JP2001309191A - 印刷装置、スクリーン生成方法およびスクリーン生成制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

印刷装置、スクリーン生成方法およびスクリーン生成制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2001309191A
JP2001309191A JP2000126028A JP2000126028A JP2001309191A JP 2001309191 A JP2001309191 A JP 2001309191A JP 2000126028 A JP2000126028 A JP 2000126028A JP 2000126028 A JP2000126028 A JP 2000126028A JP 2001309191 A JP2001309191 A JP 2001309191A
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dots
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Nobuhiro Karido
信宏 狩戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、出力画像の画質低下を防ぐことの
できる形状を有するスクリーンを搭載した印刷装置、ス
クリーン生成方法およびスクリーン生成制御プログラム
を記録した記録媒体を提供することを課題とする。 【解決手段】 画像再生データに基づき、複数のドット
から形成される網点により要素色毎の階調を表現して画
像を再生し、当該再生された画像を媒体に印刷する本発
明の印刷装置よれば、ハーフトーン処理部66によっ
て、前記ドット毎に、前記階調を表現する階調データと
画像再生情報との対応データを有する変換テーブルを参
照して、前記階調データに基づき前記ドットに対する画
像再生データが前記各要素色毎に生成される。そして、
スクリーン生成制御部100によって、前記各要素色毎
の網点のスクリーンの縦横比が媒体の送り方向に長くな
るように、前記ハーフトーン処理部における前記画像再
生データ生成が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタや
カラーコピーなどの画像出力装置の出力画像の画質低下
防止、特に、画像ノイズを低減可能な形状のスクリーン
を有する印刷装置、スクリーン生成方法およびスクリー
ン生成制御プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】カラープリンタやカラーコピーなどのカ
ラー画像出力装置は、シアン、マゼンタ、イエローおよ
びブラックのインクを利用してカラー画像の再生を行
う。特に、カラープリンタのうちレーザプリンタを使用
して感光体ドラムの上に潜像を形成し、帯電したトナー
により現像し、当該現像されたトナーを転写紙に転写す
るページプリンタは、レーザビームの照射領域をドット
内において種々変更することができ、単位面積あたりの
ドット数が少なくても、より高解像度で且つ高い階調の
カラー画像データを再現できる。カラーレーザプリンタ
においては、濃淡画像の階調再現の2値化手法として、
ディザ法(Dither Method)が広く利用されている。こ
のディザ法によれば、入力信号である各色の階調データ
に対して、階調データと画像再生情報との対応を有する
ディザマトリックスまたは閾値マトリックスなどと称さ
れる変換テーブルを参照して、それぞれのドットでの表
示の有無(1,0)を決定する。そして、複数の隣接す
るドットでの表示の有無により網点を形成して、当該網
点の大きさにより濃淡画像の中間階調を再現する。
【0003】このようなカラーレーザプリンタにおいて
避けられない問題として、各色の網点の位置ずれがあ
る。かかる位置ずれは、産業用の印刷装置を利用しても
避けられないが、カラー画像出力装置の場合は、例えば
感光体ドラムの回転むら(ジッタ)により主に副走査方
向に発生する。このような位置ずれは、明るさの変化ま
たは最悪の場合、所望の色からずれてしまう色ずれを招
く。そこで、かかる色ずれを防止するために、網点のス
クリーン角を各色毎に分散させることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに色ずれ防止の為に網点のスクリーン角をずらすと、
いわゆるモアレ縞が生じてしまうことが知られている。
さらに、前記カラーレーザプリンタにおいて避けられな
い問題として紙送り方向の搬送スピードムラがある。か
かる紙送り方向の搬送スピードのムラによって、カラー
レーザプリンタの出力画像に生じるスジ状のノイズは、
出力画像の品質を著しく低下させる原因となる。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、出力画像の画質低下を防ぐことのできる
形状を有するスクリーンを搭載した印刷装置、スクリー
ン生成方法およびスクリーン生成制御プログラムを記録
した記録媒体を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、請求項
1に記載の発明は、画像再生データに基づき、複数のド
ットから形成される網点により要素色毎の階調を表現し
て画像を再生し、当該再生された画像を媒体に印刷する
