JP3339239B2 - 画像データの芯線化処理方法 - Google Patents

画像データの芯線化処理方法

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JP3339239B2 JP03634795A JP3634795A JP3339239B2 JP 3339239 B2 JP3339239 B2 JP 3339239B2 JP 03634795 A JP03634795 A JP 03634795A JP 3634795 A JP3634795 A JP 3634795A JP 3339239 B2 JP3339239 B2 JP 3339239B2
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なぎさ 荻山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像ベクトル化処理
による画像処理方法に係わり、特に画像データの芯線化
処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CAD(コンピュータエイディド
デザイン)の普及に伴って、図面入力装置のニーズが高
まっている。この図面入力装置は、図面や文書などの画
像をイメージスキャナ等で読み取ってCAD等で取り扱
うに適した画像データを得るためのものであり、CAD
等で取り扱うにあたっての簡便性を確保しつつデータ圧
縮を行う点が重要となる。これらの点を満足する画像処
理技術として画像ベクタライズ処理が挙げられる。この
画像ベクタライズ処理では、イメージスキャナ等から読
み込まれた2値化画像データを処理対象とし、画像の輪
郭を抽出して輪郭ベクトルを生成するとともに、その輪
郭ベクトルを用いて芯線ベクトルを生成する。得られた
ベクトルデータは、画像を構成する基本要素(文字・線
分等)を分離してコード化する認識処理等に利用され
る。
【0003】ここで、芯線ベクトルを生成する従来の方
法を図3によって述べる。図3において、まず、ある輪
郭ベクトル(以下先行ベクトルと称す)に注目する。次
に、その先行ベクトルとペアになる輪郭ベクトル(以下
ペアベクトルと称す)に注目する。その後、先行ベクト
ル始点と、ペアベクトル終点の中点を、芯線ベクトルの
始点とし、先行ベクトル終点とペアベクトル始点の中点
を芯線ベクトルの終点とすることによって芯線ベクトル
を生成する。この芯線ベクトル生成する際には、2つの
輪郭ベクトルの距離や角度を調べ、それがある閾値内で
あることが芯線生成の条件になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来、輪
郭ベクトルのペアから芯線ベクトルを生成してよいかど
うかの判断基準は、ベクトル間の角度や距離およびそれ
らが閾値内にあるかどうかのパラメータを使用して決定
していたため、図4および図5のようなときに、芯線ベ
クトルが生成されなかったり、余計な芯線ベクトルが生
成されてしまったりする不具合があった。図4は輪郭ベ
クトルAは輪郭ベクトルa1,a3とは芯線ベクトルBを
生成するが、輪郭ベクトルa2とは芯線ベクトルを生成
しないことを示したものである。また、図5は輪郭ベク
トルAと輪郭ベクトルa1、a3が角度、距離とも閾値内
なら芯線ベクトルB、Cを生成してしまうが、実際ほし
い芯線ベクトルは芯線ベクトルBの図示左側の半分だけ
であり、余計な芯線ベクトルCが生成されてしまう問題
があった。
【0005】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、ベクトル間の角度や距離およびそれらの閾値等の
パラメータを使用しないので、芯線ベクトルが確実かつ
正確に生成できる画像データの芯線化処理方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、一方の輪郭ベクトルの点から見て、
他方の輪郭ベクトルの一番近い点を対応関係にある点の
候補とし、その候補の点と一方の輪郭ベクトルの点とを
結んだ線分が、他方の輪郭ベクトルと交わるかどうかを
判断し、交わると判断したときには、前記一番近い点の
対応はないものと処理し、交わらないと判断したときに
は、対応関係にある他方の輪郭ベクトルの1点が一方の
輪郭ベクトルの垂線のになるときに、その垂線の
削除してから、対応関係にある2点の中心に芯線ベクト
の点を生成し、生成した点を線で結んだことを特徴と
するものである。
【0007】
【作用】一方の輪郭ベクトルの点と他方の輪郭ベクトル
