JP2001125283A - 画像刻印方法及び画像刻印装置 - Google Patents

画像刻印方法及び画像刻印装置

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JP2001125283A
JP2001125283A JP34373299A JP34373299A JP2001125283A JP 2001125283 A JP2001125283 A JP 2001125283A JP 34373299 A JP34373299 A JP 34373299A JP 34373299 A JP34373299 A JP 34373299A JP 2001125283 A JP2001125283 A JP 2001125283A
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JP34373299A
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Yuji Tanaka
祐二 田中
Ryuichi Murai
隆一 村井
Yoshiteru Fujita
義輝 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワインボトル等に、写真や絵画等に基づく画
像を容易に、かつ短時間で刻印することができる画像刻
印方法及び画像刻印装置を提供する。 【解決手段】 本発明の画像刻印方法は、画像データに
所定の編集処理を施した編集データに基づく一次画像を
透明状シート材に印刷する第1の行程と、透明状シート
材に印刷された一次画像をプリントマスクに感光させて
二次画像を形成する第2の工程と、刻印対象物にプリン
トマスクを貼り付ける第3の工程と、サンドブラスター
7を用い、刻印対象物に貼り付けたプリントマスクの二
次画像に従って刻印対象物の表面を彫り込む第4の工程
とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像刻印方法及び
画像刻印装置に関し、特に、ガラス等の硬質の材料に画
像を彫り込む画像刻印方法及び画像刻印装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ガラス等の硬質材料に絵を彫
り込む技術が知られている。この従来技術における刻印
処理は、主に、作業者が、回転する棒状のヤスリ部材な
どを用いて、手作業でガラスを削りながら絵を彫り込ん
でいくものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来では、
単調な絵を時間をかけて刻印するだけであり、例えば、
ワインボトル等に、写真や絵画等に基づく画像を容易
に、かつ短時間で刻印できるような技術の出現が切望さ
れていた。
【0004】本発明は、上記に鑑み、ワインボトル等
に、写真や絵画等に基づく画像を容易に、かつ短時間で
刻印することができる画像刻印方法及び画像刻印装置を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像刻印方法は、画像データに所定の編集
処理を施した編集データに基づく一次画像を所定用紙に
印刷する第1の行程と、 前記所定用紙に印刷された前
記一次画像をプリントマスクに感光させて二次画像を形
成する第2の工程と、刻印対象物に前記プリントマスク
を貼り付ける第3の工程と、サンドブラスターを用い、
前記刻印対象物に貼り付けたプリントマスクの二次画像
に従って前記刻印対象物の表面を彫り込む第4の工程と
を含むことを特徴としている。
【0006】本明細書で言う「刻印」とは、サンドブラ
スター(研磨材吹付け機)等を用い、処理対象物(刻印
対象物)に粒子状の研磨材を吹き付けて画像を彫り込む
ことを意味する。また、本明細書で言う「画像データ」
とは、写真や絵画等をスキャナーで読み込んだデータ、
被写体像や絵画等をディジタルカメラで読み込んだデー
タ、コンピュータ装置に内蔵した主記憶装置や外装式ハ
ードディスク(補助記憶装置)に予め保存したデータ、
インターネット等のデータ通信でコンピュータ装置に取
り込んだデータ、或いは、フレキシブルディスク(フロ
ッピーディスク)、光ディスクや光磁気ディスク等の補
助記憶装置からコンピュータ装置に取り込んだデータ等
を意味する。なお、ディジタルカメラとは、被写体像等
を所定数の画素に分解、つまり、各画素の光強度(又は
三原色それぞれの強度)を数字符号に変換する機能を備
えたテレビジョンカメラ(電子カメラ)を意味する。
【0007】本発明の画像刻印方法では、既存の写真や
絵画や、その場で撮影した写真等を画像データとして取
り込むことによって、ワインボトル等のような硬質の刻
印対象物に、写真や絵画をもとにした画像を容易にかつ
短時間で彫り込むことができる。例えば、観光地におい
て、記念写真として撮影した旅行客の人物写真を、その
場でワインボトルや陶器、貴金属等に刻印して土産品と
することができる。また、新郎新婦の写真に基づく画像
をワインボトル等に刻印し、これを結婚式の引き出物と
して用意することもできる。
