JP4407319B2 - 車体のフロア構造 - Google Patents

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本発明は、フロアの車幅方向両側に車体前後方向に延在する前後方向補強部材と、フロアの車幅方向に延在する車幅方向補強部材とを備え、これら両補強部材を互いに結合するようにした車体のフロア構造に関する。
モノコック車体では、フロアの車幅方向両側に車体前後方向に延在するサイドシルなどの前後方向補強部材が設けられるとともに、フロアの前後方向の適宜箇所には車幅方向に延在するクロスメンバなどの車幅方向補強部材を設けて車体骨格の一部を成しており、車幅方向補強部材の車幅方向両端部を前後方向補強部材に溶接などによって結合してある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−112662号公報(第4頁、第1図)
しかしながら、かかる従来の車体のフロア構造にあっては、前後方向補強部材に車幅方向補強部材を結合する際に、両者の接合面は車幅方向に形成上の寸法誤差が存在するので、両者の寸法誤差の組み合わせ(これを合わせ誤差と称する)により互いの接合面は強干渉したり大きな隙間が発生したりする。
このように強干渉や隙間が発生した状態で接合面をスポット溶接などにより結合すると、両補強部材の接合部分は車幅方向の剛性が高くなっているため、塑性変形することなく誤差量に比例してボディサイドアッセンブリの車幅方向寸法が変化してしまう。
このため、車幅方向寸法がずれた状態でボディサイドアッセンブリが組み付けられると、ボディに取り付けられるドアやウインドウガラスなどの建て付け寸法が設計値に対してずれてしまい、特に、この傾向は前後方向補強部材と車幅方向補強部材の高さを略等しくして、前後方向補強部材の高い位置に車幅方向補強部材を結合する場合に顕著となり、品質不良となってしまう恐れがある。
そこで、本発明は前後方向補強部材に車幅方向補強部材を結合する場合に、それら両補強部材の合わせ感度を小さく抑制できる車体のフロア構造を提供するものである。
本発明は、フロアの側部に車体前後方向に延在し、内側部材と外側部材とを結合して閉断面を形成する前後方向補強部材と、フロアの車幅方向に延在する車幅方向補強部材とを備え、車幅方向補強部材の車幅方向端部を前後方向補強部材の内側部材に結合する車体のフロア構造において、前記車幅方向補強部材の配置部位で、内側部材と外側部材との間に、これら前後方向補強部材と車幅方向補強部材との合わせ誤差を吸収する合わせ誤差吸収部を設け、合わせ誤差吸収部は、内側部材の上側面に形成されて車幅方向の寸法変化を許容する切欠部と、予め内側部材に車幅方向補強部材を結合して、内側部材と外側部材とを結合する際に、前記切欠部に対応した部分で、内側部材と外側部材とを連結する連結部材と、を備えたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、車幅方向補強部材および前後方向補強部材に車幅方向の合わせ誤差がある状態でこの車幅方向補強部材の車幅方向端部を前後方向補強部材に結合する際、前後方向補強部材の内側部材と外側部材との間に合わせ誤差吸収部を設けたことにより、予め内側部材に車幅方向補強部材の端部を結合した状態で、内側部材と外側部材を最終的に連結した場合に、この最終的な連結時に合わせ誤差吸収部で合わせ誤差を吸収できるため、ボディサイドの車幅方向の位置変化量を低減できるようになる。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
図1〜図5は本発明の第1実施形態を示し、図1は本発明を適用するボディサイド部分を示す車体の側面図、図2は前後方向補強部材と車幅方向補強部材との結合部分を示す要部斜視図、図3は図2中B−B線に沿った結合途中の断面図、図4は結合完了した図3に対応した断面図、図5はボディサイドとフロアとの組付け装置を示す概略構成図である。
この第1実施形態の車体のフロア構造は、図1に示す車体BのA部におけるボディサイドBSとフロアFとの結合部分であって、図2に示すように、前後方向補強部材としてのサイドシル10に車幅方向補強部材としてのクロスメンバ20の車幅方向端部を結合する部分に適用される。
前記サイドシル10はフロアFの車幅方向両側部に車体前後方向に延在し、図2に示すように、それぞれハット形断面に形成した内側部材としてのシルインナ11と外側部材としてのシルアウタ12とを、それぞれのフランジ部11a,12aを接合することにより閉断面に形成してある。
シルインナ11は予めフロアFに接合配置される一方、シルアウタ12はボディサイドBSに一体形成されていて、フランジ部11a,12aはサイドシル10の上下方向に配置され、シルインナ11とシルアウタ12は車幅方向に対向して接合される。
