JP5512024B1 - カッティングシート作成方法および描画方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】壁面に直接描画するためのカッティングシートを作成すること。
【解決手段】コンピュータに、描画対象の画像を表す第1の画像データに対し網点加工を施して第2の画像データを作成し、第2の画像データをベクトル形式の第3の画像データに変換し、壁面の大きさに応じて第3の画像データにより表される画像を拡大させることにより、カッティングプロッターによって処理可能な第4の画像データを作成する処理を実行させる。
【選択図】図10

Description

本発明はカッティングシート作成方法および描画方法に関する。
外壁の保護と耐久性を高める等の目的で、建築物の外壁に塗装することが知られている。例えば、建築板の塗装において、インクジェットにおける塗料の吐出圧を変化させて基材の表面に付着する塗料の大きさを変化させ、1枚の基材に対して濃淡のある塗装を行うことが知られている。また、パターンシートを建築物の壁面にセットし、シートのパターンを形成する孔を介して塗料を吹き付けて描画したのち、シートを撤去する方法が知られている。
特開2003−334943号公報 特開平7−284721号公報
外壁の仕上げをする色は、屋根の色やサッシの色との関係で決める場合が多い。このときイラストや写真を外壁に塗装することにより、オリジナルな塗装仕上げとなる。
例えば、イラストや写真をインクジェット式プロッターにより塩化ビニルフィルムに印刷をしてそのフィルムを外壁に貼り付ける場合を考える。
この場合、貼り付けたフィルムが剥がれてしまう場合がある。また、フィルムに印刷をした場合、壁に直接塗装をする場合に比べ耐久性が低いという問題がある。
また、壁に大きな絵を直接描こうとする場合、壁に下書きをすることが考えられる。この場合、下書きにかける工数が増大するという問題がある。
1つの側面では、本発明は、壁面に直接描画するためのカッティングシートを作成することを目的とする。
上記目的を達成するために、開示のカッティングシート作成方法が提供される。このシート作成方法は、コンピュータに、描画対象の画像を表す第1の画像データに対し網点加工を施して第2の画像データを作成し、第2の画像データをベクトル形式の第3の画像データに変換し、壁面の大きさに応じて第3の画像データにより表される画像を拡大させることにより、カッティングプロッターによって処理可能な第4の画像データを作成する処理を実行させる。
1態様では、壁面に直接描画するためのカッティングシートを作成することができる。
実施の形態のコンピュータのハードウェア構成を示す図である。 実施の形態のコンピュータの機能を示すブロック図である。 建築物の外壁に塗装する絵の元図を示す図である。 元図の画像処理を説明する図である。 元図の画像処理を説明する図である。 元図の画像処理を説明する図である。 元図の画像処理を説明する図である。 元図の画像処理を説明する図である。 元図の画像処理を説明する図である。 元図の画像処理を説明する図である。 カット対象部位がカットされたカッティンングシートを示す図である。 塗装工程を説明する図である。 塗装工程を説明する図である。 塗装工程を説明する図である。 塗装工程を説明する図である。 塗装工程を説明する図である。 塗装工程を説明する図である。
以下、実施の形態の描画装置および描画方法を、図面を参照して詳細に説明する。
<実施の形態>
図1は、実施の形態のコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
コンピュータ10は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス108を介してRAM(Random Access Memory)102と複数の周辺機器が接続されている。
RAM102は、コンピュータ10の主記憶装置として使用される。RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に使用する各種データが格納される。
バス108には、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、ドライブ装置106、および通信インタフェース107が接続されている。
ハードディスクドライブ103は、内蔵したディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。ハードディスクドライブ103は、コンピュータ10の二次記憶装置として使用される。ハードディスクドライブ103には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、二次記憶装置としては、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置を使用することもできる。
グラフィック処理装置104には、モニタ104aが接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ104aの画面に表示させる。モニタ104aとしては、CRT(Cathode Ray Tube)を用いた表示装置や、液晶表示装置等が挙げられる。
入力インタフェース105には、キーボード105aとマウス105bとが接続されている。入力インタフェース105は、キーボード105aやマウス105bから送られてくる信号をCPU101に送信する。なお、マウス105bは、ポインティングデバイスの一例であり、他のポインティングデバイスを使用することもできる。他のポインティングデバイスとしては、例えばタッチパネル、タブレット、タッチパッド、トラックボール等が挙げられる。