【0008】また、前記第4の工程に先立って、前記刻
印対象物に貼り付けた前記プリントマスクの周囲をテー
ピングする工程を含むことが望ましい。この場合、刻印
対象物のプリントマスクからはみ出た部分が、サンドブ
ラスターから噴出される研磨材で研磨される不都合を防
止できる。
【0009】具体的には、前記所定の編集処理では、前
記画像データをビットマップデータに展開し、該ビット
マップデータを所定数ビットごとに分割した各分割範囲
内における平均値をそれぞれに算出し、予め用意してお
いた各平均値に対応する明暗パターンデータに従って前
記編集データを作成する。ここで、前記所定の編集処理
を行わなければ、画像データによるドットが精細過ぎて
研磨材の粒子より小さくなるため、画像として彫り込む
ことができず、また、彫り込むことができたとしてもド
ットが小さすぎて全体として目立たず、目視に耐えうる
画像とはならない。しかし本発明では、前記所定の編集
処理を施すことによって、刻印するには精細過ぎるドッ
トを適切に間引きし、形成される画像を、目視に耐えう
るものとした。
【0010】また、前記所定の編集処理において、前記
明暗パターンデータに従って作成した前記編集データ
に、該編集データに基づいて刻印対象物に刻印される画
像の周囲に位置すべき所要の枠模様画像及び文字画像の
うちの少なくとも一方が付加されることも好ましい態様
である。この場合、編集データに従って刻印される写真
状の画像の周囲に、花柄などの所望の模様を刻印して装
飾することができ、また、撮影年月日や撮影場所などを
同時に刻印することにより、記念品としての付加価値を
増大させることができる。
【0011】前記所定用紙として透明状シート材を使用
することができる。透明状シート材には、OHP用紙等
を含む厚さ0.1±0.05[mm]のものが挙げられ
る。例えば、透明状シート材がOHP用紙である場合、
OHP用紙は、透明であり、その性質上、一次画像を鮮
明に印刷でき、更に紙質が丈夫なので、印刷された画像
をプリントマスクに感光させて二次画像を作成する際の
取り扱いが簡便になり、また、二次画像を綺麗に感光で
きる等、顕著な作用効果を得ることができる。
【0012】具体的には、前記第2の工程は、前記所定
用紙と前記プリントマスクとをこの順に重ね合わせた状
態で感光台に載せ、更に、ビニールシートで前記プリン
トマスクの表面を覆った状態で前記ビニールシート上で
ローラを転動させ、該ビニールシートを前記プリントマ
スクに密着させた状態で行われる。これにより、プリン
トマスクに二次画像を感光させる際の処理が簡便にな
る。
【0013】また、前記第3の工程に先立って刻印対象
物を洗浄することも好ましい態様である。これによる
と、例えば、プリントマスクを刻印対象物に接着剤で貼
り付ける場合に、刻印対象物の表面に接着剤を凹凸無く
適切に塗布することができ、この平坦な接着剤上にプリ
ントマスクを適正に貼り付けることができる。
【0014】前記画像データは、スキャナー又はディジ
タルカメラを用いて、前記第1の工程を実行するコンピ
ュータ装置に取り込まれることが好ましい。この場合、
記念写真やスナップ写真、或いは、複雑な絵画であって
も、極めて容易に読み込むことができる。
【0015】或いは、上記に代えて、前記画像データ
は、前記第1の工程を実行するコンピュータ装置の記憶
装置に予め保存されているデータ、インターネットを含
むデータ通信で前記コンピュータ装置に取り込まれたデ
ータ、又は、フロッピー、ハードディスク、光ディス
ク、光磁気ディスクを含む補助記憶装置から前記コンピ
ュータ装置に入力されるデータから成ることが好まし
い。この場合、画像データを簡便に用意することができ
る。
【0016】前記刻印対象物は、表面がサンドブラスタ
ーによって研磨可能な材質の部材で構成されることが好
ましい。前記刻印対象物には、ガラス製ボトル等の瓶
類、鏡等の板ガラス部材、グラス状部材、プラスチック
部材、陶器、石材、木材、又は、貴金属を挙げることが
できる。この場合、一般的に用いられる物を、写真状の
画像を良好に刻印するための刻印対象物として好適に活
用することができる。例えば、観光地で記念写真として
撮影した旅行客の人物写真を、その場でワインボトル
や、陶器、貴金属等に刻印することができ、また、新郎
新婦の写真を刻印したワインボトル等を結婚式の引き出
物として用意することができる。
【0017】なお、刻印対象物としてワインボトルを選
択するときは、色が白色系よりも黒色系のものが好まし
く、この場合、研磨後の刻印跡が鮮明に残って、写真状
の画像が良好に形成される。色が白色系のワインボトル
を刻印対象物とするときは、ボトル内に赤系のワインが
充填されていれば、刻印された写真状画像を引き立たせ
ることができる。
【0018】また、本発明の画像刻印装置は、画像デー
タに所定の編集処理を施して編集データとする編集手段
を備え、前記所定の編集処理では、前記画像データをビ
ットマップデータに展開し、該ビットマップデータを所
定数ビットごとに分割した各分割範囲内における平均値
をそれぞれに算出し、予め用意しておいた各平均値に対
応する明暗パターンデータに従って前記編集データを作
