JPH11277987A - 連続階調画像を被加工材表面に再現させる表面デザイン方法 - Google Patents

連続階調画像を被加工材表面に再現させる表面デザイン方法

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JPH11277987A
JPH11277987A JP10176898A JP10176898A JPH11277987A JP H11277987 A JPH11277987 A JP H11277987A JP 10176898 A JP10176898 A JP 10176898A JP 10176898 A JP10176898 A JP 10176898A JP H11277987 A JPH11277987 A JP H11277987A
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Kazuhiro Takada
一宏 高田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】石材、ガラス材などの表面に連続階調原画の画
像を、被加工材料表面の平滑性を保持して忠実に再現さ
せる表面デサイン法の提供 【構成】再現すべき連続階調画像をスキャニングし電子
データ化してコンピュータに取り込み、該データに電子
的なレタッチ修正処埋をし、該修正データを網点データ
(FMスクリーン)に変換し、該網点データを用いて保護
皮膜をを作成し、次いで被加工材料の表面に処理薬剤を
適用し、一定時間放置後薬剤を洗い流し、保護皮膜を除
去し、被加工材料の表面の平滑性を実質的に変えること
なく連続階調画像を被加工材料の表面に再現させるせる
表面デザイン法

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加工材料、特に
石材、ガラスなど、更には御影石などの色成分を含有す
る石材の表面に連続階調画像を再現させる表面デザイン
法、特に被加工材の表面の平滑性を実質的に変化させる
ことなく連続階調画像を再現させる表面デザイン法に関
する。特に被加工材料の選択的加工手段として、従来石
材等の表面にデザインを再現させる加工方法として公知
の薬品処理、機械的処理等を採用しても、連続階調の画
像を高品質で被加工材料の表面に再現できるように、再
現すべき連続階調画像を、再現される被加工材料の特性
との関連で電子的修正処理をする方法、すなわち電子的
レタッチ修正処理方法と組み合わせて品質の高い連続階
調画像を被加工材料表面に再現し得るようにした表面デ
ザイン法に関する。
【0002】
【従来技術】従来、御影石等の石材の表面にデザインを
施すの方法としては、砂を利用して表面を研磨するサン
ドブラスト法、薬剤を用いるエッチング法などが採用さ
れていたが、これらの手段による加工処理を被加工材料
表面に適用する前の、再現すべき画像の処理と被加工材
料表面に再現される画像の品質との関係について考察が
なされてなかった。従って、連続階調の画像を被加工面
に再現しようとしても、再現すべき原画と対比した場
合、画質が全く異なるものとなってしまっていた。ま
た、保護皮膜と薬剤を用いて被加工材料表面に画像を再
現する場合においても、表面に微細な凹凸か現れること
を避けることができず、被加工材料の持つ、特に御影石
などの石材の持つ表面の光沢および表面平滑性が失わ
れ、手触も悪くなるといった、被加工材料の品質を好ま
しくないものとしてしまう問題があった。すなわち、御
影石の表面にデザイン化した保護膜を形成し、この上に
御影石の成分の一部と反応して、微細な凹凸を形成する
薬品を塗布し、一定時間放置後、薬品を洗い流し、更に
前記保護膜を除去して、滑り止めを兼ねたデザインを、
御影石の表面に形成させる技術が公開されているが、こ
の技術では、微細な文字や写真などを御影石の表面に再
現させるには、シルク印刷を用いて、更に塗料を塗り、
該塗料が半乾燥状態において拭き取って凹凸の凹み部分
に塗料を残して文字や写真を再現するものであり、微細
な文字や写真は塗料により再現するもので、石材の持つ
そのものの色のみによって連続階調の写真等の画像を被
加工材料の表面に再現させる技術について何らの教示も
