JP4400356B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排気通路にパティキュレートフィルタを備えた内燃機関の排気浄化装置に関し、詳しくはパティキュレートフィルタ再生中の過昇温防止に関する。
環境対策として、内燃機関からの排出ガスを触媒やフィルタで処理し、有害成分の放出を抑制する排気浄化装置が重要となっている。一例として、ディーゼルエンジン排気管の途中にディーゼルパティキュレートフィルタ(以下、DPFと記載)を設置し、排出されるパティキュレート(以下、PMと記載)を捕集する排気浄化装置が知られている。DPFは、例えば、DPFの前後差圧から推定されるPM堆積量を基に、定期的に堆積したPMを焼却除去することで再生される。
かかる排気浄化装置については、現在、DPFの過昇温が問題点として指摘されている。これは、DPFに堆積したPMが急速に燃焼することによって生じ、DPF温度が急激に上昇して、DPFの破損および担時された触媒の劣化をまねくおそれがある。この過昇温は、主に、高負荷運転によりDPFへ流入する排気温度が高い場合や、DPF再生中の昇温操作によりDPFが高温となる状況で発生する。ここで、図6に示すように、PM燃焼速度は、DPF温度が高くなるにつれて指数関数的に上昇することが知られている。従って、過昇温を回避するためには、DPF温度をある所定値(例えば600℃)以下に抑える必要がある。
ところが、DPF内部の温度は温度センサ等により直接検出することができない。例えば、DPF前後に温度センサを設置することでDPF端部の温度は検出できるが、DPF内部ではPMや排気ガス中の未燃HC燃焼に伴う発熱があり、しかもDPFの持つ熱容量のために内部の発熱がDPF端部の温度変化として表れるまでに大きな時間遅れがある(図3(a)参照)。そのため、温度センサの検出値を直ちにDPF温度とすることはできず、DPF内部温度を精度よく推定する必要が生じている。
温度推定方法の従来技術として、特許文献1がある。この方法は、DPFを集中定数系で扱い、DPF全体の熱収支(排気との熱伝達、PM発熱、HC発熱等)を計算することで温度を推定する手法である。
特開2003−254038号公報
ここで、セラミックを基材とするDPFには、熱伝導率が小さく、局所的に温度が上昇するヒートスポットが発生しやすいという特徴がある。例えば、DPF中央部に堆積したPM燃焼により温度が急上昇した場合を考えると、図3中の時刻Aに示すようにDPF内部で大きな温度差が生じる。この時、DPF中央部に比べてそれ以外の部位は低温のため、図3(b)に従来技術として示すように、集中定数系として温度推定を行う特許文献1の手法では、局所的な温度上昇があっても他の低温の部位とで平均化されてしまい、精度のよい温度推定ができない。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、DPF内部の温度を精度よく推定すること、さらにその温度推定値に基づいてDPF最高温度が所定温度以下となるように制御し、DPFの過昇温を抑制することを目的とする。
本発明の課題を解決するために、請求項1の内燃機関の排気浄化装置は、パティキュレートフィルタに複数の温度推定点を設定し、これら複数の温度推定点における温度推定値から上記パティキュレートフィルタの最高温度を推定する最高温度推定手段と、最高温度推定手段にて推定される最高温度が所定の温度を超えないように、上記パティキュレートフィルタの温度を制御する温度制御手段を設けている。
上記最高温度推定手段は、上記パティキュレートフィルタに流入する排ガス情報と、上記パティキュレートフィルタの内部情報と、上記パティキュレートフィルタのパティキュレート堆積量情報とを基に各温度推定点の温度を推定するものであり、
上記排ガス情報は、上記パティキュレートフィルタへ流入するガス量と温度、または上記パティキュレートフィルタへ流入するHC量、またはこれらの両方であり、
上記パティキュレートフィルタの内部情報は、上記パティキュレートフィルタの各温度推定点における温度推定値の前回値、または各温度推定点近傍のHC量、またはこれらの両方であり、
上記パティキュレートフィルタのパティキュレート堆積量情報は、上記パティキュレートフィルタの各温度推定点近傍のパティキュレート堆積量である
