JP4404441B2 - フォーカルプレンシャッタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体光を通過させるべく基板に形成された開口部を開閉するシャッタ羽根群を供えたカメラ用のフォーカルプレンシャッタに関し、特に、基板の背面側に配置されたシャッタ羽根群と基板の前面側に配置された駆動レバーとの連結を許容する貫通孔を備えたカメラ用のフォーカルプレンシャッタに関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラに搭載される従来のフォーカルプレンシャッタは、図6及び図7に示すように、被写体光を通過させるための開口部1aを有する基板(地板)1の背面側に、シャッタ羽根群を形成する先羽根群2及び後羽根群3が配置され、一方、基板1の前面側左側部に、これら先羽根群2及び後羽根群3を駆動する駆動レバー等が配置され、基板1の背面側後方に配置される撮影フィルムに対する露光動作が行なわれるようになっている。
【0003】
また、これら先羽根群2及び後羽根群3の一部に連結された駆動レバーの連結ピン4,5の移動を許容するために、基板1には連結ピン4,5の移動軌跡に沿って貫通孔としての先羽根側の長孔1b及び後羽根側の長孔1cがそれぞれ設けられている。さらに、基板1には、開口部1aの上方縁部領域において、反射ミラー6を回動自在に支持する支軸6aの一部を収容する切り欠き孔1dが設けられている。
【0004】
このフォーカルプレンシャッタにおいては、例えば、シャッタのチャージがセットされた状態では、図7に示すように、先羽根群2が下方に向けて展開して閉鎖位置に位置し、後羽根群3が重なり合った開放位置に位置するため、先羽根側の長孔1bが開放されて基板1の背面側すなわち撮影フィルム側への光の進入が可能となり、又、この先羽根側の長孔1bの近傍には、切り欠き孔1dもあるため、反射等により光がより一層入り込み易くなる。
したがって、この先羽根側の長孔1bから直接にあるいは切り欠き孔1dの隙間を介して基板1の背面側に光が進入するのを防止して、撮影フィルムに対する遮光性を確保するために、基板1の開口部1a及び反射ミラーを囲むような遮光専用の壁板を設けたり、あるいは、図6に示すように、駆動レバー等が配置された領域を囲繞するように箱状の遮光用カバー7を設けて、長孔1b,1c等を全体的に覆うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の遮光用カバー7等を設ける構成では、この遮光用カバー7等を配置するためのスペースを必要とし、又、この遮光用カバー7等が専用品として別個に成型等により形成されることから、装置の大型化、装置の複雑化、装置のコスト増加等を招き、さらには、このフォーカルプレンシャッタを搭載するカメラ本体の大型化等を招くという問題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、装置の小型化、低コスト化、構造の簡略化等を図りつつ、又、機能上の信頼性を確保しつつ、シャッタの遮光性を向上させることができ、又、カメラ本体の小型化にも寄与することのできるフォーカルプレンシャッタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のフォーカルプレンシャッタは、光を通過させるための開口部を有する基板と、開口部を覆う閉鎖位置及び開口部を開放する開放位置との間で移動可能に基板の背面側に配置されたシャッタ羽根群と、シャッタ羽根群を往復動させるように駆動するべく基板の前面側に配置された駆動レバーと、駆動レバーの一部とシャッタ羽根群の一部とを連結する連結部の移動を許容するべく基板に形成された貫通孔とを備えたフォーカルプレンシャッタであって、上記貫通孔を遮蔽及び開放し得るように基板に対して移動可能に配置された可動遮蔽板と、この可動遮蔽板を駆動する駆動手段とを有する、ことを特徴としている。
この構成によれば、所望のタイミングで駆動手段が作用することにより、可動遮蔽板が貫通孔の上方に移動させられて、基板の前面側から背面側に通じる貫通孔を遮蔽することになる。これにより、基板の背面後方に位置する撮影フィルムに対する遮光が行なわれる。また、露出動作直前に、可動遮蔽板が貫通孔から待避させられて、露出動作時における駆動レバー等の移動を可能にする。
さらに、可動遮蔽板は、シャッタ羽根群とは別個に独立したものであるため、シャッタ羽根群は、その動作の応答性に影響を受けることなく迅速かつ正確に開閉動作を行なう。
