JP4405724B2 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル階調画像の各画素の階調再現を網点の大きさを変調することによって表現する画像処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、カラー画像の表現においてデジタル階調画像を2値画像で表現するデジタルハーフトーン手法が知られている。通常、カラーデジタル階調画像は階調と色の要素を有し、この階調を2値画像として表現するために網点を使用している。例えば入力画像が256階調のデータであった場合、その階調を表現する網点マトリクスは最低16×16マス目で表現され、そのマス目に対して所定の順序で閾値のタイリングを行い、入力画像の各画素のデジタル値が該閾値を上回ればその画素を埋める(画素値をONにする)。これにより、マトリクス内の埋められた画素と埋められていない画素との面積比率によって所望の階調が表現される。そして、この網点が1インチ(2.54cm)の幅に何列並ぶかという単位は「線」で表され、仮に画像記録装置の出力解像度が1200dpiで120線の画像にしたい場合、網点マトリクスサイズは10×10となるので100(10×10)階調が表現できるということになる。
【0003】
一般に商業印刷においては、CMYK4色のデジタル階調画像に対して、網点を配置するスクリーニングを行い、各色成分の版ごとに網点画像を作成している。AM(振幅変調)スクリーン法によれば、このような階調表現を網点の大きさを変調することで実現している。しかし、階調表現が網点の大きさで表現され、各網点が所定のピッチで配置されるために規則的なパターンが発生してしまい、4版を重ねた印刷物上では各版の網点の光学的な相互作用により干渉縞(モアレやロゼッタパターン)が生じる。この対策として、一般的にイエローを除く3版についてスクリーン角度30度ずつ離し、イエローをそのいずれかの版から15度傾けることによって、干渉縞の発生を抑制している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、例えば120線で原稿の濃淡が256階調であるデータを出力するには、出力解像度として120×16=1920dpiが必要ということになる。したがって、出力機器の解像度が1200dpiしかない場合には、120線では100階調のデータしか出力できず、256階調では出力できないことになる。
【0005】
このように、記録装置が低解像度出力であった場合、AMスクリーン法では所望の線数と階調数を再現することは困難であり、階調数を高くすれば線数が低くなり、線数を高くすれば階調数が低くなるという問題があった。
【0006】
本発明は上述した問題を解決するためになされたものであり、低解像度出力の記録装置であっても同一線数でより高階調を表現可能とすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための一手法として、本発明の画像処理方法は以下の特徴を備える。
【0008】
網点サイズを変調することによって階調を表現する画像処理装置において、入力画素値と、網点マトリクスに対応した閾値マトリクスを構成する複数の閾値のうち該入力画素値の画像位置に対応する閾値とを比較することにより、入力画素値から低濃度ドットにより表現される低濃度ドットデータと高濃度ドットにより表現される高濃度ドットデータとを生成する生成手段を有し、N+1個の低濃度ドットにより表現される画像濃度が1個の高濃度ドットにより表現される画像濃度に対応しており、前記生成手段は、生成される低濃度ドットデータに含まれる低濃度ドットの個数がN個を超える場合、N+1個の低濃度ドットを個の高濃度ドットに置換するよう制御する。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明は、網点サイズを変調することによって階調を表現する画像処理方法であって、網点マトリクス内において、N個の低濃度ドットを順次形成することによってN段階の階調を表現し、さらにM個の高濃度ドットを順次形成することによって、N段階の次段階からM段階の階調を表現するものであり、低濃度ドットはN個の低濃度用閾値マトリクスを用いて形成され、高濃度ドットはM個の高濃度用閾値マトリクスを用いて形成される。
【0010】