本発明では、パティキュレートフィルタの局所的な温度上昇を検出するために、パティキュレートフィルタ内部に複数の温度推定点を設定する(図2参照)。そして温度推定点毎の温度を推定して温度分布情報を得て、パティキュレートフィルタ内部の最高温度を推定する。その最高温度が所定値以下となるように温度制御することでパティキュレートフィルタ内部全域での過昇温を防ぐことができる(図10参照)。
各温度推定点の温度は、排気ガス情報とパティキュレートフィルタ内部情報とパティキュレート堆積量情報から推定することができる。各温度推定点の温度は、主に流入する排気による入熱・放熱、パティキュレートフィルタ内部の熱伝導およびパティキュレートフィルタ内部のPM燃焼やHC燃焼による発熱等によって変化する。そのため、これら情報を基に温度が推定できる。
排ガス情報、例えばパティキュレートフィルタを通過する排気の流量と温度により、パティキュレートフィルタへの入熱量および放熱量が算出できる。パティキュレートフィルタ再生中に未燃HCを増量する場合は、未燃HCの発熱による温度上昇が大きくなるため、排ガス情報にさらに未燃HC量が必要となる。パティキュレートフィルタ内部情報である各温度推定点の温度推定値、HC量と、PM堆積量からは、パティキュレートフィルタ内部で発生する熱量が算出される。HCやPMの燃焼速度は温度によって変化する。そのため温度推定点の各点の推定値を基に、温度推定点でのHC発熱やPM発熱による温度上昇量を求める。また、HCやPMの燃焼速度はHC濃度、PM堆積密度によっても変化するため、各温度推定点のHC量やPM堆積量を個別に計算することで、より精密な温度推定が可能となる。
請求項2において、上記最高温度推定手段は、上記複数の温度推定点における複数の温度推定値から得られる上記パティキュレートフィルタ内部の温度分布情報を基に、上記パティキュレートフィルタの最高温度を推定する。
請求項3のように、上記パティキュレートフィルタ前後差圧情報とガス流量を基に上記パティキュレートフィルタに堆積したパティキュレート量を推定するパティキュレート量推定手段を備えることができる。上記最高温度推定手段は、上記パティキュレートフィルタのパティキュレート堆積量情報を、上記パティキュレート量推定手段にて得られた各温度推定点近傍のパティキュレート堆積量の前回値とする。
請求項4において、上記パティキュレート量推定手段は、上記パティキュレートフィルタ内部の温度分布情報の前回値を用いて上記ガス流量を補正するとともに、温度推定点毎のパティキュレート減少量を算出し、該パティキュレート減少量と補正されたガス流量を用いて算出されたパティキュレート量に基づいて、各温度推定点近傍のパティキュレート堆積量の今回値を算出する。
温度推定点毎にPM減少量を算出し、それを基に算出したPM堆積量を記録し、次回演算時にその情報を反映させた演算を行うことで、より精密な温度推定が可能となる。
請求項5において、上記最高温度推定手段は、パティキュレートフィルタの各温度推定点を含む領域におけるガスとの熱伝達と、上記領域内部のパティキュレート燃焼と、上記領域内部のHC燃焼と、上記領域間の熱伝導のうち少なくとも1つによる熱収支を計算して各温度推定点の温度推定値を算出する。
各温度推定点の推定値は、例えば、パティキュレートフィルタを温度推定点1点を含む領域に分割し(図4(a)参照)、各領域の熱収支を計算することで算出する(図4(b)参照)。熱収支は、各領域と通過ガスの熱伝達量、領域間の熱伝導量、領域内のHC発熱量およびPM発熱量を算出して、各熱量の総計から各領域が授受する熱量を求める。この熱量に対し、各領域の熱容量から温度上昇量を算出して温度を推定することができる。
請求項6において、上記ガスとの熱伝達は、パティキュレートフィルタ基材温度とガス温度が等しくなる熱伝達率を用いて計算する。
上記熱伝達量の計算において、熱伝達率は通過するガス温度とセル温度が等しくなる熱伝達率を与えることで計算できる。一般的には熱伝達率は流速の関数で記述される。しかしながら、パティキュレートフィルタはガスとの接触面積が大きく、一般的なエンジンの排気ガス流速の取りうる範囲内では熱伝達が十分になされ、ガス温度とセル温度が等しくなることが多い。このような場合、通過するガス温度とセル温度が等しくなるように熱伝達率を定義すると、演算が容易になる。