の一番近い点を対応関係にある点の候補とする。その候
の点は輪郭ベクトルを結んだ線上にあればどこでもよ
い。その候補点と一方の輪郭ベクトルの点を線分で結
んだときにその線分が他の輪郭ベクトルと交われば対応
関係がないとして削除し、交わらなければ処理を進め
る。前記処理で交わらなければ対応関係にある他方の輪
郭ベクトルの一点が一方の輪郭ベクトルの垂線の足とな
る関係を削除し、その後、芯線ベクトルを生成する。
【0008】
【実施例】以下この発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1はこの発明の一実施例であるフローチャー
トで、図1において、ステップS1は点対点の対応関係
をとる処理で、この処理はある輪郭ベクトルの点(図2
に示した黒丸a1,a2,a3,a5)から見て、他の輪郭
ベクトルの一番近い点(最近点、図2のa1に対して
1)を対応関係にある点の候補とするものである。こ
の候補は必ずしも頂点(黒丸点)でなくてもよい(例え
ば、図2のb2,b3に示す白い四角形点)。次に、ある
輪郭ベクトルの点と候補の点とを結んだ線分と、他の輪
郭ベクトルが交わるかどうかをステップS2で判断処理
する。
【0009】この判断処理の結果、交わると判断したと
きには、その点は対応する点なしとして削除する。例え
ば、図2に示す点aのように対応する点がないとして削
除する。前記判断処理の結果、交わらないと判断したと
きには、ステップS3の処理に進んで垂線の足となるよ
うな対応関係の場合を削除する。例えば、図2におい
て、白い四角形点b5は黒丸点a5と対応関係にあるが、
点a5は黒丸点b6から見ても対応関係にある。点a5
垂線の足である点b5と対応を採ろうとしているが、頂
点である点b6からも対応関係を求められている。この
ような場合、垂線の足である点b5は削除され、点a5
対応関係は点b6になる。
【0010】以上のような処理で、ステップS4におい
て対応関係の矛盾解消のために、図2に示す矢印(対応
を示す矢印)がクロスしないよう、残った頂点の対応関
係を見直す。このステップS4の処理が済んだなら、ス
テップS5の整形処理に進んで、例えば、対応関係にあ
る2点の中心に芯線ベクトルの点を生成し、生成した点
結ぶ。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
芯線ベクトルを生成する際、ベクトル間の距離や角度お
よびその閾値等を一切必要とすることなく正確かつ確実
に芯線ベクトルを生成でき、しかも品質の劣る輪郭ベク
トルでもきれいな芯線ベクトルが生成できる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すフローチャート。
【図2】実施例の動作を述べるための説明図。
【図3】従来の芯線ベクトル生成の基本説明図。
【図4】芯線ベクトルが生成されない例の説明図。
【図5】余計な芯線ベクトルが生成される例の説明図。
【符号の説明】
S1…点対点の対応をとるステップ S2…線分が他の輪郭ベクトルと交わるか判断処理する
ステップ S3…垂線の足を削除処理するステップ S4…対応関係の矛盾を解消処理するステップ S5…整形処理するステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−65142(JP,A) 特開 平4−141788(JP,A) 特開 平2−288978(JP,A) 特開 平8−221581(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 3/00 500 G06T 5/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の輪郭ベクトルの点から見て、他方
    の輪郭ベクトルの一番近い点を対応関係にある点の候補
    とし、その候補の点と一方の輪郭ベクトルの点とを結ん
    線分が、他方の輪郭ベクトルと交わるかどうかを判断
    し、交わると判断したときには、前記一番近い点の対応
    はないものと処理し、交わらないと判断したときには、
    対応関係にある他方の輪郭ベクトルの1点が一方の輪郭
    ベクトルの垂線のになるときに、その垂線のを削除
    してから、対応関係にある2点の中心に芯線ベクトル
    点を生成し、生成した点を線で結んだことを特徴とする
    画像データの芯線化処理方法。
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