より具体的には、網点マトリクス内の所定位置における画素を入力し、入力画素値が高濃度用閾値マトリクス内の所定位置における閾値よりも大きい場合に、高濃度ドットを出力し、入力画素値が該閾値よりも小さい場合に、該入力画素値が高濃度用閾値マトリクス内の全閾値列において属する閾値範囲を探索し、低濃度用閾値マトリクス内の所定位置における閾値が閾値範囲内にある場合に、入力画素値が該閾値よりも大きければ低濃度ドットを出力する。
【0011】
なお、N個の低濃度用閾値マトリクスは、高濃度用閾値マトリクスを含む全マトリクスの閾値群において、N個以下の連続する閾値を含み、高濃度用閾値マトリクスと低濃度用閾値マトリクスがあわせて3個以上である場合、少なくとも1つの閾値マトリクスは閾値が含まれない画素を有し、高濃度用閾値マトリクスは、画素位置毎に全て異なる閾値を有する。
【0012】
このような本発明は、具体的に図1〜図13に示す構成において、以下の第1乃至第4の実施形態と対応して実現される。
【0013】
以下、本発明に係る一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
なお、説明を分かりやすくするために、以下の説明ではスクリーン角は0度、網点マトリクスのサイズは3×3とし、高濃度ドットとして濃シアンインク、低濃度ドットとして淡シアンインクを用いる例について説明する。
【0015】
<第1実施形態>
本実施形態においては、3レベルの濃度順に淡シアンインクを3ドット(N=3)打ち、その次レベルの濃度については濃シアンインク1ドット(M=1)に置き換えることによって、網点マトリクスを生成する例を示す。
【0016】
通常、印刷においては、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4色のインクを用いてカラーを表現する。本実施形態においては、例えばC色を例とすると、希釈率の異なる濃シアンインクと淡シアンインクを用いることによって、階調数の向上を実現する。
【0017】
図1(a)は印刷による網点を示し、これをデジタルで実現すると、図1(b)に示す網点マトリクスとなる。図1(a)に示すAMスクリーンの網点の大きさは、図1(b)に示すように、その階調値に応じた画素の集合によって表すことができる。
【0018】
図2は、デジタル画像(256階調)に対する、スクリーン角0度のシアン版の網点マトリクス(5×5)における閾値パターンの例である。図2の閾値パターンは、濃インクのみ使用した場合の例であり、デジタルで行われる従来のAMスクリーン法の一例である。例えば、入力値が11の場合、この閾値パターンにおける閾値10の位置にドットが配置される。また入力値が42の場合、10,20,31,41の位置にドットが配置される。閾値パターンは例えば、中心から徐々に網点の大きさが太くなるように閾値をタイリングしている。これは、AMスクリーン法では階調を網点の面積を変調することによって表すため、中心から階調に応じてドットを打つことにより、網点の大きさを表現するためである。
【0019】
以下、図3〜図6を参照して、本実施形態のAMスクリーン法による網点の作成方法について説明する。
【0020】
図3は濃度レベルに応じた網点の太り方を示す図であり、図3(a)が従来の濃シアンインクのみを使用した場合、図3(b)が本実施形態において濃シアンインクと淡シアンインクを用いた場合を示している。本実施形態では3レベルの濃度順に淡シアンインクを3ドット打って、次レベルの濃度については濃シアンインク1ドットのみに置き換えて打つため、形成される網点は図3(b)に示すような順で、濃度レベルに応じて徐々に太っていく。図3からも分かるように、従来に比べて本実施形態によれば、希釈率またはサイズ変調により生成される低濃度インクをNドット打ち、これを高濃度インクMドットに置き換えることで網点の太り方を表現することにより、高階調を表現することが可能である。すなわち、図3(a)に示す従来例では9レベルの階調表現しかできなかったが、図3(b)に示す本実施形態によれば、33レベルの階調表現が可能となる。
【0021】
本実施形態におけるこのような網点の太り方は、以下に示すハーフトーン手法によって作成することができる。
【0022】
図4は、本実施形態で用いられる閾値パターン例を示す。本実施形態では淡シアンインクを3ドット(N=3)打ち、次レベル濃度については濃シアンインク1ドット(M=1)に置き換えることによって網点マトリクスを生成する。したがって閾値マトリクスとしては、濃シアンマトリクス1個(M=1)と、淡シアンマトリクス3個(N=3)の合計4個(M+N=4)の閾値マトリクスを用いる。図4の(a)が濃シアンマトリクスの例を示し、図4の(b),(c),(d)はそれぞれ、淡シアンマトリクス1,2,3の例を示す。なお、これら淡シアンマトリクス1,2,3内の閾値としては、全マトリクスの閾値群において連続した3つの閾値を含んでおり、また、淡シアンマトリクス2,3の斜線部は、閾値を設定する必要がない部分である。