請求項7のように、パティキュレートフィルタは、少なくともガス流れ方向に複数の温度推定点を持つものとする。
温度推定点は、パティキュレートフィルタのガス流れ方向に複数設定し、ガスの流れ方向の温度分布が得られるようにするとよい(図2参照)。これは、円周方向の温度差は熱伝導のみで生じ比較的小さいのに対して、ガス流れ方向は排気の流れによってパティキュレートフィルタ前端から後端に向かってパティキュレートフィルタ内部の熱量が移動し、大きな温度差が生じやすいためである。
請求項8において、パティキュレートフィルタの温度推定点は、ガス流れ方向の中央部から後端部側の数よりも中央部から前端部側の数を多くする。
温度推定点をガス流れ方向に複数設定した場合、後部に比べて前部ほど推定点数を増やして密に設定すると(図2参照)、推定精度を向上できる。パティキュレートフィルタ後部に比べ、前部ほどHC変化や流入するガス温度変化により温度変化が大きくなる。この時、温度推定点が粗く設定されていると温度を推定するためのモデル誤差の影響が大きくなり推定精度が低下する。そのため、温度変化の大きい前部ほど温度推定点を密に設定することで、より正確な計算を行うことができる(図5参照)。
請求項9において、上記最高温度推定手段は、パティキュレートフィルタの入ガス温度と出ガス温度の少なくとも1つの温度検出値に基づいて、複数の温度推定点の温度推定値を補正する。
最高温度推定手段の推定精度を向上させるために、実測した温度によって各温度推定点の推定値を補正する。例えば、温度センサが設置された位置に最も近い温度推定点の推定値とセンサによる実測値を比較して、その偏差の大きさに応じて、全ての温度推定点の温度を補正する(図7参照)。この時、各温度推定点の補正量はセンサ位置に近いほど大きくする。温度センサがパティキュレートフィルタ近傍の2ヶ所に設置されている場合は、2つの実測値と各センサに対応した2ヶ所の温度推定点の推定値との偏差に応じて補正を行ってもよい。
請求項10の装置は、上記パティキュレートフィルタの各温度推定点の温度推定値を基にした代表温度算出手段と、上記代表温度算出手段にて算出される代表温度が所望の再生目標温度となるように昇温量を制御する昇温制御手段とを備える。
好適には、最高温度算出手段によって得た温度分布情報を基にした代表温度算出手段によりパティキュレートフィルタを代表する温度を算出し、再生中の温度制御をこの代表温度が所定値となる様に温度制御することで、再生の効率を維持しつつ過昇温を確実に防ぐ。前述したように、パティキュレートフィルタ内部では大きな温度差が生じるため、ある特定の部位の温度を所定値近傍に維持しても、他の部位で過剰に温度が上昇し、過昇温を起こす危険性がある。そのため、温度分布情報から、パティキュレートフィルタを代表する温度を算出してこれを所定値に制御することで、パティキュレートフィルタ全域で過昇温を抑制することができる。
請求項11において、上記代表温度算出手段は、パティキュレートフィルタの各温度推定点の温度推定値を線形1次結合して代表温度として算出する。
上記代表温度算出手段は、具体的には、各温度推定点の推定値を温度推定点の位置に応じた重みを掛けて線形1次結合することで求める。これによりパティキュレートフィルタ全域の温度を考慮した代表温度を算出できる。この重みは過昇温の発生しやすい部位ほど大きくする。さらに具体的には、パティキュレートフィルタ後部ほど重みを大きくする。
パティキュレートフィルタ後部ほど、その上流の発熱を排気ガスを媒介として受け取るため、より高温となり(図8参照)、また温度を低下させるためにパティキュレートフィルタへ流入する熱量を減らす操作を行っても、実際に温度が低下するまでにより長い時間を要する。以上のことから後部ほど過昇温が発生しやすい。従って後部の重み大きくすることで主に後部温度を所定温度近傍に維持することで過昇温を防ぐことができる。また、PM堆積量が多いほど、PM燃焼速度が速くなり過昇温が発生しやすいため(図9参照)、パティキュレートフィルタのPM堆積量が多いほどパティキュレートフィルタ後部の重みを大きくしてもよい。また、パティキュレートフィルタ内でPM偏堆積が生じている場合は、各温度推定点のPM堆積量が多いほど重みを大きくしてもよい。