前記クロスメンバ20はフロアFの上面に沿って車幅方向に延在し、図2に示すように、ハット形断面に形成してその下面フランジ部20aをフロアFに接合することにより閉断面を構成している。
クロスメンバ20は、その上面が車幅方向端部で傾斜面20bをもって立上がって形成されてサイドシル10と略等しい高さhとなり、この車幅方向端部が両側フランジ20cおよび上面フランジ20dを介してシルインナ11の上側面に結合される。
ここで、本実施形態ではシルインナ11とシルアウタ12との間に、このシルインナ11に前記クロスメンバ20の端部を結合した状態で、これらシルインナ11とシルアウタ12とを結合した際に、シルアウタ12とシルインナ11との車幅方向の合わせ誤差を吸収する合わせ誤差吸収部30を設けてある。
合わせ誤差吸収部30は、シルインナ11の上側面11bに形成されて車幅方向の寸法変化を許容する切欠部31と、シルインナ11に予めクロスメンバ20の端部を結合した状態でシルインナ11とシルアウタ12とを結合する際に、前記切欠部31に対応した部分でシルインナ11とシルアウタ12とを連結する連結部材32と、を備えている。
前記切欠部31は、シルインナ11の上側面11bの途中から車幅方向外方に向かって上方のフランジ部11aとともに切除して形成してある。
前記連結部材32は、図3に示すように、シルインナ11の内側面11cに結合する一端結合部32aと、前記切欠部31を貫通してサイドシル10の外方に突出し、切欠部31に対応した部分でシルアウタ12のフランジ部12aに結合する他端結合部32bと、切欠部31の車幅方向縁部としての上側面11bと結合する中間結合部32cとを備えて全体的にクランク状に形成してある。
このとき、前記連結部材32は、その形状や板厚などにより決定される剛性を、サイドシル10やクロスメンバ20などの周辺部品よりも低く設定してある。
また、前記連結部材32の一端結合部32aと中間結合部32cとの間の中腹部32dは、図3に示すように、シルインナ11の内側面11cに沿って略平行に配置されるが、これら中腹部32dと内側面11cとの間には合わせ誤差を吸収するのに十分な隙間、例えば1.0mm以上の隙間δ1を設けてある。
更に、前記連結部材32の前後幅W1は、クロスメンバ20の端部幅W2よりも十分に大きく設定してあり、切欠部31は連結部材32を挿通するのに十分な幅をもって形成してある。
また、この切欠部31の車幅方向端縁31aと連結部材32の他端結合部32bとの間には、合わせ誤差を吸収するのに十分な隙間、例えば1.0mm以上の隙間δ2を設けてある。
図4はシルインナ11に予めクロスメンバ20の端部を結合した状態でシルインナ11とシルアウタ12とを結合した後、連結部材32の中間結合部32cに切欠部31の車幅方向縁部となるシルインナ11の上側面11bを溶接33した状態を示し、この溶接33によって前記切欠部31の形成部分では、シルインナ11の上側面11bが前記中間結合部32cを介してシルアウタ12の上側フランジ12aに連結される。
以上の構成によりこの第1実施形態の車体のフロア構造によれば、車体Bの組立時には、図5に示すように、シルアウタ12を有するボディサイドBSと予めシルインナ11とクロスメンバ20を接合配置したフロアFは治具T1,T2に保持されており、両治具T1,T2を互いに近接する方向に移動して合体させることにより、ボディサイドBSとフロアFとが所定の位置関係をもって接するようになっており、この時にシルインナ11とシルアウタ12とを結合することになる。
このとき、予め連結部材32の一端結合部32aをシルインナ11の内側面11cに接合しておき、シルインナ11とシルアウタ12のフランジ部11aと12aとを接合した後、連結部材32の他端結合部32bをシルアウタ12のフランジ部12aに接合し、その後に、シルインナ11の上側面11bと連結部材32の中間結合部32cとを溶接33により接合する。
即ち、前記フランジ部11aと12aとの接合、および連結部材32の他端結合部32bとフランジ部12aとの接合が完了した時点では、シルインナ11の上側面11bと連結部材32の中間結合部32cとは、非結合状態にある。
従って、フロアFにクロスメンバ20とともに予め接合されたシルインナ11とボディサイドBSのシルアウタ12との間に所定の合わせ基準値を超える合わせ誤差が存在する場合、シルインナ11は切欠部31を形成した部分で剛性が低くなっているため、切欠部31の車幅方向の幅を狭めつつ内側面11cおよび上側面11bが変形して合わせ誤差を吸収する。
このとき、切欠部31の車幅方向端縁31aと連結部材32の他端結合部32bとの間に合わせ誤差を吸収するのに十分な隙間δ2を設けてあるので、切欠部3の形成部分でシルインナ11の変形が許容される。