成することを特徴としている。
【0019】本発明の画像刻印装置によると、既存の写
真や絵画や、その場で撮影した写真等を画像データとし
て取り込むことによって、ワインボトル等のような硬質
の刻印対象物に、写真や絵画をもとにした画像を容易に
かつ短時間で彫り込むことが可能になる。前記所定の編
集処理を行わなければ、画像データによるドットが精細
過ぎて研磨材の粒子より小さくなるため、画像として彫
り込むことができず、また、彫り込むことができたとし
てもドットが小さすぎて全体として目立たず、目視に耐
えうる画像とはならない。しかし本発明では、前記所定
の編集処理を施すことによって、刻印するには精細過ぎ
るドットを適切に間引きし、形成される画像を、目視に
耐えうるものとすることができる。
【0020】前記所定の編集処理では更に、前記明暗パ
ターンデータに従って作成した前記編集データに、該編
集データに基づいて刻印対象物に刻印される画像の周囲
に位置すべき所要の枠模様画像及び文字画像のうちの少
なくとも一方が付加されることが好ましい。この場合、
編集データに従って刻印される写真状の画像の周囲に、
花柄などの所望の模様を刻印して装飾することができ、
また、撮影年月日や撮影場所などを同時に刻印すること
で、記念品としての付加価値を増大させることができ
る。
【0021】また、前記画像データは、スキャナー又は
ディジタルカメラを用いて、前記編集処理を実行するコ
ンピュータ装置に取り込まれることが好ましい。この場
合、記念写真やスナップ写真、或いは、複雑な絵画であ
っても、極めて容易に読み込むことができる。
【0022】更に、前記画像データは、前記編集処理を
実行するコンピュータ装置の記憶装置に予め保存されて
いるデータ、インターネットを含むデータ通信で前記コ
ンピュータ装置に取り込まれたデータ、又は、フロッピ
ー、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクを含
む補助記憶装置から前記コンピュータ装置に入力される
データから成ることが好ましい。この場合、画像データ
を簡便に用意することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明を更に詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施形態例における画
像刻印装置の構成を模式的に示す平面図である。この画
像刻印装置は、防塵箱体1、コンプレッサー2、集塵機
3、プリンタ装置4、コンピュータ装置5、及び、感光
機6を備えている。集塵機3に代えて、家庭用の電気掃
除機を用いることもできる。
【0024】コンピュータ装置5には、主記憶装置(図
示せず)が内蔵されており、プリンタ装置4、スキャナ
ー12、ディジタルカメラ13、及び、インターネット
等のデータ通信用のモデム37が接続され、また、画像
データ等を記憶する外装式のハードディスク38が補助
記憶装置として接続されている。コンピュータ装置5に
は更に、フレキシブルディスク(フロッピーディス
ク)、光ディスク、又は、光磁気ディスク等の補助記憶
装置からのデータ(画像データ)を取り込むためのドラ
イブ装置39が接続されている。
【0025】なお、本実施形態例では、画像刻印装置を
上記装置や部材で構成されるとして説明するが、画像刻
印装置の構成は上記に限定されるものではない。
【0026】防塵箱体1は、ヒンジ1aを介して開閉す
る蓋体1bを有しており、蓋体1bには、作業者が左手
を挿入するための挿入穴8aと、右手を挿入するための
挿入穴8bとが形成されている。防塵箱体1内には、ホ
ース9を介してコンプレッサー2に接続されたサンドブ
ラスター7が収容されている。集塵機3は、集塵ホース
10を介して防塵箱体1に接続されている。
【0027】サンドブラスター7とは、砂状(微粒子
状)の特殊な研磨材を刻印対象物に高速で吹き付けつつ
刻印処理する装置であり、本実施形態例では、周知の構
造を備えたものを用いる。吹き付け時のコンプレッサー
2による空気圧は、2.0〜4.0気圧が好ましい。こ
の範囲の気圧に設定することが、刻印対象物への刻印状
態を良好にする上で望ましい。この空気圧の設定と、研
磨材を吹き付ける時間とによって、刻印画像の彫りの深
さや鮮明さが決定される。通常、ワインボトル等への吹
き付け時間は5〜15分とすることが望ましい。
【0028】図2は、本画像刻印装置の制御系の構成を
示すブロック図である。この制御系は、コンピュータ装
置5に内蔵された制御部11を有している。同図におい
て、制御部11には、入力側に、スキャナー12、ディ
ジタルカメラ13、モデム37、ハードディスク38、
及び、ドライブ装置39が接続され、出力側に、プリン
タ装置4が接続されている。
【0029】スキャナー12には、挿入した原稿、写
真、絵画等に光ビームを照射して画像をデータとして読
み込む形式の周知の画像読取り装置を用いることができ
る。
【0030】また、プリンタ装置4には、例えば、イン
クリボンを用いて印刷する形式のプリンタ、レーザビー
ムを用いて印刷する形式のプリンタ、或いは、トナー粒
子を静電付着させて加熱及び加圧する形式のプリンタな