請求項12において 上記代表温度算出手段は、パティキュレートフィルタの各温度推定点の温度推定値の最高温度を代表温度として算出する。
代表温度は各温度推定点の推定値のうち最高温度としてもよい。これにより、比較的簡易に代表温度を算出し、これを所定温度近傍に維持することで過昇温を防ぐことができる。
請求項13において、上記昇温制御手段は、パティキュレートフィルタの各温度推定点の温度推定値を基に、パティキュレートフィルタ後部の温度が高いほど再生目標温度を低くする。前述したように後部ほど過昇温の危険が高いため、後部温度が高い場合は、再生目標温度自体を低くして後部の温度上昇を防ぎ、より安全な温度制御を行うことができる。
以下、本発明を適用したディーゼルエンジンの排気浄化装置について図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態のシステム構成図で、ディーゼルエンジン1の排気通路2を構成する排気管2a、2b間にディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)3が設置されている。DPF3は公知の構造のセラミック製フィルタであり、例えば、コーディエライト等の耐熱性セラミックスをハニカム構造に成形して、ガス流路となる多数のセルを入口側または出口側が互い違いとなるように目封じしてなる。エンジン1から排出された排気ガスは、DPF3の多孔性の隔壁を通過しながら下流へ流れ、その間にパティキュレート(PM)が捕集されて次第に堆積する。
DPF3には、通常、酸化触媒が担持される。これにより、排気通路2に供給される炭化水素(HC)が触媒燃焼し、排気温度が上昇してDPF3を昇温する。触媒反応を利用すると、少ない燃料で効率の良い昇温を行なえる利点がある。なお、DPF3に酸化触媒が担持しない構成としたり、酸化触媒を別体としてDPF3の上流に配置する構成とすることもできる。
DPF3の上流側の排気管2aおよび下流側の排気管2bには、それぞれ温度検出手段となる排気温センサ51、52が設置される。排気温センサ51、52はECU6に接続されており、DPF3の入ガス温度または出ガス温度を検出して、ECU6に出力する。エンジン1の吸気管4には、エアフローメータ(新気量センサ)41が設置されて吸気量をECU6に出力するようになっている。エアフローメータ41下流の吸気管4には、吸気絞り弁42が設置されており、ECU6の指令で吸気量を増減する。また、エンジン1の吸気管4は、EGRバルブ7を備えたEGR配管71によって、上流側の排気管2aと連通しており、EGRバルブ7はECU6の指令で吸気に還流する排気量(EGR量)を増減する。
排気管2a、2bには、DPF3にて捕集されたパティキュレートの量(PM堆積量)を知るために、DPF3の前後差圧を検出する差圧センサ8が接続される。差圧センサ8の一端側はDPF3上流の排気管2aに、他端側はDPF3下流の排気管2bにそれぞれ圧力導入管81、82を介して接続されており、DPF3の前後差圧に応じた信号をECU6に出力する。
ECU6には、また、アクセル開度センサや回転数センサといった図示しない各種センサが接続されている。ECU6は、これらセンサからの検出信号を基に運転状態を検出し、運転状態に応じた最適な燃料噴射量、噴射時期、噴射圧等を算出して、エンジン1への燃料噴射を制御する。また、吸気絞り弁12の弁開度を調節することで吸気量を、EGRバルブ7の弁開度を調節することでEGR量を制御する。
ECU6は、さらに、DPF3の再生制御を行なう。ECU6は、差圧センサ8により検出されるDPF前後差圧等から推定されるPM堆積量を基に、昇温手段を操作してDPF3の昇温を実施し堆積したPMを焼却除去する。昇温手段として、具体的には、ポスト噴射、燃料噴射時期遅角(リタード)、吸気絞り弁42による吸気絞り、あるいは、EGR制御弁7によるEGR増量等の操作が行なわれる。また、吸気用インタクーラを備えるエンジンにおいてインタクーラバイパスを行うこともできる。これらの操作により、排気通路2に供給される未燃HCが酸化反応により発熱し、または、エンジン1から排出される排気温度が上昇して、DPF3に高温の排気を供給する。昇温手段としては、これらのうちいずれか1つの操作を行っても、複数の操作を組み合わせてもよい。