印刷装置であって、前記ドット毎に、前記階調を表現す
る階調データと画像再生情報との対応データを有する変
換テーブルを参照して、前記階調データに基づき前記ド
ットに対する画像再生データを前記各要素色毎に生成す
るハーフトーン処理部と、前記各要素色毎の網点のスク
リーンの縦横比が媒体の送り方向に長くなるように、前
記ハーフトーン処理部における前記画像再生データの生
成を制御するスクリーン生成制御部と、を備えて構成さ
れる。
【0007】以上のように構成された画像再生データに
基づき、複数のドットから形成される網点により要素色
毎の階調を表現して画像を再生し、当該再生された画像
を媒体に印刷する印刷装置よれば、まず、ハーフトーン
処理部によって、前記ドット毎に、前記階調を表現する
階調データと画像再生情報との対応データを有する変換
テーブルを参照して、前記階調データに基づき前記ドッ
トに対する画像再生データが前記各要素色毎に生成され
る。そして、スクリーン生成制御部によって、前記各要
素色毎の網点のスクリーンの縦横比が媒体の送り方向に
長くなるように、前記ハーフトーン処理部における前記
画像再生データ生成が制御される。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の印刷装置であって、前記スクリーン生成制御部
が、媒体の送り方向に長くなるように、所定のスクリー
ン角を有するスクリーンを引き伸ばす前に、当該スクリ
ーンを所定角度回転させ、当該スクリーンを媒体の送り
方向に引き伸ばした後の前記スクリーン角が、前記所定
のスクリーン角とほぼ等しくなるように構成される。
【0009】さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の印刷装置であって、前記スクリーン生成制御
部が、前記スクリーンを媒体の送り方向に引き伸ばした
後、前記ドット形状を前記所定のスクリーン角の方向に
引き伸ばすように制御する。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
乃至3のいづれか一項に記載の印刷装置であって、前記
スクリーン生成制御部が、前記スクリーンを媒体の送り
方向に引き伸ばす際、引き伸ばされたドット間の対応デ
ータを補間によって求めるように構成される。
【0011】さらに、請求項5に記載の発明は、請求項
1乃至4のいづれか一項に記載の印刷装置であって、前
記スクリーン生成制御部が、前記スクリーンを媒体の送
り方向に引き伸ばす際、引き伸ばされたドット間の対応
データを、紙送り方向に隣接するいずれか一方のドット
の対応データで補間することによって求めるように構成
される。
【0012】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
乃至4のいづれか一項に記載の印刷装置であって、前記
スクリーン生成制御部が、前記スクリーンを媒体の送り
方向に引き伸ばす際、引き伸ばされたドット間の対応デ
ータを、紙送り方向に隣接する2つのドットの対応デー
タに基づき補間することによって求めるように構成され
る。
【0013】さらに、請求項7に記載の発明は、請求項
1乃至6のいづれか一項に記載の印刷装置であって、前
記スクリーン生成制御部が前記スクリーンを媒体の送り
方向に引き伸ばす前に、3要素色の網点のスクリーンの
スクリーン角を30度間隔で配置して構成される。
【0014】上記課題に鑑み、請求項8に記載の発明
は、画像再生データに基づき、複数のドットから形成さ
れる網点により要素色毎の階調を表現して画像を再生
し、当該再生された画像を媒体に印刷する印刷装置のス
クリーン生成方法であって、前記各要素色毎の網点のス
クリーンの縦横比が媒体の送り方向に長くなるように、
前記画像再生データを生成する画像再生データ生成工程
を備えて構成される。
【0015】以上のように構成された画像再生データに
基づき、複数のドットから形成される網点により要素色
毎の階調を表現して画像を再生し、当該再生された画像
を媒体に印刷する印刷装置のスクリーン生成方法よれ
ば、画像再生データ生成工程によって、前記各要素色毎
の網点のスクリーンの縦横比が媒体の送り方向に長くな
るように、前記画像再生データが生成される。
【0016】また、請求項9に記載の発明は、請求項8
に記載のスクリーン生成方法であって、前記画像データ
生成工程が、所定のスクリーン角を有するスクリーンを
所定角度回転させるスクリーン回転工程と、媒体の送り
方向に長くなるように、前記スクリーンを引き伸ばすス
クリーン引き伸ばし工程と、とを備え、当該スクリーン
を媒体の送り方向に引き伸ばした後のスクリーン角が、
前記所定のスクリーン角とほぼ等しくなるように制御す
るように構成される。
【0017】上記課題に鑑み、請求項10に記載の発明
は、画像再生データに基づき、複数のドットから形成さ
れる網点により要素色毎の階調を表現して画像を再生
し、当該再生された画像を媒体に印刷する印刷装置のス
クリーン生成処理をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを記録したコンピュータによって読取可能な記
録媒体であって、前記各要素色毎の網点のスクリーンの
縦横比が媒体の送り方向に長くなるように、前記画像再
生データを生成する画像再生データ生成処理をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを記録してコンピュ
