JP4407775B2 - ゴム成形品の成形方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パッキン等のゴム成形品を成形するゴム成形品の成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば図4に示すように、ゴム状弾性材製のパッキン51を成形型52により成形する場合、ゴム生地の充填工程や加硫工程等における作業の効率化を図るべく、パッキン51となる製品部53の内周側に環状の薄肉切断部54を介して膜状のバリ部55を一体成形し、これらを一体に離型させる方法が採られており、このようにしてパッキン51を成形する場合、離型後の工程は、図5(A)(B)および(C)に示すように、バリ部55を手指(図示せず)で掴み、矢印A方向に引っ張って反転させながら製品部53から分離する(むしる)ことになる。製品部53とバリ部55の間に設けられる薄肉切断部54は、この分離時における切断箇所を特定するためのものである。
【0003】
しかしながら、このようにしてバリ部55を製品部53から分離すると、上記従来技術ではバリ部55が円板状に成形されているために、分離時に成形品を引き裂く力が矢印Bで示すように製品部53の径方向内方から外方へ向けて製品部53と交差するように作用し、これにより製品部53に裂けや欠け等の成形不良56が発生することがある。
【0004】
また、このように製品部53に成形不良が発生する虞があると、その発生を回避すべく、どうしても分離作業の作業速度が遅くなる傾向があり、これにより作業の効率が余り良くないと云う不都合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上の点に鑑み、離型後に成形品の製品部とバリ部とを分離するときに製品部に裂けや欠け等の成形不良が発生するのを防止することができ、もって成形品の品質を向上させることが可能であるとともに、製品部とバリ部との分離作業を比較的容易にかつ迅速に行なうことが可能なゴム成形品の成形方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1によるゴム成形品の成形方法は、製品部に薄肉切断部を介してバリ部を一体成形し、離型後に前記製品部と前記バリ部とを分離するゴム成形品の成形方法において、成形時に前記バリ部の平面内に第二薄肉切断部を設け、離型後に前記バリ部の一部を前記第二薄肉切断部で分離してから、残りのバリ部を前記薄肉切断部で分離することを特徴とするものである。
【0007】
また、本発明の請求項2によるゴム成形品の成形方法は、製品部に薄肉切断部を介してバリ部を一体成形し、離型後に前記製品部と前記バリ部とを分離するゴム成形品の成形方法において、離型後に前記バリ部の平面内に孔部を設けてから、残りのバリ部を前記薄肉切断部で分離することを特徴とするものである。
【0008】
【0009】
【0010】
上記構成を備えた本発明の請求項1による成形方法においては、製品部に薄肉切断部を介して一体成形されるバリ部の平面内に成形時に第二薄肉切断部が成形されるために、この第二薄肉切断部によりバリ部が平面上二つ(複数)に区分され、離型後、製品部から見て遠い方の一部のバリ部が第二薄肉切断部で分離されてから近い方の残りのバリ部が薄肉切断部で分離され、すなわちバリ部が部分ごとに段階的に分離される。したがって、円板状のバリ部全部を一挙に分離する上記従来技術の場合と比較して、分離時に発生する成形品を引き裂く力の製品部に作用する方向が異なることになり、これにより製品部に裂けや欠け等の成形不良が発生するのを抑えることが可能となる。
【0011】
これを上記パッキンを例として説明すると、このパッキンでは、環状の製品部の内周側に環状の薄肉切断部を介して円板状のバリ部が一体成形されるが、本発明では更に、この円板状のバリ部の平面内に成形時に環状の第二薄肉切断部が成形されるために、この円板状のバリ部が、製品部の内周側に位置する環状のバリ部と、この環状のバリ部の更に内周側に位置する比較的小径の円板状のバリ部とに区分され、離型後に、製品部から見て遠い方の円板状のバリ部が第二薄肉切断部で分離されてから、近い方の環状のバリ部が薄肉切断部で分離され、すなわちバリ部が部分ごとに段階的に分離される。したがって、バリ取り作業の第二段階でバリ部を製品部から分離するときに上記従来技術のように円板状のバリ部全部を一挙に分離するのではなく、環状のバリ部を分離することとなって、製品部から分離するバリ部の平面形状が上記従来技術の場合と異なることになるため、これにより分離時に発生する成形品を引き裂く力の製品部に作用する方向が上記従来技術の場合よりも製品部の周方向に近くなる。したがって、この力が製品部に及ぼす径方向の負荷モーメントが上記従来技術の場合よりも低減され、これにより製品部に裂けや欠け等の成形不良が発生するのを実質的に抑えることが可能となる。