していない。しかも、被加工材料の御影石表面の平滑性
も失われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、被加工材料
表面に連続階調の原画の画像を階調性を落とすことなく
再現する方法を確立することを目的とする。また、被加
工材料の持つ平滑性などの好ましい特性をできる限り損
なうことなく連続階調の原画の画像の階調性を落とすこ
となく、被加工材料の表面に再現する方法を確立するこ
とを目的とする。更に具体的には御影石等の石材の持つ
特性を遺憾なく利用して、塗料などの他の着色成分の助
けをかりることなく、連続階調の画像を御影石等の表面
に、石材などの持つ色成分のみを利用して階調性を落と
すことなく連続階調の画像を再現する表面デザイン方法
を確立することを目的とし、更にその際、磨いた石の持
つ平滑性、光択性を実質的に損なうことなく、高級感や
美観をもつ石素材の製品を提供すること目的とする。更
に、被加工材料の表面に2以上の階調を合成して、より
階調性豊かな表現効果をもった画像を被加材料表面に再
現させる表面デザイン方法を確立することを目的とす
る。前記の目的は、従来の、御影石の表面にデザイン化
した保護膜を形成し、この上に御影石の成分の一部と反
応して、微細な凹凸を形成する薬品を塗布し、一定時間
放置後、薬品及び前記保護膜を除去する方法では達成で
きないものであり、前記目的を達成するには、原稿画像
を電子データ化し、該電子データを加工材料に最も適し
た保護皮膜を形成できる網点データを作成し、該網点デ
ータを用いて被加工材料表面に、連続階調の原画の階調
性を可能な限り再現する画像を形成する基本的な技術の
開発が必要である。
【0004】
【問題を解決するための手段】本発明者は、これらの課
題に対し、再現すべき連続階調画像を被加工材料表面に
再現する過程において、原画の階調(色の明るい、暗い
の差)を被加工材料表面に移すに際し、なにが階調性再
現と関連するかを試行錯誤により検討する中で、原画の
階調性を忠実に被加工材料面に再現できるような画像デ
ータに変換修正することが重要であり、該修正は連続階
調画像が再現される被加工材料の特性との関連で行うこ
とが極めて重要であることが分かった。従って、再現す
べき連続階調画像をスキャニングしディジタルデータと
し、該データに電子的レタッチ修正処理、すなわち被加
工材料の特性を考慮したレタッチ修正処理、をして得ら
れたデータを網点処理したものを被加工材料表面の加工
データとすることが良いことを見出して本発明を完成し
をものである。
【0005】従って、本発明の要旨は、基本的には、再
現すべき連続階調画像をスキャニングし電子データとし
てコンピュータに取り込み、該取り込んだデータに電子
的レタッチ修正処埋をし、該修正処理データを網点デー
タに変換し、該網点データを用いて被加工面上に保護皮
膜を作成し、該保護皮膜が形成されていない被加工面を
選択的に加工処理をする工程を含む被加工材表面に前記
連続階調画像を再現させる表面デザイン方法であり、
【0006】具体的には前記保護皮膜の形成を、電子的
なレタッチ修正データを網点データに変換した網点デー
タを用いてスクリーン印刷またはカッティングシートに
より行う表面デザイン法であり、更に、前記網点データ
への変換に周波数変調スクリーン(FMスクリーン)法
を用いることを特徴とする表面デザイン法であり、該網
点法を用いることにより、従来の網点(AMスクリー
ン)法よりも高解像度の連続階調画像を再現させること
ができるとともに、AMスクリーン法を用いた網点法で
は、階調のハイライト部分での網点の面積は小さいので
加工の途中に喪失する場合があったのに対し、FMスク
リーン法を用いた網点では、全ての網点の大きさが同じ
であるから、ハイライト部での網点の喪失がないという
顕著な効果がもたらされる。
【0007】また、前記保護皮膜が形成されていない被
加工面の具体的加工処理として、保護皮膜が形成された
被加工表面に加工処理薬剤を供給し、一定時間放置し、
前記保護皮膜のない部分を選択的に加工処理薬剤で処理
し、次いで前記加工処理薬剤の洗い流しおよび前記保護
皮膜の除去をして、被加工材料の表面の平滑性を実質的
に変えることなく連続階調画像を再現させる表面デザイ
ン法であり、更には、前記保護皮膜が形成されていない