どを用いることができる。
【0031】本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、後述
の編集データに基づく一次画像を印刷する媒体として、
プリンタ装置4でジャムを引き起こさない程度の0.1
±0.05[mm]の厚さを有する透明状シート材を用
いれば、鮮明な一次画像を得ることができることを確認
した。
【0032】透明状シート材には、OHP(Over−
Head Projector)用紙を使用することが
好ましい。OHP用紙は、文字、図形、画像等をスクリ
ーンに映写する周知のオーバーヘッドプロジェクタに使
用される透明なシート状の印刷媒体であり、紙質が丈夫
なことにより、印刷された画像を後述のプリントマスク
に感光させて二次画像を作成する際の取り扱いが簡便
で、しかも、二次画像をより鮮明に感光させることがで
きる。OHP用紙には、ポリエステル等を主成分とした
厚さ0.1±0.05[mm]のものがあり、レーザビ
ームプリンタ等のようにトナー材で画像を現像する形式
のプリンタに対応したもの、或いは、インクジェットプ
リンタ等のようにインク材で現像する形式のプリンタに
対応したもの等がある。
【0033】制御部11は、画像データ取込み部15、
平均値算出部17、編集データ作成部18、明暗パター
ンデータ格納部19、枠データ格納部20、及び、文字
データ格納部21を有している。
【0034】画像データ取込み部15は、スキャナー1
2、ディジタルカメラ13、モデム37、ハードディス
ク38、又は、ドライブ装置39から、原稿、写真、絵
画等の画像を画像データとして取り込み、ビットマップ
データに展開する機能を有する。
【0035】平均値算出部17は、画像データ取込み部
15から供給されるビットマップデータに基づいて、所
定数ビットごとに分割した各分割範囲(分割エリア)内
における平均値をそれぞれに算出し、平均値データとし
て編集データ作成部18に供給する機能を有する。ま
た、明暗パターンデータ格納部19は、上記平均値に対
応して予め計算した明暗パターンデータを格納してい
る。
【0036】ここで、平均値の算出、及び、算出した平
均値データに対応する明暗パターンデータに関して説明
する。ここでは、明暗パターンデータの設定にグレイス
ケールを用いる。
【0037】グレイスケールは、1、0の2値化データ
を用いて画像の白黒階調を表現するものであり、256
階調を用意し、黒と白の中間の階調を、画像が白に近い
か黒に近いかの濃淡で表現する。例えば、縦横が0〜2
55のドット(ビットマップデータ)で構成される所定
範囲の画像データを考える。この場合、“0”は最大級
の黒を表現し、“255”は最大級の白を表現する。
【0038】例えば、画像データの基準となる画像デー
タを、縦横0〜255のビットマップデータに展開す
る。このビットマップデータを図3に模式的に示す。同
図において、22はビットマップデータの全体を、23
はビットマップデータ22における各ビット(ドット)
をそれぞれ示す。更に、このビットマップデータ22を
縦4ドット、横4ドットの各エリアに分割した後、4×
4ドットの各分割エリアにおける平均値をそれぞれ求
め、16ドットの各分割エリアにおける色の濃淡を各明
暗パターンデータとして決定する。なお、上記分割エリ
アのサイズは4×4ドットに限らず、5×5ドットや6
×6ドットなどのように、解像度に応じて適宜変更する
ことができる。
【0039】上記明暗パターンデータの一例を図4〜図
7に示す。図4は、平均値が“0”の平均値データに対
応する明暗パターンデータ25を示し、表示部分25a
によって、最大級の黒を表現する。図5は、平均値が
“100”の平均値データに対応する明暗パターンデー
タ26を示し、表示部分26aによって、明暗パターン
データ25よりやや薄い黒を表現する。
【0040】図6は、平均値が“200”の平均値デー
タに対応する明暗パターンデータ27を示し、表示部分
27aによって、明暗パターンデータ26より更に薄い
黒を表現する。図7は、平均値が“255”の平均値デ
ータに対応する明暗パターンデータ28を示し、最大級
の白を表現する。なお、これら各平均値データを設定す
るそれぞれのドット数は、上記数値に限定されることは
なく、用途に応じて適宜変更されるものである。また、
濃淡を表現するための平均値データのバージョン数は、
上記4種類に限らず、4種類を超え、或いは、4種類未
満でも良い。
【0041】図2に示すように、編集データ作成部18
は、上記平均値データに対応する明暗パターンデータを
明暗パターンデータ格納部19から取り込んで編集デー
タを作成すると共に、所定の編集指令があるときには、
後述の枠データ格納部20や文字データ格納部21から
枠データや文字データを予め読み込み、これら枠データ
及び文字データの少なくとも一方を付加した編集データ
として作成する機能を有する。編集データ作成部18は
更に、作成した編集データをプリンタ装置4に出力し
て、プリンタ装置4に、編集データに基づいた印刷を実
行させる機能を有する。
【0042】枠データ格納部20は、作成された上記編