本発明では、この際、DPF3の過昇温が生じないように、予め、DPF3内部の複数の部位で温度を推定し、温度分布情報を得てDPF3内部の最高温度を推定する(最高温度推定手段)。この最高温度が所定の再生目標温度以下となるように制御することで過昇温を防ぐ(温度制御手段)。
本実施形態では、図2に示すように、DPF3内部に10点の温度推定点を設定する。これら温度推定点は、DPF3の排気ガス流れ方向に、上流側の前端部が後端部より密になるように配置される。これは、温度変化が大きい前端部の温度推定点を増やすことでモデル化誤差を小さくするためである。これにより、図3(a)に示すように、温度変化の時間遅れや内部の発熱によってガスの流れ方向で大きく異なるDPF3内部の温度分布を、図3(b)に示すように、複数の温度推定値から精度よく推定することができる。
具体的には、図4(a)に示すように、DPF3を温度推定点1点を含む領域(以下、セルと記載する)に分割し、図4(b)に示すように各セルの熱収支を計算することで各温度推定点の推定値を算出する。熱収支は、セルと通過ガスの熱伝達量、セル間の熱伝導量、セル内のHC発熱量およびPM発熱量を算出し、各熱量の総計からセルが授受する熱量を求め、セルの熱容量から温度上昇量を算出し温度を推定する。この場合、図5のように、セル分割数が多いほど推定精度が向上し、実際の温度分布に近づけることができる。本実施形態では、10点の温度推定点に対応する10個のセルに分割する。
このようにして推定した温度分布を基に推定される最高温度が、図6に示すようなPMの急速燃焼を生じない温度以下となるように制御する。好適には、推定した温度分布を基にDPF3の代表温度を算出し(代表温度算出手段)、この代表温度が所望の再生目標温度となるように、昇温手段による昇温操作量を制御する(昇温制御手段)。これは、図8に示すように、DPF3内部で発生した熱量が各部位で一定であってもDPF後端ほど高温になりやすく、また前端の温度変化が伝達されるのに時間を要することや、図9に示すように、PM堆積量が多いほど過昇温が生じやすいためで、これらを考慮した代表温度を採用して制御を行なうことで、過昇温をより確実に防止する。また、推定精度を向上させるために、図7に示すように、排気温センサ51、52で検出されるDPF3入ガス温度と出ガス温度の少なくとも1つに基づいて、複数の温度推定値を補正することができる。
PM堆積量は、差圧センサ8により検出されるDPF前後差圧と、エアフローメータ41で検出される吸気量から算出される排気流量と、上記のようにして推定した温度分布を基に求められる(パティキュレート堆積量推定手段)。ここで用いられる排気流量(体積流量)は、DPF通過時のガス温度の関数であり、内部に温度差がある場合は正確な排気体積流量を求めることができないが、DPF3の温度分布情報を基に排気体積流量を補正することで正確な排気体積流量を算出することができる。DPF3の再生目標温度は、安全性と燃費向上が両立するように過昇温が生じない範囲で極力高温に設定するのがよい。好ましくは、推定した温度分布を基に、DPF3後部温度が高いほど再生目標温度が低くなるように設定する。
図11〜16に本実施形態によるECU6動作のフローチャートを示す。図11は、DPF3の温度推定と再生制御の基本動作を示すフローチャートであり、まず、ステップ100でDPF3内部の温度分布を推定する。図12は、温度分布を推定するための処理の詳細を示すもので、上記図2でDPF3に設定した10点の温度推定点に基づき、図4のように分割した10個のセルにつき、ステップ101〜110の各ステップで各セルの熱収支を計算する。
各セルの熱収支は、図13に示すセルの熱収支モデルを用いて計算する。図13は上流からi番目のセルの熱収支モデルであり、セル内のDPF基材とガスの熱伝達量、HC発熱量、PM発熱量および隣り合うセルi−1とセルi+1の基材温度を基に熱伝導量を算出し、セルが授受した熱量を算出する。この授受した熱量とセルの熱容量から温度上昇量を算出しセル基材温度Tiを算出する。また同時にHC減少量、PM減少量、O2 消費量を計算し、セル毎のPM堆積量MPMiを記録する。