【0023】
本実施形態では、図4に示すマトリクスを用いて2値化を行う場合、濃シアンマトリクス,淡シアンマトリクス1,淡シアンマトリクス2,淡シアンマトリクス3、の順番に適用して、各ピクセルの2値化を行う。以下、本実施形態における2値化手法、すなわち網点の形成方法について、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0024】
図5において、まずステップS201で画素値Inを入力し、ステップS202において、入力画素値Inが濃シアンマトリクスの閾値thよりも大きいか否かを判定し、大きければステップS210で濃ドット出力を1(ON)とし、次の入力画素の処理へと移る。
【0025】
一方、ステップS202でInがthよりも小さければステップS203へ進み、Inが濃シアンマトリクスの閾値列[0,n1,n2,n3,・・・254]のどの範囲(m1<In≦m2)に入るかを探索し、該範囲を閾値範囲として抽出する。
【0026】
そしてステップS204において、淡マトリクス1の閾値L1thが上記閾値範囲内(m1<L1th≦m2)であるか否かを判定し、閾値範囲内であればステップS205でInとL1thを比較し、InがL1thよりも大きければステップS211で淡ドット出力を1(ON)とし、次の入力画素の処理へと移る。
【0027】
一方、ステップS205でInがL1thよりも小さい場合、またはステップS204でL1thが閾値範囲外である場合にはステップS206へ進み、淡マトリクス2の閾値L2thが閾値範囲内(m1<L2th≦m2)であるか否かを判定し、閾値範囲内であればステップS207でInとL2thを比較し、InがL2thよりも大きければステップS211で淡ドット出力を1(ON)とする。
【0028】
一方、ステップS207でInがL2thよりも小さい場合、またはステップS206でL2thが閾値範囲外である場合にはステップS208へ進み、淡マトリクス3の閾値L3thが閾値範囲内(m1<L3th≦m2)であるか否かを判定し、閾値範囲内であればステップS209でInとL3thを比較し、InがL3thよりも大きければステップS211で淡ドット出力を1(ON)とする。
【0029】
一方、ステップS209でInがL3thよりも小さい場合、またはステップS208でL3thが閾値範囲外であれば、ステップS212で淡ドット出力を0(OFF)とし、次の入力画素の処理へと移る。
【0030】
以上説明したステップS201〜S212の処理を入力画像の各画素について逐次繰り返すことにより、本実施形態の2値化が行われる。
【0031】
なお本実施形態においては、淡シアンマトリクスの2値化についてはどのような順序で行われても良い。つまり、それぞれ淡シアンマトリクス1,2,3にそれぞれ対応する上記ステップS204とS205,S206とS207,S208とS209については、その処理順序は問わない。
【0032】
以上説明した2値化処理を、図6を用いてより具体的に説明する。図中の(a),(b),(c),(d)はそれぞれ図4の各マトリクスを示し、入力画素の500部分と、各マトリクスの閾値501,502,503,504の各部分が対応しているとする。
【0033】
入力画素500として画素値140が入力されたとすると、上述したステップS202の処理において、図4(a)に示す濃シアンマトリクスの501部分の閾値th=160と入力画素値In=140が比較され、入力画素値Inが閾値thよりも小さいため、濃シアンインクは打たれずステップS203の処理へと移る。
【0034】
ステップS203の処理では、図4(a)に示す濃シアンマトリクスの閾値列[32,64,96,128,160,192,220,241,254]中において、入力画素値In=140がどの範囲に入るかを探索することによって、閾値範囲を抽出する。ここでは、m1=128,m2=160となり、閾値範囲は128〜160として得られる。
【0035】
次にステップS204の処理に移り、図4(b)に示す淡シアンマトリクス1の502部分の閾値L1th=112が上記閾値範囲内に入っているか否かを判定する。ここで閾値L1th=112は128から160の閾値範囲内でないため、ステップS206の処理へと移る。