集データに、該編集データに基づいた後述の処理で刻印
される写真状の画像の周囲に位置すべき所要の枠模様画
像に関する枠データを格納している。
【0043】文字データ格納部21は、作成された上記
編集データに、該編集データに基づいた上記写真状の画
像の周囲に位置すべき所要の文字画像に関する文字デー
タを格納している。
【0044】次に、本実施形態例における画像刻印装置
の作動について説明する。図8は、本装置の編集処理時
の作動を示すフローチャートである。ここでは、写真、
絵画等をスキャナー3で読み込む場合の処理を中心に、
図1、図2及び図8を併せて参照する。
【0045】まず、撮影済みの被写体の写真をスキャナ
ー12に挿入し、所定の操作によって画像データとして
画像データ取込み部15に取り込む。この際、スキャナ
ー12では、読込み部(図示せず)がY軸(縦軸)にお
ける1行をX軸(横軸)方向に走査し、この1行の走査
が終了した時点で、Y軸における次の1行を同様に走査
しつつ、写真の全体を画像データ(ビットマップデー
タ)として読み込む。
【0046】従って、まず、ステップS1でY軸座標を
クリアした後、ステップS2で、Y軸座標における全て
の読込み処理が終了したか否かを判定する。この場合、
読込みを開始したところなので、ステップS3に進ん
で、X軸での走査が終了したか否かを判定する。X軸で
の走査が終了しない間は、ステップS5、S6でデータ
の入力とX軸座標の更新とを繰り返し、ステップS4
で、或るX軸での走査が終了した時点で、ステップS7
に進んでY軸を更新し、次の走査に移行する。
【0047】ステップS1〜S7の処理を繰り返し行
い、ステップS2で、Y軸における読込み処理が全て終
了したことを判定したら、ステップS8に進んで、平均
値算出部17により、読み込んだビットマップデータを
4×4ドットのエリアに分割し、各分割エリアにおける
平均値を求める。
【0048】更に、ステップS9で、16ドットの各分
割エリアの平均値に対応する明暗パターンデータ(図4
〜図7参照)を明暗パターンデータ格納部19から取り
込み、ステップS10で、画像データに対応する階調を
設定した編集データとしてファイルに保存する。
【0049】次に、編集データをファイルに保存した後
の処理について説明する。図9は、この処理時の作動を
示すフローチャートである。まず、ステップS11にお
いて、所定の編集ソフトをコンピュータ装置5の画面上
で起動し、この画面上に上記ファイルに保存していた編
集データを取り込む(ステップS12)。
【0050】更に、ステップS13で、解像度の調整を
行う。この調整処理では、実際に刻印される画像におけ
る1インチ当たりに刻印するドット数を、好ましくは1
5〜100ドットに、より好ましくは30〜70ドット
に増減する。これにより、刻印対象物としての、例えば
ワインボトルの刻印対象面に刻印すべき写真状画像の荒
さ(精細度)を調整する。ドット数15〜100とする
のは、下限値15未満になると画像が荒すぎ、また、上
限値100を超えると画像が細かすぎて各ドットが研磨
材の粒子径よりも小さくなって目立たなくなる等の不都
合を防止するためである。
【0051】このようにして解像度の調整を行った後、
更に、調整後の編集データをワインボトルの刻印対象面
のサイズに合わせて、サイズ調整する(ステップS1
4、S15)。
【0052】次いで、プリンタ装置4に未処理のOHP
用紙を装填しておき、編集データ作成部18を介して、
解像度及びサイズを調整した編集データをプリンタ装置
4に送信しつつ、この編集データに従ってOHP用紙に
一次画像(以下、マスクパターンとも呼ぶ)を印刷する
(ステップS16)。
【0053】次に、マスクパターンが印刷されたOHP
用紙を用いて、OHP用紙の画像のネガ・ポジ状態を反
転させた二次画像をプリントマスクに形成する処理につ
いて説明する。
【0054】上記二次画像の形成処理で用いるプリント
マスク(ジャパン・オリジナル・クラフト社製)は、ポ
リマー樹脂を主成分としたシート状の感光材であり、そ
の表面及び裏面が、第1のフィルムと、この第1のフィ
ルムよりもやや厚い第2のフィルムによってそれぞれ被
覆されている。通常、使用する際には、薄い第1のフィ
ルムのみを剥がした状態でプリントマスクに感光し、後
にプリントマスクを刻印対象物に貼り付けた時点で第2
のフィルムを剥がす。
【0055】また、研磨剤を用いた研磨処理後には、酸
性水溶液としての炭酸ナトリウム(NaCO)をプ
リントマスクに付着させて、プリントマスクを除去す
る。この後、アルカリ性水溶液としての酢酸(食用酢な
ど)で中和する。研磨処理に先立って、プリントマスク
を刻印対象物に接着する際に使用する接着剤には、例え
ば、水やメタノールを溶剤とするBF接着剤を用いるこ
とができる。なお、接着剤に代えて、比較的薄い両面粘
着シート等を用いることができる。この場合、両面粘着
シートを刻印対象物に貼り付けるだけでプリントマスク
の接着ができるので、作業がより簡便になる。
【0056】ここで、例えば、プリントマスクに代え
て、パターン作製用フィルムを用いて感光処理すること
も可能ではあるが、その場合、感光機6の感光台に載せ