【0007】
上記構成において、可動遮蔽板は、シャッタのチャージがセットされた状態において、貫通孔を遮蔽するように駆動される、構成を採用することができる。
この構成によれば、シャッタのチャージがセットされた状態において、可動遮蔽板が駆動手段により移動させられて、基板の貫通孔を遮蔽する。これにより、基板の背面後方に位置する撮影フィルムに対する遮光が行なわれる。
特に、撮影の待機状態あるいはカメラの電源を切るときは、常にシャッタのチャージがセットされた状態で保持されるようになっている場合、貫通孔は遮蔽部により遮蔽された状態で保持されることになり、撮影フィルムに対する遮光が効率良く行なわれる。
【0008】
上記構成において、駆動レバーに係合してシャッタのチャージをセット及び解除し得るように、基板の前面側において回動自在に配置されたセットレバーを有し、このセットレバーが、可動遮蔽板の駆動手段を兼ねる、構成を採用することができる。
この構成によれば、セットレバーにより、シャッタ羽根群を開閉駆動する駆動レバーが作動させられると共に、可動遮蔽板も作動させられる。したがって、可動遮蔽板を駆動する専用の部品等が不要になり、構造が簡略化される。また、セットレバーを媒介として、シャッタ羽根群と可動遮蔽板との作動のタイミングが同期付けられる。これにより、シャッタ羽根群の位置に応じた必要なタイミングで、可動遮蔽板の遮蔽及び開放動作が確実に行なわれる。
【0009】
上記構成において、セットレバーは、シャッタのチャージを解除し得る位置に移動するときに、貫通孔を開放するように可動遮蔽板を駆動する、構成を採用することができる。
この構成によれば、レリーズ動作等により、セットレバーがシャッタのチャージを解除し得る位置に移動するとき、可動遮蔽板が貫通孔を開放すなわち貫通孔から離れた位置に待避するため、この開放された貫通孔の領域に位置する駆動レバーの移動が可能になり、シャッタ羽根群が露出動作を行なうべく走行させられることになる。
【0010】
上記構成において、シャッタ羽根群は、先羽根群及び後羽根群からなり、駆動レバーは、先羽根群を駆動する先羽根駆動レバーと、後羽根群を駆動する後羽根駆動レバーとからなり、貫通孔は、先羽根駆動レバーの一部と先羽根群の一部とを連結する連結部の移動を許容する先羽根用貫通孔と、後羽根駆動レバーの一部と後羽根群の一部とを連結する連結部の移動を許容する後羽根用貫通孔とからなり、可動遮蔽板は、少なくともこの先羽根用貫通孔を遮蔽及び開放し得るように配置されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、シャッタのチャージがセットされた状態で、例えば、先羽根群が開口部を閉鎖する閉鎖位置に位置しかつ後羽根群が開口部を開放する開放位置に位置するとき、先羽根用貫通孔が開放されて基板の背面側への光の進入が可能になる。そこで、可動遮蔽板がこの先羽根用貫通孔を遮蔽するように移動させられることで、この先羽根用貫通孔を通して入り込む光が遮られ、基板の背面後方に位置する撮影フィルムに対する遮光が行なわれる。
特に、先羽根用貫通孔が、反射ミラーの支軸を収容する切り欠き孔と近接している場合(例えば、ファインダがカメラの上方すなわち切り欠き孔が上方にあり、シャッタ羽根群がカメラの下方から上方に向け走行して露出動作を行なう場合、あるいは、ファインダがカメラの下方すなわち切り欠き孔が下方にあり、シャッタ羽根群がカメラの上方から下方に向け走行して露出動作を行なう場合)には、この先羽根用貫通孔を可動遮蔽板により遮蔽することで、切り欠き孔を介して入り込んだ光等がさらに基板の背面側に入り込むのを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図5は、本発明に係るフォーカルプレンシャッタの一実施形態を示すものであり、図1は被写体光を通過させるための開口部が形成された基板を示す平面図、図2は可動遮蔽板、駆動レバー、及びセットレバー等の動作を示す平面図、図3はシャッタのチャージがセットされる前のシャッタ羽根群等の状態を示す平面図、図4はシャッタのチャージがセットされたときのシャッタ羽根群等の状態を示す平面図、図5はシャッタのレリーズ動作が行なわれた直後のシャッタ羽根群等の状態を示す平面図である。
【0013】