ドライブ装置106は、例えば、光の反射によって読み取り可能なようにデータが記録された光ディスクや、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の持ち運び可能な記録媒体に記録されたデータの読み取りを行う。例えば、ドライブ装置106が光学ドライブ装置である場合、レーザ光等を利用して、光ディスク200に記録されたデータの読み取りを行う。光ディスク200には、Blu−ray(登録商標)、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等が挙げられる。
通信インタフェース107は、ネットワーク50に接続されている。通信インタフェース107は、ネットワーク50を介して、他のコンピュータまたは通信機器との間でデータを送受信する。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
図1に示すようなハードウェア構成のコンピュータ10内には、以下のような機能が設けられる。
図2は、実施の形態のコンピュータの機能を示すブロック図である。
コンピュータ10は、プログラム記憶部11とアプリケーション実行部12と、データ記憶部13とを有している。
プログラム記憶部11には、各種画像処理プログラムが記憶されている。アプリケーション実行部12は、ユーザの操作に応じてプログラム記憶部11に記憶されている画像処理プログラムを呼び出し実行する。データ記憶部13には、描画しようとする絵の元図(描画対象の画像)のデータが記憶されている。また、データ記憶部13は、アプリケーション実行部12のプログラムの実行に伴い生成されたデータを記憶する。
次に、実施の形態の描画方法を説明する。
本実施の形態では一例として、建築物の外壁に山を塗装する場合を説明する。なお、建築物の外壁に塗装する絵の種類としては特に限定されない。また、塗装対象の建築物としては特に限定されないが、例えば塀や橋梁、防波堤等が挙げられる。
図3は、建築物の外壁に塗装する絵の元図を示す図である。
ユーザの操作に応じてアプリケーション実行部12は、プログラム記憶部11に記憶されている画像処理プログラムを呼び出す。そして、アプリケーション実行部12は、建築物の外壁に塗装する絵の元図30のデータ(第1の画像データ)をデータ記憶部13から読み出し、モニタ104aに表示する。なお、画像処理プログラムを実装するソフトウェアとしては、例えばAdobe Photoshop(登録商標)等が挙げられる。
図4〜図10は、元図の画像処理を説明する図である。
図4に示すように絵の元図30のピクセル(pixel)数は、幅1024ピクセル、高さ768ピクセル、解像度は72ピクセル/インチ(inch)であるものとする。
本実施の形態では、ユーザが元図30より大きい絵を外壁に描きたいものとする。
このとき、ユーザは、コンピュータ10を操作し、元図30の解像度を大きくする。解像度は、外壁に塗装する絵のサイズに基づき決定する。図4に示す例では、アプリケーション実行部12は、ユーザの操作に応じて元図30の解像度を300ピクセル/インチにする。これにより、元図30のサイズはほぼそのままでピクセル数を増やすことができる。
また、外壁の形状に応じて、元図30をトリミングするのが好ましい。例えば、元図30に占める山の背景部分の割合が大きすぎる(希望する大きさに元図30を拡大して外壁に塗装するときに、元図の背景部分が建築物の外壁からはみ出してしまう)と判断した場合は、元図30の背景の上部分をトリミングして、元図30の長手方向の長さをより長く(ワイドに)する。次に、元図30がカラーの画像である場合は、アプリケーション実行部12は、ユーザの操作に応じて元図30のカラーを白黒に変換する。次に、ユーザが、濃淡が足りないと判断した場合はアプリケーション実行部12は、ユーザの操作に応じて色調補正を施す。
図5には、元図30に対してここまでの画像処理が施された画像31が図示されている。
次に、アプリケーション実行部12は、ユーザの操作により、図6に示すように、画像31を網点化する。例えば、アプリケーション実行部12は、網点の最大半径を35ピクセルに決定する。この最大半径の大きさは、例えば、絵を外壁に描画したときに観察者と外壁との距離や、外壁の面積に応じて決定することができる。観察者が外壁を観察する際に、外壁との距離が離れていることが多いと予測される場合(例えば、ビルの屋上に壁を設け、その壁に描画する場合等)や、外壁の面積が大きい場合は、最大半径をより大きくすることができる。他方、観察者が外壁を観察する際に、外壁との距離が接近していることが多いと予測される場合や、外壁の面積が小さい場合は、最大半径をより小さくすることができる。図6は、網点化された画像32を示す図である。画像32のデータが第2の画像データの一例である。画像32では、画像31の色が薄い(白に近い)部分については比較的小さい網点が表示されており、画像31の色が濃い(黒に近い)部分については比較的大きい網点が表示されている。そして、最も濃い色の部分の網点の大きさは35ピクセルになっている。アプリケーション実行部12は、ユーザの操作に応じて、この画像32のデータをデータ記憶部13に記憶する。