て感光させる工程と、この感光後に刻印対象物から剥離
する工程とが煩雑になる。本発明者は、この煩雑さを解
消するため、前述のように、OHP用紙等の透明状シー
ト材を選定し、この選定によってプリントマスクの使用
を実現させた。
【0057】また、テーピングに用いる粘着テープとし
ては、吹き付けられる研磨剤の当接を阻止できる程度の
厚さと丈夫さを備える粘着テープであれば、一般に市販
されるものを用いることができる。本実施形態例では、
積水化学工業(株)社製のビニルテープを用いた。
【0058】刻印処理に先立って行う準備段階の処理を
図10に示す。まず、ステップS20で、プリントマス
クの薄い方の第1のフィルムを剥がし、ステップS21
で、感光機6の感光台にマスクパターンが形成されたO
HP用紙を載せ、このOHP用紙上にプリントマスクを
重ね合わせる。
【0059】更に、ステップS22において、プリント
マスクの第2フィルム上に、透明で厚めのビニールシー
トを被せ、堅めのローラをシート上部で転動させつつ圧
着することで、プリントマスク(の第2フィルム)とビ
ニールシートとを密着させる。次いで、ビニールシート
上に、光を透過させない黒のゴムシート(図示せず)を
被せ、更に、このゴムシート上に押さえ板(図示せず)
を載せる(ステップS23)。
【0060】この後、ステップS24で、感光機6の電
源を投入して紫外線ランプを点灯させ、最下層のOHP
用紙側から紫外線を照射して感光を開始する。この感光
時間として60〜150秒が好ましいが、この時間は室
温等の温度状況に応じて多少増減させることができる。
【0061】所要の時間が経過したら、押さえ板、ビニ
ールシートを順次に取り外した後、感光機6から取り出
したプリントマスクからOHP用紙を剥がし、第2フィ
ルムが付着しているこの感光済みのプリントマスクに、
霧吹きで酸性水溶液を吹き付け、プリントマスクの感光
されていない部分を洗い落とす(ステップS25)。
【0062】プリントマスクを十分に洗浄した後、アル
カリ性水溶液に浸けて、付着した酸性水溶液を中和させ
る(ステップS26)。更に、ステップS27におい
て、水洗いし、濡れた状態のプリントマスクを、感光機
6で再度同じ時間だけ感光させて、画像を安定に定着さ
せる。このとき、感光台上のプリントマスクの上には何
も載せない。更に、ステップS28で、プリントマスク
を十分に乾燥させる。なお、ステップS27の工程は、
必ずしも必須なものではない。
【0063】次に、上記処理で二次画像を形成したプリ
ントマスクを用いる画像刻印処理を説明する。図11
は、この画像刻印処理を示すフローチャートである。
【0064】まず、ステップS30において、刻印対象
物としてのワインボトルをクリーンウォータ又は中性洗
剤で洗浄する。ステップS31では、プリントマスクを
貼り付ける場所にBF接着剤等の接着剤を薄く塗布す
る。そして、接着剤をよく乾燥させてから、再度接着剤
を塗布し、再度よく乾燥させる(ステップS32)。
【0065】引き続き、ステップS33で、ワインボト
ルの接着剤を塗布した箇所にプリントマスクを貼り付
け、更にステップS34で、プリントマスクと貼付箇所
との間に空気が侵入しないようにするために、プリント
マスクの第2フィルム上で、硬めのローラをよく転動さ
せる。この後、ステップS35で、ワインボトルに付着
したプリントマスクから第2のフィルムを剥がし、プリ
ントマスクが貼られない箇所、つまり刻印対象外の箇所
をテーピングして、研磨剤が当たらないように処置す
る。
【0066】上記のように準備した後、ステップS36
で、サンドブラスター7を用いてワインボトルに刻印処
理を行う。この処理において、作業者は、コンプレッサ
ー2による空気圧を例えば3.5気圧に調整しておき、
蓋体1bを一旦開放してワインボトルを収容し、挿入穴
8aから左手を、挿入穴8bから右手をそれぞれ挿入す
る。更に、ワインボトルを左手で掴みつつ、このワイン
ボトルのプリントマスクを貼付した箇所に向けて、サン
ドブラスター7から研磨剤を勢い良く噴出させ、例えば
5〜15分間吹き付けて研磨する。
【0067】これにより、プリントマスクでは、感光剤
が感光せず分解しない非線画部分と、感光剤が感光し分
解して線画部分になった部分とにそれぞれ研磨材が吹き
付けられる。つまり、プリントマスクが貼り付けられた
箇所では、プリントマスクの感光して抜けた部分から接
着剤を通して研磨剤が当たり、ワインボトル表面が研磨
される。この研磨面には線画部分を通して像の輪郭など
が彫り込まれ、非線画部分は研磨材による研磨が阻止さ
れることで明るい部分となり、全体が相俟って所望の写
真状の画像が得られる。この際、ワインボトルが黒色系
であれば、研磨部分は白くなる。この後、ワインボトル
の研磨面に付着している研磨材の粉塵や、接着剤などを
除去する。
【0068】図12は、ワインボトルに対する刻印処理
の完成状態を示す模式図である。同図において、ワイン
ボトル30は、製造社名や製品名を記したラベルと逆側
の面に、枠模様画像32が刻印され、かつ、この枠模様
画像32内には文字画像35が刻印されている。更に、
枠模様画像32の中央部分には、被写体33、34の写