この熱収支計算を各セル毎に行なって、セル基材温度T1〜T10を算出する。T1がDPF3最前端の、T10が最後端の温度推定値である。ガス流量はエアフロメータ41の検出値から、セル1の上流ガス温度は上流側排気温センサ51から、セル1の上流HC量は、運転条件を基に検出する。
図11のステップ200では、下流側排気温センサ52により実測したDPF3の出ガス温度THEXにより温度推定値T1〜T10を補正する。図14は、温度推定値T1〜T10を補正するための処理の詳細を示すもので、ステップ201でDPF最後端部の基材温度T10とTHEXとの偏差TERRを算出し、これを用いてステップ202〜212の各ステップで、補正後セル基材温度TH1〜TH10を算出する。各セルの補正値は、DPF最後端部の基材温度T10とTHEXとの偏差TERRに、各セルに対して設定されたセル基材温度補正係数Wiを乗じて算出する。この時のセル基材温度補正係数Wiは、例えば、図14(b)に示すように、センサ位置に近い後端部ほど係数を大きくする。
図11のステップ300では、DPF3の前後差圧および排気流量からPM堆積量MPMを推定する。DPF前後差圧は差圧センサ8の検出値から、排気流量はエアフローメータ41の検出値を基に算出される。この時、PM堆積量MPMの算出に用いる排気流量は、ステップ200で算出したTH1〜TH10により補正されており、正確な排気体積流量を求めることができる。また、算出したPM堆積量MPMに、前回算出したPM堆積量MPM1〜MPM10により偏堆積補正を行ってもよい。
ステップ400では、PM堆積量MPMを再生開始PM堆積量MPMHと比較する。PM堆積量MPMが再生開始PM堆積量MPMHを上回っているならば、再生の必要ありと判定し、ステップ500へ進む。PM堆積量MPMが再生開始PM堆積量MPMH以下ならばステップ600へ進む。ステップ500では、再生実施フラグXRGNをONにし、ステップ700へ進み再生を開始する。また、ステップ600で再生実施フラグXRGN=ONかどうかを判定し、再生実施フラグXRGNがONならば、同様にステップ700へ進み再生を開始する。ステップ600で再生実施フラグXRGNがOFFであれば再生を行わず、本処理をそのまま終了する。
ステップ700では、代表温度Trefを算出する。代表温度Trefを算出する処理の詳細を図15(a)に示す。図15のステップ701では、PM堆積量MPMを予め設定した所定値(>再生開始PM堆積量MPMH)と比較する。PM堆積量MPMが所定値を上回るならば、ステップ702に進み、PM堆積量が多い場合の代表温度Trefを算出する。MPMが所定値以下ならば、ステップ703に進み、PM堆積量が少ない場合の代表温度Trefを算出する。具体的には、各温度推定値に温度推定点の位置に応じた重みを乗じて線形一時結合で求めることができる。
ステップ702において、PM堆積量が多い場合の代表温度Trefを算出する。PM堆積量MPMがある程度多い場合は、燃焼速度が速くなり過昇温の危険が高くなるので、後部の重みを大きくして後端部を優先した代表温度Trefを算出するとよい。すなわち、図15(b)に示すセル温度重み係数KB1〜KB10を用い、図14のステップ202〜212で算出した補正後セル基材温度TH1〜TH10にそれぞれ乗じて積算した値を代表温度Trefとする。
ステップ703において、PM堆積量が少ない場合の代表温度Trefを算出する。PM堆積量MPMが少ない場合は、PM堆積量MPMが多い場合に比べて各セルの重みの差を小さくして、DPF3全体の温度を反映した代表温度Trefを算出する。すなわち、図15(b)に示すセル温度重み係数KA1〜KA10を用い、図14で算出した補正後セル基材温度TH1〜TH10にそれぞれ乗じて積算した値を代表温度Trefとする。
図11のステップ800では、再生目標温度THTRGを算出する。ここでは、DPF3後部の温度が高いほど、再生目標温度THTRGをTHTRGを低くして、過昇温に対する安全性を高める。この処理の詳細を図16に示す。図16のステップ801では、ベース再生目標温度THTRGBASEを算出する。ステップ802では、補正後セル温度TH7〜TH10の最高値を、DPF3後部最高温度THREARMAXとする。次いで、ステップ803で、ベース再生目標温度THTRGBASEとDPF3後部最高温度THREARMAXとの偏差ΔTHTRGを算出する。続くステップ804で、この偏差ΔTHTRGを予め設定した所定値と比較し、偏差ΔTHTRGが所定値を上回るならば、ステップ805に進み、再生目標温度を低くする。偏差ΔTHTRGが所定値以下ならばステップ806に進む。