この実施形態に係るフォーカルプレンシャッタは、光(被写体光)を通過させるための開口部10aを有する基板としての地板10と、開口部10aを覆う閉鎖位置及び開口部10aを開放する開放位置との間で移動可能に地板10の背面側に配置されたシャッタ羽根群としての先羽根群20及び後羽根群30と、これら先羽根群20及び後羽根群30を往復動させるように駆動するべく地板10の前面側に配置された先羽根駆動レバー40及び後羽根駆動レバー50、セットレバー60等を含む駆動機構と、基板10の貫通孔を遮蔽し得る可動遮蔽板70等を、その基本構成として備えている。
【0014】
基板としての地板10は、図1に示すように、その外輪郭が略矩形形状に形成され、その表面が黒色等により塗装されている。そして、その中央部領域には、矩形形状の開口部10aが設けられ、この開口部10aの上方縁部領域には、反射ミラーの支軸を収容する切り欠き孔10b設けられている。さらに、開口部10aの左側領域には、先羽根駆動レバー40の連結ピン42を通す円弧状長孔の先羽根用貫通孔10cと、後羽根駆動レバー50の連結ピン52を通す円弧状長孔の後羽根用貫通孔10d等が設けられている。
【0015】
この地板10の背後には、所定の間隔を空けて中間板11が配置されている。この中間板11は、図1中の点線にて示すように、その外輪郭が略矩形形状でかつ地板10の先羽根用貫通孔10c及び後羽根用貫通孔10dを逃げるように形成されており、その表面が地板10と同様に黒色等により塗装されている。そして、その中央部領域には、略矩形形状の開口部11aが設けられている。
【0016】
また、この中間板11の背後には、所定の間隔を空けてカバー板12が配置されている。このカバー板12は、その外輪郭が地板10とほぼ同様な矩形形状に形成されている。そして、その中央部領域には、地板10の開口部10aよりも若干大きめの開口部12aが設けられている。また、この開口部12aの左側領域には、地板10の先羽根用貫通孔10cと重なる位置に同様の円弧状長孔をなす先羽根用貫通孔12cが設けられ、又、地板10の後羽根用貫通孔10dと重なる位置に同様の円弧状長孔をなす後羽根用貫通孔12dが設けられている。
【0017】
そして、地板10の背面側すなわち地板10と中間板11との間の空間には、シャッタ羽根群の一部をなす先羽根群20が配置され、下方に向けて展開して開口部10a(11a,12a)を覆う閉鎖位置と、開口部10a(11a,12a)の上側にて重なり合って開口部10a(11a,12a)を開放する開放位置との間で往復動自在となっている。
また、地板10の背面側すなわち中間板11とカバー板12との間の空間には、シャッタ羽根群の一部をなす後羽根群30が配置され、上方に向けて展開して開口部10a(11a,12a)を覆う閉鎖位置と、開口部10a(11a,12a)の下側にて重なり合って開口部10a(11a,12a)を開放する開放位置との間で往復動自在となっている。
【0018】
この先羽根群20は、図4に示すように、4枚の先羽根すなわち第1先羽根21,第2先羽根22,第3先羽根23,第4先羽根24と、これらの先羽根を回動自在にリンクする2本のリンク部材25,26等により構成されている。
このリンク部材25の一端部は、地板10に設けられた支持軸13に回動自在に連結され、又、リンク部材26の一端部は、地板10に設けられた枢軸14に回動自在に連結されている。
また、リンク部材25の一部には、長孔形状の連結孔25aが形成されており、この連結孔25aに対して先羽根駆動レバー40の連結ピン42が嵌合されるようになっている。ここで、支持軸13を中心としてリンク部材25が回動する場合の連結孔25aの軌跡(軌跡の半径)は、先羽根用貫通孔10cの伸長方向(円弧の曲率半径)と一致するように形成されている。尚、先羽根群20は、開口部10aを開閉する部分がストロボ調光等のため灰色等に塗装されている。
【0019】
後羽根群30は、図3に示すように、4枚の後羽根すなわち第1後羽根31,第2後羽根32,第3後羽根33,第4後羽根34と、これらの後羽根を回動自在にリンクする2本のリンク部材35,36等により構成されている。
このリンク部材35の一端部は、地板10に設けられた支持軸15に回動自在に連結され、又、リンク部材36の一端部は、地板10に設けられた枢軸16に回動自在に連結されている。
また、リンク部材35の一部には、長孔形状の連結孔35aが形成されており、この連結孔35bに対して後羽根駆動レバー50の連結ピン52が嵌合されるようになっている。ここで、支持軸15を中心としてリンク部材35が回動する場合の連結孔35aの軌跡(軌跡の半径)は、後羽根用貫通孔10dの伸長方向(円弧の曲率半径)と一致するように形成されている。