【0036】
ステップS206では、ステップS204と同様に、図4(c)に示す淡シアンマトリクス2の503部分の閾値L2th=136が、上記閾値範囲内に入っているか否かを判定する。ここで閾値L2th=136は上記閾値範囲内であるため、ステップS207で閾値L2thと入力画素値Inの比較が行われる。入力画素値In=140は閾値L2th=136より大きいため、ステップS211で淡シアンドットは1(ON)となる。つまり、ここで淡シアンドットが打たれて処理が終了し、次の入力画素の処理へ移る。
【0037】
他の画素についても同様に、例えば図6の505部分の入力画素が、各マトリクスの閾値506,507,508,509の各部分に対応している。この入力画素505の画素値が上記と同様にIn=140であった場合、ステップS202の処理において506部分の濃シアンマトリクスの閾値th=192と比較され、閾値th=192よりも入力画素値In=140が低いため濃シアンドットは打たれず、ステップS203の処理へ移る。ステップS203において、該画素値In=140が該当する濃シアンマトリクス内の閾値範囲は、上記と同様に128〜160の範囲であり、同様にステップS204の処理に移る。
【0038】
ステップS204においては、淡シアンマトリクス1の507部分の閾値L1th=120が上記閾値範囲外であるためステップS206の処理に移り、淡シアンマトリクス2の508部分の閾値L2th=144は閾値範囲内であるためステップS207の比較が行われ、入力画素値In=140が閾値L2th=144より小さいため、ステップS208の処理に移る。ステップS208ではステップS206と同様に、淡シアンマトリクス3の509部分の閾値L3th=168が閾値範囲外であるため、ステップS212において淡シアンドットは打たれないまま、この入力画素に対する処理は終了する。
【0039】
以上のように、全ての入力画素が140という値をとる場合、図4に示すマトリクスを用いた2値化結果として、図6に示すような濃シアンと淡シアンによる2値画像が作成され、図3(b)に示すレベル17の網点が構成される。
【0040】
以上説明したように本実施形態によれば、3レベルの濃度順に淡シアンインクを3ドット(N=3)打ち、その次レベルの濃度については濃シアンインク1ドット(M=1)に置き換えて網点マトリクスを生成することによって、高階調表現が可能となる。
【0041】
なお、本実施形態で説明した濃淡シアンインク用のマトリクス数、すなわち高濃度、低濃度の各ドットを打つ数は、この例に限るものではなく、AM(振幅変調)スクリーンで作成された網点に対し、Nレベル分の低濃度ドットをN(N≧0)ドット打った後、次レベルの濃度については高濃度ドットM(M≧1)ドットに置き換えれば良い。これにより、一定サイズの網点マトリクスにおいて高階調を表現することができる。また、上記Nの値をメディアサイズやインクの希釈率、またはビームの濃度や露光量に応じて選択することにより、網点マトリクスのサイズに関わらず、低解像度の出力装置においても同一線数でより高階調な網点を表現することができる。
【0042】
なお、低濃度ドットを1ドット打った後に高濃度ドットに置き換える場合(N=1)、高濃度用閾値マトリクスにおける閾値範囲を取得する必要はない。すなわち、図5のステップS203における閾値範囲取得処理、及びステップS204における該閾値範囲に関する比較処理を行う必要はない。
【0043】
<第2実施形態>
以下、本発明に係る第2実施形態について説明する。
【0044】
第2実施形態においては、低淡シアンインクドット(低濃度インク)を2ドット打った後、高淡シアンインクドット(中濃度ドット)2ドットに置き換え、その後さらに、濃シアンドット(高濃度ドット)1ドットに置き換えることによって、上述した第1実施形態に対してさらなる高階調表現を可能とする例を示す。
【0045】
図7は、第2実施形態における濃度レベルに応じた網点の太り方を示す図である。第2実施形態では2レベルの濃度順に低淡シアンインクを2ドット打って、次の2レベルの濃度順に高淡シアンインクに置き換え、さらに次レベルの濃度については濃シアンインク1ドットに置き換えるため、形成される網点は図7に示すような順で、濃度レベルに応じて徐々に太っていく。すなわち、第1実施形態において図3(a)に示した従来例では9レベルの階調表現しかできなかったが、図7に示す第2実施形態によれば、43レベルの階調表現が可能となる。
