd | トリートメント組成物 |
JP5972675B2 (ja) * | 2012-06-07 | 2016-08-17 | 花王株式会社 | ノンエアゾールフォーマー容器入り整髪剤 |
-
2015
- 2015-12-01 JP JP2015235146A patent/JP6660161B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016117715A (ja) | 2016-06-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6660161B2 (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP4129645B2 (ja) | シャンプー組成物 | |
JP4627333B2 (ja) | 毛髪化粧料 | |
EP3095437B1 (de) | Wässrige zusammensetzung enthaltend omega-aminocarbonsäureester und fettalkohol | |
JP2015518029A (ja) | 脂肪アルコール、カチオン性界面活性剤及びn−アシル−n−メチルグルカミンを含む組成物 | |
JP5325494B2 (ja) | 毛髪化粧料 | |
EP1786393A1 (de) | Zusammensetzung zur pflege des haares | |
KR101870217B1 (ko) | 모발 처리제 조성물 | |
EP3703649B1 (en) | Hair conditioning composition | |
JP4627055B2 (ja) | 毛髪化粧料 | |
DE102010026747A1 (de) | Haarbehandlungsmittel mit einem hohen Anteil an gebundenem Wasser | |
JPH0733630A (ja) | 毛髪処理剤組成物 | |
JP6258795B2 (ja) | 毛髪化粧料 | |
EP1621231A1 (de) | Konditionierende tensidische Zubereitung | |
DE102018215749A1 (de) | Haarpflegemittel mit speziellen nachwachsenden Rohstoffen | |
JPWO2019065576A1 (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP2012176995A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP2010013404A (ja) | 毛髪化粧料 | |
US20230210736A1 (en) | Hair treatment composition | |
JPH06345620A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP2000086452A (ja) | ヘアコンディショニング組成物 | |
JP2623388B2 (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP7439069B2 (ja) | ヘアトリートメント組成物 | |
JP6484269B2 (ja) | コンディショナー組成物 | |
JP5567789B2 (ja) | ヘアコンディショニング組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180706 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190522 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190702 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190830 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200207 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6660161 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |