JP4324278B2 - 網点による階調再現方法、網目版出力装置、および網目版 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、印刷製版分野における多色分解網点画像を生成する網点画像出力装置である印刷機、CTP(computer to plate )、CTC(computer to cylinder)、DDCP(direct digital color proof)あるいはフイルムセッター等に適用して好適であり、網点画像上での階調の跳躍、いわゆるトーンジャンプを防止することの可能な網点による階調再現方法、網目版出力装置、および網目版に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、印刷・製版分野において、作業工程の合理化、画像品質の向上等を目的として原稿の画像情報を電気的に処理して、印刷用のフイルム原版を作成する画像走査読取記録装置が広範に用いられている。
【0003】
この画像走査読取記録装置は、基本的に、入力部、制御部および出力部により構成されている。入力部では、照明光学系、色分解光学系および測光系により原稿から画像信号がピックアップされる。
【0004】
この入力部で光電変換された画像信号は制御部において、製版条件に応じて階調補正、色修正、輪郭強調、R(赤),G(緑),B(青)信号からC(シアン),M(マゼンタ),Y(黄),K(墨)信号への信号変換等の演算処理が施される。
【0005】
そして、制御部により演算処理された画像信号は、出力部において再びレーザ光等の光信号に変換され、感光材料である記録担体上に画像が記録される。画像が記録された記録担体は、現像装置により現像処理された後、フイルム原版として印刷等に供される。
【0006】
この印刷等により印刷複製しようとする原稿が、写真や絵画等のように連続階調である場合、その画像の濃淡を表現するために原稿に対して網分解を施す必要がある。すなわち、たとえばフイルム原版上では、連続階調画像が、該連続階調画像の濃淡に応じて異なる大きさに形成された網点の集合体である網点画像に変換される。
【0007】
この網点の形状としては、たとえば、「ポストスクリプト・スクリーニング」(著者:ピーターフランク、発行:株式会社エムディエヌコーポレーション、1994年8月11日 初版第1刷)の第68頁、あるいは第69頁、第70頁に記載されているように、円形ドット、四角形(正方形またはひし形)ドットあるいは幾何形状混成ドット等が存在することが知られている。
【0008】
図9は、ひし形ドットにより網点が、網%で0%〜100%まで連続的に成長するグラデーションスケール2を示している。
【0009】
図10は、円形ドットにより網点が、0%〜100%まで連続的に成長するグラデーションスケール4を示している。
【0010】
図11は、幾何形状混成ドットにより網点が、0%〜100%まで連続的に成長するグラデーションスケール6を示している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、網点により表現される画像においては、階調の跳躍、いわゆるトーンジャンプを解消したより滑らかな階調再現を実現できるフイルム原版等の網目版を作成することが好ましい。
【0012】
しかしながら、図9にグラデーションスケール2で示した、明るく濃度の低い部分であるハイライト部分から中間調部分を経由して画像濃度の高い部分であるシャドー部分に至るまでの網点の形状が四角形(ひし形も含まれる。)である四角形ドットにおいては、ハイライト部分での印刷時の点の付きが悪く、かつシャドー部分での点の抜けがよくないことが知られている。
【0013】
一方、図10にグラデーションスケール4で示した、ハイライト部分から中間調部分を経由して画像濃度の高い部分であるシャドー部分に至るまでの網点の形状が円形である円形ドットにおいては、ハイライト部分での点の付きはよいが、シャドー部分での点の抜けが悪く、さらに網%が78.5%付近における網点の接点でトーンジャンプが発生することが知られている。
【0014】
これに対して、図11にグラデーションスケール6で示した幾何形状混成ドットは、ハイライト部分では円形ドット、網%が50%の点では四角形ドット、シャドー部分ではハイライト部分と比較して白黒が50%の点を境にして対称となるドット形状をしている。この幾何形状混成ドットでは、ハイライト部分での点の付きおよびシャドー部分での点の付きが良好であり、50%に至るまでの各階調部分における階調も滑らかである。しかしながら、この幾何形状混成ドットでは、50%付近で激しいトーンジャンプが発生するという問題がある。
【0015】
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、ハイライト部分から中間調部分を経由してシャドー部分までの全領域でトーンジャンプを解消し、より滑らかな階調再現を得ることを可能とする網点による階調再現方法、網目版出力装置、および網目版を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る網点による階調再現方法は、1色要素または複数色要素からなるデジタル画像データを画像再現媒体上に画像として再現する際に、正方形の複数の網点セルを直交座標系の各座標に隙間なく配置し前記網点セル毎に形成される網点を前記画像再現媒体上に2値出力あるいは多値出力により形成して前記画像の階調を網点により再現する階調再現方法において、
前記各網点の網%が、
0%から第1のハイライト%までの第1の変域においては、前記網点を円形(または楕円形)で成長させ、
前記第1のハイライト%から該第1のハイライト%より大きい値の第2のハイライト%までの第2の変域においては、前記網点を円形(または楕円形)から正方形(またはひし形)に形状を変化させながら成長させ、
前記第2のハイライト%から50%までの第3の変域の前半部においては、前記網点を正方形(またはひし形)で成長させ、前記50%から第2のシャドー%までの第3の変域の後半部においては、前記正方形の複数の網点セル中、頂点を共有する4つの網点セルの網%が同一である場合に、当該4つの網点セルの共有する頂点を中心とした黒化されない部分が正方形(またはひし形)で小さくなるように網点を成長させ、
前記第2のシャドー%から該第2のシャドー%より大きい値の第1のシャドー%までの第4の変域においては、前記網点の黒化されない部分を正方形(またはひし形)から円形(または楕円形)に形状を変化させながら小さくなるように網点を成長させ、
前記第1のシャドー%から100%までの第5の変域においては、前記網点の黒化されない部分を円形(または楕円形)で小さくなるように網点を成長させる
ことを特徴とする(請求項1記載の発明)。
【0017】
この発明によれば、ハイライト側およびシャドー側での点の付きがよく、その間における階調も滑らかに変化し、かつ50%付近でのトーンジャンプも発生しない。もちろん、78.5%付近でのトーンジャンプが発生することがない。
【0018】
この場合、たとえば、第2のハイライト%を48%以下とし、第2のシャドー%を52%以上とすることができる(請求項2記載の発明)。
【0019】
なお、網点を正方形またはひし形で成長させる際、各辺ごとに連続的に成長させ、かつ網点の重心の移動が最小となるように成長させることが、トーンジャンプの発生を防止する上で好ましい(請求項3記載の発明)。
【0020】
また、この発明は、請求項1〜3記載の発明に対応して、網目版を出力する網目版出力装置にも適用することができる(請求項4〜6記載の発明)。
【0021】
さらに、この発明は、請求項1〜3記載の発明に対応して、原稿の濃淡を網点の大きさにより表現する網目版にも適用することができる(請求項7〜9記載の発明)。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0024】
図1は、この発明の一実施の形態が適用された印刷製版システム10の構成を示している。
【0025】
図1例の印刷製版システム10は、基本的には、画像入力部12と制御部14と版出力部16と印刷部18とから構成される。この印刷製版システム10は、原稿20から読み取られた連続階調画像に係る網点画像を有する網目版としてのフイルム版FとPS版Mおよび印刷物Pを出力するシステムである。なお、フイルム版F、PS版Mおよび印刷物Pは、原稿20から読み取られた連続階調画像に係る網点画像を表現する媒体となるので、それぞれ画像再現媒体として機能する。
【0026】
画像入力部12は、この実施の形態ではスキャナ22により構成されている。スキャナ22では、光源からの光が照射されて副走査方向に相対的に移送される原稿20からの反射光あるいは透過光が、CCDリニアイメージセンサ等の光電変換素子に導かれ該リニアイメージセンサにより原稿20が電気的に主走査されることで原稿20の全体が2次元的に走査され、光電変換素子を通じて電気信号であるアナログ画像信号(画素信号)に変換される。
【0027】
原稿20の2次元画像に係るアナログ画像信号は、A/D変換器によりR(赤),G(緑),B(青)各色用のデジタル画像データ(デジタル画像信号ともいう。)に変換されて画像入力部12、すなわちスキャナ22から出力される。
【0028】
ここで、デジタル画像データを出力する画像入力部12としては、スキャナ22に限らず、DVD(digital video disk)等の画像記録ディスク(画像記録媒体)、通信ネットワーク、デジタルスチルカメラ等、結果としてデジタル画像データを出力する媒体であればよい。
【0029】
制御部14は、画像処理部としてのコンピュータ24と、このコンピュータ24から出力されるデジタル画像データGを、網点形成用の2値画像データ(2値走査画像データ)Hあるいは、4値等の多値画像データ(多値走査画像データ)に変換するRIP(raster image processor)26とから構成される。
【0030】
この実施の形態において、RIP26は、後述するように、フイルム版FあるいはPS版Mを黒化あるいは非黒化するためのレーザ光をオンオフするための2値画像データHを出力する。4値等の多値の網点画像をフイルム版F等に形成するためには、たとえば、レーザ駆動電流を変化させればよい。
【0031】
制御部14を構成するコンピュータ24は、スキャナ22から供給されるR,G,Bデジタル画像データに対して、必要に応じて色補正処理、シャープネス処理の他、R,G,Bデジタル画像データからC,M,Y,Kデジタル画像データ(単に、デジタル画像データともいう。)Gへの3色4色変換処理、解像度変換処理等を行い、画像処理後のデジタル画像データGを出力する。
【0032】
なお、この実施の形態では、デジタル画像データGをC,M,Y,Kの4色要素(複数色要素)としているが、たとえば、原稿20がモノクローム原稿である場合等には、K版のみの1色要素のデジタル画像データGを取り扱えばよい。
【0033】
C,M,Y,K各デジタル画像データGの階調は、それぞれ、たとえば、値0、1、2、…、255の256階調をとる。なお、値0がハイライト側、値255がシャドー側である。値を網%値に換算すれば、値0が0%、値255が100%、値128が50%である。この明細書において、網%値が0〜50%未満のときにはハイライト側、50%超〜100%のときにはシャドー側という。また、網%が50%のときは中間値という。
【0034】
コンピュータ24により所定の処理がなされたデジタル画像データGは、RIP26を構成する比較部28の比較入力に供給されるとともに、アドレス計算部30に供給される。
【0035】
RIP26は、比較部28、アドレス計算部30の他、記憶装置であるスーパーセル閾値テンプレート(閾値マトリクスあるいは網点閾値データともいう。)32および網属性入力部34とから構成される。
【0036】
アドレス計算部30は、コンピュータ24から供給されるデジタル画像データ(画素データ)Gの各アドレスから、スーパーセル閾値テンプレート32上のX軸とY軸のアドレスを表すアドレスAD=AD(x,y)を計算してスーパーセル閾値テンプレート32に供給する。
【0037】
スーパーセル閾値テンプレート32は、その指定されたアドレスADに格納されている閾値(ここでは、値0、1、2、…、255の256階調の閾値データのうちのいずれかの値)Tを読み出して比較部28の基準入力に供給する。
【0038】
この場合、スーパーセル閾値テンプレート32としては、網属性入力部34により指定された網属性(スクリーン線数、網角度および網形状)に対応するものが使用される。
【0039】
スーパーセルは、複数の網点(網点セルともいう。)から構成されている。一般に、網点生成技術分野においては、出力解像度により定まる画素グリッド(黒化単位である画素の集合体をいい、出力解像度で画素が縦横に整然と並んでいる状態をイメージすればよい。)上にスーパーセルを設定し、設定したスーパーセルを網点セルに分割し、分割した網点セル内の各画素に対応して閾値を割り当てて網点閾値を生成するようにされており、閾値が割り当てられた複数の網点セルから構成されるスーパーセルをスーパーセル閾値テンプレート32という。なお、閾値が割り当てられた各網点セルは、それぞれ、閾値テンプレートあるいは閾値マトリクスという。
【0040】
後述するように、この発明では、この閾値テンプレートへの閾値の割り付け、換言すれば、網点の成長のさせ方に特徴がある。
【0041】
なお、スーパーセルに関連して網点を生成する技術の参考文献として、上述した「ポストスクリプト・スクリーニング」を挙げることができる。
【0042】
このように複数の網点セルから構成されるスーパーセルを考えることで、スクリーン線数と網角度をより細かく変化させることが可能となり、指定されたスクリーン線数と網角度により近い値を選択することができるという有利さがある。
【0043】
前記の比較部28では、デジタル画像データGと閾値Tについて、G≧T→1(レーザ光オン、黒化)、G<T→0(レーザ光オフ、非黒化、白抜け)の大小比較演算を行い、この比較演算結果の値1または値0をとる2値網点画像データ(2値データ、2値画像データ、網点画像データ、網点階調データあるいはデジタル網点データともいう。)Hを出力する。
【0044】
RIP26により作成された網点画像データHは、版出力部(網目版出力部ともいう。)16を構成するフイルムセッター36あるいはCTP38に供給される。また、網点画像データHは、CTC機能をも有する印刷機42に供給される。
【0045】
ここで、版出力部16は、フイルムセッター36、CTP38および露光機・現像機40とから構成されている。
【0046】
網目版出力装置としてのフイルムセッター36は、網点画像データHに基づいてオンオフされるレーザ光により未露光のフイルムを走査露光した後現像して、網点画像が形成された網目版としてのフイルム版Fを出力する。
【0047】
次いで、網目版出力装置としての露光機・現像機40は、フイルム版FとPS版原版を重ねて密着させ露光機部において光源によりアナログ露光し、露光後のPS版原版を現像機部において現像して網点画像の形成された網目版としてのPS版Mを作成する。
【0048】
一方、CTP38は、RIP26の出力である網点画像データHから直接PS版Mを作成する。
【0049】
PS版Mは、刷版として印刷部18を構成する印刷物作成装置としての印刷機42に装着される。
【0050】
なお、印刷機42として、内部のシリンダに巻き付けられた刷版原版を、レーザ光により直接露光記録して網目版としての刷版を作成するCTC機能を有するデジタル印刷機が使用される場合には、網点画像データHから直接網目版としての刷版が作成される(図1中、CTCのルート)。
【0051】
印刷機42では、装着されている刷版に対してインキが付けられ、刷版に付けられたインキが印画紙等のシート上に転移されることで、シート上に画像が形成された所望の印刷物Pを得ることができる。
【0052】
なお、実際上、C,M,Y,K各版毎に刷版が作成され、各シリンダに装着されて多色刷りが行われることで、印刷物P上にカラー画像が形成される。
【0053】
次に、スーパーセル閾値テンプレート32を構成する各閾値テンプレート(各閾値マトリクス)に基づき、フイルム版F、PS版Mあるいは印刷物P上に形成される網点の形状について説明する。
【0054】
図2は、網%に換算した網点画像データHによる、この実施の形態に係る網点形状のフイルム版FあるいはPS版Mあるいは印刷物Pでの成長の仕方例を示している。
【0055】
図2において、網%が0%のときには、何も黒化されない網点50aとなる。
【0056】
次に、網%が0%から第1のハイライトHL1%までの第1の変域101においては、網点が円形(または楕円形)で成長する網点50bとされる。
【0057】
次いで、網%が第1のハイライトHL1%から、この第1のハイライトHL1%より大きい値の第2のハイライトHL2%までの第2の変域102においては、網点が円形(または楕円形)から四角形(正方形またはひし形)に形状を変化しながら成長する網点50cとする。
【0058】
次に、網%が第2のハイライトHL2%から50%を経由して第2のシャドーSD2%までの網%の中間値50%を含む第3の変域103a、103bにおいては、網点が四角形で成長する網点50d、50eとする。
【0059】
さらに、網%が第2のシャドーSD2%からこの第2のシャドーSD2%より大きい値の第1のシャドーSD1%までの第4の変域104においては、網点を四角形から円形(または楕円形)に形状を変化させながら成長する網点50fとする。
【0060】
最後に、網%が第1のシャドーSD1%から100%までの第5の変域105においては、網点を円形(または楕円形)で成長させる網点50gとする。
【0061】
図2に示すような網点成長形状となるように、スーパーセル閾値テンプレート32を構成する各閾値テンプレートの閾値配列を行えばよい。なお、網点のドット形状を規定する閾値配列は、ポストスクリプト言語のスポット関数によっても記述することができる。
【0062】
図3は、図2に示した網点ドット成長の模式図を拡大し、かつ1枚にまとめた模式図を示している。
【0063】
図3においてハッチングして示した網点ドット60は、円形ドットの実際の黒化ドット形状(ドット数は29個=25個+4個)を示しており、この網点ドット60は、模式的には円形の網点ドット60Aとして表される。この実施の形態において、網点51は、ハイライト側の円形の網点ドット60A→ハイライト側の円形の網点ドット60B→ハイライト側の四角形の網点ドット60C→四角形の網点ドット60D(網%が50%)→シャドー側の四角形の網点ドット60E→シャドー側の円形の網点ドット60F→シャドー側の円形の網点ドット60Gの順で黒化成長する。
【0064】
なお、図4は、参考のために掲げた従来技術に係る幾何形状混成ドットの網点52を示している。この従来技術に係る幾何形状混成ドットの網点52では、ハイライト側の円形の網点ドット60A(正確には網点ドット60)→ハイライト側の円形の網点ドット60B→ハイライト側の円形の網点ドット60C′→四角形の網点ドット60D(網%50%)→シャドー側の円形の網点ドット60E′→シャドー側の円形の網点ドット60F→シャドー側の円形の網点ドット60Gの順で成長する。図4中、点線で示した網点ドット60C、60Eは、図3に示した本案の網点ドットである。
【0065】
図5は、図3に示した網点51の中、ハイライト側の四角形の網点ドット60C→四角形の網点ドット60D(網%が50%)→シャドー側の四角形の網点ドット60Eまでの網点ドット、換言すれば、網%が第2のハイライトHL2%(図2中、網点50c参照)から50%を経由して第2のシャドーSD2%(図2中、網点50e参照)までの網%の中間値50%を含む第3の変域103a、103bにける網点が四角形で成長する網点50d、50eにおける網点ドットの成長のさせ方を説明している。なお、ドットの数は、理解の容易化のために図3例の数とは異なる少ない数としている。
【0066】
図5において、黒化ドット数を13個で描いた点対称図形の四角形の網点ドット62aから網点を成長させる際に、ある辺(図5例では左下辺)で、矢印で示す黒化ドット63、64、65の順(結局、黒化ドット63、64、65を発生させる閾値テンプレート32の閾値は、黒化ドット63、64、65の順で大きな値としている。)で連続的に成長させた網点ドット62bを形成し、次に、前記ある辺の対辺(図5例では右上辺)で、矢印で示す黒化ドット66、67、68の順で連続的に成長する網点ドット62cを形成する。次に、残りの辺(図5例では右下辺)で黒化ドット69、70、71の順で連続的に成長する網点ドット62dを形成し、さらに前記残りの辺の対辺(図5例では左上辺)で黒化ドット72、73、74の順で連続的に成長する網点ドット62eを形成する。網点ドット62cおよび四角形の網点ドット62eも点対称図形となる。このように網点を成長させれは、網点の重心の移動が最小となる。また、網点を辺毎に成長させているので、いわゆる点の付きがよくなり、印刷工程においても良好な結果が得られる。
【0067】
図6は、図5と同様に、網点を四角形(正方形あるいはひし形)で成長させる際に、各辺毎に連続的に成長させ、かつ網点の重心の移動が最小となるように成長させる他の例を示している。
【0068】
この図6例では、黒化ドット数を9個で描いた四角形(正方形)の網点ドット80aからその下辺側を矢印で示すように左側から右側に連続的に成長させた網点ドット80bを形成し、さらに、上辺側を矢印で示すように右側から左側に連続的に成長させた網点ドット80cを形成し、さらに、右辺側を矢印で示すように下側から上側に連続的に成長させた網点ドット80dを形成し、さらに左辺側を矢印で示すように上側から下側に連続的に成長させた網点ドット80eを形成するようにしている。この網点ドット80eは、正方形の網点ドットである。以下、同様の手順で網点ドットを成長させることができる。この図6例においても、網点を辺毎に成長させているので、いわゆる点の付きがよくなり、印刷工程においても良好な結果が得られる。
【0069】
図7、図8は、以上のように説明した本案に係るグラデーションスケール82、84を示している。グラデーションスケール82は、図2で説明した網点ドットの成長の仕方に対応するものであり、グラデーションスケール84は、グラデーションスケール82において円形で成長する部分を楕円形で成長する部分としたものである。すなわち、グラデーションスケール82、84では、以下の(1)〜(5)で説明する順に網点ドットが成長する。
(1) 網%が0%から第1のハイライトHL1%(この例では、HL1%=25%)の第1の変域(領域)101では、円形(図7)または楕円形(図8)で網点ドットが成長する。
(2) 第1のハイライトHL1%から第2のハイライトHL2%(この例では、HL2%=32%)の第2の変域102では、円形または楕円形から正方形(図7)またはひし形(図8)に形状を変更しながら網点ドットが成長する。
(3) 第2のハイライトHL2%から第2のシャドーSD2%(この例では、SD2%=68%)の第3の変域103a、103bでは、正方形(図7)またはひし形(図8)で網点ドットが成長する。
(4) 第2のシャドーSD2%から第1のシャドーSD1%(この例では、SD1%=75%)の第4の変域104では、正方形またはひし形から円形(図7)または楕円形(図8)に形状を変更しながら網点ドットが成長する。
(5) 第1のシャドーSD1%から100%の第5の変域105では、円形(図7)または楕円形(図8)で網点ドットが成長する。
【0070】
このように上述した実施の形態に係る網点ドットの成長の仕方とすることにより、フイルム版F、PS版Mおよび印刷物Pの各作成時において、ハイライト部分では点の付きがよく、かつシャドー部分での点の抜けがよく、さらに、50%および78.5%付近でのトーンジャンプが発生しないという効果が達成される。
【0071】
なお、この発明は、上述の実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ハイライト部分から中間調部分を経由してシャドー部分までの全領域でのトーンジャンプが解消され、より滑らかな階調再現を得ることができるという効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態が適用された印刷製版システムの基本的な構成例を示すブロック図である。
【図2】この実施の形態に係る網点形状の成長の仕方例を示す説明図である。
【図3】図2に示した網点ドット成長の模式図を拡大し、かつ1枚にまとめた模式図である。
【図4】従来技術に係る幾何形状混成ドットの網点ドットの成長の仕方の説明に供される模式図である。
【図5】四角形で成長する網点ドットの成長のさせ方の例を示す説明図である。
【図6】四角形で成長する網点ドットの成長のさせ方の他の例を示す説明図である。
【図7】この発明の一実施の形態に係るグラデーションスケールの例示図である。
【図8】この発明の他の実施の形態に係るグラデーションスケールの例示図である。
【図9】従来技術に係るひし形ドットのグラデーションスケールの例示図である。
【図10】従来技術に係る円形ドットのグラデーションスケールの例示図である。
【図11】従来技術に係る幾何形状混成ドットのグラデーションスケールの例示図である。
【符号の説明】
2、4、6、82、84…グラデーションスケール
10…印刷製版システム 12…画像入力部
14…制御部 16…版出力部
18…印刷部 20…原稿
22…スキャナ 24…コンピュータ(画像処理部)
26…RIP 28…比較部
30…アドレス計算部 32…スーパーセル閾値テンプレート
34…網属性入力部 36…フイルムセッター
38…CTP 40…露光機・現像機
42…印刷機
50a、50b、50c、50d、50e…網点
60…網点ドット 63、64、65…黒化ドット
F…フイルム版 M…PS版
P…印刷物
Claims (9)
- 1色要素または複数色要素からなるデジタル画像データを画像再現媒体上に画像として再現する際に、正方形の複数の網点セルを直交座標系の各座標に隙間なく配置し前記網点セル毎に形成される網点を前記画像再現媒体上に2値出力あるいは多値出力により形成して前記画像の階調を網点により再現する階調再現方法において、
前記各網点の網%が、
0%から第1のハイライト%までの第1の変域においては、前記網点を円形(または楕円形)で成長させ、
前記第1のハイライト%から該第1のハイライト%より大きい値の第2のハイライト%までの第2の変域においては、前記網点を円形(または楕円形)から正方形(またはひし形)に形状を変化させながら成長させ、
前記第2のハイライト%から50%までの第3の変域の前半部においては、前記網点を正方形(またはひし形)で成長させ、前記50%から第2のシャドー%までの第3の変域の後半部においては、前記正方形の複数の網点セル中、頂点を共有する4つの網点セルの網%が同一である場合に、当該4つの網点セルの共有する頂点を中心とした黒化されない部分が正方形(またはひし形)で小さくなるように網点を成長させ、
前記第2のシャドー%から該第2のシャドー%より大きい値の第1のシャドー%までの第4の変域においては、前記網点の黒化されない部分を正方形(またはひし形)から円形(または楕円形)に形状を変化させながら小さくなるように網点を成長させ、
前記第1のシャドー%から100%までの第5の変域においては、前記網点の黒化されない部分を円形(または楕円形)で小さくなるように網点を成長させる