【0046】
第2実施形態におけるこのような網点の太り方は、以下に示すハーフトーン手法によって作成することができる。
【0047】
図8は、第2実施形態において2種類の低濃度インク(以後、中濃度インクと低濃度インクとする)を用いる場合の閾値パターン例を示す。第2実施形態では低淡シアンインク2ドットを高淡シアンインク2ドット(N=4)に置き換え、さらに濃シアンインク1ドット(M=1)に置き換えることによって網点マトリクスを生成する。したがって閾値マトリクスとしては、濃シアンマトリクス1個(M=1)と、低淡シアンマトリクスと高淡シアンマトリクスがそれぞれ2個(N=4)の合計5個(M+N=5)の閾値マトリクスを用いる。このように第2実施形態においては、L種類の淡シアンインクを用いるために、淡シアンマトリクスとして2×L個を用意する。
【0048】
図8の(a)が濃シアンマトリクスの例を示し、図8の(b),(c)はそれぞれ低淡シアンマトリクス1,2の例を、図8の(d),(e)はそれぞれ高淡シアンマトリクス1,2の例を示す。なお、これら低淡・高淡シアンマトリクス1,2内の閾値としては、全マトリクスの閾値群において連続した2つの閾値を含んでいる。また、低淡・高淡シアンマトリクス2の斜線部は、閾値を設定する必要がない部分である。
【0049】
第2実施形態における2値化処理の基本は、基本的に上述した第1実施形態と同様である。以下、図9を用いて、第2実施形態における2値化処理をより具体的に説明する。図中の(a),(b),(c),(d),(e)はそれぞれ図8の各マトリクスを示し、入力画素の800部分と、各マトリクスの閾値801,802,803,805,806の各部分が対応しているとする。
【0050】
入力画素800として画素値130が入力されたとすると、図8(a)に示す濃シアンマトリクスの801部分の閾値th=150と入力画素値In=130が比較され、入力画素値Inが閾値thよりも小さいため、濃シアンインクは打たれず、入力画素値Inが濃シアン閾値マトリクスの閾値列中においてどの範囲に入るかを探索する。
【0051】
この場合、閾値範囲はm1=120,m2=150の範囲となるが、第2実施形態では低濃度インクを2種類用いるため、この閾値範囲を2つの領域に分割する必要がある。従って、例えば分割用閾値として138を与え、m11=120,n12=138,m22=150とする。以下、m11〜m12の範囲を低淡インク領域、m12〜m22の範囲を高淡インク領域とする。なお、第2実施形態における分割閾値としては、L種類の記録剤を用いる際に、最上位マトリクス内の閾値範囲をL個の範囲に分割するために、適宜決定される。
【0052】
入力画素130は低淡インク領域に相当するため、図8において▲1▼の矩形で囲まれた処理へと移る。以降の処理は第1実施形態で述べた処理と同様であり、低淡シアンマトリクス1の802部分の閾値128はm11〜m12の低淡インク領域に含まれているため、画素値との比較が行われ、入力画素値130が閾値128より大きいため、低淡シアンインクのドットが打たれる。
【0053】
同様に、画素値140が入力された場合、範囲探索まで上記と同様の処理が行われ、入力画素はこの場合、高淡インク領域となるため、図8において▲2▼の矩形で囲まれた処理へと移る。すなわち、高淡シアンマトリクス1の805部分の閾値138はm12〜m22の高淡インク領域に含まれているため、画素値との比較が行われ、入力画素140が閾値138より大きいため、高淡シアンインクのドットが打たれる。
このように第2実施形態においては、前記低濃度ドットをL種類の記録剤によって形成する場合、2×L個の低濃度用閾値マトリクスを用いる。また、高濃度用閾値マトリクスにおいて探索された閾値範囲をL個の領域に分割して、入力画素値が属する領域を分割閾値範囲として探索し、低濃度用閾値マトリクス内の閾値が該分割閾値範囲内にある場合に、入力画素値が該閾値よりも大きければ低濃度ドットを出力する。
【0054】
以上説明したように第2実施形態によれば、低濃度インク2種類と高濃度インク1種類の計3種類のインクを用いて、さらなる高階調を表現できる。
【0055】
<第3実施形態>
以下、本発明に係る第3実施形態について説明する。
【0056】
第3実施形態においては、淡シアンインクドットを3ドット打った後、濃シアンインクドットの1ドットに置き換え、その後さらに、濃シアンドットの1ドットを重ね打ちすることによって、上述した第1実施形態に対してさらなる高階調表現を可能とする例を示す。