尚、先羽根20あるいは後羽根群30には、開口部10aに対応する部分の被写体側が、例えばストロボ調光等のため黒色以外の灰色等に塗装されていても構わない。
【0020】
先羽根群20及び後羽根群30を駆動する駆動機構は、図2に示すように、地板10の前面側において、開口部10aの左側上方の領域に回動自在に配置されて先羽根群20を駆動する先羽根駆動レバー40、この先羽根駆動レバー40の下方の領域に回動自在に配置されて後羽根群30を駆動する後羽根駆動レバー50、これら先羽根駆動レバー40と後羽根駆動レバー50との間の領域に回動自在に配置されかつ先羽根駆動レバー40及び後羽根駆動レバー50に係合し得るセットレバー60、このセットレバー60に係合してシャッタのチャージを制御するチャージレバー(不図示)、このチャージレバーに駆動力を付与する駆動モータ(不図示)等により構成されている。
【0021】
上記セットレバー60は、図2(a),(b),(c)に示すように、地板10の前面側において、支持軸17の回りに回動自在に配置されており、この支持軸17の領域に配置された捩りスプリング(不図示)により、図2中の時計回りに回転するように付勢されて、その突起部61がチャージレバーの一部(不図示)に対して、上側から常時係合するようになっている。
また、このセットレバー60は、図2(a),(b),(c)に示すように、突起部61の他に、湾曲面をもつ第1係合部62、同様に湾曲面をもつ第2係合部63、背面側から後方に突出して設けられたセットピン64及び解除ピン65等を一体的に備えて形成されている。
【0022】
先羽根駆動レバー40は、図2(a),(b),(c)に示すように、地板10の前面側において、支持軸13の回りに回動自在に配置されており、この支持軸13の領域に配置された捩りスプリング(不図示)により、図2中の反時計回りに回転するように付勢されている。また、この先羽根駆動レバー40は、セットレバー60の第1係合部62と係合し得る係合部41と、先羽根用貫通孔10cを通して地板10の背面側(後方)に伸びかつ先羽根群20(リンク部材25)の連結孔25aに連結されて連結部を形成する連結ピン42(駆動レバーの一部)と、磁力に引寄せられる鉄片部43、この鉄片部43での衝撃力を緩和するばねを含む機構等により形成されている。
ここで、支持軸13を中心として先羽根駆動レバー40が回動する場合の連結ピン42の軌跡(軌跡の半径)は、先羽根用貫通孔10cの伸長方向(円弧の曲率半径)と一致するように形成されている。
【0023】
後羽根駆動レバー50は、図2(a),(b),(c)に示すように、地板10の前面側において、支持軸15の回りに回動自在に配置されており、この支持軸15の領域に配置された捩りスプリング(不図示)により、図2中の反時計回りに回転するように付勢されている。また、この後羽根駆動レバー50は、セットレバー60の第2係合部63と係合し得る係合部51と、後羽根用貫通孔10dを通して地板10の背面側(後方)に伸び後羽根群30(リンク部材35)の連結孔35aに連結されて連結部を形成する連結ピン52(駆動レバーの一部)と、磁力に引寄せられる鉄片部53、この鉄片部53での衝撃力を緩和するばねを含む機構等により形成されている。
ここで、支持軸15を中心として後羽根駆動レバー50が回動する場合の連結ピン52の軌跡(軌跡の半径)は、後羽根用貫通孔10dの伸長方向(円弧の曲率半径)と一致するように形成されている。
【0024】
地板10の前面側でかつ先羽根駆動レバー40の後方には、先羽根用貫通孔10cを所定のタイミングで遮蔽する可動遮蔽板70が配置されている。
この可動遮蔽板70は、地板10に設けられた支持軸18の回りに回動自在に配置されており、又、先羽根用貫通孔10cの形状に沿いかつ先羽根用貫通孔10cよりも幅広の輪郭をもつ遮蔽部71と、セットレバー60のセットピン64と係合し得る第1係合部72と、セットレバー60の解除ピン65と係合し得る第2係合部73等を備えた薄板状に形成されている。
【0025】
したがって、セットレバー60のセットピン64が可動遮蔽板70の第1係合部72に係合して、可動遮蔽板70を図2中の時計回りに回転させると、図2(b)に示すように、その遮蔽部71が先羽根用貫通孔10cを遮蔽し、一方、セットレバー60の解除ピン65が可動遮蔽板70の第2係合部73に係合して、可動遮蔽板70を図2中の反時計回りに回転させると、図2(a),(c)に示すように、その遮蔽部71が待避して先羽根用貫通孔10cを開放する。
【0026】