ータによって読取可能に構成される。
【0018】以上のように構成されたコンピュータによ
って読取可能な記録媒体には、画像再生データに基づ
き、複数のドットから形成される網点により要素色毎の
階調を表現して画像を再生し、当該再生された画像を媒
体に印刷する印刷装置のスクリーン生成処理をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムが記録されている。
そして、当該プログラムの実行により、画像再生データ
生成処理によって、前記各要素色毎の網点のスクリーン
の縦横比が媒体の送り方向に長くなるように、前記画像
再生データが生成される。
【0019】また、請求項11に記載の発明は、請求項
10に記載の記録媒体であって、前記画像データ生成処
理が、所定のスクリーン角を有するスクリーンを所定角
度回転させるスクリーン回転処理と、媒体の送り方向に
長くなるように、前記スクリーンを引き伸ばすスクリー
ン引き伸ばし処理と、当該スクリーンを媒体の送り方向
に引き伸ばした後のスクリーン角が、前記所定のスクリ
ーン角とほぼ等しくなるように制御する処理と、をコン
ピュータに実行させるためのプログラムを記録してコン
ピュータによって読取可能に構成される。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の好適な実施形態
による画像出力システムの構成図である。この例では、
ホストコンピュータ50において、RGBそれぞれの階
調データ(各8ビットで合計24ビット)からなる画像
データ56が生成され、ページプリンタなどの画像出力
装置60に与えられる。ページプリンタなどの画像出力
装置60は、供給された画像データ56に基づきカラー
画像を再現する。画像出力装置60は、画像処理を行っ
てエンジン70にレーザ駆動用データ69を供給するコ
ントローラ62と、前記駆動用データ69に従って画像
の再生を行うエンジン70とを有する。
【0021】ホストコンピュータ50は、ワードプロセ
ッサや図形ツールなどのアプリケーションプログラム5
2により、文字データ、図形データ及びビットマップデ
ータ等を生成する。これらのアプリケーションプログラ
ム52により生成されたそれぞれのデータは、ホストコ
ンピュータ50にインストールされている画像出力装置
用のドライバ54により、ラスタライズされ、画素また
はドット毎のRGB各色の階調データからなる画像デー
タ56に変換される。
【0022】画像出力装置60も、図示しないマイクロ
プロセッサを備え、そのマイクロプロセッサとインスト
ールされている制御プログラムにより、色変換部64、
ハーフトーン処理部66及びパルス幅変調部68等を有
するコントローラ62が構成される。また、エンジン7
0内のレーザドライバ72が、駆動用データ69に基づ
いて、画像描画用のレーザダイオード74を駆動する。
エンジン70には、感光ドラムや転写ベルト等とその駆
動部が含まれるが、図1では省略されている。
【0023】コントローラ62内の色変換部64は、供
給された各ドット毎のRGBの階調データ56をC(シ
アン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)の
階調データ10に変換する。CMYKの階調データ10
は各色8ビットずつの階調データであり、最大で256
階調を有する。尚、色変換部64は、ドット毎のRGB
階調データ56から、CMYK各色のプレーンのドット
毎の階調データ10に変換する。従って、ハーフトーン
処理部66には、各色のプレーン毎に、ドットに対応し
た階調データ10(図2の入力データ10参照)が供給
される。
【0024】ハーフトーン処理部66は、ドット毎の階
調データ10に対して、予め作成された階調データと画
像再生情報との対応を有する変換テーブルを参照して、
各ドットに対する画像再生データ30を生成する。この
ハーフトーン処理部66は、図2〜図5を参照して以下
に説明するディザ法を利用して、ハーフトーンを表現す
る画像再生データ30を生成する。例えば、図2に示し
た閾値マトリクス20からなる変換テーブルを使用する
ことで、各ドット毎に2値の画像再生データ30を生成
することができる。
【0025】図2は、ディザ法による濃淡画像の階調再
現の2値化手法を説明する図である。ホストコンピュー
タ等の画像作成プログラムにより画像データが生成さ
れ、画像出力用の画像処理部に入力データとして供給さ
れる。この入力画像データは、例えば各色のドット毎の
階調データ10である。図2において、各ドット内に階
調データがそれぞれ記入される。かかる階調データに対
して、ディザ法では、各ドットの閾値を所定の規則によ
り変化させた閾値マトリクスと呼ばれる変換テーブル2
0が利用される。より具体的には、各ドットの階調デー
タと閾値マトリックスの閾値とが比較され、階調データ
が対応するドットの閾値よりも大きければ、描画有りの
画像再生データ30が生成され、小さければ描画なしの
画像再生データ30が生成される。即ち、ドット毎の多
階調データ10が、ドット毎の2値の画像再生データ3
0に変換される。
【0026】図2に示される閾値マトリクスは、階調デ
ータと描画の有無である画像再生情報との対応を有する
変換テーブルである。即ち変換テーブル内の各ドットの
閾値は、階調データに対して描画をすべきか否かを示す
画像再生情報ということができる。図2に示される閾値
