JPH0528260A - 輪郭ベクトル抽出方式 - Google Patents

輪郭ベクトル抽出方式

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JPH0528260A
JPH0528260A JP17911291A JP17911291A JPH0528260A JP H0528260 A JPH0528260 A JP H0528260A JP 17911291 A JP17911291 A JP 17911291A JP 17911291 A JP17911291 A JP 17911291A JP H0528260 A JPH0528260 A JP H0528260A
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JP
Japan
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contour
vector
shaping
line segment
point
Prior art date
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Pending
Application number
JP17911291A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Yasuda
哲也 安田
Minoru Kobayashi
小林  実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0528260A publication Critical patent/JPH0528260A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 図面や文書等を光学的に読み取り、コンピュ
ータへ入力してベクトル化する認識装置で、鋭角さをな
くしてベクトル化された部分を整形して本来の鋭角性を
維持し、それ以降に行われる図形認識等への悪影響を防
ぐことを可能にする。 【構成】 第1の工程で画像を入力する。第2の工程で
はその画像から輪郭図形を抽出する。第3の工程ではそ
の輪郭図形を輪郭ベクトル化する。これらの工程の後
に、輪郭成形工程4を付加する。輪郭整形工程Aは、着
目した鋭角屈折点に対して整形が必要か否かを所定の判
定基準により判断し、必要な場合は所定の方法により鋭
角屈折点の整形を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図面や文書等を光学的
に読み取り、コンピュータへ入力してベクトル化する認
識装置の輪郭ベクトル抽出方式に関し、特に、鋭角の屈
曲点を整形する輪郭ベクトル抽出方式。
【0002】
【従来の技術】図面や文書等に表示された図形や文字の
輪郭を抽出するため、それらを光学的に走査して得た白
及び黒の2値画素のうち白画素に接している黒画素を輪
郭画素として抽出し、その集合を輪郭として扱う装置が
開発されている。この種の装置では、画像情報を圧縮す
るために、輪郭の曲線部分を直線近似することが多い。
図5は、そのような直線近似手法の一例を示す説明図
で、曲線上に2点Po及びPnを選択し、この2点を結ぶ
直線Lとこの2点間の曲線上の全ての画素P1,P 2…P
n-1との距離を求め、それらの距離のうち最大の距離d
maxをしきい値と比較し、最大距離dmaxがしきい値より
も小さければ2点Po,Pnを直線で結び、大きければ最
大距離dmaxに対応する画素Piを屈折点としてPo−Pi
−Pnという折れ線を形成する。
【0003】輪郭ベクトルの抽出処理は、一般に、入力
された全ての輪郭画素に対して同一内容の処理が実施さ
れる。例えば、図形線分の端点のようなものは、図6に
示すように、原画像Aに対して輪郭画素列Bを抽出し、
この画素列Bから情報圧縮により4つの輪郭ベクトルC
1〜C4を得る。これは正常なベクトル化の場合である
が、画素列Bの端部が丸みを有する場合、その端部で線
幅が求められない3つの輪郭ベクトルD1,D2,D3
としてベクトル化されるケースや更には線幅情報が全く
なくなったベクトルEとしてベクトル化されるケースな
どもある。このように線幅情報が欠けていると、その後
の処理で芯線ベクトルが得られなかったり、図形認識に
誤りを生じたりするので、整形が必要になる。これら入
力図形の輪郭部分を直線近似し、ベクトル化する技術に
ついては、本出願人による特願昭63−78683号明
細書及び特願平1−122473号明細書等で提案さ
れ、また輪郭ベクトルの整形については特願平2−40
2661号明細書で提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式で輪郭ベクトル化の処理を行うと、入力された
全輪郭画素に対して同一の処理内容で実施するため、特
定の部分に対しては直線近似時の変形が無視できなくな
ることがある。特に2つの線分が鋭角に交差する箇所で
は非常に不安定で、図7に示す如く、例えば画像入力工
程で同図(a)の原画を撮像し、同図(b)に示す輪郭
画素を抽出したとしても、全ての処理結果が同図(c)
に示すベクトルにはならず、同図(d)や同図(e)に
示すように近道選択をして鋭角になってしまうケースが
あり、これらの結果の輪郭ベクトルデータを用いて図形
認識を行うと悪影響が残ることにもなる。本発明は、こ
のような課題に鑑みて創案されたもので、鋭角とをなく
してベクトル化された部分を整形して本来の鋭角性を維
持し、それ以降に行われる図形認識等への悪影響を防ぐ
ことが可能な輪郭ベクトル抽出方式を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における上記の課
題を解決するための手段は、画像を入力する工程と、そ
の画像から輪郭図形を抽出する工程と、該輪郭図形を輪
郭ベクトル化する工程とを備えた輪郭ベクトル抽出方式
において、所定の判定基準による整形対象検出手段を備
え、所要の方法による輪郭整形工程を付加した輪郭ベク
トル抽出方式とするものである。
【0006】
【作用】本発明は、原図の鋭角屈折点はそのまま鋭角差
を維持するように整形を行って認識ミス等を防ぐ輪郭ベ
クトル抽出方式である。そのため、本発明では、整形が
必要な鋭角屈折点を所定の判定基準で判断し、所要の方
法で整形する。本発明の整形対象検出手段が用いる判定
基準は、所望のベクトル座標点Piとその前方のベクト