このように、可動遮蔽板70は、先羽根用貫通孔10cを遮蔽する遮蔽位置と、先羽根用貫通孔10cから待避してこれを開放する開放位置(待避位置)との間で移動可能に形成されているため、所望の作動タイミングで先羽根用貫通孔10cを遮蔽して、この先羽根用貫通孔10cから基板10の背面側に進入する光を遮る(遮光する)ことができ、又、露出動作直前等の短い時間において先羽根用貫通孔10cを開放して(から待避させて)、先羽根群20を駆動する先羽根駆動レバー40の移動を可能にすることができる。
尚、可動遮蔽板70が、上記待避位置及び遮蔽位置にそれぞれ到達した時に、可動遮蔽板70の一部が当接するストッパ(不図示)を設けることにより、可動遮蔽板70のそれ以上の移動が規制される。これにより、待避位置及び遮蔽位置において、可動遮蔽板70を高精度に位置決めすることができる。
【0027】
さらに、この可動遮蔽板70は、先羽根群20及び後羽根群30等から独立した別個のものとして形成されているため、先羽根群20及び後羽根群30の開閉動作(走行動作)に影響を及ぼすことはない。したがって、先羽根群20及び後羽根群30の開閉動作(露出動作)は、迅速かつ確実に行なわれる。
また、可動遮蔽板70は、薄板状に形成されかつ先羽根駆動レバー40の背後に配置されているため、専用の配置スペースを必要とせず、結果的に装置の小型化を行なうことができる。さらに、可動遮蔽板70は、支持軸18の回りに回動する簡単な部材として形成されており、かつ、これを駆動する駆動手段として、先羽根駆動レバー40及び後羽根駆動レバー50を駆動するためのセットレバー60が兼用されているため、構造の簡略化、部品点数の削減、低コスト化等を行なうことができる。
【0028】
また、この可動遮蔽板70の表面は、黒色等に塗装されている。すなわち、可動遮蔽板70の反射率が、先羽根群20及び後羽根群30の開口部10aを開閉する部分の反射率よりも小さくなるように塗装されている。
このように、可動遮蔽板70の反射率を小さくすることにより、可動遮蔽板70と先羽根用貫通孔10cとの隙間を通して地板10の背面側に反射される光をより確実に防止でき、又、近傍に位置する切り欠き孔10dを通って進入してきた光が地板10の背面側に向けて反射されるのをより確実に防止できる。
【0029】
尚、この実施形態においては、可動遮蔽板70を待避位置へ移動させるために、セットレバー60に設けた解除ピン65と第2係合部73とからなる構成を採用したが、これらを用いるのではなく、支持軸18の領域において、可動遮蔽板70を常時図2中の反時計回りに付勢する捩りスプリング(不図示)を採用し、この捩りスプリングの付勢力により、可動遮蔽板70が待避位置へ移動させられるようにしてもよい。
【0030】
地板10の前面側に配置されたセットレバー60、先羽根駆動レバー40、後羽根駆動レバー50、可動遮蔽板70等のさらに手前側(前方)には、地板10と平行に回路基板(不図示)が配置されており、この回路基板の背面には、先羽根用電磁石80及び後羽根用電磁石90が取り付けられている。これら先羽根用電磁石80及び後羽根用電磁石90は、図2(c)に示すように、それぞれ鉄芯81,91と、これら鉄芯81,91の回りに巻回された電磁コイル82,92等により構成されている。
そして、これら電磁コイル82,92が通電されることで、電磁力が発生して、これら先羽根用電磁石80及び後羽根用電磁石90は、先羽根駆動レバー40の鉄片部43、後羽根駆動レバー50の鉄片部53をそれぞれ吸着するようになっている。
【0031】
上記先羽根駆動レバー40、後羽根駆動レバー50、セットレバー60、及び可動遮蔽板70の動作における相互関係については、図2(a)に示すように、先ず、セットレバー60が、付勢スプリングにより時計回りに回転した解除位置にあるとき、先羽根駆動レバー40は、捩りスプリングの付勢力により反時計回りに回転させられて、図2(a)に示す復帰位置にあり、又、後羽根駆動レバー50は、捩りスプリングの付勢力により反時計回りに回転させられて、図2(a)に示す復帰位置にある。
また、可動遮蔽板70は、セットレバー60の解除ピン65によりその第2係合部73が押されて、反時計回りに回転した待避位置にある。
【0032】
この状態において、図3に示すように、先羽根群20は重なり合った開放位置に位置し、後羽根群30は展開した閉鎖位置に位置することになる。すなわち、シャッタのチャージ(エネルギ蓄積)がセットされる前の状態(あるいは露光動作後の状態)に対応している。また、可動遮蔽板70は、図2(a)及び図3に示すように、先羽根用貫通孔10cを開放した状態にある。