マトリクス20は、4×4のマトリクスであり、その中
心部分で低く、周辺部分で高い、いわゆるドット集中型
である。
【0027】図3は、ディザ法の閾値マトリクスを説明
する図である。図3は、図2のドット集中型の閾値マト
リクス20を利用した場合の、階調毎に再生される画像
を示す。左上から右方向に、そして左下から右方向に沿
って順番に階調が高くなる場合に、それぞれ再現できる
画像を示す。即ち、4×4の網点セルの中心部から網点
が成長することが理解される。ドット集中型の閾値マト
リクスは、ドット密度がある程度高くなるとドット分散
型よりも優れていることが知られている。
【0028】図4は、ディザ法を利用して形成される網
点の形状変化を示す図である。図2および図3に示した
ドット集中型の閾値マトリクスからなる変換テーブルを
利用することで、m×mで構成される網点セル内のドッ
トが、階調度(明るさ)に応じてだんだん太く成長して
いくことが理解される。この二次元的な密度により濃淡
画像の階調が表現される。
【0029】図4の真ん中の網点の例(中間部分の網
点)に示される通り、この例では、網店の成長する方向
が縦方向と横方向に設定される。閾値マトリクスの配置
またはマトリクス内の閾値の配置によって、この網点の
成長する方向が決定される。この網点の成長する方向
が、スクリーン角である。従って、図4の例ではスクリ
ーン角は、0°または90°である。
【0030】図5は、スクリーン角の形成方法を示す図
である。図5に示される通り、m×mのドットからなる
網点セル40を適当にずらして配置することにより、所
定のスクリーン角を持つ網点を形成することができる。
図5の例では、m×mの網点セルが、右に5(図中N)
個移動すると上に1個ずれるように配置されることか
ら、a:b=5:1に配置される。従って、スクリーン
角θは、 θ=tan-1(b/a)=tan-1(1/5)となる。
【0031】ここで、網点の1周期に相当する正方閾値
マトリクス42のサイズNは、 N=LCM(a,b)×(b/a+a/b) となる。ただし、LCMは最小公倍数を意味する。
【0032】上記の網点セル40の配置は、入力データ
10のドットと閾値マトリクス20との対応関係をずら
すことにより、任意に設定することができる。あるい
は、正方閾値マトリクスサイズ分の異なる閾値マトリク
スを予め準備しておき、その正方閾値マトリクス42の
サイズ分の閾値マトリクスと入力データとの比較を行う
ことでも、スクリーン角を設定することができる。
【0033】図5を参照して説明した通り、変換テーブ
ルである閾値マトリクス20の配置の設定により、各色
のスクリーン角を好適に設定することができる。そし
て、2値の画像再生データ30が生成される場合は、パ
ルス変調部68で、ドット毎にレーザ駆動パルス有りと
なしからなる駆動データ69が生成される。好適なスク
リーンは、以下に説明するスクリーン生成制御部100
によって生成される。当該スクリーン生成制御部100
は、スクリーン生成制御プログラムがホストコンピュー
タ50によって実行されることによって構成される。こ
のスクリーン生成制御プログラムは、通常、ホストコン
ピュータ50が読取可能な形態でフロッピー(登録商
標)ディスク、CD−ROMなどの記録媒体に記録され
て流通する。当該プログラムは、メディア読取装置(C
D−ROMドライブ、フロッピーディスクドライブな
ど)によって読み取られてハードディスクにインストー
ルされる。そして、CPUが所望のプログラムを適宜ハ
ードディスクから読み出して所望の処理を実行するよう
に構成されている。
【0034】次に、本発明の当該実施形態による、スク
リーン生成制御部100によるスクリーン生成処理につ
いて説明する。当該スクリーン生成処理では、全てのス
クリーンのドット間隔を紙送り方向に長く設定する。当
該スクリーン生成処理を用いて紙送り方向に長いスクリ
ーンを生成することによって、紙送り速度の変動に対す
るトナーの濃度変動値を少なく抑えることができる。図
6および図7に、当該スクリーン生成処理によって生成
されたスクリーンが、紙送り速度の変動に対するトナー
の濃度変動値を少なく抑えることができる原理を説明す
るための図を示す。図6に示すように、スクリーンの縦
横比が [紙送り方向に垂直な方向のスクリーン長さ]:[紙送り
方向のスクリーン長さ]=1:y(y>1) の場合、すなわち、紙送り方向のスクリーンの長さを紙
送り方向に垂直な方向のスクリーンの長さよりも長くす
る場合、紙送り変動量を△xとすると、ドットの濃度変
動値△Aは、 △A=1/(△x+y)−1/y =△x/{y(△x+y)} … (1) となる。式(1)より、紙送り方向のスクリーンの長さ
yの2乗に比例して濃度変動値△Aを抑制することがで
きる。
【0035】一方、図7に示すように、スクリーンの縦
横比が [紙送り方向に垂直な方向のスクリーン長さ]:[紙送り
方向のスクリーン長さ]=y(y>1):1 の場合、すなわち、紙送り方向に垂直な方向のスクリー
ンの長さを紙送り方向のスクリーンの長さよりも長くす
る場合、紙送り変動量を△xとすると、ドットの濃度変
動値△Aは、 △A=1/y−1/{y(1+△x)} =△x/{y(1+△x)} … (2) となる。式(2)より、紙送り方向に垂直な方向のスク
リーンの長さyに比例して濃度変動値△Aを抑制できる
ことがわかる。
【0036】このように、本発明によるスクリーン生成