ステップ805では、再生目標温度THTRGを以下の式(1)により算出する。
THTRG=THTRGBASE−ΔTHTRG・・・(1)
ステップ806では、再生目標温度THTRGを以下の式(2)により算出する。
THTRG=THTRGBASE・・・(2)
図11のステップ900では、ステップ700で算出した代表温度Trefがステップ800で算出した再生目標温度THTRG近傍に維持されるように、昇温操作を行う。昇温操作は、例えばポスト噴射により排気中の未燃HCを増量して、HCの触媒反応熱によってDPF3を昇温する。この場合は、再生目標温度THTRGと代表温度Trefの偏差に応じて、偏差が大きいほどポスト噴射量の補正量を増やすことで、代表温度Trefを再生目標温度THTRG近傍に維持する。
ステップ1000では、MPMを再生停止PM堆積量MPMLと比較する。MPMが再生停止PM堆積量MPMLを下回る場合は、ステップ1100に進み、XRGNをOFFとして再生を停止する。
本発明を適用した内燃機関の排気浄化装置のシステム構成図である。 DPF内部に複数の温度推定点を設定することを示す図である。 (a)は過昇温発生時のDPF温度変化タイムチャートであり、(b)はDPFガス流れ方向の温度分布と本発明方法による推定結果および従来の温度推定手法の推定結果を比較して示す図である。 (a)、(b)はDPFを複数のセルに分割して、セル毎に熱収支を考慮して温度を推定することを示す模式図である。 温度差が大きい場合はセル分割数が多いほど推定精度が向上することを示す模式図である。 DPFが高温になるほどPMの燃焼速度が指数関数的に増加することを示す図である。 排気温センサにより検出した実測温度による各温度推定点の補正方法を示す図である。 DPF内部で発生した熱量が各部位で一定であってもDPF後端ほど高温になることを示す図である。 PM堆積量が多いほどPM燃焼速度が速くなることを示す図である。 DPF内部の複数点で温度を推定し、その最高温度を所定の目標温度に制御することで、DPF全域で過昇温を防ぐことができることを示す図である。 本発明実施形態におけるECUの再生制御の基本動作を示すフローチャートである。 セル熱収支を計算するためのフローチャートである。 セル熱収支モデル図である。 (a)は温度推定値を補正するためのフローチャートであり、(b)はセル基材温度を補正するための補正係数例を示す図である。 (a)は代表温度を算出するためのフローチャートであり、(b)は代表温度の算出に用いるセル温度重み係数例を示す図である。 再生目標温度を算出するためのフローチャートである。
符号の説明
1 ディーゼルエンジン(内燃機関)
2 排気通路
2a、2b 排気管
3 DPF(パティキュレートフィルタ)
4 吸気管
41 エアフローメータ
42 吸気絞り弁
51、52 排気温センサ51、52
6 ECU(最高温度推定手段、温度制御手段、代表温度算出手段、昇温制御手段、 パティキュレート堆積量推定手段)
7 EGRバルブ7
71 EGR配管71
8 差圧センサ

Claims (13)

  1. 内燃機関の排気通路途中に、排ガス中のパティキュレートを捕集するパティキュレートフィルタを設置した内燃機関の排気浄化装置において、
    上記パティキュレートフィルタに複数の温度推定点を設定し、これら複数の温度推定点における温度推定値から上記パティキュレートフィルタの最高温度を推定する最高温度推定手段と、
    上記最高温度推定手段にて推定される最高温度が所定の温度を超えないように、上記パティキュレートフィルタの温度を制御する温度制御手段を設け
    上記最高温度推定手段は、上記パティキュレートフィルタに流入する排ガス情報と、上記パティキュレートフィルタの内部情報と、上記パティキュレートフィルタのパティキュレート堆積量情報とを基に各温度推定点の温度を推定するものであり、