【0012】
尚、上記薄肉切断部と第二薄肉切断部とを区別するために、薄肉切断部を第一薄肉切断部と呼称するとともに、バリ部同士を区別するために、製品部の内周側に位置する環状のバリ部を第一バリ部と呼称し、この環状のバリ部の更に内周側に位置する比較的小径の円板状のバリ部を第二バリ部と呼称すると、製品部の内周側に第一薄肉切断部を介して第一バリ部が一体成形されるとともに、この第一バリ部の内周側に第二薄肉切断部を介して第二バリ部が一体成形されることになり、離型後に、第二バリ部を第二薄肉切断部で分離してから、第一バリ部を第一薄肉切断部で分離することになる。
【0013】
この請求項1による成形方法の実施に使用される成形型には、そのパーティング部に、第二薄肉切断部を成形するための成形部が他の構成要素とともに設けられる。
【0014】
また、上記構成を備えた本発明の請求項2による成形方法においては、製品部に薄肉切断部を介して一体成形されるバリ部の平面内に離型後に孔部が形成されるために、この孔部の形成によりバリ部が平面上二つ(複数)に分割され、製品部から見て遠い方の一部のバリ部が孔部の形成により除去されてから近い方の残りのバリ部が薄肉切断部で分離され、すなわちバリ部が部分ごとに段階的に分離される。したがって、円板状のバリ部全部を一挙に分離する上記従来技術の場合と比較して、分離時に発生する成形品を引き裂く力の製品部に作用する方向が異なることになり、これにより製品部に裂けや欠け等の成形不良が発生するのを抑えることが可能となる。
【0015】
これを上記パッキンで説明すると、このパッキンでは、環状の製品部の内周側に環状の薄肉切断部を介して円板状のバリ部が一体成形されるが、本発明では更に、このバリ部の平面内に離型後に孔部が形成されるために、このバリ部が、孔部の形成により除去される平面中央のバリ部と、除去されずに残って製品部の内周側に位置する環状のバリ部とに分割され、製品部から見て遠い方の平面中央のバリ部が孔部の形成により除去されてから、近い方の環状のバリ部が薄肉切断部で分離され、すなわちバリ部が部分ごとに段階的に分離される。したがって、バリ取り作業の第二段階でバリ部を製品部から分離するときに上記従来技術のように円板状のバリ部全部を一挙に分離するのではなく、環状のバリ部を分離することとなって、製品部から分離するバリ部の平面形状が上記従来技術の場合とは異なることになるため、これにより分離時に発生する成形品を引き裂く力の製品部に作用する方向が上記従来技術の場合よりも製品部の周方向に近くなる。したがって、この力が製品部に及ぼす径方向の負荷モーメントが上記従来技術の場合よりも低減され、これにより製品部に裂けや欠け等の成形不良が発生するのを実質的に抑えることが可能となる。
【0016】
この請求項2による成形方法の実施に際しては、離型後にプレス装置等の加工装置を用いて成形品に孔部を形成すれば良く、この加工に際して成形品に孔部形成位置特定部を予め設けることは必ずしも必要ではないが、成形型のパーティング部に、孔部の形成位置を特定する溝状凹部を成形するための成形部を他の構成要素とともに設けるようにしても良い。
【0017】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
【0018】
図1に示すように、当該実施例に係る成形方法は、ゴム成形品の一種であるゴム状弾性材製のパッキン1を成形型21を使用して成形するものであり、パッキン1となる製品部4に薄肉切断部5を介してバリ部6を膜状に一体成形し、離型後に製品部4とバリ部6とを分離するものである。
【0019】
上記成形型21は、上型22と、この上型22に対して接離可能に組み合わされる下型23と、この下型23に対して上下方向に相対移動可能に組み合わされる中型24とを備えており、これらの分割型22,23,24の組み合わせによって、パッキン1となる製品部4、薄肉切断部5,7,10,12およびバリ部6,8,9,11,13を一体に備えた成形品を成形する。
【0020】
上記パッキン1は、断面U字形ないし断面略U字形を呈するUパッキンであって、それぞれ環状を呈する内向きの第一リップ2および第二リップ3を一体に備えており、図上上側の第一リップ2の内周側に環状の薄肉切断部(第一薄肉切断部とも称する)5を介して円板状のバリ部(内径バリとも称する)6が一体成形され、このバリ部6の平面内に環状の第二薄肉切断部7が同心状に成形され、これにより円板状のバリ部6が、製品部4の内周側に第一薄肉切断部5を介して一体成形される環状の第一バリ部8と、この第一バリ部8の更に内周側に第二薄肉切断部7を介して一体成形される比較的小径の円板状の第二バリ部(内径中央バリとも称する)9とに区分される。