【0057】
図10は、第3実施形態における濃度レベルに応じた網点の太り方を示す図である。第3実施形態では3レベルの濃度順に淡シアンインクを3ドット打って、次レベルの濃度で濃シアンインク1ドットうち、さらに次レベルの濃度で濃シアンインク1ドットを重ね打ちするため、形成される網点は図10に示すような順で、濃度レベルに応じて徐々に太っていく。すなわち、第1実施形態において図3(a)に示した従来例では9レベルの階調表現しかできなかったが、図10に示す第3実施形態によれば、42レベルの階調表現が可能となる。
【0058】
第3実施形態におけるこのような網点の太り方は、以下に示すハーフトーン手法によって作成することができる。
【0059】
図11に、第3実施形態における閾値パターン例を示す。第3実施形態では淡シアンインク3ドット(N=3)を濃シアンインク1ドットに置き換え、さらに濃シアンインク1ドット(M=2)を重ね打ちすることによって網点マトリクスを生成する。したがって閾値マトリクスとしては、濃シアンマトリクス2個(M=2)と、淡シアンマトリクス3個(N=3)の合計5個(M+N=5)の閾値マトリクスを用いる。図11の(a),(b)がそれぞれ濃シアンマトリクス1,2の例を示し、図8の(c),(d),(e)はそれぞれ淡シアンマトリクス1,2,3の例を示す。なお、また、淡シアンマトリクス2,3の斜線部は、閾値を設定する必要がない部分である。
【0060】
第3実施形態の2値化処理において、上述した第1実施形態と異なる点は、濃シアンマトリクス1中の閾値と入力画素の比較結果に関係なく、濃シアンマトリクス2の処理に移り、濃シアンマトリクス1,2のいずれにおいても入力画素が閾値より小さかった場合、つまり濃ドットが打たれなかった(OFF)場合に、最上位のマトリクスである濃シアンマトリクス1の閾値列中における入力画素の範囲を探索し、その後、淡シアンマトリクス1の処理に移る、という点である。それ以降は、第1実施形態と同様である。
【0061】
以下、図12を用いて、第3実施形態における2値化処理をより具体的に説明する。図中の(a),(b),(c),(d),(e)はそれぞれ図11の各マトリクスを示し、入力画素の110部分と、各マトリクスの閾値111,112,113,114,115、及び淡シアン2値化画像の116、の各部分が対応しているとする。
【0062】
入力画素110として画素値140が入力されたとすると、図11(a)に示す濃シアンマトリクス1の111部分の閾値150と入力画素値140を比較し、濃シアンマトリクス2へと移る。そして、濃シアンマトリクス2の112部分の閾値144と入力画素値140を比較し、濃シアンマトリクス1と濃シアンマトリクス2のいずれにおいても入力画素は閾値より小さいため、最上位の濃シアンマトリクス1の閾値列中において入力画素がどの範囲にあるかを探索した後、淡シアンマトリクスの処理に移る。以降は第1実施形態と同様の処理を行うため説明を省略する。
【0063】
同様に、画素値155が入力された場合には、濃シアンマトリクス1の111部分の閾値150と比較し、入力画素の方が大きいため濃シアンドットが打たれる。次に、濃シアンマトリクス2の112部分の閾値144と比較し、入力画素の方が大きいので、さらに濃シアンドットが重ねて打たれ、当該ドットについての処理を終了する。
【0064】
このように第3実施形態においては、高濃度ドットを1つの記録画素に対して重ね打ちする場合、前記高濃度用閾値マトリクスを少なくとも2個用い、これら全ての高濃度用閾値マトリクスについて、所定位置における閾値よりも入力画素値が小さい場合に、入力画素値が高濃度用閾値マトリクス内の全閾値列において属する閾値範囲を探索する。
【0065】
以上説明したように第3実施形態によれば、濃シアンインクを重ね打ちすることによってさらなる高階調を表現することができる。
【0066】
なお、上述した第2実施形と第3実施形態の組み合わせ、すなわち、3種類の濃度のインクを用い、更に重ね打ちを考慮することによって、さらなる高階調を実現することも可能である。
【0067】
<第4実施形態>
以下、本発明に係る第4実施形態について説明する。
【0068】
第4実施形態においては、閾値に対応する入力値と低濃度インクの2値出力値の関係をテーブル化しておくことにより、処理を高速化する例を示す。
【0069】