処理を用いて紙送り方向に長いスクリーンを生成する場
合の濃度変動値△Aは、紙送り方向のドット間隔の2乗
に比例して抑制されるので、紙送り方向に垂直な方向の
ドット間隔を大きくする場合よりも有利である。すなわ
ち、当該スクリーン生成処理を用いて全てのスクリーン
のドット間隔を紙送り方向に長く設定することによっ
て、紙送り速度の変動に対するトナーの濃度変動値を効
果的に抑制できる。
【0037】次に、図8〜図11を参照して、スクリー
ンのドット間隔を紙送り方向に長く設定して、スクリー
ンを生成する処理について説明する。
【0038】前提 当該実施形態では、各ピクセルの輝度値とトナー濃度と
の対応表を有している配列をインデックスと称する。ト
ナーの濃度の増加速度や、濃度増加開始位置などの異な
る複数インデックスが用意され、ピクセルの位置によっ
て異なるインデックスが使用される。各インデックスに
はそれぞれインデックス番号が付され、インデックス番
号を配列として表現したものがディザマトリックスに相
当する。スクリーンの網点は、このインデックス番号配
列の繰り返しによって生成される。
【0039】図2に示す2値のディザ方式では、ドット
毎の階調データを有する入力データ10を閾値マトリッ
クス20と比較して、ドット毎に描画するか否かを示す
画像再生データ30を生成する。
【0040】一方、図8に、本発明の好適実施形態にお
ける多値ディザ方式の変換テーブルの例を示す。図8に
示した多値ディザ方式では、ドット毎の階調データを有
する入力データ10に対して、例えば、ドットP11はデ
ィザマトリックス(図8b)の対応するドットのインデ
ックス番号を参照して、階調とレーザ駆動用のパルス幅
との対応関係を示すインデックス(図8c)からそのイ
ンデックス番号に対応するテーブルを参照してドットP
11の階調データに対応するパルス幅データに変換する。
したがって、ディザマトリックス(図8b)とインデッ
クス(図8c)とによって、階調デ−タと画像再生情報
との対応関係を有する変換テーブルが構成される。
【0041】レーザビームを各ドットに照射する場合、
ドット内にレーザビームを照射するか否かを示す2値の
画像再生データのみならず、ドット内のどの範囲にレー
ザビームを照射するか否かを示す多値の画像再生データ
を利用することによって、より多階調の濃淡画像を再生
することができる。多値ディザ方式では、かかる機能を
利用して、ドット毎の画像再生データ30としてレーザ
ビームのパルス幅データが、ハーフトーン処理部によっ
て生成される。
【0042】ページプリンタなどの画像出力装置は、レ
ーザビームを紙送り方向とは垂直の方向(主走査方向)
に走査しながら、ビームを照射するか否かに基づき、ド
ット内の走査方向の一部分の領域にビームを照射するよ
うに制御することができる。したがって、例えば、25
6種類のレーザ駆動パルスを利用することで、ドット内
の走査方向において256種類の潜像を形成することが
できる。
【0043】ディザマトリックス(図8b)には、9種
類のパターンが図示されるように配置されている。さら
に、インデックス(図8c)には、256階調に対して
256種類のパルス幅が対応付けられている。しかも、
9種類のパターンそれぞれにおいて、階調とパルス幅の
対応付けが異なる。なお、インデックス(図8c)をそ
のままにして、ディザマトリックス(図8b)の配置、
または図5に示す入力デ−タとドットとの対応を変更す
ることによって、任意のスクリーン角を設定することが
できる。したがって、インデックス(図8c)を各色毎
に作成せずに、ディザマトリックス(図8b)を各色別
に作成することによっても各色毎のスクリーン角を設定
することができる。
【0044】近傍補間による処理 次に、図9を参照して、近傍補間により、スクリーンの
ドット間隔を紙送り方向(y方向)に長く設定する処理
について説明する。ここでは、紙送り方向(y方向)の
拡大率αが2の場合について説明する。
【0045】まず、近傍補間を用いる場合には、図9a
に示すディザマトリックスを図9bに示すようにy軸方
向に引き伸ばし、マトリックスの各行の下方に一行の間
隙(インデックス番号が割り当てられていないピクセル
行)を形成させる(ステップ1)。次に、インデックス
番号が割り当てられていないピクセル行に、当該ピクセ
ル行の直ぐ上の行のインデックス番号を割り当てて近傍
補間を行い(ステップ2)、スクリーンのドット間隔を
紙送り方向(y方向)に2倍長く設定する。
【0046】線形補間による処理 図10を参照して、線形補間により、スクリーンのドッ
ト間隔を紙送り方向(y方向)に長く設定する処理につ
いて説明する。ここでも、紙送り方向(y方向)の拡大
率αが2の場合について説明する。線形補間を用いる場
合には、図10aに示すディザマトリックスを図10b
に示すようにy軸方向に引き伸ばし、マトリックスの行
間に一行の間隙(インデックス番号が割り当てられてい
ないピクセル行)を形成させる(ステップ3)。線形補
間の方法には以下の2つの方法があある。いずれの場合
にも、インデックス番号が上から6,1,2よりなる中
央の列に着目して説明する。
【0047】第1の線形補間 第1の線形補間方法では、補間対象ピクセルの上下に位
置するピクセルのインデックス番号を用いて、補間対象
ピクセルのインデックス番号を求める。図10のステッ
プ4に示すように、対象ピクセルの上下のインデックス
番号の平均値の整数部分を対象ピクセルのインデックス