【0021】
また、同じ第一リップ2の外周側に、環状の第三薄肉切断部10を介して第三バリ部11が一体成形され、図上下側の第二リップ3の内周側に、環状の第四薄肉部12を介して環状の第四バリ部13が一体成形される。
【0022】
図2に拡大して示すように、上記第一薄肉切断部5は、第一リップ2の内周側に環状に一体成形され、その全周に亙って均一な厚さを備えるように薄膜状に成形される。その内側の第一バリ部8は第一薄肉切断部5の内周側に環状に一体成形され、環状を呈する断面半円形ないし略半円形の比較的厚肉の厚肉部8aと、同じく環状を呈する膜状の比較的薄肉の薄肉部8bとを一体に備えるように成形される。薄肉部8bは厚肉部8aの内周側に配置されて、この厚肉部8aよりも薄く成形されるが、第一および第二薄肉切断部5,7よりは厚肉に成形される。
【0023】
また、第二薄肉切断部7は、第一バリ部8の内周側に環状に一体成形され、その全周に亙って均一な厚さを備えるように薄膜状に成形される。その内側の第二バリ部9は第二薄肉切断部7の内周側に円板状に一体成形され、環状を呈する断面半円形ないし略半円形の比較的厚肉の厚肉部9aと、環状を呈する膜状の比較的薄肉の薄肉部9bと、比較的小径の円板状を呈する薄膜状の薄膜部9cとを一体に備えるように成形される。薄肉部9bは厚肉部9aの内周側であってかつ薄膜部9cの外周側に配置されて、厚肉部9aよりも薄く成形されるが、第二薄肉切断部7および薄膜部9cよりは厚肉に成形される。
【0024】
第一バリ部8における薄肉部8bと第二バリ部9における厚肉部9aとの間には、この両者8b,9aよりも両者8b,9aの間の第二薄肉切断部7の方が薄く成形されることに伴って、成形品の一面に環状を呈する溝状の凹部14が形成され、この溝状の凹部14が、バリ部6の平面内に離型後に孔部15を形成するときにその形成位置を特定するための案内とされる。成形型21のパーティング部25において上型22の内面には、この溝状凹部14を成形するための成形部14Aが環状突部として予め形成されている。
【0025】
また、図1に示したように、第三薄肉切断部10は第一リップ2の外周側に環状に一体成形され、その全周に亙って均一な厚さを備えるように薄膜状に成形される。その外側の第三バリ部11は第三薄肉切断部10の外周側に一体成形され、環状を呈する断面円形ないし略円形の比較的厚肉の厚肉部11aと、平板状を呈する膜状の比較的薄肉の薄肉部11bとを一体に備えるように成形される。薄肉部11bは厚肉部11aの外周側に配置されて、この厚肉部11aよりも薄く成形されるが、第三薄肉切断部10よりは厚肉に成形される。
【0026】
また、第四薄肉切断部12は、第二リップ3の内周側に環状に一体成形され、その全周に亙って均一な厚さを備えるように薄膜状に成形される。その内側の第四バリ部13は第四薄肉切断部12の内周側に環状を呈する断面半円形ないし略半円形のものとして一体に成形される。
【0027】
上記パッキン1を成形するに際しては先ず、図1に示したように、成形型21のパーティング部25に予め設けた製品部4を成形する成形部(製品キャビティ空間とも称する)4A、各薄肉切断部5,7,10,12を成形する成形部(隙間とも称する)5A,7A,10A,12Aおよび各バリ部8,9,11,13を成形する成形部(バリ溝とも称する)8A,9A,11A,13Aに成形材料を洩れなく注入して加硫成形を行ない、次いで型開きおよび離型を行ない、次いで製品部4と第三バリ部11とを第三薄肉切断部10において分離するとともに製品部4と第四バリ部13とを第四薄肉切断部12において分離して、図2および図3(A)に示すような成形品を成形する。離型は、第二リップ3を下型23から引き剥すようにして行なうものである。
【0028】
次いで、図3(B)に示すように、この成形品から円板状の第二バリ部9を第二薄肉切断部7において切断して分離し、残った成形品全体を環状品とする(第一段分離)。この成形品から円板状の第二バリ部9を分離する作業は、両者の間に第一バリ部8が介在していて、両者の間に距離があるために、製品部4の品質に支障を及ぼすことなく容易に作業を行なうことが可能である。成形品の中央には、平面円形の孔部15が設けられる。
【0029】
次いで更に、図3(C)に示すように、環状の第一バリ部8を手指(図示せず)で掴み、矢印A方向に引っ張って反転させながら第一薄肉切断部5において切断し、この第一バリ部を製品部4から分離する(第二段分離)。
【0030】
