JP2006254439A - ハーフトーンレンダリングシステムおよび方法 - Google Patents

ハーフトーンレンダリングシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】改良されたハーフトーンレンダリングシステムおよびハーフトーンレンダリング方法を提供する。
【解決手段】イメージデータを含む電子ドキュメントデータを、ハイライト領域、中間調領域、およびシャドウ領域を含む領域にセグメント化する。これらの領域のデータには、それぞれ選択されたディザスキームを適用する。ハイライト領域とシャドウ領域には、分散ディザパターンから選択されるディザパターンを適用する。中間調領域は、さらに第1の四分階調領域、第2の四分階調領域、および中央中間調領域に分割され、分割されたそれぞれの領域には、楕円ディザパターンから選択されるディザパターンを適用する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ドキュメントのレンダリングの技術に関し、特に、ハーフトーンレンダリングシステムおよびハーフトーンレンダリング方法に関する。
ハーフトーンは、ドキュメント出力(rendering)に関連して広く使用されている。レーザプリンタあるいはドットマトリクスプリンタを用いて出力されるドキュメント等は、一連の間隔で配列されたドットによって形成される。白黒プリンタの場合には、これらのドットが、通常、記録用紙に載せられる黒から形成される。カラープリンタにおいては、これらのドットを選択された利用可能なカラーの1つとすることができ、それらが記録用紙に載せられる。この種の離散的なドット配置は、高解像度のテキストまたは線画の場合には、完全に機能し得る。しかしながら、白黒プリンタ用にグレイスケールを、あるいはカラープリンタにおける正確なカラー出力のための広スペクトルのカラー画像出力を用いるといった画像の出力の能力において欠点がある。カラープリンタに関して言えば、人間の目は実質的に多数の色を認識するが、ドキュメント出力装置では利用可能なインク等のカラーに限界がある。
ハーフトーンシステムは、人間の視覚の特性を利用して、線形イメージ密度(density)と引き換えに、人間にカラーまたはグレイスケールレベルを認識させる。これは、画像出力装置から出力することが可能なドット、あるいはさらに小さいセルのマトリクスまたは配列として形成されるスーパーセルまたはスーパーピクセルを生成することによって達成される。例えばプリンタが600ドット毎インチ(「DPI」)を生成できるとき、1インチ×1インチのエリアが、スーパーセルの16×16のグリッドに適切に分割される。この典型的なレンダリングを用いるとインチ当たり10のスーパーセルが存在することになる。各スーパーピクセルおよび部分セル(sub cell)内に提供されるドットパターンまたはカラーパターンの種々の組み合わせは、人間の脳に、グレイスケールレベルもしくはカラーレベルをそのスーパーピクセルに対して割り当てさせる。カラー出力の場合には、利用可能なカラーの種々の組み合わせおよび部分的な組み合わせが、ドキュメント出力装置では提供されていないカラーの精神的あるいは視覚上の画像を生成することができる。
多くの現行ドキュメント出力システムは、ハーフトーン画像生成を使用する。現在、多くのその種のレンダリングシステムが、タイプ3ポストスクリプト(登録商標)(PostScript(登録商標))システムを採用している。従来使用されているすべてのハーフトーンの場合、一様性、視覚的な飛び、位置合わせ誤り、詳細の犠牲、ブリッジング、密度(density)変動等のアーティファクトの間のトレードオフとして顕在化する差が存在する。
上記の問題を効果的かつ効率的に取り扱う、ポストスクリプト(登録商標)(PostScript(登録商標))レンダリングシステムにおいて好適に含意され得るようなドキュメントレンダリングシステムがあると望ましい。
本発明は、上記の従来の問題点に鑑みてなされたもので、改良されたハーフトーンレンダリングシステムおよびハーフトーンレンダリング方法を提供することを目的とする。
本発明によるハーフトーンレンダリングシステムは、ドキュメントイメージを表す電子ドキュメントデータであって、ハイライト領域、中間調領域、およびシャドウ領域から選択された複数のイメージ部分を表すデータを含む電子ドキュメントデータを受け取る手段と、ディザ手段とを有し、このディザ手段は、前記ハイライト領域内の少なくとも第1のイメージ部分に、第1の選択されたディザパターンを選択的に適用する第1のパターン手段と、前記中間調領域内の少なくとも第2のイメージ部分に、第2の選択されたディザパターンを選択的に適用する第2のパターン手段と、前記シャドウ領域内の少なくとも第3のイメージ部分に、第3の選択されたディザパターンを選択的に適用する第3のパターン手段とを有する。
ここで、前記第1の選択されたディザパターンと前記第3の選択されたディザパターンは、分散ディザパターンを含み、前記第2の選択されたディザパターンは楕円ディザパターンを含む。
さらに、前記中間調領域は、第1の四分階調領域と、この領域に隣接する中央中間調領域と、この領域に隣接する第2の四分階調領域とからなり、前記第2のパターン手段は、前記第2の選択されたディザパターンを前記第1四分階調領域および前記第2の四分階調領域に適用する手段と、中央中間調ディザパターンを前記中央中間調領域に適用する手段とを有する。
ここで、前記第1の選択されたディザパターンと前記第3の選択されたディザパターンは分散ディザパターンを含み、前記第2の選択されたディザパターンは楕円ディザパターンを含み、前記中央中間調ディザパターンは市松模様ディザパターンを含む。
本発明によれば、改良されたハーフトーンレンダリングシステムおよびハーフトーンレンダリング方法が提供される。すなわち、従来の課題であった一様性、視覚的な飛び、位置合わせ誤り等の問題点が低減される。また、PostScript(登録商標)との整合性に優れたハーフトーンレンダリングシステムおよびハーフトーンレンダリング方法が提供される。
以下、適宜、図面を参照しながら本発明による実施形態の説明を行う。図1は本発明によるハーフトーンレンダリングシステムの実施形態が適用されるシステムを示す図である。である。ドキュメントデータ12は、ディザプロセッサ10によって処理された後、ドキュメント出力装置14に渡される。ドキュメント出力装置14は、例えば、レーザプリンタ、ドットマトリクスプリンタ、インクジェット、バブルジェット、インパクトプリンタ等のプリンタである。しかし、ドキュメント出力装置14はプリンタに限られるわけではなく、LCDディスプレイ、DLPディスプレイ等の、ピクセル化された画像データから画像出力を行う適切な任意の装置であってもよい。
次に図2を参照し、図1のディザプロセッサ10の動作をさらに詳細に説明する。ディザ処理が開始すると、S22において、電子ドキュメントデータ12が受け取られる。次にS24で、電子ドキュメントデータのセグメント化が行われる。このセグメント化は、セグメント化の対象となる電子ドキュメントデータに関連する種々のグレイスケールレベル、または色に関する、例えば飽和レベルに応じて行われる。セグメント化処理の実施態様については、後に図3を参照しながら詳細を説明する。
次に、S26において、S24において形成されたセグメントに対して選択されたディザパターンを適用して、ディザ処理が行われる。選択されるディザパターン、ならびにそれぞれのディザパターンの適用についての個々の詳細は、図4〜13を参照しながら後述する。
さらに続いて、ディザ処理がなされたデータはS28においてドキュメント出力装置に伝達され、処理が終了する。
図3は、図2のS24における電子ドキュメントデータのセグメント化の動作を詳細に説明するための図である。図3から分かるように、電子ドキュメントデータ12はディザプロセッサ10のセグメント化システム30に渡される。ここで、ディザプロセッサ10のセグメント化システム30は、任意の適切なプログラミング言語、OS、ならびにマイクロプロセッサシステム等の、任意のディジタル処理システムによって実現されることは明らかである。セグメント化システム30によって電子ドキュメントデータ12が解析され、複数の階調領域(tonal regions)にセグメント化される。これらの階調領域は0%から100%までの飽和スケール(saturation scale)に対して適切にセグメント化される。飽和スケールの値が100%であることは完全な飽和(full saturation)を意味する。本実施態様においては、セグメント化システム30は、電子ドキュメントデータを、ハイライト領域(a highlight region)32、中間調領域(a midtone region)33、およびシャドウ領域(a shadow region)34に分離する。中間調領域33はハイライト領域32に隣接し、シャドウ領域34は中間調領域33に隣接している。また、この実施態様においては、ハイライト領域がおおむね0%から25%までの飽和スケールレベル、中間調領域がおおむね25%から75%までの飽和スケールレベル、シャドウ領域がおおむね75%から100%までの飽和スケールレベルという、伝統的なセンスでこれらの領域が定められる。
しかし、領域の範囲が上記の境界画定から、いくらか変化するときに、本件教示の利点が実現されることを認識する必要がある。利点は、これらの各領域の範囲が、この実施態様に示した範囲から8〜10%で変化するときに実現される。当業者であれば認識することであるが、256のグレイレベルをそれぞれの領域に等しく分割すると、それぞれ256グレイレベル/3=85.3のグレイレベルからなる、ハイライト、中間調、シャドウ3つの領域が存在する。このとき、ハイライトおよびシャドウ領域の範囲を、それぞれの領域の範囲が64のグレイレベルすなわち25%のグレイ範囲からなるときと比べると、22のレベル、すなわちグレイスケール全体の範囲に対し約8%の差が結果として生じる。
本発明による実施形態においては、中間調領域33が、さらに部分領域に分割される。すなわち中間調領域33は、第1の四分階調領域36、この第1の四分階調領域36に隣接する中央中間調領域38、およびこの中央中間調領域38に隣接する第2の四分階調領域39の3つの部分領域を含む。一実施態様においては、中央中間調領域が50%の飽和レベルもしくはその近傍であり、中央中間調領域38に隣接して中間調領域33の低い飽和側と高い飽和側に、それぞれ第1の四分階調領域36と第2の四分階調領域39が存在する。
次に図4を参照しながら、本発明の実施形態における、セグメント化された領域のディザ処理を詳細に説明する。ハイライト領域データ32は第1のパターン手段40に伝えられ、第1のパターン手段40はハイライト領域データ32に第1の選択されたディザパターンを適用する。ここで、第1の選択されたディザパターンをハイライト領域ディザパターンとも言うことがある。好ましくは、この第1の選択されたディザパターンは分散ディザパターンか、分散ドットディザパターンである。
中間調領域データ33は、第1の四分階調領域データ36、第2の四分階調領域データ39,および中央中間調領域データ38を含めて第2のパターン手段41に伝えられる。第2のパターン手段41は、入力された画像データの楕円ディザ処理を選択的に適用するシステムを含む。すなわち、第2のパターン手段41は、第1の四分階調領域データ36に対して選択された楕円ディザパターンを適用する手段である第1の四分階調パターン手段42、および第2の四分階調領域データ39に対して選択された楕円ディザパターンを適用する手段である第2の四分階調パターン手段46を含む。また、第2のパターン手段41は、中央中間調領域データ38に対して市松模様ディザパターンを適用するための手段である中央中間調パターン手段44を含む。第2のパターン手段41によって適用されるディザパターンについての詳細は後述する。
第3のパターン手段48は、シャドウ領域データ34に第3の選択されたディザパターンを適用する。ここで、第3の選択されたディザパターンをシャドウ領域ディザパターンとも言うことがある。好ましくは、この第3の選択されたディザパターンは、詳細を後述するとおり、分散ディザパターンである。
以上の処理により、セグメント化された領域のデータがすべてそれぞれの領域について変換されると、変換後のデータが結合される。この結合されたデータは、前述したとおり、ドキュメント出力装置14に渡される。
次に図5を参照すると、本発明に関連して適切なスーパーセルサイズを表すスーパーセル(またはスーパーピクセルとも言う)が例示されている。しかしながら、スーパーセルの配列サイズは種々の値となりうる。個々のセルの選択は、個々のレンダリング装置と色調範囲(color palette)に依存する。図5に例示した実施態様においては、スーパーセルが16×16のデバイスドットの配列から形成されている。但し、これは例示に過ぎず、個々の応用によっては、適切なセルまたは任意の矩形配列が正方形であり、スーパーセルのサイズは3×3、9×9、5×5、6×6、7×7などが適切であることがある。
図5に例示した実施態様においては、スーパーセルは、例えば図中に52および54の符号を付した、複数のデバイスドットを含む。部分セル(sub cell)は、4×4すなわち16のデバイスドットを有するものとして適切に定められる。したがって、各スーパーセルは4×4の部分セルからなる。例示したスーパーセルは16×16のデバイスドットの配列から形成されているため、このスーパーセルを用いて合計256のグレイレベルが表現される。前述したディザパターンは、図5で示されるようなスーパーセルに関連して表現される。
次に図6ないし図13を用いて、各種のディザパターンについて説明する。図6にドットの典型的な分散パターンの例を示す。このディザパターンは、例えばハイライト領域に適用される。この種の分散パターンは、広く離れたドットを提供し、これらのエリアに一定の一様な階調を生成し、ハイライト領域ディザパターンの代表的なものである。
図7には正方ドットの規則的なパターンを例示する。このパターンもハイライト領域のディザ処理に適用され、ハイライト領域の範囲の端に置かれる。分散パターンの場合と同様に、このパターンも、また階調が一貫して一様であるという処理結果をもたらす。
さらに、図8には、いわゆる楕円形状のセルを有するディザパターンを例示する。この種の楕円パターンは、中間調領域33に適用されるものであり、特に第1の四分階調領域に適用される。
次に図9には、中央中間調領域38におけるディザ処理に関連して述べたように、飽和レベルが50%もしくはその周辺の領域において適用される、代表的な市松模様パターンすなわち市松模様ディザパターンを例示する。市松模様パターンは、黒ドットのセルから白いドットまたは空白のセルへの遷移ポイントを提供する。
図10にも、楕円ディザパターンを例示する。このディザパターンは、例えば中間調領域33の第2の四分階調領域39に適用される。この種の楕円ドットは、ドットゲインのコントロールを有利に提供する。ここで、図10に示した楕円ディザパターンは、より高い相対飽和レベルにおいて適用されるものであるために、図8に示した楕円ディザパターンを反転したバージョンとなる。
図11には、中間調領域33の第2の四分階調領域39に適用される楕円ディザパターンの例を示す。図10に示した楕円ディザパターンと同様に、この楕円パターンは一貫した一様な階調を提供する。
図12には、正方ディザパターンの例を示す。
図13には、分散ドットパターンの例を示す。このディザパターンは、例えばシャドウ領域34に適用される。このディザパターンは、一貫した一様な階調を提供する。
図6から図13までに示した以上のパターンから分かるように、ドットの主要な成長方向は45度になっている。この角度は、もっとも目立たないスクリーン角度を提供する限りにおいて選択される。分散ディザは、45度方向および水平ならびに垂直方向の両方における等距離ドット反復にしたがって成長する。市松模様は、水平および垂直方向の両方において等距離ドット反復を提供する。
ここで、ハイライト領域ディザパターンとシャドウ領域ディザパターンとの両方に、選択された共通のディザパターンが含まれていてもよい。また、第1の四分階調ディザパターンと第2の四分階調ディザパターンとの両方に、選択された共通のディザパターンが含まれていてもよい。
以上、本発明の実施態様について、グレイスケールを例示として説明してきた。しかし、本発明が(a)レッド、グリーン、およびイエロー、(b)シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラック、または(c)レッド、グリーン、およびブルーによって表現されるような色空間のレンダリングに対しても等しく適用可能であることは、直ちに理解される。さらに、この他の任意の選択された色空間に対しても、本発明の適用によって適切な効果を得ることができる。
さらに図5によって例示したようなスーパーセルが、元の画像平面全体に多数回にわたって反復されることが理解されよう。この種のレンダリングの間においては、画像全体のグレイスケールピクセル値が、配列の成長順で同数のドットをオンにすることによってハーフトーン画面に変換される。例を示すと、50%の階調は、構成されたデバイスドットおよび図9に関連して例示したような市松模様パターンの半分をオンにする。
以上から、画像全体の密度(density)が増加し、ハーフトーンのドットサイズが増加するにしたがって、ドットゲインも増加し、結果として密度再生エリアがもたらされることが認識されることになろう。ドット構成が、図6に示されているような分散した単一ドットから構成できなくなると、ドットが合わさってグループに構成されるが、分離された状態は残る。デバイスドットグループの共通する共有辺がドットゲインを制限する。ドットの成長により独立のドットが許されなくなると、各部分セル内のデバイスドットが楕円形状になり、単一方向の密度ゲインを制限する。ドットの成長によって1次および2次方向の両方におけるドットの接触が必要になると、ドット構成が市松模様パターンになる。この種の市松模様パターンは、ドットゲインにおいて最大の増加をもたらすが、同時に高いスクリーン周波数も維持し、ドットの成長パターンを反転するための遷移レベルとしても機能する。したがって黒ドットの間の空白が、サイズならびに構成における黒ドットの成長と同じ態様で減少する。その結果、本発明によって実現される利点が提供される。
本発明は、ソースコード、オブジェクトコード、部分的にコンパイルされた形のようなコード中間ソースおよびオブジェクトコードの形、あるいは本発明の実施態様で使用するために適した任意の他の形のコンピュータプログラムに適用される。コンピュータプログラムは、独立アプリケーション、ソフトウエアコンポーネント、スクリプト、または他のアプリケーションへのプラグインとすることができる。本発明を組み込むコンピュータプログラムは、例えば、ROMやRAMなどの記憶媒体、CD−ROMなどの光記録媒体、フロッピーディスク(登録商標)などの磁気記録媒体などの、コンピュータプログラムを実行することができる任意の実体または装置である担体で実施することができる。担体は、電気ケーブルまたは光ケーブルによって、または無線や他の手段によって伝えられる電気信号や光信号などの任意の伝達可能な担体である。コンピュータプログラムは、サーバからインターネットを介して適切にダウンロードされる。コンピュータプログラムの機能は集積回路に組み込むこともできる。示した本発明の原理を実質的にコンピュータまたはプロセッサに実行させるコードを含む任意およびすべての実施形態は、本発明の範囲内にある。
本発明の好ましい実施形態の以上の説明は、例示と説明のために行った。説明は網羅的でもなく本発明を開示した厳密な形態に限定しようとするものでもない。以上の教示を鑑みて明らかな修正または変形が可能である。実施形態は、本発明の原理とその実際的な応用例を最もよく示し、それにより当業者が、本発明を、意図された特定の使用に適した様々な実施形態において様々な修正で使用できるように選択され説明された。そのようなすべての修正と変形は、特許請求の範囲の記載に明示されるとおりの本発明の原理および範囲内において、当業者によって行われ得ることは明らかである。
例えば、実施態様の説明において、セグメント化の基準として飽和スケールレベルを用いた説明を行ったが、飽和スケールレベルに代えて、グレイスケールレベルをセグメント化の基準として用いることも可能である。
本発明によるハーフトーンレンダリングシステムの実施形態が適用されるシステムを示す図である。 本発明の実施形態によるディザ処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態における電子ドキュメントデータのセグメント化の動作を説明するための図である。 本発明の実施形態においてセグメント化された領域へのディザパターンの適用例を説明するための図である。 本発明のハーフトーンレンダリングシステムにおけるスーパーセルの例を示した図である。 本発明の実施態様において、選択されたセグメントに適用される典型的な分散ドットディザパターンの例を示す図である。 本発明の実施態様において、選択されたセグメントに適用される正方ドットディザパターンの例を示す図である。 本発明の実施態様において、選択されたセグメントに適用される楕円ディザパターンの例を示す図である。 本発明の実施態様において、選択されたセグメントに適用される市松模様ディザパターンの例を示す図である。 本発明の実施態様において、選択されたセグメントに適用される楕円ディザパターンの例を示す図である。 本発明の実施態様において、選択されたセグメントに適用される楕円ディザパターンの例を示す図である。 本発明の実施態様において、選択されたセグメントに適用される正方ディザパターンの例を示す図である。 本発明の実施態様において、選択されたセグメントに適用される分散ドットディザパターンの例を示す図である。
符号の説明
10 ディザプロセッサ
12 ドキュメントデータ
14 ドキュメント出力装置
30 セグメント化システム
32 ハイライト領域、ハイライト領域データ
33 中間調領域、中間調領域データ
34 シャドウ領域、シャドウ領域データ
36 第1の四分階調領域、第1の四分階調領域データ
38 中央中間調領域、中央中間調領域データ
39 第2の四分階調領域、第2の四分階調領域データ
40 第1のパターン手段
41 第2のパターン手段
42 選択された楕円ディザパターンを適用する手段
44 市松模様ディザパターンを適用する手段
46 選択された楕円ディザパターンを適用する手段
48 第3のパターン手段

Claims (16)

  1. ドキュメントイメージを表す電子ドキュメントデータであって、ハイライト領域、中間調領域、およびシャドウ領域から選択された複数のイメージ部分を表すデータを含む電子ドキュメントデータを受け取る手段と、
    ディザ手段とを有し、
    このディザ手段は、
    前記ハイライト領域内の少なくとも第1のイメージ部分に、第1の選択されたディザパターンを選択的に適用する第1のパターン手段と、
    前記中間調領域内の少なくとも第2のイメージ部分に、第2の選択されたディザパターンを選択的に適用する第2のパターン手段と、
    前記シャドウ領域内の少なくとも第3のイメージ部分に、第3の選択されたディザパターンを選択的に適用する第3のパターン手段と
    を有することを特徴とするハーフトーンレンダリングシステム。
  2. 前記中間調領域は、前記電子ドキュメントデータに関連する飽和スケールレベルの実質的に25%から75%までの範囲内であることを特徴とする請求項1に記載のハーフトーンレンダリングシステム。
  3. 前記第1の選択されたディザパターンと前記第3の選択されたディザパターンは、分散ディザパターンを含み、
    前記第2の選択されたディザパターンは楕円ディザパターンを含むことを特徴とする請求項1に記載のハーフトーンレンダリングシステム。
  4. 前記中間調領域は、第1の四分階調領域と、この領域に隣接する中央中間調領域と、この領域に隣接する第2の四分階調領域とからなり、
    前記第2のパターン手段は、
    前記第2の選択されたディザパターンを、前記第1四分階調領域および前記第2の四分階調領域に適用する手段と、
    中央中間調ディザパターンを、前記中央中間調領域に適用する手段と
    を有することを特徴とする請求項2に記載のハーフトーンレンダリングシステム。
  5. 前記第1の選択されたディザパターンと前記第3の選択されたディザパターンは、分散ディザパターンを含み、
    前記第2の選択されたディザパターンは楕円ディザパターンを含み、
    前記中央中間調ディザパターンは市松模様ディザパターンを含む
    ことを特徴とする請求項4に記載のハーフトーンレンダリングシステム。
  6. 前記電子ドキュメントデータは、(a)レッド、グリーン、イエロー、(b)シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、および(c)レッド、グリーン、ブルーの色空間のうちの、いずれかの色空間においてエンコードされることを特徴とする請求項5に記載のハーフトーンレンダリングシステム。
  7. ドキュメントイメージを表す電子ドキュメントデータであって、ハイライト領域、中間調領域、およびシャドウ領域から選択された複数のイメージ部分を表すデータを含む電子ドキュメントデータを受け取るステップと、
    前記ハイライト領域内の少なくとも第1のイメージ部分に、第1の選択されたディザパターンを適用するステップと、
    前記中間調領域内の少なくとも第2のイメージ部分に、第2の選択されたディザパターンを適用するステップと、
    前記シャドウ領域内の少なくとも第3のイメージ部分に、第3の選択されたディザパターンを適用するステップと