被加工面の加工処理を、エッチング法又はサンドブラス
ト方法で行う表面デザイン法であり、より具体的には、
再現すべき画像が写真であり、被加工材料が石材、ガラ
スである表面デザイン方法である。
【0008】そして、その応用として、再現すべき連続
階調画像をスキャニングし電子データとしてコンピュー
タに取り込み、該取り込みデータに電子的レタッチ修正
処埋をし、該修正データを網点データに変換し、該網点
データを用いて被加工面上に保護皮膜を作成し、前記保
護皮膜が形成された被加工表面に加工処理薬剤を供給
し、一定時間放置し、前記保護皮膜のない部分を加工処
理薬剤で処理し、次いで前記加工処理薬剤を洗い流し、
前記保護皮膜をそのまま残し、第2の再現すべき連続階
調画像の電子的レタッチ修正処理データを網点処理した
データを用いて被加工面上に第2の保護皮膜を作成し、
前記第1及び第2の保護皮膜が形成された被加工表面に
加工処理薬剤を供給し、一定時間放置し、前記保護皮膜
のない部分を加工処理薬剤で処理し、次いで前記加工処
理薬剤を洗い流し、更に必要に応じて第2の画像の再現
工程を所望回数繰り返し、最後に前記全ての画像の再現
工程で形成された保護皮膜を除去して被加工材料の表面
の平滑性を実質的に変えることなく被加工材料表面に合
成画像に明暗の階調を形成すること特徴とする表面デザ
イン方法である。この場合、画像の再現は濃度の濃いも
のから順次行なう。この技法を用いると、再現すべき連
続階調性画像をより忠実に再現することできる。すなわ
ち、再現すべき画像を2つ以上の階調に分け、各々の保
護皮膜を作成し、薬品による処理に程度の差を設けるこ
とで、被加工材料により豊かな階調表現の効果を与える
ことができ、被加工材料表面に階調(色の明るい、暗い
の差)をさらに多くあたえることができる。
【0009】
【本発明の態様】被加工材料としては、多くのものを使
用できるが、石材、ガラス材、特に色成分(黒を含む)
を含む材料、更に具体的には黒御影石のような石材が本
発明を適用するのに好ましい材料である。黒御影石のよ
うな材料に、再現すべき連続階調を持つ画像の電子的デ
ータに電子的レタッチ修正処理をし、該修正データをF
Mスクリーン法で網点した電子的データに基づいて形成
される保護皮膜及び加工薬剤処理を組み合わせることに
より、被加工材料表面が持つ光沢、平滑性等を維持し
て、該表面に連続階調の原画を再現できる。また、前記
再現すべき連続階調を持つ画像の電子的データを電子的
レタッチ修正処理をし、該修正データをFMスクリーン
法で網点した電子的データ処理を用いて得られたデータ
を被加工材料の表面加工情報として用いることにより、
エッチング処理、サンドブラスト処理などの従来の加工
処理の技法と組み合わせても被加工材料表面に高解像
度、高品質の画像を再現することができる。
【0010】また、再現すべき連続階調を持つ画像の電
子的データを電子的レタッチ修正処理をし、該修正デー
タをFMスクリーン法で網点した電子的データとフオト
レジスト(感光性の保護皮膜形成材料)法とを組み合わ
せて保護皮膜を形成するように設計すれば、スクリーン
版を必要とせずに必要な保護皮膜を被加工材料表面に形
成することができる。また、保護皮膜をインクジェット
装置によってに形成するようにすれば、再現すべき連続
階調画像を形成するために必要な保護皮膜を被加工材料
表面に、コンピュータから転送した画像データーで保護
膜形成インクジェットインクの供給を制御することによ
って直に形成することができる。
【0011】被加工材料の表面を加工処理する薬剤とし
ては、被加工材料によって適宜調合する必要があるが、
例えば、御影石などの石材の場合には、塩酸、フッ酸、
硝酸等の無機酸及びこれらの酸の混合物に界面活性剤を
添加したものが使用される。また、被加工面が建造物の
垂直面等の薬剤の一定時間の保持が困難な箇所である場
合には、薬剤を吸収性する部材、例えば布地(不織布、
紙などを含む)に吸収させて、これを被加工材料面に密
着させ薬剤を適用しても良い。
【0012】被加工材料としては、石材、ガラス材等で
できたものを使用するのが、得られた表面のデザインを
ほぼ永久的に保存できるから好ましいが、この様な物に
限定されない。また、被加工材料は、素材さえ本発明の
方法により加工可能な物てあれば、どのような形状、用
途のものでも良く、銘板、記念碑、門柱、建物のホール
の壁などあらゆる物に適用できる。
【0013】
【実施例】実施例1 本発明の表面デザイン方法の1例を、工程に従って示す
と。 1.オリジナル(写真1)の連続階調画像をスキャナに
より読み取り、コンピュータにデジタルデータとして保
存する。 2.該デジタルデータに被加工材料である黒御影石の肌
理・色合い等の特性による画像の再現特性を考慮した電
子的レタッチ修正処理を加え、黒御影石表面に画像を形
成した際、最も原稿の連続階調画像の再現性が良くなる
ようにデータとする(写真2)。これから、ある濃度以
下は白情報とし、またある濃度以上を黒情報となり、両
者の間の濃度の画像は階調性持った情報になっているこ
とが分かる。 3.該レタッチ済みのデータを用いて、FMスクリーン
法を用いて保護皮膜形成用の網点データを作成する(写
真4)。ちなみに写真3はレタッチ修正処理をしてない
データをFMスクリーンを用いて網点データを作成した
ものである。 4.該網点データーを用いてフイルム出力する。 5.これを用いて保護皮膜形成用のシルクスクリーン版
を作成する。 6.スクリーンを黒御影石の表面に置き、該表面に保護
皮膜形成インキで保護皮膜を形成する。 7.原画に対応した保護皮膜が形成されている被加工材
表面に薬剤を塗布する。 8.一定時間経過後、前記薬剤を洗い流し、更に保護皮
膜を除去する。 これらの行程により、被加工表面にオリジナルの連続階
調性が忠実に再現された表面デザインが形成された(写
真6)。ちなみに写真5はレタッチ修正処理をしてない
データをFMスクリーンを用いて作った網点データ(写
真3)を用いて前記4.から8.の工程に従って黒御影
石上連続階調画像を再現したものである。電子的レタッ
チ修正処理の技術的効果は顕著であることは明らかであ
る。
【0014】実施例2 応用例を説明する。表面を磨いた黒御影石を用意した。
オリジナル画像として写真画像(写真7)を用いた。ま
ず、前記写真画像をスキャナでデジタルデータとして取
り込む。ついで、用意した黒御影石の表面に最も再現性
が良く前記写真がデザインできるよう前記デジタルデー
タを電子的レタッチ修正処理をする。さらにそのデータ
を2つの階調に分離する。すなわち、シャドウ部分(写
真8)と中間調部分(写真9)に分離する。次いで、各
々部分の別々のシルクスクリーン版を作成する。最初に
シャドウ部の版で被加工材料(黒御影石)の表面に保護
皮膜を形成し、その後薬剤を適応して脱色処理をした。
脱色処理により1つめのデザインが被加工材表面に形成
された。前記保護皮膜は除去しないでそのまま残してお
く。次いで、2つめのデザイン(中間調部分)の保護皮
膜を前に処理したデザインの保護皮膜に重ならない形で
被加工材表面に形成し同様の脱色処理をくり返した。最
後に、保護被膜の全てを取り除く。これにより、最初の
加工処理ではシャドー部のデザインが被加工材の色とし
てそのまま残り、2番目のデザインは中間の色の濃さと
なり、全く保護皮膜が形成されなかった加工材の表面は
2度の脱色処理により、最も白化することになる。この
ような行程によりそれぞれのデザインに階調を与え、よ
り豊かな階調表現を得ることができる(写真10)。
【0015】
【発明の効果】本発明の連続階調画像のデジタルデータ
を電子的レタッチ修正処理し、これをFMスクリーン法
で網点データ化し、該網点データを用いてスクリーン印
刷またはカッティングシートにより保護皮膜を作成し、
該保護皮膜を用いて被加工材料表面にデザインを形成す
ることにより、連続階調画像を、被加工材料表面の平滑
性を維持して忠実に再現させることができるという顕著
な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真1
【図2】レタッチ処理後
【図3】レタッチ処理なしのFM網点像
【図4】レタッチ処理後のFM網点像
【図5】レタッチ処理なしのFM網点像を用いて黒御影
石上に再現された写真
【図6】レタッチ処理後のFM網点像を用いて黒御影石
上に再現された写真
【図7】写真7
【図8】電子的レタッチ修正処理後のシャドウ部分
【図9】電子的レタッチ修正処理後の中間調部分
【図10】2回加工処理により得られた合成画像

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再現すべき連続階調画像をスキャニング
    し、電子データとしてコンピュータに取り込み、該取り
    込んだデータに電子的レタッチ修正処埋をし、該修正処
    理データを網点データに変換し、該網点データを用いて
    被加工面上に保護皮膜を作成し、該保護皮膜が形成され
    ていない被加工材料面を選択的に加工処理をする工程を
    含む被加工材表面に前記連続階調画像を再現させること
    を特徴とする表面デザイン方法。
  2. 【請求項2】 電子的レタッチ修正データを網点データ
    に変換した網点データを用いてスクリーン印刷またはカ
    ッティングシートにより保護皮膜を作成することを特徴
    とする請求項1に記載の表面デザイン法。
  3. 【請求項3】 網点データへの変換に周波数変調スクリ
    ーン法を用いることを特徴とする請求項1または2に記
    載の表面デザイン法。
  4. 【請求項4】 保護皮膜が形成されていない被加工材料
    面の選択的加工処理を、前記保護皮膜が形成された被加
    工表面に加工処理薬剤を供給し、一定時間放置し、前記
    保護皮膜のない部分を加工処理薬剤で処理し、次いで前
    記加工処理薬剤の洗い流しおよび前記保護皮膜の除去を
    して、被加工材料の表面の平滑性を実質的に変えること
    なく連続階調画像を再現させることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の表面デザイン法。
  5. 【請求項5】 保護皮膜が形成されていない被加工材料
    面の選択的加工処理を、エッチング法又はサンドブラス
    ト方法で行い被加工面材料表面に連続階調画象を再現さ
    せることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    表面デザイン法。
  6. 【請求項6】 再現すべき画像が写真であり、被加工材
    料が石材、ガラスであることを特徴とする請求項4又は
    5に記載の表面デザイン方法。
  7. 【請求項7】再現すべき連続階調画像をスキャニングし
    電子データとしてコンピュータに取り込み、該取り込ん
    だデータに電子的レタッチ修正処埋をし、該修正処理デ
    ータを網点データに変換し、該網点データを用いて被加
    工面上に保護皮膜を作成し、前記保護皮膜が形成された
    被加工表面に加工処理薬剤を供給し、一定時間放置し、
    前記保護皮膜のない部分を加工処理薬剤で処理し、次い
    で前記加工処理薬剤を洗い流し、前記保護皮膜をそのま
    ま残し、第2の再現すべき連続階調画像の電子的レタッ
    チ修正処理データを網点処理したデータを用いて被加工
    面上に第2の保護皮膜を作成し、前記第1及び第2の保
    護皮膜が形成された被加工表面に加工処理薬剤を供給
    し、一定時間放置し、前記保護皮膜のない部分を加工処
    理薬剤で処理し、次いで前記加工処理薬剤を洗い流し、
    更に必要に応じて第2の画像の再現工程を所望回数繰り
    返し、最後に前記全ての画像の再現工程で形成された保
    護皮膜を除去して被加工材料の表面の平滑性を実質的に
    変えることなく合成画像に明暗の階調を形成すること特
    徴とする表面デザイン方法。
JP10176898A 1998-03-31 1998-03-31 連続階調画像を被加工材表面に再現させる表面デザイン方法 Withdrawn JPH11277987A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5512024B1 (ja) * 2013-07-08 2014-06-04 有限会社岳南塗装デザイン カッティングシート作成方法および描画方法
CN112479745A (zh) * 2020-11-10 2021-03-12 广西欧神诺陶瓷有限公司 一种高仿真陶瓷砖及其制作工艺和应用

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