例えば、第1実施形態で示した淡シアンドットを3ドット打って、濃シアンドット1ドットに置き換える2値化方法を実行する際、第4実施形態においては、図4(a)に示す濃シアンインクマトリクス中の各々の閾値に対応する入力値と、低濃度インクの2値出力値の関係を、図13に示すようにテーブル化しておく。ここで、閾値に対応する入力値は、0以上閾値以下の範囲をとる。図13においては、閾値32に対応する入力値の取りうる範囲は0から32までであり、閾値254に対しては、入力値は0〜254の値をとる。
【0070】
第4実施形態においては、第1実施形態の図5に示すステップS202の処理において、入力値Inが濃シアンインクマトリクスの対応する閾値thより大きければ濃シアンドット出力を1(ON)とし、小さければ、図13のテーブルを参照して淡シアンドットのON/OFFを決定する。すなわち第4実施形態によれば、第1実施形態のステップS203からS209による検索処理やマトリクス毎の2値化処理を行う必要が無く、処理の高速化が計れる。
【0071】
具体的には、第1実施形態と同様に図6において入力画素値In=140が入力された場合、濃シアンマトリクスの501部分の閾値th=160と比較され、入力画素Inが閾値thよりも小さいため、濃シアンドットは0(OFF)となり、図13に示すテーブルを参照する処理へと移る。ここで該テーブルでは、第1実施形態における2値化を想定して、閾値th=160、入力値In=140に対応する淡シアン2値出力値が1(ON)として記録されているため、淡シアンインクを1(ON)として、次の入力画素の処理に移る。
【0072】
このように第4実施形態においては、高濃度用閾値マトリクスの各閾値に対応する入力画素値と、低濃度ドットの形成を行うか否かの関係をテーブルとして保持しておき、該テーブルにおいては、高濃度用閾値マトリクス中の各閾値について0以上該閾値以下の範囲が、対応する入力画素値である。
【0073】
以上説明したように第4実施形態によれば、淡マトリクスによる2値化結果をテーブルとして保持しておくことにより、濃マトリクスの閾値と入力画素値に応じて一意に2値出力値が導出される。
【0074】
なお第4実施形態では、第1実施形態における2値化処理をテーブルを用いて実現する例について説明したが、1つの濃マトリクスと複数の淡マトリクスを用いる2値化方法であれば、第4実施形態は適用可能であり、特に、使用する淡マトリクスの数(すなわち、低濃度ドットを打つ数;Nの値)が大きくなるほど、より高速化できる。
【0075】
以上、第1乃至第4実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な形態による実施が可能である。例えば、高濃度ドットとして濃シアンインク、低濃度ドットとして淡シアンインクを用いる例を説明したが、低濃度インクとしては、インクの濃度を変える方法、インクのサイズを変える方法、またはそれを組み合わせた方法によって実現しても良い。また、露光ビームの露光によってドットを形成する場合は、露光量を変更することによってドットの大きさ、もしくは濃度を変更することも可能である。
【0076】
<他の実施形態>
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
【0077】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成されることは言うまでもない。
【0078】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0079】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることが出来る。
【0080】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0081】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、低解像度出力の記録装置であっても同一線数でより高階調を表現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 AMスクリーニングによって得られる網点の構成を示す図である。
【図2】1つの網点を構成するための5×5の閾値マトリクス例を示す図である。
【図3】本実施形態において作成される網点の太り方を示す図である。
【図4】本実施形態において網点を作成する際に用いられる閾値マトリクス例を示す図である。
【図5】本実施形態における2値化処理を示すフローチャートである。