しかして、この第二段分離において、第一バリ部8の分離時に発生する成形品を引き裂く力の製品部4に対する作用方向は、この第一バリ部8が円板状でなく環状に成形されているために、矢印Bで示すように、上記従来技術の場合よりも製品部4の周方向に近くなって、製品部4の周方向に殆ど沿ったものとなる。したがって、この力が製品部4に及ぼす径方向の負荷モーメントを上記従来技術の場合よりも低減することができ、これにより製品部4に裂けや欠け等の成形不良が発生するのを防止することができる。
【0031】
また、このように製品部4に成形不良が発生することがなければ、そのような心配をすることなく、第一バリ部8を製品部4から比較的勢い良く素早く分離することができるため、この分、分離作業を容易かつ迅速に行なうことができる。
【0032】
尚、この成形方法において、製品部4の内周側に成形されるのが全体的に見て膜状ないし円板状のバリ部6であることに変わりはないため、製品部4およびバリ部6の一体離型は何ら支障なく行なわれる。したがって、上記従来技術との比較において、ゴム生地の充填工程や加硫工程等における作業性に支障を来すことはない。
【0033】
【発明の効果】
本発明は、以下の効果を奏する。
【0034】
すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の請求項1によるゴム成形品の成形方法においては、製品部に薄肉切断部を介して一体成形されるバリ部の平面内に成形時に第二薄肉切断部を成形するために、この第二薄肉切断部によってバリ部が区分され、離型後、製品部から見て遠い方の一部のバリ部が第二薄肉切断部で分離されてから、近い方の残りのバリ部が薄肉切断部で分離される。したがって、円板状のバリ部全部を一挙に分離する上記従来技術と比較して、分離時に発生する成形品を引き裂く力の製品部に作用する方向を異ならせることになり、これにより製品部に裂けや欠け等の成形不良が発生するのを抑えることができる。
【0035】
また、このように製品部に成形不良が発生することがなければ、そのような心配をすることなく、上記残りのバリ部を製品部から勢い良く素早く分離することが可能となり、よってこの分、分離作業を容易かつ迅速に行なうことができる。
【0036】
また、上記構成を備えた本発明の請求項2によるゴム成形品の成形方法においては、製品部に薄肉切断部を介して一体成形されるバリ部の平面内に離型後に孔部を形成するために、この孔部の形成によりバリ部が分割され、製品部から見て遠い方の一部のバリ部が孔部の形成により除去されてから、近い方の残りのバリ部が薄肉切断部で分離される。したがって、円板状のバリ部全部を一挙に分離する上記従来技術と比較して、分離時に発生する成形品を引き裂く力の製品部に作用する方向を異ならせることになり、これにより製品部に裂けや欠け等の成形不良が発生するのを抑えることができる。
【0037】
また、このように製品部に成形不良が発生することがなければ、そのような心配をすることなく、上記残りのバリ部を製品部から勢い良く素早く分離することが可能となり、よってこの分、分離作業を容易かつ迅速に行なうことができる。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る成形方法の実施に使用される成形型の要部断面図
【図2】 同成形方法および成形型により成形される成形品の要部断面図
【図3】 同成形方法の工程説明図
【図4】 従来例に係る成形方法の実施に使用される成形型の要部断面図であって、かつ従来例に係る成形型の要部断面図
【図5】 同成形方法の工程説明図
【符号の説明】
1 パッキン(ゴム成形品)
2,3 リップ
4 製品部
4A,5A,7A,8A,9A,10A,11A,12A,13A 成形部
5,7,10,12 薄肉切断部
6,8,9,11,13 バリ部
8a,9a,11a 厚肉部
8b,9b,11b 薄肉部
9c 薄膜部
14 溝状凹部
15 孔部
21 成形型
22 上型
23 下型
24 中型
25 パーティング部

Claims (2)

  1. 製品部(4)に薄肉切断部(5)を介してバリ部(6)を一体成形し、離型後に前記製品部(4)と前記バリ部(6)とを分離するゴム成形品の成形方法において、
    成形時に前記バリ部(6)の平面内に第二薄肉切断部(7)を設け、離型後に前記バリ部(6)の一部を前記第二薄肉切断部(7)で分離してから、残りのバリ部(6)を前記薄肉切断部(5)で分離することを特徴とするゴム成形品の成形方法。
  2. 製品部(4)に薄肉切断部(5)を介してバリ部(6)を一体成形し、離型後に前記製品部(4)と前記バリ部(6)とを分離するゴム成形品の成形方法において、
    離型後に前記バリ部(6)の平面内に孔部(15)を設けてから、残りのバリ部(6)を前記薄肉切断部(5)で分離することを特徴とするゴム成形品の成形方法。
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