【0033】
続いて、セットレバー60が、反時計回りに回転させられて、図2(b)に示すようなセット位置に至るとき、その第1係合部62が先羽根駆動レバー40の係合部41に係合し、又、その第2係合部63が後羽根駆動レバー50の係合部51に係合する。そして、先羽根駆動レバー40及び後羽根駆動レバー50は、捩りスプリングの付勢力に抗しつつ時計回りに回転させられる。
また、セットレバー60のセットピン64が、可動遮蔽板70の第1係合部72に係合して、可動遮蔽板70は時計回りに回転させられる。
【0034】
この状態において、図4に示すように、先羽根群20は下方に移動して展開した閉鎖位置に位置し、後羽根群30は下方に移動して重なり合った開放位置に位置することになる。また、図2(b)及び図4に示すように、可動遮蔽板70は、先羽根用貫通孔10cを遮蔽した遮蔽位置に位置することになる。
すなわち、シャッタのチャージがセットされた状態で、先羽根群20が、開口部10a(11a,12a)を閉鎖し、この先羽根群20の移動により開放された先羽根用貫通孔10cを、可動遮蔽板70が遮蔽した状態となる。
【0035】
続いて、レリーズ動作により、セットレバー60のセット位置でのロック状態が解除されて、セットレバー60は、捩りスプリングの付勢力により、時計回りに回転して解除位置に戻り始める。この際に、先ず、先羽根用電磁石80及び後羽根用電磁石90がそれぞれ通電されて、図2(c)に示すように、先羽根用電磁石80が先羽根駆動レバー40の鉄片部43を吸着し、又、後羽根用電磁石90が後羽根駆動レバー50の鉄片部53を吸着する。
【0036】
これにより、セットレバー60の第1係合部62及び第2係合部63が、先羽根駆動レバー40の係合部41及び後羽根駆動レバー50の係合部51から離脱しても、先羽根駆動レバー40及び後羽根駆動レバー50は、図2(c)に示すように、時計回りに回転したその状態に保持される。
また、セットレバー60のセットピン64が、可動遮蔽板70の第1係合部72から離脱する一方で、セットレバー60の解除ピン65が、可動遮蔽板70の第2係合部73に係合して、図2(c)に示すように、可動遮蔽板70は反時計回りに回転させられる。
【0037】
この状態において、図5に示すように、先羽根群20は下方に移動して展開した閉鎖位置にそのまま位置し、後羽根群30は下方に移動して重なり合った開放位置にそのまま位置することになる。また、可動遮蔽板70は、図2(c)及び図5に示すように、先羽根用貫通孔10cを開放した開放位置(待避位置)に位置することになる。
すなわち、シャッタのチャージ(エネルギ蓄積)がセットされた状態でかつ露光動作直前の状態に対応し、先羽根群20が開口部10a(11a,12a)を閉鎖し、可動遮蔽板70が先羽根用貫通孔10cを再び開放して、先羽根駆動レバー40の反時計回りの回転が可能な状態となる。
【0038】
次に、上記実施形態に係るフォーカルプレンシャッタがカメラに搭載された場合の動作について、図3ないし図5を参照しつつ説明する。尚、図3ないし図5は、説明の便宜上、点線とすべきところを実線で表した透視図として示されている。
先ず、シャッタのチャージがセットされていない状態(シャッタ羽根群20,30が走行した後の状態)においては、図3に示すように、セットレバー60、先羽根駆動レバー40、後羽根駆動レバー50は、いずれも解除位置あるいは復帰位置に位置しており、このとき、先羽根群20は重なり合って開口部10a(11a,12a)を開放する開放位置に位置し、後羽根群30は上方に展開して開口部10a(11a,12a)を閉鎖する閉鎖位置に位置している。
また、可動遮蔽板70は、先羽根用貫通孔10cを開放した開放位置(待避位置)に位置している。このとき、図3に示すように、地板10の先羽根用貫通孔10cは、先羽根群20のリンク部材25,26等により遮蔽されている。
【0039】
続いて、カメラに設けられた制御部から、シャッタのチャージをセットする制御信号が発せられると、駆動モータ等が起動して、セットレバー60が解除位置からセット位置に向けて反時計回りに回転し始める。そして、このセットレバー60の作用により、図4に示すように、先羽根駆動レバー40が時計回りに回転させられ、かつ、後羽根駆動レバー50が時計回りに回転させられて、シャッタのチャージがセットされた状態に至る。また、可動遮蔽板70が時計回りに回転させられて遮蔽位置に至る。
【0040】