真状画像が刻印されている。この場合、花柄などの模様
を枠模様画像32に選定すれば、被写体33、34を華
やかに飾ることができ、また、撮影年月日や撮影場所な
どを文字画像35として刻印すれば、記念品としての付
加価値を増大させることができる。
【0069】本実施形態例のように、透明で厚めのビニ
ールシートを使用(ステップS22参照)することによ
り、次のような利点が得られる。つまり、本発明者が着
目したビニールシートを使用せずに、前述のパターン作
製用フィルムを用いようとする際には、感光機6の感光
用ガラス上にワセリンを塗布してからパターン作製用フ
ィルムを載せて密着させた状態で感光させなければなら
ない。このため、1回の感光処理ごとにワセリンを拭き
取る作業が必要で、極めて煩雑である。これに対し、本
実施形態例のように透明で厚めのビニールシートを使用
すれば、ワセリンを用いずにOHP用紙やプリントマス
クを密着できるので、ワセリンの塗布、拭き取り処理が
一切不要になる。これにより、感光工程が極めて簡便に
なる。
【0070】以上のように、本発明に係る画像刻印装置
及び画像刻印方法によると、写真、絵画等をワインボト
ル等の刻印対象物に容易かつ短時間で彫り込むことがで
きるので、旅行、創立記念等のイベントにおける記念品
の作製、或いは、遊技場、水族館など各種ショップでの
付加価値のある商品や、冠婚葬祭等に使用するメモリア
ル品を簡便に作製することができる。
【0071】また、コンピュータ編集処理による自由な
構成が短時間で得られると共に、刻印対象物として、板
ガラス部材、グラス(コップ・ワイングラス)、携帯電
話機の電池カバー等を含むプラスチック部材、陶器、石
材、木材、貴金属、瓶類(ガラス、陶器類)等を活用で
きるので、低コスト化が実現できる。更に、少なくとも
表面が硬質の材料に対する彫り物であるので、半永久的
に変色しない、高級感あふれる刻印画像が得られる。
【0072】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明の画像刻印方法及び画像刻印
装置は、上記実施形態例の構成にのみ限定されるもので
はなく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更
を施した画像刻印方法及び画像刻印装置も、本発明の範
囲に含まれる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像刻印
方法及び画像刻印装置によると、既存の写真や絵画、そ
の場で撮影した写真等をデータとして取り込むことで、
ワインボトル等の刻印対象物に、写真状の画像を容易に
かつ短時間で刻印することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例における画像刻印装置の
構成を模式的に示す平面図である。
【図2】画像刻印装置の制御系の構成を示すブロック図
である。
【図3】ビットマップデータを模式的に示す図である。
【図4】平均値が“0”の平均値データに対応する明暗
パターンデータを示す模式図である。
【図5】平均値が“100”の平均値データに対応する
明暗パターンデータを示す模式図である。
【図6】平均値が“200”の平均値データに対応する
明暗パターンデータを示す模式図である。
【図7】平均値が“255”の平均値データに対応する
明暗パターンデータを示す模式図である。
【図8】本実施形態例の画像刻印装置の編集処理時の作
動を示すフローチャートである。
【図9】本実施形態例の画像刻印装置の編集データをフ
ァイルに保存した後の処理時の作動を示すフローチャー
トである。
【図10】刻印処理に先立って行う準備段階の処理を示
すフローチャートである。
【図11】二次画像を形成したプリントマスクを用いた
画像刻印処理を示すフローチャートである。
【図12】ワインボトルに対する刻印処理の完成状態を
示す模式図である。
【符号の説明】
1:防塵箱体 1b:蓋体 2:コンプレッサー 3:集塵機 4:プリンタ装置 5:コンピュータ装置 6:感光機 7:サンドブラスター 8a、8b:挿入穴 9:ホース 10:集塵ホース 11:制御部 12:スキャナー 13:ディジタルカメラ 15:画像データ取込み部 17:平均値算出部 18:編集データ作成部 19:明暗パターンデータ格納部 20:枠データ格納部 21:文字データ格納部 25、26、27:明暗パターンデータ 37:モデム 38:ハードディスク 39:ドライブ装置

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに所定の編集処理を施した編
    集データに基づく一次画像を所定用紙に印刷する第1の
    行程と、 前記所定用紙に印刷された前記一次画像をプリントマス
    クに感光させて二次画像を形成する第2の工程と、 刻印対象物に前記プリントマスクを貼り付ける第3の工
    程と、 サンドブラスターを用い、前記刻印対象物に貼り付けた
    プリントマスクの二次画像に従って前記刻印対象物の表
    面を彫り込む第4の工程とを含むことを特徴とする画像
    刻印方法。