また、シルインナ11の変形時に連結部材32も一端結合部32aを中心とした車幅方向への回転方向に変形することになり、かつ、連結部材32の中腹部32dと内側面11cとの間には合わせ誤差を吸収するに十分な隙間δ1を設けてあるので、変形する内側面11cが中腹部32dに干渉するのを防止することができる。
そして、図4に示すように、最終的に連結部材32の中間結合部32cにシルインナ11の上側面11bを溶接33することにより、この上側面11bは中間結合部32cおよび他端結合部32bを介してシルアウタ12のフランジ部12aに結合されることになり、切欠部31による剛性低下を連結部材32で補完してクロスメンバ20とサイドシル10とを剛結状態にすることができる。
なお、前記溶接33に代えて、ボルト・ナットにより結合することも可能であり、また、性能要求から場合によって、連結部材32の中間結合部32cとシルインナ11の上側面11bとを非結合の状態としてもよい。
このように、切欠部31の形成部分でシルインナ11と連結部材32とが優先的に変形することにより合わせ誤差が吸収されて、合わせ感度(=ボディサイド位置誤差量/合わせ誤差量)は低くなる。
因に、合わせ感度は従来構造が1.0であるのに対して本実施形態では少なくとも0.7以下に設定でき、この合わせ感度は前記切欠部31や連結部材32の形状を変えることで調節することができる。
また、シルインナ11の上側面11bを溶接33によって連結部材32の中間結合部32cに結合したが、この溶接33に代えて連結部材32側にウエルドナットを設けてシルインナ11側からボルト締結することにより結合することもできる。
図6,図7は本発明の第2実施形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図6は車幅方向補強部材を結合する部分の前後方向補強部材を示す要部斜視図、図7は図6中C−C線に対応する部分で切断した前後方向補強部材と車幅方向補強部材との結合部分を示す断面図である。
この第2実施形態の車体のフロア構造は、サイドシル10およびクロスメンバ20の構成は基本的に前記第1実施形態と略同様となり、図6,図7に示すように、シルインナ11の上側面11bに上方のフランジ部11aまで切除した切欠部31を形成してある。
そして、特に本実施形態が第1実施形態と異なる点は、連結部材34を、切欠部31に車幅方向に跨って配置し、シルアウタ12の上方のフランジ部12aに結合する車幅方向外方端部34aと、シルインナ11の上側面11bに結合する車幅方向内方端部34bと、により断面略L字状に形成してある。
勿論、本実施形態にあっても切欠部31の車幅方向端縁31aとシルアウタ12の上方のフランジ部12aとの間に、合わせ誤差を吸収するに十分な隙間、例えば1.0mm以上の隙間δ3を設けてある。
従って、この第2実施形態の車体のフロア構造によれば、車体Bの組立時に連結部材34の車幅方向外方端部34aをシルアウタ12の上方のフランジ部12aに接合しておく一方、車幅方向内方端部34bとシルインナ11の上側面11bとを非結合状態にしておく。
この状態で図5に示したように、治具T1,T2を互いに近接する方向に移動して合体させることにより、シルインナ11とシルアウタ12との間に所定の合わせ基準値を超える合わせ誤差が存在する場合、シルインナ11は切欠部31を形成した部分で剛性が低くなっているため、切欠部31の車幅方向の幅を狭めつつ内側面11cおよび上側面11bが変形して合わせ誤差を吸収する。
そして、最終的に連結部材34の車幅方向内方端部34bをシルインナ11の上側面11bに溶接やボルトなどの結合手段を介して結合することにより、切欠部31による剛性補完によってクロスメンバ20とサイドシル10とを剛結状態にする。
ところで、本実施形態では連結部材34の車幅方向内方端部34bは、図7に示すように、シルインナ11の上側面11bの上面に接合したクロスメンバ20の上面フランジ20dの上面に接合したが、前記車幅方向内方端部34bは切欠部31からサイドシル10の内方に配置してシルインナ11の上側面11bの下面に接合してもよい。
従って、この実施形態では連結部材34を単に略L字状に形成すればよく、この連結部材34の構造を簡素化できるとともに、合わせ感度をより下げることができる。
図8〜図10は本発明の第3実施形態を示し、前記第2実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図8は前後方向補強部材と車幅方向補強部材との結合部分を示す要部斜視図、図9は図8中D−D線に沿った結合途中の断面図、図10は前後方向補強部材の車幅方向補強部材を結合する部分を示す要部斜視図である。
この第3実施形態の車体のフロア構造は、サイドシル10とクロスメンバ20との結合構造は基本的に前記第2実施形態と略同様となり、図8,図9に示すように、切欠部31を跨いで略L字状の連結部材34を介してシルアウタ12の上方のフランジ部12aとシルインナ11の上側面11bとを連結してある。