番号とする。すなわち、図10cに示すように、対象ピ
クセルP2のインデックス番号は、 int{(6+1)/2}=int {3.5}=3 となり、対象ピクセルP4のインデックス番号は int{(1+2)/2}=int {1.5}=1 となる。
【0048】第2の線形補間 第2の線形補間では、補間対象ピクセルの上下に位置す
る2つのピクセルのインデックス番号から求められる2
つのトナー濃度値の平均値を輝度全体に対して求めて新
たなインデックスを生成し、当該新たに生成されたイン
デックスの番号を補間対象ピクセルのインデックス番号
とする。
【0049】すなわち、図10のステップ5に示すよう
に、インデックス番号6とインデックス番号1との間に
位置する対象ピクセルP2のインデックスに関して、イ
ンデックス番号6にて示されるインデックスから求めら
れるトナーの濃度値と、インデックス番号1にて示され
るインデックスから求められるトナーの濃度値との平均
値を輝度全体に対してもとめて新たなインデックス(図
11のインデックス番号10によって示されるインデッ
クス)を生成する。そして、当該インデックス番号10
を補間対象ピクセルP2のインデックス番号とする。
【0050】同様に、インデックス番号1とインデック
ス番号2との間に位置する対象ピクセルP4のインデッ
クスに関して、インデックス番号1にて示されるインデ
ックスから求められるトナーの濃度値と、インデックス
番号2にて示されるインデックスから求められるトナー
の濃度値との平均値を輝度全体に対してもとめて新たな
インデックス(図11のインデックス番号11によって
示されるインデックス)を生成する。そして、当該イン
デックス番号11を補間対象ピクセルP4のインデック
ス番号とする。
【0051】スクリーンの縦横比の限界値 以上、スクリーンのドット間隔を紙送り方向に長く設定
してスクリーンを生成する処理について説明したが、理
論的にはスクリーンのドット間隔は紙送り方向に無限大
に長くすることができる。しかしながら、スクリーンの
ドット間隔を紙送り方向に伸ばしすぎると、紙送り方向
と垂直な方向に波状のノイズが目立つようになるので、
紙送り方向の線数は100lpi以下とすることが好まし
い。
【0052】スクリーン形状の補正 好適なスクリーン条件の下、CMYK全てのスクリーン
に対して本発明によるスクリーン生成方法を適用するこ
とによって、紙送り方向に同一比率で網点間隔を引き伸
ばす操作を行うことによって、モアレの発生と紙送り速
度のムラによって生じるノイズとを抑制することのでき
るスクリーンを生成することができる。
【0053】図12に、スクリーンの形状補正を説明す
るための図を示す。ここでは、特に、Kスクリーンの形
状補正について説明する。他のCMYのスクリーンにつ
いても同様に補正することができる。
【0054】人間の視覚特性上、紙送り方向(y軸方
向)に対して45度をなす方向におきる濃度変化に対す
る感度が最も低く、水平方向(x軸方向)または垂直方
向(y軸方向)の濃度変化に対して最も感度が高いこと
が知られている。
【0055】視覚特性上最も感度が低い45度方向にK
のスクリーンを設定した場合、本発明によるスクリーン
生成方法によれば全てのスクリーンを縦長にしてしまう
ため、スクリーン角が45度よりも大きい角度に変形し
てしまい、感度の高い成分を有することになる。しかし
ながら、当該スクリーン形状補正方法を用いて、図12
(b)に示すようにスクリーンを紙送り方向に引き伸ば
す率に応じて決まる角度φだけ予め回転させておくこと
で、図12(c)に示すように縦に引き伸ばした後でK
スクリーンのスクリーン角(辺ABがx軸となす角)が
45度になるようにすることができる。
【0056】本発明によるスクリーン生成方法によれ
ば、図12(a)に示すように、紙送り方向にスクリーン
を伸ばす前に135度方向に位置していた辺ADとy軸
とのなす角θは、紙送り方向にスクリーンを伸ばすこと
によってよりゼロに近い角度になってしまう。しかし、
図12(d)に示すように、45度方向に成長するスク
リーンとなるように成長パターンを設定することで垂直
成分を抑制することができる。これによって、視覚特性
上最も目立つ成分である垂直成分を抑制して45度方向
の成分のみ有するスクリーンとすることができる。
【0057】図13は、印刷装置において用いられるシ
アン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)およびブ
ラック(K)の各スクリーン角の組合せを示す図であ
る。図13に示すとおり、3色のスクリーン角を30度
間隔で配置することによってモアレの発生を少なくでき
ることが経験的に知られている。そして、残りの4色目
のスクリーン角を3色のスクリーン角の間(例えば、4
5度)に設定する。当該実施の形態では、一例として、
シアンのスクリーン角を0度とし、マゼンタのスクリー
ン角を30度とし、ブラックのスクリーン角を45度と
し、イエローのスクリーン角を60度としている。図1
3に示すスクリーン条件を満たすスクリーンに対して、
本発明によるスクリーン生成方法を適用して各要素色
(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)毎のスクリ
ーンを紙送り方向に長く設定してスクリーンを生成する
ことによって、モアレの発生を抑制しつつ、出力画像の
画質低下を防止することができる。