【図6】本実施形態における網点作成手順を説明するための図である。
【図7】第2実施形態において作成される網点の太り方を示す図である。
【図8】第2実施形態において網点を作成する際に用いられる閾値マトリクス例を示す図である。
【図9】第2実施形態における網点作成手順を説明するための図である。
【図10】第3実施形態において作成される網点の太り方を示す図である。
【図11】第3実施形態における網点を作成する際に用いられる閾値マトリクス例を示す図である。
【図12】第3実施形態における網点作成手順を説明するための図である。
【図13】第4実施形態における入力画素値と淡シアンの2値出力値の関係を表すテーブルの一例を示す図である。

Claims (8)

  1. 網点サイズを変調することによって階調を表現する画像処理装置であって、
    入力画素値と、網点マトリクスに対応した閾値マトリクスを構成する複数の閾値のうち該入力画素値の画像位置に対応する閾値とを比較することにより、入力画素値から低濃度ドットにより表現される低濃度ドットデータと高濃度ドットにより表現される高濃度ドットデータとを生成する生成手段を有し、
    N+1個の低濃度ドットにより表現される画像濃度が1個の高濃度ドットにより表現される画像濃度に対応しており、
    前記生成手段は、生成される低濃度ドットデータに含まれる低濃度ドットの個数がN個を超える場合、N+1個の低濃度ドットを個の高濃度ドットに置換するよう制御することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記閾値マトリクスは、N個の低濃度用閾値マトリクスと個の高濃度用閾値マトリクスとを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記閾値マトリクスは、N個の低濃度用閾値マトリクスと1個の高濃度用閾値マトリクスとを含み、
    前記生成手段は、
    入力画素値が高濃度用閾値マトリクスの閾値よりも大きい場合、高濃度ドットを出力し、
    前記入力画素値が前記高濃度用閾値マトリクスの閾値以下であり、かつ、前記入力画素値が前記N個の低濃度用閾値マトリクスの少なくとも1つの閾値よりも大きい場合、低濃度ドットを出力し、
    前記入力画素値が前記高濃度用閾値マトリクスの閾値以下であり、かつ、前記入力画素値が前記N個の低濃度用閾値マトリクスの全てについて閾値以下である場合、高濃度ドットおよび低濃度ドットの何れも出力しない、
    よう制御することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記高濃度用閾値マトリクスと前記低濃度用閾値マトリクスがあわせて3個以上である場合、少なくとも1つの前記低濃度用閾値マトリクスは閾値が含まれない画素を有することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記高濃度用閾値マトリクスは、画素位置毎に全て異なる閾値を有することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  6. 前記高濃度用閾値マトリクスの各閾値に対応する入力画素値と、低濃度ドットの形成を行うか否かの関係をテーブルとして保持することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  7. 網点サイズを変調することによって階調を表現する画像処理方法であって、
    入力画素値と、網点マトリクスに対応した閾値マトリクスを構成する複数の閾値のうち該入力画素値の画像位置に対応する閾値とを比較することにより、入力画素値から低濃度ドットにより表現される低濃度ドットデータと高濃度ドットにより表現される高濃度ドットデータとを生成する生成工程を有し、
    N+1個の低濃度ドットにより表現される画像濃度が1個の高濃度ドットにより表現される画像濃度に対応しており、
    前記生成工程において、生成される低濃度ドットデータに含まれる低濃度ドットの個数がN個を超える場合、N+1個の低濃度ドットを個の高濃度ドットに置換するよう制御することを特徴とする画像処理方法。
  8. コンピュータを、請求項1乃至の何れか一項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
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