    を有することを特徴とするハーフトーンレンダリングの方法。
  8. 前記中間調領域は、前記電子ドキュメントデータに関連する飽和スケールレベルの実質的に25%から75%までの範囲内であることを特徴とする請求項7に記載のハーフトーンレンダリングの方法。
  9. 前記第1の選択されたディザパターンと前記第3の選択されたディザパターンは、分散ディザパターンを含み、
    前記第2の選択されたディザパターンは楕円ディザパターンを含むことを特徴とする請求項7に記載のハーフトーンレンダリングの方法。
  10. 前記中間調領域は、第1の四分階調領域と、この領域に隣接する中央中間調領域と、この領域に隣接する第2の四分階調領域とからなり、
    前記第2の選択されたディザパターンを前記第1の四分階調領域と前記第2の四分階調領域に適用するステップと、
    中央中間調ディザパターンを前記中央中間調領域に適用するステップとを
    さらに有することを特徴とする請求項8に記載のハーフトーンレンダリングの方法。
  11. 前記第1の選択されたディザパターンと前記第3の選択されたディザパターンは、分散ディザパターンを含み、
    前記第2の選択されたディザパターンは楕円ディザパターンを含み、
    前記中央中間調ディザパターンは市松模様ディザパターンを含む
    ことを特徴とする請求項10に記載のハーフトーンレンダリングの方法。
  12. 前記電子ドキュメントデータは、(a)レッド、グリーン、イエロー、(b)シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、および(c)レッド、グリーン、ブルーの色空間のうちの、いずれかの色空間においてエンコードされることを特徴とする請求項11に記載のハーフトーンレンダリングの方法。
  13. ドキュメントイメージを表す電子ドキュメントデータであって、ハイライト領域、第1の四分階調領域、中央中間調領域、第2の四分階調領域、およびシャドウ領域から選択された複数のイメージ部分を表すデータを含み、
    それにおいて前記第1の四分階調領域と、この領域に隣接する前記中央中間調領域と、この領域に隣接する前記第2の四分階調領域が、前記電子ドキュメントデータに関連する飽和スケールレベルの実質的に25%から75%の範囲を連続的に規定する、
    電子ドキュメントデータを受け取る手段と、
    ディザ手段とを有し、
    このディザ手段は、
    前記ハイライト領域内のイメージ部分に、ハイライト領域ディザパターンを選択的に適用するハイライト領域パターン手段と、
    前記第1の四分階調領域内のイメージ部分に、第1の四分階調ディザパターンを選択的に適用する第1の四分階調パターン手段と、
    前記中央中間調領域のイメージ部分に、中央中間調ディザパターンを選択的に適用する中央中間調パターン手段と、
    前記第2の四分階調領域内のイメージ部分に、第2の四分階調ディザパターンを選択的に適用する第2の四分階調パターン手段と、
    前記シャドウ領域内の少なくともイメージ部分に、シャドウ領域ディザパターンを選択的に適用するシャドウ領域パターン手段とを
    有することを特徴とするハーフトーンレンダリングシステム。
  14. 前記ハイライト領域ディザパターンは分散ディザパターンを含み、
    前記第1の四分階調ディザパターンは楕円ディザパターンを含み、
    前記中央中間調領域は市松模様ディザパターンを含み、
    前記第2の四分階調パターンは楕円ディザパターンを含み、
    前記シャドウ領域ディザパターンは分散ディザパターンを含む
    ことを特徴とする請求項13に記載のハーフトーンレンダリングシステム。
  15. 前記ハイライト領域ディザパターンと前記シャドウ領域ディザパターンとの両方に、選択された共通のディザパターンが含まれていることを特徴とする請求項13に記載のハーフトーンレンダリングシステム。
  16. 前記第1の四分階調ディザパターンと前記第2の四分階調ディザパターンとの両方に、選択された共通のディザパターンが含まれていることを特徴とする請求項13または請求項15のいずれかに記載のハーフトーンレンダリングシステム。
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