ル座標点Pi+1の距離が所定のしきい値よりも小さく、
かつ該座標点Piとその後方のベクトル座標点Pi-1との
距離及び前記座標点Pi+1とその前方のベクトル座標点
i+2との距離が別のしきい値よりも大きく、かつ線分
i-1−Piと線分Pi+1−Pi+2とが線分Pi−Pi+1の存
在しない側で形成する角度が360°以内でかつ角度の
しきい値よりも大きい場合に着目点Pi及びPi+1は整形
が必要と判定するものである。また、本発明で付加され
る輪郭整形工程では、前記線分Pi-1−Piと線分Pi+1
−Pi+2との交点点で両線分の形成する角度を2等分す
る線分と座標点Pi,Pi+1間に存在する輪郭画素を新ベ
クトルの屈折点とし、座標点Pi及びPi+1をベクトルの
屈折点から除外する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例を
詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例の構成図で
ある。同図において、輪郭ベクトル抽出方式は、画像入
力工程1,輪郭抽出工程2,輪郭ベクトル化工程3及び
輪郭整形工程4で構成されている。画像入力工程1,輪
郭抽出工程2及び輪郭ベクトル化工程3は従来より実施
されていて、本発明はこれらに輪郭整形工程4を追加し
たもので、従って、この輪郭整形工程4に入力される輪
郭ベクトルデータはまだ輪郭画素を保持しているものと
する。
【0008】図2は、上記実施例の輪郭整形工程の一例
を示すフローチャートである。同図において、処理全体
のフローは、鋭角屈折点の検出処理と鋭角屈折点の整形
処理とで成る。鋭角屈折点の検出処理は、例えば図3に
示す着目点Pi及びPi+1が整形処理を必要とするか否か
を下記の判定条件により判断する。即ち、 (1)ベクトル座標点Piとその1つ前方のベクトル座
標点Pi+1との距離Li+1 (2)ベクトル座標点Piとその1つ後方のベクトル座
標点Pi-1との距離Liが所定のしきい値Lth2よりも大
きいこと、 (3)前記ベクトル座標点Pi+1とその1つ前方のベク
トル座標点Pi+2との距離Li+2が所定のしきい値Lth2
よりも大きいこと、 (4)線分Pi-1−Piと線分Pi+1−Pi+2が形成する角
度を線分Pi−Pi+1の存在しない側で演算し、その角度
θiが所定のしきい値θthよりも大きく、かつ360°
よりも小さいこと、の全ての条件を満たす場合に、着目
点Pi及びPi+1は整形が必要と判定する。尚、上記のし
きい値としては、例えばLth1=16dot,Lth2=1
60dot,θth=270°等が好適である。
【0009】図4は、実施例の鋭角屈折点の整形処理の
説明図である。同図において、整形処理の必要な鋭角屈
折点Pi及びPi+1が決定すると、線分Pi-1−Piと線分
i+1−Pi+2との交点Ptmpで前記両線分の延長が形成
する角度を2等分する線分を図中点線で示す如く算出
し、その線分とベクトル座標点Pi及びベクトル座標点
i+1との間に存在する輪郭画素を新ベクトルの屈折点
newとし、座標点Pi及びPi+1はベクトルの屈折点か
ら除外する。
【0010】本実施例は下記の効果が明らかである。
【0011】(1)鋭角に屈折しているべきベクトルの
うち鋭角さをなくしてベクトル化された部分を整形し
て、その部分の鋭角さを維持することができる。
【0012】部分を整形して、その部分の鋭角とを維持
することができる。
【0013】(2)輪郭ベクトルを整形することで、そ
れ以降に行われる図形認識への悪影響を防ぐことができ
る。
【0014】
【発明の効果】以上、説明したとおり、本発明によれ
ば、鋭角さをなくしてベクトル化された部分を整形して
本来の鋭角性を維持し、それ以降に行われる図形認識へ
の悪影響を防ぐことが可能な輪郭ベクトル抽出方式を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の工程図。
【図2】実施例の輪郭整形のフローチャート。
【図3】鋭角屈折点検出の説明図。
【図4】鋭角屈折点整形の説明図。
【図5】直線近似の説明図。
【図6】端点ベクトルの説明図。
【図7】従来例の説明図。
【符号の説明】
1…画像入力工程、2…輪郭抽出工程、3…輪郭ベクト
ル化工程、4…輪郭整形工程。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 画像を入力する工程と、その画像から輪
    郭図形を抽出する工程と、該輪郭図形を輪郭ベクトル化
    する工程とを備えた輪郭ベクトル抽出方式において、ベ
    クトル座標点Piとその前方のベクトル座標点Pi+1との
    距離が所定のしきい値よりも小さく、かつ該座標点Pi
    とその後方のベクトル座標点Pi-1との距離及び前記座
    標点Pi+1とその前方のベクトル座標点Pi+2との距離が
    別のしきい値よりも大きく、かつ線分Pi-1−Piと線分
    i+1−Pi+2が線分Pi−Pi+1の存在しない側で形成す
    る角度が360°以内でかつ角度のしきい値よりも大き
    い場合に着目点Pi及びPi+1は整形が必要と判定する整
    形対象検出手段を備え、線分Pi-1−Piと線分Pi+1
    i+2との交点点で両線分の形成する角度を2等分する
    線分と座標点Pi,Pi+1間に存在する輪郭画素を新ベク
    トルの屈折点とし、座標点Pi及びPi+1をベクトルの屈
    折点から除外する輪郭整形工程を付加することを特徴と
    する輪郭ベクトル抽出方式。
JP17911291A 1991-07-19 1991-07-19 輪郭ベクトル抽出方式 Pending JPH0528260A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006251850A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Sony Corp 画像処理装置、画像処理方法、画像処理方法のプログラム及び画像処理方法のプログラムを記録した記録媒体
JP2009193361A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、及び、記録媒体
JP5512024B1 (ja) * 2013-07-08 2014-06-04 有限会社岳南塗装デザイン カッティングシート作成方法および描画方法

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