ことを特徴とする網点による階調再現方法。 - 請求項1記載の網点による階調再現方法において、
前記第2のハイライト%は48%以下であり、前記第2のシャドー%は52%以上である
ことを特徴とする網点による階調再現方法。 - 請求項1または2記載の網点による階調再現方法において、
前記網点を前記正方形(またはひし形)で成長させる際、各辺ごとに連続的に成長させ、かつ網点の重心の移動が最小となるように成長させる
ことを特徴とする網点による階調再現方法。 - 正方形の複数の網点セルを直交座標系の各座標に隙間なく配置し前記網点セル毎に形成される網点からなる網目版を出力する網目版出力装置において、
前記各網点の網%が、
0%から第1のハイライト%までの第1の変域においては、前記網点を円形(または楕円形)で成長させる第1の網点生成手段と、
前記第1のハイライト%から該第1のハイライト%より大きい値の第2のハイライト%までの第2の変域においては、前記網点を円形(または楕円形)から正方形(またはひし形)に形状を変化させながら成長させる第2の網点生成手段と、
前記第2のハイライト%から50%までの第3の変域の前半部においては、前記網点を正方形(またはひし形)で成長させ、前記50%から第2のシャドー%までの第3の変域の後半部においては、前記正方形の複数の網点セル中、頂点を共有する4つの網点セルの網%が同一である場合に、当該4つの網点セルの共有する頂点を中心とした黒化されない部分が正方形(またはひし形)で小さくなるように網点を成長させる第3の網点生成手段と、
前記第2のシャドー%から該第2のシャドー%より大きい値の第1のシャドー%までの第4の変域においては、前記網点の黒化されない部分を正方形(またはひし形)から円形(または楕円形)に形状を変化させながら小さくなるように網点を成長させる第4の網点生成手段と、
前記第1のシャドー%から100%までの第5の変域においては、前記網点の黒化されない部分を円形(または楕円形)で小さくなるように網点を成長させる第5の網点生成手段とを有する
ことを特徴とする網目版出力装置。 - 請求項4記載の網目版出力装置において、
前記第2のハイライト%は48%以下であり、前記第2のシャドー%は52%以上である
ことを特徴とする網目版出力装置。 - 請求項4または5記載の網目版出力装置において、
前記網点を前記正方形(またはひし形)で成長させる際、各辺ごとに連続的に成長させ、かつ網点の重心の移動が最小となるように成長させる
ことを特徴とする網目版出力装置。 - 請求項4記載の網目版出力装置から出力され、原稿の濃淡を網点の大きさにより表現する網点からなる網目版において、
前記各網点の網%が、
0%から第1のハイライト%までの第1の変域においては、前記網点が円形(または楕円形)で成長するように形成された第1の網目版部と、
前記第1のハイライト%から該第1のハイライト%より大きい値の第2のハイライト%までの第2の変域においては、前記網点が円形(または楕円形)から正方形(またはひし形)に形状が変化して成長するように形成された第2の網目版部と、
前記第2のハイライト%から50%までの第3の変域の前半部においては、前記網点が正方形(またはひし形)で成長するように形成され、前記50%から第2のシャドー%までの第3の変域の後半部においては、前記正方形の複数の網点セル中、頂点を共有する4つの網点セルの網%が同一である場合に、当該4つの網点セルの共有する頂点を中心とした黒化されない部分が正方形(またはひし形)で小さくなるように前記網点を成長させて形成された第3の網目版部と、
前記第2のシャドー%から該第2のシャドー%より大きい値の第1のシャドー%までの第4の変域においては、前記網点の黒化されない部分が正方形(またはひし形)から円形(または楕円形)に形状が変化して小さくなるように前記網点を成長させて形成された第4の網目版部と、
前記第1のシャドー%から100%までの第5の変域においては、前記網点の黒化されない部分が円形(または楕円形)で小さくなるように前記網点を成長させて形成された第5の網目版部とを有する
ことを特徴とする網目版。 - 請求項7記載の網目版において、
前記第2のハイライト%は48%以下であり、前記第2のシャドー%は52%以上である
ことを特徴とする網目版。 - 請求項7または8記載の網目版において、
前記網点が前記正方形またはひし形であるとき、各網点が、各辺ごとに連続的に成長し、かつ網点の重心の移動が最小となるように成長している形状を有する
ことを特徴とする網目版。
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