そして、特に本実施形態が第2実施形態と異なる点は、図10に示すように、切欠部31の周縁部をシルインナ11の上方のフランジ部11aを切除することなく連続させてある。
即ち、前記フランジ部11aは切欠部31に面する下側縁を波形状に切除して、このフランジ部11aの上側縁を連続させてある。
従って、この第3実施形態の車体のフロア構造によれば、第2実施形態と同様に連結部材34の車幅方向外方端部34aをシルアウタ12の上方のフランジ部12aに接合しておき、最終的に連結部材34の車幅方向内方端部34bを切欠部31を跨いでシルインナ11の上側面11aに結合するようにしている。
このとき、切欠部31はシルインナ11の上方のフランジ部11aの上側縁部を残して連続させたので、切欠部31による車幅方向の寸法変化を許容しつつ、シルインナ11とシルアウタ12の結合強度を高めることができる。
また、本実施形態は第2実施形態に適用した場合を開示したが、これに限ることなく第1実施形態にあっても適用することができる。
ところで、本発明の車体のフロア構造は前記第1〜第3実施形態に例をとって説明したが、これら実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
本発明を適用するボディサイド部分を示す車体の側面図である。 本発明の第1実施形態における前後方向補強部材と車幅方向補強部材との結合部分を示す要部斜視図である。 図2中B−B線に沿った結合途中の断面図である。 結合完了した図3に対応した断面図である。 ボディサイドとフロアとの組付け装置を示す概略構成図である。 本発明の第2実施形態における車幅方向補強部材を結合する部分の前後方向補強部材を示す要部斜視図である。 図6中C−C線に対応する部分で切断した前後方向補強部材と車幅方向補強部材との結合部分を示す断面図である。 本発明の第3実施形態における前後方向補強部材と車幅方向補強部材との結合部分を示す要部斜視図である。 図8中D−D線に沿った結合途中の断面図である。 本発明の第3実施形態における前後方向補強部材の車幅方向補強部材を結合する部分の要部斜視図である。
符号の説明
10 サイドシル(前後方向補強部材)
11 シルインナ(内側部材)
11b シルインナの上側面
11c シルインナの内側面
12 シルアウタ(外側部材)
20 クロスメンバ(車幅方向補強部材)
30 合わせ誤差吸収部
31 切欠部
32 連結部材
32a 一端結合部
32b 他端結合部
32c 中間結合部
34 連結部材
34a 車幅方向外方端部
34b 車幅方向内方端部
B 車体
BS ボディサイド
F フロア

Claims (4)

  1. フロアの側部に車体前後方向に延在し、内側部材と外側部材とを結合して閉断面を形成した前後方向補強部材と、フロア面に沿って車幅方向に延在する車幅方向補強部材とを備え、車幅方向補強部材の車幅方向端部を前後方向補強部材の内側部材に結合する車体のフロア構造において、
    前記車幅方向補強部材の配置部位で、前記内側部材と外側部材との間に、これら前後方向補強部材と車幅方向補強部材との合わせ誤差を吸収する合わせ誤差吸収部を設け
    合わせ誤差吸収部は、内側部材の上側面に形成されて車幅方向の寸法変化を許容する切欠部と、
    予め内側部材に車幅方向補強部材を結合して、内側部材と外側部材とを結合する際に、前記切欠部に対応した部分で、内側部材と外側部材とを連結する連結部材と、を備えたことを特徴とする車体のフロア構造。
  2. 連結部材は、前後方向補強部材の内方に配置されて内側部材の内側面に結合した一端結合部と、
    前記切欠部を貫通して前後方向補強部材の外方に突出して外側部材に結合される他端結合部と、
    切欠部の車幅方向縁部に結合される中間結合部とを備え、
    該連結部材は前後方向補強部材および車幅方向補強部材よりも剛性が低く設定され、前記他端結合部と中間結合部とが、この順に対応する部材に結合されることを特徴とする請求項1に記載の車体のフロア構造。
  3. 連結部材は、切欠部に車幅方向に跨って配置し、予め外側部材に結合した車幅方向外方端部と、
    予め内側部材に車幅方向補強部材を結合して、内側部材と外側部材との結合時に、前記切欠部に対応した部分で内側部材に結合される車幅方向内方端部と、を備えて形成したことを特徴とする請求項1に記載の車体のフロア構造。
  4. 切欠部は、その周縁部を連続させたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の車体のフロア構造。
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