  2. 【請求項2】 前記第4の工程に先立って、前記刻印対
    象物に貼り付けた前記プリントマスクの周囲をテーピン
    グする工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の画
    像刻印方法。
  3. 【請求項3】 前記所定の編集処理では、前記画像デー
    タをビットマップデータに展開し、該ビットマップデー
    タを所定数ビットごとに分割した各分割範囲内における
    平均値をそれぞれに算出し、予め用意しておいた各平均
    値に対応する明暗パターンデータに従って前記編集デー
    タを作成することを特徴とする請求項1又は2に記載の
    画像刻印方法。
  4. 【請求項4】 前記所定の編集処理では、前記明暗パタ
    ーンデータに従って作成した前記編集データに、該編集
    データに基づいて刻印対象物に刻印される画像の周囲に
    位置すべき所要の枠模様画像及び文字画像のうちの少な
    くとも一方が付加されることを特徴とする請求項3に記
    載の画像刻印方法。
  5. 【請求項5】 前記所定用紙が、透明状シート材から成
    ることを特徴とする請求項1〜4の内の何れか1項に記
    載の画像刻印方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の工程は、前記所定用紙と前記
    プリントマスクとをこの順に重ね合わせた状態で感光台
    に載せ、更に、ビニールシートで前記プリントマスクの
    表面を覆った状態で前記ビニールシート上でローラを転
    動させ、該ビニールシートを前記プリントマスクに密着
    させた状態で行われることを特徴とする請求項1〜5の
    内の何れか1項に記載の画像刻印方法。
  7. 【請求項7】 前記第3の工程に先立って刻印対象物を
    洗浄することを特徴とする請求項1〜6の内の何れか1
    項に記載の画像刻印方法。
  8. 【請求項8】 前記画像データは、スキャナー又はディ
    ジタルカメラを用いて、前記第1の工程を実行するコン
    ピュータ装置に取り込まれることを特徴とする請求項1
    〜7の内の何れか1項に記載の画像刻印方法。
  9. 【請求項9】 前記画像データは、前記第1の工程を実
    行するコンピュータ装置の記憶装置に予め保存されてい
    るデータ、インターネットを含むデータ通信で前記コン
    ピュータ装置に取り込まれたデータ、又は、フロッピ
    ー、ハードディスク、光ディスク及び光磁気ディスクを
    含む補助記憶装置から前記コンピュータ装置に入力され
    るデータから成ることを特徴とする請求項1〜7の内の
    何れか1項に記載の画像刻印方法。
  10. 【請求項10】 前記刻印対象物は、表面がサンドブラ
    スターによって研磨可能な材質の部材で構成されること
    を特徴とする請求項1〜9の内の何れか1項に記載の画
    像刻印方法。
  11. 【請求項11】 前記刻印対象物は、ガラス製ボトルを
    含む瓶類、鏡を含む板ガラス部材、グラス状部材、プラ
    スチック部材、陶器、石材、木材、又は、貴金属から成
    ることを特徴とする請求項10に記載の画像刻印方法。
  12. 【請求項12】 画像データに所定の編集処理を施して
    編集データとする編集手段を備え、 前記所定の編集処理では、前記画像データをビットマッ
    プデータに展開し、該ビットマップデータを所定数ビッ
    トごとに分割した各分割範囲内における平均値をそれぞ
    れに算出し、予め用意しておいた各平均値に対応する明
    暗パターンデータに従って前記編集データを作成するこ
    とを特徴とする画像刻印装置。
  13. 【請求項13】 前記所定の編集処理では更に、前記明
    暗パターンデータに従って作成した前記編集データに、
    該編集データに基づいて刻印対象物に刻印される画像の
    周囲に位置すべき所要の枠模様画像及び文字画像のうち
    の少なくとも一方が付加されることを特徴とする請求項
    12に記載の画像刻印装置。
  14. 【請求項14】 前記画像データは、スキャナー又はデ
    ィジタルカメラを用いて、前記編集処理を実行するコン
    ピュータ装置に取り込まれることを特徴とする請求項1
    2又は13に記載の画像刻印装置。
  15. 【請求項15】 前記画像データは、前記編集処理を実
    行するコンピュータ装置の記憶装置に予め保存されてい
    るデータ、インターネットを含むデータ通信で前記コン
    ピュータ装置に取り込まれたデータ、又は、フロッピ
    ー、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクを含
    む補助記憶装置から前記コンピュータ装置に入力される
    データから成ることを特徴とする請求項12又は13に
    記載の画像刻印装置。
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