    上記排ガス情報は、上記パティキュレートフィルタへ流入するガス量と温度、または上記パティキュレートフィルタへ流入するHC量、またはこれらの両方であり、
    上記パティキュレートフィルタの内部情報は、上記パティキュレートフィルタの各温度推定点における温度推定値の前回値、または各温度推定点近傍のHC量、またはこれらの両方であり、
    上記パティキュレートフィルタのパティキュレート堆積量情報は、上記パティキュレートフィルタの各温度推定点近傍のパティキュレート堆積量であることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 上記最高温度推定手段は、上記複数の温度推定点における複数の温度推定値から得られる上記パティキュレートフィルタ内部の温度分布情報を基に、上記パティキュレートフィルタの最高温度を推定する請求項1記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 上記パティキュレートフィルタ前後差圧情報とガス流量を基に上記パティキュレートフィルタに堆積したパティキュレート量を推定するパティキュレート量推定手段を備え、
    上記最高温度推定手段は、上記パティキュレートフィルタのパティキュレート堆積量情報を、上記パティキュレート量推定手段にて得られた各温度推定点近傍のパティキュレート堆積量の前回値とする請求項2記載の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 上記パティキュレート量推定手段は、上記パティキュレートフィルタ内部の温度分布情報の前回値を用いて上記ガス流量を補正するとともに、温度推定点毎のパティキュレート減少量を算出し、該パティキュレート減少量と補正されたガス流量を用いて算出されたパティキュレート量に基づいて、各温度推定点近傍のパティキュレート堆積量の今回値を算出する請求項3記載の内燃機関の排気浄化装置。
  5. 上記最高温度推定手段は、上記パティキュレートフィルタの各温度推定点を含む領域におけるガスとの熱伝達と、上記領域内部のパティキュレート燃焼と、上記領域内部のHC燃焼と、上記領域間の熱伝導のうち少なくとも1つによる熱収支を計算して各温度推定点の温度推定値を算出する請求項1ないし4のいずれか記載の内燃機関の排気浄化装置。
  6. 上記ガスとの熱伝達は、上記パティキュレートフィルタ基材温度とガス温度が等しくなる熱伝達率を用いて計算する請求項5記載の内燃機関の排気浄化装置。
  7. 上記パティキュレートフィルタは、少なくともガス流れ方向に複数の温度推定点を持つ請求項1ないし6のいずれか記載の内燃機関の排気浄化装置。
  8. 上記パティキュレートフィルタの温度推定点は、ガス流れ方向の中央部から後端部側の数よりも中央部から前端部側の数を多くする請求項7記載の内燃機関の排気浄化装置。
  9. 上記最高温度推定手段は、上記パティキュレートフィルタの入ガス温度と出ガス温度の少なくとも1つの温度検出値に基づいて、複数の温度推定点の温度推定値を補正する請求項1ないし8のいずれか記載の内燃機関の排気浄化装置。
  10. 上記パティキュレートフィルタの各温度推定点の温度推定値を基にした代表温度算出手段と、
    上記代表温度算出手段にて算出される代表温度が所望の再生目標温度となるように、昇温量を制御する昇温制御手段とを備える請求項1ないし9のいずれか記載の内燃機関の排気浄化装置。
  11. 上記代表温度算出手段は、上記パティキュレートフィルタの各温度推定点の温度推定値を線形1次結合して代表温度として算出する請求項10記載の内燃機関の排気浄化装置。
  12. 上記代表温度算出手段は、上記パティキュレートフィルタの各温度推定点の温度推定値の最高温度を代表温度として算出する請求項10記載の内燃機関の排気浄化装置。
  13. 上記昇温制御手段は、上記パティキュレートフィルタの各温度推定点の温度推定値を基に、上記パティキュレートフィルタ後部の温度が高いほど再生目標温度を低くする請求項1ないし12のいずれか記載の内燃機関の排気浄化装置。
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