次に、アプリケーション実行部12は、網点化された画像32をベクトル形式のデータ(ベクトルデータ)に変換する。ベクトルデータに変換する画像処理プログラムを実装するソフトウェアとしては、例えばAdobe Illustrator(登録商標)等が挙げられる。具体的には、アプリケーション実行部12は、データ記憶部13に記憶されている画像32のデータを読み出す。そして、アプリケーション実行部12は、画像32の輪郭を抽出することで画像32のデータをアウトライン化する。例えば、ユーザはアウトライン化されたベクトルデータの画像のプレビューを見てこのデータの作成を希望する場合には、決定ボタン(図示せず)を押下する。これにより、画像32が、品質の劣化なくサイズを変更可能なベクトルデータに変換される。
図7は、アウトライン化された画像33を示す図である。画像33のデータが第3の画像データの一例である。この画像33のデータがカッティングデータ(カッティングプロッターによりカッティングシートをカットする部位が示されたデータ)となる。なお、カッティングシートは外壁に一時的に貼付けられるシートである。カッティングシートは、台紙と糊が付着したシートの2重構造をなしている。カッティングプロッターによりカットされる部分は、シートであり、台紙はカットせずに残す。
カッティングシートとしては、例えば、塩化ビニル製の再剥離用のカッティングシートが挙げられる。このカッティングシートを用いることにより、カッティングシートを外壁から剥離した際に、外壁に糊が残ることを抑制することができる。
図7に示す画像33は、網点に対応する部位(例えば部位33a、33b、33c、以下、網点対応部位と言う)の外周が、カッティングプロッターによりカットされる部位(以下、カット対象部位と言う)を示している。カット対象部位をカットし、網点対応部位以外の部位をカッティングシートから取り除くと、網点対応部位はマスクとして残る。このため、網点対応部位以外の部位が塗装される部位になる。例えば、画像33において、網点対応部位のうち円に近い形状をなす網点対応部位が密集している箇所は、マスクとして残る部分が多い部分である。このため、着色されない部分が多く残るため、完成時には壁の色が多く残る部分である。これに対し、円が潰れている網点対応部位が密集している箇所は、マスクとして残る部分が少ない部分である。このため、着色される部分が多く残るため、完成時には塗料の占める面積が多くなる部分である。この壁の色が多く残る部分と塗料の占める面積が多くなる部分のコントラストが陰影になる。
次に、ユーザは、画像33の大きさを参照する。そして、アプリケーション実行部12は、ユーザの操作に応じ、カッティングシートの大きさに合わせて画像33を拡大(または縮小)する。
図8に示すように、画像33の大きさは幅が289.14mm、高さが216.91mmである。アプリケーション実行部12は、ユーザの操作に応じてこれを、図8に示すように、外壁に貼り付ける大きさである幅4337.09mm、高さ3253.71mmに拡大する。以下、拡大した画像を画像34という。画像34のデータは第4の画像データの一例である。
次に、画像34のサイズ(幅または高さ)が、カットしようとするカッティングプロッターでカットできるサイズを超えている場合は、画像34を分割する。図9は、画像の分割を説明する図である。図9で示す例では、画像34が画像34a、34b、34c、34dに分割されている。各画像34a、34b、34c、34dそれぞれの大きさはカッティングプロッターでカットできるカッティングシートのサイズになっている。
ユーザは、カッティングプロッターにカッティングシートをセットする。
図11は、カット対象部位がカットされたカッティンングシートを示す図である。図11は、カッティングシート41の画像34cのカット対象部位がカットされている様子を示している。
カッティングプロッター40により、画像34のカット対象部位に対応するフィルム部分がカットされる。前述したように、台紙はカットしない。
次に、カッティングプロッター40でカット対象部位がカットされたカッティングシート41を外壁に貼り付け塗装する工程を説明する。
図12〜図17は、塗装工程を説明する図である。以下、建築物の外壁が白壁の場合を例に説明する。
外壁に塗装する際には、外壁にプライマーを塗って下地処理を施す。これにより、塗料がはがれにくくなる。その後、カッティングシート41の台紙を剥がす。そして、図12に示すように、台紙を剥がしたカッティングシート41を、画像の向きを考慮して外壁60に順番に貼り付ける。この際、外壁60とカッティングシート41との間に塗料が染みこまないようにカッティングシート41を抑えて貼り付けるのが好ましい。図13は、外壁60にカッティングシート41の貼り付けが完了した状態を示す図である。
その後、図14に示すように、カッティングシート41のカッティングプロッター40によりカットされた網点対象部位以外の部分を抜き取る。これにより、マスク用のフィルム部分が残る。
前述したように、網点対応部位のうち円に近い形状をなす網点対応部位が密集している箇所(例えば部位42)は、マスクとして残る部分が多い部分である。このため、着色されない部分が多く残るため、完成時には壁の色が多く残る部分である。これに対し、円が潰れている網点対応部位が密集している箇所(例えば部位43)は、マスクとして残る部分が少ない部分である。このため、着色される部分が多く残るため、完成時には塗料の占める面積が多くなる部分である。
次に、図15に示すように、建築塗装用のローラー71等を用いて予め用意した塗料をカッティングシート41の表面に均一に塗装する。塗装は1回でも良いが、一度乾いた後に再度塗るのが好ましい。これにより耐久性が向上する。
次に、塗料が乾いた状態でカッティングシート41を全て取り除く。図16は、一部のカッティングシート41を取り除いた状態を示す図である。左側1/4程が取り除かれており、絵の一部が露出している。これにより、外壁60に濃淡のある絵が現れる。残りの3/4は一面に塗料が付着した状態である。図17は、全てのカッティングシート41を取り除いた様子を示す図である。
以上述べたように、実施の形態の描画方法によれば、網点の大きさにより色の濃い薄いを表現するため、特に遠方から見たときに立体感があり迫力のある描写となる。また、文字も塗装でき看板としても使用することができる。また、塗装時にカラーでの塗装も可能である。
また、外壁に直接塗装することができるため、塗装する壁面の大きさには特に制限がない。また、職人が外壁に直接絵を描く場合、職人の絵のスキルに左右される。また、外壁に下書きをすれば、その分、絵を描くための工程が増大する。実施の形態の描画方法によれば、写真に基づき作成されたカッティングシートを用いるようにした。これにより、職人の絵のスキルにかかわらず、均一の品質の描画を行うことができる。また、外壁への下書きは不要であり、その分工数が減る。
また、塩化ビニルフィルムをマスキングに用いるようにした。これにより、カッティングシートが剥がしやすい。
また、直接外壁に塗装することにより、例えばイラストや写真をインクジェット式プロッターにより塩化ビニルフィルムに印刷をしたものを外壁に貼り付けたものに比べ、塗料の種類により退色を抑制することができる。また、耐候性が高く、材料のコスト面でも格段に安い費用で施工することができる。すなわち、塩化ビニルフィルムに印刷をしたものを外壁に貼り付けた場合、紫外線により褪色やフイルムの劣化、水の浸入による剥がれが起こることを考慮すると、防水処理やUV(UltraViolet)加工が必要となる。実施の形態の描画方法によれば、塗料の種類により、そのような加工を不要とすることができる。
さらに、実施の形態の描画方法によれば、躯体面の形状により塩化ビニルフィルムの貼り付けが難しい場合にも対応することができる。
なお、コンピュータ10が行った処理が、複数の装置によって分散処理されるようにしてもよい。例えば、1つの装置が、画像32のデータを生成しておき、他の装置が、そのデータを用いてベクトルデータを生成するようにしてもよい。
以上、本発明のカッティングシート作成方法および描画方法を、図示の実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、コンピュータ10が有する機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等が挙げられる。磁気記憶装置には、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ等が挙げられる。光ディスクには、DVD、DVD−RAM、CD−ROM/RW等が挙げられる。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)等が挙げられる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)等の電子回路で実現することもできる。
10 コンピュータ
11 プログラム記憶部
12 アプリケーション実行部
13 データ記憶部
30 元図
31、32、33、34、34a、34b、34c、34d 画像
33a、33b、33c、42、43 部位
40 カッティングプロッター
41 カッティングシート
60 外壁
71 ローラー

Claims (3)

  1. 壁面に絵を描画する際に用いるカッティングシート作成方法において、
    コンピュータに、
    描画対象の画像を表す第1の画像データに対し、壁面に描画しようとする絵の面積が大きくなる程網点の最大半径の大きさが大きく決定され、かつ、前記第1の画像の色の濃い部分は網点が大きく、前記第1の画像の色の薄い部分は網点が小さくなるように決定された網点加工を施して第2の画像データを作成し、前記第2の画像データをベクトル形式の第3の画像データに変換し、壁面の大きさに応じて前記第3の画像データにより表される画像を拡大させることにより、カッティングプロッターによって処理可能な第4の画像データを作成する処理を実行させる、
    ことを特徴とするカッティングシート作成方法。
  2. 作成された前記第4の画像データをカッティングプロッターで処理して網点の外周がカットされたカッティングシートを作成する請求項1に記載のカッティングシート作成方法。
  3. 壁面に絵を描画する描画方法において、
    コンピュータに、
    描画対象の画像を表す第1の画像データに対し、壁面に描画しようとする絵の面積が大きくなる程網点の最大半径の大きさが大きく決定され、かつ、前記第1の画像の色の濃い部分は網点が大きく、前記第1の画像の色の薄い部分は網点が小さくなるように決定された網点加工を施して第2の画像データを作成し、前記第2の画像データをベクトル形式の第3の画像データに変換し、壁面の大きさに応じて前記第3の画像データにより表される画像を拡大させた第4の画像データを作成する処理を実行させ、作成された前記第4の画像データをカッティングプロッターで処理して網点の外周がカットされたカッティングシートを作成し、
    作成された前記カッティングシートを用いて前記描画対象の画像に対応する画像を壁面に描画する、
    ことを特徴とする描画方法。
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