このとき、図4に示すように、先羽根群20は下方に移動して展開し開口部10a(11a,12a)を閉鎖した閉鎖位置に位置し、後羽根群30は下方に移動して重なり合い開口部10a(11a,12a)を開放した開放位置に位置する。すなわち、先羽根群20のみにより、開口部10a(11a,12a)が閉鎖された状態にある。また、図4に示すように、地板10の先羽根用貫通孔10cは、可動遮蔽板70の遮蔽部71により遮蔽されており、一方、地板10の後羽根用貫通孔10dは、後羽根群30のリンク部材35,36等により遮蔽されている。
すなわち、シャッタのチャージがセットされた状態においては、先羽根用貫通孔10cは、開放されるのではなく可動遮蔽板70により遮蔽されているため、この領域から地板10の背面側への光の進入が防止される。また、特に、切り欠き孔10bの領域から隙間等を経由して進入した光が、反射等により地板10の背面側に入り込むのが防止される。これにより、地板10の背面側後方に位置する撮影フィルムに対する遮光が確実に行なわれる。
【0041】
続いて、レリーズ動作が行なわれると、先ず、先羽根用電磁石80及び後羽根用電磁石90がそれぞれ通電されて、先羽根駆動レバー40及び後羽根駆動レバー50が、吸着によりその位置に保持される。そして、図2(c)に示すように、セット位置でのロック状態が解除されて、セットレバー60が、捩りスプリングの付勢力により時計回りに回転して解除位置に戻ることにより、そのセットピン64が可動遮蔽板70の第1係合部72から離脱すると共に、その解除ピン65が可動遮蔽板70の第2係合部73に係合して、可動遮蔽板70が反時計回りに回転させられる。
【0042】
このとき、図5に示すように、先羽根群20は開口部10a(11a,12a)を閉鎖した閉鎖位置に位置し、後羽根群30は開口部10a(11a,12a)を開放した開放位置に位置する。また、図5に示すように、可動遮蔽板70は、地板10の先羽根用貫通孔10cを開放した開放位置(待避位置)に位置付けられる。
その後、先羽根用電磁石80への通電が断たれて先羽根群20が上方の開放位置に向けて走行し、所定時間(露出時間)を経過した後、後羽根用電磁石90への通電が断たれて後羽根群30が上方の閉鎖位置に向けて走行し、図3に示す状態となる。これにより、露出動作が終了し、被写体が撮影されることになる。
【0043】
その後、制御部から出力される制御信号により、前述図2(a),(b)に示すシーケンスを辿って、先羽根群20が開口部10a(11a,12a)を閉鎖した閉鎖位置に至り、後羽根群30が開口部10a(11a,12a)を開放した開放位置に至り、さらに、可動遮蔽板70が先羽根用貫通孔10cを遮蔽した遮蔽位置に至り、この状態で待機し、次の撮影に備える。また、カメラの電源が切られて撮影が終了となる場合は、この状態(可動遮蔽板70が先羽根用貫通孔10cを遮蔽した状態)のまま保持されることになり、カメラの動作シーケンスにおいては、この遮蔽の状態に保持される場合が最も長くなる。
【0044】
したがって、先羽根用貫通孔10cの領域から地板10の背面側への光の進入が防止され、又、特に、切り欠き孔10bの領域から隙間経由して進入した光が、反射等によりさらに地板10の背面側に入り込むのが防止される。これにより、地板10の背面側後方に位置する撮影フィルムに対する遮光が効率良く確実に行なわれる。
【0045】
上記実施形態においては、可動遮蔽板70として、反射ミラーの支軸を収容する切り欠き孔10bの近傍に位置する先羽根用貫通孔10cのみを遮蔽するものを採用したが、これに限定されるものではなく、後羽根用貫通孔10dを遮蔽し得る可動遮蔽板を別個に設ける構成を採用することも勿論可能である。
【0046】
以上述べたように、本発明のフォーカルプレンシャッタによれば、光を通過させるための開口部を有する基板の背面側に配置されたシャッタ羽根群と基板の前面側に配置された駆動レバーとを連結する連結部の領域の貫通孔に対して、遮蔽動作及び開放動作を行なう専用の可動遮蔽板を設けたことにより、基板の背面側にある撮影フィルムに対する遮光性を向上させることができる。また、シャッタ羽根群とは別個に独立した構成であるため、シャッタ羽根群による開閉動作(露出動作)の応答性及び信頼性を損なうことなく、遮光性を向上させることができる。さらに、可動遮蔽板を、板状として基板上に配置したことにより、装置の小型化、簡略化等を行なうことができる。
特に、シャッタのチャージがセットされた状態において、可動遮蔽板が貫通孔を遮蔽するように形成することにより、撮影待機の状態あるいは電源オフの状態において、効率良く遮光を行なうことができる。