【0058】図14は、本発明の他の実施形態による画
像出力システムの構成図である。このシステム構成例
は、図1に示したシステム構成例の変形例である。図1
4のシステムでは、ホストコンピュータ50にインスト
ールされているドライバ80が、ラスタライズ機能5
4、色変換機能64、ハーフトーン処理機能66および
画像評価機能100を有する。これらの各機能54,6
4,66,100は、図1に示した同じ引用番号の機能
と同じである。そして、ハーフトーン処理機能により生
成された各色毎の画像再生データ(パルス幅データ)3
0が、ページプリンタなどの画像出力装置60内のコン
トローラ62のパルス幅変調部68に供給され、所望の
駆動データ69に変換されエンジン70に与えられる。
【0059】図14のシステム例では、ホストコンピュ
ータ側にインストールされるドライバ80により、色変
換処理とハーフトーン処理とスクリーン生成処理とが行
われる。図1の例では、色変換処理とハーフトーン処理
とが、画像出力装置内のコントローラで行われていた
が、図14の例ではホストコンピュータ50側で行われ
る。画像出力装置60の低価格化が要求される場合は、
コントローラ62の能力を下げて価格を抑えることが要
求される。この場合は、ホストコンピュータにインスト
ールされるドライバプログラムにより、図1のコントロ
ーラが行っていた機能の一部を変わりに実現することが
有効である。ドライバ80にてハーフトーン処理が実現
される場合、上記したハーフトーン処理手順をコンピュ
ータに実行させるプログラムが格納された記憶媒体が、
ホストコンピュータ50内に内蔵される。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像出力システムの構成図である。
【図2】ディザ法による濃淡画像の階調再現の2値化手
法を説明する図である。
【図3】ディザ法の閾値マトリクスを説明する図であ
る。
【図4】ディザ法を利用して形成される網点の形状変化
を示す図である。
【図5】スクリーン角の形成方法を示す図である。
【図6】本発明によるスクリーン生成処理によって生成
されたスクリーンが、紙送り速度の変動に対するトナー
の濃度変動値を少なく抑えることができる原理を説明す
るための図(1)である。
【図7】本発明によるスクリーン生成処理によって生成
されたスクリーンが、紙送り速度の変動に対するトナー
の濃度変動値を少なく抑えることができる原理を説明す
るための図(2)である。
【図8】多値ディザ方式の変換テーブルの一例を示す図
である。
【図9】近傍補間により、スクリーンのドット間隔を紙
送り方向に長く設定する処理について説明するための図
である。
【図10】線形補間により、スクリーンのドット間隔を
紙送り方向に長く設定する処理について説明するための
図(1)である。
【図11】線形補間により、スクリーンのドット間隔を
紙送り方向に長く設定する処理について説明するための
図(2)である。
【図12】スクリーンの形状補正を説明するための図で
ある。
【図13】印刷装置において用いられるシアン(C)、
マゼンタ(M)、イエロー(Y)およびブラック(K)
の各スクリーン角の組合せを示す図である。
【図14】本発明の他の実施形態による画像出力システ
ムの構成図である。
【符号の説明】
10 入力データ、階調データ 20 変換テーブル、閾値マトリクス 30 画像再生データ 50 ホストコンピュータ 60 コントローラ 66 ハーフトーン処理部 70 エンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/60 H04N 1/40 D 5C079 1/46 103C Fターム(参考) 2C062 AA52 2C262 AA05 AA24 AA26 AA29 AB13 AB15 BB03 BB06 BB13 BB25 FA08 2H084 AE06 AE10 5B057 CA01 CA08 CA12 CB01 CB07 CB12 CC01 CE13 CE16 CH07 CH11 5C077 LL03 MP08 NN07 NN09 NN17 PP22 PP33 PP38 PP39 PQ23 RR09 RR11 RR19 TT03 TT06 5C079 HB03 LA28 LC12 LC14 MA11 NA02 PA02 PA03 PA07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像再生データに基づき、複数のドット
    から形成される網点により要素色毎の階調を表現して画
    像を再生し、当該再生された画像を媒体に印刷する印刷
    装置であって、 前記ドット毎に、前記階調を表現する階調データと画像
    再生情報との対応データを有する変換テーブルを参照し
    て、前記階調データに基づき前記ドットに対する画像再
    生データを前記各要素色毎に生成するハーフトーン処理
    部と、 前記各要素色毎の網点のスクリーンの縦横比が媒体の送
    り方向に長くなるように、前記ハーフトーン処理部にお
    ける前記画像再生データの生成を制御するスクリーン生
    成制御部と、 を備えている印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の印刷装置であって、前
    記スクリーン生成制御部が、媒体の送り方向に長くなる
    ように、所定のスクリーン角を有するスクリーンを引き