また、シャッタ羽根群を駆動する駆動レバーを作動させるために用いられるセットレバーを、可動遮蔽板の駆動手段として兼用することにより、部品点数の増加を防ぎ、構造の簡略化、低コスト化等を行なうことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフォーカルプレンシャッタの一部を構成する開口部が形成された基板を示す平面図である。
【図2】可動遮蔽板、先羽根群及び後羽根群を駆動する駆動レバー、セットレバー等の動作を示す平面図であり、(a)はシャッタのチャージがセットされる前の状態を示す平面図、(b)はシャッタのチャージがセットされた状態を示す平面図、(c)はレリーズ動作が行なわれた直後の状態を示す平面図である。
【図3】シャッタのチャージがセットされる前における可動遮蔽板、先羽根群及び後羽根群等の状態を示す平面図である。
【図4】シャッタのチャージがセットされた状態での可動遮蔽板、先羽根群及び後羽根群等の状態を示す平面図である。
【図5】シャッタのレリーズ動作が行なわれた直後における可動遮蔽板、先羽根群及び後羽根群等の状態を示す平面図である。
【図6】従来のフォーカルプレンシャッタを示す斜視図である。
【図7】従来のフォーカルプレンシャッタにおける基板の貫通孔とシャッタ羽根群との関係を示す平面図である。
【符号の説明】
10 地板(基板)
10a 開口部、10b 切り欠き孔
10c 先羽根用貫通孔(貫通孔)、10d 後羽根用貫通孔(貫通孔)
11 中間板
11a 開口部
12 カバー板
12a 開口部
20 先羽根群(シャッタ羽根群)
25 リンク部材
25a 連結孔
26 リンク部材
30 後羽根群(シャッタ羽根群)
35 リンク部材
35a 連結孔
36 リンク部材
40 先羽根駆動レバー
42 連結ピン(連結部)
50 後羽根駆動レバー
52 連結ピン(連結部)
60 セットレバー(駆動手段)
62 第1係合部
63 第2係合部
64 セットピン
65 解除ピン
70 可動遮蔽板
71 遮蔽部
72 第1係合部
72 第2係合部
80 先羽根用電磁石
90 後羽根用電磁石

Claims (5)

  1. 光を通過させるための開口部を有する基板と、開口部を覆う閉鎖位置及び開口部を開放する開放位置との間で移動可能に基板の背面側に配置されたシャッタ羽根群と、シャッタ羽根群を往復動させるように駆動するべく基板の前面側に配置された駆動レバーと、駆動レバーの一部とシャッタ羽根群の一部とを連結する連結部の移動を許容するべく基板に形成された貫通孔と、を備えたフォーカルプレンシャッタであって、
    前記貫通孔を遮蔽及び開放し得るように前記基板に対して移動可能に配置された可動遮蔽板と、
    前記可動遮蔽板を駆動する駆動手段と、を有する、
    ことを特徴とするフォーカルプレンシャッタ。
  2. 前記可動遮蔽板は、シャッタのチャージがセットされた状態において、前記貫通孔を遮蔽するように駆動される、
    ことを特徴とする請求項1記載のフォーカルプレンシャッタ。
  3. 前記駆動レバーに係合して、シャッタのチャージをセット及び解除し得るように、前記基板の前面側において回動自在に配置されたセットレバーを有し、
    前記セットレバーは、前記可動遮蔽板の駆動手段を兼ねる、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のフォーカルプレンシャッタ。
  4. 前記セットレバーは、シャッタのチャージを解除し得る位置に移動するときに、前記貫通孔を開放するように前記可動遮蔽板を駆動する、
    ことを特徴とする請求項3記載のフォーカルプレンシャッタ。
  5. 前記シャッタ羽根群は、先羽根群及び後羽根群からなり、前記駆動レバーは、前記先羽根群を駆動する先羽根駆動レバーと、前記後羽根群を駆動する後羽根駆動レバーとからなり、
    前記貫通孔は、前記先羽根駆動レバーの一部と前記先羽根群の一部とを連結する連結部の移動を許容する先羽根用貫通孔と、前記後羽根駆動レバーの一部と前記後羽根群の一部とを連結する連結部の移動を許容する後羽根用貫通孔とからなり、
    前記可動遮蔽板は、少なくとも前記先羽根用貫通孔を遮蔽及び開放し得るように配置されている、
    ことを特徴とする請求項3又は4記載のフォーカルプレンシャッタ。
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