    伸ばす前に、当該スクリーンを所定角度回転させ、当該
    スクリーンを媒体の送り方向に引き伸ばした後の前記ス
    クリーン角が、前記所定のスクリーン角とほぼ等しくな
    るように制御する印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の印刷装置であって、前
    記スクリーン生成制御部が、前記スクリーンを媒体の送
    り方向に引き伸ばした後、前記ドット形状を前記所定の
    スクリーン角の方向に引き伸ばすように制御する印刷装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいづれか一項に記載の
    印刷装置であって、前記スクリーン生成制御部が、前記
    スクリーンを媒体の送り方向に引き伸ばす際、引き伸ば
    されたドット間の対応データを補間によって求める印刷
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいづれか一項に記載の
    印刷装置であって、前記スクリーン生成制御部が、前記
    スクリーンを媒体の送り方向に引き伸ばす際、引き伸ば
    されたドット間の対応データを、紙送り方向に隣接する
    いずれか一方のドットの対応データで補間することによ
    って求める印刷装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいづれか一項に記載の
    印刷装置であって、前記スクリーン生成制御部が、前記
    スクリーンを媒体の送り方向に引き伸ばす際、引き伸ば
    されたドット間の対応データを、紙送り方向に隣接する
    2つのドットの対応データに基づき補間することによっ
    て求める印刷装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいづれか一項に記載の
    印刷装置であって、前記スクリーン生成制御部が前記ス
    クリーンを媒体の送り方向に引き伸ばす前に、3要素色
    の網点のスクリーンのスクリーン角を30度間隔で配置
    する印刷装置。
  8. 【請求項8】 画像再生データに基づき、複数のドット
    から形成される網点により要素色毎の階調を表現して画
    像を再生し、当該再生された画像を媒体に印刷する印刷
    装置のスクリーン生成方法であって、 前記各要素色毎の網点のスクリーンの縦横比が媒体の送
    り方向に長くなるように、前記画像再生データを生成す
    る画像再生データ生成工程を備えるスクリーン生成方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のスクリーン生成方法で
    あって、前記画像データ生成工程が、 所定のスクリーン角を有するスクリーンを所定角度回転
    させるスクリーン回転工程と、 媒体の送り方向に長くなるように、前記スクリーンを引
    き伸ばすスクリーン引き伸ばし工程と、 とを備え、当該スクリーンを媒体の送り方向に引き伸ば
    した後のスクリーン角が、前記所定のスクリーン角とほ
    ぼ等しくなるように制御するスクリーン生成方法。
  10. 【請求項10】 画像再生データに基づき、複数のドッ
    トから形成される網点により要素色毎の階調を表現して
    画像を再生し、当該再生された画像を媒体に印刷する印
    刷装置のスクリーン生成処理をコンピュータに実行させ
    るためのプログラムを記録したコンピュータによって読
    取可能な記録媒体であって、 前記各要素色毎の網点のスクリーンの縦横比が媒体の送
    り方向に長くなるように、前記画像再生データを生成す
    る画像再生データ生成処理をコンピュータに実行させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータによって読取
    可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の記録媒体であっ
    て、 前記画像データ生成処理が、 所定のスクリーン角を有するスクリーンを所定角度回転
    させるスクリーン回転処理と、 媒体の送り方向に長くなるように、前記スクリーンを引
    き伸ばすスクリーン引き伸ばし処理と、 当該スクリーンを媒体の送り方向に引き伸ばした後のス
    クリーン角が、前記所定のスクリーン角とほぼ等しくな
    るように制御する処理と、 とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録
    したコンピュータによって読取可能な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010028548A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Kyocera Mita Corp 画像処理装置、画像形成装置、及び画像処理プログラム
JP2014043043A (ja) * 2012-08-27 2014-03-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

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